JP3549853B2 - 高速lanの伝送路監視回路及びそれに用いるシグナルデグレード閾値判定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は高速LANの伝送路監視回路及びそれに用いるシグナルデグレード閾値判定方法に関し、特にギガビットイーサネット(イーサネットは米国サン・マイクロシステムズ社の商標)等の高速LAN(Local Area Network)のシグナルデグレード閾値の判定に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LANにおいては、10Mbpsや100Mbpsという伝送速度に代わって、ネットワーク内で1000Mbpsの速度でデータを伝送する方式が標準化されている。この方式についてはIEEE 802.3zで規定されている。
【0003】
上記の伝送方式では帯域幅が広いため、マルチメディアあるいはその他のトラフィック量の多いものも、より簡単にLANに取込むことができ、10Mbpsや100MbpsのLANと同じフレームフォーマットが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の高速LANでは、これまで上位レイヤでの監視が行われているため、伝送路の監視が行われていないが、伝送信号が大容量となるにしたがって伝送路障害の影響が大きくなるので、伝送路の監視が必要になる。
【0005】
また、上位レイヤの監視ではend−to−endのみの監視となり、複数の伝送路(装置)を通過する場合、どこかで伝送路が悪化しても、どの伝送路で悪化したのかを判定することができない。
【0006】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、どの伝送路で悪化したのかを判定することができ、伝送品質を保つことができる高速LANの伝送路監視回路及びそれに用いるシグナルデグレード閾値判定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による高速LANの伝送路監視回路は、高速LAN(Local Area Network)のインタフェースを持つ装置において少なくとも伝送路の監視を行う伝送路監視回路であって、前記高速LANからの8B/10B(8ビット/10ビット)符号化のエラー検出を用いて前記伝送路のシグナルデグレードの監視を行う監視手段を備え、
前記監視手段は、前記8B/10B符号化された信号の変換時の8B/10B符号則違反を検出する手段と、前記エラー検出の結果を丸め込んでエラー信号として出力する手段とを具備し、
前記エラー検出の結果を丸め込む手段は、8KHz区間内の8B/10Bのエラーを丸め込んでいる。
【0008】
本発明による高速LANのシグナルデグレード閾値判定方法は、高速LAN(Local Area Network)のインタフェースを持つ装置において少なくとも伝送路の監視を行う伝送路監視回路のシグナルデグレード閾値判定方法であって、前記高速LANからの8B/10B(8ビット/10ビット)符号化のエラー検出を用いて前記伝送路のシグナルデグレードの監視を行うステップを備え、
前記伝送路のシグナルデグレードの監視を行うステップは、前記8B/10B符号化された信号の変換時の8B/10B符号則違反を検出するステップと、前記エラー検出の結果を丸め込んでエラー信号として出力するステップとを具備し、
前記エラー検出の結果を丸め込むステップは、8KHz区間内の8B/10Bのエラーを丸め込むようにしている。
【0009】
すなわち、本発明の高速LANのシグナルデグレード閾値判定方法は、高速LANのインタフェースを持つ装置において、伝送路等のシグナルデグレード(エラーレート)の監視に、8B/10B(8ビット/10ビット)符号化のエラー検出を用いている。
【0010】
STM(Synchronous Ttansfer Mode:同期転送モード)の装置ではB1,B2を用いてエラーレートを測定し、設定された閾値以上であれば警報を発出している。本発明では上記の8KHz区間内の8B/10Bのエラーを8bit等に丸め込むことで、STMのB1等と同様の処理を可能としている。
【0011】
高速LANでは上位レイヤでの監視が行われているため、伝送路の監視が行われることがないが、本発明では伝送路毎(装置毎)に伝送路の監視を行うことが可能となり、伝送路の状況が悪化した場合に警報を上げたり、より良い伝送路への切替えを行うことで、伝送品質を保つことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による伝送路監視回路の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による伝送路監視回路は8B/10Bエラー検出部1と、BIP(Bit Interleaved Parity)2とから構成されている。
【0013】
8B/10Bエラー検出部1は高速LAN[例えば、ギガビットイーサネット(イーサネットは米国サン・マイクロシステムズ社の商標)]から受信した8B/10B符号化された信号の復号化(あるいは符号化)を行う10B/8B変換部11と、その8B/10B符号化信号の復号化時(あるいは符号化時)の8B/10B符号則違反の検出結果からエラービット列を生成して出力するエラービット列生成部12とから構成されている。
【0014】
BIP2は8B/10Bエラー検出部1からのエラービット列に対して8KHz区間のエラーのビットインタリーブパリティ(bit interleaved parity)を行って丸め込むBIP部21から構成されている。
【0015】
図2は本発明の一実施例による伝送路監視回路の動作を示すフローチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による伝送路監視回路について説明する。
【0016】
8B/10Bエラー検出部1は1.25Gbpsの高速LANの8B/10B符号化された信号(10ビットの信号)が入力されると(図2ステップS1)、8B/10B符号化された信号を復号化(10B/8B変換)し、復号化の際に符号則違反を検出し(図2ステップS2)、そのエラー検出結果から125Mbpsのエラービット列を生成してBIP2に出力する(図2ステップS3)。
【0017】
BIP2では8B/10Bエラー検出部1から入力されるエラービット列を受信すると(図2ステップS4)、8KHz区間のエラーのビットインタリーブパリティ(bit interleaved parity)を行って丸め込み、エラー信号として出力する(図2ステップS5)。
【0018】
8KHz区間毎に丸め込まれたエラー信号(ExOR結果)はSTMのB1,B2等のようにシグナルデグレードの判定やエラー数のカウント等に使用することができる。
【0019】
8B/10B符号化の場合には8B変換時に、その8ビットのエラーが判定され、その時点で8ビット(あるいは10ビット)のエラーが1ビットに丸め込まれている。STMのB1と同様に考えるために、判定されたエラーのBIP−8を行い、8K間BIP−8を行った結果をエラー数とする。
【0020】
このように、上記の方法によって伝送路毎(装置毎)に伝送路の監視を行うことができ、伝送路の状況が悪化した場合に警報を上げたり、より良い伝送路への切替えを行うことで伝送品質を保つことができる。
【0021】
図3は本発明の他の実施例による伝送路監視回路の構成を示すブロック図である。図3において、本発明の他の実施例による伝送路監視回路ではBIP3にExOR回路31を用いるようにした以外は図1に示す本発明の一実施例による伝送路監視回路と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の一実施例による伝送路監視回路と同様である。
【0022】
BIP3は8B/10Bエラー検出部1からのエラービット列に対して8KHz区間のエラーのExOR(排他的論理和)を8K毎に行って丸め込むExOR回路31から構成されている。
【0023】
図4は本発明の他の実施例による伝送路監視回路の動作例を示す図であり、図5は本発明の他の実施例による伝送路監視回路の動作を示すフローチャートである。これら図3〜図5を参照して本発明の他の実施例による伝送路監視回路について説明する。
【0024】
8B/10Bエラー検出部1は1.25Gbpsの高速LANの8B/10B符号化された信号(10ビットの信号)が入力されると(図5ステップS11)、8B/10B符号化された信号を復号化(10B/8B変換)し、復号化の際に符号則違反を検出し(図5ステップS12)、そのエラー検出結果から125Mbpsのエラービット列を生成してBIP3に出力する(図5ステップS13)。
【0025】
BIP3では8B/10Bエラー検出部1から入力されるエラービット列を受信すると(図5ステップS14)、8KHz区間のエラーのExORを8KHz区間毎に行って丸め込み、エラー信号として出力する(図5ステップS15)。
【0026】
8KHz区間毎に丸め込まれたエラー信号(ExOR結果)はSTMのB1,B2等のようにシグナルデグレードの判定やエラー数のカウント等に使用することができる。
【0027】
このように、上記の方法によって伝送路毎(装置毎)に伝送路の監視を行うことができ、伝送路の状況が悪化した場合に警報を上げたり、より良い伝送路への切替えを行うことで伝送品質を保つことができる。尚、本発明の一実施例及び他の実施例は8B/10B符号を用いたファイバチャネル等のインタフェースを備えた装置に適用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、高速LANのインタフェースを持つ装置において、高速LANからの8B/10B(8ビット/10ビット)符号化のエラー検出を用いて伝送路のシグナルデグレードの監視を行うことによって、どの伝送路で悪化したのかを判定することができ、伝送品質を保つことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による伝送路監視回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による伝送路監視回路の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例による伝送路監視回路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例による伝送路監視回路の動作例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例による伝送路監視回路の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 8B/10Bエラー検出部
2,3 BIP
11 10B/8B変換部
12 エラービット列生成部
21 BIP部
31 ExOR回路
Claims (6)
- 高速LAN(Local Area Network)のインタフェースを持つ装置において少なくとも伝送路の監視を行う伝送路監視回路であって、前記高速LANからの8B/10B(8ビット/10ビット)符号化のエラー検出を用いて前記伝送路のシグナルデグレードの監視を行う監視手段を有し、
前記監視手段は、前記8B/10B符号化された信号の変換時の8B/10B符号則違反を検出する手段と、前記エラー検出の結果を丸め込んでエラー信号として出力する手段とを含み、
前記エラー検出の結果を丸め込む手段は、8KHz区間内の8B/10Bのエラーを丸め込むことを特徴とする伝送路監視回路。 - 前記エラー検出の結果を丸め込む手段は、前記エラー検出の結果から生成されるエラービット列に対してビットインタリーブパリティを行う手段を含むことを特徴とする請求項1記載の伝送路監視回路。
- 前記エラー検出の結果を丸め込む手段は、前記エラー検出の結果の論理和演算を行う手段を含むことを特徴とする請求項1記載の伝送路監視回路。
- 高速LAN(Local Area Network)のインタフェースを持つ装置において少なくとも伝送路の監視を行う伝送路監視回路のシグナルデグレード閾値判定方法であって、前記高速LANからの8B/10B(8ビット/10ビット)符号化のエラー検出を用いて前記伝送路のシグナルデグレードの監視を行うステップを有し、
前記伝送路のシグナルデグレードの監視を行うステップは、前記8B/10B符号化された信号の変換時の8B/10B符号則違反を検出するステップと、前記エラー検出の結果を丸め込んでエラー信号として出力するステップとを含み、
前記エラー検出の結果を丸め込むステップは、8KHz区間内の8B/10Bのエラーを丸め込むようにしたことを特徴とするシグナルデグレード閾値判定方法。 - 前記エラー検出の結果を丸め込むステップは、前記エラー検出の結果から生成されるエラービット列に対してビットインタリーブパリティを行うステップを含むことを特徴とする請求項4記載のシグナルデグレード閾値判定方法。
- 前記エラー検出の結果を丸め込むステップは、前記エラー検出の結果の論理和演算を行うステップを含むことを特徴とする請求項4記載のシグナルデグレード閾値判定方法。
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| JP2001112090A JP3549853B2 (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 高速lanの伝送路監視回路及びそれに用いるシグナルデグレード閾値判定方法 |
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| JP5250505B2 (ja) * | 2009-08-14 | 2013-07-31 | アンリツ株式会社 | 移動体通信用デバイス試験システム及び試験方法 |
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| JP2002314631A (ja) | 2002-10-25 |
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