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JP3482567B2 - 空気調和機 - Google Patents
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JP3482567B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3482567B2
JP3482567B2 JP00474294A JP474294A JP3482567B2 JP 3482567 B2 JP3482567 B2 JP 3482567B2 JP 00474294 A JP00474294 A JP 00474294A JP 474294 A JP474294 A JP 474294A JP 3482567 B2 JP3482567 B2 JP 3482567B2
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indoor
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理展 阪中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外機と、前記室外機
に第1の伝送手段を介して接続された複数の室内機と、
前記室内機に第2の伝送手段を介して接続され前記室内
機の操作設定を行うリモコンとを備え、前記室外機,前
記室内機,及び前記リモコン相互の信号伝送を行って、
複数種の運転モードの内の1つの共通する運転モードに
より各室内機を運転するようにした空気調和機に係り、
特に運転開始後に運転を停止させることなく運転モード
を変更設定し得る空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は室外機に複数台の室内機が冷媒
配管(図外)を介して接続されており、室外機と室内機
とリモコンとが相互に信号伝送可能に接続された従来の
空気調和機を示す概略構成図である。図17において、
1は室外機、2は室内機、3はリモコン(いわゆる、リ
モートコントローラのことである)、5は第1及び第2
の伝送手段となる伝送線である。
【0003】次に動作について説明する。上記従来の空
気調和機における室外機は、図18の運転フローチャー
トの内容に従って制御される。そして、空気調和機の運
転モードは、リモコン3から設定操作を行うことによ
り、指定指令信号が、リモコン3から室内機2を中継し
伝送線5を介して室外機1へ伝送され、室外機1の制御
装置(図外)で決定される。因みに、室内機について設
定される運転モードの種類としては、冷房運転モード,
暖房運転モード,ドライ(乾燥)運転モード,送風運転
モードといった複数の運転モードがある。図18におい
て、運転モードは、図中のステップS10に示すよう
に、室内機2からの最初の運転モードの設定指令に従っ
て、全ての室内機2について共通のものが一律に設定さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は、
図18のフローチャートに従って運転モードを決定する
ようにしていたため、一旦運転モードが最初に決定され
ると、次回の運転指令が入力されるまで、即ち全ての室
内機が一度停止され再度運転を開始するまで、運転モー
ドを変更することができなかった。
【0005】ところで、前記従来の空気調和機では、室
外機に対し複数の室内機が接続された構成で運転される
ため、例えばある室内機では暖房が必要であるが、別の
室内機においては当該室内機の設置された場所がコンピ
ュータルームのように高温となるときは冷房が必要にな
る場合がある。また、少数人のいる場所よりも多数人の
いる場所で必要とされる運転モードを優先したい場合が
ある。或いは、病院や研究施設のように設置環境やその
場所にいる人数の多少に拘らず、優先的にある運転モー
ドに変更したい場合もある。
【0006】しかしながら、前述のように運転モードを
変更するには、空気調和装置の全ての室内機を一度停止
させた後、再度運転を開始し、しかも最初に室外機に運
転すべき運転モードを指令出力する必要があり、また空
気調和機の運転を必要としている場合に全ての室内機を
停止させることは稀であるので、現実には、運転途中で
運転モードを変更することができないという問題があっ
た。
【0007】この発明は、前述のような問題点を解消す
るためになされたものであって、運転中に運転モードの
変更設定操作の必要を生じた場合に、全ての室内機の運
転を停止させることなく空気調和機全体として適切な運
転モードへの変更設定を可能にする空気調和機の提供を
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、室外機と、室外機に第1の伝送手段
を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の伝
送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモコ
ンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信号
伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始する
室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運転
モードにより運転するように運転モードを決定し設定す
る運転モード設定手段を備えた空気調和機において、運
転モードの操作設定に係る運転モード決定に対する優先
レベルを室内機毎に設定するための優先レベル設定手段
と、優先レベル設定手段により設定された室内機毎の優
先レベルを記憶する優先レベル記憶手段と、リモコンか
ら運転モードの変更設定操作が行われたとき、運転中及
び運転開始する各室内機に係る優先レベルに基づいて共
通する運転モードを決定し設定する第1の運転モード設
定手段とを具備してなるものとして構成してある。
【0009】また、室外機と、室外機に第1の伝送手段
を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の伝
送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモコ
ンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信号
伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始する
室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運転
モードにより運転するように運転モードを決定し設定す
る運転モード設定手段を備えた空気調和機において、運
転モードの操作設定に係る優先レベルに対応したアドレ
スデータを室内機毎に設定するためのアドレスデータ設
定手段と、アドレスデータ設定手段により設定された室
内機毎のアドレスデータを記憶するアドレスデータ記憶
手段と、リモコンから運転モードの変更設定操作が行わ
れたとき、運転中及び運転開始する各室内機に係るアド
レスデータに基づいて共通する運転モードを決定し設定
する第2の運転モード設定手段とを具備してなるもので
ある。
【0010】また、室外機と、室外機に第1の伝送手段
を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の伝
送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモコ
ンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信号
伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始する
室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運転
モードにより運転するように運転モードを決定し設定す
る運転モード設定手段を備えた空気調和機において、目
標室内温度を室内機毎に設定するための目標室内温度設
定手段と、目標室内温度設定手段により設定された室内
機毎の目標室内温度を記憶する目標室内温度記憶手段
と、室内温度を検出するとともに当該検出した室内温度
と目標室内温度との温度差を室内機毎に算出する温度差
算出手段と、リモコンから運転モードの変更設定操作が
行われたとき、運転中及び運転開始する各室内機に係る
温度差に基づいて共通する運転モードを決定し設定する
第3の運転モード設定手段とを具備してなるものであ
る。
【0011】更に、室外機と、室外機に第1の伝送手段
を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の伝
送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモコ
ンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信号
伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始する
室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運転
モードにより運転するように運転モードを決定し設定す
る運転モード設定手段を備えた空気調和機において、目
標室内温度を室内機毎に設定するための目標室内温度設
定手段と、目標室内温度設定手段により設定された室内
機毎の目標室内温度を記憶する目標室内温度記憶手段
と、室内温度を検出するとともに当該検出した室内温度
と目標室内温度との温度差を室内機毎に算出する温度差
算出手段と、予め設定された室内機毎の空気調和容量を
記憶する室内機容量記憶手段と、リモコンから運転モー
ドの変更設定操作が行われたとき、運転中及び運転開始
する各室内機に係る温度差と空気調和容量とに基づいて
共通する運転モードを決定し設定する第4の運転モード
設定手段とを具備してなるものである。
【0012】そして、室外機と、室外機に第1の伝送手
段を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の
伝送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモ
コンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信
号伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始す
る室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運
転モードにより運転するように運転モードを決定し設定
する運転モード設定手段を備えた空気調和機において、
運転モードに係る重要度を室内機毎に設定するための重
要度設定手段と、重要度設定手段により設定された室内
機毎の重要度を記憶する重要度記憶手段と、目標室内温
度を室内機毎に設定するための目標室内温度設定手段
と、目標室内温度設定手段により設定された室内機毎の
目標室内温度を記憶する目標室内温度記憶手段と、室内
温度を検出するとともに当該検出した室内温度と目標室
内温度との温度差を室内機毎に算出する温度差算出手段
と、予め設定された室内機毎の空気調和容量を記憶する
室内機容量記憶手段と、リモコンから運転モードの変更
設定操作が行われたとき、運転中及び運転開始する各室
内機に係る重要度と温度差と空気調和容量とに基づいて
共通する運転モードを決定し設定する第5の運転モード
設定手段とを具備してなるものである。
【0013】また、室外機と、室外機に第1の伝送手段
を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の伝
送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモコ
ンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信号
伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始する
室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運転
モードにより運転するように運転モードを決定し設定す
る運転モード設定手段を備えた空気調和機において、複
数のリモコンから運転モードの変更設定操作が行われた
とき、運転中及び運転開始する各室内機の内、運転モー
ド毎の室内機の合計台数をそれぞれ計数し各合計台数を
比較する合計台数比較手段と、合計台数比較手段による
比較結果に基づいて共通する運転モードを決定し設定す
る第6の運転モード設定手段とを具備してなるものであ
る。
【0014】また、室外機と、室外機に第1の伝送手段
を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の伝
送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモコ
ンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信号
伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始する
室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運転
モードにより運転するように運転モードを決定し設定す
る運転モード設定手段を備えた空気調和機において、予
め設定された室内機毎の空気調和容量を記憶する室内機
容量記憶手段と、複数のリモコンから運転モードの変更
設定操作が行われたとき、運転中及び運転開始する各室
内機の内、運転モード毎の室内機に係る合計空気調和容
量をそれぞれ算出し各合計空気調和容量を比較する合計
空気調和容量比較手段と、合計空気調和容量比較手段に
よる比較結果に基づいて共通する運転モードを決定し設
定する第7の運転モード設定手段とを具備してなるもの
である。
【0015】更に、室外機と、室外機に第1の伝送手段
を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の伝
送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモコ
ンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信号
伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始する
室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運転
モードにより運転するように運転モードを決定し設定す
る運転モード設定手段を備えた空気調和機において、室
外温度に係るしきい値を設定するための室外温度しきい
値設定手段と、室外温度しきい値設定手段により設定さ
れたしきい値を記憶する室外温度しきい値記憶手段と、
室外温度を検出するとともに当該検出した室外温度とし
きい値との室外温度差を算出する室外温度差算出手段
と、リモコンから運転モードの変更設定操作が行われた
とき、室外温度差に基づいて共通する運転モードを決定
し設定する第8の運転モード設定手段とを具備してなる
ものである。
【0016】そして、室外機と、室外機に第1の伝送手
段を介して接続された複数の室内機と、室内機に第2の
伝送手段を介して接続され室内機の操作設定を行うリモ
コンとを備え、室外機,室内機,及びリモコン相互の信
号伝送を行って、運転中の室内機及び追加で運転開始す
る室内機を複数種の運転モードの内の1つの共通する運
転モードにより運転するように運転モードを決定し設定
する運転モード設定手段を備えた空気調和機において、
運転モードの変更設定要求のある室内機を特定するため
の変更要求室内機特定手段と、変更要求室内機特定手段
により運転モードの変更設定要求のある室内機の特定指
令が発せられたとき、運転中及び運転開始する各室内機
の運転モードを、変更要求室内機特定手段からの特定指
令に係る室内機に設定される運転モードに強制的に設定
する第9の運転モード設定手段とを具備してなるもので
ある。
【0017】
【作用】本発明に係る空気調和機によれば、運転モード
の操作設定に係る優先レベルが優先レベル設定手段及び
優先レベル記憶手段により室内機毎に予め設定記憶され
ている。そして、リモコンから運転モードの変更設定操
作が行われたとき、第1の運転モード設定手段は、各室
内機の優先レベルに基づいて、例えば最も値の大きな優
先レベルの設定されている室内機の運転モードに、運転
中及び運転を開始しようとする全ての室内機の運転モー
ドを共通に変更設定する。
【0018】また、運転モードの操作設定に係る優先レ
ベルに対応したアドレスデータがアドレスデータ設定手
段及びアドレスデータ記憶手段により室内機毎に予め設
定記憶されている。そして、リモコンから運転モードの
変更設定操作が行われたとき、第2の運転モード設定手
段は各室内機のアドレスデータに基づいて、例えば最も
値の大きなアドレスデータの設定されている室内機の運
転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全ての
室内機の運転モードを共通に変更設定する。
【0019】また、リモコンから運転モードの変更設定
操作が行われたとき、目標室内温度設定手段及び目標室
内温度記憶手段により予め室内機毎に設定記憶されてい
る目標室内温度と、各室内機において温度差算出手段に
より検出された室内温度との温度差に基づいて、第3の
運転モード設定手段は、例えば最も温度差の大きな室内
機の運転モードに、運転中及び運転を開始しようとする
全ての室内機の運転モードを共通に変更設定する。
【0020】更に、リモコンから運転モードの変更設定
操作が行われたとき、目標室内温度設定手段及び目標室
内温度記憶手段により予め室内機毎に設定記憶されてい
る目標室内温度と、各室内機において温度差算出手段に
より検出された室内温度との温度差と、室内機容量記憶
手段により予め設定記憶されている室内機毎の空気調和
容量とに基づいて、第4の運転モード設定手段は、例え
ば温度差と空気調和容量との積の値が最も大きな室内機
の運転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全
ての室内機の運転モードを共通に変更設定する。
【0021】そして、リモコンから運転モードの変更設
定操作が行われたとき、目標室内温度設定手段及び目標
室内温度記憶手段により予め室内機毎に設定記憶されて
いる目標室内温度と、各室内機において温度差算出手段
により検出された室内温度との温度差と、室内機容量記
憶手段により予め設定記憶されている室内機毎の空気調
和容量と、重要度設定手段及び重要度記憶手段により設
定記憶されている室内機毎の重要度とに基づいて、第5
の運転モード設定手段は、例えば温度差と空気調和容量
と重要度との積の値が最も大きな室内機の運転モード
に、運転中及び運転を開始しようとする全ての室内機の
運転モードを共通に変更設定する。
【0022】また、複数のリモコンから運転モードの変
更設定操作が行われたとき、合計台数比較手段は、運転
中及び運転開始しようとする各室内機の内、運転モード
毎の室内機の合計台数をそれぞれ計数し各合計台数を比
較する。そして、第6の運転モード設定手段は、各合計
台数の比較結果に基づいて、例えば最も大きな合計台数
の運転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全
ての室内機の運転モードを共通に変更設定する。
【0023】また、複数のリモコンから運転モードの変
更設定操作が行われたとき、合計空気調和容量比較手段
は、運転中及び運転開始しようとする各室内機の内、室
内機容量記憶手段により予め設定記憶されている室内機
に係る合計空気調和容量を運転モード毎にそれぞれ計数
し各合計空気調和容量を比較する。そして、第7の運転
モード設定手段は、各合計空気調和容量の比較結果に基
づいて、例えば最も大きな合計空気調和容量の運転モー
ドに、運転中及び運転を開始しようとする全ての室内機
の運転モードを共通に変更設定する。
【0024】更に、リモコンから運転モードの変更設定
操作が行われたとき、室外温度差算出手段は、検出した
室外温度と、室外温度しきい値設定手段及び室外温度し
きい値記憶手段により予め設定記憶されている室外温度
に係るしきい値との室外温度差を算出する。そして、第
8の運転モード設定手段は、算出された室外温度差に基
づいて、例えば室外温度がしきい値より大きいときは暖
房運転モードに、小さいときは冷房運転モードにするよ
うに、運転中及び運転を開始しようとする全ての室内機
の運転モードを共通に変更設定する。
【0025】そして、運転モードの変更設定要求のある
室内機を特定するべく設けられた変更要求室内機特定手
段から運転モードの変更設定要求のある室内機の特定指
令が発せられ、続いてこの特定指令を発した室内機から
例えば運転モード設定指令が発せられると、第9の運転
モード設定手段は、運転中及び運転を開始しようとする
全ての室内機の運転モードを、特定指令に係る室内機に
設定される運転モードに共通に強制変更設定する。
【0026】
【実施例】実施例1. 以下、本発明による各実施例につき、図面に基づいて説
明する。図1は実施例1による空気調和機の制御系統
示す概略構成図であり、ここでは同時に1つの運転モー
ドしか運転できない、すなわち暖房モードと冷房モード
による同時運転ができない空気調和機について述べる。
図1において、1は室外機、2は室外機1に接続された
複数の室内機、3は各々の室内機2に対応しこれらの室
内機2を操作設定するためのリモコン、4は全ての室内
機2に設置されリモコン3の設定状態を全て記憶してい
る記憶装置(優先レベル記憶手段の一例)、5は室外機
1,室内機2,及びリモコン3を接続する双方向信号伝
送可能な伝送線(第1及び第2の伝送手段の一例)、6
は室外機1に設置された記憶装置、7は全てのリモコン
3に設置され各々のリモコン3に運転モード操作に係る
優先レベルを予め設定するための優先レベル設定スイッ
チ(優先レベル設定手段の一例)である。この優先レベ
ルは数値が大きい程、運転モード設定に係る優先順位が
高いことを意味する。また、室外機1(第1の運転モー
ド設定手段の一例)は、各々のリモコン3からの操作設
定入力を判断しそれらの判断結果に基づいて各々の室内
機2を制御するようになっている。
【0027】そして、この空気調和機は、それぞれ図示
せぬ、圧縮機,冷暖房運転切換用の四方切換弁,室外側
熱交換器,及びアキュムレータを室外機1に備え、室内
側熱交換器,及び減圧装置を各室内機2にそれぞれ備え
ている。また、室外機1の四方切換弁と各室内機2の室
内側熱交換器との間、及び室外機1の室外側熱交換器と
各室内機2の減圧装置との間は、それぞれ図示せぬ冷媒
配管を介して室外機1に対して各室内機2が並列となる
ように、冷凍サイクル接続されている。後述する別の実
施例2〜9についても同様であるので、それぞれの実施
例における冷凍サイクル構成については、説明を省略す
る。
【0028】次に実施例1の動作について、図2のフロ
ーチャートを用いて説明する。尚、図中、S1−1,S
1−2,S1−3,・・・は、室外機1による動作ステ
ップを表している。後述する別の実施例2〜9に係るフ
ローチャートについても同様である。先ず、あるリモコ
ン3に現状運転モードと異なる運転モード操作が入力さ
れた場合(S1−1,Yes)、リモコン3から伝送線
5を介し室内機2にその情報が送信される。室内機2は
リモコン3からの運転モード変更の要求を受信すると、
伝送線5を介して室外機1に運転モード変更の要求を送
信する。室外機1は室内機2から運転モード変更の要求
を受けると、伝送線を介し運転中の全ての室内機2に対
し、対応するリモコン3の運転モードと優先レベルとを
要求する(S1−2)。室外機1からの要求を受けた室
内機2は、対応するリモコン3の運転モードと優先レベ
ルとを記憶装置4より読み出し、伝送線5を介して室外
機1へ送信する(S1−3)。室外機1は受信した運転
モードと優先レベルとを記憶装置6に記憶しておく。室
外機1は、1番目に受信した優先レベルをXに(S1−
4)、2番目に受信した優先レベルをYに各々代入する
(S1−5)。そして、室外機1はXとYとを比較し、
XがY未満であれば(S1−6,No)、XにYを代入
する(S1−7)。XがY以上であれば(S1−6,Y
es)、Xの値を保持する。室外機1は、受信した優先
レベル全ての比較処理が完了するまで(S1−8)、次
に受信した優先レベルをYに代入し(S1−9)、ステ
ップS1−6へ処理を戻す。
【0029】室外機1は、これらの処理を繰り返し(S
1−6〜S1−9)、室外機1が受信した全ての優先レ
ベルの比較を終えたら(S1−8,Yes)、優先レベ
ルがXであるリモコン3の運転モードを記憶装置6より
読み出し、現状運転モードと比較する(S1−10)。
これらの内容が異なれば(S1−10,No)、室外機
1は運転モードを変更し(S1−11)、変更した運転
モードを伝送線5を介して、室内機2に送信する。室内
機2は変更された運転モードを伝送線5を介して、リモ
コン3へ送信(S1−12)。一方、ステップS1−1
0において、内容が同じであれば(S1−10,Ye
s)、室外機1の運転モードを変更せず、運転モードを
伝送線5を介して室内機2へ送信する。室内機2は、室
外機1から受信した運転モードを伝送線5を介してリモ
コン3へ送信する(S1−12)。
【0030】上記したように、実施例1の空気調和機に
よれば、運転モードの操作設定に係る優先レベルを室内
機2毎に設定しておき、リモコン3から運転モードの変
更設定操作が行われたとき、各室内機2の優先レベルに
基づいて、例えば最も値の大きな優先レベルの設定され
ている室内機2の運転モードに、運転中及び運転を開始
しようとする全ての室内機2の運転モードが共通に変更
設定される。従って、運転中であっても空気調和機全体
として最適な運転モードに変更できる。
【0031】なお、上記実施例1では、優先レベル設定
手段として、リモコン3に設置してある優先レベル設定
スイッチ7による方法を説明したが、この方法に限ら
ず、例えば室外機1が優先レベルを伝送により設定する
方法や、他の設定方法であってもよい。これらの設定方
法によっても、上記実施例1と同様の効果を奏するのは
いうまでもない。
【0032】実施例2.図3は実施例2による空気調和
機の制御系統を示す概略構成図であり、ここでは同時に
1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房モー
ドと冷房モードによる同時運転ができない空気調和機に
ついて述べる。図3において、1は室外機、2は室外機
1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機2に対
応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモコン、
4は全ての室内機2に設置されリモコン3の設定状態を
全て記憶している記憶装置(アドレスデータ記憶手段の
一例)、5は室外機1,室内機2,及びリモコン3を接
続する双方向信号伝送可能な伝送線、6は室外機1に設
置された記憶装置、8は全ての室内機2に設置され各々
の室内機2に対し自身を特定するアドレスを予め設定す
るためのアドレス設定スイッチ(アドレスデータ設定手
段の一例)である。また、室外機1(第2の運転モード
設定手段の一例)は、各々のリモコン3からの操作設定
入力を判断しそれらの判断結果に基づいて各々の室内機
2を制御するようになっている。
【0033】次に実施例2の動作について、図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3に
現状運転モードと異なる運転モード操作が入力された場
合(S2−1,Yes)、リモコン3から伝送線5を介
し室内機2にその情報が送信される。室内機2はリモコ
ン3からの運転モード変更の要求を受けると、伝送線5
を介し室外機1に運転モード変更の要求を送信する。室
外機1は室内機2から運転モード変更の要求を受ける
と、伝送線5を介して運転中の全ての室内機2に対し、
運転モードとアドレスとを要求する(S2−2)。室外
機1から要求を受けた室内機2は、運転モードとアドレ
スとを、伝送線5を介して室外機1へ送信する(S2−
3)。室外機1は受信した室内機2毎の運転モードとア
ドレスとを記憶装置6に記憶しておく。室外機1は、1
番目に受信したアドレスをXに(S2−4)、2番目に
受信したアドレスをYに各々代入する(S2−5)。そ
して、室外機1は、XとYとを比較し、XがY未満であ
れば(S2−6,No)、XにYを代入する(S2−
7)。XがY以上であれば(S2−6,Yes)、Xの
値を保持する。室外機1は、受信したアドレス全ての比
較処理が完了するまで(S2−8)、次に受信したアド
レスをYに代入し(S2−9)、ステップS2−6へ処
理を戻す。
【0034】室外機1は、これらの処理を繰り返し(S
2−6〜S2−9)、室外機1が受信した全てのアドレ
スの比較を終えたら(S2−8,Yes)、アドレスが
Xである室内機2の運転モードを記憶装置6より読み出
し、現状運転モードと比較する(S2−10)。これら
の内容が異なれば(S2−10,No)、室外機1は運
転モードを変更し(S2−11)、変更した運転モード
を伝送線5を介して、室内機2に送信する。室内機2は
変更された運転モードを伝送線5を介して、リモコン3
へ送信する(S2−12)。一方、ステップS2−10
において、内容が同じであれば(S2−10,Ye
s)、室外機1の運転モードを変更せず、運転モードを
伝送線5を介して室内機2へ送信する。室内機2は、室
外機1から受信した運転モードを伝送線5を介してリモ
コン3へ送信する(S2−12)。
【0035】以上のように、実施例2の空気調和機によ
れば、運転モードの操作設定に係る優先レベルに対応し
たアドレスを室内機2毎に設定しておき、リモコン3か
ら運転モードの変更設定操作が行われたとき、各室内機
2のアドレスに基づいて、例えば最も値の大きなアドレ
スの設定されている室内機2の運転モードに、運転中及
び運転を開始しようとする全ての室内機2の運転モード
が共通に変更設定される。従って、運転中であっても空
気調和機全体として最適な運転モードに変更できるので
ある。
【0036】尚、上記実施例2では、室内機2を特定す
るアドレスを設定するアドレスデータ設定手段として、
室内機2に設置してあるアドレス設定スイッチ8による
方法を説明したが、これに限らず、例えば室外機1がア
ドレスを伝送により設定する方法や、他の設定方法であ
ってもよい。これらの設定方法によっても、上記実施例
2と同様の効果を奏するのはいうまでもない。また、上
記実施例2では、アドレスの大きな室内機2の運転モー
ドを優先したが、これとは逆に、アドレスの小さな室内
機2の運転モードを優先させるようにしてもよく、これ
によっても上記実施例2と同様の効果を奏する。
【0037】実施例3.図5は実施例3による空気調和
機の制御系統を示す概略構成図であり、ここでは同時に
1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房モー
ドと冷房モードによる同時運転ができない空気調和機に
ついて述べる。図5において、1は室外機、2は室外機
1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機2に対
応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモコン
(目標室内温度設定手段の一例)、4は全ての室内機2
の設置されリモコン3の設定状態を全て記憶している記
憶装置(目標室内温度記憶手段の一例)、5は室外機
1,室内機2,及びリモコン3を接続する双方向信号伝
送可能な伝送線、6は室外機1に設置された記憶装置、
9は全ての室内機2に設置され各々の室内機2周囲の室
内温度を検出する周囲温度検出器である。また、室外機
1(第3の運転モード設定手段の一例)は、各々リモコ
ン3からの操作設定入力を判断しそれらの判断結果に基
づいて各々の室内機2を制御するようになっている。
【0038】次に実施例3の動作について、図6のフロ
ーチャートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3に
現状運転モードと異なる運転モード操作が入力された場
合(S3−1,Yes)、リモコン3から伝送線5を介
し室内機2にその情報が送信される。室内機2はリモコ
ン3からの運転モードの変更の要求を受けると、伝送線
5を介し室外機1に運転モード変更の要求を送信する。
室外機1は室内機2から運転モード変更の要求を受ける
と、伝送線5を介して運転中の全ての室内機2に、室内
機2の検出された周囲温度と、対応するリモコン3から
設定され記憶装置4に記憶されている設定温度(目標室
内温度)とを要求する(S3−2)。室外機1から要求
を受けた室内機2は、周囲温度検出器9により検出され
た周囲温度と、記憶装置4から読み出した対応するリモ
コン3の設定温度とを、伝送線5を介して室外機1へ送
信する(S3−3)。室外機1は受信した各データを記
憶装置6に記憶しておく。室外機1が1番目に受信した
データより、室内機2の周囲温度と対応するリモコン3
の設定温度との差の絶対値を差温(室内温度の温度差)
として算出し、Xに代入する(S3−4)。同様にし
て、室外機1は、2番目に受信したデータより差温を算
出し、Yに代入する(S3−5)。そして、室外機1
は、XとYとを比較し、XがY未満であれば(S3−
6,No)、XにYを代入する(S3−7)。XがY以
上であれば(S3−6,Yes)、Xの値を保持する。
室外機1は、受信したデータ全ての比較処理が完了する
まで(S3−8)、次に受信したデータより算出した差
温をYに代入し(S3−9)、ステップS3−6へ処理
を戻す。即ち、室内機2の制御装置(不図示)と周囲温
度検出器9とを備えてなる構成が、温度差算出手段の一
例である。
【0039】室外機1は、これらの処理を繰り返し(S
3−6〜S3−9)、室外機1が受信した全てのデータ
の比較を終えたら(S3−8,Yes)、差温がXであ
る運転モードを記憶装置6より読み出し、現状運転モー
ドと比較する(S3−10)。これらの内容が異なれば
(S3−10,No)、室外機1は運転モードを変更し
(S3−11)、変更した運転モードを伝送線5を介し
て、室内機2に送信する。室内機2は変更された運転モ
ードを伝送線5を介して、リモコン3へ送信する(S3
−12)。一方、ステップS3−10において、内容が
同じであれば(S3−10,Yes)、室外機1の運転
モードを変更せず、運転モードを伝送線5を介して室内
機2へ送信する。室内機2は、室外機1から受信した運
転モードを伝送線5を介してリモコン3へ送信する(S
3−12)。
【0040】このように、実施例3の空気調和機によれ
ば、リモコン3から運転モードの変更設定操作が行われ
たとき、各室内機2において検出された周囲温度と予め
室内機2毎に設定されている設定温度との差温に基づい
て、例えば最も差温の大きな室内機2の運転モードに、
運転中及び運転を開始しようとする全ての室内機2の運
転モードが共通に変更設定される。従って、運転中であ
っても空気調和機全体として最適な運転モードに変更で
きる。
【0041】実施例4.図5は実施例4による空気調和
機の制御系統を示す概略構成図でもあり、ここでは同時
に1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房モ
ードと冷房モードによる同時運転ができない空気調和機
について述べる。図5において、1は室外機、2は室外
機1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機2に
対応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモコン
(目標室内温度設定手段の一例)、4は全ての室内機2
に設置されリモコン3の設定状態を全て記憶している記
憶装置(目標室内温度記憶手段及び室内機容量記憶手段
の一例)、5は室外機1,室内機2,及びリモコン3を
接続する双方向信号伝送可能な伝送線、6は室外機1に
設置された記憶装置、9は全ての室内機2に設置され各
々の室内機2周囲の室内温度を検出する周囲温度検出器
である。また、室外機1(第4の運転モード設定手段の
一例)は、各々のリモコン3からの操作設定入力を判断
しそれらの判断結果に基づいて各々の室内機2を制御す
るようになっている。
【0042】次に実施例4の動作について、図7のフロ
ーチャートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3に
現状運転モードと異なる運転モード操作が入力された場
合(S4−1,Yes)、リモコン3から伝送線5を介
し室内機2にその情報が送信される。室内機2はリモコ
ン3からの運転モードの変更の要求を受けると、伝送線
5を介し室外機1に運転モード変更の要求を送信する。
室外機1は室内機2から運転モード変更の要求を受ける
と、伝送線5を介して運転中の全ての室内機2に、室内
機2の検出された周囲温度と、対応するリモコン3から
設定され記憶装置4に記憶されている設定温度と、記憶
装置4に予め設定記憶されている室内機容量とを要求す
る(S4−2)。室外機1から要求を受けた室内機2
は、周囲温度検出器9により検出された周囲温度と、記
憶装置4から読み出した対応するリモコン3の設定温度
と、室内機容量とを、伝送線5を介して室外機1へ送信
する(S4−3)。室外機1は受信した各データを記憶
装置6に記憶しておく。室外機1は、1番目に受信した
データより、室内機2の周囲温度と対応するリモコン3
の設定温度との差の絶対値を差温として算出し、この差
温に室内機容量を乗じた値を算出して、Xに代入する
(S4−4)。同様にして、室外機1は、2番目に受信
したデータより算出した差温に室内機容量を乗じた値
を、Yに代入する(S4−5)。そして、室外機1は、
XとYとを比較し、XがY未満であれば(S4−6,N
o)、XにYを代入する(S4−7)。XがY以上であ
れば(S4−6,Yes)、Xの値を保持する。室外機
1は、受信したデータ全ての比較処理が完了するまで
(S4−8)、次に受信したデータより算出した差温に
室内機容量を乗じた値をYに代入し(S4−9)、ステ
ップS4−6へ処理を戻す。即ち、室内機2の制御装置
(不図示)と周囲温度検出器9とを備えてなる構成が、
温度差算出手段の一例である。
【0043】室外機1は、これらの処理を繰り返し(S
4−6〜S4−9)、室外機1が受信した全ての室内機
2に係るデータの比較を終えたら(S4−8,Ye
s)、差温に室内機容量を乗じた値がXである運転モー
ドを記憶装置6より読み出し、現状運転モードと比較す
る(S4−10)。これらの内容が異なれば(S4−1
0,No)、室外機1は運転モードを変更し(S4−1
1)、変更した運転モードを伝送線5を介して、室内機
2に送信する。室内機2は変更された運転モードを伝送
線5を介して、リモコン3へ送信する(S4−12)。
一方、ステップS4−10において、内容が同じであれ
ば(S4−10,Yes)、室外機1の運転モードを変
更せず、運転モードを伝送線5を介して室内機2へ送信
する。室内機2は、室外機1から受信した運転モードを
伝送線5を介してリモコン3へ送信する(S4−1
2)。
【0044】従って、実施例4の空気調和機によれば、
リモコン3から運転モードの変更設定操作が行われたと
き、各室内機2において検出した周囲温度と予め室内機
2毎に設定されている設定温度との差温と、室内機2毎
の室内機容量とに基づいて、例えば差温と室内機容量と
の積の値が最も大きな室内機2の運転モードに、運転中
及び運転を開始しようとする全ての室内機2の運転モー
ドが共通に変更設定される。従って、運転中であっても
空気調和機全体として最適な運転モードに変更できる。
【0045】実施例5.図8は実施例5による空気調和
機の制御系統を示す概略構成図であり、ここでは同時に
1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房モー
ドと冷房モードによる同時運転ができない空気調和機に
ついて述べる。図8において、1は室外機、2は室外機
1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機2に対
応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモコン
(目標室内温度設定手段の一例)、4は全ての室内機2
に設置されリモコン3の設定状態を全て記憶している記
憶装置(目標室内温度記憶手段,室内機容量記憶手段,
及び重要度記憶手段の一例)、5は室外機1,室内機
2,及びリモコン3を接続する双方向信号伝送可能な伝
送線、6は室外機1に設置された記憶装置、9は全ての
室内機2に設置され各々の室内機2周囲の室内温度を検
出する周囲温度検出器、10は全てのリモコン3に設置
され運転モード操作設定に係る重み係数(重要度)を各
々のリモコン3に予め設定するための重み係数設定スイ
ッチ(重要度設定手段の一例)である。この重み計数は
数値が大きい程、運転モードの変更設定に係る優先順位
が高いことを意味する。また、室外機1(第5の運転モ
ード設定手段の一例)は、各々のリモコン3からの操作
設定入力を判断しそれらの判断結果に基づいて各々の室
内機2を制御するようになっている。
【0046】次に実施例5について、図9のフローチャ
ートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3に現状運
転モードと異なる運転モード操作が入力された場合(S
5−1,Yes)、リモコン3から伝送線5を介し室内
機2にその情報が送信される。室内機2はリモコン3か
らの運転モードの変更の要求を受けると、伝送線5を介
し室外機1に運転モード変更の要求を送信する。室外機
1は室内機2から運転モード変更の要求を受けると、伝
送線5を介し運転中の全ての室内機2に、室内機2の検
出された周囲温度と、対応するリモコン3から予め設定
され記憶装置4に記憶されている設定温度、室内機容
量、及び重み係数とを要求する(S5−2)。室外機1
から要求を受けた室内機2は、周囲温度検出器9により
検出された周囲温度と、記憶装置4より読み出した対応
するリモコン3の設定温度、室内機容量、及び重み係数
とを、伝送線5を介して室外機1へ送信する(S5−
3)。室外機1は受信したデータを記憶装置6に記憶し
ておく。室外機1は、1番目に受信したデータより、室
内機2の周囲温度と対応するリモコン3の設定温度との
差の絶対値を差温として算出し、この差温に室内機容量
及び重み係数を乗じた値を算出して、Xに代入する(S
5−4)。同様にして、室外機1は、2番目に受信した
データより算出した差温に室内機容量及び重み係数を乗
じた値を、Yに代入する(S5−5)。室外機1は、X
とYとを比較し、XがY未満であれば(S5−6,N
o)、XにYを代入する(S5−7)。XがY以上であ
れば(S5−6,Yes)、Xの値を保持する。室外機
1は、受信したデータ全ての比較処理が完了するまで
(S5−8)、次に受信したデータより算出した差温に
室内機容量及び重み係数を乗じた値をYに代入し(S5
−9)、ステップS5−6へ処理を戻す。即ち、室内機
2の制御装置(不図示)と周囲温度検出器9とを備えて
なる構成が、温度差算出手段の一例である。
【0047】室外機1は、これらの処理を繰り返し(S
5−6〜S5−9)、室外機1が受信した全てのデータ
の比較を終えたら(S5−8,Yes)、差温に室内機
容量及び重み係数を乗じた値がXである運転モードを記
憶装置6より読み出し、現状運転モードと比較する(S
5−10)。これらの内容が異なれば(S5−10,N
o)、室外機1は運転モードを変更し(S5−11)、
変更した運転モードを伝送線5を介して、室内機2へ送
信する。室内機2は変更された運転モードを伝送線5を
介して、リモコン3へ送信する(S5−12)。一方、
S5−10において、内容が同じであれば(S5−1
0,Yes)、室外機1の運転モードを変更せず、運転
モードを伝送線5を介して室内機2へ送信する。室内機
2は、室外機1から受信した運転モードを伝送線5を介
してリモコン3へ送信する(S5−12)。
【0048】以上のように、実施例5の空気調和機によ
れば、リモコン3から運転モードの変更設定操作が行わ
れたとき、各室内機2において検出された周囲温度と室
内機2毎の設定温度との差温と、室内機2毎の室内機容
量と、室内機2毎の重み係数とに基づいて、例えば差温
と室内機容量と重み係数との積の値が最も大きな室内機
2の運転モードに、運転中及び運転を開始しようとする
全ての室内機2の運転モードが共通に変更設定される。
従って、運転中であっても空気調和機全体として最適な
運転モードに変更できる。
【0049】なお、上記実施例5では、重要度設定手段
として、リモコン3に設置してある重み係数設定スイッ
チ10による方法を示したが、この限るものではなく、
例えば室外機1が重み係数を伝送により設定する方法
や、他の設定方法であってもよい。これらの設定方法に
よっても、上記実施例5と同様の効果を奏するのはいう
までもない。
【0050】実施例6.図10は実施例6による空気調
和機の制御系統を示す概略構成図であり、ここでは同時
に1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房モ
ードと冷房モードによる同時運転ができない空気調和機
について述べる。図10において、1は室外機、2は室
外機1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機2
に対応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモコ
ン、4は全ての室内機2に設置されリモコン3の設定状
態を全て記憶している記憶装置、5は室外機1,室内機
2,及びリモコン3を接続する双方向信号伝送可能な伝
送線、6は室外機1に設置された記憶装置である。ま
た、室外機1(合計台数比較手段及び第6の運転モード
設定手段の一例)は、各々のリモコン3からの操作設定
入力を判断しそれらの判断結果に基づいて各々の室内機
2を制御するようになっている。
【0051】次に実施例6の動作について、図11のフ
ローチャートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3
に現状運転モードと異なる運転モード操作が入力された
場合(S6−1,Yes)、リモコン3から伝送線5を
介して室内機2にその情報が送信される。室内機2はリ
モコン3からの運転モード変更の要求を受けると、伝送
線5を介し室外機1に運転モード変更の要求を送信す
る。室外機1は室内機2から運転モード変更の要求を受
けると、伝送線5を介し運転中の全室内機2に、室内機
2の運転モードを要求する(S6−2)。室外機1から
要求を受けた室内機2は、室内機2の運転モードを、伝
送線5を介して室外機1へ送信する(S6−3)。室外
機1は受信した運転モードを記憶装置6に記憶してお
く。
【0052】室外機1は、受信した運転モードが暖房モ
ードであれば(S6−4,Yes)、Xに1を足し(S
6−5)、受信した運転モードが暖房モードでなく(S
6−4,No)、冷房モードであれば(S6−6,Ye
s)、Yに1を足す(S6−7)。受信した運転モード
を全て確認していなければ(S6−8,No)、処理を
ステップS6−4に戻し、これらの処理を繰り返す(S
6−4〜S6−8)。そして、受信した運転モードを全
て確認したら(S6−8,Yes)、ステップS6−9
において、暖房運転している室内機2の台数Xの値と、
冷房運転している室内機2の台数Yの値とを比較する。
このとき、XがY以上であれば(S6−9,Yes)、
設定すべき運転モードを暖房モードに決定する(S6−
10)。逆にXがY未満であれば(S6−9,No)、
設定すべき運転モードを冷房モードに決定する(S6−
11)。室外機1は、決定した運転モードを伝送線5を
介して室内機2へ送信する。室内機2は、室外機1から
受信した運転モードを伝送線5を介してリモコン3へ送
信する(S6−12)。
【0053】上記したように、実施例6の空気調和機に
よれば、複数のリモコン3から運転モードの変更設定操
作が行われたとき、運転中及び運転開始しようとする各
室内機2の内、運転モード毎の室内機2の合計台数に基
づいて、例えば最も大きな合計台数の運転モードに、運
転中及び運転を開始しようとする全ての室内機2の運転
モードが共通に変更設定される。従って、運転中であっ
ても空気調和機全体として最適な運転モードに変更でき
る。
【0054】実施例7.図10は実施例7による空気調
和機の制御系統を示す概略構成図でもあり、ここでは同
時に1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房
モードと冷房モードによる同時運転ができない空気調和
機について述べる。図10において、1は室外機、2は
室外機1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機
2に対応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモ
コン、4は全ての室内機2に設置されリモコン3の設定
状態を全て記憶している記憶装置(室内機容量記憶手段
の一例)、5は室外機1、室内機2、及びリモコン3を
接続する双方向信号伝送可能な伝送線、6は室外機1に
設置された記憶装置である。また、室外機1(合計空気
調和容量比較手段及び第7の運転モード設定手段の一
例)は、各々のリモコン3からの操作設定入力を判断し
それらの判断結果に基づいて各々の室内機2を制御する
ようになっている。
【0055】次に実施例7の動作について、図12のフ
ローチャートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3
に現状運転モードと異なる運転モード操作が入力された
場合(S7−1,Yes)、リモコン3から伝送線5を
介し室内機2にその情報が送信される。室内機2はリモ
コン3からの運転モード変更の要求を受けると、伝送線
5を介し室外機1に運転モード変更の要求を送信する。
室外機1は室内機2から運転モード変更の要求を受ける
と、伝送線5を介し運転中の全ての室内機2に、室内機
2の運転モードと室内機容量(冷房容量又は暖房容量等
の空気調和容量)とを要求する(S7−2)。室外機1
から要求を受けた室内機2は、室内機2の運転モードと
室内機容量とを、伝送線5を介して室外機1へ送信する
(S7−3)。室外機1は受信した運転モードと室内機
容量とを記憶装置6に記憶しておく。
【0056】室外機1は、受信した運転モードが暖房モ
ードであれば(S7−4,Yes)、Xに室内機容量を
足し(S7−5)、受信した運転モードが暖房モードで
なく(S7−4,No)、冷房モードであれば(S7−
6,Yes)、Yに室内機容量を足す(S7−7)。受
信した運転モードを全て確認していなければ(S7−
8,No)、処理をステップS7−4に戻し、これらの
処理を繰り返す(S7−4〜S7−8)。そして、受信
した運転モードを全て確認したら(S7−8,Ye
s)、暖房運転している室内機2の室内機容量の合計値
Xと、冷房運転している室内機2の室内機容量の合計値
Yとを比較する。このとき、XがY以上であれば(S7
−9,Yes)、設定すべき運転モードを暖房モードに
決定する(S7−10)。逆に、XがY未満であれば
(S7−9,No)、設定すべき運転モードを冷房モー
ドに決定する(S7−11)。室外機1は、決定した運
転モードを伝送線5を介して室内機2へ送信する。室内
機2は、室外機1から受信した運転モードを伝送線5を
介してリモコン3へ送信する(S7−12)。
【0057】以上のように、実施例7の空気調和機によ
れば、複数のリモコン3から運転モードの変更設定操作
が行われたとき、運転中及び運転開始しようとする各室
内機2の内、運転モード毎の室内機2に係る合計室内機
容量に基づいて、例えば最も大きな合計室内機容量の運
転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全ての
室内機2の運転モードが共通に変更設定される。従っ
て、運転中であっても空気調和機全体として最適な運転
モードに変更できる。
【0058】実施例8.図13は実施例8による空気調
和機の制御系統を示す概略構成図であり、ここでは同時
に1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房モ
ードと冷房モードによる同時運転ができない空気調和機
について述べる。図13において、1は室外機、2は室
外機1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機2
に対応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモコ
ン、4は全ての室内機2に設定されリモコン3の設定状
態を全て記憶している記憶装置、5は室外機1,室内機
2,及びリモコン3を接続する双方向信号伝送可能な伝
送線、6は室外機1に設置された記憶装置、11は室外
機1に設置され外気温(室外温度)を検出する外気温セ
ンサ、12は室外機1に設置され外気温に係るしきい値
を予め設定しておくためのしきい値設定スイッチ(室外
温度しきい値設定手段の一例)である。設定されたしき
い値は室外機1の記憶装置6(室外温度しきい値記憶手
段の一例)に記憶される。また、室外機1(第8の運転
モード設定手段の一例)は、各々のリモコン3からの操
作設定入力を判断しそれらの判断結果に基づいて各々の
室内機2を制御するようになっている。
【0059】次に実施例8の動作について、図14のフ
ローチャートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3
に現状運転モードと異なる運転モード操作が入力された
場合(S8−1,Yes)、リモコン3から伝送線5を
介し室内機2にその情報が送信される。室内機2はリモ
コン3からの運転モード変更の要求を受けると、伝送線
5を介し室外機1に運転モード変更の要求を送信する。
室外機1は、室内機2から運転モード変更の要求を受け
ると、室外機1に設置されている外気温センサ11によ
り検出された外気温を取り込んで、Xに代入する(S8
−2)。
【0060】そして、室外機1は、記憶装置6に記憶さ
れているしきい値を読み出し、このしきい値がX以上で
あれば(S8−3,Yes)、設定すべき運転モードを
暖房に決定する(S8−4)。他方、ステップS8−3
において、しきい値がX未満であれば(S8−3,N
o)、設定すべき運転モードを冷房に決定する(S8−
5)。即ち、室外機1の制御装置(不図示)と外気温セ
ンサ11とを備えてなる構成が、室外温度差算出手段の
一例である。室外機1は、決定した運転モードを伝送線
5を介して室内機2へ送信する。室内機2は、室外機1
から受信した運転モードを伝送線5を介してリモコン3
へ送信する(S8−6)。
【0061】このように、実施例8の空気調和機によれ
ば、リモコン3から運転モードの変更設定操作が行われ
たとき、検出された外気温と予め設定された外気温に係
るしきい値との室外温度差に基づいて、例えば外気温が
しきい値より大きいときは暖房モードに、小さいときは
冷房モードにするように、運転中及び運転を開始しよう
とする全ての室内機2の運転モードが共通に変更設定さ
れる。従って、運転中であっても空気調和機全体として
最適な運転モードに変更できる。尚、上記実施例8で
は、室外温度しきい値設定手段として室外機1に設置し
てあるしきい値設定スイッチ12により、しきい値を設
定する方法を説明したが、この室外温度しきい値設定手
段は、室内機2やリモコン3に設置してもよく、これら
によって上記実施例8と同様の効果を奏する。
【0062】実施例9.図15は実施例9による空気調
和機の制御系統を示す概略構成図であり、ここでは同時
に1つの運転モードしか運転できない、すなわち暖房モ
ードと冷房モードによる同時運転ができない空気調和機
について述べる。図15において、1は室外機、2は室
外機1に接続された複数の室内機、3は各々の室内機2
に対応しこれらの室内機2を操作設定するためのリモコ
ン、4は全ての室内機2に設置されたリモコン3の設定
状態を全て記憶している記憶装置、5は室外機1,室内
機2,及びリモコン3を接続する双方向信号伝送可能な
伝送線、6は室外機1に設置された記憶装置、13は全
てのリモコン3に設置され運転モードの強制変更設定の
要求入力を行うための運転モード変更要求スイッチ(変
更要求室内機特定手段の一例)である。また、室外機1
(第9の運転モード設定手段の一例)は、各々のリモコ
ン3からの操作設定入力を判断しそれらの判断結果に基
づいて各々の室内機2を制御するようになっている。
【0063】次に実施例9の動作について、図16のフ
ローチャートを用いて説明する。先ず、あるリモコン3
の運転モード変更要求スイッチ13からの運転モード変
更設定要求に係る操作が入力され(S9−1,Ye
s)、続いてリモコン3に通常配備されている汎用の運
転モード選択スイッチ(図示せず。例えば、冷房運転ス
イッチや暖房運転スイッチ等)から操作者所望の運転モ
ード選択に係る操作が入力された場合(S9−2,Ye
s)、当該リモコン3から伝送線5を介してそれの接続
されている特定の室内機2にこれらの情報が送信され
る。この特定の室内機2はリモコン3からの運転モード
変更設定要求及び運転モード選択を受けると、運転モー
ド変更設定要求及び運転モード選択を、伝送線5を介し
て室外機1に送信する。室外機1は、特定の室内機2か
らの運転モード変更設定要求及び運転モード選択を受け
ると、運転中の各室内機2に設定されている運転モード
を、上記特定の室内機2について選択操作された運転モ
ードに共通して強制的に変更設定する(S9−3)。そ
して、室外機1は、変更設定された運転モードを伝送線
5を介して各室内機2へ送信する。各室内機2は、室外
機1から受信した運転モードを伝送線5を介してリモコ
ン3へ送信する(S9−4)。
【0064】このように、実施例9の空気調和機によれ
ば、リモコン3に設けられた運転モード変更要求スイッ
チ13からの運転モードの変更設定要求指令が発せられ
ると、室外機1は、運転中及び運転を開始しようとする
全ての室内機2の運転モードを、変更設定要求指令が発
せられた室内機2に選択設定される所望の運転モードに
共通して強制的に変更設定する。従って、運転中であっ
ても空気調和機を運転停止させることなく、適宜の運転
モードに変更することができる。
【0065】尚、これまでに述べた実施例1〜9では、
設定し得る運転モードとして、冷房モードと暖房モード
の2つを例示したが、本発明は、他の運転モード、例え
ばドライモードや送風モード等も含めた3つ以上の運転
モードの内から1つの共通する運転モードを設定する場
合にも適用可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明は、室外機と、室
外機に第1の伝送手段を介して接続された複数の室内機
と、室内機に第2の伝送手段を介して接続され室内機の
操作設定を行うリモコンとを備え、室外機,室内機,及
びリモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
気調和機について、運転モードの適切な操作設定に係る
ものである。この発明によれば、運転モードの操作設定
に係る運転モード決定に対する優先レベルを室内機毎に
設定しておき、リモコンから運転モードの変更設定操作
が行われたとき、各室内機の優先レベルに基づいて、例
えば最も値の大きな優先レベルの設定されている室内機
の運転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全
ての室内機の運転モードを共通に変更設定するので、運
転中であっても空気調和機全体として適切な運転モード
に変更することが可能となった。
【0067】また、運転モードの操作設定に係る優先レ
ベルに対応したアドレスデータを室内機毎に設定してお
き、リモコンから運転モードの変更設定操作が行われた
とき、各室内機のアドレスデータに基づいて、例えば最
も値の大きなアドレスデータの設定されている室内機の
運転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全て
の室内機の運転モードを共通に変更設定するので、運転
中であっても空気調和機全体として適切な運転モードに
変更することが可能となった。
【0068】また、リモコンから運転モードの変更設定
操作が行われたとき、各室内機において検出した室内温
度と予め室内機毎に設定されている目標室内温度との温
度差に基づいて、例えば最も温度差の大きな室内機の運
転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全ての
室内機の運転モードを共通に変更設定するので、運転中
であっても空気調和機全体として適切な運転モードに変
更することが可能となった。
【0069】更に、リモコンから運転モードの変更設定
操作が行われたとき、各室内機において検出した室内温
度と予め室内機毎に設定されている目標室内温度との温
度差と、室内機毎の空気調和容量とに基づいて、例えば
温度差と空気調和容量との積の値が最も大きな室内機の
運転モードに、運転中及び運転を開始しようとする全て
の室内機の運転モードを共通に変更設定するので、運転
中であっても空気調和機全体として適切な運転モードに
変更することが可能となった。
【0070】そして、リモコンから運転モードの変更設
定操作が行われたとき、各室内機において検出した室内
温度と室内機毎の目標室内温度との温度差と、室内機毎
の空気調和容量と、室内機毎の重要度とに基づいて、例
えば温度差と空気調和容量と重要度との積の値が最も大
きな室内機の運転モードに、運転中及び運転を開始しよ
うとする全ての室内機の運転モードを共通に変更設定す
るので、運転中であっても空気調和機全体として適切な
運転モードに変更することが可能となった。
【0071】また、複数のリモコンから運転モードの変
更設定操作が行われたとき、運転中及び運転開始しよう
とする各室内機の内、運転モード毎の室内機の合計台数
に基づいて、例えば最も大きな合計台数の運転モード
に、運転中及び運転を開始しようとする全ての室内機の
運転モードを共通に変更設定するので、運転中であって
も空気調和機全体として適切な運転モードに変更するこ
とが可能となった。
【0072】また、複数のリモコンから運転モードの変
更設定操作が行われたとき、運転中及び運転開始しよう
とする各室内機の内、運転モード毎の室内機に係る合計
空気調和容量に基づいて、例えば最も大きな合計空気調
和容量の運転モードに、運転中及び運転を開始しようと
する全ての室内機の運転モードを共通に変更設定するの
で、運転中であっても空気調和機全体として適切な運転
モードに変更することが可能となった。
【0073】更に、リモコンから運転モードの変更設定
操作が行われたとき、検出された室外温度と予め設定さ
れている室外温度に係るしきい値との室外温度差に基づ
いて、例えば室外温度がしきい値より大きいときは暖房
運転モードに、小さいときは冷房運転モードにするよう
に、運転中及び運転を開始しようとする全ての室内機の
運転モードを共通に変更設定するので、運転中であって
も空気調和機全体として適切な運転モードに変更するこ
とが可能となった。
【0074】そして、運転モードを強制的に変更設定す
るべく設けられた変更要求室内機特定手段から運転モー
ドの変更設定要求のある室内機の特定指令が発せられた
とき、運転中及び運転を開始しようとする全ての室内機
の運転モードは、特定指令が発せられた室内機に設定さ
れる運転モードに、共通に強制変更設定されるので、運
転中であっても空気調和機を停止させることなく、適宜
の運転モードに変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による空気調和機の制御系統
を示す概略構成図である。
【図2】実施例1による空気調和機の動作の一部を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の実施例2による空気調和機の制御系統
を示す概略構成図である。
【図4】実施例2による空気調和機の動作の一部を示す
フローチャートである。
【図5】本発明に係る空気調和機の制御系統を示す実施
例3及び実施例4による概略構成図である。
【図6】実施例3による空気調和機の動作の一部を示す
フローチャートである。
【図7】実施例4による空気調和機の動作の一部を示す
フローチャートである。
【図8】本発明の実施例5による空気調和機の制御系統
を示す概略構成図である。
【図9】実施例5による空気調和機の動作の一部を示す
フローチャートである。
【図10】本発明に係る空気調和機の制御系統を示す実
施例6及び実施例7による概略構成図である。
【図11】実施例6よる空気調和機の動作の一部を示す
フローチャートである。
【図12】実施例7による空気調和機の動作の一部を示
すフローチャートである。
【図13】本発明の実施例8による空気調和機の制御系
統を示す概略構成図である。
【図14】実施例8による空気調和機の動作の一部を示
すフローチャートである。
【図15】本発明の実施例9による空気調和機の制御系
統を示す概略構成図である。
【図16】実施例9による空気調和機の動作の一部を示
すフローチャートである。
【図17】従来の空気調和機の制御系統を示す概略構成
図である。
【図18】従来の空気調和機による動作の一部を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 室外機 2 室内機 3 リモコン 4 記憶装置 5 伝送線 6 記憶装置 7 優先レベル設定スイッチ 8 アドレス設定スイッチ 9 周囲温度検出器 10 重み係数設定スイッチ 11 外気温センサ 12 しきい値設定スイッチ 13 運転モード変更要求スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−213941(JP,A) 特開 平4−60332(JP,A) 特開 平3−125841(JP,A) 特開 平1−219441(JP,A) 特開 平1−181030(JP,A) 特開 平1−150730(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、前記運転モードの操作設定に係る
    転モード決定に対する優先レベルを室内機毎に設定する
    ための優先レベル設定手段と、前記優先レベル設定手段
    により設定された前記室内機毎の優先レベルを記憶する
    優先レベル記憶手段と、前記リモコンから運転モードの
    変更設定操作が行われたとき、運転中及び運転開始する
    各室内機に係る前記優先レベルに基づいて前記共通する
    運転モードを決定し設定する第1の運転モード設定手段
    とを具備してなることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、前記運転モードの操作設定に係る優
    先レベルに対応したアドレスデータを室内機毎に設定す
    るためのアドレスデータ設定手段と、前記アドレスデー
    タ設定手段により設定された前記室内機毎のアドレスデ
    ータを記憶するアドレスデータ記憶手段と、前記リモコ
    ンから運転モードの変更設定操作が行われたとき、運転
    中及び運転開始する各室内機に係る前記アドレスデータ
    に基づいて前記共通する運転モードを決定し設定する第
    2の運転モード設定手段とを具備してなることを特徴と
    する空気調和機。
  3. 【請求項3】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、目標室内温度を室内機毎に設定する
    ための目標室内温度設定手段と、前記目標室内温度設定
    手段により設定された前記室内機毎の目標室内温度を記
    憶する目標室内温度記憶手段と、室内温度を検出すると
    ともに当該検出した室内温度と前記目標室内温度との温
    度差を室内機毎に算出する温度差算出手段と、前記リモ
    コンから運転モードの変更設定操作が行われたとき、運
    転中及び運転開始する各室内機に係る前記温度差に基づ
    いて前記共通する運転モードを決定し設定する第3の運
    転モード設定手段とを具備してなることを特徴とする空
    気調和機。
  4. 【請求項4】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、目標室内温度を室内機毎に設定する
    ための目標室内温度設定手段と、前記目標室内温度設定
    手段により設定された前記室内機毎の目標室内温度を記
    憶する目標室内温度記憶手段と、室内温度を検出すると
    ともに当該検出した室内温度と前記目標室内温度との温
    度差を室内機毎に算出する温度差算出手段と、予め設定
    された室内機毎の空気調和容量を記憶する室内機容量記
    憶手段と、前記リモコンから運転モードの変更設定操作
    が行われたとき、運転中及び運転開始する各室内機に係
    る前記温度差と前記空気調和容量とに基づいて前記共通
    する運転モードを決定し設定する第4の運転モード設定
    手段とを具備してなることを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モード を決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、前記運転モードに係る重要度を前記
    室内機毎に設定するための重要度設定手段と、前記重要
    度設定手段により設定された前記室内機毎の重要度を記
    憶する重要度記憶手段と、目標室内温度を室内機毎に設
    定するための目標室内温度設定手段と、前記目標室内温
    度設定手段により設定された前記室内機毎の目標室内温
    度を記憶する目標室内温度記憶手段と、室内温度を検出
    するとともに当該検出した室内温度と前記目標室内温度
    との温度差を室内機毎に算出する温度差算出手段と、予
    め設定された室内機毎の空気調和容量を記憶する室内機
    容量記憶手段と、前記リモコンから運転モードの変更設
    定操作が行われたとき、運転中及び運転開始する各室内
    機に係る前記重要度と前記温度差と前記空気調和容量と
    に基づいて前記共通する運転モードを決定し設定する第
    5の運転モード設定手段とを具備してなることを特徴と
    する空気調和機。
  6. 【請求項6】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、複数の前記リモコンから運転モード
    の変更設定操作が行われたとき、運転中及び運転開始す
    る各室内機の内、前記運転モード毎の室内機の合計台数
    をそれぞれ計数し各合計台数を比較する合計台数比較手
    段と、前記合計台数比較手段による比較結果に基づいて
    前記共通する運転モードを決定し設定する第6の運転モ
    ード設定手段とを具備してなることを特徴とする空気調
    和機。
  7. 【請求項7】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、予め設定された室内機毎の空気調和
    容量を記憶する室内機容量記憶手段と、複数の前記リモ
    コンから運転モードの変更設定操作が行われたとき、運
    転中及び運転開始する各室内機の内、前記運転モード毎
    の室内機に係る合計空気調和容量をそれぞれ算出し各合
    計空気調和容量を比較する合計空気調和容量比較手段
    と、前記合計空気調和容量比較手段による比較結果に基
    づいて前記共通する運転モードを決定し設定する第7の
    運転モード設定手段とを具備してなることを特徴とする
    空気調和機。
  8. 【請求項8】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、室外温度に係るしきい値を設定する
    ための室外温度しきい値設定手段と、前記室外温度しき
    い値設定手段により設定されたしきい値を記憶する室外
    温度しきい値記憶手段と、室外温度を検出するとともに
    当該検出した室外温度と前記しきい値との室外温度差を
    算出する室外温度算出手段と、前記リモコンから運転モ
    ードの変更設定操作が行われたとき、前記室外温度差に
    基づいて前記共通する運転モードを決定し設定する第8
    の運転モード設定手段とを具備してなることを特徴とす
    る空気調和機。
  9. 【請求項9】 室外機と、前記室外機に第1の伝送手段
    を介して接続された複数の室内機と、前記室内機に第2
    の伝送手段を介して接続され前記室内機の操作設定を行
    うリモコンとを備え、前記室外機,前記室内機,及び前
    記リモコン相互の信号伝送を行って、運転中の室内機及
    び追加で運転開始する室内機を複数種の運転モードの内
    の1つの共通する運転モードにより運転するように運転
    モードを決定し設定する運転モード設定手段を備えた
    気調和機において、前記運転モードの変更設定要求のあ
    る室内機を特定するための変更要求室内機特定手段と、
    前記変更要求室内機特定手段により前記運転モードの変
    更設定要求のある室内機の特定指令が発せられたとき、
    運転中及び運転開始する各室内機の運転モードを、前記
    変更要求室内機特定手段からの前記特定指令に係る室内
    機に設定される運転モードに強制的に設定する第9の運
    転モード設定手段とを具備してなることを特徴とする空
    気調和機。
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