JP3535989B2 - 建具およびその製造方法 - Google Patents
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Description
関、勝手口などのドアや引戸等の建具およびその製造方
法であって、特に断熱性能を向上させた断熱ドアに利用
できる。
形成し、かつ冷暖房に使用するエネルギーを減少させて
省エネルギー化を図るために、外壁や建具等における断
熱性能が重視されている。このため、建物の窓だけでは
なく、玄関や勝手口などに設けられるドアとしても、断
熱性能を有する断熱ドアが用いられることが増えてい
る。特に近年では、断熱基準地域の細分化などによっ
て、従来は断熱ドアが不要であると思われた地域内で
も、その必要性が認められる場合があり、この点からも
次世代の省エネルギー対策としての断熱ドアの需要増が
見込まれている。
地域の違いや、建物において設置される位置、例えば建
物の南面に設置される場合や北面に設置される場合とで
日当たりなどの影響で環境が異なるため、要求される断
熱性能も様々であった。
での断熱ドアは、ドア枠および戸板が各断熱性能毎に設
計されており、見込み寸法や形状等も異なるため、部品
点数が増加してコストが高くなるとともに、決まった組
み合わせのドア枠および戸板しか選択できず、断熱性能
の選択自由度が低いという問題があった。
高くできる建具、およびその製造方法を提供することに
ある。
下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした建具枠と、こ
の建具枠内に配置された断熱性を有する建具本体とを備
えた建具であって、前記建具枠および建具本体は、それ
ぞれ断熱性能が異なる二種類以上の建具枠および建具本
体の中から選択的に用いられており、前記建具枠は、
(A)前記各枠材が金属製である建具枠、(B)前記各
枠材が、金属製の室内部材および室外部材と、この室内
外部材とを連結する断熱部材とで構成されている建具
枠、(C)前記下枠が金属で形成され、前記上枠および
縦枠が金属製の室内部材および室外部材と、この室内外
部材を連結する断熱部材とで構成されている建具枠、
(D)前記各枠材が、金属製の室外部材と、樹脂製の室
内部材とで構成されている建具枠、(E)前記各枠材
が、金属製の室外部材と、木製の室内部材とで構成され
ている建具枠、(F)前記各枠材が木製である建具枠、
のうちの選択された一つの建具枠であることを特徴とす
る。
建具本体として、それぞれ断熱性能が異なる二種類以上
の中から適宜選択して組み合わせるので、所望する断熱
性能等を考慮して施主が建具枠や建具本体を自由に選択
できる。従って、建具全体としての断熱性能の選択幅が
大きくなり、選択自由度が向上する。
で構成して断熱性能に差を付けているから、各々の断熱
性能を確実に異ならせることができる。
熱部材からなる単層の断熱層を備えている建具本体、
(b)同一種類の断熱部材からなる複層の断熱層を備え
ている建具本体、(c)複数種類の断熱部材が用いら
れ、かつ各断熱部材毎に形成された複層の断熱層を備え
ている建具本体、のうちの選択された一つの建具本体で
あることが好ましい。このような場合には、各建具本体
を材質や構造の異なる部材で構成して断熱性能に差を付
けているから、これらの建具本体についても断熱性能を
確実に異ならせることができる。
トと、この基本ユニットの室外面側に取り付けられて基
本ユニットの室外面の一部または全面を覆う付帯ユニッ
トとを備えていてもよい。
ット単独で建具本体として必要とされる剛性、防水性、
断熱性、遮音性等を有するユニットを意味する。具体的
には、四周框組みされた上框、下框および左右の竪框
と、この框の室内外にそれぞれ取り付けられた室内面材
および室外面材と、この室内外面材間に配置された紙や
樹脂製などの断熱性を有するハニカムコア(ペーパーハ
ニカムなど)や、ウレタン樹脂等の断熱部材とを備える
ものなどが利用できる。
基本ユニットの室外面側に照射する直射日光を遮蔽する
ので、戸板としての基本性能を有する基本ユニットの熱
伸びや紫外線による劣化が防止される。
種類の断熱部材からなる単層の断熱層を備えている基本
ユニット、(b′)一種類の断熱部材からなる複層の断
熱層を備えている基本ユニット、(c′)複数種類の断
熱部材が用いられ、かつ各断熱部材毎に形成された複層
の断熱層を備えている基本ユニット、のうちの選択され
た一つの基本ユニットであることが好ましい。すなわ
ち、基本ユニットとしても、材質や構造の異なる部材で
構成して断熱性能に差を付けているから、基本ユニット
を適宜選択することで建具本体の断熱性能を確実に異な
らせることができる。
熱層を有する金属製の付帯ユニット、(b″)木製の付
帯ユニット、(c″)樹脂製の付帯ユニット、のうちの
選択された一つの付帯ユニットであってもよい。付帯ユ
ニットとしても、材質や構造の異なる部材で構成して断
熱性能に差を付けているから、付帯ユニットを適宜選択
することでも、建具本体の断熱性能を確実に異ならせる
ことができる。
(b)、(c)の建具本体、前記(a′)、(b′)、
(c′)の基本ユニット、(a″)、(b″)、
(c″)の付帯ユニットは、それぞれにおいて、見込み
寸法が同じであることが望ましい。このような場合に
は、見込み寸法が同一であるから、当初に設置した建具
の建具本体、基本ユニット、付帯ユニットを後々断熱性
能が異なる別の建具本体、基本ユニット、付帯ユニット
に交換しても、何ら支障を生じる心配がなく、断熱性能
を容易に可変できる。この際、建具本体や、基本ユニッ
ト、あるいは付帯ユニットのみを交換すればよく、建具
枠は交換しなくてよいため、交換作業を容易に行え、コ
ストを低減できる。
下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした建具枠と、こ
の建具枠内に配置された断熱性を有する建具本体とで構
成し、前記建具枠および建具本体を、それぞれ断熱性能
が異なる二種類以上の建具枠および建具本体の中から選
択した後、互いに組み合わせて製造するとともに、この
際、前記建具枠として、(A)前記各枠材が金属製であ
る建具枠、(B)前記各枠材が、金属製の室内部材およ
び室外部材と、この室内外部材とを連結する断熱部材と
で構成されている建具枠、(C)前記下枠が金属で形成
され、前記上枠および縦枠が金属製の室内部材および室
外部材と、この室内外部材を連結する断熱部材とで構成
されている建具枠、(D)前記各枠材が、金属製の室外
部材と、樹脂製の室内部材とで構成されている建具枠、
(E)前記各枠材が、金属製の室外部材と、木製の室内
部材とで構成されている建具枠、(F)前記各枠材が木
製である建具枠、のうちの一つを選択するものであり、
前述した通り、本発明の目的を達成できる。
に基づいて説明する。
断熱ドア(建具)に用いられる部材の種類が示されてい
る。この図において、ドア枠(建具枠)としては、
(A)各枠材が非断熱形材で構成された非断熱ドア枠1
0A、(B)各枠材が断熱形材で構成された断熱ドア枠
10B、の二種類が用意されている。
本ユニット)としては、(a′)単層の紙製の断熱部材
から構成されている戸板本体21a、(b′)見込み方
向に積重された二層の紙製の断熱部材から構成されてい
る戸板21b、(c′)二層の紙製の断熱部材と、この
断熱部材に並設された木製の断熱部材とから構成された
計三層の断熱層からなる戸板本体21c、の三種類が用
意されている。この際、各戸板本体21a〜21cは、
断熱性能が少しずつ異なっているが、その各見込み寸法
は同一のW1とされている。
として、単体のペーパーハニカムコア215を用いたも
のである。
215よりも薄型のペーパーハニカムコア215を二枚
積重した二層の断熱層を有し、ペーパーハニカムコア2
15間には中間紙215Aが介装されている。中間紙2
15Aとしては、両方のペーパーハニカムコア215に
接着するタイプと、一方のペーパーハニカムコア215
にのみ接着するタイプとがあり、一方に接着するタイプ
を用いた場合には、各ペーパーハニカムコア215間で
生じる層間変位によって戸板本体21bの反りを吸収可
能であり、より反り難くできる。そして、ペーパーハニ
カムコア215を2重に配置することで、断熱性能をよ
り向上させている。
ハニカムコア215を二枚積重し、これらの間に中間紙
215Aを介装して断熱部材を構成し、この断熱部材の
室内側に木製の断熱パネル215Bを配置してなる。こ
のような戸板本体21cでは、ペーパーハニカムコア2
15を2重に配置したうえ、断熱パネル215Bを設け
たので、さらに断熱性能の向上が図られている。なお、
戸板本体21cとしては、単層のペーパーハニカムコア
215を用いても、(c′)に含まれる。また、断熱パ
ネルとしては、木製の他、樹脂製であってもよい。
しては、(a″)非鉄金属製の形材から構成されている
遮蔽体22a、(b″)木製の断熱パネル242から構
成されている遮蔽体22b、(c″)樹脂製の断熱パネ
ル247から構成されている遮蔽体22c、の三種類用
意されている。この際、各遮蔽体22a〜22cも、断
熱性能が少しずつ異なっているが、その見込み寸法は同
じW2とされている。
種類の戸板本体21a〜21cと、三種類の遮蔽体22
a〜22cとを組み合わせることにより、断熱性能が異
なる計九種類の戸板を製造することが可能である。そし
て、建物に断熱ドアとして設置する場合には、これら九
種類の戸板の中から選択した一つの戸板と、前述した二
種類のドア枠10A,10Bのうちのいずれか一つのド
ア枠とを選択して組合せ、施主の所望する断熱性能の断
熱ドアを製造する。
2に示すように、(a′)戸板本体21aと(a″)遮
蔽体22aとを選択組み合わせた戸板20aaに、
(A)ドア枠10Aを選択して組み合わせることで製造
した断熱ドア1(図4〜8)について説明する。
5、図6は、断熱ドア1の縦断面図および横断面図、図
7は、横断面図における要部を示す拡大図、図8は、断
熱ドア1を模式的に示す分解斜視図である。
り、建物の玄関開口部に設けられる前記ドア枠10A
と、ドア枠10A内に配置される前記戸板20aaとで
構成され、主に戸板20aaに断熱性が付与されてい
る。なお、このような断熱ドアとしては、本実施形態の
ような片開きドアの他、両開きタイプ、すなわち通常は
締め切られることが多い袖パネルを備えた親子ドアであ
ってもよい。
材からなる上枠11、下枠12、および左右の縦枠13
を四周枠組みして形成されている。各枠材11〜13の
室内側に設けられたリップ溝11A〜13Aには、係止
用のツメ部14A,15A,16Aを有したアタッチメ
ント14,15,16がワンタッチ式で着脱自在に取り
付けられている。
ては、例えば樹脂製のものとアルミ製のものとがあり、
また、特に上枠11および縦枠13用のアタッチメント
14,16としては、実線で示したアングル無しのもの
と、一点鎖線で示したアングル有りのものとが用意され
ている。これらのアタッチメント14〜16は、その材
質や形状が異なるものの中から適宜選択して用いられる
ことで、各枠材11〜13を変えずにドア枠10として
の納まりや意匠面でのバリエーションを増やすことが可
能である。
に、基本ユニットとしての戸板本体21aと、戸板本体
21aの室外面における中窓24部分を除いた略全面を
覆う付帯ユニットとしての遮蔽体22aとに加え、中窓
24の室内側の四周縁を覆う化粧額縁23を備え、見込
み寸法W3(W3=W1+W2)を有している。
押出形材からなる上框211、下框212、および左右
の竪框213を四周枠組みして形成した框組み214
と、框組み214内に配置されたペーパーハニカムコア
215と、このペーパーハニカムコア215および框組
み214の室内外側に接合された鋼板216,217か
らなり、中央に中窓24用の開口部218を有してい
る。そして、ペーパーハニカムコア215により、戸板
本体21に断熱性能が付与され、戸板本体21での室内
外側の熱伝達が行われ難くなっている。
の竪框213は他方に比べて大きな断面寸法を有し、よ
り大きな接触面積で鋼板216,217と接触してい
る。このため、竪框213の室内面には、室外側に後退
した段差部213Aが設けられ、この段差部213Aを
埋めるようにして断熱シート213Bが貼設されてい
る。すなわち、竪框213はその断面寸法が大きいこと
により、室外側の熱による室内側への影響が懸念される
が、室内面の大部分を断熱シート213Bを介して鋼板
217と接触させることで、竪框213を介して伝わる
室外側の鋼板216の熱を室内側の鋼板217(戸板本
体21の室内面)に達し難くしている。
おいて、上框211の上端は、図5に示すように、立上
部分に跨設された上エッジ材219で閉塞されており、
これによって上框211の長手方向に沿った二条の排水
スペース220,221が形成されている。このような
排水スペース220,221は、雨水等の排水流路とし
ての役目の他、電気錠223(図6)のための電気配線
223A(図5中に円形の一点鎖線で図示)用のスペー
スとしても用いられ、また、上エッジ材219を取り外
すことで容易にメンテナンス可能である。さらに、図5
において、下框212にも、下方から下エッジ材222
があてがわれてビス止めされている。
の中空とされ、図6中の右側に示すように、一方の竪框
213の中空部にはドア枠10Aの縦枠13に対して係
脱する前記電気錠223が収容されている。このことに
より、電気錠223固定用に穿設された竪框213のビ
ス孔から雨水が浸入した場合でも、雨水が竪框213の
中空部を伝って落下するようになり、ペーパーハニカム
コア215に達する心配がない。縦框213に穿設され
る縦エッジ材224や図示しないドアクローザ固定用の
ビス孔から浸入する雨水に対しても同じである。さら
に、図6中の左側に示すように、このような構成は他方
の竪框213でも同様であり、竪框213に縦エッジ材
224に加えてドア枠10Aとの接続を行うヒンジ25
が固定されていても、この固定部分から浸入する雨水が
ペーパーハニカムコア215内まで達することはない。
22aとは別体とされて戸板本体21の開口部218内
に収容された枠体225を備えており、枠体225と遮
蔽体22aとを別体にすることで、直射日光が照射する
ことによって生じる遮蔽体22の熱伸びが中窓24側に
影響するのを抑制している。
枠226、下枠227、および左右の縦枠228を縦通
し(縦がち)状態で配置し、ビス249によって互いに
90°接合して枠組みされている。枠体225内には透
光性パネルとしての複層のガラスパネル229が配置さ
れ、ガラスパネル229の室外面が各枠材226〜22
8の室外側のヒレ部226A,227A,228Aにシ
ール材230を介して支持され、室内面が枠体225に
室内側からビス止めされた化粧額縁23の内周縁のヒレ
部232Aでシール材231を介して支持されている。
ルミ製あるいは樹脂製の形材232を、溶接や接着、あ
るいはブラケットを介して互いに45°接合して枠組み
したものであり、室内側から見た場合(内観)の意匠性
の向上が図られている。
内側から室外側に向けて挿入し、枠体225の室内側の
係止部226B,227B,228Bを戸板本体21a
の室内面に係止させる。この際、枠材226〜228の
ヒレ部226A〜228Aと戸板本体21aの室外面と
は略面一となり、これらの境界部分をテープ状の止水材
233によるテーピングだけで止水処理を施す。この
後、各縦枠228の室外側のヒレ部228Aに係止片2
28Cをビス248で固定し、この係止片228Cを戸
板本体21aの室外面に係止させ、これによって枠体2
25を戸板本体21aの開口部218内に固定する。次
いで、ガラスパネル229を枠体225内に配置し、化
粧額縁23を枠体225にビス止めし、これによってガ
ラスパネル229を枠体225および化粧額縁23の各
ヒレ部226A〜228A,232A間で挟持するとと
もに、戸板本体21aを挟持するようにして枠体225
および化粧額縁23を互いに固定する。
2aについて詳説する。図4、図8において、遮蔽体2
2aは、戸板本体21aの室外面の四周縁を覆う上横材
234、下横材235、および左右の第1縦材236を
備えている。これらの部材234〜236は、アルミの
押出形材で単純な構造の板材として形成されており、各
第1縦材236の内側には一対の第2縦材237が配置
され、各第2縦材237のさらに内側には中窓24の左
右の縁を覆う一対の第3縦材238が配置されている。
そして、最も内側の第3縦材236および上下の横材2
34,235により、中窓24を構成する枠体225の
室外面全域が覆われている。このような縦長の遮蔽体2
2aは、室外側面に直射日光が照射することで温度が上
昇し、縦方向に熱伸びすることになる。
6とは、第1縦材236が通った状態(縦がち・縦通
し)でビス止めによって90°接合され、全体枠状に形
成されている。この際、第1縦材236は、図6に示す
ように、外周側の見込み片236Aがビス236Bによ
って縦エッジ材224の室外側に固定されている。見込
み片236Aに穿設されるビス孔(図示略)は長孔とさ
れている。第1縦材236の他方側の見込み片236C
にはリップ溝236Dが設けられ、このリップ溝236
Dが戸板本体21a側に貼設された樹脂製のガイド部材
239に嵌合されている。
光が照射すると縦方向の熱伸びが生じるが、左右のうち
の一方の側では長孔によってビス236Bとの間での干
渉が避けられ、他方の側ではガイド部材239に沿って
スライドし、第1縦材236としての熱伸びが戸板本体
21aに妨げられずに行われるようになっている。
236に嵌合されており、枠状に組まれた各板材234
〜236を戸板本体21aに取り付けるのと同時に、該
戸板本体21aの室外面に貼設される。また、ガイド部
材239を貼設するには、接着剤や両面テープの他、面
ファスナーを用いてもよい。ガイド部材239の材質は
金属でもよいが、熱を戸板本体21a側に伝え難い低熱
伝導率の樹脂製とすることが好ましい。そして、第1縦
材の見込み片236A,236Cは、これ自体が補強リ
ブとして作用し、第1縦材236の剛性を向上させるの
にも役立っている。
下横材235、および第1縦材236においては、図5
に示すように、下横材235の下端が戸板本体21aの
下エッジ材222に載置され、上横材234の上端が上
エッジ材219に係止されている。この際、上横材23
4側では、上横材234の上端と上エッジ材219の平
面部分との間に隙間240が設けられている。
234,235に比して第1縦材236の方が大きいた
め、下横材235の下端が下エッジ材222に載置され
ている断熱ドア1では、第1縦材236の縦方向への熱
伸びに伴って上横材234が上方に移動する。この際、
上横材234と上エッジ材219との間の隙間240で
熱伸びよる変位量が吸収され、遮蔽体22の上部側にお
いても、その熱伸びを戸板本体21a側と干渉すること
なく生じさせることが可能である。
の室外端が上方に折曲しており、枠状に組まれた遮蔽体
22aの上横材234、下横材235、および第1縦材
236を、上方の隙間240を利用して倹飩式に戸板本
体21aに取り付ける際、下横材235を下エッジ材2
22の前記折曲部分でガイドさせて容易に落とし込むこ
とが可能である。そして、下横材235も水平な二条の
ガイド部材239を介して戸板本体21aに取り付けら
れている。また、上下の横材234,235および第1
縦材236が見付け方向に若干熱伸びすることを考慮
し、前述した第1縦材236固定用のビス236Bと見
込み片236Aとの間には、該熱伸びによる変位を吸収
するゴム座金等の弾性体が介装されている。
37,238も、アルミ製の押出形材であり、第1縦材
236などと同じく板材である。先に第3縦材238
は、図6に示すように、左右両側の見込み片238Aに
設けられたリップ溝238Bを二条のガイド部材239
に嵌合することで、戸板本体21aおよび枠体225に
対して上下スライド可能に取り付けられている。一方、
第2縦材237は、その左右両側の見込み片237A
が、第1縦材236および第3縦材238の対向し合う
見込み片236C,238Aに設けられた係合部236
E,238Cに係合して取り付けられており、やはり上
下にスライド可能である。
端側および下端側は、上横材234および下横材235
にそれぞれ呑み込まれている。すなわち、図5におい
て、上横材234の下側の見込み片234A、および下
横材235の上側の見込み片235Aには、第2、第3
縦材237,238の外形形状にならった切り欠き(図
示略)が設けられ、この切り欠き部分にそれらの上下端
部側が印籠形式で呑み込まれている。
下横材235の見込み片235Aの下方に設けられた別
の見込み片235B上に載置されている。上横材234
にも同様な見込み片234Bが設けられ、この見込み片
234Bおよび前記見込み片235Bの各室内側には、
第2、第3縦材237,238の上下端に係止される係
止部234C,235Cが設けられている。従って、中
窓24に近い上横材234の下側や、下横材235の上
側は、戸板本体21aに取り付けられた第2、第3縦材
237,238に確実に係止されることになり、室外側
へのばたつきが抑えられている。なお、第2、第3縦材
237,238においても、それぞれの見込み片237
A、238Aにより、それらの剛性の向上が図られてい
る。
34、下横材235、第1〜第3縦材236〜238が
見込み片234A,235A,236A,237A,2
38Aを有することで、その室外面が戸板本体21aか
ら離間しており、各横材234,235、各縦材236
〜238と戸板本体21aとの間には断熱層としての空
気層241が形成されている。この空気層241によ
り、遮蔽体22aの熱が戸板本体21aに伝達され難く
なり、戸板本体21aの熱伸びや熱による劣化が確実に
抑制される。なお、このような空気層241を外部と良
好に連通させ、空気層241内と外部との間で空気を流
通させてもよく、このような場合には、遮蔽体22aの
裏面側での放熱が良好に行えるので、遮蔽体22aに直
射日光が照射しても室外面の温度上昇を抑えることがで
き、戸板本体21aだけでなく遮蔽体22a自身の熱伸
びも防止できる。
4、下横材235、第1〜第3縦材236〜238を遮
蔽体22aとして予め組み立てておき、下横材235、
第1、第3縦材236,238にはガイド部材239を
嵌め込んでおく。この状態から、遮蔽体22aを戸板本
体21aに組み付け、戸板20aaを完成させる。断熱
ドア1全体の設置は、通常のドア施工と同じ手順で行わ
れる。すなわち、建物の玄関開口部分にドア枠10Aを
固定し、ドア枠10Aに対して戸板20aaをヒンジ2
5およびドアクローザ等を介して取り付ければよい。
示すように、(a′)戸板本体21aと(b″)遮蔽体
22bとを選択組み合わせた戸板20abに、(B)ド
ア枠10Bを選択して組み合わせることで製造した断熱
ドア2(図9,10)について説明する。
が付与されている。すなわち、ドア枠10Bを構成する
各枠材11〜13は、それぞれアルミ製の室外部材11
1A,112A,113Aと、アルミ製の室内部材11
1B,112B,113Bと、これらの室外部材111
A,112A,113Aおよび室内部材111B,11
2B,113Bをそれぞれ連結するウレタン樹脂製の断
熱部材111C,112C,113Cとで構成されてい
る。このような断熱部材は、注入方式によって形成可能
である。ただし、断熱ドア枠10Bとしては、例えば、
アルミ等の非鉄金属製とされた室内部材および室外部材
間に、合成樹脂製の板状の断熱部材を1枚以上配置し、
室内外部材をかしめて互いに連結した断熱ドア枠でもよ
い。
有し、かつ戸板本体21dの室内面に密着された木製の
断熱パネル242をその主な構成としており、従って、
断熱パネル242自身が断熱層を形成している。このよ
うな戸板20abも見込み寸法W3を有している。すな
わち、戸板本体21a〜21cと遮蔽体22a〜22c
との組合せにおいては、九種類全ての戸板20aa,2
0ab…が見込み寸法W3を有することになる。
側の各エッジ材219,222、224で保持されてい
る。断熱パネル242には、中窓24に対応した縦長の
開口部243、および開口部243と左右の端部と間の
中間位置に設けられた縦長の別の開口部244が設けら
れている。
額縁26が嵌め込まれている。化粧額縁26は、同一断
面形状の形材245を45°接合によって枠組みしたも
のであり、室外側が断熱パネル242の室外面に係止さ
れ、室内側には中窓24用の枠体225がビス止めされ
ている。また、枠体225の室内側には、室内用の化粧
額縁23がビス止めされている。これにより、断熱パネ
ル242の開口部243周りは、各化粧額縁23,26
および枠体225を用いて戸板本体21aと共に挟持さ
れるようになっている。なお、この枠体225は、断熱
ドア1と同様に、各枠材116〜228を90°接合し
たものである。
の化粧モール246が配置されている。化粧モール24
6は、室内側の端部がガイド部材239を介して戸板本
体21aに取り付けられている。これにより、断熱パネ
ル242においては、左右の端部から化粧額縁26で押
さえられた開口部243までの寸法が大きくても、断熱
パネル242が室外側にはらんだり、ぶかぶかする心配
がない。
42の戸板本体21aへの取付と、各エッジ材219,
222、224の戸板本体21aへの取付とを略同時に
行った後、化粧額縁26および化粧モール246を室外
側から開口部243、244内に配置する。次いで、開
口部243内に室内側から枠体225を配置して化粧額
縁26にビス止めし、さらに、化粧額縁23を枠体22
5にビス止めする。他の手順は断熱ドア1と略同じであ
る。
10Bと九種類の戸板(20aa,20ab…)との組
合せのうち、二つの例を説明したが、他の組合せにおけ
る構造等は、戸板本体21b,21cや遮蔽体22cな
ど、他の組合せに用いられる部材を既に詳説したことで
容易に理解できるため、ここでの説明を省略する。
ような効果がある。 1)ドア枠としては、断熱性能が異なる二種類のドア枠
10A,10Bが用意され、戸板としても、断熱性能が
異なる計九種類の戸板20aa,20ab…が用意さ
れ、これらの中から適宜選択して組み合わせるので、所
望する断熱性能等を考慮して施主がドア枠や戸板を自由
に選択できる。従って、断熱ドアとしての断熱性能の選
択幅が大きくなり、選択自由度を向上させることができ
る。
枠10Aは、アルミ製の各枠材11〜13で構成され、
ドア枠10Bは、それぞれアルミ製の室外部材111
A,112A,113Aと、アルミ製の室内部材111
B,112B,113Bと、これらの室外部材111
A,112A,113Aおよび室内部材111B,11
2B,113Bをそれぞれ連結するウレタン樹脂製の断
熱部材111C,112C,113Cとで構成されてい
るので、各ドア枠10A,10Bを材質や構造の異なる
部材で構成して断熱性能に差を付けることができ、各々
の断熱性能を確実に異ならせることができる。
ペーパーハニカムコア215を単層や複層にして用いた
り、あるいは二重のペーパーハニカムコア215に木製
の断熱パネル215Bを設けたりするなど、構造や材質
を変えることで断熱性能に差を付けているから、各々の
断熱性能を確実に異ならせることができる。
も、空気層241を形成可能なアルミ製の押出形材であ
ったり、木製の断熱パネル242であったり、樹脂製の
断熱パネル247であったりと、材質や構造の異なる部
材で構成して断熱性能に差を付けているから、遮蔽体2
2a,22b,22cを適宜選択することでも、戸板の
断熱性能を確実に異ならせることができる。また、遮蔽
体22a〜22cを相互に交換することで、戸板の外観
上の意匠も変えることができる。
その見込み寸法がW3で同一であるから、戸板相互の交
換が可能であり、断熱ドアとしての断熱性能を後々でも
可変できる。この際、ドア枠10Aを交換する必要がな
いため、交換作業を容易に行え、施工コストを低減でき
る。また、交換にあたって、ドア枠を共通にできるか
ら、ドア枠を戸板の種類に合わせて複数種類製造する必
要がなく、部品種類を少なくでき、コストをより低減で
きる。
法W1が同一であるから、当初に設置した例えば戸板本
体21aを後々断熱性能が異なる別の戸板本体21cに
交換しても、何ら支障を生じる心配がなく、断熱性能を
容易に可変できる。この際、戸板本体21a〜21cの
みを交換すればよく、ドア枠10A,10Bや遮蔽体2
2a〜22cを交換する必要がないため、交換作業を容
易に行え、コストを低減できる。また、交換にあたって
は、遮蔽体が共通となるので、戸板本体を遮蔽体の種類
に合わせて複数種類製造しなくてもよく、部品種類を少
なくしでき、コストをさらに低減できる。
W2が同一であるから、当初に設置した例えば遮蔽体2
2aを後々断熱性能が異なる別の遮蔽体22cに交換し
ても、何ら支障を生じる心配がなく、やはり断熱性能を
容易に可変できる。この際、遮蔽体22a〜22cのみ
を交換すればよく、ドア枠10A,10Bや戸板本体2
1a〜21cを交換する必要がないため、交換作業を容
易に行え、コストを低減できる。また、交換にあたって
は、戸板本体が共通となるので、戸板本体を遮蔽体の種
類に合わせて複数種類製造しなくてもよく、部品種類を
少なくしでき、コストをさらに低減できる。
は、断熱性を有する戸板本体21a〜21cと、この戸
板本体21aの室外側に配置された遮蔽体22a〜22
cとの組合せで構成されているため、戸板本体21aの
室外面に直射日光が照射するのを遮蔽でき、室外面の温
度が上昇するのを防止できる。従って、戸板本体21a
への直射日光の照射が遮蔽されることにより、その室外
面と室内面との温度差を小さくできるから、室外面の熱
伸びを防止でき、よって建具としての基本性能が要求さ
れる戸板本体21aの反りを有効に防止でき、また、紫
外線による劣化を防止できる。
構成する枠体225と、遮蔽体22a、22bとは別体
であるため、直射日光が照射することで生じる遮蔽体2
2a,22bの熱伸びは、枠体225や、内部のガラス
パネル229、中窓24用に設けられた戸板本体21a
の開口部218等によって妨げられる心配がなく、遮蔽
体22a,22bの熱伸びを確実に許容できる。従っ
て、遮蔽体22a,22bに直射日光が照射して縦方向
に大きく熱伸びしても、枠体225は熱伸びしないの
で、開口部218と枠体225との間に熱伸び用のスペ
ースを設ける必要がなく、枠体225の特に上下枠22
6,227の見付け寸法H(図5、図9)を小さくで
き、中窓24の開口面積を大きくできる。
225が各枠材226〜228の90°接合によって枠
組みされているため、枠体225のコーナー部分では、
枠材226〜228同士を確実に接触させることができ
る。具体的には、上下枠226,227の端部を各縦枠
228の広い側面に当接させ、この状態でビス259を
締め付けて接合することにより、それらを確実に接触さ
せることができる。従って、コーナー部分での十分な止
水性が確保されるから、従来のような手間のかかる止水
処理を不要にでき、止水処理を容易かつ確実にできる。
基づき、本発明の第2実施形態を説明する。なお、各図
においては、断熱ドア1,2と同様な部材に同一符号を
付し、それらの説明を省略または簡略化する。図11に
は、本実施形態の断熱ドア(建具)に用いられる部材の
種類が示されている。この図において、ドア枠(建具
枠)としては、第1実施形態と同様に、(A)各枠材が
非断熱形材で構成された非断熱ドア枠10A、(B)各
枠材が断熱形材で構成された断熱ドア枠10B、の二種
類が用意されている。
施形態とは異なって戸板本体(基本ユニット)および遮
蔽体(付帯ユニット)の別が無いが、やはり、(a)単
層の紙製の断熱部材であるペーパハニカムコア215か
ら構成されている戸板20a、(b)見込み方向に積重
された二層の紙製の断熱部材であるペーパハニカムコア
215と、これらの間に介装された中間紙215Aとか
ら構成されている戸板20b、(c)二層のペーパハニ
カムコア215と、この断熱部材に並設された木製の断
熱パネル215Bとから構成された計三層の断熱層から
なる戸板20c、の三種類が用意されている。この際、
各戸板20a〜20cも、断熱性能が少しずつ異なって
いるが、その各見込み寸法は同一のW3とされている。
なお、(c)の戸板20cにおいて、ペーパーハニカム
コア215を単層としたり、断熱パネル215Cを樹脂
製にしてもよい。
照)に示すドア枠10Aと戸板20aとを選択組み合わ
せて製造した断熱ドア3が具体的に示されている。
カムコア215および鋼板216,217で構成され、
第1実施形態のような遮蔽体を備えていない。このた
め、戸板本体21aは、前述したように、これ単体での
見込み寸法がW3とされ、これによって断熱ドア1と同
じドア枠10Aに組み込むことが可能になっている。
8における室外側の周縁部分のみを覆う化粧額縁26が
設けられている。従って、断熱ドア3では、枠体225
の室外面の略全域は被覆されているが、室外面の多くの
部分が露出している。また、化粧額縁26は、アルミ製
の同一断面形状の形材245を45°接合によって枠組
みしたものである。
形材245の室内側に中窓24用の枠体225がビス2
48で固定されている。また、枠体225の室内側に
は、断熱ドア1と同様に室内用の化粧額縁23がビス止
めされている。これにより、開口部218周りは、各化
粧額縁23,26および枠体225を用いて挟持される
ことになる。この際、ビス248を貫通させるために穿
設された枠体225のビス孔は長孔(図示略)とされて
おり、枠体225と化粧額縁26とが縦方向に相対移動
可能であることで、化粧額縁26の縦方向の熱伸びを干
渉しないようになっている。
8をビス249(図15)で互いに90°接合したもの
であり、開口部218に対して室内側から挿入配置され
ている。また、戸板20aの室外面には、アルミや樹脂
製の押出形材からなる二条の化粧モール246が両面テ
ープや、接着剤、面ファスナー等の適宜な接着手段で貼
設されている。
した化粧額縁26の室内面にテープ状の止水材233
(図13、図15)を貼り付けておき、この化粧額縁2
6を開口部218に室外側からあてがっておく。これに
より、止水材233の一部は戸板20aの室外面に密着
することになる。次いで、枠組みした枠体225を室内
側から開口部218内に収容し、化粧額縁26にビス2
48で固定する。この際、枠体225の室外面は戸板2
0aの室外面と略面一となって対向する止水材233に
密着し、戸板20aおよび枠体225の境界部分での止
水性が確保される。この後、ガラスパネル229を枠体
225内に室内側から配置し、最後に、室内側の化粧額
縁23を枠体225にビス止めするとともに、ガラスパ
ネル229を保持する。
が異なる二種類のドア枠10A,10Bが用意され、戸
板としても、断熱性能が異なる三種類の戸板20a,2
0b,20cが用意され、これらの中から適宜選択して
組み合わせるので、所望する断熱性能等を考慮して施主
がドア枠や戸板を自由に選択できる。従って、第1実施
形態程ではないが、やはり断熱ドアとしての断熱性能の
選択幅が大きくなり、選択自由度を向上させることがで
きる。
20b,20cは、材質や構造の異なる部材で構成され
ることで断熱性能に差が付けられているから、前述した
2)の効果を同様に得ることができる。また、第1実施
形態と同様な構成により、前述の6)、9)、10)の効
果も同様に得ることができる。
るものではない。前記第1実施形態では、ドア枠として
二種類の中から選択可能とされていたが、これに限ら
ず、(C)下枠が金属で形成され、上枠および縦枠が金
属製の室内部材および室外部材と、この室内外部材を連
結する断熱部材とで構成されているドア枠、(D)各枠
材が、金属製の室外部材と、樹脂製の室内部材とで構成
されているドア枠、(E)各枠材が、金属製の室外部材
と、木製の室内部材とで構成されているドア枠、(F)
各枠材が木製であるドア枠、を加えた計六種類の中から
選択してもよく、これらのうちの任意の二種類以上が用
意された中から選択可能とされてもよい。さらに、これ
ら以外の材質や構造のドア枠の中から選択する場合で
も、本発明に含まれる。
では、九種類の戸板のうち戸板20aa,20abのみ
を説明したが、戸板本体21a〜21cと遮蔽体22a
〜22cとの組合せにより、さらに多種類の戸板を用意
し、それぞれのドア枠10A,10Bと組み合わせても
よい。すなわち、戸板としては、戸板本体22aと遮蔽
体21aとを組み合わせた戸板20aa、および戸板本
体21aと遮蔽体22bとを組み合わせた戸板20ab
の他、図16に示すように、戸板本体21bと遮蔽体2
2aとを組み合わせた戸板20ba、戸板本体21cと
遮蔽体22aとを組み合わせた戸板20caや、図示を
省略するが、戸板本体21aと遮蔽体22cとを組み合
わせた戸板、戸板本体21bと遮蔽体22bとをからな
る戸板、戸板本体21bと遮蔽体22cとからなる戸
板、戸板本体21cと遮蔽体22bとからなる戸板、そ
して、戸板本体21cと遮蔽体22cとからなる戸板を
用意することが可能である。また、戸板本体と遮蔽体と
からなる戸板と、遮蔽体を有しない戸板とを一緒の選択
肢に含ませてもよい。
構造も任意であり、前述したものに限定されない。例え
ば、それらに用いられる樹脂製の断熱パネルとしては、
発泡ポリスチレンフォームや発泡ウレタンフォーム等の
発泡保温材を、表裏両面から樹脂板や金属板で挟み込ん
だサンドイッチ構造のものや、厚肉板状の樹脂製充実パ
ネル等で構成されているものを適用できるが、これに限
定されない。そして、戸板や戸板本体を構成する断熱部
材としては、ペーパーハニカムコア215を用いる他、
パーパーロールコアや樹脂製のコア材を用いたもの、さ
らには、図16の最下段に示すように、例えば、ペーパ
ーハニカムコア215等の任意のコア材にウレタンフォ
ームやフェノールフォーム等の樹脂フォーム断熱材21
5Cを充填した戸板本体21d等も用いることができ
る。このようなペーパーハニカムコア215全体に断熱
材215Cが充填されたタイプの断熱層は、見込み方向
において均一な材質で形成されるので、単層と見なすこ
とができる。
えば、樹脂製の断熱パネルからなる遮蔽体22cを組み
合わせて戸板20dcを製造してもよい。勿論、他の任
意の遮蔽体を組み合わせることも可能である。
ても、それぞれの断熱性能が異なればよく、その種類、
材質、構造、組合せ等は任意である。
限らず、障子を備えた玄関引戸等であってもよい。その
他、本発明の目的を達成できる範囲であれば、建具を構
成する各部材の形状や材質等は任意に決められてよい。
建具枠および建具本体として、それぞれ断熱性能が異な
る二種類以上の中から適宜選択して組み合わせるので、
所望する断熱性能等を考慮して施主が建具枠や建具本体
を自由に選択できる。従って、建具全体としての断熱性
能の選択幅が大きくなり、選択自由度を向上させること
ができるという効果がある。
材の種類を示す図である。
る。
部材の種類を示す図である。
建具を示す外観姿図である。
…上枠、12…下枠、13…縦枠、20aa,20b
a,20ca,20ab,20dc…戸板、21a,2
1b,21c,21d…基本ユニットである戸板本体、
22a,22b,22c…付帯ユニットである遮蔽体、
111A,112A,113A…室内部材、111B,
112B,113B…室外部材、111C,112C,
113C…建具枠の断熱部材、215…ペーパーハニカ
ムコア、215B…基本ユニットの断熱パネル、24
2,247…付帯ユニットの断熱パネル、W1,W2,
W3…見込み寸法。
Claims (8)
- 【請求項1】 上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠
組みした建具枠と、この建具枠内に配置された断熱性を
有する建具本体とを備えた建具であって、 前記建具枠および建具本体は、それぞれ断熱性能が異な
る二種類以上の建具枠おび建具本体の中から選択的に用
いられており、 前記建具枠は、 (A)前記各枠材が金属製である建具枠、 (B)前記各枠材が、金属製の室内部材および室外部材
と、この室内外部材とを連結する断熱部材とで構成され
ている建具枠、 (C)前記下枠が金属で形成され、前記上枠および縦枠
が金属製の室内部材および室外部材と、この室内外部材
を連結する断熱部材とで構成されている建具枠、 (D)前記各枠材が、金属製の室外部材と、樹脂製の室
内部材とで構成されている建具枠、 (E)前記各枠材が、金属製の室外部材と、木製の室内
部材とで構成されている建具枠、 (F)前記各枠材が木製である建具枠、のうちの選択さ
れた一つの建具枠である建具。 - 【請求項2】 前記建具本体は、 (a)一種類の断熱部材からなる単層の断熱層を備えて
いる建具本体、 (b)同一種類の断熱部材からなる複層の断熱層を備え
ている建具本体、 (c)複数種類の断熱部材が用いられ、かつ各断熱部材
毎に形成された複層の断熱層を備えている建具本体、 のうちの選択された一つの建具本体である請求項1に記
載の建具。 - 【請求項3】 前記(a)、(b)、(c)の建具本体
は、見込み寸法がそれぞれ同じである請求項2に記載の
建具。 - 【請求項4】 前記建具本体は、基本ユニットと、この
基本ユニットの室外面側に取り付けられて基本ユニット
の室外面の一部または全面を覆う付帯ユニットとを備え
ている請求項1に記載の建具。 - 【請求項5】 前記基本ユニットは、 (a′)一種類の断熱部材からなる単層の断熱層を備え
ている基本ユニット、 (b′)一種類の断熱部材からなる複層の断熱層を備え
ている基本ユニット、 (c′)複数種類の断熱部材が用いられ、かつ各断熱部
材毎に形成された複層の断熱層を備えている基本ユニッ
ト、 のうちの選択された一つの基本ユニットである請求項4
に記載の建具。 - 【請求項6】 前記付帯ユニットは、 (a″)断熱層を有する金属製の付帯ユニット、 (b″)木製の付帯ユニット、 (c″)樹脂製の付帯ユニット、 のうちの選択された一つの付帯ユニットである請求項4
または5に記載の建具。 - 【請求項7】 前記(a′)、(b′)、(c′)の基
本ユニットは、見込み寸法がそれぞれ同じであり、
(a″)、(b″)、(c″)の付帯ユニットも、見込
み寸法がそれぞれ同じである請求項6に記載の建具。 - 【請求項8】 上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠
組みした建具枠と、この建具枠内に配置された断熱性を
有する建具本体とで構成し、 前記建具枠および建具本体を、それぞれ断熱性能が異な
る二種類以上の建具枠および建具本体の中から選択した
後、互いに組み合わせて製造するとともに、 この際、前記建具枠として、 (A)前記各枠材が金属製である建具枠、 (B)前記各枠材が、金属製の室内部材および室外部材
と、この室内外部材とを連結する断熱部材とで構成され
ている建具枠、 (C)前記下枠が金属で形成され、前記上枠および縦枠
が金属製の室内部材および室外部材と、この室内外部材
を連結する断熱部材とで構成されている建具枠、 (D)前記各枠材が、金属製の室外部材と、樹脂製の室
内部材とで構成されている建具枠、 (E)前記各枠材が、金属製の室外部材と、木製の室内
部材とで構成されている建具枠、 (F)前記各枠材が木製である建具枠、のうちの一つを
選択する建具の製造方法。
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