JP3470624B2 - 耐水性インク組成物 - Google Patents
耐水性インク組成物Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性インクを用い
た記録方法、とりわけインクジェット記録法に好適に用
いることができるインク組成物であって、被記録材に印
字乾燥後、水や汚水に曝されても印字画像が全く乱れる
ことがなく、色調安定性にも優れた耐水性インク組成物
に関する。
た記録方法、とりわけインクジェット記録法に好適に用
いることができるインク組成物であって、被記録材に印
字乾燥後、水や汚水に曝されても印字画像が全く乱れる
ことがなく、色調安定性にも優れた耐水性インク組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、インクジェット記録方法としては種々のインク(記
録液)吐出方式が採用されており、例えば静電気吸引方
式、圧電素子を用いて記録液に機械的振動又は変異を与
える方式、記録液を加熱して発泡させ、その圧力を利用
する方式等により、インクの小滴を発生させ、それらの
一部又は全部を紙などの被記録材に付着させる記録方法
であり、騒音の発生が少なく、高速印字や多色印字が可
能な記録法として注目されている。
り、インクジェット記録方法としては種々のインク(記
録液)吐出方式が採用されており、例えば静電気吸引方
式、圧電素子を用いて記録液に機械的振動又は変異を与
える方式、記録液を加熱して発泡させ、その圧力を利用
する方式等により、インクの小滴を発生させ、それらの
一部又は全部を紙などの被記録材に付着させる記録方法
であり、騒音の発生が少なく、高速印字や多色印字が可
能な記録法として注目されている。
【0003】ところで、一般にインクジェット記録方法
に使用されるインクとしては、安全性、記録特性の面か
ら主に水を主成分とするものが使用され、ノズルの目詰
まり防止及び吐出安定性の向上のため多価アルコール等
が添加されている。
に使用されるインクとしては、安全性、記録特性の面か
ら主に水を主成分とするものが使用され、ノズルの目詰
まり防止及び吐出安定性の向上のため多価アルコール等
が添加されている。
【0004】しかし、インク記録装置等の性能の向上と
普及に伴い、インク剤に対してもより高い特性の向上が
要求されつつある。その中でも特に要求されている特性
として耐水性がある。最近では一般事務、家庭用として
インクジェットプリンターの普及も目覚ましいものがあ
るが、このような環境では印刷物が水やコーヒー、ジュ
ースなどの飲料水、汚水などに触れる機会が多くなって
しまうため、耐水性がどうしても必要となる。
普及に伴い、インク剤に対してもより高い特性の向上が
要求されつつある。その中でも特に要求されている特性
として耐水性がある。最近では一般事務、家庭用として
インクジェットプリンターの普及も目覚ましいものがあ
るが、このような環境では印刷物が水やコーヒー、ジュ
ースなどの飲料水、汚水などに触れる機会が多くなって
しまうため、耐水性がどうしても必要となる。
【0005】そこで、耐水性に優れる顔料系インクを用
いる試みがなされているが、顔料系は染料系に比べる
と、印字画像の発色性が良くないという大きな問題点が
ある。
いる試みがなされているが、顔料系は染料系に比べる
と、印字画像の発色性が良くないという大きな問題点が
ある。
【0006】また、現在市販されている発色性のよい水
溶性染料系インクには耐水性がほとんどなく、水などに
触れると印字画像が色のにじみなどによりおかしくなる
場合がほとんどである。これは、染料自体が水溶性であ
るということ、また吐出安定性の向上のため添加されて
いる多価アルコールも水溶性であるため、印字画像が水
に触れた場合、それらの成分が水を呼び込むため、どう
しても画像が乱れてしまう。
溶性染料系インクには耐水性がほとんどなく、水などに
触れると印字画像が色のにじみなどによりおかしくなる
場合がほとんどである。これは、染料自体が水溶性であ
るということ、また吐出安定性の向上のため添加されて
いる多価アルコールも水溶性であるため、印字画像が水
に触れた場合、それらの成分が水を呼び込むため、どう
しても画像が乱れてしまう。
【0007】そこで、耐水性をもたせるために多価アル
コール成分をなくすと、吐出安定性が悪くなってしま
う。また、染料自体に反応性をもたせ、基材と結合させ
ようとする試みが「色材,67〔6〕,356−361
(1994)」に報告されている。これは染料自体にア
ルコキシシリル基を導入し、反応性をもたせたものであ
る。しかし、水溶性染料には、一般的に水溶性を発現さ
せるため、−SO3Na基、−NH2基、−CN基などの
極性基が導入されており、この極性基とアルコキシシリ
ル基とが反応してしまうため、アルコキシシリル基を導
入できないという不利がある。また、このようなものは
水溶液中では安定ではない。更に、この方法ではコスト
的に不利である。
コール成分をなくすと、吐出安定性が悪くなってしま
う。また、染料自体に反応性をもたせ、基材と結合させ
ようとする試みが「色材,67〔6〕,356−361
(1994)」に報告されている。これは染料自体にア
ルコキシシリル基を導入し、反応性をもたせたものであ
る。しかし、水溶性染料には、一般的に水溶性を発現さ
せるため、−SO3Na基、−NH2基、−CN基などの
極性基が導入されており、この極性基とアルコキシシリ
ル基とが反応してしまうため、アルコキシシリル基を導
入できないという不利がある。また、このようなものは
水溶液中では安定ではない。更に、この方法ではコスト
的に不利である。
【0008】また、「色材,66
〔9〕,517−52
2(1993)」には、テトラエトキシシラン又はメチ
ルトリエトキシシランに染料を添加し、ゾル液を調製
し、それをガラス基材に処理し、染料を固定化する方法
が報告されているが、このようなゾル液を一般的に塩基
性を示す水性インクに添加すると、添加した途端にゲル
化してしまい、水性インクには使用できないという不都
合があった。
2(1993)」には、テトラエトキシシラン又はメチ
ルトリエトキシシランに染料を添加し、ゾル液を調製
し、それをガラス基材に処理し、染料を固定化する方法
が報告されているが、このようなゾル液を一般的に塩基
性を示す水性インクに添加すると、添加した途端にゲル
化してしまい、水性インクには使用できないという不都
合があった。
【0009】一方、一般的に耐水性付与添加剤としてよ
く使用されるものにシリコーン化合物があり、溶剤系で
は優れた耐水性を付与することができるが、一般的に水
中で安定なものはあまりなく、あっても弱酸性下でやや
安定性がある程度であり、系がアルカリ性に傾くと安定
性を失ってしまうものがほとんどである。水溶性染料は
一般的にアルカリ性を示すものが多々あるので、このよ
うな系には使用できない。
く使用されるものにシリコーン化合物があり、溶剤系で
は優れた耐水性を付与することができるが、一般的に水
中で安定なものはあまりなく、あっても弱酸性下でやや
安定性がある程度であり、系がアルカリ性に傾くと安定
性を失ってしまうものがほとんどである。水溶性染料は
一般的にアルカリ性を示すものが多々あるので、このよ
うな系には使用できない。
【0010】更に、最近では、このような染料に耐水性
をもたせるため、水溶性のポリアミン類を用いる場合が
多々見受けられるが、ポリアミン類のアミノ基、特に1
級アミノ基の反応性、塩基性により、染料中のアゾ基が
分解するのか色変化が激しく起こり、色調が変わってし
まうという問題点もあった。
をもたせるため、水溶性のポリアミン類を用いる場合が
多々見受けられるが、ポリアミン類のアミノ基、特に1
級アミノ基の反応性、塩基性により、染料中のアゾ基が
分解するのか色変化が激しく起こり、色調が変わってし
まうという問題点もあった。
【0011】特開平6−279678号公報には、水系
表面処理組成物が開示されている。これはアミノトリア
ルコキシシランとそのアミノ基と反応する有機化合物を
反応させ、加水分解させたもの、あるいはそれとテトラ
アルコキシシランのような有機金属化合物を更に反応さ
せたものを主成分とする水溶液処理剤である。これは、
ある程度アミノ基がブロックされているため、色調変化
は少ないが、ポリジグリシジル化合物類をブロック剤と
して使用しているため、ゲル化しやすいなど、液自身の
安定性が悪い場合がある。更にこの方法では、安定剤と
して陰イオン界面活性剤を加えているため、耐水性が悪
化する場合もある。また、この液はアルカリ性領域では
不安定であるため、水溶性インク組成物への添加剤とし
ては好適に使用できないという問題点があった。
表面処理組成物が開示されている。これはアミノトリア
ルコキシシランとそのアミノ基と反応する有機化合物を
反応させ、加水分解させたもの、あるいはそれとテトラ
アルコキシシランのような有機金属化合物を更に反応さ
せたものを主成分とする水溶液処理剤である。これは、
ある程度アミノ基がブロックされているため、色調変化
は少ないが、ポリジグリシジル化合物類をブロック剤と
して使用しているため、ゲル化しやすいなど、液自身の
安定性が悪い場合がある。更にこの方法では、安定剤と
して陰イオン界面活性剤を加えているため、耐水性が悪
化する場合もある。また、この液はアルカリ性領域では
不安定であるため、水溶性インク組成物への添加剤とし
ては好適に使用できないという問題点があった。
【0012】また、本出願人は、特開平10−2124
39号公報において、本発明に使用される(A)成分と
(B)成分とを加水分解した有機ケイ素化合物を配合し
た耐水性インク組成物を提案しているが、マゼンタイン
ク及びブラックインクを用いた場合、比較的高い温度で
の安定性が不十分であるという問題があった。
39号公報において、本発明に使用される(A)成分と
(B)成分とを加水分解した有機ケイ素化合物を配合し
た耐水性インク組成物を提案しているが、マゼンタイン
ク及びブラックインクを用いた場合、比較的高い温度で
の安定性が不十分であるという問題があった。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、水性インクを用いた記録方法(とりわけインクジ
ェット記録方法)に好適に用いられるインク組成物であ
って、そのインクにより印字された印字画像が水により
全く冒されない耐水性に優れたインク組成物であり、か
つ色調安定性にも優れた耐水性インク組成物を提供する
ことを目的とする。
あり、水性インクを用いた記録方法(とりわけインクジ
ェット記録方法)に好適に用いられるインク組成物であ
って、そのインクにより印字された印字画像が水により
全く冒されない耐水性に優れたインク組成物であり、か
つ色調安定性にも優れた耐水性インク組成物を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、(1)水溶性染料化合物及び/又は有機顔料化合
物、(2)(A)下記一般式(a) YR1 mSiR2 3-m …(a) 〔式中、R1は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R2は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、Yはアミノ基含有有機基であり、mは0又は
1である。〕で表されるアミノ基含有有機基を含有する
加水分解性シランと、その含有アミノ基1モルに対し
0.01〜20モルの下記一般式(b) CH2=CR3−COOR4 …(b) 〔式中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子、
水酸基又はカルボニル基を有してもよい置換又は非置換
の一価炭化水素基、−R5−SiR1 aR2 3-a(式中、
R1,R2は上記と同じ、R5は二価炭化水素基、aは0
又は1である。)で示される基、又は−(CH2CHR3
O)bR6(式中、R3は上記と同じ、R6は水素原子又は
置換又は非置換の一価炭化水素基、bは1〜50の整数
である。)で示される基である。〕で示されるアクリル
酸系又はアクリル酸エステル系化合物を付加反応させた
加水分解性シラン又はその部分加水分解物100重量部
と、(B)下記一般式(c) R7 nSiR8 4-n …(c) 〔式中、R7は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R8は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、nは0,1又は2である。〕で表される加水
分解性シラン又はその部分加水分解物5〜200重量部
とを加水分解することによって得られた有機ケイ素化合
物、及び、(3)水を特定の割合で配合することによっ
て得られるインク組成物が、水性インクを用いた記録方
法(特にインクジェット記録方法)に好適に使用し得、
インクにより印字された印字画像が水分に全く冒され
ず、優れた耐水性を示す上、アミノ基の悪影響により色
調が変化することもなくなり、色調安定性に優れること
を知見し、本発明をなすに至った。
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、(1)水溶性染料化合物及び/又は有機顔料化合
物、(2)(A)下記一般式(a) YR1 mSiR2 3-m …(a) 〔式中、R1は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R2は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、Yはアミノ基含有有機基であり、mは0又は
1である。〕で表されるアミノ基含有有機基を含有する
加水分解性シランと、その含有アミノ基1モルに対し
0.01〜20モルの下記一般式(b) CH2=CR3−COOR4 …(b) 〔式中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子、
水酸基又はカルボニル基を有してもよい置換又は非置換
の一価炭化水素基、−R5−SiR1 aR2 3-a(式中、
R1,R2は上記と同じ、R5は二価炭化水素基、aは0
又は1である。)で示される基、又は−(CH2CHR3
O)bR6(式中、R3は上記と同じ、R6は水素原子又は
置換又は非置換の一価炭化水素基、bは1〜50の整数
である。)で示される基である。〕で示されるアクリル
酸系又はアクリル酸エステル系化合物を付加反応させた
加水分解性シラン又はその部分加水分解物100重量部
と、(B)下記一般式(c) R7 nSiR8 4-n …(c) 〔式中、R7は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R8は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、nは0,1又は2である。〕で表される加水
分解性シラン又はその部分加水分解物5〜200重量部
とを加水分解することによって得られた有機ケイ素化合
物、及び、(3)水を特定の割合で配合することによっ
て得られるインク組成物が、水性インクを用いた記録方
法(特にインクジェット記録方法)に好適に使用し得、
インクにより印字された印字画像が水分に全く冒され
ず、優れた耐水性を示す上、アミノ基の悪影響により色
調が変化することもなくなり、色調安定性に優れること
を知見し、本発明をなすに至った。
【0015】従って、本発明は、(1)水溶性染料化合
物及び/又は有機顔料化合物10重量部、(2)(A)
上記式(a)のアミノ基含有有機基を含有する加水分解
性シランとその含有アミノ基1モルに対し0.01〜2
0モルの式(b)のアクリル酸系又はアクリル酸エステ
ル系化合物を付加反応させた加水分解性シラン又はその
部分加水分解物100重量部と、(B)上記式(c)の
加水分解性シラン又はその部分加水分解物5〜200重
量部とを加水分解することによって得られる有機ケイ素
化合物2〜60重量部、及び(3)水30〜10,00
0重量部を含有してなることを特徴とする耐水性インク
組成物を提供する。
物及び/又は有機顔料化合物10重量部、(2)(A)
上記式(a)のアミノ基含有有機基を含有する加水分解
性シランとその含有アミノ基1モルに対し0.01〜2
0モルの式(b)のアクリル酸系又はアクリル酸エステ
ル系化合物を付加反応させた加水分解性シラン又はその
部分加水分解物100重量部と、(B)上記式(c)の
加水分解性シラン又はその部分加水分解物5〜200重
量部とを加水分解することによって得られる有機ケイ素
化合物2〜60重量部、及び(3)水30〜10,00
0重量部を含有してなることを特徴とする耐水性インク
組成物を提供する。
【0016】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の(1)成分である水溶性染料化合物は、一
般の水溶性インクの染料成分として使用されるものでよ
く、特に制限されるものではないが、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローなどの色を与える公知の色素成
分として用いられるものを好適に使用することができ、
具体的には、Acid Yellow23,Acid
Yellow79,Direct Yellow86等
のイエロー染料、Acid Red14,AcidRe
d52,Acid Red87,Acid Red9
2,Acid Red289,Reactive Re
d4等のマゼンタ染料、Acid Blue9,Aci
d Blue92,Acid Blue87,Dire
ct Blue86,Reactive Blue15
等のシアン染料、Acid Black2,Direc
t Black22,Direct Black15
4,Food Black2等のブラック染料などが挙
げられる。
と、本発明の(1)成分である水溶性染料化合物は、一
般の水溶性インクの染料成分として使用されるものでよ
く、特に制限されるものではないが、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローなどの色を与える公知の色素成
分として用いられるものを好適に使用することができ、
具体的には、Acid Yellow23,Acid
Yellow79,Direct Yellow86等
のイエロー染料、Acid Red14,AcidRe
d52,Acid Red87,Acid Red9
2,Acid Red289,Reactive Re
d4等のマゼンタ染料、Acid Blue9,Aci
d Blue92,Acid Blue87,Dire
ct Blue86,Reactive Blue15
等のシアン染料、Acid Black2,Direc
t Black22,Direct Black15
4,Food Black2等のブラック染料などが挙
げられる。
【0017】なお、このような染料は、一般的に水溶性
を発現させるためにスルホン酸ナトリウムで修飾され、
それを水に溶解させるとアルカリ性を示すものがほとん
どであるが、そのようなものでも好適に使用し得る。
を発現させるためにスルホン酸ナトリウムで修飾され、
それを水に溶解させるとアルカリ性を示すものがほとん
どであるが、そのようなものでも好適に使用し得る。
【0018】また、有機顔料としては、アニリンブラッ
ク、ファーストイエロー、ジスアゾイエロー、パーマネ
ントオレンジ、リゾールレッド、レーキレッドC、パー
マネントレッド2B、ブリリアントカーミン6B、カー
ミン3B、コバルトバイオレット、メチルバイオレット
レーキ、フタロシアニンブルー、ファーストスカイブル
ー、フタロシアニングリーンなどが挙げられる。
ク、ファーストイエロー、ジスアゾイエロー、パーマネ
ントオレンジ、リゾールレッド、レーキレッドC、パー
マネントレッド2B、ブリリアントカーミン6B、カー
ミン3B、コバルトバイオレット、メチルバイオレット
レーキ、フタロシアニンブルー、ファーストスカイブル
ー、フタロシアニングリーンなどが挙げられる。
【0019】次に、本発明の(2)成分として使用する
有機ケイ素化合物は、本発明のインク組成物に耐水性を
付与する成分であり、この成分は、驚くべきことに、水
溶液に容易に溶解し、更にはアルカリ性水溶液において
も高安定性のものである。更には、染料中のアゾ基など
の発色基を冒すことがないので、長期にわたって色調変
化がほとんどない。
有機ケイ素化合物は、本発明のインク組成物に耐水性を
付与する成分であり、この成分は、驚くべきことに、水
溶液に容易に溶解し、更にはアルカリ性水溶液において
も高安定性のものである。更には、染料中のアゾ基など
の発色基を冒すことがないので、長期にわたって色調変
化がほとんどない。
【0020】この有機ケイ素化合物は、下記(A)成分
の加水分解性シラン又はその部分加水分解物100重量
部と下記(B)成分の加水分解性シラン又はその部分加
水分解物5〜200重量部とを加水分解することによっ
て得られたものである。
の加水分解性シラン又はその部分加水分解物100重量
部と下記(B)成分の加水分解性シラン又はその部分加
水分解物5〜200重量部とを加水分解することによっ
て得られたものである。
【0021】(A)成分:下記一般式(a)
YR1 mSiR2 3-m …(a)
〔式中、R1は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R2は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、Yはアミノ基含有有機基であり、mは0又は
1である。〕で表されるアミノ基含有有機基を含有する
加水分解性シランと、その含有アミノ基1モルに対し
0.01〜20モルの下記一般式(b) CH2=CR3−COOR4 …(b) 〔式中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子、
水酸基又はカルボニル基を有してもよい置換又は非置換
の一価炭化水素基、−R5−SiR1 aR2 3-a(式中、
R1,R2は上記と同じ、R5は二価炭化水素基、aは0
又は1である。)で示される基、又は−(CH2CHR3
O)bR6(式中、R3は上記と同じ、R6は水素原子又は
置換又は非置換の一価炭化水素基、bは1〜50の整数
である。)で示される基である。〕で示されるアクリル
酸系又はアクリル酸エステル系化合物を付加反応させた
加水分解性シラン又はその部分加水分解物(B)成分:
下記一般式(c) R7 nSiR8 4-n …(c) 〔式中、R7は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R8は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、nは0,1又は2である。〕で表される加水
分解性シラン又はその部分加水分解物
化水素基、R2は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、Yはアミノ基含有有機基であり、mは0又は
1である。〕で表されるアミノ基含有有機基を含有する
加水分解性シランと、その含有アミノ基1モルに対し
0.01〜20モルの下記一般式(b) CH2=CR3−COOR4 …(b) 〔式中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子、
水酸基又はカルボニル基を有してもよい置換又は非置換
の一価炭化水素基、−R5−SiR1 aR2 3-a(式中、
R1,R2は上記と同じ、R5は二価炭化水素基、aは0
又は1である。)で示される基、又は−(CH2CHR3
O)bR6(式中、R3は上記と同じ、R6は水素原子又は
置換又は非置換の一価炭化水素基、bは1〜50の整数
である。)で示される基である。〕で示されるアクリル
酸系又はアクリル酸エステル系化合物を付加反応させた
加水分解性シラン又はその部分加水分解物(B)成分:
下記一般式(c) R7 nSiR8 4-n …(c) 〔式中、R7は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R8は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、nは0,1又は2である。〕で表される加水
分解性シラン又はその部分加水分解物
【0022】ここで、(A)成分は、系を水溶性にする
ために用いられる成分であり、目的とする有機ケイ素化
合物に水溶性を付与するためのものである。
ために用いられる成分であり、目的とする有機ケイ素化
合物に水溶性を付与するためのものである。
【0023】上記一般式(a)中、R1は炭素数1〜8
の置換又は非置換の一価炭化水素基であり、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基などの非
置換一価炭化水素基や、これらの基の水素原子の一部又
は全部をハロゲン原子などで置換した、例えばハロゲン
化アルキル基などの置換一価炭化水素基が挙げられる
が、具体的には、−CH3、−CH2CH3、−CH2CH
2CH3、−CH(CH3)2、−CH2CH2CH2CH3、
−CH(CH3)CH2CH3、−CH2CH(CH3)C
H3、−C(CH3)3、−C6H5、−C6H13などが例示
される。
の置換又は非置換の一価炭化水素基であり、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基などの非
置換一価炭化水素基や、これらの基の水素原子の一部又
は全部をハロゲン原子などで置換した、例えばハロゲン
化アルキル基などの置換一価炭化水素基が挙げられる
が、具体的には、−CH3、−CH2CH3、−CH2CH
2CH3、−CH(CH3)2、−CH2CH2CH2CH3、
−CH(CH3)CH2CH3、−CH2CH(CH3)C
H3、−C(CH3)3、−C6H5、−C6H13などが例示
される。
【0024】また、R2は炭素数1〜4のアルコキシ基
又はアシロキシ基であり、具体的には、−OCH3、−
OCH2CH3、−OCH2CH2CH3、−OCH(C
H3)2、−OCH2CH2CH2CH3、−OCH(C
H3)CH2CH3、−OCH2CH(CH3)2、−OC
(CH3)3、−OCOCH3、−OCOCH2CH3など
が例示される。
又はアシロキシ基であり、具体的には、−OCH3、−
OCH2CH3、−OCH2CH2CH3、−OCH(C
H3)2、−OCH2CH2CH2CH3、−OCH(C
H3)CH2CH3、−OCH2CH(CH3)2、−OC
(CH3)3、−OCOCH3、−OCOCH2CH3など
が例示される。
【0025】Yはアミノ基含有有機基であり、例えば下
記式で示されるものを挙げることができる。
記式で示されるものを挙げることができる。
【0026】
【化3】
(式中、R9,R10は水素原子又は炭素数1〜8の一価
炭化水素基で、互いに同一であっても異なっていてもよ
い。R11,R12は炭素数1〜8の二価炭化水素基で、互
いに同一であっても異なっていてもよい。pは0又は1
〜3の整数である。)
炭化水素基で、互いに同一であっても異なっていてもよ
い。R11,R12は炭素数1〜8の二価炭化水素基で、互
いに同一であっても異なっていてもよい。pは0又は1
〜3の整数である。)
【0027】なお、炭素数1〜8の一価炭化水素基は、
R1で説明したものと同様であり、炭素数1〜8の二価
炭化水素基としては、アルキレン基を挙げることができ
る。
R1で説明したものと同様であり、炭素数1〜8の二価
炭化水素基としては、アルキレン基を挙げることができ
る。
【0028】Yとして具体的には、下記式で示されるも
のを挙げることができる。 H2NCH2−、 H(CH3)NCH2−、 H2NCH2CH2−、 H(CH3)NCH2CH2−、 H2NCH2CH2CH2−、 H(CH3)NCH2CH2CH2−、 (CH3)2NCH2CH2CH2−、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2−、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2−、 (CH3)2NCH2CH2NHCH2CH2CH2−、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH
2−、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH
2CH2−
のを挙げることができる。 H2NCH2−、 H(CH3)NCH2−、 H2NCH2CH2−、 H(CH3)NCH2CH2−、 H2NCH2CH2CH2−、 H(CH3)NCH2CH2CH2−、 (CH3)2NCH2CH2CH2−、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2−、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2−、 (CH3)2NCH2CH2NHCH2CH2CH2−、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH
2−、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH
2CH2−
【0029】これらの中で以下のものが好ましい。
H2NCH2CH2CH2−、
H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2−、
H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2−
【0030】上記式(a)のアミノ基含有有機基を含有
する加水分解性シランとしては、下記のものを例示する
ことができる。 H2NCH2Si(OCH3)3、 H2NCH2Si(OCH2CH3)3、 H2NCH2SiCH3(OCH3)2、 H2NCH2SiCH3(OCH2CH3)2、 H2NCH2CH2Si(OCH3)3、 H2NCH2CH2Si(OCH2CH3)3、 H2NCH2CH2SiCH3(OCH3)2、 H2NCH2CH2SiCH3(OCH2CH3)2、 H2NCH2CH2CH2Si(OCH3)3、 H2NCH2CH2CH2Si(OCH2CH3)3、 H2NCH2CH2CH2SiCH3(OCH3)2、 H2NCH2CH2CH2SiCH3(OCH2CH3)2、 H(CH3)NCH2CH2CH2Si(OCH3)3、 H(CH3)NCH2CH2CH2Si(OCH2C
H3)3、 H(CH3)NCH2CH2CH2SiCH3(OC
H3)2、 H(CH3)NCH2CH2CH2SiCH3(OCH2CH
3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(OC
H3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(OCH2C
H3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH3(OC
H3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH3(OC
H2CH3)2、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(O
CH3)3、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(O
CH2CH3)3、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH
3(OCH3)2、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH
3(OCH2CH3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
i(OCH3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
i(OCH2CH3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
iCH3(OCH3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
iCH3(OCH2CH3)2
する加水分解性シランとしては、下記のものを例示する
ことができる。 H2NCH2Si(OCH3)3、 H2NCH2Si(OCH2CH3)3、 H2NCH2SiCH3(OCH3)2、 H2NCH2SiCH3(OCH2CH3)2、 H2NCH2CH2Si(OCH3)3、 H2NCH2CH2Si(OCH2CH3)3、 H2NCH2CH2SiCH3(OCH3)2、 H2NCH2CH2SiCH3(OCH2CH3)2、 H2NCH2CH2CH2Si(OCH3)3、 H2NCH2CH2CH2Si(OCH2CH3)3、 H2NCH2CH2CH2SiCH3(OCH3)2、 H2NCH2CH2CH2SiCH3(OCH2CH3)2、 H(CH3)NCH2CH2CH2Si(OCH3)3、 H(CH3)NCH2CH2CH2Si(OCH2C
H3)3、 H(CH3)NCH2CH2CH2SiCH3(OC
H3)2、 H(CH3)NCH2CH2CH2SiCH3(OCH2CH
3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(OC
H3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(OCH2C
H3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH3(OC
H3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH3(OC
H2CH3)2、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(O
CH3)3、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(O
CH2CH3)3、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH
3(OCH3)2、 H(CH3)NCH2CH2NHCH2CH2CH2SiCH
3(OCH2CH3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
i(OCH3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
i(OCH2CH3)3、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
iCH3(OCH3)2、 H2NCH2CH2NHCH2CH2NHCH2CH2CH2S
iCH3(OCH2CH3)2
【0031】これらの中で特に好ましくは下記に示すも
のである。
のである。
【0032】
【化4】
【0033】一方、上記アミノ基含有有機基を含む加水
分解性シラン(a)と付加反応させるアクリル酸系又は
アクリル酸エステル系化合物は、下記一般式(b)で示
されるものである。
分解性シラン(a)と付加反応させるアクリル酸系又は
アクリル酸エステル系化合物は、下記一般式(b)で示
されるものである。
【0034】
CH2=CR3−COOR4 …(b)
式中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子、水
酸基又はカルボニル基を有してもよい置換又は非置換の
一価炭化水素基、−R5−SiR1 aR2 3-a(式中、R1,
R2は上記と同じ、R5は二価炭化水素基、aは0又は1
である。)で示される基、又は−(CH2CHR3O)b
R6(式中、R3は上記と同じ、R6は水素原子又は置換
又は非置換の一価炭化水素基、bは1〜50の整数であ
る。)で示される基である。
酸基又はカルボニル基を有してもよい置換又は非置換の
一価炭化水素基、−R5−SiR1 aR2 3-a(式中、R1,
R2は上記と同じ、R5は二価炭化水素基、aは0又は1
である。)で示される基、又は−(CH2CHR3O)b
R6(式中、R3は上記と同じ、R6は水素原子又は置換
又は非置換の一価炭化水素基、bは1〜50の整数であ
る。)で示される基である。
【0035】ここで、R4の置換又は非置換の一価炭化
水素基として、炭素数1〜20、特に1〜18のものが
好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ラウリル基、
ステアリル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基、プ
ロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル
基、フェニル基等のアリール基、ベンジル基等のアラル
キル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部がハロ
ゲン原子、水酸基などで置換された一価炭化水素基、例
えばハロゲン化アルキル基、ヒドロキシアルキル基など
が挙げられ、これらはカルボニル基(C=O)が介在し
ていてもよい。
水素基として、炭素数1〜20、特に1〜18のものが
好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ラウリル基、
ステアリル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基、プ
ロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル
基、フェニル基等のアリール基、ベンジル基等のアラル
キル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部がハロ
ゲン原子、水酸基などで置換された一価炭化水素基、例
えばハロゲン化アルキル基、ヒドロキシアルキル基など
が挙げられ、これらはカルボニル基(C=O)が介在し
ていてもよい。
【0036】また、R5の二価炭化水素基としては、炭
素数1〜6のものが好ましく、特にアルキレン基が好ま
しい。
素数1〜6のものが好ましく、特にアルキレン基が好ま
しい。
【0037】R6の置換又は非置換一価炭化水素基とし
ては、炭素数1〜8のアルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、アラルキル基や、これらの基の水素原子の一部
又は全部がハロゲン原子、水酸基などで置換された基を
挙げることができる。
ては、炭素数1〜8のアルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、アラルキル基や、これらの基の水素原子の一部
又は全部がハロゲン原子、水酸基などで置換された基を
挙げることができる。
【0038】アクリル酸系又はアクリル酸エステル系化
合物の例としては、アクリル酸又はメタクリル酸及びそ
れらのエステルが挙げられ、メタクリル酸エステルとし
ては、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレー
ト、プロピルメタアクリレート、ブチルメタアクリレー
ト、ヘキシルメタアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タアクリレート、ラウリルメタアクリレート、ステアリ
ルメタアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタアクリ
レート、3−ヒドロキシプロピルメタアクリレートなど
が例示される。アクリル酸エステルとしては、メタクリ
ル酸エステルの具体例と同様のエステルが例示される。
合物の例としては、アクリル酸又はメタクリル酸及びそ
れらのエステルが挙げられ、メタクリル酸エステルとし
ては、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレー
ト、プロピルメタアクリレート、ブチルメタアクリレー
ト、ヘキシルメタアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タアクリレート、ラウリルメタアクリレート、ステアリ
ルメタアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタアクリ
レート、3−ヒドロキシプロピルメタアクリレートなど
が例示される。アクリル酸エステルとしては、メタクリ
ル酸エステルの具体例と同様のエステルが例示される。
【0039】また、
CH2=CR3−COO−R5−SiR1 aR2 3-a
で示される化合物の具体例としては、下記のものが例示
される。
される。
【0040】
【化5】
【0041】更に、
CH2=CR3−COO(CH2CHR3O)bR6
で示される化合物の具体例としては、下記のものが例示
される。
される。
【0042】CH2=CHCOO(C2H4O)3H、
CH2=C(CH3)COO(C2H4O)19H、
CH2=C(CH3)COO(C3H6O)5H、
CH2=C(CH3)COO(C3H6O)19H、
CH2=CHCOO(C2H4O)5(C3H6O)5CH3
【0043】上記アクリル酸系又はアクリル酸エステル
系化合物としては、特に下記のものが好ましい。
系化合物としては、特に下記のものが好ましい。
【0044】
【化6】
【0045】なお、これら化合物のアミノ基含有有機基
を含む加水分解性シランに対する添加量は、このアミノ
基含有有機基を含む加水分解性シランに含まれる窒素原
子1個に対し、アクリル酸系又はアクリル酸エステル系
の化合物が0.01〜20モル量、好ましくは0.1〜
10モル量となる範囲とすればよい。アクリル酸系又は
アクリル酸エステル系化合物の量が0.01モル量より
少ないと、色調安定性が悪くなる場合がある。また、そ
の量が20モル量より多いと、コスト的に不利になった
り、保存安定性が悪くなる場合がある。
を含む加水分解性シランに対する添加量は、このアミノ
基含有有機基を含む加水分解性シランに含まれる窒素原
子1個に対し、アクリル酸系又はアクリル酸エステル系
の化合物が0.01〜20モル量、好ましくは0.1〜
10モル量となる範囲とすればよい。アクリル酸系又は
アクリル酸エステル系化合物の量が0.01モル量より
少ないと、色調安定性が悪くなる場合がある。また、そ
の量が20モル量より多いと、コスト的に不利になった
り、保存安定性が悪くなる場合がある。
【0046】本発明の(A)成分は、上記アミノ基含有
有機基を含む加水分解性シランとアクリル酸系又はアク
リル酸エステル系化合物の所定量を混合し、加熱反応を
行わせることにより、次式のように容易に付加反応す
る。
有機基を含む加水分解性シランとアクリル酸系又はアク
リル酸エステル系化合物の所定量を混合し、加熱反応を
行わせることにより、次式のように容易に付加反応す
る。
【0047】
【化7】
【0048】このように、特に色調に大きく悪影響を及
ぼす第1級アミノを封鎖することにより、色調安定性に
優れたものとなる。このとき、アミノ基による水溶性も
低下する場合は、水酸基含有のアクリル酸系又はアクリ
ル酸エステル系化合物を用いたり、オキシアルキレン基
含有アクリル酸系又はアクリル酸エステル系化合物を使
用して水溶性を補い、水溶性の低下を少なくすればよ
い。
ぼす第1級アミノを封鎖することにより、色調安定性に
優れたものとなる。このとき、アミノ基による水溶性も
低下する場合は、水酸基含有のアクリル酸系又はアクリ
ル酸エステル系化合物を用いたり、オキシアルキレン基
含有アクリル酸系又はアクリル酸エステル系化合物を使
用して水溶性を補い、水溶性の低下を少なくすればよ
い。
【0049】この付加反応は、後述する(B)成分の加
水分解性シランと共加水分解する前に(A)成分として
事前に反応を行ってもよいし、上記式(a),(b)で
表される加水分解性シラン及び式(c)で表される加水
分解性シランを同時に共加水分解させながら行ってもよ
いし、また、式(a),(c)の加水分解性シランを先
に共加水分解を行った後に式(b)の加水分解性シラン
を添加して、付加反応を行ってもよい。
水分解性シランと共加水分解する前に(A)成分として
事前に反応を行ってもよいし、上記式(a),(b)で
表される加水分解性シラン及び式(c)で表される加水
分解性シランを同時に共加水分解させながら行ってもよ
いし、また、式(a),(c)の加水分解性シランを先
に共加水分解を行った後に式(b)の加水分解性シラン
を添加して、付加反応を行ってもよい。
【0050】次に、上記(A)成分と混合して用いられ
る(B)成分は、下記一般式(c)で示される加水分解
性シラン又はその部分加水分解物である。
る(B)成分は、下記一般式(c)で示される加水分解
性シラン又はその部分加水分解物である。
【0051】
R7 nSiR8 4-n …(c)
〔式中、R7は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R8は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、nは0,1又は2である。〕
化水素基、R8は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、nは0,1又は2である。〕
【0052】ここで、R7の炭素数1〜8の置換又は非
置換の一価炭化水素基としては、上記R1で説明したも
のと同様である。具体的には下記のものが例示される。 −CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH
(CH3)2、−CH2CH2CH2CH3、−CH(C
H3)CH2CH3、−CH2CH(CH3)CH3、−C
(CH3)3、−C6H5、−C6H13
置換の一価炭化水素基としては、上記R1で説明したも
のと同様である。具体的には下記のものが例示される。 −CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH
(CH3)2、−CH2CH2CH2CH3、−CH(C
H3)CH2CH3、−CH2CH(CH3)CH3、−C
(CH3)3、−C6H5、−C6H13
【0053】また、R8の炭素数1〜4のアルコキシ基
又はアシロキシ基としては、上記R2で説明したものと
同様である。具体的には下記のものが例示される。 −OCH3、−OCH2CH3、−OCH2CH2CH3、−
OCH(CH3)2、−OCH2CH2CH2CH3、−OC
H(CH3)CH2CH3、−OCH2CH(CH3)2、−
OC(CH3)3、−OCOCH3、−OCOCH2CH3
又はアシロキシ基としては、上記R2で説明したものと
同様である。具体的には下記のものが例示される。 −OCH3、−OCH2CH3、−OCH2CH2CH3、−
OCH(CH3)2、−OCH2CH2CH2CH3、−OC
H(CH3)CH2CH3、−OCH2CH(CH3)2、−
OC(CH3)3、−OCOCH3、−OCOCH2CH3
【0054】なお、nは0,1又は2である。
【0055】この式(c)の加水分解性シランとして
は、下記のものを例示することができる。
は、下記のものを例示することができる。
【0056】
【化8】
【0057】これらの中で特に好ましくは、Si(OC
H3)4、Si(OCH2CH3)4、CH3Si(OC
H3)3、CH3Si(OCH2CH3)3、(CH3)2Si
(OCH3)2、(CH3)2Si(OCH2CH3)2、及
びこれらの部分加水分解物である。
H3)4、Si(OCH2CH3)4、CH3Si(OC
H3)3、CH3Si(OCH2CH3)3、(CH3)2Si
(OCH3)2、(CH3)2Si(OCH2CH3)2、及
びこれらの部分加水分解物である。
【0058】(A)成分に(B)成分を混合して用いる
場合、その混合比は、(A)成分100重量部に対し
(B)成分5〜200重量部が好ましい。より好ましく
は(B)成分の量が10〜150重量部である。この量
が200重量部より多いと、アルカリ領域での安定性が
悪化するため好ましくない。
場合、その混合比は、(A)成分100重量部に対し
(B)成分5〜200重量部が好ましい。より好ましく
は(B)成分の量が10〜150重量部である。この量
が200重量部より多いと、アルカリ領域での安定性が
悪化するため好ましくない。
【0059】(2)成分の製造において、溶媒は主とし
て水を使用するが、必要に応じて、水と溶解する有機溶
媒であるアルコール、エステル、ケトン、グリコール類
を水に添加する形で用いることができる。有機溶媒とし
ては、メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロ
ピルアルコール、2−プロピルアルコール等のアルコー
ル類、酢酸メチル、酢酸エチル、アセト酢酸エチル等の
エステル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、グリセリン、ジエチレングリコール等のグリコール
類などを挙げることができる。
て水を使用するが、必要に応じて、水と溶解する有機溶
媒であるアルコール、エステル、ケトン、グリコール類
を水に添加する形で用いることができる。有機溶媒とし
ては、メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロ
ピルアルコール、2−プロピルアルコール等のアルコー
ル類、酢酸メチル、酢酸エチル、アセト酢酸エチル等の
エステル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、グリセリン、ジエチレングリコール等のグリコール
類などを挙げることができる。
【0060】溶媒の量は、原料シラン100重量部に対
して400〜5,000重量部が好ましい。更に好まし
くは1,000〜3,000重量部である。溶媒の量が
400重量部より少ないと反応が進行しすぎ、系が均一
にならない場合がある。また、液の保存安定性も悪くな
る場合がある。5,000重量部より多いと経済的に不
利な場合が生じる。
して400〜5,000重量部が好ましい。更に好まし
くは1,000〜3,000重量部である。溶媒の量が
400重量部より少ないと反応が進行しすぎ、系が均一
にならない場合がある。また、液の保存安定性も悪くな
る場合がある。5,000重量部より多いと経済的に不
利な場合が生じる。
【0061】また、溶媒中の水の量は、水/原料シラン
のモル比率で5〜50が好ましい。このモル比率が5よ
り少ないと加水分解が完全には進行しにくく、液の安定
性が悪化する場合がある。50を超えると経済的に不利
な場合が生じる。
のモル比率で5〜50が好ましい。このモル比率が5よ
り少ないと加水分解が完全には進行しにくく、液の安定
性が悪化する場合がある。50を超えると経済的に不利
な場合が生じる。
【0062】反応方法としては、(i)(A),(B)
混合シランを水中あるいは加水分解に必要である以上の
量の水を含む有機溶剤中に滴下する方法、(ii)
(A),(B)混合シランあるいは有機溶剤含有
(A),(B)混合シラン中に水を滴下する方法、(i
ii)加水分解性シランあるいはその部分加水分解物
(B)を水中あるいは加水分解に必要である以上の量の
水を含む有機溶剤中に滴下し、その後、加水分解性シラ
ン(A)を滴下する方法、(iv)加水分解性シラン
(A)を水中あるいは加水分解に必要である以上の量の
水を含む有機溶剤中に滴下し、その後、加水分解性シラ
ン(B)を滴下する方法などが挙げられるが、耐水性イ
ンク組成物の安定性の点から、特に(i)の反応方法が
好ましい。
混合シランを水中あるいは加水分解に必要である以上の
量の水を含む有機溶剤中に滴下する方法、(ii)
(A),(B)混合シランあるいは有機溶剤含有
(A),(B)混合シラン中に水を滴下する方法、(i
ii)加水分解性シランあるいはその部分加水分解物
(B)を水中あるいは加水分解に必要である以上の量の
水を含む有機溶剤中に滴下し、その後、加水分解性シラ
ン(A)を滴下する方法、(iv)加水分解性シラン
(A)を水中あるいは加水分解に必要である以上の量の
水を含む有機溶剤中に滴下し、その後、加水分解性シラ
ン(B)を滴下する方法などが挙げられるが、耐水性イ
ンク組成物の安定性の点から、特に(i)の反応方法が
好ましい。
【0063】なお、得られた有機ケイ素化合物は水溶液
の形で得られるが、必要に応じて、更に水を加えたり除
去したりして、有機ケイ素化合物100重量部に対して
水10〜2,000重量部の比率に調整することによ
り、(2)成分を形成することができる。
の形で得られるが、必要に応じて、更に水を加えたり除
去したりして、有機ケイ素化合物100重量部に対して
水10〜2,000重量部の比率に調整することによ
り、(2)成分を形成することができる。
【0064】このようにして得られた(2)成分は、水
性インク中での保存安定性が高く、特に(1)成分の染
料により系がアルカリ性領域にある場合においても、安
定に存在することができ、耐水性を付与することが可能
である。更に、染料を変色させることがないので、色調
安定性にも優れている。
性インク中での保存安定性が高く、特に(1)成分の染
料により系がアルカリ性領域にある場合においても、安
定に存在することができ、耐水性を付与することが可能
である。更に、染料を変色させることがないので、色調
安定性にも優れている。
【0065】(2)成分の最適添加量は、(1)成分の
染料の種類により異なるが、通常(2)の有効成分であ
る有機ケイ素化合物の添加量として、(1)成分10重
量部に対して2〜60重量部、特に10〜40重量部と
することが好ましい。なお、添加量が2重量部より少な
いと効果が小さくなり、また60重量部より多いともは
やそれ以上の効果を期待できず、コスト的にも好ましく
ない。
染料の種類により異なるが、通常(2)の有効成分であ
る有機ケイ素化合物の添加量として、(1)成分10重
量部に対して2〜60重量部、特に10〜40重量部と
することが好ましい。なお、添加量が2重量部より少な
いと効果が小さくなり、また60重量部より多いともは
やそれ以上の効果を期待できず、コスト的にも好ましく
ない。
【0066】(3)成分としての水は、この耐水性イン
ク組成物の溶剤である。その量は、(1)成分10重量
部に対して30〜10,000重量部が好ましい。その
量が30重量部よりも少ないと耐水性インク組成物の保
存安定性が悪化するため好ましくない。また、10,0
00重量部より多いと印字したときの画像にならない場
合があるため好ましくない。
ク組成物の溶剤である。その量は、(1)成分10重量
部に対して30〜10,000重量部が好ましい。その
量が30重量部よりも少ないと耐水性インク組成物の保
存安定性が悪化するため好ましくない。また、10,0
00重量部より多いと印字したときの画像にならない場
合があるため好ましくない。
【0067】また、任意成分として保湿剤を加えると、
インクジェット記録方法において、ノズル詰まりを抑制
し、インク吐出安定性を高められる場合がある。好適に
使用できる保湿剤としては、多価アルコールが好まし
い。具体的には、グリセリン、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、低分子量ポリエチレングリコ
ール、ポリビニルアルコールなどがあるが、これらに限
定されるものではない。また、これらを2種あるいはそ
れ以上混合したものを使用してもよい。これらの添加量
は、(1)成分10重量部に対し1〜40重量部、特に
好ましくは5〜30重量部である。この量が1重量部よ
りも少ないとインク吐出安定性が悪くなる場合がある。
また40重量部よりも多いと耐水性が弱くなったり、コ
スト的にも好ましくない場合がある。
インクジェット記録方法において、ノズル詰まりを抑制
し、インク吐出安定性を高められる場合がある。好適に
使用できる保湿剤としては、多価アルコールが好まし
い。具体的には、グリセリン、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、低分子量ポリエチレングリコ
ール、ポリビニルアルコールなどがあるが、これらに限
定されるものではない。また、これらを2種あるいはそ
れ以上混合したものを使用してもよい。これらの添加量
は、(1)成分10重量部に対し1〜40重量部、特に
好ましくは5〜30重量部である。この量が1重量部よ
りも少ないとインク吐出安定性が悪くなる場合がある。
また40重量部よりも多いと耐水性が弱くなったり、コ
スト的にも好ましくない場合がある。
【0068】このようにして得られた耐水性インク組成
物は、印字画像の耐水性に優れるだけでなく、保存及び
色調安定性、インク吐出安定性も高く、更には印字画像
の発色性にも優れているという長所をもつインク組成物
であり、特にインクジェット記録用として有効である。
物は、印字画像の耐水性に優れるだけでなく、保存及び
色調安定性、インク吐出安定性も高く、更には印字画像
の発色性にも優れているという長所をもつインク組成物
であり、特にインクジェット記録用として有効である。
【0069】また、この耐水性インク組成物に更なる性
能を付与するため、安定性などに悪影響を与えない範囲
で、任意成分を適宜添加することができる。この任意成
分としては、諸性能を付与させるため、UV吸収剤、消
泡剤、界面活性剤などを添加してもよい。また、補強用
に各種微粒子化無機酸化物あるいはそのゾル、水溶性ポ
リマーなどを添加してもよい。
能を付与するため、安定性などに悪影響を与えない範囲
で、任意成分を適宜添加することができる。この任意成
分としては、諸性能を付与させるため、UV吸収剤、消
泡剤、界面活性剤などを添加してもよい。また、補強用
に各種微粒子化無機酸化物あるいはそのゾル、水溶性ポ
リマーなどを添加してもよい。
【0070】
【実施例】以下、合成例及び実施例と比較例を示し、本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。
【0071】〔合成例1〕撹拌機、温度計及び冷却器を
備えた200mLの反応器に、(CH3O)3SiCH2
CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)を入れ、撹拌混合しながら90℃に加熱した。そ
こに2−ヒドロキシエチルアクリレート9.3g(0.
08モル)を10分間で滴下した。更に90℃で5時間
撹拌して付加反応を行わせた。その後、10mmHgの
減圧下に80℃で低留分を留去して、加水分解性シラン
(A−1)53.0gを得た。
備えた200mLの反応器に、(CH3O)3SiCH2
CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)を入れ、撹拌混合しながら90℃に加熱した。そ
こに2−ヒドロキシエチルアクリレート9.3g(0.
08モル)を10分間で滴下した。更に90℃で5時間
撹拌して付加反応を行わせた。その後、10mmHgの
減圧下に80℃で低留分を留去して、加水分解性シラン
(A−1)53.0gを得た。
【0072】次に、水211g(11.7モル)を撹拌
機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応器に入
れ、撹拌混合した。ここに上記で合成した加水分解性シ
ラン(A−1)53.0g、((CH3)2CH)2Si
(OCH3)21.76g(0.01モル)及びSi(O
CH3)413.7g(0.09モル)を混合したものを
室温で10分間かけて滴下したところ、25℃から41
℃に内温が上昇した。更にオイルバスにて80℃に加熱
し、そのまま1時間撹拌を行った。次にエステルアダプ
ターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメタノ
ールを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶液2
26gを得た。このものの不揮発分(105℃/3時
間)は18.8%、pHは9.87であった。
機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応器に入
れ、撹拌混合した。ここに上記で合成した加水分解性シ
ラン(A−1)53.0g、((CH3)2CH)2Si
(OCH3)21.76g(0.01モル)及びSi(O
CH3)413.7g(0.09モル)を混合したものを
室温で10分間かけて滴下したところ、25℃から41
℃に内温が上昇した。更にオイルバスにて80℃に加熱
し、そのまま1時間撹拌を行った。次にエステルアダプ
ターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメタノ
ールを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶液2
26gを得た。このものの不揮発分(105℃/3時
間)は18.8%、pHは9.87であった。
【0073】〔合成例2〕水211g(11.7モル)
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、2−ヒドロキシエチルアクリレート9.3g
(0.08モル)、((CH3)2CH)2Si(OC
H3)21.76g(0.01モル)及びSi(OC
H3)413.7g(0.09モル)を混合したものを室
温で10分間かけて滴下したところ、25℃から47℃
に内温が上昇した。更にオイルバスにて80℃に加熱
し、そのまま6時間撹拌を行った。次に、エステルアダ
プターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメタ
ノールを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶液
228gを得た。このものの不揮発分(105℃/3時
間)は18.5%、pHは9.80であった。
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、2−ヒドロキシエチルアクリレート9.3g
(0.08モル)、((CH3)2CH)2Si(OC
H3)21.76g(0.01モル)及びSi(OC
H3)413.7g(0.09モル)を混合したものを室
温で10分間かけて滴下したところ、25℃から47℃
に内温が上昇した。更にオイルバスにて80℃に加熱
し、そのまま6時間撹拌を行った。次に、エステルアダ
プターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメタ
ノールを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶液
228gを得た。このものの不揮発分(105℃/3時
間)は18.5%、pHは9.80であった。
【0074】〔合成例3〕水211g(11.7モル)
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、((CH3)2CH)2Si(OCH3)21.7
6g(0.01モル)及びSi(OCH3)413.7g
(0.09モル)を混合したものを室温で10分間かけ
て滴下したところ、25℃から47℃に内温が上昇し
た。更にオイルバスにて60〜70℃に加熱し、そのま
ま1時間撹拌を行った。次に2−ヒドロキシエチルアク
リレート9.3g(0.08モル)を5分間で滴下し
た。オイルバスにて80℃に加熱し、そのまま6時間撹
拌を行った。その後、エステルアダプターを取り付け、
内温98℃まで上げ、副生したメタノールを除去するこ
とにより、有機ケイ素化合物水溶液235gを得た。こ
のものの不揮発分(105℃/3時間)は18.3%、
pHは9.79であった。
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、((CH3)2CH)2Si(OCH3)21.7
6g(0.01モル)及びSi(OCH3)413.7g
(0.09モル)を混合したものを室温で10分間かけ
て滴下したところ、25℃から47℃に内温が上昇し
た。更にオイルバスにて60〜70℃に加熱し、そのま
ま1時間撹拌を行った。次に2−ヒドロキシエチルアク
リレート9.3g(0.08モル)を5分間で滴下し
た。オイルバスにて80℃に加熱し、そのまま6時間撹
拌を行った。その後、エステルアダプターを取り付け、
内温98℃まで上げ、副生したメタノールを除去するこ
とにより、有機ケイ素化合物水溶液235gを得た。こ
のものの不揮発分(105℃/3時間)は18.3%、
pHは9.79であった。
【0075】〔合成例4〕水211g(11.7モル)
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)及びSi(OCH3)415.2g(0.10モ
ル)を混合したものを室温で10分間かけて滴下したと
ころ、25℃から49℃に内温が上昇した。更にオイル
バスにて60〜70℃に加熱し、そのまま1時間撹拌を
行った。次に、アクリル酸7.2g(0.10モル)を
5分間で滴下した。オイルバスにて80℃に加熱し、そ
のまま6時間撹拌を行った。その後、エステルアダプタ
ーを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメタノー
ルを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶液23
5gを得た。このものの不揮発分(105℃/3時間)
は18.8%、pHは9.51であった。
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)及びSi(OCH3)415.2g(0.10モ
ル)を混合したものを室温で10分間かけて滴下したと
ころ、25℃から49℃に内温が上昇した。更にオイル
バスにて60〜70℃に加熱し、そのまま1時間撹拌を
行った。次に、アクリル酸7.2g(0.10モル)を
5分間で滴下した。オイルバスにて80℃に加熱し、そ
のまま6時間撹拌を行った。その後、エステルアダプタ
ーを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメタノー
ルを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶液23
5gを得た。このものの不揮発分(105℃/3時間)
は18.8%、pHは9.51であった。
【0076】〔合成例5〕水286g(15.9モル)
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、((CH3)2CH)2Si(OCH3)21.7
6g(0.01モル)及びSi(OCH3)413.7g
(0.09モル)を混合したものを室温で10分間かけ
て滴下したところ、25℃から43℃に内温が上昇し
た。更にオイルバスにて60〜70℃に加熱し、そのま
ま1時間撹拌を行った。そこにCH2=CHCOOCH2
CH2CH2Si(OCH3)318.7g(0.08モ
ル)を10分間で滴下した。オイルバスにて80℃に加
熱し、そのまま6時間撹拌を行った。次に、エステルア
ダプターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメ
タノールを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶
液327gを得た。このものの不揮発分(105℃/3
時間)は15.5%、pHは10.10であった。
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、((CH3)2CH)2Si(OCH3)21.7
6g(0.01モル)及びSi(OCH3)413.7g
(0.09モル)を混合したものを室温で10分間かけ
て滴下したところ、25℃から43℃に内温が上昇し
た。更にオイルバスにて60〜70℃に加熱し、そのま
ま1時間撹拌を行った。そこにCH2=CHCOOCH2
CH2CH2Si(OCH3)318.7g(0.08モ
ル)を10分間で滴下した。オイルバスにて80℃に加
熱し、そのまま6時間撹拌を行った。次に、エステルア
ダプターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生したメ
タノールを除去することにより、有機ケイ素化合物水溶
液327gを得た。このものの不揮発分(105℃/3
時間)は15.5%、pHは10.10であった。
【0077】〔合成例6〕水289g(16.1モル)
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、((CH3)2CH)2Si(OCH3)21.7
6g(0.01モル)及びSi(OCH3)413.7g
(0.09モル)を混合したものを室温で10分間かけ
て滴下したところ、25℃から43℃に内温が上昇し
た。更にオイルバスにて60〜70℃に加熱し、そのま
ま1時間撹拌を行った。そこにCH2=CHCOOCH2
CH2CH2Si(CH3)(OCH3)217.5g
(0.08モル)を10分間で滴下した。オイルバスに
て80℃に加熱し、そのまま6時間撹拌を行った。次
に、エステルアダプターを取り付け、内温98℃まで上
げ、副生したメタノールを除去することにより、有機ケ
イ素化合物水溶液330gを得た。このものの不揮発分
(105℃/3時間)は15.2%、pHは10.01
であった。
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた500mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、((CH3)2CH)2Si(OCH3)21.7
6g(0.01モル)及びSi(OCH3)413.7g
(0.09モル)を混合したものを室温で10分間かけ
て滴下したところ、25℃から43℃に内温が上昇し
た。更にオイルバスにて60〜70℃に加熱し、そのま
ま1時間撹拌を行った。そこにCH2=CHCOOCH2
CH2CH2Si(CH3)(OCH3)217.5g
(0.08モル)を10分間で滴下した。オイルバスに
て80℃に加熱し、そのまま6時間撹拌を行った。次
に、エステルアダプターを取り付け、内温98℃まで上
げ、副生したメタノールを除去することにより、有機ケ
イ素化合物水溶液330gを得た。このものの不揮発分
(105℃/3時間)は15.2%、pHは10.01
であった。
【0078】〔合成例7〕水120g(6.67モル)
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた200mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、Si(OCH3)415.2g(0.1モル)を
混合したものを室温で10分間かけて滴下したところ、
25℃から56℃に内温が上昇した。更にオイルバスに
て60〜70℃に加熱し、そのまま1時間撹拌を行っ
た。次に、エステルアダプターを取り付け、内温98℃
まで上げ、副生したメタノールを除去することにより、
有機ケイ素化合物水溶液137gを得た。このものの不
揮発分(105℃/3時間)は27.3%、pHは1
0.30であった。
を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた200mLの反応
器に入れ、撹拌混合した。ここに(CH3O)3SiCH
2CH2CH2NHCH2CH2NH244.4g(0.20
モル)、Si(OCH3)415.2g(0.1モル)を
混合したものを室温で10分間かけて滴下したところ、
25℃から56℃に内温が上昇した。更にオイルバスに
て60〜70℃に加熱し、そのまま1時間撹拌を行っ
た。次に、エステルアダプターを取り付け、内温98℃
まで上げ、副生したメタノールを除去することにより、
有機ケイ素化合物水溶液137gを得た。このものの不
揮発分(105℃/3時間)は27.3%、pHは1
0.30であった。
【0079】〔実施例1〕
[ブラックインク」
(1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のクロラゾ
ールブラック/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。
ールブラック/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/26.6g(固形
分5.0g) (3)水/58.4g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。
【0080】下記の評価を行い、その結果を表1に示
す。耐水性 インクジェット記録を行った紙を水中に浸漬し、水中か
ら引き上げたときの印字画像の変化を観察した。 ○:変化なし △:やや水によるにじみあり ×:水によるにじみが激しい画像の発色性 インクジェット記録を行ったときの印字画像の発色性を
観察した。 ○:発色性良好 ×:発色性悪い吐出安定性 1時間連続印字を行ったとき、ノズル吹き出し口のイン
クの詰まり等による印字画像のかすれが起こらないか観
察した。 ○:かすれなし △:一部分かすれあり ×:かすれが激しい保存安定性 1日30分間の連続使用で、何日間変化なく印字できる
かを観察した。(ノズル詰まり、印字画像のかすれが出
るまでの期間)60℃下保存安定性 インク組成物を60℃の環境下に放置し、液の変化を観
察した。(液の色変化やゲルなどが発生するまで、安定
に存在する期間)
す。耐水性 インクジェット記録を行った紙を水中に浸漬し、水中か
ら引き上げたときの印字画像の変化を観察した。 ○:変化なし △:やや水によるにじみあり ×:水によるにじみが激しい画像の発色性 インクジェット記録を行ったときの印字画像の発色性を
観察した。 ○:発色性良好 ×:発色性悪い吐出安定性 1時間連続印字を行ったとき、ノズル吹き出し口のイン
クの詰まり等による印字画像のかすれが起こらないか観
察した。 ○:かすれなし △:一部分かすれあり ×:かすれが激しい保存安定性 1日30分間の連続使用で、何日間変化なく印字できる
かを観察した。(ノズル詰まり、印字画像のかすれが出
るまでの期間)60℃下保存安定性 インク組成物を60℃の環境下に放置し、液の変化を観
察した。(液の色変化やゲルなどが発生するまで、安定
に存在する期間)
【0081】〔実施例2〜6〕実施例1と同様に、合成
例2〜6の有機ケイ素化合物を使用して4色耐水性イン
ク組成物を作製し、評価を行った(実施例2:合成例2
の有機ケイ素化合物使用,実施例3:合成例3の有機ケ
イ素化合物使用,実施例4:合成例4の有機ケイ素化合
物使用,実施例5:合成例5の有機ケイ素化合物使用,
実施例6:合成例6の有機ケイ素化合物使用)。その結
果を表1に示す。
例2〜6の有機ケイ素化合物を使用して4色耐水性イン
ク組成物を作製し、評価を行った(実施例2:合成例2
の有機ケイ素化合物使用,実施例3:合成例3の有機ケ
イ素化合物使用,実施例4:合成例4の有機ケイ素化合
物使用,実施例5:合成例5の有機ケイ素化合物使用,
実施例6:合成例6の有機ケイ素化合物使用)。その結
果を表1に示す。
【0082】〔比較例1〕インクジェットプリンター機
(キャノン社製BJC−600S機)付属のインクを用
いて、通常の紙にインクジェット記録を行った。実施例
1と同様に評価を行い、その結果を表1に示す。
(キャノン社製BJC−600S機)付属のインクを用
いて、通常の紙にインクジェット記録を行った。実施例
1と同様に評価を行い、その結果を表1に示す。
【0083】〔比較例2〕インクジェットプリンター機
(エプソン社製MJ−500C機)付属のインクを用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。実施例1
と同様に評価を行い、その結果を表1に示す。
(エプソン社製MJ−500C機)付属のインクを用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。実施例1
と同様に評価を行い、その結果を表1に示す。
【0084】〔比較例3〕[ブラックインク」
(1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のクロラゾ
ールブラック/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。実施例1と同様の
評価を行い、その結果を表1に示す。
ールブラック/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。実施例1と同様の
評価を行い、その結果を表1に示す。
【0085】〔比較例4〕
[ブラックインク」
(1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のクロラゾ
ールブラック/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。実施例1と同様の
評価を行い、その結果を表1に示す。
ールブラック/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。実施例1と同様の
評価を行い、その結果を表1に示す。
【0086】〔比較例5〕
[ブラックインク」
(1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のクロラゾ
ールブラック/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。実施例1と同様の
評価を行い、その結果を表1に示す。
ールブラック/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク」 (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
イエロー23/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク」 (1)水溶性染料化合物:東京化成(株)製のアシッド
ブルー92/5.0g (2)合成例7の有機ケイ素化合物/18.3g(固形
分5.0g) (3)水/66.7g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 これら4色のインク組成物をインクジェットプリンター
機(キャノン社製BJC−600S機)に用いて、通常
の紙にインクジェット記録を行った。実施例1と同様の
評価を行い、その結果を表1に示す。
【0087】
【表1】
【0088】
【発明の効果】本発明の耐水性インク組成物は、耐水性
に優れるだけでなく、保存安定性、インク吐出安定性も
高く、特に色調安定性に優れたものである。
に優れるだけでなく、保存安定性、インク吐出安定性も
高く、特に色調安定性に優れたものである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平9−25446(JP,A)
特開 昭54−63200(JP,A)
特開 平7−331178(JP,A)
特開 平11−315231(JP,A)
特開 平11−293167(JP,A)
特開 平10−60348(JP,A)
特開 平10−212439(JP,A)
特開 平10−212443(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C09D 11/10
B41M 5/00
Claims (6)
- 【請求項1】 (1)水溶性染料化合物及び/又は有機顔料化合物 10重量部、 (2)下記(A)成分の加水分解性シラン又はその部分加水分解物100重量部 と下記(B)成分の加水分解性シラン又はその部分加水分解物5〜200重量部 とを加水分解することによって得られた有機ケイ素化合物 2〜60重量部、 (3)水 30〜10,000重量部 を含有することを特徴とする耐水性インク組成物。 (A)成分:下記一般式(a) YR1 mSiR2 3-m …(a) 〔式中、R1は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R2は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、Yはアミノ基含有有機基であり、mは0又は
1である。〕で表されるアミノ基含有有機基を含有する
加水分解性シランと、その含有アミノ基1モルに対し
0.01〜20モルの下記一般式(b) CH2=CR3−COOR4 …(b) 〔式中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子、
水酸基又はカルボニル基を有してもよい置換又は非置換
の一価炭化水素基、−R5−SiR1 aR2 3-a(式中、
R1,R2は上記と同じ、R5は二価炭化水素基、aは0
又は1である。)で示される基、又は−(CH2CHR3
O)bR6(式中、R3は上記と同じ、R6は水素原子又は
置換又は非置換の一価炭化水素基、bは1〜50の整数
である。)で示される基である。〕で示されるアクリル
酸系又はアクリル酸エステル系化合物を付加反応させた
加水分解性シラン又はその部分加水分解物。 (B)成分:下記一般式(c) R7 nSiR8 4-n …(c) 〔式中、R7は炭素数1〜8の置換又は非置換の一価炭
化水素基、R8は炭素数1〜4のアルコキシ基又はアシ
ロキシ基、nは0,1又は2である。〕で表される加水
分解性シラン又はその部分加水分解物。 - 【請求項2】 式(a)のアミノ基含有有機基を含有す
る加水分解性シランが、 【化1】 から選ばれるものである請求項1記載の耐水性インク組
成物。 - 【請求項3】 式(b)のアクリル酸系又はアクリル酸
エステル系化合物が、 【化2】 から選ばれるものである請求項1又は2記載の耐水性イ
ンク組成物。 - 【請求項4】 式(c)の加水分解性シランが、 Si(OCH3)4、 Si(OCH2CH3)4、 CH3Si(OCH3)3、 CH3Si(OCH2CH3)3、 (CH3)2Si(OCH3)2、 (CH3)2Si(OCH2CH3)2 から選ばれるものである請求項1,2又は3記載の耐水
性インク組成物。 - 【請求項5】 保湿剤1〜40重量部を含有してなる請
求項1乃至4のいずれか1項記載の耐水性インク組成
物。 - 【請求項6】 インクジェット記録用である請求項1乃
至5のいずれか1項記載の耐水性インク組成物。
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