JP3568383B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、特に、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像にスクリューポンプで移送されるトナーを気体との混合気として現像位置から離れた位置より供給して画像を形成するプリンター、ファクシミリ装置、複写機あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
乾式1成分又は乾式2成分のトナーを用いたプリンター、ファクシミリ装置、複写機あるいはこれらの複合機等の電子写真式の画像形成装置において、いったんは感光体上に転移しながら、転写体上に転写されなかったトナーを、クリーニング手段で回収した後、再び現像器に戻して再利用するリサイクル現像により画像形成が行われるようになっている。
現像剤のトナーを現像部にポンプを使って気体の流れに乗せて循環輸送して供給することは公知である(特公昭63ー3308号等の公報を参照)。
図4は上記トナーリサイクル機構の従来構成を示す分解斜視図であり、図5はスクリューポンプ周辺の構成を示す断面図である。同図において、ドラム形状の感光体である画像担持体101上、又は、図示しないベルト形状の転写体に付着して残留したトナーを、クリーニングユニット107のクリーニングブレード107a等で回収したトナーを再使用する場合には、クリーニングユニット107の排出管107bから排出される回収トナーを接続手段108を介して横搬送スクリューケース108a内に落とし込み、駆動モータ109の回転駆動力を回転駆動力伝達手段109aのプーリとベルトを介して横搬送スクリューケース108a内の横搬送スクリュー108bに伝達し、スクリューポンプ103のホルダー103cに保持されたステータ103a内のロータ103bと一体に回転させて、回収トナーをステータ103a内へと送り込む。
スクリューポンプ103を構成するステータ103a内のロータ103bの回転により、トナーをステータ103a内から出口103dを通して押し出すように、出口103dに接続した混合気搬送手段105内に送り込むと共に、エアーポンプ104により、現像器102から回収して循環させて使用する空気を空気移送管104aを通してスクリューポンプ103内に入れて空気との混合気として混合気搬送手段105内に送り込み、現像器102のホッパー102aに搬送するようにして、エアーポンプ104が吸引する空気を現像器102のホッパー102aから吸引することで、現像器102のホッパー102aの圧抜きによるトナー飛散を防止して、更にスクリューポンプ103を用いることで空気損失のほとんど無い循環経路を形成して、トナーを現像位置から離れた位置より現像器102に供給して画像を形成する画像形成装置が同一出願人の発明者から提案されている。
然し、従来の画像形成装置においては、トナーを流動化するための空気を、混合気搬送手段105により、現像器102にトナーを補給するホッパー102a、エアーポンプ104、スクリューポンプ103、現像器102にトナーを補給するホッパー102aの順に循環させる循環経路を形成しているために、スクリューポンプ103のゴム材で形成されているステータ103aとロータ103bとの間での接触係合する経時磨耗により、ステータ103aとロータ103bとの間で隙間が生じ易くなり、外気との間で次第に空気が漏れて流出し、スクリューポンプ103の出口103dからのトナーの移送能力が低減して、ホッパー102aへのトナー補給が行われなくなり画像品質が低下すると言う不具合が生じていた(図5を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の画像形成装置は、トナーを流動化するための空気を混合気搬送手段により循環させるが、その際、現像器にトナーを補給するホッパーからエアーポンプが吸引した空気をスクリューポンプに供給してトナーとの混合気を形成し、この混合気をホッパーの順に循環させる循環経路を形成する。このように現像器にトナーを補給するホッパー、エアーポンプ、スクリューポンプ、ホッパーが連通されているために、スクリューポンプを構成するステータとロータが経時磨耗によりステータとロータとの間で隙間が生じ易くなり、外気との間で次第に空気が漏れて流出し、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減したときに、現像器にトナーを補給するホッパーへのトナー補給が行われなくなり画像品質が低下すると言う問題が生じていた。
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、スクリューポンプを構成するステータとロータとの間での経時磨耗により両者間に隙間が生じにくくなり、又は隙間が生じても、外部への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明は、画像担持体と、画像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する現像手段と、画像担持体上の顕像を転写紙上に転写する転写手段と、少なくとも画像担持体又は転写手段の何れか一方から回収したトナーを上記現像手段に向けて吐出するスクリューポンプと、上記スクリューポンプの出口から吐出されたトナーを吸引すると共にトナーに気体を供給して流動化してから排出することにより気体の搬送力によってトナーを現像手段に搬送するエアーポンプと、上記スクリューポンプ、上記エアーポンプ、上記現像手段、上記スクリューポンプの順に連通させてトナーと気体とからなる混合気の循環経路を形成する混合気搬送経路と、を有し、上記エアーポンプは、スクリューポンプの出口と現像手段との間を連通する混合気搬送経路の途中に配置されることにより、スクリューポンプから吐出されたトナーを吸引して現像手段に向けて一方向へのみ搬送する画像形成装置であることを最も主要な特徴とする。
請求項2の本発明は、請求項1記載の画像形成装置において、現像手段は、スクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項3の本発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、エアーポンプへのトナーの逆流を防止する逆流防止手段を有する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項4の本発明は、請求項3記載の画像形成装置において、逆流防止手段は、エアーポンプの排出口側に結合された混合気搬送手段内に逆流防止部材を設けた画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項5の本発明は、請求項3記載の画像形成装置において、逆流防止手段は、エアーポンプを現像手段のホッパーよりも鉛直方向上部に配置した画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0005】
【作用】
上記のように構成された画像形成装置は、請求項1においては、画像担持体と、画像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する現像手段と、画像担持体上の顕像を転写紙上に転写する転写手段と、少なくとも画像担持体又は転写手段の何れか一方から回収したトナーを上記現像手段に向けて吐出するスクリューポンプと、上記スクリューポンプの出口から吐出されたトナーを吸引すると共にトナーに気体を供給して流動化してから排出することにより気体の搬送力によってトナーを現像手段に搬送するエアーポンプと、上記スクリューポンプ、上記エアーポンプ、上記現像手段、上記スクリューポンプの順に連通させてトナーと気体とからなる混合気の循環経路を形成する混合気搬送経路と、を有し、上記エアーポンプは、スクリューポンプの出口と現像手段との間を連通する混合気搬送経路の途中に配置されることにより、スクリューポンプから吐出されたトナーを吸引して現像手段に向けて一方向へのみ搬送するようにしたので、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようにする。
請求項2においては、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにして、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更に簡単な構造でトナーと気体を分離してトナー飛散等の発生を防止して高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようにする。
請求項3においては、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにすると共に逆流防止手段によりエアーポンプへのトナーの逆流を阻止するようにして、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更にエアーポンプの動作が確実に行われて高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようにする。
請求項4においては、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにすると共にエアーポンプの排出口側に結合された混合気搬送手段内に逆流防止部材を配置した逆流防止手段を設けるようにして、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更に簡単な構造でエアーポンプの動作が確実に行われて高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようにする。
請求項5においては、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにすると共にエアーポンプを現像手段のホッパーよりも鉛直方向上部に配置した逆流防止手段を設けるようにして、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更に新たな部品等を追加することなくエアーポンプの動作が確実に行われて高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の画像形成装置の画像形成部及びトナーリサイクル機構を中心とした概略構成図、図2はエアーポンプの一例の断面図である。同図において、ドラム形状の感光体の画像担持体1は、図示しない側板に回動自在に支持されており、図示しない駆動手段により図示の矢印A方向の時計方向に回転駆動される。上記画像担持体1上は、電子写真方式における作像工程により、帯電器10により均一に帯電された後に、露光手段11から照射される光像に応じた露光が行われて静電潜像が形成される。この潜像は、現像手段2によって現像されてトナー像となり、画像担持体1はトナー像を担持する。
尚、上記画像担持体1のドラム形状の感光体は、無端ベルト形状の感光体であってもよい。
更に、上記露光手段11は、図示しないが、アナログ光学系の複写機、又は、レーザ光源と偏向器を備えたレーザ走査光学系を用いて、画像信号に応じて上記画像担持体1上に光書込みを行なう方式にすればレーザプリンターの構成となり、さらに原稿読取装置を設置すればデジタル複写機やファクシミリ装置の構成となる。上記現像手段2は、上記画像担持体1上に形成されて担持された静電潜像にトナー(T)を供与する現像ローラ2b、トナー(T)を攪拌して搬送するパドラ2c、パドラ2d、トナー(T)層の高さを規制するブレード2e、及び、これらを収容して保持する容器2fとからなり、スクリューポンプ3とエアーポンプ4により混合気搬送手段(混合気搬送経路)5の弾性管内を搬送されることにより、上記容器2f内に再利用されるリサイクル又は新規のトナー(T)が補給される。従って、上記現像手段2と別体に設けられて図示しない現像剤貯留手段に適宜補給される新規のトナー(Tn)も、図示しない上記スクリューポンプ3と図示しない上記エアーポンプ4により上記容器2f内に補給される。
【0007】
上記画像担持体1上に形成されて担持された静電潜像は、上記現像手段2から供与されるトナー(T)により、乾式1成分又は乾式2成分の現像方式で磁気ブラシ現像方式により可視像化される。上記現像手段2の上記容器2f内のトナー(T)は、上記パドラ2c、上記パドラ2dにより攪拌されながら搬送されてトナー(T)とキャリアが摩擦してキャリアにトナーが付着する。そして、図示しない磁石を内蔵した上記現像ローラ2b上にトナー(T)が磁気ブラシを形成して上記画像担持体1上に搬送されるトナー(T)で現像される。
給紙部12には各種サイズの転写紙(P)が収容された複数の給紙カセットが設置されている。
画像形成動作が開始されると、上記画像担持体1が上記帯電器10により帯電され、上記露光手段11からの原稿像が露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像は上記現像手段2の乾式1成分現像剤、又は、乾式2成分のトナー(T)によって現像され、上記画像担持体1上にトナー像が形成される。上記画像担持体1上のトナー像は、上記給紙部12から転写紙(P)が給紙され、レジストローラー13を介して上記画像担持体1と転写手段14のニップ部の転写位置に給紙された転写紙(P)に転写される。トナー像が転写された転写紙(P)は、上記転写手段14から定着ユニット15に搬送され、上記定着ユニット15でトナー像が転写紙(P)に定着され、定着後の転写紙(P)は排紙ローラー16を介して排紙されて排紙トレイ等に収納される。
【0008】
一方、トナー像転写後の上記画像担持体1上に付着した残留トナー又は転写ベルト14aに付着したトナー(T)は、クリーニングユニット7のクリーニングブレード7a又は転写クリーニングブレ―ド14bにより掻き落とされて、排出管7b又は排出管14cから排出される。排出される回収トナー(T)は、接続手段8を介して上記スクリューポンプ3に搬送され、上記スクリューポンプ3に対してエアーポンプ4により供給される空気と混合されることにより混合気となり、上記混合気搬送手段5の弾性管内を図示の矢印B方向のトナー搬送方向に搬送されて、上記現像手段2の上記容器2f内に補給されるようにもなっている。上記スクリューポンプ3は、上記現像手段2と別体に設けられた図示しないトナー貯留手段に適宜補給される新規トナー(Tn)、又は、上記排出管7b等により供給される回収されたトナー(T)を、駆動源9のモータと回転駆動力伝達手段9aのプーリとベルトを介して横搬送スクリューケース8a内の横搬送スクリュー8bを介して回転して軸方向に移動させるロータ3bと、上記ロータ3bを包み込むように配置された通路を有したステータ3aと、通路内壁でロータ3bと接触係合するステータ3aを保持して固定するホルダー3cとを有する。
【0009】
上記エアーポンプ4は、図2に示すように吸入口4aに対向して吸入弁4cが図示の矢印C方向に揺動可能に保持され、排出口4bに対向して排出弁4dが図示の矢印D方向に揺動可能に保持されて、穴4e’内に支持された偏心カム4eの回転によりダイヤフラム4fが図示矢印E方向又は図示矢印E方向の逆方向へ動作する。トナー(T)と気体の空気との混合気を吸入する際は、例えばダイヤフラム4fがE方向へ作動することにより上記吸入弁4cが上記吸入口4aを開くとともに上記排出弁4dが上記排出口4bを閉じる。逆に、トナー(T)と気体の空気との混合気を排出する際は、ダイヤフラム4fがEと逆方向に変形移動することにより、上記吸入弁4cが上記吸入口4aを閉じるとともに上記排出弁4dが上記排出口4bを開く。このため、トナー(T)とトナー(T)を流動化する気体の空気の混合気を移送すると共にトナー(T)を流動化する気体の空気を再使用するために循環させるようになっている(図2参照)。
なお、ダイヤフラム4fを変形させるための機構として図示したものは一例に過ぎず、これに限定されるわけではない。
なお、図1に示したエアーポンプ4と図2に示したエアーポンプ4は、その混合気搬送手段5の接続の向きが異なっているが、いずれの接続方法であっても本発明の範囲に含まれるものである。
【0010】
上記スクリューポンプ3により移送されるトナー(T)とそのトナー(T)を流動化する上記エアーポンプ4により循環して供給される気体の空気との混合気は、上記混合気搬送手段5の弾性管内を図示の矢印B方向のトナー搬送方向に搬送されて、上記現像手段2の上記容器2fにトナーを供給するホッパー2aに搬送される。
上記ホッパー2aは、上記混合気搬送手段5の弾性管内を搬送されて内部に吐出された混合気のトナー(T)を重力により落下させて気体の空気と分離されて上記容器2fに適宜供給する。
逆流防止手段6は、逆流防止部材6aとしての弁6bを上記エアーポンプ4の上記排出口4b側に結合された上記混合気搬送手段5の弾性管内に図示の矢印F方向に開閉自在に設けるだけで、上記エアーポンプ4の停止時等に逆流するトナー(T)を上記逆流防止部材6aの弁6bで阻止するようにしたものである。
上記ホッパー2a内でトナー(T)と分離された気体の空気は、上記混合気搬送手段5に連通された上記エアーポンプ4による循環する経路を形成する循環経路を通って上記スクリューポンプ3に供給されて再使用される。
【0011】
従って、上記スクリューポンプ3で再使用される気体の空気は、上記エアーポンプ4、上記現像手段2の上記ホッパー2a、上記スクリューポンプ3、上記エアーポンプ4の順で循環して供給されるから、上記スクリューポンプ3の上記ステータ3aと上記ロータ3bの経時磨耗による上記ステータ3aとロータ3bとの間での隙間が生じにくく又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、上記スクリューポンプ3の上記出口3dからのトナー(T)の移送能力が低減することなく、上記現像手段2の上記ホッパー2aへのトナー(T)の搬送が確実に行われて高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようになった。
つまり、従来は、トナーを流動化させる空気は、現像手段のホッパ→エアーポンプ→スクリューポンプ→現像手段のホッパ順で移送されていたが、本発明では、現像手段のホッパ→スクリューポンプ→エアーポンプ→現像手段のホッパの順に循環搬送するため、仮にステータとロータとの間で摩耗により余計な間隙が形成されたとしても、空気の洩れに起因した移送能力の低下を防止することができる。つまり、エアーポンプはスクリューポンプに直接エアーを供給するわけでは無く、スクリューポンプの吐出側(下流側)に位置する混合気搬送手段に配置されて混合気搬送手段内のトナーを拡散状態にして搬送するようにしているので、摩耗損耗に起因してスクリューポンプ自体の搬送力が多少低下したとしても、下流側に位置するエアーポンプからの空気圧の補助により搬送力の低下を補うことができる。
【0012】
図3は本発明の他の形態例のトナーリサイクル機構の概略構成説明図であり、同図において、上記逆流防止手段6は、上記エアーポンプ4を上記現像手段2の上記ホッパー2aよりも鉛直方向上方に配置してあるので、上記エアーポンプ4の動作停止時等においても、上記エアーポンプ4へのトナー(T)の逆流が防止される。つまり、この形態例の逆流防止手段6は、格別な部品を追加することなく、配管方法を工夫してエアーポンプ4をホッパー2aよりも高い位置に配置することにより、エアーポンプの動作停止時に搬送手段5内に滞留していたトナーがエアーポンプ内に逆流することにより、通路を閉塞する等の不具合をもたらすことを防止できる。
従って、新たな部品や装置等を追加することもなく、上記エアーポンプ4側へのトナー(T)の逆流を更に確実に阻止して、上記エアーポンプ4が正常に機能して高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供すること出来るようになった。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、請求項1の発明によれば、画像担持体と、画像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する現像手段と、画像担持体上の顕像を転写紙上に転写する転写手段と、少なくとも画像担持体又は転写手段の何れか一方から回収したトナーを上記現像手段に向けて吐出するスクリューポンプと、上記スクリューポンプの出口から吐出されたトナーを吸引すると共にトナーに気体を供給して流動化してから排出することにより気体の搬送力によってトナーを現像手段に搬送するエアーポンプと、上記スクリューポンプ、上記エアーポンプ、上記現像手段、上記スクリューポンプの順に連通させてトナーと気体とからなる混合気の循環経路を形成する混合気搬送経路と、を有し、上記エアーポンプは、スクリューポンプの出口と現像手段との間を連通する混合気搬送経路の途中に配置されることにより、スクリューポンプから吐出されたトナーを吸引して現像手段に向けて一方向へのみ搬送するようにしたので、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようになった。つまり、トナーを流動化させる空気は、従来は現像手段のホッパ→エアーポンプ→スクリューポンプ→現像手段のホッパ順で移送されていたが、本発明では、現像手段のホッパ→スクリューポンプ→エアーポンプ→現像手段のホッパの順に循環搬送するため、仮にステータとロータとの間で間隙が形成されたとしても、空気の洩れに起因した移送能力の低下を防止することができる。つまり、エアーポンプはスクリューポンプにエアーを供給するわけでは無く、スクリューポンプの吐出側(下流側)に位置する混合気搬送手段に配置されて混合気搬送手段内のトナーを拡散状態にして搬送するようにしているので、摩耗損耗に起因してスクリューポンプ自体の搬送力が多少低下したとしても、エアーポンプからの空気圧の補助により搬送力の低下を補うことができる。
【0014】
請求項2の発明によれば、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにしたので、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更に簡単な構造でトナーと気体を分離してトナー飛散等の発生を防止して高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項3の発明によれば、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにすると共に逆流防止手段によりエアーポンプへのトナーの逆流を阻止するようにしたので、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更にエアーポンプの動作が確実に行われて高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【0015】
請求項4の発明によれば、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにすると共にエアーポンプの排出口側に結合された混合気搬送手段内に逆流防止部材を配置した逆流防止手段を設けるようにしたので、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更に簡単な構造でエアーポンプの動作が確実に行われて高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項5の発明によれば、電子写真方式における画像担持体上に形成した静電潜像を顕像化してトナー像を形成するスクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有する現像手段に、スクリューポンプにより移送されるトナーを流動化するための気体との混合気を移送するエアーポンプの吸入口と排出口に結合されて、トナーと気体との混合気を現像手段のホッパーに搬送する混合気搬送手段を、現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーの順に気体を循環させる循環経路を形成するように現像手段のホッパー、スクリューポンプ、エアーポンプ、現像手段のホッパーとを連通するようにすると共にエアーポンプを現像手段のホッパーよりも鉛直方向上部に配置した逆流防止手段を設けるようにしたので、スクリューポンプのステータとロータとの間での経時磨耗によるステータとロータとの間での隙間が生じにくくなり又は隙間が生じても、外気への空気漏れを防止して、スクリューポンプの出口からのトナーの移送能力が低減することなく更に新たな部品や装置等を追加することなくエアーポンプの動作が確実に行われて高品質の画像形成が行われる画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置を説明する説明図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の主要部を説明する拡大説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置を説明する説明図である。
【図4】従来技術の画像形成装置の主要部を説明する展開説明図である。
【図5】従来技術の画像形成装置の他の主要部を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 画像担持体
2 現像手段、2a ホッパー、2b 現像ローラ、2c パドラ、
2d パドラ、2e ブレード、2f 容器
3 スクリューポンプ、3a ステータ、3b ロータ、
3c ホルダー、3d 出口
4 エアーポンプ、 4a 吸入口、4b 排出口、4c 吸入弁、
4d 排出弁、4e 編芯カム、4f ダイヤフラム
5 混合気搬送手段、
6 逆流防止手段、6a 逆流防止部材
7 クリーニングユニット、7a クリーニングブレード、7b 排出管
8 接続手段、8a 横搬送スクリューケース、8b 横搬送スクリュー
9 駆動源、9a 回転駆動力伝達手段
10 帯電器
11 露光手段
12 給紙部
13 レジストローラー
14 転写手段、14a 転写ベルト、14b 転写クリーニングブレ―ド、
14c 排出管
15 定着ユニット
16 排紙ローラ
101 画像担持体
102 現像器、102a ホッパー
103 スクリューポンプ、103a ステータ、103b ロータ、
103c ホルダー、103d 出口
104 エアーポンプ
105 混合気搬送手段
107 クリーニングユニット、107a クリーニングブレード、
107b 排出管
108 接続手段、108a 横搬送スクリューケース、
108b 横搬送スクリュー
109 駆動モータ、109a 回転駆動力伝達手段
Claims (5)
- 画像担持体と、画像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する現像手段と、画像担持体上の顕像を転写紙上に転写する転写手段と、少なくとも画像担持体又は転写手段の何れか一方から回収したトナーを上記現像手段に向けて吐出するスクリューポンプと、上記スクリューポンプの出口から吐出されたトナーを吸引すると共にトナーに気体を供給して流動化してから排出することにより気体の搬送力によってトナーを現像手段に搬送するエアーポンプと、上記スクリューポンプ、上記エアーポンプ、上記現像手段、上記スクリューポンプの順に連通させてトナーと気体とからなる混合気の循環経路を形成する混合気搬送経路と、を有し、
上記エアーポンプは、スクリューポンプの出口と現像手段との間を連通する混合気搬送経路の途中に配置されることにより、スクリューポンプから吐出されたトナーを吸引して現像手段に向けて一方向へのみ搬送することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、現像手段は、スクリューポンプが移送するトナーを気体と分離して補給するホッパーを有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1又は2記載の画像形成装置において、エアーポンプへのトナーの逆流を防止する逆流防止手段を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3記載の画像形成装置において、逆流防止手段は、エアーポンプの排出口側に結合された混合気搬送経路内に逆流防止部材を設けた構成を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3記載の画像形成装置において、逆流防止手段は、エアーポンプを現像手段のホッパーよりも鉛直方向上部に配置した構成を有することを特徴とする画像形成装置。
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