JP3548978B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像画像を保存記録する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、フロッピーディスクや半導体メモリに撮影した画像データを記憶する電子カメラが実用化されている。この電子カメラは、撮影した直後でも現像処理することなく直ちに再生してモニタあるいはTV画面等に表示して撮影画像の確認を行なったり、外部の画像再生装置にフロッピーディスクを装着してモニタに再生表示して撮影画像の確認を行なうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記電子カメラは、撮影により得た画像データを常に特定の記録形態で保存記録するものであり、これが画像データの保存記録を行なう際の制約となっていた。
【0004】
本発明は上記実情に鑑みて成されたもので、異なる記録形態による画像データの保存記録を可能とすることにより保存記録を行なう際の使い勝手を向上させた電子カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、撮像画像を保存記録する電子カメラにおいて、被写体像を撮像し画像データを出力する撮像手段と、この撮像手段から出力された画像データを第1の画像データ記録メディアに保存記録する第1の保存記録手段と、この第1の保存記録手段により前記第1の画像データ記録メディアに保存記録された画像データのうちのいずれかを選択する選択手段と、この選択手段により選択された画像データを、該画像データよりも画素が粗く情報量の少ない画像データの形態で前記第1の画像データ記録メディアとは異なる第2の画像データ記録メディアに保存記録する第2の保存記録手段と、この第2の保存記録手段により前記第2の画像データ記録メディアに保存記録された画像データを読み出して表示手段に表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする電子カメラである。
また、前記表示制御手段は、前記第1の保存記録手段により前記第1の画像データ記録メディアに保存記録された画像データを読み出して前記表示手段に表示させる手段を含み、前記選択手段は、前記表示制御手段により前記第1の画像データ記録メディアから読み出されて前記表示手段に表示される画像データのうちのいずれかを選択するようにしてもよい。
また、前記第1及び第2の保存記録手段は、前記画像データをカメラ本体に対して着脱可能な前記第1及び第2の画像データ記録メディアに保存記録するようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。本発明による画像処理システムは、電子スチルカメラ及び電子手帳により構成されるが、先ず、電子スチルカメラの構成について説明する。図1は本発明を適用した電子スチルカメラ10の背面斜視図である。この電子スチルカメラ10の外形形状は、ほぼ従来の一眼レフカメラと同様に形成されており、外観としては、直方体形状のカメラ本体11と、前面側に突出した円筒状のレンズ部12とからなっている。カメラ本体11には、頂面に設けられていて、シャッターとして機能するレリーズスイッチ13と、背面に設けられていて、被写体を硯るためのファインダ14、動作モード等を指定するキー入力部15及び撮影画像等を表示する液晶表示パネル16と、その側部に設けられていて、撮影したスチル画像情報が例えば50枚磁気記録される磁気記録媒体としての磁気シート(フロッピーディスク)を含むジャケット筺体すなわちFD17及び撮影したスチル画像情報が例えば10枚記憶される半導体メモリを備えたICカード18をそれぞれ収納するための磁気記録装置部19とが設けられている。図画からも見られるように、FD17及びICカード18はカメラに着脱可能な単体のユニットとして構成され、このため磁気記録装置部19には、FD17及びICカード18の着脱に際して開かれる2つのカバー20,21が前後に設けられている。これらのカバー20,21が開かれた場合にFDの挿入開口19a とICカードの挿入開口19b とが上側で露出されるようになっている。
【0008】
図2は、上記図1の電子スチルカメラ10の全体回路構成を示している。同図において31は光学系で、レンズ部12,シャッター32,CCD(Charge Coupled Device )などの撮像素子33等により構成され、オートフォーカス機構及びEE機構により、ピント,露出等が自動的に合わせられるようになっている。また、34はシャッター制御回路で、レリーズスイッチ13の操作に応じてシャッター32を制御する。上記レリーズスイッチ13は、信号ライン36a ,36b によりシャッター制御回路34に接続しており、レリーズスイッチ13に人の指が触れると(軽く押すと)信号ライン36a を介してタッチ信号をシャッター制御回路34に送り、レリーズスイッチ13が押されると信号ライン36b を介してON信号をシャッター制御回路34に出力する。このシャッター制御回路34は、レリーズスイッチ13からタッチ信号が送られてくるとスタンバイモードとなり、オートフォーカス、EE機構によりピント及び露出を決定する共に、例えば1/60秒の間隔でシャッター32を動作させる。
【0009】
そして、上記シャッター32の動作に伴い、被写体像がレンズ部12及びシャッター32を介して撮像素子33の面に結像され、撮像素子33から被写体像に対する信号、つまり、撮像信号が信号処理回路37へ送られる。上記撮像素子33は、例えば光電変換半導体セルを多数個配列して構成され、これらセルを信号処理回路37が順次走査することにより、一般のテレビジョン信号に準じたビデオ信号、つまり、輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yを得ている。この信号処理回路37から出力される画像信号は、信号ラインaを介して表示制御回路38へ送られ、また、スイッチSW1 を介して変調回路39へ送られると共にスイッチSW2 を介してA/D変換回路41へ送られる。上記スイッチSW1 ,SW2 は、制御回路44からのスイッチ信号S1 ,S2 によりオン/オフ制御される。上記A/D変換回路41は、信号処理回路37から送られてくる輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yをそれぞれデジタルデータに変換し、上記ICカード18に出力する。このICカード18には、A/D変換回路41から送られてくる画像データがメモリ制御回路43の制御に従って順次記憶される。また、上記メモリ制御回路43には、制御回路44から制御信号が与えられると共に、シャッター制御回路34からシャッター信号が与えられる。上記メモリ制御回路43は、撮影モードにおいてシャッター制御回路34からレリーズスイッチ13のON信号が与えられるとICカード18への画像データの書込み制御を行なう。
【0010】
一方、メモリ制御回路43は、制御回路44からの制御指令に応じてICカード18の記憶画像を読出し、D/A変換回路45に入力する。上記ICカード18から読出された画像は、D/A変換回路45によりアナログ信号に変換され、信号ラインbを介して表示制御回路48へ送られる。
【0011】
また、上記変調回路39は、信号処理回路37からスイッチSW1 を介して与えられる信号を変調して記録回路46へ出力する。この記録回路46は、変調回路39から送られてくる信号に基づいて記録ヘッド47a を駆動し、上記FD17内に収納されている磁気シートに環状トラックを形成するように画像情報を記録する。
【0012】
上記FD17に記録された画像情報は、再生モードにおいて再生ヘッド47b (一般には記録ヘッド47a と共用)により読出され、再生回路51を介して復調回路52へ送られる。この復調回路52は、再生信号を復調してエンコーダ53に入力し、元の輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yに戻して表示制御回路38へ出力する。この表示制御回路88は、信号ラインa,b,cにより入力される3系統の画像信号を制御回路44からの指示に従って選択し、ファインダ14及び液晶表示パネル16に出力して表示する。
【0013】
また、上記制御回路44には、シャッター制御回路34からシャッター信号が与えられると共にキー入力部15が接続される。このキー入力部15には、撮影モード,再生モード、ICカード読出し/書込みモード等の動作モードを指定する動作モード指定キー、動作モードに応じてICカード18あるいはFD17の読出しアドレスを前後させるフォワードキー及びバックキー等の各種操作キーが設けられている。上記制御回路44は、キー入力部15からのキー入力信号、シャッター制御回路34からのシャッ夕ー信号に応じてスイッチSW1 ,SW2 をオン/オフ制御すると共に、メモリ制御回路43,表示制御回路38及び他の回路に制御指令を与える。
【0014】
しかして、上記のように構成された電子スチルカメラにより写真を撮る場合には、キー入力部15のキー操作により撮影モードを指定する。また、撮影画像をICカード18に記憶させる場合には、ICカード18への書込みモードを指定する。以下、このICカード書込みモードか指定された場合の動作について説明する。制御回路44は、上記撮影モード、ICカード書込みモード等のモード指定に応じて、メモリ制御回路43に制御信号を出力すると共にスイッチSW1 、SW2 をオフする。更に制御回路44は、表示制御回路88に対し、信号ラインaを選択してファインダ14に出力するように指示する。この状態で撮影者がレリーズスイッチ13に指を軽く触れると、タッチ信号が信号ライン36a を介してシャッター制御回路34へ送られる。シャッター制御回路34は、タッチ信号が送られてくると、スタンバイモードとなり、オートフォーカス機構、EE機構によりピント、露出を決定すると共にシャッター32を1/60秒毎に動作させる。これにより被写体像がレンズ部12及びシャッター32を介して撮像素子33の面に結像され、撮像素子33から投影像に応じた輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yが出力され、信号ラインaを介して表示制御回路38へ送られる。表示制御回路38は、信号ラインaにより送られてくる信号を制御回路44の指示に従って選択し、ファインダ14に表示する。このファインダ14への表示により撮影者は、被写体の状態を確認することができ、シャッター操作が可能となる。
【0015】
そして、撮影者がレリーズスイッチ13を押すと、ON信号が信号ライン36b を介してシャッター制御回路34へ送られる。シャッター制御回路34は、ON信号が与えられると、そのON信号をメモリ制御回路43及び制御回路44に出力する。
【0016】
上記制御回路44は、上記シャッターONが与えられると、一定時間例えば1/60秒の間、スイッチSW1 ,SW2 をオンさせる。このスイッチSW1 ,SW2 がオンすることにより、上記レリーズスイッチ13のON時点における信号処理回路37の出力信号、つまり、輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yが変調回路39及びA/D変換回路41に入力される。上記変調回路39は、信号処理回路37から送られてくる画像信号を変調して記録回路46へ出力する。この記録回路46は、変調回路39からの信号に基づいて記録ヘッド47a を駆動し、FD17内に収納されている磁気シートに環状トラックを形成するように画像情報を記録する。一方上記A/D変換回路41は、信号処理回路37から送られてくる画像信号をデジタルデータに変換してICカード18に入力する。このときメモリ制御回路43は、シャッター制御回路34からのシャッターON信号に従ってICカード18の書込み制御を行ない、A/D変換回路41から出力される画像情報をICカード18に記憶させる。
【0017】
以下、同様にしてレリーズスイッチ13が押されると、その時の撮影した画像情報がFD17に記録されると共にICカード18に記憶される。
【0018】
なお、ICカード18への書込みモードを指定していない場合には、レリーズスイッチ13を押した時にスイッチSW1 のみがオンし、撮影した画像情報はFD17にだけ記録され、ICカード18への画像記憶は行なわれない。
【0019】
上記のようにしてICカード18に記憶した画像を確認したい場合には、キー入力部15のキー操作によりICカード18の読出しモードを指定する。このICカード18の読出しモードが指定されると、制御回路44はメモリ制御回路43にICカード18の読出しを指示すると共に、表示制御回路38に信号ラインbを選択してファインダ14及び液晶表示パネル16に出力するように指示する。メモリ制御回路43は、制御回路44からの指示に基づきICカード18の先頭アドレスに記憶している画像情報を読出し、D/A変換回路45及び信号ラインbを介して表示制御回路38へ出力し、ファインダ14及び液晶表示パネル16に表示する。この状態でキー入力部15のフォワードキーを操作することにより、ICカード18に記憶されている撮影画像がメモリ制御回路43の制御により順次読出され、表示制御回路38を介してファインダ14及び液晶表示パネル16に表示される。これによりICカード18に記憶した画像を確認することができる。
【0020】
また、上記FD17に記録した画像を再生したい場合は、再生モードを指定する。制御回路44は、再生モードが指定されると、表示制御回路38に信号ラインcを選択してファインダ14及び液晶表示パネル16に出力するように指示すると共に、FD17に記録されている最初の画像を再生ヘッド47b により読出し、再生回路51により増幅した後、復調回路52に入力して復調動作を行なわせる。この復調回路52により復調された信号は、エンコーダ53に入力されて元の輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yに戻され、信号ラインcを介して表示制御回路38に送られる。この表示制御回路38は、エンコーダ58から送られてくる画像信号を制御回路44の指示に従って選択してファインダ14及び液晶表示パネル16に表示する。また、この状態でフォワードキーを操作することによってFD17の記録画像が順次読出され、ファインダ14及び液晶表示パネル16に表示される。
【0021】
次に上記電子スチルカメラ10から読出したICカード18をセットしてその記憶画像を表示する電子手帳の構成について説明する。この電子手帳は、カラー液晶テレビ機能とデータバンク機能を備えたもので、図3ないし図5に示すように構成される。
【0022】
図3は本発明を適用した電子手帳60の外観構成を示すもので、同図(a)は手帳を開いた状態を示す図、同図(b)は底面側から見た図である。図3において61はケースで、手帳形式となっており、表紙62とケース本体63からなっている。このケース本体63は、表紙62の内側に設けられ、手帳を開くと左側のページに位置するようになっている。また、上記表紙62には、左右に開閉できるように中央部の縦方向にヒンジ部64が形成されている。
【0023】
そして、ケース本体63の前面には、上方部位にカラー液晶パネル65が配置され、その下方にテレビ電源スイッチ66、チューニング用のアップキー67a 及びダウンキー67b が配置されると共に、スピーカ68が設けられる。上記テレビ電源スイッチ66は、テレビのメイン電源をオン/オフすると共に、電源オンの状態においてテレビのVHF/UHF受信モードを切換えられるようになっている。更にケース本体63の下側には図3(b)に示すようにICカード挿入開口70が設けられ、このICカード挿入開口70内に上記ICカード18を挿入することにより、その記憶情報が後述する内部回路により読取られるようになっている。
【0024】
また一方、表紙62の内側の右側のページには、キーボード69が設けられ、上記ケース本体63内の電子回路に接続される。このキーボード69には、データ処理用の各種入力キー及びデータ処理モードとテレビモードを切換指定するモードキー等が設けられている。
【0025】
図4は、上記ケース本体63内に設けられる電子回路の全体の構成を示すブロック図である。同図において71はアンテナで、チューナ72に接続される。このチューナ72は、アンテナ71で受信した電波の中から指定チャンネルの電波を選択し、増幅及び中間周波数への変換を行なってテレビリニア回路73へ出力する。テレビリニア回路73は、チューナ72からの中間周波信号を増幅すると共に映像検波及びカラー処理を行ない、中間周波信号IF及びカラー信号R,G,Bを制御回路74へ出力する。この制御回路74は、テレビ映像信号の表示制御及びデータ処理部(データバンク)の制御を行なうと共に、ICカード挿入開口70に挿入されるICカード18の情報読取り制御を行なうもので、その詳細については後述する。また、上記テレビリニア回路73は、同期信号を含む複合映像信号を同期分離回路75へ出力すると共に音声信号を音声回路76へ出力する。この音声回路76は、テレビリニア回路73からの音声信号を検波し、増幅して上記スピーカ68を駆動する。
【0026】
一方、同期分離回路75は、複合映像信号から垂直同期信号φV 及び水平同期信号φH を分離して制御回路74へ出力する。この制御回路74には、更にキー入力部77及び電源回路78が接続される。上記キー入力部77は、上記テレビ電源スイッチ66,アップキー67a ,ダウンキー67b 及びキーボード69により構成される。制御回路74は、キー入力部77におけるアップキー67a ,ダウンキー67b が操作された際、中間周波信号IFを参照してチューニング電圧VT をチューナ72に出力し、隣接チャンネルを選択するためのチューニング制御を行なう。また、制御回路74は、キー入力部77により指定されるモード信号に応じてテレビON/OFF信号a,音声ON/OFF信号b,データバンクON/OFF信号cを電源回路78に与える。この電源回路78は、制御回路74及びその他の回路に動作電圧を供袷するもので、上記制御回路74からのON/OFF信号a,b,cに応じて各回路部への動作電圧をON/OFFする。
【0027】
更に、上誌制御回路74は、内部に設けられているA/D変換回路によりテレビリニア回路73からのカラー信号R,G,Bをそれぞれ4ビットのデジタルデー夕D1 〜D4 に変換してシフトレジス夕79へ出力すると共に、内部回路により各種タイミング信号φ1 ,φ2 ,φc ,φF ,φn ,SRを発生して各回路部へ出力する。上記シフトレジスタ79は、色別に3系統設けられており、制御回路74から出力されるクロックパルスφ1 ,φ2 により、上記デー夕(D1 〜D4 )×3を色別に順次読込んでシフトし、その読込んだデータをラッチ回路80へ出力する。このラッチ回路80は、シフトレジスタ79からのデータをタイミング信号φn に同期してラッチし、ドライバ81へ出力する。このドライバ81には、電源回路78から液晶用駆動電圧が供給されると共に、制御回路74から階調信号作成用クロックφc 及びフレーム信号φF が入力される。上記ドライバ81は、ラッチ回路80にラッチされたデータに従って階調信号を作成し、カラー液晶パネル65のセグメント電極Y1 〜Y408 をR,G,Bの色別に表示駆動する。この場合、ドライバ81から出力される駆動信号は、フレームφF に同期して反転する。上記カラー液晶パネル65は、例えば2.7インチの大きさで、信号電極がR,G,Bの色別に各136ドット(合計408ドット)、走査電極が119ライン設けられている。また、上記カラー液晶パネル65に対するデータバンクからのデータ表示は、例えば17×17(×3)ドットのキャラクタエリアに16×16(×3)ドットのキャラクタが表示されるようになっている。従って、カラー液晶パネル65には、横方向に8文字、縦方向に7文字が表示される。
【0028】
また、上記制御回路74からはシフトデータSR及びシフトクロックφn がコモン側シフトレジスタ82へ送られる。このシフトレジスタ82は、上記シフトデー夕SRをシフトクロックφn により読込んで順次シフトし、ドライバ83へ出力する。このドライバ83には、更に制御回路74からフレーム信号φF が与えられると共に、電源回路78から液晶駆動電圧が供給される。上記ドライバ83は、シフトレジス夕82からのシフトデータに応じてカラー液晶パネル65の走査電極X1 〜X119 を順次選択的に駆動する。
【0029】
図5は上記制御回路74の詳細を示すブロック図である。同図において91はCPUで、上記キー入力部77が接続されると共に、タイミング発生回路92からクロックパルスが与えられる。このタイミング発生回路92は、上記同期分離回路75から与えられる水平同期信号CH ,垂直同期信号φV に基づいてCPU91へのクロックパルスを発生すると共に、上記したタイミング信号SR,φn ,φc ,φ1 ,φ2 ,φF を発生する。
【0030】
上記CPU91は、キー入力部77からの動作設定モードに応じて上記ON/OFF信号a,b,cを発生し、上記電源回路78へ出力する。また、CPU91は、キー入力部77におけるアップキー67a ,ダウンキー67b の操作に応じてアップ/ダウン制御指令UP/DOWNをテレビ制御回路93へ出力する。このテレビ制御回路93は、CPU91からアップ/ダウン制御指令UP/DOWNが与えられると、テレビリニア回路73からの中間周波信号IFを参照してチューニング電圧VT を発生し、チューナ72に出力する。
【0031】
また、CPU91には、バスライン94を介してデータメモリ95,辞書ROM96,演算レジス夕97,表示メモリ98が接続されると共に、ICカード挿入開口70に挿入されるICカード18が接続される。上記表示メモリ98は、R,G,Bの色別に1画面分の表示データを記憶するように構成されている。上記CPU91,データメモリ95,辞書ROM96,演算レジス夕97,表示メモリ98の部分は、データ処理部(データバンク)を構成するもので、表示メモリ98の保持データが表示ポート99へ送られる。また、この表示ポート99には、テレビリニア回路73から送られてくる色信号R,G,BがA/D変換回路100 を介して入力される。A/D変換回路100 は、電源回路78から与えられる上限基準電圧VH 及び下限基準電圧VL に基づいてアナログ色信号R,G,Bをそれぞれ4ビットのデジタルデータD1 〜D4 に変換し、表示ポート99に出力する。この表示ポート99には、更にCPU91からその時の動作モードに応じた表示切換え信号がコントロールバス101 を介して与えられる。上記表示ポート99は、CPU91からの表示切換え信号に応じて表示メモリ98の保持データあるいはA/D変換回路100 の出力データを選択してシフトレジスタ79へ出力する。そして、上記制御回路74は、CPU91及びデータメモリ95に対して常時電波電圧が供袷されている。
【0032】
上記のように構成された電子手帳において、TVモードを指定する場合には、テレビ電源スイッチ66により電源をONしてVHFあるいはUHFの受信モードを指定する。そして、このTVモードからデータバンクモードに切換える時、及びこのデータバンクモードからTVモードに戻す時にはキーボード69上のモードキーを操作する。また、ICカード挿入開口70に挿入したICカード18の記録画像を読出してカラー液晶パネル65に表示する場合には、上記データバンクモードにおいてICカード読出しモードを指定する。
【0033】
上記キーボード69におけるモードキーの操作によりデータバンクモードを指定すると、CPU91は電波回路78に出力しているテレビON/OFF信号aをローレベル、データバンクON/OFF信号cをハイレベルに切換え、TV映像回路の電源をOFFさせると共にデータバンクの電源をONさせる。次いでCPU91は表示ポート99に表示切換え指令を出力し、表示ポート99を表示メモリ98側に切換える。これにより表示メモリ98の保持データが表示ポート99により選択されて図4のシフトレジスタ79へ送られるようになり、カラー液晶パネル65の表示がデータバンク側に切換えられる。従って、この状態でキーボード69よりデータ入力を行なえば、データバンクの機能が動作し、入力データ,処理データ等がカラー液晶パネル65に表示される。このデータバンクモードでは、例えば電話番号の登録、検索、修正、演算等のデータ処理を行なうことができる。
【0034】
そして、上記データバンクモードにおいてICカード読出しモードを指定すると、CPU91によりICカード18から先頭アドレスの画像情報が読出され、表示メモリ98に書込まれる。この表示メモリ98に記憶された画像情報は、表示ポート99により順次読出されてシフトレジスタ79へ送られ、カラー液晶パネル65に表示される。そして、この状態でキーボード69におけるフォワードキーを操作すると、CPU91はICカード18から次のアドレスに記憶されている画像情報を読出して表示メモリ98に書込む。従って、カラー液晶パネル65には、表示メモリ98に記憶された次の画像が表示される。以下、同様にしてフォワードキーを操作することにより、ICカード18に記憶されている画像情報が表示メモリ98に順次読出され、カラー液晶パネル65に表示される。また、この際、キーボード69に設けられているバックキーを操作することにより、カラー液晶パネル65の表示画像を前に戻すこともできる。更に数値キーの操作によりICカード18の記憶アドレスを直接指定して、任意画像をカラー液晶パネル65に表示させることも可能である。
【0035】
上記のようにしてICカード18の記憶画像を電子手帳のカラー液晶パネル65に表示させることができる。
【0036】
そして、上記のデータバンクモードからTVモードに切換える場合には、キーボード69のモードキーにより「TV」モードを指定する。この「TV」モードが指定されると、CPU91は電源回路78へのテレビON/OFF信号aをハイレベルとし、TV映像回路の電源をONさせると共に、データバンクON/OFF信号cをローレベルとし、データバンクの電源をOFFさせる。更にCPU91は表示ポート99に表示切換信号を送り、表示ポート99をA/D変換回路100 側に切換える。これによりテレビモードとなり、TV画像が表示ポート99により選択され、カラー液晶パネル65に表示されるようになる。
【0037】
なお、上記図2の実施例における電子スチルカメラでは、シャッ夕ー操作時の撮影画像を選択的にICカードに記憶するようにしたが、その他、撮影を終了した後にFD17の記録画像を液晶表示パネル16に表示して確認し、任意画像を選択してICカード18に記憶するようにしてもよい。この場合には、エンコーダ53の出力信号を選択操作によりオン/オフされるスイッチを介してA/D変換回路41に入力することにより、簡単に実施することができる。
【0038】
また、上記電子スチルカメラでは、レリーズスイッチ13に指を触れた時にシャッター制御により得た画像をファインダ14のみに表示するようにしたが、同時に液晶表示パネル16にも表示するようにしてもよい。
【0039】
更に上記電子スチルカメラでは、FD17に記録する画像と同じ情報量の画像をICカード18に記憶するようにしたが、画像の情報量を低くしてより多数の画像をICカード18に記憶するようにしてもよい。例えば画像情報をモノクロにしたり、階調を落としたり、画素を粗くしたり等の手段により画像の情報量を低下させることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、異なる記録形態による画像データの保存記録を可能としたことにより、画像データの保存記録を行なう際の自由度が増し、結果として、使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子スチルカメラの背面斜視図である。
【図2】電子スチルカメラの全体回路構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は電子手帳の外観構成を示す正面図、(b)は同図(a)の底面図である。
【図4】電子手帳の全体回路構成を示すブロック図である。
【図5】図4における制御回路の詳細を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…電子スチルカメラ、11…カメラ本体、12…レンズ部、13…レリーズスイッチ、14…ファインダ、15…キー入力部、16…液晶表示パネル、17…FD、18…ICカード、19…磁気記録装置部、20,21…カバー、31…光学系、32…シャッター、33…撮像素子、34…シャッター制御回路、36a ,36b …信号ライン、37…信号処理回路、38…表示制御回路、39…変調回路、41…A/D変換回路、43…メモリ制御回路、44…制御回路、45…D/A変換回路、46…記録回路、47a …記録ヘッド、47b …再生ヘッド、51…再生回路、52…復調回路、53…エンコーダ、SW1 ,SW2 …スイッチ、61…ケース、62…表紙、63…ケース本体、64…ヒンジ部、65…カラー液晶パネル、66…テレビ電源スイッチ、67a …アップキー、67b …ダウンキー、68…スピーカ、69…キーボード、72…チューナ、73…テレビリニア回路、74…制御回路、75…同期分離回路、76…音声回路、77…キー入力部、78…電源回路、79…シフトレジスタ、80…ラッチ回路、81…ドライバ、82…シフトレジスタ、83…ドライバ、91…CPU、92…タイミング発生回路、93…テレビ制御回路、94…バスライン、95…データメモリ、96…辞書ROM、97…演算レジスタ、98…表示メモリ、99…表示ポート、100 …A/D変換回路、101 …コントロールバス。
Claims (3)
- 撮像画像を保存記録する電子カメラにおいて、
被写体像を撮像し画像データを出力する撮像手段と、
この撮像手段から出力された画像データを第1の画像データ記録メディアに保存記録する第1の保存記録手段と、
この第1の保存記録手段により前記第1の画像データ記録メディアに保存記録された画像データのうちのいずれかを選択する選択手段と、
この選択手段により選択された画像データを、該画像データよりも画素が粗く情報量の少ない画像データの形態で前記第1の画像データ記録メディアとは異なる第2の画像データ記録メディアに保存記録する第2の保存記録手段と、
この第2の保存記録手段により前記第2の画像データ記録メディアに保存記録された画像データを読み出して表示手段に表示させる表示制御手段と
を具備したことを特徴とする電子カメラ。 - 前記表示制御手段は、前記第1の保存記録手段により前記第1の画像データ記録メディアに保存記録された画像データを読み出して前記表示手段に表示させる手段を含み、
前記選択手段は、前記表示制御手段により前記第1の画像データ記録メディアから読み出されて前記表示手段に表示される画像データのうちのいずれかを選択することを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。 - 前記第1及び第2の保存記録手段は、前記画像データをカメラ本体に対して着脱可能な前記第1及び第2の画像データ記録メディアに保存記録することを特徴とする請求項1又は2記載の電子カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000179736A JP3548978B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 電子カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000179736A JP3548978B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 電子カメラ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07162299A Division JP3194271B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 電子カメラ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002202956A Division JP3514258B2 (ja) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | 電子カメラ |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2001069451A JP2001069451A (ja) | 2001-03-16 |
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ID=18680953
Family Applications (1)
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| JP2000179736A Expired - Lifetime JP3548978B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 電子カメラ |
Country Status (1)
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-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000179736A patent/JP3548978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001069451A (ja) | 2001-03-16 |
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