JP3563807B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、露出補正を設定する手段と測光値を固定する手段(AEロック手段)を用いて測光値の固定や露出補正の制御をする手段を有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラの動作はプログラム化され、種々の撮影モードの設定されたカメラが提案されている。
【0003】
このようなモードの中で、例えばプログラムモードは、測光値等より、シャッタ秒時と絞り値がプログラムに従って自動的に設定される。この設定値は、例えばカメラの本体に設けられた表示器に表示され、撮影者にその値を示すようになっている。
【0004】
一方、撮影者は好みにより種々の撮影条件で撮影を行いたい場合があり、このようなカメラの測光部材で決定された値での露光ではなくアンダーあるいはオーバーで撮影したいことがある。
【0005】
この機構は、前記表示器に、バー目盛り形態の補正段数表示を行う露出補正表示部が設けられていて、カメラ本体に設けられた露出補正入力用ダイアル操作部材を操作することによって、指標マークが該表示部の中央位置に設定されている補正「0」位置(以下未設定位置と称す)から「+」または「−」側に移動し、撮影者は該マークの移動位置を見ながら補正段数を所望の位置に合わせるようにしている。
【0006】
他方、この露出補正はカメラ本体に設けられた露出補正設定釦を押しながら、カメラ本体に設けられたダイアル操作部材を操作した場合にのみ動作し、補正の修正及び未設定位置への復帰も、該露出補正設定釦を押した状態で該ダイアル操作部材の操作を必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
撮影者の意図にあった露出で撮影を行う場合には、カメラの測光部材で自動的に設定された露出量では満足できない場合があり、例えば「この部分の黒は黒く」「この部分の白は白く」等の露出決定のようにAEロックと露出補正を同時に使いたいという要求が多く、本要求を実現するために従来の技術では、2つの露出補正入力部材を操作する必要があり、操作性が悪いという問題点があった。
【0008】
本発明は、操作性の向上を目的とし、一つにはAEロックと露出補正の設定が一連の動作で実現できるのと、二つには該設定を1つの露出補正入力部材で操作できるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、露出補正入力部材と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、前記露出補正入力部材の操作により、前記測光値を固定すると共に前記露出補正入力部材が操作されたまま前記露出補正値を設定する手段を操作することで露出補正量を設定する制御手段を有することを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、露出補正入力部材を操作したまま露出補正値を設定する手段を操作するだけで測光値の固定と、露出補正量の設定が行え、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0011】
請求項2に係る発明は、露出補正入力部材と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、前記露出補正入力部材が操作された状態で、前記露出補正値を設定する手段を操作することで、測光値を固定するとともに、露出補正量を設定する制御手段を有することを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、露出補正入力部材を操作した後に露出補正値を設定する手段を操作することで、露出補正量の設定が行なえ、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0013】
請求項3に係る発明は、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、前記露出補正値を設定する手段の1回目の操作で測光値を固定し、その後の操作で露出補正量を修正する制御手段を有することを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、露出補正値を設定する手段を順次操作することにより測光値の固定と露出補正が順次行え、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0015】
請求項4に係る発明は、分割測光、平均測光、部分測光、スポット測光等の測光モード切り替え手段と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが前記測光モード切り替え手段により選択されている場合に、前記露出補正を設定する手段の操作により、前記測光値を固定すると共に露出補正量を設定する制御手段を有することを特徴とする。
【0016】
この構成によれば、部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが測光モード切り替え手段により選択されている場合に、露出補正を設定する手段の操作により、測光値を固定すると共に露出補正量を設定することができる。
また、請求項5に係る発明は、上記請求項4において、測光値を固定した状態で前記露出補正量がゼロにセットされることで測光値の固定を解除する制御手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、露出補正を設定する手段の操作により、測光値の固定状態を解除でき、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0017】
請求項6に係る発明は、分割測光、平均測光、部分測光、スポット測光等の測光モード切り替え手段と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが前記測光モード切り替え手段により選択されている場合に、前記露出補正値を設定する手段の一回目の操作で測光値を固定し、その後の操作で露出補正量を修正する制御手段を有することを特徴とする。
【0018】
この構成によれば、部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが前記測光モード切り替え手段により選択されている場合に、露出補正値を設定する手段の一回目の操作で測光値を固定し、その後の操作で露出補正量を修正するので、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0019】
請求項7に係る発明は、分割測光、平均測光、部分測光、スポット測光等の測光モード切り替え手段と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、前記露出補正値を設定する手段の操作により測光モードを部分測光またはスポット測光に強制的に切り替えて測光し、前記測光値を固定すると共に露出補正値を設定する制御手段を有することを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、露出補正値を設定する手段の操作により測光モードを部分測光またはスポット測光に強制的に切り替えて測光し、前記測光値を固定すると共に露出補正値を設定するので、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0033】
【実施例】
<第1の実施例>
図2は、本発明のカメラの電気制御を表したブロック図である。1は、カメラの各部の動きを制御するためのマイクロコンピューターである。2は、レンズ制御回路で、後述の撮影レンズの焦点調節用モータと絞り羽根制御用モーターを駆動制御する。レンズ制御回路2は、マイクロコンピューター1からLCOM信号を受けている間、DBUSを介してシリアル通信を行う。該通信によりモータ駆動情報を受け取り、その情報によりモータを駆動制御する。また、同時にレンズの各種の情報(焦点距離、等)を該通信によりマイクロコンピューター1に送る。
【0034】
3は、カメラのバッテリー残量、撮影枚数、TV値、AV値、露出補正量等を撮影者に知らせるための後術の液晶表示器を駆動するための液晶表示回路である。液晶表示回路3は、マイクロコンピューター1からDPCOM信号を受けている間、DBUSを介しシリアル通信を行う。該通信により表示内容のデータを受け取り、そのデータに従って後述の液晶表示器を駆動する。
【0035】
4は、スイッチセンス回路であり、撮影者が各撮影条件を設定するためのスイッチや、カメラの状態を示すスイッチの状態を読み取り、マイクロコンピューター1に送る回路であり、SWCOM信号を受けている間、DBUSを介しシリアル通信によりマイクロコンピューター1にスイッチデータを送る。また、後述の電子ダイアルの入力値により、ダイアル値のカウントアップ/カウントダウンも行い、SWCOM信号を受けている間、DBUSを介しシリアル通信によりマイクロコンピューター1にカウント値を送る。
【0036】
5は、ストロボ発光調光制御回路であり、ストロボの発光とTTL調光による発光停止機能を制御する回路である。ストロボ発光調光制御回路5は、SRCOM信号を受けている間、DBUSを介してマイクロコンピューター1とシリアル通信を行いストロボ制御に関するデータを受け取り各種の制御を行う。また、この回路は、後述の外付けストロボがカメラに装着された場合のインターフェースの働きも行う。よって、後述の外付けストロボが装着された場合は、後述の外付けストロボと通信を行い補助光が有るか無いか等の情報をマイクロコンピューター1に送る。逆に、マイクロコンピューター1からの制御信号を後述の外付けストロボに伝える役割も行う。
【0037】
6は、焦点検出回路で既存の位相差検出方式によりオートフォーカスを行うためのラインセンサーと、その蓄積読み出しのための回路ユニットとにより構成されるもので、マイクロコンピューター1により制御を行う。マイクロコンピューター1は、センサー出力のA/D値をもとに、既存のアルゴリズムで測距を行い、レンズ駆動量を演算しレンズ制御回路2に演算で求めたレンズ駆動量を通信し、レンズを駆動し合焦させる。
【0038】
7は、測光回路であり、複数に分割された不図示の測光センサーで被写体の測光を行い、マイクロコンピューター1の制御により測光出力をマイクロコンピューター1に送る。マイクロコンピューター1は送られた測光出力をA/D変換し、設定されている測光モードに従って複数の測光センサーの出力を選択し、測光モードに従ったアルゴリズムで輝度を計算し、その輝度をもとに露出条件(絞り、シャッタースピード)を求める。
【0039】
8は、シャッター制御回路でマイクロコンピューター1の制御信号に従って、不図示のシャッター先幕及び後幕の走行制御を行う。9は、給送モータ/チャージモータ制御回路でマイクロコンピューター1からの制御信号に従って、フィルムの給送(巻き上げ、巻戻し)を行う。また、本モータ制御回路はミラーアップ/チャージ(ミラーダウン)用モータの制御も行う。
【0040】
SW1は、カメラの動作を開始させる第1のスイッチであり、第1のスイッチSW1がONされたことをマイクロコンピューター1が認識すると測光・測距・表示をスタートさせる。SW2は、カメラのレリーズスイッチと連動している第2のスイッチで、第2のスイッチSW2がONされたことをマイクロコンピューター1が認識すると露光動作をスタートさせる。
【0041】
X接点はシャッターの先幕の走行完了のタイミングでONし、ストロボ発光のタイミングをストロボ発光調光制御回路5に知らせる役目をする。
【0042】
SW3は、カメラのモード(TV優先、AV優先、マニアル、プログラム等)を切り替えるための第3のスイッチである。
【0043】
10は、TV値、AV値、測光モード等を変更するための露出補正値を設定する手段としての電子ダイアルである。例えば、第3のスイッチSW3のモード切り替えスイッチを押しながら電子ダイアル10を回転させると、TV優先→AV優先→マニアル→プログラム→TV優先→AV優先→マニアル→プログラム‥‥と変更され、撮影者の意図するモードに設定することができる。また、電子ダイアル10を逆回転させた時は、プログラム→マニアル→AV優先→TV優先→プログラム→‥‥とモードは逆に変更される。
また、第3のスイッチSW3と電子ダイアル10によりTV優先がモードとして設定されている場合には、第3のスイッチSW3をOFFにし電子ダイアル10のみを回転させることにより撮影者の希望とするTV値を設定することができる。
また、第3のスイッチSW3と電子ダイアル10によりすでにAV優先がモードとして設定されている場合には、第3のスイッチSW3をOFFにし電子ダイアル10のみを回転させることにより撮影者の希望とするAV値を設定することができる。
【0044】
SW4はマニアル時にAV値をセットするための第4のスイッチであり、第3のスイッチSW3と電子ダイアル10によりマニアルが選択されている場合に、第3のスイッチSW3と第4のスイッチSW4を押さずに電子ダイアル10を回転させると、回転しただけTV値がアップ/ダウンし、TV値の設定が可能となり、第4のスイッチSW4を押しながら電子ダイアル10を回転させると、回転しただけAV値がアップ/ダウンしAV値の設定が可能となる。
【0045】
SW5は、測光のモード(分割測光、平均測光、部分測光、スポット測光等)を切り替えるための測光モード切り替え手段としての第5のスイッチである。第5のスイッチSW5を押しながら電子ダイアル10を回転させることにより、希望の測光モードをセットする。
【0046】
SW6は露出補正を設定するための露出補正入力部材としての第6のスイッチである。ここで、第6のスイッチSW6を押しながら、電子ダイアル10を回転させることにより、希望の補正値に設定する。電子ダイアル10の回転方向が例えば時計回りの方向の場合はプラス補正となり設定量が増し、逆方向の回転では、マイナス方向に設定量が変化する。
【0047】
ところで、本実施例においては、露出補正が設定されていない状況で露出補正設定用の第6のスイッチSW6を押すと測光値がロックされるようにマイクロコンピューター1が動作する。
【0048】
SW7はクリアースイッチであり、AEロックがかかっている場合に押された場合はAEロックを解除し、露出補正がかかっている場合に押された場合は露出補正量を0にする。
【0049】
11は、外部表示装置で、液晶表示回路3によって駆動される。12は、ファインダー内液晶表示装置で、外部表示装置11と同様液晶表示回路3によって駆動される。13は、交換可能なレンズであり、レンズ制御回路2を通して制御される。14は、外付けストロボであり、ストロボ発光調光制御回路5を通して制御される。また、本ストロボは、カメラ本体とは別個の電源を持つ。
【0050】
次に、図3のフロー図を用いて簡単にカメラの一連の動作について説明する。
なお、括弧内の数字はステップ番号を示す。
【0051】
まず(300)でカメラのスイッチが押された等の要因によりカメラの電源が入ると共に、スイッチセンス回路4の情報をもとに、(301)で各種モードの切り替えや、各種設定値の入力を行い、スイッチに変化が有った場合は液晶表示回路3に情報を転送して、表示データを修正する。
【0052】
第1のスイッチSW1が押されているか、押されていないかの判定(302)を行い、押されている場合は、測光・測距のために(306)へ進み、押されていない場合は、電源をOFFするかどうかの判定を行う(303)に進み、電源をOFFする場合は(304)へ進み、動作の停止のため、カメラのファインダー内や外部の不必要な部分の表示を液晶表示回路3により消灯し、電源をOFFする。電源をOFFしない場合は再び初期の(301)のスイッチ情報入力に戻る。このことにより、何らかの要因で、カメラの電源が立ち上がった場合には一定時間、電源を起こしておくことにより、スイッチの状態のチェックや表示の切り替えを行う。
【0053】
(302)で第1のスイッチSW1が押されている場合は(306)に進み、測光のステップ(306)では測光回路7により、複数に分割された測光センサーで被写体の測光を行い、マイクロコンピューター1で測光出力をA/D変換し、設定されている測光モードに従って複数の測光センサーの出力を選択し、測光モードに従ったアルゴリズムで輝度を計算し、その輝度をもとに露出条件(絞り、シャッタースピード)を求める。
【0054】
次の測距のステップ(307)では焦点検出回路6を用いて、ラインセンサーに蓄積し、読み出しを行い、そのセンサー出力のA/D値をもとに、既存のアルゴリズムで測距を行い、レンズ駆動量を演算した後に、レンズ制御回路2に演算で求めたレンズ駆動量を通信し、レンズを駆動し合焦させる。
【0055】
(308)で、(306)で設定されたAV値・TV値を液晶表示回路3によりファインダー内液晶表示装置12と外部表示装置11に表示する。また、(307)の測距結果が合焦ならば、合焦表示も行う。
【0056】
次に、カメラの状態がレリーズを許可して良い状態か否かの判定(309)を行う。例えば、AFモードが、「ワンショットモード」である場合は(307)の測距結果が、合焦ならばレリーズを許可され、第2のスイッチSW2のチェックを行う為に(310)に進み、合焦でない場合は、スイッチのチェックの為に(301)に戻り、第1のスイッチSW1がONの場合は再び測光・測距・表示を行う。
【0057】
レリーズが許可されると第2のスイッチSW2が押されているか否かの判定を行い、以降のレリーズ動作に進むか否かの判定を行う。第2のスイッチSW2がONの場合はレリーズ動作を行う為に(311)に進み、第2のスイッチSW2がOFFの場合は、スイッチのチェックの為に(301)に戻る。第1のスイッチSW1がONの場合は再び測光・測距・表示を行う。
【0058】
レリーズ動作が開始されると、(311)で給送モータ/チャージモータ制御回路9により、ミラーをアップすると共に、(306)で決められた絞り量をレンズ制御回路2によりレンズ13に通信し、設定露光量が得られるように絞り込み動作を行う。
【0059】
次に(312)でシャッター制御回路8を用いて、(306)で決められたTV量が得られるように不図示のシャッター先幕及び後幕の走行制御を行う。
【0060】
更に(313)で、給送モータ/チャージモータ制御回路9により、ミラーをダウンする、と同時にシャッターのチャージを行い、(306)でレンズ制御回路2によりレンズ13に通信し、絞り込まれていた絞りを開放に戻す。
【0061】
最後に、(314)で給送モータ/チャージモータ制御回路9を用いてマイクロコンピューター1からの制御信号に従って、フィルムの巻き上げを行い、(301)に戻る。
【0062】
次に図1のフロー図を用いて本実施例を説明する。図1のフロー図は図3のステップ301のスイッチ入力と表示の一部の動作を示したものである。
【0063】
最初に、(101)で露出補正設定用の第6のスイッチSW6が押されているかどうかの判定を行い、押されていない時は(109)に進み露出補正は設定しない。第6のスイッチSW6が押されている場合は露出補正の設定を行う前に、AEロックをあらかじめかけるためにAEロックがかかっているかどうかの判定を行う(103)に進む。
【0064】
AEロックがかかっていないと判断された場合は、(104)でAEロックをかける。測光がされていなければ測光を行い該測光値をロックする。また、すでに測光がされている場合は最新の測光値をロックする。すでにAEロックがかかっている場合はそのまま次のステップ(105)に進む。
【0065】
(105)で、電子ダイアル10により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアル10が回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合は設定を行わないためそのまま(109)に進む。露出補正値が入力されている場合は(106)で、すでに設定されている補正量に、電子ダイアル10の値に応じて、補正量を増やしたり、減らしたりする露出補正量の修正を行う。
【0066】
(107)でAEロックを解除するか否かの判定のため、露出補正量の修正結果が0であるかどうかの判定を行い、露出補正量が0である場合は(108)へ進みAEロックを解除し、0でない場合はAEロックがかけられ同時に露出補正が設定された状態で(109)に進む。
【0067】
(109)では、クリアースイッチSW7が押されているかどうかの判定を行い、押されていない場合はそのまま終了し、押されている場合は(110)で、AEロックを解除すると同時に露出補正量を0にする。
【0068】
以上説明した本実施例を用いることにより、AEロックのかかった状態で露出補正を設定することができ、撮影者の作画に合った露出を迅速に設定することが可能となる。
【0069】
<第2の実施例>
上記の第1の実施例ではクリアースイッチSW7を用いた実施例について説明したが、本実施例においては、クリアースイッチSW7を用いない例について図4のフロー図により説明する。
【0070】
(401)で露出補正設定用の第6のスイッチSW6が押されているかどうかの判定を行い、押されていない時はそのまま露出補正は設定せず終了する。第6のスイッチSW6が押されている場合は、(403)で電子ダイアル10により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアルが回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合はそのまま終了する。露出補正値が入力されている場合は次の(404)に進む。
【0071】
AEロックのかかっている状態で露出補正を設定するために、(404)でAEロックがすでにかかっているかどうかの判定を行い、AEロックがかかっていない場合は、(405)でまだ測光がされていなければ測光を行い該測光値をロックする。また、すでに測光がされている場合は最新の測光値をロックし、電子ダイアル10で入力した値を1つ減らし右に3なら右に2、左に2なら左に1として解釈し、再び(404)に戻りAEロックがかかっているかどうかの判定を行う。
【0072】
すでにAEロックがかかっている場合は、露出補正を行うため(406)で電子ダイアル10の値に応じて露出補正量を修正する。(405)で電子ダイアル10をプラス方向に1入力してAEロックをかけた場合は、ここでマイナス1が入力された場合は0と計算する。逆に、ここで、プラス1が入力されて初めてプラス補正がされる。また、(405)で電子ダイアルをマイナス方向に1入力してAEロックをかけた場合は、ここでプラス1が入力された場合は0と計算する。逆に、ここで、マイナス1が入力されて初めてマイナス補正がされる。
【0073】
AEロックを解除するか否かを判定するため、(407)で露出補正量の修正結果が0であるかどうかの判定を行い、0である場合は(408)でAEロックを解除し終了する。0でない場合はAEロックと、露出補正のかかったまま終了する。
【0074】
上記の動作を図5、図6のファインダー内表示例を用いて、説明する。図中で501はAEロックがかかった場合に表示されるAEロックマークであり、502はシャッタースピード値、503は絞り値を表示し、504で露出補正量を表示する。 初めに図5を用いて、露出補正をプラス側に設定してから露出補正量を0に戻しAEロックを解除する経過を説明する。本実施例では、露出モードは絞り優先でF5.6であるとする。
【0075】
図5(a)は第6のスイッチSW6を押しながら電子ダイアル10を押す前の表示であり、露出補正量はゼロであり、AEロックもかかっていない。
【0076】
図5(a)から図5(b)にかけて第6のスイッチSW6を押しながらプラス側に1ステップ電子ダイアル10を入力する。
【0077】
図5(b)はAEロックがかかりAEロックマーク501が表示された状態を示している。ロックされた測光値は絞りF5.6に対してシャッタースピードで1/500である。
【0078】
図5(b)から図5(c)にかけて第6のスイッチSW6を押しながらプラス側にさらに1ステップ電子ダイアル10を入力する。
【0079】
図5(c)は図5(b)でロックされた値に対してプラス0.5段の露出補正がかけられたようすを示す。プラス0.5段の露出補正がかけられたことにより、シャッター秒時は1/500が1/350と半段遅くなった。
【0080】
図5(c)から図5(d)にかけて第6のスイッチSW6を押しながらプラス側にさらに1ステップ電子ダイアル10を入力する。
【0081】
図5(d)は図5(c)の値に対してさらにプラス0.5段の露出補正がかけられたようすを示す。つまり、プラス1段露出補正がかけられたことになる。プラス1.0段の露出補正がかけられたことにより、シャッター秒時は1/500が1/250と1段遅くなった。
【0082】
図5(d)から図5(e)にかけて第6のスイッチSW6を押しながらマイナス側に1ステップ電子ダイアル10を入力する。
【0083】
図5(e)は図5(d)の値に対してマイナス0.5段の露出補正がかけられたようすを示す。つまり、合計でプラス0.5段露出補正がかけられたことになる。よってシャッター秒時は1/350となった。
【0084】
図5(e)から図5(f)にかけて第6のスイッチSW6を押しながらマイナス側にさらに1ステップ電子ダイアル10を入力する。
【0085】
図5(f)は図5(e)の値に対してさらにマイナス0.5段の露出補正がかけられたようすを示す。つまり、合計で補正量は0となり、露出補正が解除され同時にAEロックも解除された。そこで、AEロックマーク501が消えると共に、図5(b)のAEロックがかかったときよりも、少し明るいところ見た結果シャッター秒時が1/500から1/1000に変った。
【0086】
次に、図6を用いてAEロックをかけて、露出補正をかける前にAEロックを解除する例について説明する。
【0087】
図6(a)は第6のスイッチSW6を押しながら電子ダイアル10を押す前の表示であり、露出補正量は0であり、AEロックもかかっていない。
【0088】
図6(a)から図6(b)にかけて第6のスイッチSW6を押しながらプラス側に1ステップ電子ダイアル10を入力する。
【0089】
図6(b)はAEロックがかかりAEロックマーク501が表示された。ロックされた測光値は絞りF5.6に対してシャッタースピードで1/500である。
【0090】
図6(b)から図6(c)にかけて第6のスイッチSW6を押しながらマイナス側に1ステップ電子ダイアル10を入力する。
【0091】
図6(c)は図6(b)でAEロックをかけた方向と逆に電子ダイアル10を回転させたようすを示す。つまり、合計で補正量は0となり、露出補正が解除され同時にAEロックも解除された。そこで、AEロックマーク501が消えると共に図6(b)のAEロックがかかったときよりも、少し暗いところを見た結果1/500から1/125に変った。
【0092】
以上で説明した本実施例を用いることにより、露出補正をかける動作と同じ操作でAEロックをかけたり、解除したり出来るので、撮影者の作画に合った露出を迅速に設定することが可能となる。また、各種の操作をする必要が無くなり操作性が向上する。
【0093】
<第3の実施例>
以上の実施例は電子ダイアルを1つ有する場合で露出補正設定用の第6のスイッチSW6を押しながら電子ダイアルを回し露出補正を設定する例について説明したが、本実施例では、電子ダイアルを2つ有し、1つの電子ダイアルを露出補正入力専用に用いる場合について説明する。
【0094】
図7は、本実施例のカメラの電気制御を表したブロック図であり、図2の電気制御ブロック図に対して露出補正値を設定する手段としての第2の電子ダイアル15が追加されたものである。ここでは、第2の電子ダイアル15をサブ電子ダイアル15と表現する。
【0095】
ここでサブ電子ダイアル15は露出補正入力用の専用電子ダイアルであり、以下に説明する該サブ電子ダイアル15によるAEロック機能と露出補正量の修正動作が本実施例の特徴となる。
【0096】
本実施例を図8、図9を用いて説明する。
【0097】
始めに図8を用いて、サブ電子ダイアル15の1入力でAEロックと同時に露出補正を1ステップかける例について説明し、次に図9を用いてサブ電子ダイアル15に1入力でAEロックをかけ、もう1入力で露出補正を1ステップかける例について説明する。
【0098】
図8のフロー図について説明する。
【0099】
最初に露出補正を行うか否かを判定するため、(801)でサブ電子ダイアル15により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアルが回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合はそのまま終了する。入力されている場合はAEロックの判定に進む。
【0100】
AEロックをかけるため、(803)でAEロックがかかった状態か否かの判定を行い、AEロックがかかっていないと判断された場合は、(804)でまだ測光がされていなければ測光を行いその値をロックする。また、すでに測光がされている場合は最新の測光値をロックする。すでにAEロックがかかっている場合は(804)へ進まず(805)の露出補正量の修正に進む。
【0101】
(805)の露出補正量の修正では、すでに設定されている補正量に、入力したサブ電子ダイアル15の値に応じて、補正量を増やしたり、減らしたりする。
【0102】
次に、AEロックを解除するか否か判定するため(806)で露出補正量の修正結果が0であるかどうかの判定を行い、0である場合は(807)でAEロックを解除し終了する。0でない場合は、AEロックと露出補正のかかったまま終了する。
【0103】
次に図9のフロー図について説明する。
【0104】
最初に露出補正を行うか否かを判定するため、(901)でサブ電子ダイアル15により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアルが回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合はそのまま終了する。入力されている場合はAEロックの判定に進む。
【0105】
AEロックをかけるため、(903)でAEロックがすでにかかっているかどうかの判定を行い、AEロックがかかっていない場合は(904)でまだ測光がされていなければ測光を行いその値をロックする。また、すでに測光がされている場合は最新の測光値をロックする。次に、(905)へ進みAEロックに要した分だけカウント値を修正するために、入力したサブ電子ダイアル15の値を1つ減らし右に3なら右に2、左に2なら左に1として解釈し再び(903)に戻りAEロックがかかっているかどうかの判定に戻る。すでにAEロックがかかっている場合は露出補正量を修正する為に(906)に進む。
【0106】
(906)では、サブ電子ダイアル15の入力値に応じて、露出補正量を修正する。サブ電子ダイアル15をプラス方向に1入力して(904)でAEロックをかけた場合は、ここでマイナス1が入力された場合は0と計算する。逆に、ここで、プラス1が入力されて初めてプラス補正がされる。また、サブ電子ダイアル15をマイナス方向に1入力して(904)でAEロックをかけた場合は、ここでプラス1が入力された場合は0と計算する。逆に、ここで、マイナス1が入力されて初めてマイナス補正がされる。こうすることにより、露出補正量が0でAEロックがかかっている場合でも、適宜プラス1又はマイナス1を入力すると後述のようにAEロックが解除される。
【0107】
AEロックを解除するため、(907)で露出補正量の修正結果が0であるかどうかの判定を行い、0である場合は(908)へ進みAEロックを解除し終了する。0でない場合は、AEロックと露出補正のかかったまま終了する。
【0108】
本実施例を用いることにより、サブ電子ダイアル15を操作するだけで、AEロック動作と露出補正動作が可能となり、撮影者が撮影意図にあった露出の決定が非常にしやすくなって、操作性が非常に向上する。また、複数の操作部材を操作しなくてすむという意味でシャッターチャンスを逃すことが少なくなる。
【0109】
<第4の実施例>
本実施例で、測光モードが限られたエリアを測光するモード(部分測光、スポット測光)に設定されている場合にのみ、上記で説明してきた、AEロックと露出補正設定の1動作化を実行する実施例を説明する。
【0110】
本実施例を図10、図11を用いて説明する。
【0111】
始めに図10を用いて、サブ電子ダイアル15の1入力でAEロックと同時に露出補正を1ステップかける例について説明し、次に図11を用いてサブ電子ダイアル15の1入力でAEロックをかけ、もう1入力で露出補正を1ステップかける例について説明する。
【0112】
図10のフロー図について説明する。
【0113】
最初に露出補正を行うか否かを判定するため、(1001)でサブ電子ダイアル15により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアルが回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合はそのまま終了する。入力されている場合は(1003)の測光モードの判定に進む。
【0114】
測光モードにより対応を変えるため、(1003)で測光モードが部分測光やスポット測光のようなごく限られた範囲の測光するモードに設定されているかどうかの判定を行い、部分測光やスポット測光などの限られた範囲を測光するモードが設定されている場合は、(1005)に進みAEロック動作を行うが、平均測光や分割測光等の広い範囲を測光するモードが設定されている場合は、サブ電子ダイアル15でAEロックはかからず、露出補正をかけるために(1004)へ進み、すでに設定されている補正量に、サブ電子ダイアル15の入力値に応じて、補正量を増やしたり、減らしたりし、そのまま終了する。
【0115】
AEロックをかけるため、(1005)でAEロックがかかった状態かかかっていない状態かの判定を行い、AEロックがかかっていないと判断された場合は(1006)で、まだ測光がされていなければ測光を行い該測光値をロックする。また、すでに測光がされている場合は最新の測光値をロックする。すでにAEロックがかかっている場合は(1005)から(1007)へ進み露出補正量の修正に進む。
【0116】
(1007)の露出補正量の修正では、すでに設定されている補正量に、サブ電子ダイアル15の入力値に応じて、補正量を増やしたり、減らしたりする。
【0117】
次に、AEロックを解除するか否かの判定を行うため、(1008)で露出補正量の修正結果が0であるかどうかの判定を行い、0である場合は(1009)でAEロックを解除し終了する。0でない場合はAEロックと、露出補正のかかったまま終了する。
【0118】
次に図11のフロー図について説明する。
【0119】
最初に、露出補正を行うか否かを判定するため、(1101)でサブ電子ダイアル15により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアルが回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合はそのまま終了する。入力されている場合は、(1103)の測光モードの判定に進む。
【0120】
測光モードにより対応を変えるため、(1103)で測光モードが部分測光やスポット測光のようなごく限られた範囲を測光するモードが設定されているかどうかの判定を行い、部分測光やスポット測光などの限られた範囲を測光するモードが設定されている場合は、(1105)に進みAEロック動作を行うが、平均測光や分割測光等の広い範囲を測光するモードが設定されている場合は、サブ電子ダイアル15でAEロックはかからず、露出補正をかけるために(1104)へ進み、すでに設定されている補正量に、サブ電子ダイアル15の入力値に応じて、補正量を増やしたり、減らしたりし、そのまま終了する。
【0121】
AEロックをかけるため、(1105)でAEロックがすでにかかっているかどうかの判定を行い、かかっていないと判断された場合は(1106)で、まだ測光がされていなければ測光を行いその値をロックする。また、すでに測光がされている場合は最新の測光値をロックする。次に(1107)へ進みAEロックに要した分だけカウント値を修正するために、入力したサブ電子ダイアル15の値を1つ減らし右に3なら右に2、左に2なら左に1として解釈し、再び(1105)に戻りAEロックがかかっているかどうかの判定を行う。すでにAEロックがかかっている場合は(1106)へ進まず露出補正量を修正する為に(1108)に進む。
【0122】
(1108)では、サブ電子ダイアル15の入力値に応じて、露出補正量を修正する。サブ電子ダイアル15をプラス方向に1入力して(1106)でAEロックをかけた場合は、ここでマイナス1が入力された場合(前述したサブ電子ダイアル15の1入力でAEロックをかけ、もう1入力された場合)は0と計算する。逆に、ここで、プラス1が入力されて初めてプラス補正がされる。また、サブ電子ダイアル15をマイナス方向に1入力して(1106)でAEロックをかけた場合は、ここでプラス1が入力された場合は0と計算する。逆に、ここで、マイナス1が入力されて初めてマイナス補正がされる。こうすることにより、露出補正量が0でAEロックがかかっている場合でも、適宜プラス1又はマイナス1を入力すると後述のようにAEロックが解除される。
【0123】
AEロックを解除するため、(1109)で露出補正量の補正結果が0であるかどうかの判定を行い、0である場合は(1110)へ進みAEロックを解除し終了する。0でない場合は、AEロックと露出補正のかかったまま終了する。
【0124】
本実施例を用いることにより、測光モードを考慮した露出補正設定とAEロックの1動作化が可能となり、測光モードの考え方にあった操作性が向上する。
【0125】
<第5の実施例>
本実施例で、AEロックと露出補正設定の1動作化を実行する場合は強制的に測光モードを限られたエリアを測光するモード(部分測光、スポット測光)に設定する実施例を説明する。
【0126】
本実施例を図12、図13を用いて説明する。
【0127】
始めに図12を用いて、サブ電子ダイアル15の1入力でAEロックと同時に露出補正を1ステップかける例について説明し、次に図13を用いてサブ電子ダイアル15の1入力でAEロックをかけ、もう1入力で露出補正を1ステップかける例について説明する。
【0128】
図12のフロー図について説明する。
【0129】
最初に露出補正を行うか否かを判定するため、(1201)でサブ電子ダイアル15により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアルが回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合はそのまま終了する。入力されている場合は(1203)のAEロックに進む。
【0130】
AEロックをかけるため、(1203)でAEロックがかかった状態かかかっていない状態かの判定を行い、AEロックがかかっていないと判断された場合は(1204)で部分測光やスポット測光のようなごく限られた範囲を測光する測光モードに切り替え、測光を行い(1205)で測光がされた値をAEロックする。すでにAEロックがかかっている場合は(1204)へ進まず(1206)の露出補正量の修正に進む。
【0131】
(1206)の露出補正量の修正では、すでに設定されている補正量に、サブ電子ダイアル15の入力値に応じて、補正量を増やしたり、減らしたりする。
【0132】
次にAEロックを解除するか否かの判定を行うため、(1207)で露出補正量の補正結果が0であるかどうかの判定を行い、0である場合は(1208)でAEロックを解除すると同時にもとの測光エリアにもどし終了する。0でない場合はAEロックと露出補正のかかったまま終了する。
【0133】
次に図13のフロー図について説明する。
【0134】
最初に露出補正を行うか否かを判定するため、(1301)でサブ電子ダイアル15により露出補正値が入力されたかどうかつまり電子ダイアルが回転したかどうかの判定を行い、入力されていない場合はそのまま終了する。入力されている場合は、(1303)のAEロックの判定に進む。
【0135】
AEロックをかけるため、(1303)でAEロックがすでにかかっているかどうかの判定を行い、まだ、AEロックがかかっていない場合は(1304)で部分測光やスポット測光のようなごく限られた範囲を測光する測光モードに切り替え、測光を行い(1305)で測光のされた値をAEロックする。次に(1306)でAEロックに要した分だけカウント値を修正するために、入力したサブ電子ダイアル15の値を1つ減らし右に3なら右に2、左に2なら左に1として解釈し、再び(1303)に戻りAEロックがかかっているかどうかの判定を行う。すでにAEロックがかかっている場合は(1304)へ進まず露出補正量を修正する為に(1307)に進む。
【0136】
(1307)では、サブ電子ダイアル15の入力値に応じて、露出補正量を修正する。サブ電子ダイアル15をプラス方向に1入力して(1305)でAEロックをかけた場合は、ここでマイナス1が入力された場合(前述したサブ電子ダイアル15の1入力でAEロックをかけ、もう1入力された場合)は0と計算する。逆に、ここで、プラス1が入力されて初めてプラス補正がされる。また、サブ電子ダイアル15をマイナス方向に1入力して(1305)でAEロックをかけた場合は、ここでプラス1が入力された場合は0と計算する。逆に、ここで、マイナス1が入力されて初めてマイナス補正がされる。こうすることにより、露出補正量が0でAEロックがかかっている場合でも、適宜プラス1又はマイナス1を入力すると後述のようにAEロックが解除される。
【0137】
AEロックを解除するため、(1308)で露出補正量の修正結果が0であるかどうかの判定を行い、0である場合は(1309)へ進みAEロックを解除すると同時に測光エリアをもとにもどし終了する。0でない場合は、AEロックと露出補正のかかったまま終了する。
【0138】
本実施例を用いることにより、測光モードを強制的に部分測光やスポット測光モードにした露出補正設定とAEロックの1動作化が可能となる。
【0139】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、露出補正入力部材を操作したまま露出補正値を設定する手段を操作するだけで測光値の固定と、露出補正量の設定が行え、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0140】
請求項2に係る発明によれば、露出補正入力部材を操作した後に露出補正値を設定する手段を操作することで、露出補正量の設定が行なえ、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0141】
請求項3に係る発明によれば、露出補正値を設定する手段を順次操作することにより測光値の固定と露出補正が順次行え、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0142】
請求項4に記載の発明によれば、部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが測光モード切り替え手段により選択されている場合に、露出補正を設定する手段の操作により、測光値を固定すると共に露出補正量を設定することができる。
また、請求項5に係る発明によれば、露出補正を設定する手段の操作により、測光値の固定状態を解除でき、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0143】
請求項6に係る発明によれば、部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが前記測光モード切り替え手段により選択されている場合に、露出補正値を設定する手段の一回目の操作で測光値を固定し、その後の操作で露出補正量を修正するので、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【0144】
請求項7に係る発明によれば、露出補正値を設定する手段の操作により測光モードを部分測光またはスポット測光に強制的に切り替えて測光し、前記測光値を固定すると共に露出補正値を設定するので、カメラの露出補正の操作性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示すフロー図
【図2】カメラのブロック図
【図3】カメラの一連の動作を示すフロー図
【図4】第2の実施例を示すフロー図
【図5】第2の実施例の表示例
【図6】第2の実施例の表示例
【図7】カメラのブロック図
【図8】第3の実施例を示すフロー図
【図9】第3の実施例を示すフロー図
【図10】第4の実施例を示すフロー図
【図11】第4の実施例を示すフロー図
【図12】第5の実施例を示すフロー図
【図13】第5の実施例を示すフロー図
【符号の説明】
1…マイクロコンピューター 2…レンズ制御回路
3…液晶表示回路 4…スイッチセンス回路
5…ストロボ発光/調光制御回路 6…焦点検出回路
7…測光回路 8…シャッター制御回路
9…モータ制御回路 10…第1の電子ダイアル
11…外部表示部材 12…内部表示部材
13…交換レンズ 14…外付けストロボ
15…第2の電子ダイアル(サブ電子ダイアル)
Claims (7)
- 露出補正入力部材と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、
前記露出補正入力部材の操作により、前記測光値を固定すると共に前記露出補正入力部材が操作されたまま前記露出補正値を設定する手段を操作することで露出補正量を設定する制御手段を有することを特徴としたカメラ。 - 露出補正入力部材と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、
前記露出補正入力部材が操作された状態で、前記露出補正値を設定する手段を操作することで、測光値を固定するとともに、露出補正量を設定する制御手段を有することを特徴としたカメラ。 - 測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、
前記露出補正値を設定する手段の1回目の操作で測光値を固定し、その後の操作で露出補正量を修正する制御手段を有することを特徴としたカメラ。 - 分割測光、平均測光、部分測光、スポット測光等の測光モード切り替え手段と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、
部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが前記測光モード切り替え手段により選択されている場合に、前記露出補正を設定する手段の操作により、前記測光値を固定すると共に露出補正量を設定する制御手段を有することを特徴としたカメラ。 - 請求項4において、測光値を固定した状態で前記露出補正量がゼロにセットされることで測光値の固定を解除する制御手段を有することを特徴としたカメラ。
- 分割測光、平均測光、部分測光、スポット測光等の測光モード切り替え手段と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、
部分測光またはスポット測光等の画面内のごく限られた部分を測光する測光モードが前記測光モード切り替え手段により選択されている場合に、前記露出補正値を設定する手段の一回目の操作で測光値を固定し、その後の操作で露出補正量を修正する制御手段を有することを特徴としたカメラ。 - 分割測光、平均測光、部分測光、スポット測光等の測光モード切り替え手段と、測光値を固定する手段と、露出補正値を設定する手段と、測光値の固定や露出補正の制御をする手段とを備えたカメラにおいて、
前記露出補正値を設定する手段の操作により測光モードを部分測光またはスポット測光に強制的に切り替えて測光し、前記測光値を固定すると共に露出補正値を設定する制御手段を有することを特徴としたカメラ。
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