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JP3554688B2 - 浴室用片引戸 - Google Patents
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JP3554688B2 - 浴室用片引戸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばユニット構造の浴室において、その出入口を構成する浴室用片引戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の浴室用片引戸として、例えば特開平11−141234号公報に記載のものが知られている。この浴室用片引戸は、片引戸本体とこれをを開閉自在に支持する枠体とで構成されており、枠体は、上枠と、下枠と、戸先側縦枠と、戸尻側縦枠と、縦骨と、を枠組みして構成されている。この場合、両縦枠の中間に位置する縦骨は、上端を上枠の見込み方向の浴室側半部に突き当てられ、下端を下枠の見込み方向の浴室側半部に突き当てられており、補強金具を介して、これらに支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の浴室用片引戸では、縦骨の下端が、上側から下枠の端部上面に突き当てられるため、縦骨の下端を下枠の断面形状に合致させる必要があり、縦骨の加工が煩雑になると同時にこの部分の構造が複雑になる問題があった。また、突当て部分の形状が複雑になるため、介在させたシール部材が一様に押圧されるず、シール性が悪化する問題があった。
【0004】
本発明は、縦骨の形状および縦骨廻りの構造を単純化することができる浴室用片引戸を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の浴室用片引戸は、片引戸本体を開閉自在に支持する枠体が、上枠と下枠と戸先側縦枠と戸尻側縦枠と両縦枠の中間に位置する縦骨とを備えた浴室用片引戸において、下枠は、見込み方向において、戸先側縦枠および縦骨間に配設した浴室側下枠部と、戸先側縦枠および戸尻側縦枠間に配設され片引戸本体の開閉を案内する脱衣室側下枠部とを有し、縦骨は、浴室側下枠部および脱衣室側下枠部に対し縦通しで設けられ、且つ浴室側下枠部および脱衣室側下枠部を支持していることを特徴とする。
【0006】
この構成によれば、縦骨の下端部には、その見付け方向の側面に浴室側下枠部が突き当てられ、その見込み方向の正面に脱衣室側下枠部が当接される。したがって、縦骨の下端部を、浴室側下枠部および脱衣室側下枠部の形状に合わせて加工する必要がほとんどない。また、ねじ等を用いて、浴室側下枠部および脱衣室側下枠部を縦骨の下端部に単純な形態で、支持することができる。
【0007】
この場合、浴室側下枠部は、その小口を縦骨の下端部側面に突き当てた状態で、縦骨側から螺合した取付ねじにより縦骨に支持され、且つ脱衣室側下枠部は、その長手方向の中間部を縦骨の下端部正面に当接した状態で、縦骨側から螺合した取付ねじにより縦骨に支持されており、浴室側下枠部の小口と縦骨の下端部側面との間、および脱衣室側下枠部の中間部と縦骨の下端部正面との間には、それぞれシール部材が介設されていることが、好ましい。
【0008】
この構成によれば、縦骨と下枠との間に介設するシール部材を、縦骨の見付け方向の側面および見込み方向の正面、すなわち平坦な部分に添設するだけでよく、且つ1つのシール部材に一方向から圧縮力が加わるため、シール部材をその機能を適切に発揮させるべく設置することができる。また、取付ねじにより、縦骨に下枠を強固に支持させ得ると同時に、介設したシール部材を強く挟持することができるため、縦骨と下枠との間を確実にシールすることができる。なお、縦骨の側面に設けるシール部材と、正面に設けるシール部材とを単一のもので構成することも可能である。
【0009】
これらの場合、下枠の直下には、下枠の排水が流入する排水溝が配設されていることが、好ましい。
【0010】
この構成によれば、上記のシール部材や片引戸本体で止水した浴室の床排水を、排水溝に円滑に導くことができる。
【0011】
この場合、浴室側下枠部は、下枠部本体と、下枠部本体および脱衣室側下枠部の上端部間に着脱自在に掛け渡した足着きプレートとから成ることが、好ましい。
【0012】
この構成によれば、この構成によれば、足着きプレートを取り外すことにより、排水溝を簡単に清掃することができる。
【0013】
これらの場合、浴室側下枠部は、排水溝を形成した下枠部本体と、下枠部本体および脱衣室側下枠部の上端部間に着脱自在に掛け渡した足着きプレートとから成ることが、好ましい。
【0014】
この構成によれば、上記と同様に、シール部材などで止水した浴室の床排水を、下枠部本体に形成した排水溝に円滑に導くことができると共に、足着きプレートを取り外すことにより、排水溝を簡単に清掃することができる。
【0015】
これらの場合、足着きプレートには、排水溝に連なる水抜き孔が形成されていることが、好ましい。
【0016】
この構成によれば、足着きプレートを、簡易なグレーチングとして活用することができる。また、このグレーチングは、下枠に設けられるものであるため、浴室内が狭く感じるなどの違和感を生ずることがない。
【0017】
これらの場合、脱衣室側下枠部は、下枠部本体と、下枠部本体に上側から着脱自在に装着されたレール部材とから成ることが、好ましい。
【0018】
この構成によれば、レール部材を外すことで、下枠部本体の溝条内を簡単に清掃することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る浴室用片引戸について説明する。この浴室用片引戸が設けられた浴室は、脱衣室との間に段差を無くしたバリアフリー設計のユニットバスで構成されており、図1は浴室用片引戸の縦断面図であり、図2はその横断面図である。両図に示すように、浴室用片引戸1は、引戸本体2とこれを開閉自在に支持する枠体3とから構成されている。また、引戸本体2の引込み壁部分には、枠付きの嵌殺しパネル4が配設されている。さらに、浴室Aの防水パン5と脱衣室Bの床6との間には、枠体3の下枠12の下側に位置して、排水溝7が配設されている。そして、浴室Aの防水パン5と、枠体3の下枠12と、脱衣室Bの床6とはほぼ面一に、すなわち段差が生じないように配設されている。
【0020】
枠体3は、上枠11、下枠12、戸先側縦枠13、戸尻側縦枠14および両縦枠13,14の中間に位置する縦骨15とを枠組みして構成されている。また、引戸本体2は、下部に戸車22が組み込むと共に換気口23を作り込んだ框体21に、樹脂などのパネル体24を組み込んで構成されている。引戸本体2には、浴室A側および脱衣室B側にそれぞれ大型のハンドル25が取り付けられており、バリアフリーを考慮した設計となっている。
【0021】
図1および図3に示すように、上枠11は、引戸本体2を開閉自在に支持する上枠本体31と、上枠本体31にスナップイン形式で掛け止めされ浴室A側の上枠アタッチメント32とで構成されている。上枠本体31には、引戸本体2の開閉を案内する上レール部33が形成されると共に、引戸本体2の浴室A側に摺接する上シール部材34が取り付けられている。この場合、上枠本体31は、戸先側縦枠13と戸尻側縦枠14との間に配設され、上枠アタッチメント32は、戸先側縦枠13と縦骨15との間に配設されている。
【0022】
下枠12は、浴室A側に配設した浴室側下枠36と、脱衣室B側に配設した脱衣室側下枠37と、浴室側下枠36と脱衣室側下枠37との間に掛け渡した足着きプレート38と、脱衣室側下枠37に着脱自在に装着されたレールアタッチメント39とで、構成されている。この場合、浴室側下枠36および足着きプレート38は、見付け方向において、戸先側縦枠13と縦骨15との間に配設され、脱衣室側下枠37およびレールアタッチメント39は、見付け方向において、戸先側縦枠13と戸尻側縦枠14との間に配設されている。すなわち、浴室側下枠(下枠部本体)36と足着きプレート38とにより、請求項にいう浴室側下枠部が構成され、脱衣室側下枠(下枠部本体)37とレールアタッチメント(レール部材)39とにより、請求項にいう脱衣室側下枠部が構成されている。
【0023】
浴室側下枠36は、本体中空部41と、本体中空部41の上端から逆「L」字状に延びる浴室見切り片部42とを有し、本体中空部41の部分で、排水溝7の浴室A側の段部7aに載置されている。脱衣室側下枠37は、「L」字状に形成された下部の載置片部44と、載置片部44の上端から脱衣室B側に延びると共にレールアタッチメント39が装着されるアタッチメント受け部45と、アタッチメント受け部45から更に脱衣室B側に延びる脱衣室見切り片部46と、載置片部44から立ち上がったプレート支持片部47とで、一体に形成されている。また、プレート支持片部47の内側には、引戸本体2の浴室A側に摺接する下シール部材48が取り付けられている。このように構成された脱衣室側下枠37は、載置片部44の部分で排水溝7の脱衣室側の段部7bに載置されている。
【0024】
レールアタッチメント39は、見込み方向の中間位置に立設した下レール部39aを有し、脱衣室側下枠37のアタッチメント受け部45に上側から着脱自在に装着されている。足着きプレート38は、排水溝7の直上部に位置しており、一方の端部を浴室側下枠36の本体中空部41に、他端を脱衣室側下枠37のプレート支持片部47に載置するようにして、浴室側下枠36および脱衣室側下枠37間に掛け渡されている。足着きプレート38の上面には、脱衣室B側寄りに位置して長手方向に延びる浅溝50が形成されており、浅溝50には、排水溝7に連通した多数の水抜き孔51が形成されている。すなわち、足着きプレート38は、排水溝7の上側にあってグレーチングの機能を有している。また、水抜き孔51の下側には、脱衣室B側に向かって斜め下方に延びる区画片部52aにより、副排水溝52が形成されており、水抜き孔51から流下した排水は、この副排水溝52に貯留されてから排水溝7に流入する。なお、排水溝7は樹脂などで構成され、防水パン5に支持されている。また、図示では省略したが、排水溝7には排水枝管が接続されている。
【0025】
図2および図3に示すように、戸先側縦枠13は、浴室A側に中空部53を有すると共に、脱衣室B側に引戸本体2の戸先を受ける戸先受け部54を有している。戸先受け部54には、浴室A側から引戸本体2の戸先に密接する戸先シール部材55が取り付けられている。また、戸尻側縦枠14は、その浴室A側に前記嵌殺しパネル4の保持枠を構成するパネル取付部56を有している。
【0026】
縦骨15は、見込み方向のほぼ全幅に亘って設けられた本体中空部58と、本体中空部58の脱衣室B側からその背面側に延設したパネル取付部59とを有している。このパネル取付部59は、戸尻側縦枠14のパネル取付部56と対向した配設されている。また、本体中空部58の脱衣室B側の端面にはシール取付部60が突出形成され、このシール取付部60には、浴室A側から引戸本体2の戸尻に密接する戸尻シール部材61が取り付けられている。
【0027】
次に、図3および図4を参照して、縦骨15と下枠12の接合構造について詳細に説明する。この実施形態では、下枠12に対し縦骨15が縦通しで設けられ、下枠12の一方の端部は縦骨15に支持されている。すなわち、縦骨15の下端部には、その見込み方向の側面15aに浴室側下枠36が突き当てられ、見付け方向の正面15bに脱衣室側下枠37が添設されている。この場合、浴室側下枠36はその小口が、側面側シールプレート(シール部材)63を介在した状態で、縦骨15の側面15aに突き当てられ、且つ縦骨15側から螺合する2本の取付ねじ64,64により、縦骨15にねじ止めされている。同様に、脱衣室側下枠37はその中間部側面が、正面側シールプレート65を介在した状態で、縦骨15の正面15bに当接され、且つ縦骨15側から螺合する2本の取付ねじ66,66により、縦骨15にねじ止めされている。なお、足着きプレート38は、浴室側下枠36と脱衣室側下枠37との間に掛け渡された状態で、縦骨15に当接している。
【0028】
図4に示すように、浴室側下枠36は、その本体中空部41と浴室見切り片部42の立上げ部分が、縦骨15の側面15aに当接するようになっており、これに対応して、側面側シールプレート63は、本体中空部41に対応する方形部分と、立上げ部分に対応する細長方形部分とで、一体に形成されている。一方、脱衣室側下枠37は、その長手方向の中間部において、プレート支持片部47の上下の浴室側突起部分が切り欠かれ、プレート支持片部47の浴室A側の側面が縦骨15の正面15bに当接するようになっている。このため、プレート支持片部47の平坦面が当接する縦骨15の下端部は、そのシール取付部60が切り欠かれており、この切り欠かれた部分に、方形の正面側シールプレート65が縦骨15の厚みいっぱいに取り付けられている。
【0029】
以上のように本実施形態によれば、下枠12に対し縦骨15を縦通しとし、縦骨15に、浴室側下枠36を突き当て且つ脱衣室側下枠37を当接するようにして、支持しているため、下枠12の上面に載置する従来の縦骨のように、縦骨15の下端を下枠12の断面形状に合わせて加工する必要がない。このため、縦骨15の下端部を単純な形状にすることができると共に、下枠12を縦骨15で適切に支持することができる。
【0030】
また、縦骨15に、浴室側下枠36を突き当て且つ脱衣室側下枠37を当接する構造であるため、縦骨15と下枠12との間の接合部分の形状を単純化することができ、この部分に介設する側面側シールプレート63および正面側シールプレート65を単純な形状にすることができる。このため、各シールプレート63,65を取付ねじ64,66の螺合により、単純に挟持する構造にすることができ、この部分のシール性を向上させることができる。
【0031】
次に、図5ないし図7を参照して、第2実施形態について説明する。この実施形態では、下枠12が、排水溝7を一体に形成した下枠本体71と、下枠本体71に上側から着脱自在に装着されたレールアタッチメント72と、下枠本体71の排水溝7を着脱自在に閉蓋した足着きプレート73とで、構成されている。この場合には、下枠本体71のプレート支持片部(後述する)82を除く浴室側半部71aおよび足着きプレート73が、見付け方向において、戸先側縦枠13と縦骨15との間に配設され、下枠本体71のプレート支持片部82を含む脱衣室側半部71bおよびレールアタッチメント72が、見付け方向において、戸先側縦枠13と戸尻側縦枠14との間に配設されている。
【0032】
すなわち、排水溝7を形成した下枠本体71の浴室側半部(下枠部本体)71aと足着きプレート73とにより、請求項にいう浴室側下枠部が構成され、下枠本体71の脱衣室側半部(下枠部本体)71bとレールアタッチメント(レール部材)72とにより、請求項にいう脱衣室側下枠部が構成されている。そして、下枠12は、浴室A側を防水パン5の端部に延設した溝状支持部5aに支持され、脱衣室B側を大引き等に着座させたアジャストボルト74に支持されている。なお、図5中の符号75は、排水溝7の排水を排水トラップに導く排水枝管である。
【0033】
下枠本体71は、段部付きの排水溝7を形成した排水溝形成部81と、排水溝7の脱衣室B側の壁面を構成するプレート支持片部82と、プレート支持片部82から脱衣室B側に延びるアタッチメント受け部83と、アタッチメント受け部83から更に立ち上がって脱衣室B側に延びる脱衣室見切り片部84と、プレート支持片部82およぴアタッチメント受け部83に形成した一対の脚片から成るアジャストボルト取付部85とで、一体に形成されている。そして、上記の実施形態と同様に、プレート支持片部82の上部内側には、下シール部材48が取り付けられている。なお、レールアタッチメント72は、上記の実施形態のものと同様の形態を有しているため、ここでは、説明を省略する。
【0034】
足着きプレート73は、排水溝7の直上部に位置しており、一方の端部を下枠本体71の浴室A側の立上げ部分に、他端をプレート支持片部82に載置するようにして、排水溝7を跨ぐように掛け渡されている。足着きプレート73の上面には、上記実施形態と同様に、浅溝50および多数の水抜き孔51が形成されている。すなわち、足着きプレート73は、排水溝7の上側にあってグレーチングの機能を有している。また、水抜き孔51の下側に位置して、副排水槽87が配設されている。副排水槽87は、底板87aが下方に回動自在に構成され、内部を清掃できるようになっている。この副排水槽87により、浴室Aの床排水を時間をかけて排水溝7に流下させるようにしている。
【0035】
次に、図6および図7を参照して、第2実施形態における縦骨15と下枠12の接合構造について、詳細に説明する。上述したように、この実施形態では、下枠本体71の浴室側半部71aが縦骨15の下端部の側面15aに突き当てられ、下枠本体71の脱衣室側半部71bが縦骨15の下端部の正面15bに当接され、この状態で下枠本体71の長手方向の中間部分が、縦骨15に支持されている。すなわち、下枠本体71の浴室側半部71aは、見付け方向において、中間位置から先方が切り欠かれており、その小口が、側面側シールプレート91を介在した状態で、縦骨15の側面に突き当てられ、且つ縦骨15側から螺合する2本の取付ねじ92,92により、縦骨15にねじ止めされている。
【0036】
同様に、下枠本体71の脱衣室側半部71bはその中間部側面が、正面側シールプレート93を介在した状態で、縦骨15の正面15bに当接され、且つ縦骨15側から螺合する2本の取付ねじ94,94により、縦骨15にねじ止めされている。なおこの場合も、足着きプレート73は、下枠本体71の排水溝7の上側に掛け渡された状態で、縦骨15に当接している。
【0037】
図7に示すように、下枠本体71の浴室側半部71aは、全体が縦骨15の側面15aに当接するようになっており、これに対応して、側面側シールプレート91は、所定の幅を有して逆「L」字状に形成されている。一方、下枠本体71の脱衣室側半部71bは、その長手方向の中間部において、プレート支持片部82の浴室側突起部分が切り欠かれ、プレート支持片部82の浴室A側の側面が縦骨15の正面15bに当接するようになっている。このため、プレート支持片部82の平坦面が当接する縦骨15の下端部は、上記の実施形態と同様に、方形の正面側シールプレート93が縦骨の厚みいっぱいに取り付けられている。そして、この実施形態では、側面側シールプレート91と正面側シールプレート93とが一体に形成され、折り曲げた状態で、縦骨15の下端部に取り付けられている。
【0038】
以上のように第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、下枠12に対し縦骨15を縦通しとし、縦骨15に、下枠本体71の浴室側半部71aを突き当て且つ脱衣室側半部71bを当接するようにして、支持しているため、縦骨15の下端を下枠12の断面形状に合わせて加工する必要がない。このため、縦骨15の下端部を単純な形状にすることができると共に、下枠12を縦骨15で適切に支持することができる。また、縦骨15に、縦骨15と下枠12との間の接合部分の形状を単純化することができ、この部分に介設する側面側シールプレート91および正面側シールプレート93を単純な形状にすることができる。このため、各シールプレート63,65を、単純に挟持する構造にすることができ、この部分のシール性を向上させることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明の浴室用片引戸によれば、縦骨を下枠に対し縦通しとし、下枠を縦骨の下端部に支持するようにしているため、縦骨の下端部を、浴室側下枠部および脱衣室側下枠部の形状に合わせて加工する必要がほとんどない。したがって、縦骨の形状および縦骨廻りの構造を単純化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る浴室用片引き戸の縦断面図である。
【図2】第1実施形態に係る浴室用片引き戸の横断面図である。
【図3】第1実施形態に係る浴室用片引き戸の縦骨廻りの斜視図である。
【図4】第1実施形態に係る浴室用片引き戸の縦骨廻りの分解斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る浴室用片引き戸の縦断面図である。
【図6】第2実施形態に係る浴室用片引き戸の縦骨廻りの斜視図である。
【図7】第2実施形態に係る浴室用片引き戸の縦骨廻りの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 浴室用片引戸、2 引戸本体、3 枠体、7 排水溝、11 上枠、12 下枠、13 戸先側縦枠、14 戸尻側縦枠、15 縦骨、15a 側面、15b 正面、36 浴室側下枠、37 脱衣室側下枠、38 足着きプレート、39 レールアタッチメント、51 水抜き孔、63 側面側シールプレート、64 取付ねじ、65 正面側シールプレート、66 取付ねじ、71 下枠本体、71a 浴室側半部、71b 脱衣室側半部、72 レールアタッチメント、73 足着きプレート、91 側面側シールプレート、92 取付ねじ、93 正面側シールプレート、94 取付ねじ、A 浴室、B 脱衣室

Claims (7)

  1. 片引戸本体を開閉自在に支持する枠体が、上枠と下枠と戸先側縦枠と戸尻側縦枠と両縦枠の中間に位置する縦骨とを備えた浴室用片引戸において、
    前記下枠は、見込み方向において、前記戸先側縦枠および前記縦骨間に配設した浴室側下枠部と、前記戸先側縦枠および前記戸尻側縦枠間に配設され前記片引戸本体の開閉を案内する脱衣室側下枠部とを有し、
    前記縦骨は、前記浴室側下枠部および前記脱衣室側下枠部に対し縦通しで設けられ、且つ前記浴室側下枠部および前記脱衣室側下枠部を支持していることを特徴とする浴室用片引戸。
  2. 前記浴室側下枠部は、その小口を前記縦骨の下端部側面に突き当てた状態で、当該縦骨側から螺合した取付ねじにより当該縦骨に支持され、且つ前記脱衣室側下枠部は、その長手方向の中間部を前記縦骨の下端部正面に当接した状態で、当該縦骨側から螺合した取付ねじにより当該縦骨に支持されており、
    前記浴室側下枠部の小口と前記縦骨の下端部側面との間、および前記脱衣室側下枠部の中間部と前記縦骨の下端部正面との間には、それぞれシール部材が介設されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室用片引戸。
  3. 前記下枠の直下には、当該下枠の排水が流入する排水溝が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の浴室用片引戸。
  4. 前記浴室側下枠部は、下枠部本体と、当該下枠部本体および前記脱衣室側下枠部の上端部間に着脱自在に掛け渡した足着きプレートとから成ることを特徴とする請求項3に記載の浴室用片引戸。
  5. 前記浴室側下枠部は、排水溝を形成した下枠部本体と、当該下枠部本体および前記脱衣室側下枠部の上端部間に着脱自在に掛け渡した足着きプレートとから成ることを特徴とする請求項1または2に記載の浴室用片引戸。
  6. 前記足着きプレートには、前記排水溝に連なる水抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の浴室用片引戸。
  7. 前記脱衣室側下枠部は、下枠部本体と、前記下枠部本体に上側から着脱自在に装着されたレール部材とから成ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の浴室用片引戸。
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Cited By (2)

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JP2009114781A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Ykk Ap株式会社 建具
CN104879034A (zh) * 2015-05-29 2015-09-02 区慧芳 内置传动全密闭铝合金推拉门结构

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JP2009114781A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Ykk Ap株式会社 建具
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