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JP3486726B2 - 造粒コーティング種子およびその製造方法 - Google Patents
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JP3486726B2 - 造粒コーティング種子およびその製造方法 - Google Patents

造粒コーティング種子およびその製造方法

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JP3486726B2
JP3486726B2 JP32154195A JP32154195A JP3486726B2 JP 3486726 B2 JP3486726 B2 JP 3486726B2 JP 32154195 A JP32154195 A JP 32154195A JP 32154195 A JP32154195 A JP 32154195A JP 3486726 B2 JP3486726 B2 JP 3486726B2
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隆允 大谷
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Takii and Co Ltd
DKS Co Ltd
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Takii and Co Ltd
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    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G5/00Fertilisers characterised by their form
    • C05G5/30Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造粒コーティング
種子、特に花卉種子などの好光性種子を造粒コーティン
グした造粒コーティング種子およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、花卉種子などの好光性種子は、発芽に光を要するた
め、播種時に土中に埋没させずに地表に配して光を受け
やすくしている。
【0003】従来より、このような好光性種子に対し、
合理化等の目的のために、赤土やクレー等の造粒材で種
子を包被する造粒コーティングが行なわれているが、従
来の造粒コーティング種子では、播種時に吸水しにく
く、さらに吸水してもそのコーティング層が良好に割れ
ないという問題がある。すなわち、従来のものでは、吸
水してもコーティング層にほとんど亀裂が入らないか、
入っても幅の狭いものであるため、好光性種子が十分に
露出しないということがある。そのため、上記したよう
な好光性種子では、光が遮断されてしまい、良好な発芽
が阻害されてしまうという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、好
光性種子を造粒コーティングするものにおいて、播種時
に吸水しやすく、さらに吸水により割れやすい造粒コー
ティング種子及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の造粒コーティン
グ種子は、好光性種子を下記一般式(1)で表わされ
る化合物と、造粒材とを含有する造粒用組成物で造粒コ
ーティングしたことを特徴とする。
【0006】 X0.6〜12〜3SiAl4−n10 (1) 式中、Xは、K,Na,Ca,Liのいずれか1種又は
2種以上の組合せ、Yは、Fe2+,Fe3+,Mn,A
l,Mg,V,Tiのいずれか1種又は2種以上の組合
せ、Zは、OH,F,Oのいずれか1種又は2種以上の
組合せを示し、nは、0<n≦4である。
【0007】造粒用組成物に下記一般式(1)で表わさ
れる化合物が含有されていると、この造粒用組成物を用
いて造粒コーティングした造粒コーティング種子は、播
種時、そのコーティング層が吸水しやすく、さらに、吸
水により割れやすくなる。そのため、好光性種子は光を
受けやすくなり、良好に発芽する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施に関連する事
項について詳細に説明する。
【0009】上記一般式(1)で表わされる化合物とし
ては、例えば雲母群が挙げられる。雲母群は、フィロケ
イ酸塩鉱物に含まれ、2:1型構造を有する。そして、
上記式(1)中、Xは層間の陽イオンであり、Yは八面
体シート中の陽イオンである。
【0010】雲母群には、シロウンモ、ベニウンモ、ソ
ーダウンモ、セリサイト、バナジンウンモ、イライトな
どのシロウンモ系列(2八面体型鉱物)と、クロウン
モ、キンウンモ、テツウンモ、チンワルドウンモなどの
クロウンモ系列(3八面体型鉱物)とがある。
【0011】上記一般式(1)で表わされる化合物の、
造粒用組成物中における含有率は、1〜10vol%で
あることが好ましい。より好ましくは3〜8vol%で
ある。10vol%を越えると、造粒コーティング時に
おいて、2粒以上の種子が結着する複粒が生じやすくな
り、1vol%未満であると、上述した吸水しやすさ及
び割れやすさの点での効果が十分でない。
【0012】また、この化合物は、平均粒径が20μm
以下の微粉末状のものを用いることが好ましい。
【0013】本発明において用いる造粒用組成物は、上
記一般式(1)で表わされる化合物と造粒材を含有し、
さらにその他の成分として、所望により、疎水剤、植物
ホルモン、植物栄養剤、植物成長制御剤、殺菌剤、酸素
発生剤、肥料等の補助成分を含有しても良い。
【0014】造粒材としては、種子の造粒コーティング
の目的に通常使用される無機物がそのまま利用できる。
例えば、珪藻土、シリカ、赤土、クレー、パーライト、
火山灰、火山岩、長石、タルク、カオリン、粘土鉱物、
ベントナイト、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、水
酸化アルミニウムなどで、これらを単独で又は混合して
使用することができる。なお、平均粒径が20μm以下
の微粉末状のものが好ましいが、特に限定するものでは
ない。
【0015】疎水剤としては、炭素数14〜22の飽和
又は不飽和の高級脂肪酸又は高級アルコール又はそれら
の誘導体を使用することができる。好適な疎水剤として
は、ステアリン酸、ステアリン酸の金属塩(Na、K、
Mg、Ca、Ba塩など)、ステアリルアルコール、ス
テアリルアルコールのアルキレンオキサイド付加物(エ
チレンオキサイド付加物、プロピレンオキサイド付加物
など)などがある。疎水剤を使用する場合、使用量は、
その効果を発揮するために、造粒材100重量部に対し
て1重量部以上が好ましく、より好ましくは2〜5重量
部である。
【0016】以上よりなる造粒用組成物を用いて、好光
性種子を造粒コーティングするには、傾斜回転パン型造
粒機や流動層型造粒機など種々の公知の造粒装置を用い
ることができる。
【0017】造粒コーティングにおいては、好光性種子
に湿潤剤を噴霧するなどして付与しながら、粉末状であ
る前記造粒用組成物を加えて、該種子の表面にコーティ
ング層を形成せしめる。
【0018】この湿潤剤としては、ポリビニルアルコー
ル、カルボキシメチルセルロース、セルロース・アセテ
ート、セルロース・アセテート・プロピオネート、メチ
ルセルロース、プルラン、ゼラチン、でんぷんなどの親
水性ポリマーである結合剤を水に溶解させた水溶液や、
あるいは水を用いることができる。
【0019】なお、湿潤剤中に上記した植物ホルモンな
どの造粒用組成物の補助成分を含有させて噴霧してもよ
い。
【0020】また、前記結合剤を造粒用組成物に添加し
て、湿潤剤としては水を用いて造粒コーティングしても
よい。
【0021】本発明で造粒コーティングを行なう好光性
種子とは、光がないと発芽しにくい種子をいい、例え
ば、花卉種子の多くの種類が該当する。例としては、ベ
チュニア、トルコキキョウ、ベゴニア、コリウス、キン
ギョソウなどが挙げられる。
【0022】これらの花卉種子には、平均粒径1mm以
下である微小な種子が多く、本発明はこれら微小な好光
性種子に特に効果的である。微小種子の場合、造粒用組
成物の粉体の平均粒径を小さくすることが造粒コーティ
ング時における複粒防止の点で好ましいが、平均粒径を
小さくするとコーティング層の吸水性が低下してしま
う。本発明では、上記一般式(1)で表わされる化合物
を含有させることにより、この吸水性の低下を防ぐこと
ができる。なお、造粒用組成物中に疎水剤を含有させる
場合には、該疎水剤による吸水性の低下を補償するよう
に前記化合物を多く含有させることが好ましい。
【0023】
【実施例】以下、実施例及び比較例により発明の具体例
及び効果を示すが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
【0024】実施例1〜4及び比較例1、2 発芽率約95%のトルコキキョウの種子(平均粒径0.
3mm)50mlを傾斜回転パンに投入し、表1に示す
湿潤剤をスプレーで噴霧しながら、表1に示す造粒用組
成物を添加し、粒径が1.5mmになるまで造粒コーテ
ィングした後、30℃で3時間乾燥した。
【0025】なお、各実施例における造粒用組成物中の
シロウンモの含有率は、実施例1が5vol%、実施例
2が3vol%、実施例3が8vol%、実施例4が1
5vol%であった。
【0026】このようにして得られた造粒コーティング
種子について発芽試験を行なった。発芽試験は、9cm
φのシャーレに濾紙2枚を敷き、これに水4mlを注い
だ後、造粒コーティングした種子100粒を置床し、2
0℃の恒温器に入れて行なった。なお、造粒コーティン
グしていない裸の種子についても同様に行なった。結果
を表1に示す。
【0027】
【表1】 *1 2粒以上が結着した造粒コーティング種子の割合
(%)であり、造粒コーティング種子500粒の検査に
より求めた。 *2 発芽勢は試験開始から4日後の発芽している種子
の割合である。 *3 発芽率は試験開始から21日後の発芽している種
子の割合である。
【0028】表1より明らかなように、実施例1〜4の
造粒コーティング種子では、水と接触したときに、多数
の幅広い亀裂が入って中の種子が良好に露出する。その
ため、非造粒の種子と同程度の発芽率及び発芽勢が得ら
れた。これに対して、シロウンモを含有しない比較例1
の造粒コーティング種子は、水と接触しても殆ど亀裂が
入らず、入ったものについても中の種子が見えるほど十
分に露出していなかったため、発芽率及び発芽勢が低
く、特に発芽勢が非常に低かった。
【0029】なお、実施例4では、シロウンモの含有率
が15vol%と高いため、造粒コーティング時に複粒
の発生が見られた。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の造粒コーティン
グ種子は、播種時、吸水しやすくまた吸水によりコーテ
ィング層が割れやすいので、好光性種子が光を受けやす
く、コーティング層によって発芽が阻害されることがな
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 吉弘 京都府綴喜郡田辺町三山木南山30−1 (56)参考文献 特開 平3−277205(JP,A) 特開 昭55−68202(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 1/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 好光性種子を下記一般式(1)で表わ
    される化合物と、造粒材とを含有する造粒用組成物で造
    粒コーティングしてなる造粒コーティング種子。 X0.6〜12〜3SiAl4−n10 (1) (式中、Xは、K,Na,Ca,Liのいずれか1種又
    は2種以上の組合せ、Yは、Fe2+,Fe3+,M
    n,Al,Mg,V,Tiのいずれか1種又は2種以上
    の組合せ、Zは、OH,F,Oのいずれか1種又は2種
    以上の組合せを示し、nは、0<n≦4である。)
  2. 【請求項2】 前記造粒用組成物が、上記一般式(1)
    で表わされる化合物を1〜10vol%含有することを
    特徴とする請求項1記載の造粒コーティング種子。
  3. 【請求項3】 好光性種子を下記一般式(1)で表わ
    される化合物と、造粒材とを含有する造粒用組成物で造
    粒コーティングすることを特徴とする造粒コーティング
    種子の製造方法。 X0.6〜12〜3SiAl4−n10 (1) (式中、Xは、K,Na,Ca,Liのいずれか1種又
    は2種以上の組合せ、Yは、Fe2+,Fe3+,M
    n,Al,Mg,V,Tiのいずれか1種又は2種以上
    の組合せ、Zは、OH,F,Oのいずれか1種又は2種
    以上の組合せを示し、nは、0<n≦4である。)
  4. 【請求項4】 前記造粒用組成物が、上記一般式(1)
    で表わされる化合物を1〜10vol%含有することを
    特徴とする請求項3記載の造粒コーティング種子の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 好光性種子に対し湿潤剤を付与しながら
    前記造粒用組成物を加えて造粒コーティングすることを
    特徴とする請求項3又は4記載の造粒コーティング種子
    の製造方法。
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