JP3540248B2 - 可変長符号復号装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はMPEG規格による画像圧縮ビットストリームの可変長符号復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
MPEG規格(藤原洋監修「最新MPEG教科書」(アスキー)、三木弼一編著「MPEG−4のすべて」(工業調査会)等に記載されている詳細は避ける。)による画像圧縮ビットストリームの中には、画面などの情報の開始位置や、以降のビットストリームに含まれているデータの種類を識別するために、特定のビットパターンを持った固定長のコード(以後、スタートコードと言う)が挿入されている。圧縮された画像情報を復号する際は、このスタートコードを検出し、それに続く情報(以後、スタートコード・バリュと言う)に基づき復号化処理を行う。スタートコードの構成は図7(a)に示すように“0”が23個と“1”が1個の計24ビットに8ビットのスタートコード・バリュが付加されている。MPEG4(Moving Picture Experts Group 4)を例にすると、規格化されているスタートコードは図7(b)のようなものがある。
【0003】
スタートコードは、他のデータと明確に区別できるように、次のような施策がなされている。他のデータには現れにくいビットパターンが採用されている。また、画像情報の符号化処理の過程で、符号語の組み合わせによってはスタートコードと同じビットパターンになってしまう場合があるが、それによるエミュレートを回避するために、符号化器では、エミュレートの可能性がある符号語には1ビットのビット列を挿入する。また、スタートコード,シンクマーカー等の同期語は、図6に示すようにそれぞれ同期語の先頭間の距離は8の正の整数倍になるように配置される。
【0004】
従来のコード検出装置は以上のような同期語の検出を行う場合、あるビット長のビットストリームを1ビット/サイクルまたは8ビット/サイクルのシフトレジスタを用い、例えばシフトレジスタの先頭から32ビットのビット列に対して、同期語のパターンと一致しているかどうかの検査を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通信状態の悪化などによる伝送エラー等でビットストリーム内の画像圧縮情報(固定長、可変長符号)と同期語にオーバーラップが発生する場合がある。
例として可変長符号と同期語にオーバーラップが発生している状態について図を用いて説明すると、まず、図4(a)は、オーバーラップが発生していない正常なビットストリームを表す。可変長符号500の後に32ビットの同期語501が続いている。一方、図4(b)は、オーバーラップが発生しているビットストリームを表す。可変長符号510の最下位から3ビットのデータと後に続く32ビットの同期語511の最上位から3ビットがオーバーラップしている。図4(b)に示すような状況を検知し、さらに可変長符号に続く同期語を検出することが、画像復号処理の効率向上と復号画像の画質劣化を抑えることにつながる。
【0006】
しかしながら、上述のような、従来の同期語検出装置は、ビットストリーム内の画像圧縮情報(固定長、可変長符号)と同期語にオーバーラップが発生した場合、同期語を検出できないものがあった。また、同期語の検出が行えても画像圧縮情報と同期語がオーバーラップしている状態を検出することができなかった。
【0007】
同期語は以降の画像復号処理を示す重要な情報であるため、同期語の未検出または誤検出は、以降の画像復号処理に影響を及ぼす可能性は大きく、画像復号処理の効率低下と復号した画像の品質を劣化させる要因となる。また、可変長符号と同期語がオーバーラップするといったエラーを検出できないため、本来、エラー検出後、直ちに画像復号処理を中断すべきところで、そのまま処理を続行してしまい、誤った復号画像を生成し、出力画像の品質を劣化させる場合があった。
【0008】
従って、本発明は、上述した問題点を解消するためになされたものであり、画像圧縮情報と同期語にオーバーラップが発生している場合に、同期語の検出と、画像圧縮情報と同期語がオーバーラップするようなエラーを検出することのできる可変長符号復号装置を提供することを目的とする。
【0009】
また、従来の同期語検出装置であれば、データを破棄しながら、同期語の探索を行う。また、同期語を検出するまで前述の処理を続けてしまうため、最近隣のバイトアラインポイントに同期語が存在しているかどうか確認することは不可能であった。
本発明は、上述した問題点を解消するためになされたものであり、最近隣のバイトアラインポイントに同期語の存在を効率良く確認することが可能な可変長符号復号装置を提供することも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達するためになされたものであり、請求項1に係る可変長符号復号装置は、外部装置からの映像圧縮情報のビットストリームを記憶するレジスタと、1マシンサイクル当たりnバイト単位で、信号を上位方向にシフトする第1のシフトレジスタと、第1のシフトレジスタの最下位から所定の区間内において、連続する所定のビット数の空き区間を選択し、第1のレジスタの信号を前記第1のシフトレジスタの空き区間の上位側から順次格納する第1の選択手段と、1マシンサイクル当たり任意のビット数単位で、信号を上位方向にシフトする第2のシフトレジスタと、第2のシフトレジスタの最下位から所定の区間内において、連続する所定のビット数の空き区間を選択し、第1のシフトレジスタの信号を前記第2のシフトレジスタの空き区間の上位側から順次格納する第2の選択手段と、第2のシフトレジスタにおいて、連続する所定のビット数の信号を選択する第3の選択手段と、第3の選択手段によって選択された信号が可変長符号の場合で復号可能な場合には、復号処理を行い、同時に、可変長符号の符号長を示す符号長情報を出力する可変長符号復号手段と、前記可変長符号復号手段により可変長符号の復号処理が行われている間には、第1のシフトレジスタから連続する所定のビット数の信号を選択し出力し、前記復号処理が終了すると、第3の選択手段から入力される信号を出力する第4の選択手段と、第4の選択手段により選択された第1のシフトレジスタの信号または第2のシフトレジスタの信号を特定ビットパターンと比較し、一致検出を行うコード検出手段と、前記コード検出手段により第1のシフトレジスタにおける特定ビットパターンの信号が検出され、該特定ビットコードの最上位ビットの信号が第2のシフトレジスタに移動した場合、その時点で第2のシフトレジスタ内における特定ビットパターンの先頭ビット位置情報を設定し、第2のシフトレジスタにシフト処理が発生した場合に、シフト量に応じて前記先頭ビット位置情報を更新する特定ビットパターン位置情報管理手段と、前記可変長符号復号手段からの可変長符号の符号長情報と、前記特定ビットパターン位置情報管理手段からの特定ビットパターンの先頭ビット位置情報より、第2のシフトレジスタにおいて可変長符号と特定ビットパターンにオーバーラップが発生していないかどうかを判定し、オーバーラップを検出した場合にはオーバーラップ通知信号を出力するオーバーラップ検出手段とを備えた、ことを特徴とするものである。これにより、精度の高いオーバーラップ検出を行うことができ、画像圧縮情報の復号画像の品質向上を図ることができる。
【0011】
本発明の請求項2に係る可変長符号復号装置は、請求項1記載の可変長符号復号装置において、前記特定ビットパターン位置情報管理手段は、第2のシフトレジスタにおける複数の特定ビットパターンの各先頭ビット位置情報を記憶する複数の記憶手段を備え、前記オーバーラップ検出手段は、前記複数の記憶手段に記憶される複数の先頭ビット位置情報の中で、前記第2のシフトレジスタの最上位に最も近い先頭ビット位置情報または全ての先頭ビット位置情報を用いて、第2のシフトレジスタにおいて可変長符号と特定ビットパターンとのオーバーラップが発生していないかどうかを判定する、ことを特徴するものである。これにより、第2のシフトレジスタに2つの同期語の先頭ビットが存在しても、双方の同期語と可変長符号のオーバーラップを検出することが可能となる。
【0012】
本発明の請求項3に係る可変長符号復号装置は、請求項2記載の可変長符号復号装置において、前記特定ビットパターン位置情報管理手段は、特定ビットパターンの先頭が前記第2のシフトレジスタ内に存在しない場合は、前記複数の記憶手段の先頭ビット位置情報を初期化し、コード検出手段により特定ビットパターンの信号が検出される毎に、前記複数の記憶手段の中から先頭ビット位置情報が初期値である記憶手段を選び、前記先頭ビット位置情報を設定する、ことを特徴とするものである。これにより、同期語を検出した際に、既にいずれかの記憶手段に記憶されている先頭ビット位置情報へのオーバーライトを回避することができる。
【0013】
本発明の請求項4に係る可変長符号復号装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、前記可変長符号復号手段は、前記第3の選択手段によって選択された可変長符号信号を復号する際、可変長符号のルックアップテーブル内に該当する符号が存在しない場合は、ルックアップテーブル内の可変長符号の最大符号長を前記オーバーラップ検出手段に出力する、ことを特徴するものである。これにより、可変長符号の復号処理にエラーが発生した場合でも、同期語と可変長符号のオーバーラップを検出でき、精度の高いオーバーラップ検出を実現する。
【0014】
本発明の請求項5に係る可変長符号復号装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、前記可変長符号復号手段は、前記第3の選択手段によって選択された可変長符号信号を復号する際、可変長符号のルックアップテーブル内に該当する符号が存在しない場合は、該選択された可変長符号とルックアップテーブル内の可変長符号との最上位ビットから連続して一致するビット数に1を加えた値を、前記オーバーラップ検出手段に出力する、ことを特徴とするものである。これにより、可変長符号の復号処理にエラーが発生した場合でも、同期語と可変長符号のオーバーラップの誤検出を避けることができ、より精度の高いオーバーラップ検出を実現する。
【0015】
本発明の請求項6に係る可変長符号復号装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、前記コード検出手段により第2のシフトレジスタにおける特定ビットパターンが検出された場合には、その時点でビットストリームのバイトアラインポイントを初期化し、第2のシフトレジスタにシフト処理が発生した場合には、シフト量に応じてバイトアラインポイントを更新するバイトアラインポイント管理手段を備えた、ことを特徴とするものである。これにより、次の同期語探索時に第2のシフトレジスタによりバイトアラインポイントが最上位になるようにデータをシフトさせて、第2のコード検出手段により同期語を検出することができ、同期語のエミュレート等による同期語の誤検出を防ぐことができる。
【0016】
本発明の請求項7に係る可変長符号復号装置は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、前記バイトアラインポイント管理手段のバイトアラインポイント情報に従い、第2のシフトレジスタの最上位から最近隣のバイトアラインポイントを基点とし、連続する所定ビット数の信号と特定ビットパターンとを比較し、一致検出を行う第3の同期語検出手段とを備えた、ことを特徴とするものである。これにより、バイトアラインポイント毎に同期語の検出を行うことができ、効率的な同期語検出及び画像復号処理を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の可変長符号復号装置には、可変長符号復号モードと同期語検出モード、最近隣のバイトアラインポイントを基点として同期語検出を行うモードがある。本発明の実施の形態1では、主に可変長符号復号モードについて説明し、他のモードについては後述する。
【0018】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態1について説明する。
図1は本発明の実施の形態1による可変長符号復号装置の構成図である。図2は本発明の実施の形態1による可変長符号復号装置の可変長符号復号モード時の動作を表すフローチャートである。
【0019】
まず、図1を参照しながら、本発明の実施の形態1の可変長符号復号装置において、ビットストリームのシフト処理を行う部分の構成及び動作について説明する。
レジスタ100,第1のシフトレジスタ104,及び第2のシフトレジスタ109のレジスタ類には、最下位ビットから順に通し番号を付けてビット位置を明確にできるようにしている。これらのレジスタ類のレジスタ長や、データシフト処理を行う際のシフト処理は下記の値に限定されない。
【0020】
レジスタ100は、16ビットのビットストリームを記憶するレジスタ群である。第1のシフトレジスタ104は、1マシンサイクルにつき8ビットシフトを行う48ビットのシフトレジスタである。第1のセレクタ102は、第1のシフトレジスタ104の[22:0]区間内の任意の連続する16ビット区間を選択して、その区間にレジスタ100の[15:0]から入力される信号を格納する。ただし、第1のセレクタ102は、第1のシフトレジスタ104の[22:0]区間内で有効なデータが格納されていない連続する16ビット区間の中で最も上位側を選択し、この[22:0]区間内の空いている部分の上位側に詰めてデータを格納し、逆に、[22:0]区間内で16ビットの空きがない場合は、データの格納は行わない。
【0021】
第2のシフトレジスタ109は、48ビットのシフトレジスタである。第2のシフトレジスタ109の動作モードが1マシンサイクル当たり8ビットシフトの場合、第2のセレクタ106は、第2のシフトレジスタ109の[14:0]区間内の任意の連続する8ビット区間を選択して、その区間に第1のシフトレジスタ104の[47:40]から入力される8ビットの信号を格納する。ただし、第2のセレクタ106は、第2のシフトレジスタ109の[14:0]区間内で有効なデータが格納されていない連続する8ビット区間の中で最も上位側を選択し、この[14:0]区間内の空いている部分の上位側に詰めてデータを格納し、逆に[14:0]区間内で連続する8ビットの空きがない場合には、データの格納を行わない。
【0022】
また、第2のシフトレジスタ109の動作モードが1マシンサイクル当たり1ビットシフトの場合、第2のセレクタ106は、第2のシフトレジスタ109の[0:0]を選択し、その区間に第1のシフトレジスタ104の[47:47]から入力される信号を格納し、逆に、第2のシフトレジスタ109の[0:0]が空いていなければ、データの格納を行わない。
【0023】
全体の動作として、まず、第1のセレクタ102は、第1のシフトレジスタ104の[22:0]の連続する空きビット数を16と比較評価し、連続する空きビット数が16以上の場合には、レジスタ100の16ビットデータを第1のシフトレジスタ104の[22:0]の空き区間に格納し、第1のシフトレジスタ104の空きビット数に−16を加算して更新する。その後、レジスタ100には外部の記憶装置(図示せず)から16ビットの新規なビットストリームが補充される。
【0024】
次いで、第2のセレクタ106は、第2のシフトレジスタ109の下位側の空きビット数を第2のシフトレジスタ109の1ビット/8ビットのシフト量sftと比較評価し、空きビット数がsft以上の場合は、第1のシフトレジスタ104の[47:48-sft]に格納されるデータを第2のシフトレジスタ109の下位側の空き区間に格納し、第2のシフトレジスタ109の空きビット数に(-sft)を加算して更新する。その後、第1のシフトレジスタ104では上位方向にデータがsftビットシフトされ、第1のシフトレジスタ104の空きビット数にsftが加算される。
【0025】
このように、本発明の可変長符号復号装置では、外部装置から入力されてくる画像圧縮ビットストリームのシフト処理を行いながら、データの同期語検出及び可変長符号の復号処理を行う。
【0026】
次に、本発明の実施の形態1の可変長符号復号装置において、データの同期語検出及び可変長符号の復号処理を行う部分の構成及び動作について説明する。
第3のセレクタ111は、第2のシフトレジスタ109の[47:8]区間内の連続32ビットデータを選択し出力する。第4のセレクタ117は、第1のシフトレジスタ104の[47:16]から入力される32ビットデータの信号107と、第3のセレクタ111から入力された32ビットデータの信号112のいずれかを選択し出力する。可変長符号復号モードにおいては、第4のセレクタ117により信号107が選択され、同期語探索モードと、最近隣のバイトアラインポイントを基点として同期語検出を行うモードにおいては、信号112が選択される。
【0027】
同期語検出部119は、第4のセレクタ117により選択された32ビットのデータから同期語の検出を行い、同期語を検出すると、それを通知する同期語検出信号121、及び同期語の種類を示す同期語種類通知信号120を出力する。
【0028】
可変長符号復号部113は、第3のセレクタ111の出力データ112から可変長符号テーブルのインデックスとして得られた符号を復号信号125として出力し、また、同時に可変長符号の符号長を示す符号長通知信号114を出力する。なお、可変長符号復号部113は、第3のセレクタ111から受信した信号112に対応する符号が可変長符号テーブルに存在しない場合には、復号エラーを示す信号や、さらに可変長符号復号装置本体を停止させるための制御信号を本装置を制御するCPU(図示せず)に出力してもよい。
【0029】
同期語位置管理部122は、第2のシフトレジスタ109内に存在する同期語の先頭ビット位置を管理する手段であり、同期語の先頭ビット位置情報を示す同期語先頭位置通知信号124を出力する。同期語位置管理部122は、同期語検出部119より出力される同期語検出信号121を受けて、同期語が第1のシフトレジスタ104において検出されたことを認識し、第1のシフトレジスタ104に存在する同期語の先頭が第2のシフトレジスタ109へ移動するタイミングで、第2のシフトレジスタ109内の同期語の先頭ビット位置を示す同期語先頭ポインタを設定する。この時、同期語位置管理部122は、同期語先頭ポインタとして第2のシフトレジスタ109の空きビット数を設定する。また、同期語位置管理部122は、第2のシフトレジスタ109がシフト処理を行う度に、例えばそのシフト量を同期語先頭ポインタに加算し更新するなど、シフト量を反映する機能を備える。
【0030】
バイトアラインポイント管理部123は、第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣のバイトアラインポイントの位置情報を管理する手段である。実施の形態2で説明する同期語探索モードにおいて、同期語検出部119により第2のシフトレジスタ109から同期語が検出されると、そのタイミングで、バイトアラインポイント管理部123は、バイトアラインポイントを0に初期化する。また、バイトアラインポイント管理部123は、第2のシフトレジスタ109がシフト処理を行う度に、例えばそのシフト量をバイトアラインポイントに加算し、加算結果の最下位から3ビットの結果を新たなバイトアラインポイントに更新するなど、シフト量を反映する機能を備える。
【0031】
オーバーラップ検出部115は、可変長符号と同期語のオーバーラップを検出する手段であり、オーバーラップを検出するとオーバーラップ発生を示すオーバーラップ通知信号116を出力する。オーバーラップの検出は、可変長符号復号部113からの符号長通知信号114と、同期語位置管理部122からの同期語先頭位置通知信号124から判定する。なお、オーバーラップ発生を検出した場合には、可変長符号復号装置本体を停止させるための制御信号を本装置を制御するCPU(図示せず)に出力してもよい。
【0032】
本発明の実施の形態1における可変長符号復号モードの処理フローについて図2を参照しながら説明する。
可変長符号復号部113は、第3のセレクタ111から入力される可変長符号信号を復号し、可変長符号の符号長VLC_Lengthを取得し、符号長通知信号114を出力する。(ステップ200)。
オーバーラップ検出部115は、第2のシフトレジスタ109内に存在する同期語先頭ポインタにVLC_Lengthを加えて値を評価し(ステップ201)、{(同期語先頭ポインタ)+ VLC_Length} が48以下の場合には、可変長符号と同期語にオーバーラップが発生していないと判断し、ステップS202に移行する。{(同期語先頭ポインタ)+ sft} が48以上の場合には、可変長符号と同期語にオーバーラップが発生、すなわち可変長符号ビット不足と判断し、オーバーラップ通知信号を出力し(ステップ210)、直ちに処理を終了する。
【0033】
ステップ202において、可変長符号復号部113は、第3のセレクタ111から入力される可変長符号が可変長復号テーブルに存在しない場合は、可変長符号復号エラー通知信号を出力し(ステップ209)、可変長符号が可変長復号テーブルに存在する場合は、可変長符号に対応する復号信号125を出力する(ステップ203)。
【0034】
バイトアラインポイント管理部123は、第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣に位置するバイトアラインポイントにVLC_Lengthを加算し、加算結果の最下位から3ビットを新規のバイトアラインポイントとする(ステップ204)。
【0035】
同期語位置管理部122は、第2のシフトレジスタ209内に同期語が存在するかどうか、若しくは同期語検出部119により第1のシフトレジスタ204における同期語が検出され、同期語検出信号121を受信したかどうかを判定する(ステップ205)
【0036】
具体的には、ステップ205において、第2のシフトレジスタ109の同期語先頭ポインタを0と比較評価し、同期語先頭ポインタが0でない場合は、第2のシフトレジスタ209内に同期語が存在すると判断し、同期語先頭ポインタにVLC_Lengthを加算し、同期語先頭ポインタを更新する(ステップ206)。また、ステップ205において、同期語検出部119により第1シフトレジスタ104から同期語が検出され、同期語検出部119から同期語検出信号121を受信した場合には、同期語先頭ポインタとして第2のシフトレジスタ109の下位側の空きビット数を設定する(ステップ206)。
【0037】
逆に、同期語先頭ポインタが0であり、かつ、同期語検出部119により第1シフトレジスタ104から同期語が検出されなかった場合は、第2のシフトレジスタ109内に同期語の先頭は存在しないと判断し、同期語先頭ポインタの更新を行わず、ステップ207に移行する。
【0038】
第2のシフトレジスタ109は、可変長符号の符号長分ビットシフトし、第2のシフトレジスタ109の空きビット数にVLC_Lengthを加算する(ステップ207)。
ステップ208において、第2のシフトレジスタ109の空き領域に第1のシフトレジスタ104から新規ビットストリームを補充する。
【0039】
このように、本実施の形態1では、可変長符号と同期語のオーバーラップを検出するために、可変長符号復号処理の前処理として、バイトアラインポイント上にある同期語を検出し、同期語の先頭位置を常に監視する機構を設け、可変長符号の符号長との位置関係により正確にオーバーラップを検出することができる。
【0040】
なお、32ビットの同期語の先頭ビットは、48ビットの第2のシフトレジスタ109内に最大2つ存在する場合がある。同期語位置管理部122において、同期語先頭ポインタを2つ設け、2つの同期語先頭位置を管理させる。同期語位置管理部122は、オーバーラップ検出部115へ通知する同期語先頭位置情報としては、2つの同期語先頭位置のうち第2のシフトレジスタ109の最上位に最も近い同期語先頭位置の情報を選択する。
【0041】
また、同期語位置管理部122において、2つの同期語先頭位置情報を格納する2つのレジスタを設け、同期語先頭ビットが第1のシフトレジスタ104から第2のシフトレジスタ109内に格納されるタイミングでトグルさせることで、既にレジスタに記憶される同期語先頭位置情報を、新たな同期語先頭位置情報で上書き消去することを防ぐことができる。
以上のような機構を同期語位置管理部122に設けることで、第2のシフトレジスタ109に2つの同期語の先頭ビットが存在しても、双方の同期語と可変長符号のオーバーラップを検出することが可能となる。
【0042】
また、従来、可変長符号復号部113は、可変長符号の符号長VLC_Lengthは図3(a)に示すような可変長符号テーブルより取得していた。可変長符号復号部113は、第3のセレクタ111から入力される信号112に該当する要素が可変長符号テーブルに存在しない場合、エラーであると判断し、可変長符号復号処理を停止する。その際、可変長符号の符号長VLC_Lengthとしては、図3(a)のNO.7に示すように0ビットを取得し出力していたため、オーバーラップ検出部115は可変長符号と同期語のオーバーラップを検出することができない。
【0043】
具体的に図を用いて説明すると、図5(a)に示すように可変長符号600と同期語601にオーバーラップが発生しているが、オーバーラップの検査区間長が0ビットであるため、オーバーラップ検出部115はオーバーラップを検出することができない。しかし、場合によっては、画像復号処理の効率化または復号画像の品質劣化防止のために、可変長符号と同期語がオーバーラップしていないかどうかを確認する必要がある。
そこで、可変長符号処理にエラーが発生し、可変長符号テーブルに該当要素が存在しない場合においても、可変長符号復号部113が後述する機能を有することで、オーバーラップ検出部115はオーバーラップを検出することが可能となる。
【0044】
例えば、可変長符号復号部113は、図3(b)に示すように、可変長符号テーブルに該当要素がない場合には、可変長符号の符号長VLC_Lengthとして、テーブル内要素の符号長の最大値9を出力する。これにより、図5(b)に示すように可変長符号610と同期語611にオーバーラップしている場合にも、オーバーラップの検査区間長612が9ビットとなり、オーバーラップ検出部115はオーバーラップを検出することが可能となる。
【0045】
しかし、上述したケースでは、図5(c)に示すように可変長符号620にエラーが発生し、テーブルに該当要素がない符号となった場合、同期語621がオーバーラップすることなく後続しているのにもかかわらず、可変長符号復号部113が出力する符号長VLC_Lengthが9ビットであるため、オーバーラップ検出部115は、9ビット区間を検出しオーバーラップが発生していると判断し、誤検出が発生する。
【0046】
そこで、可変長符号復号部113は、図3(c) に示すように、可変長符号テーブルに該当要素がない場合には、可変長符号の符号長VLC_Lengthとして、入力された可変長符号とテーブルにおける符号との前方部分が一致するビット数に1を加えた値を出力する。これにより、図5(d)に示すように可変長符号630にエラーが発生している場合でも、同期語631と可変長符号630のオーバーラップの検査区間632は、図3(c)のテーブルにおけるNO5の符号と可変長符号630の前方部分で一致するビット数7に1ビット加えた8ビットとなり、オーバーラップ検出部115はこの8ビットの区間を検査する。
【0047】
このように、本実施の形態1では、可変長符号復号時に使用するルックアップテーブルに該当する可変長符号が存在しない場合においても、同期語と可変長符号のオーバーラップの誤検出を避けることができ、精度の高いオーバーラップ検出を実現する。しかも、可変長符号テーブルを変更するだけなので、装置の規模に影響を与えることなく上記の効果を容易に得ることができる。
【0048】
以上のように本発明の実施の形態1による可変長符号復号装置によれば、可変長符号エラーによる可変長符号と同期語のオーバーラップの誤検出を防ぎつつ、精度の高いオーバーラップ検出を行うことができ、画像圧縮情報の復号画像の品質の向上を図ることができる。
【0049】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2では、従来から行われている同期語探索モードと、第2のシフトレジスタの最上位から最近隣のバイトアラインポイントを基点として同期語検出を行うモードについて説明する。
図8は本発明の実施の形態2の可変符号復号装置において、同期語検出部及び可変長符号復号部の構成を示す図である。図において、図1と同一符号は同一または相当部分である。
【0050】
第1の同期語検出部801は、第2のシフトレジスタ109の最上位を基点として連続する32ビットデータの同期語検出を行う。最近隣バイトアラインポイントの同期語検出部802(以下、第2の同期語検出部という)は、第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣のバイトアラインポイントを基点として連続する32ビットデータの同期語検出を行う。可変長符号復号部803の構成及び動作は本実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。切り換えスイッチ800は,動作モードに応じて、第1,第2のシフトレジスタ104,109から第3,第4のセレクタ111,117を介して入力されるビットストリームデータ705を第1の同期語検出部801、第2の同期語検出部802、及び可変長符号復号部803のいずれかに出力する。
【0051】
以下、図8及び図9を参照しながら、本発明の実施の形態2における同期語探索モードについて説明する。図9は本発明の実施の形態2による可変長符号復号装置の同期語探索モード時の動作を表すフローチャートである。
第1の同期語検出部801は、第2のシフトレジスタ109から第3のセレクタ111、第4のセレクタ117を介して入力される32ビットデータの同期語判定を行う(ステップ900)。第1の同期語検出部801により同期語が検出されなかった場合は、同期語が検出されるまで、第2のシフトレジスタ109のシフト処理が行われ(ステップ901)、同時に第2のシフトレジスタ109の空き領域にデータが補充される。(ステップ902)。
【0052】
第1の同期語検出部801は、同期語を検出した場合は同期語検出信号121を出力し、バイトアラインポイント管理部122は、第1の同期語検出部801からの同期語検出信号を受け、第2のシフトレジスタ109の最上位ビットから最近隣のバイトアラインポイントを0に初期化する(ステップ903)。同時に、第1の同期語検出部801は、検出した同期語の種類を通知する同期語種類通知信号120を出力する(ステップ904)。
【0053】
従来の同期語探索モードであれば、データを破棄しながら、同期語を探索してしまい、また同期語を検出するまで処理を続けてしまうため、最近隣のバイトアラインポイントに同期語が存在しているか確認することは不可能であった。
そこで、本発明の可変符号復号装置に第2の同期語検出部802を設けることで、第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣のバイトアラインポイントを基点として同期語検出を行うことが可能となる。
【0054】
以下、図8及び図10を参照しながら、本発明の実施の形態2における最近隣バイトアラインポイントを基点として同期語検出を行うモードについて説明する。図10は本発明の実施の形態2による可変長符号復号装置の最近隣のバイトアラインポイントの同期語検出モード時の動作を表すフローチャートである。
バイトアラインポイント管理部123は、同期語探索モードにより見つけたバイトアラインポイントを基準として、以後第2のシフトレジスタ109のシフト処理に合わせてバイトアラインポイントを更新する。
【0055】
第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣のバイトアラインポイントを基点として同期語検出を行うにあたって、まず、第3のセレクタ111は第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣に位置するバイトアラインポイントを基点として連続する32ビット区間のデータを選択し、信号112を出力する。第4のセレクタ117は、第3のセレクタ111から出力された信号112を受け、第2の同期語検出部802に出力する。
【0056】
第2の同期語検出部802は、信号112の同期語検出を行い(ステップS1000)、同期語を検出した場合は、同期語の種類を示す同期語種類通知信号120を出力し(ステップ1001)、同期語を検出しなかった場合は、検出処理を終了する。
【0057】
このように、ビットストリームにおける同期語を検出する際、第1の同期語検出部801がデータを破棄しながら同期語探索を行っていた従来に比べ、本発明では、第2のシフトレジスタ109において同期語検出のためのデータシフトは行わず、第2の同期語検出部802は、第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣のバイトアラインポイントを基点とした32ビットデータを一度だけ参照し、同期語検出の判定を行うことができる。
【0058】
また、同期語探索モード時に取得したバイトアラインポイント情報に基づいて、第2のシフトレジスタ109によりバイトアラインポイントが最上位になるようにデータをシフトさせて、第1の同期語検出部801により第2のシフトレジスタ109の最上位を基点とした32ビットデータの同期語検出を行うこともでき、同期語のエミュレート等による同期語の誤検出を防ぐことができる。
【0059】
以上のように、本発明の実施の形態2による可変符号復号装置によれば、通常の同期語探索モード時に取得したバイトアラインポイント情報に基づいて、第2のシフトレジスタ109の最上位から最近隣のバイトアラインポイントに同期語が存在しているかどうかを確認することができる。また、通常の同期語探索モード時に取得したバイトアラインポイント情報に基づいて、第2のシフトレジスタ109によりバイトアラインポイントが最上位になるようにデータをシフトさせて、第1の同期語検出部801によりバイトアラインポイント上の同期語検出もでき、同期語のエミュレート等による同期語の誤検出を防ぐことができる。
【0060】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る可変長符号復号装置によれば、外部装置からの映像圧縮情報のビットストリームを記憶するレジスタと、1マシンサイクル当たりnバイト単位で、信号を上位方向にシフトする第1のシフトレジスタと、第1のシフトレジスタの最下位から所定の区間内において、連続する所定のビット数の空き区間を選択し、第1のレジスタの信号を前記第1のシフトレジスタの空き区間の上位側から順次格納する第1の選択手段と、1マシンサイクル当たり任意のビット数単位で、信号を上位方向にシフトする第2のシフトレジスタと、第2のシフトレジスタの最下位から所定の区間内において、連続する所定のビット数の空き区間を選択し、第1のシフトレジスタの信号を前記第2のシフトレジスタの空き区間の上位側から順次格納する第2の選択手段と、第2のシフトレジスタにおいて、連続する所定のビット数の信号を選択する第3の選択手段と、第3の選択手段によって選択された信号が可変長符号の場合で復号可能な場合には、復号処理を行い、同時に、可変長符号の符号長を示す符号長情報を出力する可変長符号復号手段と、前記可変長符号復号手段により可変長符号の復号処理が行われている間には、第1のシフトレジスタから連続する所定のビット数の信号を選択し出力し、前記復号処理が終了すると、第3の選択手段から入力される信号を出力する第4の選択手段と、第4の選択手段により選択された第1のシフトレジスタの信号または第2のシフトレジスタの信号を特定ビットパターンと比較し、一致検出を行うコード検出手段と、前記コード検出手段により第1のシフトレジスタにおける特定ビットパターンの信号が検出され、該特定ビットコードの最上位ビットの信号が第2のシフトレジスタに移動した場合、その時点で第2のシフトレジスタ内における特定ビットパターンの先頭ビット位置情報を設定し、第2のシフトレジスタにシフト処理が発生した場合に、シフト量に応じて前記先頭ビット位置情報を更新する特定ビットパターン位置情報管理手段と、前記可変長符号復号手段からの可変長符号の符号長情報と、前記特定ビットパターン位置情報管理手段からの特定ビットパターンの先頭ビット位置情報より、第2のシフトレジスタにおいて可変長符号と特定ビットパターンにオーバーラップが発生していないかどうかを判定し、オーバーラップを検出した場合にはオーバーラップ通知信号を出力するオーバーラップ検出手段とを備えた構成としたので、精度の高いオーバーラップ検出を行うことができ、画像圧縮情報の復号画像の品質向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による可変長符号復号装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1による可変長符号復号装置の可変長符号復号モード時の動作を示すフローチャートである。
【図3】(a)は従来の可変長符号テーブルの例を示す図、(b)は本発明の可変長符号テーブルの例1を示す図、(c)は本発明の可変長符号テーブルの例2を示す図である。
【図4】(a)は正常なビットストリームを示す図、(b)は可変長符号と同期語にオーバーラップが発生した状態のビットストリームを表す図である。
【図5】(a)は従来の復号エラー時の可変長符号と同期語にオーバーラップが発生した状態のビットストリームを表す図、(b)は本発明の実施の形態1において、復号エラー時の可変長符号と同期語に発生したオーバーラップを検出する際の動作を説明する説明図、(c)は本発明に実施の形態1において、復号エラー時の可変長符号と同期語のオーバーラップを誤検出する際の動作を説明する説明図、(d)は復号エラー時の可変長符号と同期語のオーバーラップを誤検出するのを回避する動作を説明する説明図である。
【図6】ビットストリームにおいてバイトアラインされている同期語を表す図である。
【図7】(a)は同期語の構成を示す図、(b)は同期語のスタートコード・バリュの例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2による可変長符号復号装置の部分的な構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2による可変長符号復号装置の同期語探索モード時の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2による最近隣のバイトアラインポイントの同期語探索モード時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 レジスタ
102、106、111、117 セレクタ
104、109 シフトレジスタ
113、803 可変長符号復号部
114 可変長符号の符号長通知信号
115 オーバーラップ検出部
116 オーバーラップ通知信号
119、801、802 同期語検出部
120 同期語種類通知信号
121 同期語検出信号
122 同期語位置管理部
123 バイトアラインポイント管理部
124 同期語先頭位置通知信号
500、510、600、610、620、630 可変長符号
501、511、601、611、621、631、701、702、703 同期語
602、612、622、632 可変長符号と同期語のオーバーラップ検査区間
700、750 ビットストリーム
800 切り換えスイッチ
804 検出結果フラグ格納用記憶装置
805 復号データ格納用記憶装置
806 制御信号
807 復号信号
Claims (7)
- 外部装置からの映像圧縮情報のビットストリームを記憶するレジスタと、
1マシンサイクル当たりnバイト単位で、信号を上位方向にシフトする第1のシフトレジスタと、
第1のシフトレジスタの最下位から所定の区間内において、連続する所定のビット数の空き区間を選択し、第1のレジスタの信号を前記第1のシフトレジスタの空き区間の上位側から順次格納する第1の選択手段と、
1マシンサイクル当たり任意のビット数単位で、信号を上位方向にシフトする第2のシフトレジスタと、
第2のシフトレジスタの最下位から所定の区間内において、連続する所定のビット数の空き区間を選択し、第1のシフトレジスタの信号を前記第2のシフトレジスタの空き区間の上位側から順次格納する第2の選択手段と、
第2のシフトレジスタにおいて、連続する所定のビット数の信号を選択する第3の選択手段と、
第3の選択手段によって選択された信号が可変長符号の場合で復号可能な場合には、復号処理を行い、同時に、可変長符号の符号長を示す符号長情報を出力する可変長符号復号手段と、
前記可変長符号復号手段により可変長符号の復号処理が行われている間には、第1のシフトレジスタから連続する所定のビット数の信号を選択し出力し、前記復号処理が終了すると、第3の選択手段から入力される信号を出力する第4の選択手段と、
第4の選択手段により選択された第1のシフトレジスタの信号または第2のシフトレジスタの信号を特定ビットパターンと比較し、一致検出を行うコード検出手段と、
前記コード検出手段により第1のシフトレジスタにおける特定ビットパターンの信号が検出され、該特定ビットコードの最上位ビットの信号が第2のシフトレジスタに移動した場合、その時点で第2のシフトレジスタ内における特定ビットパターンの先頭ビット位置情報を設定し、第2のシフトレジスタにシフト処理が発生した場合に、シフト量に応じて前記先頭ビット位置情報を更新する特定ビットパターン位置情報管理手段と、
前記可変長符号復号手段からの可変長符号の符号長情報と、前記特定ビットパターン位置情報管理手段からの特定ビットパターンの先頭ビット位置情報より、第2のシフトレジスタにおいて可変長符号と特定ビットパターンにオーバーラップが発生していないかどうかを判定し、オーバーラップを検出した場合にはオーバーラップ通知信号を出力するオーバーラップ検出手段とを備えた、
ことを特徴とする可変長符号復号装置。 - 請求項1記載の可変長符号復号装置において、
前記特定ビットパターン位置情報管理手段は、
第2のシフトレジスタにおける複数の特定ビットパターンの各先頭ビット位置情報を記憶する複数の記憶手段を備え、
前記オーバーラップ検出手段は、
前記複数の記憶手段に記憶される複数の先頭ビット位置情報の中で、前記第2のシフトレジスタの最上位に最も近い先頭ビット位置情報または全ての先頭ビット位置情報を用いて、第2のシフトレジスタにおいて可変長符号と特定ビットパターンとのオーバーラップが発生していないかどうかを判定する、
ことを特徴する可変長符号復号装置。 - 請求項2記載の可変長符号復号装置において、
前記特定ビットパターン位置情報管理手段は、
特定ビットパターンの先頭が前記第2のシフトレジスタ内に存在しない場合は、前記複数の記憶手段の先頭ビット位置情報を初期化し、コード検出手段により特定ビットパターンの信号が検出される毎に、前記複数の記憶手段の中から先頭ビット位置情報が初期値である記憶手段を選び、前記先頭ビット位置情報を設定する、
ことを特徴とする可変長符号復号装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、
前記可変長符号復号手段は、
前記第3の選択手段によって選択された可変長符号信号を復号する際、可変長符号のルックアップテーブル内に該当する符号が存在しない場合は、ルックアップテーブル内の可変長符号の最大符号長を前記オーバーラップ検出手段に出力する、
ことを特徴する可変長符号復号装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、
前記可変長符号復号手段は、
前記第3の選択手段によって選択された可変長符号信号を復号する際、可変長符号のルックアップテーブル内に該当する符号が存在しない場合は、該選択された可変長符号とルックアップテーブル内の可変長符号との最上位ビットから連続して一致するビット数に1を加えた値を、前記オーバーラップ検出手段に出力する、
ことを特徴とする可変長符号復号装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、
前記コード検出手段により第2のシフトレジスタにおける特定ビットパターンが検出された場合には、その時点でビットストリームのバイトアラインポイントを初期化し、第2のシフトレジスタにシフト処理が発生した場合には、シフト量に応じてバイトアラインポイントを更新するバイトアラインポイント管理手段を備えた、
ことを特徴とする可変長符号復号装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の可変長符号復号装置において、
前記バイトアラインポイント管理手段のバイトアラインポイント情報に従い、第2のシフトレジスタの最上位から最近隣のバイトアラインポイントを基点とし、連続する所定ビット数の信号と特定ビットパターンとを比較し、一致検出を行う第3の同期語検出手段とを備えた、
ことを特徴とする可変長符号復号装置。
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