JP3501160B2 - 感圧接着性プリントシート - Google Patents
感圧接着性プリントシートInfo
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Description
刷、印字等を行う際のフィード適性が良好な各種通知に
用いる感圧接着性プリントシートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、シート上に感圧接着剤層を設けた
プリントシートで、各種プリンタでシート上に印刷、印
字等を行った後、接着剤層面同士を対向させ加圧して接
合することによって、各種通知カードに加工するところ
の感圧接着性プリントシートが用いられている。 【0003】このようにしたプリントシートは、各種取
扱いに適合するサイズに加工すること、機密性の情報を
隠蔽することなどに用いるには便利であったが、このプ
リントシートのプリント前の保存においてカール、シワ
などを生じ、保存中の取扱いも不便であるばかりでな
く、プリンタでのフィードおよび印刷、印字等にも支障
を来し不都合であった。 【0004】この原因は、シートの接合面の感圧接着剤
層がシートの厚み、剛度、収縮率を変化させているため
で、従来、これを解決するため、シートの接合面への感
圧接着剤の塗布方法を各種試みたり、感圧接着剤の組成
を色々と変化させることを試みたが十分な解決には至ら
なかった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明にお
いては、通常の保管状態においてカール、シワなどが容
易に生じることなく、プリンターで情報の印刷、印字を
行う際の積載状態から1枚毎、または連続状態における
フィードにおいても、また、情報の印刷、印字等の後の
各種加工処理を行う際においてもカール、シワなどが容
易に生じることなく安定した取扱いが行える感圧接着性
プリントシートの提供を目的とする。 【0006】 この発明は、折りたたみまたは重ね合わ
せで接合面を圧力の付与により接合させて、後に当該接
合面を剥離させるための感圧接着性プリントシートであ
って、シートの表面および裏面の両面の略全面にプリン
ト剤受理可能で接着力、剥離力が調整された剥離性の感
圧接着剤層が設けられてなり、前記感圧接着剤層は、接
着基剤に粒径の異なる二種以上の平均粒径1μm〜20
μmの微細粒子が分散されたものであり、平滑度20〜
120秒(JISP−8119準拠)で形成されること
を特徴とする感圧接着性プリントシート。 【0007】 【作用】シートの表面および裏面の略全面にプリント剤
受理可能で、粒径の異なる二種以上の微細粒子を分散さ
せた剥離性の感圧接着剤層が設けられているので、接着
剤層面を凹凸に形成し易く耐ブロッキング性、剥離性能
が向上すると共にシートの表裏面全体が同一条件にあ
り、温度、湿度等条件変化においても、シート全体が均
一に伸縮するのでカール、シワなどが容易に生じること
なく、シートの所望カ所に同一条件でプリントすること
ができる。 【0008】 【実施例】次に、この発明の一実施例を示す図面に基づ
いて、この発明を説明する。 【0009】第1図は、この発明の感圧接着性プリント
シート10の断面図を示すもので、このプリントシート
10は、シート1の表面および裏面にプリント剤受理可
能な感圧接着剤層2、2が設けられて構成されている。 【0010】上記におけるシートは、上質紙、中質紙、
コート紙、再生紙、合成紙等が使用できる。 【0011】プリント剤受理可能な感圧接着剤層2、2
用の感圧接着剤としては、天然ゴム系、合成樹脂系等を
主剤とする接着基剤に平均粒径10mμm〜30μmの
微細粒子が分散されてなる接着剤を用いることができ
る。 【0012】上記接着基剤としては、従来用いられてい
る通常の感圧接着剤でよいが、特に挙げれば、天然ゴム
にスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合さ
せて得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッキング
性、耐執性、耐摩耗性等の点で好適である。 【0013】一方、前記微細粒子としては、上記接着基
剤との親和力が小さいもの、例えば、酸化亜鉛、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アル
ミナ、デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバルーン
等が用いられる。これらの材料は、単独でも、複数組み
合わせてもよいが、粒径の異なる2種以上を組み合わせ
ることにより、接着剤塗布面を凹凸状に形成しやすく、
この際、小さい方の粒子と大きい方の粒子の平均粒径の
差は、3μm好ましくは5μm以上相違していればよ
く、ブロッキング防止性能、剥離性能が向上する。 【0014】特に、シリカや活性白土等多孔質性に優れ
たものを8μm以下とし、小さい方の粒子とし、12〜
16μmの小麦デンプン、コンスターチなど精製デンプ
ンを大きい方の粒径として接着基剤に添加すると、感圧
接着剤層の塗膜を強化しうるとともに、その多孔質性に
より、接着基剤が表面に付着しやすいので、接着力や剥
離力を調整しやすいという利点と共に、各種プリント剤
の着床性を良くし受理可能とする利点がある。また、シ
リコンオイルを用いているプリンタで印字する場合で
も、多孔質性によりシリコンオイルを吸収するので、接
着剤がシリコンオイルにより接着しなくなることもな
い。なお、上記微細粒子の平均粒子径は、10mμm〜
30μm、好ましくは1μm〜20μm、さらに好まし
くは2μm〜15μmの範囲が好適である。 【0015】上述した微細粒子は、接着基剤100重量
部に対して20〜400重量部の割合で配合され用いら
れるが、この発明の感圧接着性プリントシート10の所
定カ所に宛名、宛名人への固有の情報、説明事項など所
定の情報を印刷、印字等した後、第2図に示す如く、所
定の情報Pを表出させ折りたたみ、接着条件である圧を
付与して重合面または所望端部を接着して各種はがき、
通知カード、接合面に隠蔽情報を有するはがきや通知カ
ード、または封書などとして用いる場合、または第3図
に示す如く感圧接着性シート10、10同志の重合面ま
たは所望端部を接着して上記と同様に用いる場合、付与
する圧力によっても配合割合は異なるが、70〜200
kg/cm2の加圧においてそれらの接合面が容易に剥
がれないようにするためには、接着基剤100重量部に
対して20〜150重量部、好ましくは50〜150重
量部の割合で、また、上記同様の加圧において接合面が
必要に応じて剥がせ接合面の情報を見えるようにするた
めには、接着剤100重量部に対して100〜400重
量部、好ましくは130〜300重量部の割合で配合し
た感圧接着剤をシート1の表裏に3〜20μmの範囲で
均一に塗布して用い、同様に第4図に示す如くZ字状に
折りたたみ、前記と同様折りたたみの一方を剥がれにく
く他方を必要に応じて剥がれるようにするためには、接
着剤100重量部に対して、シート1の裏面用には20
〜150重量部、シート1の表面用には100〜400
重量部の割合で配合した感圧接着剤を各々塗布して感圧
接着剤層2、2を構成すればよい。 【0016】上述において、シートの表面および裏面へ
の感圧接着剤の塗布量は接着または剥離の目的に合わせ
2〜10g/m2(固形分換算)の範囲で表面と裏面同
一量塗布し、または表面と裏面の塗布量を異にして塗布
する場合も3g/m2の相異の範囲内で塗布すること
が、カール、シワの発牛防止によい。 【0017】また、上述の感圧接着性プリントシート
は、その表面に、凸版印刷、オフセット印刷、シルクス
クリーン印刷、静電プリンタなど各種のプリント方式に
よる印刷インキ、トナーインキなどのプリント剤の着床
性を良くし受理可能とするため、また、プリントシート
としてのフィード適性を得るため、基剤シート1の両面
に感圧接着剤を塗布した後キャレンダーかけ等の処理に
より感圧接着剤層表面を適度に平滑化させるとよく、こ
の際の平滑度をJISP−8119に準拠して20〜1
20秒、好ましくは30〜70秒の範囲とするとよい。 【0018】また、この発明の感圧接着性プリントシー
ト10は、このプリントシート10を1単位1枚とし、
多数枚が積み重ねられ、または1枚毎がミシン目を境に
連接しジグザグに折りたたまれ積み重ねられプリンター
にてフィードされ用いられるのに適するよう、フィード
時の剥離を良好とするため、このプリントシート10同
志の剥離強度は1kg/cm2の荷重をかけ、常温で3
0分放置後に25mm幅で10g以下であることが望ま
しい。 【0019】 【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
この発明によれば、シートの表面および裏面の略全面に
プリント剤受理可能で粒径の異なる二種以上の微細粒子
を分散させた剥離性の感圧接着剤層が設けられているの
で、接着剤の表面を凹凸に形成し易く耐ブロッキング
性、剥離性能が向上するものであり、また、シートの表
裏面全体が同一条件にあり、温度、湿度等の条件変化に
おいても、シート全体が均一に伸縮するのでカール、シ
ワなどが容易に生じることなく、保存における取扱いが
容易となり、プリンターでフィードする際にも、プリン
ト後の各種加工処理を行う際にもフィード機構に引掛か
ることなく安定した取扱いが行えると共に、表裏面の所
望カ所同一条件にてプリントできるのでプリントの効率
が極めて向上するという効果を奏する。
トシートの断面図。 【図2】同じく感圧接着性プリントシートの2つ折り使
用状態を示す説明図。 【図3】同じく感圧接着性プリントシート同志の重ね合
わせ使用状態を示す説明図。 【図4】同じく感圧接着性プリントシートの3つ折り使
用状態を示す説明図。 【符号の説明】 1 シート 2 感圧接着剤層 10 感圧接着性プリントシート
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】折りたたみまたは重ね合わせで接合面を圧
力の付与により接合させて、後に当該接合面を剥離させ
るための感圧接着性プリントシートであって、シートの
表面および裏面の両面の略全面にプリント剤受理可能で
接着力、剥離力が調整された剥離性の感圧接着剤層が設
けられてなり、前記感圧接着剤層は、接着基剤に粒径の
異なる二種以上の平均粒径1μm〜20μmの微細粒子
が分散されたものであり、平滑度20〜120秒(JI
SP−8119準拠)で形成されることを特徴とする感
圧接着性プリントシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13380491A JP3501160B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 感圧接着性プリントシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13380491A JP3501160B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 感圧接着性プリントシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640187A JPH0640187A (ja) | 1994-02-15 |
| JP3501160B2 true JP3501160B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=15113426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13380491A Expired - Lifetime JP3501160B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 感圧接着性プリントシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3501160B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008311208A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-12-25 | Panasonic Corp | 感圧導電シート及びこれを用いたパネルスイッチ |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP13380491A patent/JP3501160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0640187A (ja) | 1994-02-15 |
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