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JP3525192B2 - 繊維補強セメント板のフローオン抄造方法 - Google Patents
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JP3525192B2 - 繊維補強セメント板のフローオン抄造方法 - Google Patents

繊維補強セメント板のフローオン抄造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、繊維補強
セメント板のフローオン抄造方法に関するものである。
さらに詳しくは、この出願の発明は、幅寸法を規定しつ
つ、両側端部の脱水を良好に行うことのできる繊維補強
セメント板のフローオン抄造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外壁材、屋根材等の外装材には、繊維補
強セメント板が広く用いられている。この繊維補強セメ
ント板の製造技術として、たとえば図6に示したフロー
オン抄造方法が知られている。
【0003】すなわち、セメント、及びパルプや、ビニ
ロン、ポリプロピレンなどの化学繊維などの補強繊維を
主成分とし、これにシリカや各種添加成分が適宜配合さ
れたセメント組成物を水に分散し、固形分濃度25〜6
5%程度に調製された比較的高濃度若しくは高濃度のス
ラリーを、フローボックス(1)から透水性シート
(2)上に供給する。透水性シート(2)は、たとえば
織布又はフェルトなどの不織布からなり、透水性を有し
ており、無端状の連続体に形成され、駆動ロール(3)
及び従動ロール(4)に懸架されて周回移動する。
【0004】透水性シート(2)上に供給されたスラリ
ーは、展開し、透水性シート(2)に載って搬送されつ
つ、脱水される。脱水は、自然脱水、そしてこれに引き
続いて行われる減圧脱水という連続工程よりなる。
【0005】自然脱水が行われる自然脱水ゾーン(5)
には、透水性シート(2)の直下に、脱水後の固形分を
含む水を排水するための自然脱水ボックス(6)が配設
されるとともに、透水性シート(2)上で展開したスラ
リーの厚み分布を解消するために、振動レベリング装置
(7)が配設されている。振動レベリング装置(7)か
らは、表面側よりスラリーに振動が加えられ、レべリン
グが行われる。
【0006】次いでスラリーは、減圧脱水が行われるサ
クションゾーン(8)に搬送される。このサクションゾ
ーン(8)には、減圧及び排水のためのサクションボッ
クス(9)が配設されている。
【0007】以上の工程を経てスラリーは、透水性シー
ト(2)上で所定厚みで所定含水率のシート状の繊維補
強セメント板に抄き上げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、このような繊維
補強セメント板のフローオン抄造方法には、その後、改
善すべき課題が見出された。
【0009】透水性シート(2)上に供給され、展開し
たスラリーは、自然脱水ゾーン(5)において振動レベ
リング装置(7)によりレベリングされ、シート状に展
開するが、この時点におけるスラリーは、比較的高濃度
若しくは高濃度であっても流動性があり、表面側から加
えられる振動により両側方へと広がり、幅方向の寸法が
定まらない。これを解消するための手段として、両側方
に広がろうとするスラリーの幅を規制する幅規制ガイド
板を、フローボックス(1)の両側端部からスラリーの
搬送方向に延設することが考えられる。
【0010】しかしながら、そのように幅規制ガイド板
を配設して自然脱水ゾーン(5)においてレベリングを
試行してみると、確かに幅規制ガイド板によりスラリー
の幅が精度よく決まるが、その一方で、スラリーの両側
端部に幅規制ガイド板に沿って材料のせり上がりが生じ
てしまうことが確認された。これは、振動を受け、両側
方に広がろうとするスラリーが幅規制ガイド板により移
動が規制されることに起因し、幅規制ガイド板に沿って
材料溜まりが形成されるためと考えられる。
【0011】材料がせり上がった部分は、後段の減圧脱
水するサクションゾーン(8)によっても十分な脱水は
不可能であり、脱水不足、すなわち水分過多となる。そ
の結果、このようにして抄き上げられたシート状の繊維
補強セメント板は、所定サイズに切断後、次工程へ搬送
する吸着移動時に、せり上がり部分が吸着装置に付着
し、吸着ミスの原因となる。
【0012】この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、幅寸法を規定しつつ、両側端
部の脱水を良好に行うことのできる繊維補強セメント板
のフローオン抄造方法を提供することを解決すべき課題
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、前述
の課題を解決するものとして、セメント及び補強繊維を
主成分とするセメント組成物を水に分散して得られる固
形分濃度25〜65%の比較的高濃度若しくは高濃度の
スラリーをフローボックスから周回移動する透水性シー
ト上に供給し、展開するスラリーを、透水性シートで搬
送しながら、自然脱水ゾーンにおいて振動レベリング装
置により表面側から振動を加えレべリングした後、自然
脱水ゾーンに連続するサクションゾーンにおいて減圧脱
水し、シート状の繊維補強セメント板を抄造する際に、
フローボックスの両側端部からスラリー搬送方向に延設
された幅規制ガイド板の間に振動レベリング装置を配設
してレベリングを行うとともに、振動レベリング装置が
加える振動よりも弱い振動をスラリーに加える補助振動
レベリング装置をサクションゾーンに配設し、この補助
振動レベリング装置により表面側から弱い振動を加え、
透水性シート上に展開したシート状スラリーの両側端部
のせり上がり部分を矯正することを特徴とする繊維補強
セメント板のフローオン抄造方法(請求項1)を提供す
る。
【0014】またこの出願の発明は、セメント及び補強
繊維を主成分とするセメント組成物を水に分散して得ら
れる固形分濃度25〜65%の比較的高濃度若しくは高
濃度のスラリーをフローボックスから周回移動する透水
性シート上に供給し、展開するスラリーを、透水性シー
トで搬送しながら、自然脱水ゾーンにおいて振動レベリ
ング装置により表面側から振動を加えレべリングした
後、自然脱水ゾーンに連続するサクションゾーンにおい
て減圧脱水し、シート状の繊維補強セメント板を抄造す
る際に、フローボックスの両側端部からスラリー搬送方
向に延設された幅規制ガイド板の間に振動レベリング装
置を配設してレベリングを行うとともに、サクションゾ
ーンにおいて、透水性シート上に展開したシート状スラ
リーの両側端部の上方にエアーノズルを配設し、このエ
アーノズルよりエアーをシート状スラリーの両側端部に
吹き付け、せり上がり部分を矯正することを特徴とする
繊維補強セメント板のフローオン抄造方法(請求項2)
をも提供する。
【0015】以下、実施例を示しつつ、図面に沿ってこ
の出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方
法についてさらに詳しく説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1<a><b>は、それぞれ、
この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造
方法の一実施形態を概略的に示した平面図及び要部拡大
断面図、断面図である。
【0017】たとえばこの図1<a><b>に示したよ
うに、この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオ
ン抄造方法は、図6に示した繊維補強セメント板のフロ
ーオン抄造方法を前提としている。
【0018】その上で、図1<a><b>に示した実施
形態では、フローボックス(1)の両側端部からスラリ
ー(10)の搬送方向に幅規制ガイド板(11)を延設
し、この幅規制ガイド板(11)の間に振動レベリング
装置(7)を配設してレベリングを行う。振動レベリン
グ装置(7)の構成及び構造には特に制限はなく、図1
<a><b>に示したように、たとえば、振動モータ
(7a)とその振動が伝達される振動板(7b)とを備
えたものが例示される。
【0019】このようなフローボックス(1)の両側端
部からスラリー(10)の搬送方向に延設された幅規制
ガイド板(11)の間で、振動レベリング装置(7)に
より行われるスラリー(10)のレベリングにより、前
述の通り、透水性シート(2)上にシート状に展開する
スラリー(10)の幅寸法を一定に定めることができる
一方で、スラリー(10)の両側端部には幅規制ガイド
板(11)に沿ってせり上がり部分(12)が形成され
てしまう。
【0020】そこで、この出願の発明の繊維補強セメン
ト板のフローオン抄造方法では、そのようなせり上がり
部分(12)を矯正するための手段の一つとして図1<
a><b>に示したように、振動レベリング装置(7)
が加える振動よりも弱い振動をスラリー(10)に加え
る補助振動レベリング装置(13)をサクションゾーン
(8)に配設し、この補助振動レベリング装置(13)
によりスラリー(10)にその表面側から弱い振動を加
え、シート状のスラリー(10)の両側端部に形成され
るせり上がり部分(12)を矯正する。
【0021】補助振動レベリング装置(13)の構成及
び構造についても振動レベリング装置(7)と同様に特
に制限はなく、たとえば、振動モータ(13a)とその
振動が伝達される振動板(13b)とを備えたものが例
示される。また、補助振動レベリング装置(13)が加
える振動を振動レベリング装置よりも弱くする方法につ
いても様々な方法が考えられ、たとえば、補助振動レベ
リング装置(13)の振幅や重量(たとえば振動板の重
量)を振動レベリング装置(7)よりも小さくすること
などが考えられる。
【0022】このような補助振動レベリング装置(1
3)をサクションゾーン(8)に配設することにより、
せり上がり部分(12)が、他の領域が悪影響を受けず
に均され、サクションゾーン(8)においてスラリー
(10)の両側端部も十分に脱水される。抄き上げられ
たシート状の繊維補強セメント板(14)は、所定サイ
ズに切断後、次工程へ搬送する吸着移動時にはせり上が
り部分(12)はすでになく、吸着装置への未脱水材料
の付着は起こらず、吸着ミスは発生しない。
【0023】なお、図1<a><b>に示した実施形態
に関しては、図2<a><b>に示したように、補助振
動レベリング装置(13)の幅(w)を振動レベリング
装置(7)の幅(W)よりも大きくすると、せり上がり
部分(12)の矯正により有効であると考えられる。
【0024】図3<a><b>は、それぞれ、この出願
の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の別
の実施形態を概略的に示した平面図及び要部拡大断面
図、断面図である。
【0025】この出願の発明の繊維補強セメント板のフ
ローオン抄造方法では、図3<a><b>に示した実施
形態のように、図1<a><b>及び図2<a><b>
に示した補助振動レベリング装置(13)に替えて、サ
クションゾーン(8)において、透水性シート(2)上
に展開したシート状のスラリー(10)の両側端部の上
方にエアーノズル(15)を配設することができる。フ
ローボックス(1)の両側端部からスラリー(10)の
搬送方向に延設された幅規制ガイド板(11)の間に振
動レベリング装置(7)を配設してレベリングを行うこ
とは、図1<a><b>及び図2<a><b>に示した
実施形態と変わりはない。
【0026】この図3<a><b>に示した実施形態で
は、エアーノズル(15)よりエアー(16)をシート
状スラリーの両側端部に吹き付け、レベリング後にスラ
リー(10)の両側端部に幅規制ガイド板(11)に沿
って形成されるせり上がり部分(12)を矯正する。こ
のように、エアーノズル(15)からのエアー(16)
の吹付けによっても、せり上がり部分(12)を、他の
領域に悪影響を与えずに均すことができ、サクションゾ
ーン(8)においてスラリー(10)の両側端部も十分
に脱水することができる。抄き上げられたシート状の繊
維補強セメント板(14)は、所定サイズに切断後、次
工程へ搬送する吸着移動時にはせり上がり部分(12)
はすでになく、吸着装置への未脱水材料の付着は起こら
ず、吸着ミスは発生しない。
【0027】このようなエアーノズル(15)は、この
出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法
では、図1<a><b>及び図2<a><b>に示した
実施形態に組み込むことも可能である。その場合、図4
<a><b>に示したように、エアーノズル(15)
は、透水性シート(2)上に展開したシート状のスラリ
ー(10)の両側端部の上方に配設するとともに、補助
振動レベリング装置(13)よりもスラリー(10)の
搬送方向の後方に配置することが考えられる。このよう
な補助振動レベリング装置(13)とエアーノズル(1
5)との組合せは、せり上がり部分(12)の矯正によ
り一層効果的であると考えられる。
【0028】図5<a><b>は、それぞれ、この出願
の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法のま
た別の実施形態を概略的に示した平面図及び要部拡大断
面図、断面図である。
【0029】この図5<a><b>に示した実施形態で
は、図4<a><b>に示した実施形態におけるエアー
ノズル(15)に替え、透水性シート(2)上に供給さ
れ、展開したスラリー(10)の厚み分布や透水性シー
ト(2)上での移動などを抑制するのに効果的とされ、
また、サクションゾーン(8)での減圧脱水における圧
損の解消にも有効とされる押さえ部材(17)を、スラ
リー(2)の表面に接触するように配設し、しかもこの
押さえ部材(17)は、透水性シート(2)と同様に、
周回移動可能とされている。この場合、振動レベリング
装置(7)及び補助振動レベリング装置(13)の振動
は、押さえ部材(17)を介してスラリー(10)に加
えることが考えられる。この押さえ部材(17)によっ
ても、補助振動レベリング装置(13)との組合せによ
り、せり上がり部分(12)の矯正が可能となる。
【0030】次にこの出願の発明の繊維補強セメント板
のフローオン抄造方法の実施例及び比較例を示す。
【0031】
【実施例】(実施例1、2、比較例1〜3)以上の図1
<a><b>に示した実施形態(すなわち、フローボッ
クス(1)の両側端部からスラリー(10)の搬送方向
に幅規制ガイド板(11)を延設し、その間に振動レベ
リング装置(7)を配設してレベリングを行うととも
に、サクションゾーン(8)に補助振動レベリング装置
(13)を配設し、この補助レベリング装置(13)か
ら振動レベリング装置(7)が加える振動よりも弱い振
動をスラリー(10)に加える(実施例1))、及び図
3<a><b>に示した実施形態(すなわち、フローボ
ックス(1)の両側端部からスラリー(10)の搬送方
向に幅規制ガイド板(11)を延設し、その間に振動レ
ベリング装置(7)を配設してレベリングを行うととも
に、サクションゾーン(8)において、スラリー(1
0)の両側端部の上方にエアーノズル(15)を配設
し、このエアーノズル(15)よりエアー(16)をス
ラリー(10)の両側端部に吹き付ける(実施例2))
と、幅規制ガイド板(11)が配設されない図6に示し
た例(比較例1)、実施例1において振動レベリング装
置(7)を取り除き、補助振動レベリング装置(13)
のみを配設した例(比較例2)、及び比較例2における
補助振動レベリング装置(13)を振動レベリング装置
(7)に替えた例(比較例3)と比較した。
【0032】セメント組成物の組成及び配合は、普通ポ
ルトランドセメント50重量部、シリカ45重量部、及
びパルプ5重量とし、これを水に分散させ、固形分濃度
40%のスラリー(10)に調製した。透水性シート
(2)の搬送速度は10m/分とし、サクションゾーン
(8)においては、真空度40kPaでスラリー(10)
の減圧脱水を行った。
【0033】また、振動レベリング装置(7)と補助振
動レベリング装置(13)における振動条件は、以下の
通りとした。
【0034】・振動レベリング装置(7) 振幅 0.25mm 振動数 3600rpm 重量 30kg 振動板(7b)の材質 SUS304 ・補助振動レベリング装置(13) 振幅 0.2mm 振動数 3600rpm 重量 5kg 振動板(13b)の材質 アルミニウム そして、得られたシート状の繊維補強セメント板の最終
シート幅(目標シート幅は1000mmに設定)、両側端部と
中央部との含水率差、及び曲げ強度を測定した。その結
果を示したのが表1である。
【0035】
【表1】
【0036】この表1に示した通り、この出願の発明の
繊維補強セメント板のフローオン抄造方法により、幅寸
法を規定しつつ、両側端部の脱水を良好に行うことがで
きることが確認される。このことから、所定サイズに切
断後、次工程へ搬送する吸着移動時に、吸着装置に未脱
水材料が付着することはなく、吸着ミスは発生しないも
のと考えられる。
【0037】また、強度においても、この出願の発明の
繊維補強セメント板のフローオン抄造方法により製造さ
れる繊維補強セメント板は、比較例に比べ優れることが
確認される。
【0038】もちろん、この出願の発明は、以上の実施
形態及び実施例によって限定されるものではない。セメ
ント組成物の原料及びその配合、透水性シートの材質、
振動レベリング装置及び補助振動レベリング装置の構
成、構造、及び振動条件の細部などについては様々な態
様が可能であることはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、繊維補強セメント板のフローオン抄造に際
して、幅寸法を規定しつつ、両側端部の脱水を良好に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】<a><b>は、それぞれ、この出願の発明の
繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の一実施形態
を概略的に示した平面図及び要部拡大断面図、断面図で
ある。
【図2】<a><b>は、それぞれ、図1<a><b>
に示した実施形態に関し、せり上がり部分の矯正により
効果的と考えられる一形態を概略的に示した平面図及び
要部拡大断面図、断面図である。
【図3】<a><b>は、それぞれ、この出願の発明の
繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の別の実施形
態を概略的に示した平面図及び要部拡大断面図、断面図
である。
【図4】<a><b>は、それぞれ、この出願の発明の
繊維補強セメント板のフローオン抄造方法のまた別の実
施形態を概略的に示した平面図及び要部拡大断面図、断
面図である。
【図5】<a><b>は、それぞれ、この出願の発明の
繊維補強セメント板のフローオン抄造方法のまた別の実
施形態を概略的に示した平面図及び要部拡大断面図、断
面図である。
【図6】繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の概
要を示した断面図である。
【符号の説明】
1 フローボックス 2 透水性シート 3 駆動ロール 4 従動ロール 5 自然脱水ゾーン 6 自然脱水ボックス 7 振動レベリング装置 7a 振動モータ 7b 振動板 8 サクションゾーン 9 サクションボックス 10 スラリー 11 幅規制ガイド板 12 せり上がり部分 13 補助振動レベリング装置 13a 振動モータ 13b 振動板 14 繊維補強セメント板 15 エアーノズル 16 エアー 17 押さえ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−323811(JP,A) 特開 平10−180723(JP,A) 特開 平9−225914(JP,A) 特開 平9−141626(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 1/52 B28B 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント及び補強繊維を主成分とするセ
    メント組成物を水に分散して得られる固形分濃度25〜
    65%の比較的高濃度若しくは高濃度のスラリーをフロ
    ーボックスから周回移動する透水性シート上に供給し、
    展開するスラリーを、透水性シートで搬送しながら、自
    然脱水ゾーンにおいて振動レベリング装置により表面側
    から振動を加えレべリングした後、自然脱水ゾーンに連
    続するサクションゾーンにおいて減圧脱水し、シート状
    の繊維補強セメント板を抄造する際に、フローボックス
    の両側端部からスラリー搬送方向に延設された幅規制ガ
    イド板の間に振動レベリング装置を配設してレベリング
    を行うとともに、振動レベリング装置が加える振動より
    も弱い振動をスラリーに加える補助振動レベリング装置
    をサクションゾーンに配設し、この補助振動レベリング
    装置により表面側から弱い振動を加え、透水性シート上
    に展開したシート状スラリーの両側端部のせり上がり部
    分を矯正することを特徴とする繊維補強セメント板のフ
    ローオン抄造方法。
  2. 【請求項2】 セメント及び補強繊維を主成分とするセ
    メント組成物を水に分散して得られる固形分濃度25〜
    65%の比較的高濃度若しくは高濃度のスラリーをフロ
    ーボックスから周回移動する透水性シート上に供給し、
    展開するスラリーを、透水性シートで搬送しながら、自
    然脱水ゾーンにおいて振動レベリング装置により表面側
    から振動を加えレべリングした後、自然脱水ゾーンに連
    続するサクションゾーンにおいて減圧脱水し、シート状
    の繊維補強セメント板を抄造する際に、フローボックス
    の両側端部からスラリー搬送方向に延設された幅規制ガ
    イド板の間に振動レベリング装置を配設してレベリング
    を行うとともに、サクションゾーンにおいて、透水性シ
    ート上に展開したシート状スラリーの両側端部の上方に
    エアーノズルを配設し、このエアーノズルよりエアーを
    シート状スラリーの両側端部に吹き付け、せり上がり部
    分を矯正することを特徴とする繊維補強セメント板のフ
    ローオン抄造方法。
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