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JP3533261B2 - 連結具 - Google Patents
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JP3533261B2 - 連結具 - Google Patents

連結具

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JP3533261B2 JP12821295A JP12821295A JP3533261B2 JP 3533261 B2 JP3533261 B2 JP 3533261B2 JP 12821295 A JP12821295 A JP 12821295A JP 12821295 A JP12821295 A JP 12821295A JP 3533261 B2 JP3533261 B2 JP 3533261B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、建築・土木・水産など
の様々な分野で用いられるシート状物や板状物を連結す
ると共に、そのように連結したシート状物や板状物を支
柱などに連結するときに用いられる連結具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、建築現場の足場の周囲に設けられ
る危険防止用シ−トを連結する際に、横に隣接して配設
される2枚のシ−トを支柱に連結するときには、手作業
により、それぞれのシートに具備された鳩目金具に紐を
通したりその紐を支柱に巻き付けたりして結び付けると
いうことが行なわれていたが、この作業は、煩わしくて
作業性が悪いだけでなく、紐の結び目が自然に緩んだり
解けたりすることがあって連結信頼性にも欠ける。 【0003】そこで、紐を用いずに2枚のシートを連結
でき、しかも連結した2枚のシートを支柱に連結するこ
とのできる連結具が開発された。 【0004】この連結具の構成の一例を図5に示してあ
る。同図の連結具は、略円弧形状に保形された合成樹脂
製のバンド1がその長手方向の両端部に互いに係脱可能
な連結機構2を有し、一対の軸部3,4の相互間に亘る
連結部5の中央部から一体に上記バンド1が延び出てい
る。そして、それぞれの軸部3,4に掛止突起6,7が
設けられている。図6に示したように、掛止突起7は断
面視形状が略直角三角形をなし、その斜面71の一端部
がヒンジ部75により軸部4に連結されており、かつこ
のヒンジ部75の弾力性によって常時軸部7の側方に突
出する突出位置側に付勢されている。そして、掛止突起
7が突出位置に位置しているときには、掛止突起7に具
備された掛止面72が軸部4の軸線Cに垂直になる。ま
た、この掛止突起7はヒンジ75の弾力性に抗して軸部
4に形成された抜き孔41の中に退入して軸部4の軸心
C側に近づいた退入位置に位置することができるように
なっている。他の軸部3に設けられた掛止突起6につい
ても同様であり、61はその斜面、65はヒンジ部、6
2は掛止面、31は軸部3の抜き孔である。なお、軸部
3,4は後述する被連結部材としてのシートやプレート
に具備された孔部300に挿通可能である。以上説明し
た連結部5、軸部3,4、掛止突起6,7およびヒンジ
部65,75は合成樹脂で一体成形されている。 【0005】上記連結具を用いて2枚のシートS1とS
2との連結した場合には、図6のように、各シートS
1,S2の孔部300,300に軸部3,4がそれぞれ
差し込まれ、かつ掛止突起6,7の掛止面62,72が
シートS1,S2に対向して軸部3,4の孔部300,
300からの抜け出しを防ぐ。図6に示したように、軸
部4をシートS2の孔部300に差し込む場合、軸部4
の差し込み途中において軸部4の側方に突き出ていた掛
止突起7が孔部300の孔縁部301で押されてヒンジ
部75を支点として仮想線のように退入位置側に後退
し、そのように後退した掛止突起7が孔部300を通過
すると、その掛止突起7がヒンジ部75による付勢によ
って実線で示した突出位置に突き出し、掛止面72がシ
ートS2に対向して軸部4が孔部300から抜け出すこ
とを阻止する。なお、図6には軸部4を孔部300に差
し込むときの軸部4に対するシートS2の相対的な移動
方向を矢印Xで示してある。他の軸部3を孔部300に
差し込む場合も同様である。 【0006】また、このようにして連結した2枚のシー
トS1,S2を支柱Bに連結した場合には、図5のよう
に、支柱Bに巻き付けられたバンド1の連結機構2によ
ってそのバンド1の両端部が連結されることによってこ
のバンド1が支柱Bに固定されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】図5や図6で説明した
連結具は、シートS1,S2を撤去するときにそれに先
立ってシートS1,S2から取り外される。シートS
1,S2からの連結具の取外しは、掛止突起6,7を手
の指で押して突出位置から退入位置側に変位させた状態
で、軸部3,4を孔部300から支柱B側へ抜き出す。 【0008】ところが、シートS1,S2を上記連結具
で連結してその連結具を支柱Bに固定したときには、掛
止突起6,7がシートS1,S2を挾んで支柱Bの反対
側に位置しているので、支柱Bが建築用足場支柱である
ような場合には、作業者は足場側から掛止突起6,7を
押して軸部3,4を孔部300から支柱B側へ抜き出す
といった作業を行うことができず、例え、そのような作
業を行えたとしても作業者がシートS1,S2の外側へ
手を出して行わねばならないので作業が煩わしくその作
業に危険を伴うときもある。 【0009】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、図5や図6で説明した連結具の基本構成をそのまま
有するものでありながら、シートやプレートなどの被連
結部材を連結してそれを支柱などに固定することに用い
た当該連結具を取り外すときに、その取外しに必要な作
業をすべて支柱側から容易かつ安全に行うことのできる
連結具を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明による連結具は、
相隣接する被連結部材のそれぞれに具備された孔部に挿
通可能な一対の軸部と、この一対の軸部の相互間に亘る
連結部と、この連結部から延び出て支柱などの固定部材
に巻き付けられるバンドと、上記一対の軸部のそれぞれ
に設けられる掛止突起と、この掛止突起の上記バンド側
とは反対側上記軸部に連結しかつ上記掛止突起が上記
軸部の側方への突出位置とその突出位置から上記軸部の
軸心側に近づいた退入位置との間で弾性変位することを
許容すると共に上記掛止突起を上記突出位置側に常時付
勢するヒンジ部と、上記掛止突起から上記バンドに近づ
く方向に延び出されたアームの先端側に具備されかつそ
の押込動作によって上記ヒンジ部を支点として上記掛止
突起をその退入位置側へ変位させる押込操作部と、を備
えるものである。 【0011】 【作用】この構成の連結具において、一対の軸部を相隣
接する2つの被連結部材の孔部に各別に差し込んでいく
と、その差込み途中においては、軸部の側方に突き出て
いた掛止突起がヒンジ部を支点として退入位置側に後退
して上記孔部をくぐり抜けた後、その掛止突起がヒンジ
部による付勢によって突出位置に突き出し軸部が上記孔
部から抜け出すことを阻止する。これにより、2つの被
連結部材が一対の軸部とそれらの間に亘る連結部とによ
り連結される。このようにして2つの被連結部材を連結
した状態では、押込操作部が被連結部材の固定部材側に
位置するので、その固定部材側からその押込操作部を押
し込むことができる。そして、押込操作部をそのように
押し込むと、上記ヒンジ部を支点として上記掛止突起が
その退入位置側へ変位されるので、軸部を被連結部材の
孔部から抜き出して連結具を被連結部材から取り外すこ
とができるようになる。なお、バンドは支柱などの固定
部材に巻き付けて固定される。 【0012】 【実施例】図1に本発明の第1実施例による連結具Aを
示してある。この連結具Aにおいて、1は略円弧形状に
保形された合成樹脂製のバンドで、その長手方向の両端
部に互いに係脱可能な連結機構2を有している。この連
結機構2は、バンド1の一端部に具備された受体21
と、バンド1の他端部に具備され上記受体21に挿抜可
能な差込片25とを備えている。そして、受体21は内
外方向で互いに対向する2股状に形成された外側挾持片
22と内側挾持片23とを備え、外側挾持片2の内面側
に鋸歯状の係合爪群24を有している。また、差込片2
5は外面側に鋸歯状の係合爪群26を有している。2
7,28,29は摘みである。 【0013】上記連結機構2において、円弧形状に保形
されているバンド1を縮径させて受体21に差込片25
を差し込んだときには、受体21の外側挾持片22と内
側挾持片23とが具備する合成樹脂に特有の弾力性によ
って差込片25が挾み付けられて外側挾持片22の係合
爪群24と差込片25の係合爪群26とが噛合い、その
噛合いによって受体21と差込片25とが確実に連結さ
れるようになっている。 【0014】3,4はそれぞれ軸部、5はこれら一対の
軸部3,4の相互間に亘る連結部であり、連結部5の中
央部から一体に上記バンド1が延び出ている。一方の軸
部3に掛止突起6が、他方の軸部4に掛止突起7が設け
られている。図3に示したように、他方の軸部4に設け
られた掛止突起7は、断面視形状が略直角三角形をな
し、その斜面71の一端部がヒンジ部75により軸部4
に連結されており、かつこのヒンジ部75の弾力性によ
って図3に実線で示したように常時軸部4の側方に突出
する突出位置側に付勢されている。掛止突起7から上記
バンド1に近づく方向にアーム78が延び出され、この
アーム78の先端部に押込操作部79が設けられてい
る。この押込操作部79は上記掛止突起7よりも背高で
あり、その押込動作によって上記ヒンジ部75を支点と
して掛止突起7をその退入位置側へ変位させ得る。掛止
突起7とアーム78と押込操作部79とは、ヒンジ75
の弾力性に抗して軸部4に形成された抜き孔41の中に
退入できる。一方の軸部3に設けられた掛止突起6につ
いても同様であり、61はその斜面、65はヒンジ部、
68はアーム、69は押込操作部、31は軸部3の抜き
孔である。なお、軸部3,4は後述する被連結部材に具
備された鳩目金具の孔部300に挿通可能である。 【0015】以上説明したバンド1、連結部5、軸部
3,4、掛止突起6,7、ヒンジ部65,75、アーム
68,78および押込操作部69,79は合成樹脂で一
体成形されている。 【0016】次に、図2および図3を参照して被連結部
材としての2枚の建築用シートS1,S2を連結した上
記連結具Aを建築用足場支柱Bに固定する場合を説明す
る。なお、シートS1,S2には鳩目が取り付けられて
おり、その鳩目の孔部を符号300で示してある。 【0017】シートS1とS2との連結については、各
シートS1,S2に取り付けられた鳩目の孔部300,
300に軸部3,4がそれぞれ差し込まれ、かつ掛止突
起6,7がシートS1,S2に対向して軸部3,4の孔
部300,300から抜け出しを防いでいる。また、図
3のように、他方の軸部4においては、アーム78が孔
部300を貫通して押込操作部79がシートS2を挾ん
で掛止突起7の反対側、即ち支柱B側に位置する。図示
していないが、一方の軸部3についても同様である。こ
れにより、2枚のシートS1,S2が軸部3,4と連結
部5とにより互いに連結されている。なお、軸部3,4
を孔部300,300に差し込むときの掛止突起6の作
用については、図6で前述したところと同様であるの
で、ここではその説明を省略する。 【0018】また、バンド1が支柱Bに巻き付けられ、
かつ、連結機構2における受体21側の係合爪群24と
受体21に差し込まれた差込片25側の係合爪群26と
が互いに噛み合わされて連結され、これによりバンド1
が支柱Bに巻き付いた状態で固定されている。したがっ
て、支柱Bに2枚のシートS1,S2が連結される。 【0019】連結具AをシートS1,S2から取り外す
ときは、支柱B側の足場の上で作業者が手の指で図3に
矢印Pで示したように押込操作部69,79を押し込
む。このようにすると、同図に仮想線で示したように、
ヒンジ部65,75を支点として掛止突起61,71が
その退入位置側へ変位されるので、軸部3,4をシート
S1,S2の孔部300,300から抜き出して連結具
をシートS1,S2から取り外すことができる。 【0020】図4に本発明の第2実施例による連結具A
を示してある。この連結具Aにおいて、第1実施例のも
のと異なる点は、連結部5、軸部3,4、掛止突起6,
7、ヒンジ部65,75、アーム68,78および押込
操作部69,79が合成樹脂で一体成形されているのに
対し、バンド1だけが合成樹脂で別に成形されており、
これら2つの成形体が、ピン部材9によって相対回転自
在に連結されている点だけである。その他の点について
は同じ構成であるので、同一部分に同一符号を付して詳
細な構成説明は省略する。 【0021】この連結具Aによると、上記した第1実施
例と同様の作用が発揮される。そして、特にこの連結具
Aによると、支柱(不図示)が傾斜している場合であっ
ても、バンド1を連結部5に対して回転させてバンド1
の姿勢をその支柱の姿勢に合わせることができる利便が
ある。本発明の連結具において、バンド1としては図示
以外の構成を採用することが可能である。 【0022】 【発明の効果】本発明によれば、縁隣接する2つの被連
結部材の孔部に一対の軸部を各別に差し込むだけでそれ
らの連結部材を連結することができ、しかもバンドを固
定部材に巻き付けて固定することができる。しかも連結
後には一対の軸部のそれぞれに設けられている掛止突起
が被連結部材の離脱を阻止する機能を果たして連結信頼
性が高くなるという効果があるのみならず、被連結部材
から取り外す作業を固定部材側から容易かつ安全に行う
ことができるようになるという効果がある。 【0023】なお、本発明の連結具は実施例で説明した
用途のみならず、土木用養生シートなどの各種のシート
材やプレート材の連結にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例による連結具の平面図であ
る。 【図2】第1実施例による連結具の使用状態を示す一部
破断平面図である。 【図3】図2のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。 【図4】本発明の第2実施例による連結具の平面図であ
る。 【図5】従来の連結具の使用状態を示す一部破断平面図
である。 【図6】図5のVI−VI線に沿う拡大断面図である。 【符号の説明】 A 連結具 B 支柱(固定部材) S1,S2 シート(被連結部材) 1 バンド 3,4 軸部 5 連結部 6,7 掛止突起 65,75 ヒンジ部 68,78 アーム 69,79 押込操作部 300 孔部
フロントページの続き (72)発明者 安原 一司 兵庫県宍粟郡安富町安志766 タイトン 株式会社兵庫工場内 (56)参考文献 実開 平6−76549(JP,U) 実開 平6−82297(JP,U) 実開 昭61−161354(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 相隣接する被連結部材のそれぞれに具備
    された孔部に挿通可能な一対の軸部と、この一対の軸部
    の相互間に亘る連結部と、この連結部から延び出て支柱
    などの固定部材に巻き付けられるバンドと、上記一対の
    軸部のそれぞれに設けられる掛止突起と、この掛止突起
    の上記バンド側とは反対側上記軸部に連結しかつ上記
    掛止突起が上記軸部の側方への突出位置とその突出位置
    から上記軸部の軸心側に近づいた退入位置との間で弾性
    変位することを許容すると共に上記掛止突起を上記突出
    位置側に常時付勢するヒンジ部と、上記掛止突起から上
    記バンドに近づく方向に延び出されたアームの先端側
    具備されかつその押込動作によって上記ヒンジ部を支点
    として上記掛止突起をその退入位置側へ変位させる押込
    操作部と、を備えていることを特徴とする連結具。
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