JP3573897B2 - 内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システム - Google Patents
内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3573897B2 JP3573897B2 JP01136097A JP1136097A JP3573897B2 JP 3573897 B2 JP3573897 B2 JP 3573897B2 JP 01136097 A JP01136097 A JP 01136097A JP 1136097 A JP1136097 A JP 1136097A JP 3573897 B2 JP3573897 B2 JP 3573897B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air flow
- air passage
- rectifying
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システムに係り、特に、吸入空気流量を測定する空気流量測定用センサを設置した内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車の内燃機関に吸入される空気量を測定する空気流量測定用センサは、吸入空気通路と同一内径を有するチャンバー内に、熱式抵抗のようなセンシング部を取り付ける構造であった。このチャンバーの上流側には、エアークリーナーまで続く吸入空気通路が接続され、下流側は、スロットルチャンバーを経て内燃機関に至る吸入空気通路が接続される。そして、センシング部を取り付けたチャンバーの上流端及び下流端に、メッシュやハニカム等の整流格子を設置することにより、吸入される空気を整流し、出力ノイズの低減を図る構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気流量測定用センサの取付位置は、比較的エアークリーナーエレメントから離れており、スロットルボデイ側に近い位置が一般的であった。しかしながら、最近、エアークリーナーに近接した位置若しくは、エアークリーナーケースの中に、空気流量測定用センサを取り付けることが検討されている。このような位置に空気流量測定用センサを取り付ける場合の空気流量測定用センサの構造としては、センシング部を吸入空気通路の外壁に設けられた開口から挿入するプラグインタイプのものが検討されている。
【0004】
エアークリーナーに近接した位置若しくは、エアークリーナーケースの中に、空気流量測定用センサを取り付ける場合には、エンジンレイアウトの関係により、その取付位置の上流側に曲がり管や拡がり管を有している場合が多く、これらの曲がり管や拡がり管の下流側に空気流量測定用センサを設置すると、空気流量測定用センサの出力ノイズが増大し、高精度な空気流量の測定が困難であることが判明した。しかも、プラグインタイプの空気流量測定用センサにおいては、メッシュやハニカム等の整流格子を設置することが困難である。従って、曲がり管や拡がり管の下流側にプラグインタイプの空気流量測定用センサを設置する場合には、空気流量測定用センサの出力ノイズが増大し、高精度な空気流量の測定ができないという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減し、高精度な空気流量の測定を行える内燃機関の吸気系及び、高精度な制御の行える内燃機関の制御システムを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関に吸入される空気が流れる吸入空気通路内に、この吸入空気通路中を流れる空気流量を検出する空気流量測定用センサを有する内燃機関の吸気系において、前記吸入空気通路は、少なくともエアークリーナー側に連通するとともに、エアークリーナーのエレメントに近接する曲がり部と、この曲がり部よりも下流に位置し、断面積が徐々に広がる拡がり部とを有するダクトと、このダクトに接続され、内燃機関側に連通するとともに、断面積が徐々に狭くなる狭まり部を有する空気通路ボデイによって構成され、前記空気流量測定用センサは、前記空気通路ボデイに形成された開口から空気流量を検出するセンシング部が前記吸入空気通路内に挿入され、前記空気通路ボデイの前記狭まり部の下流に取り付けられる構造を有し、さらに、前記ダクトの内部に設置されるとともに、互いに直交する2枚の板によって構成される第1の整流板と、前記空気通路ボデイの内部であって、前記空気流量測定用センサの取付部よりも上流側であって、前記狭まり部に設置されるとともに、前記第1の整流板とは隙間を介して設置された第2の整流板とを備え、前記第2の整流板は、前記空気通路ボデイ内に形成される吸入空気通路を3分割する互いに平行な2枚の板及びこれらの板に直交する板によって構成されており、前記空気流量測定用センサの前記センシング部の中の吸入空気量を直接検出する検出部は、前記板の投影面から離れた位置に設置
することにおり、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減し、高精度な空気流量の測定を行い得るとともに、第2の整流板の下流端で発生する剥離渦の影響を取り除き得るものとなる。」
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を用いて、本発明の一実施形態による内燃機関の吸気系について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による内燃機関の吸気系の断面図である。
【0020】
吸入空気は、ダクト10及び空気通路ボディ20によって構成される吸気系の吸入空気通路30を通って、図示しない内燃機関に供給される。ダクト10及び空気通路ボディ20は、フランジ部12及びフランジ部22によって相互に固定されている。
【0021】
空気通路ボディ20には、吸入空気流量を測定する空気流量測定用センサ40が設置され、内燃機関に吸入される空気流量を測定している。空気流量測定用センサ40は、空気通路ボディ20に形成された開口部24にセンシング部42が挿入されるプラグインタイプである。センシング部42は、副通路44の中に設置された流量測定用の感熱抵抗体46Aと温度補償用の感熱抵抗体46Bから構成されている。
【0022】
副通路44の入口44Aから流れ込んだ吸入空気は、感熱抵抗体46A,46Bを通過して、出口44Bから流出する。副通路44に流入した流入空気量は、感熱抵抗体46Aによって計量され、さらに、吸入空気の温度の変化分を感熱抵抗体46Bによって補償され、吸入空気量が測定される。副通路44を流れる空気量は、吸入空気通路30を流れる総空気流量に対して所定流量比となっているため、副通路44を流れる空気量を測定することにより、吸入空気通路30を流れる総空気流量を測定することができる。
【0023】
ダクト10は、曲がり管14によって構成されている。最近は、エンジンレイアウト構成が激しくなっており、図1にしめすような曲がり管14や、または拡がり管が、空気流量測定用センサ40の近接した上流側に配置されることになる。曲がり管14や拡がり管の中を流れる吸入空気には、管路の曲がりにより発生する旋回流のような二次流れや曲がり管・拡がり管の下流にて発生する剥離渦等が存在する。これらの二次流れや剥離渦の影響により、出力ノイズが増大し、従って、空気流量測定用センサの計測精度が低下することになる。
【0024】
そこで、本実施形態においては、ダクト10の曲がり部14の下流側に第1の整流板50Aを設置し、空気流量測定用センサ4の上流側の空気通路ボデイ20内に第2の整流板200を設置するようにしている。
【0025】
第1の整流板100の設置状態について、さらに、図2を用いて説明する。
図2は、図1のA−A断面図であり、本発明の一実施形態による内燃機関の吸気系の第1の整流板の設置状態を示す断面図である。
【0026】
第1の整流板100は、図1及び図2に示すように、ダクト10内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。即ち、第1の整流板100は、ダクト10に直交する平面(図1におけるA−A断面)に直交するように配置されている。
【0027】
このように、第1の整流板100をダクト10内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路30中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第1の整流板100の流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第1の整流板100に衝突することにより、整流され、空気の乱れを抑制することができる。
【0028】
第1の整流板100は、特に、曲がり管14の下流において発生した二次流れを抑制するのに効果的である。ここで、第1の整流板100は、ダクト10と一体的に成型されている。
【0029】
次に、第2の整流板200の設置状態について、さらに、図3を用いて説明する。
図3は、図1のB−B断面図であり、本発明の一実施形態による内燃機関の吸気系の第2の整流板の設置状態を示す断面図である。
【0030】
第2の整流板200は、図1及び図3に示すように、空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。即ち、第2の整流板200は、空気通路ボデイ20に直交する平面(図1におけるB−B断面)に直交するように配置されている。
【0031】
このように、第2の整流板200を空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路30中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第2の整流板200の流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第2の整流板200に衝突することにより整流され、空気の乱れを抑制することができる。
【0032】
第2の整流板200は、第1の整流板100において抑制しきれなかった空気の乱れを抑制するのに効果的である。ここで、第2の整流板200は、空気通路ボデイ20と一体的に成型されている。
【0033】
以上のようにして、第1の整流板100及び第2の整流板200を設けることにより、空気の乱れを抑制し、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。
【0034】
第1の整流板100及び第2の整流板200の設置の方法としては、第1の整流板100及び第2の整流板200を単品成型後、ダクト10や空気通路ボデイ20に対して溶着或いは接着する方法が考えられる。しかしながら、別体成型後、取り付ける方法について実験したところ、整流板100,200の取付ばらつきにより、空気流量測定用センサ40の出力誤差が発生することが判明した。そこで、整流板100,200は、それぞれ、ダクト10や空気通路ボデイ20と一体成型することにより、取付ばらつきによる出力誤差を無くすることができた。
【0035】
また、空気整流用の整流板は、その長さが長い程整流効果が大きくなる。従って、整流板を、第1の整流板100と第2の整流板200のように分割せず、統合して設けることも考えられる。しかしながら、整流板をダクト10や空気通路ボディ20と一体成型する場合、成形型の関係上、抜きテーパを設ける必要がある。整流板を長くすると、この抜きテーパにより、整流板が厚くなり、通路の有効面積を大幅に減少させ、圧力損失を増大にすることになる。そこで、本実施形態においては、整流板を2分割して、それぞれ、ダクト10及び空気通路ボデイ20に一体的に成型することにより、成型性・生産性を考慮して、第1の整流板100及び第2の整流板200の厚みを厚くすることなく、圧力損失を大きくすることなく、整流効果を上げることができるようになる。
【0036】
また、第2の整流板200の設置位置は、空気流量測定用センサ40のセンシング部42の中の感熱抵抗体46Aとの関係で決定されている。即ち、第2の整流板200の下流端部には、剥離渦が発生する。従って、第2の整流板200の下流側の剥離渦の影響のある位置に感熱抵抗体46Aを設置すると、空気流量測定用センサ40の出力ノイズが増大することになる。そこで、図3に示すように、空気通路ボデイ20の断面の投影面上において、第2の整流板200の設置位置(空気通路ボデイ20の断面の中心を通る位置)と感熱抵抗体46Aの設置位置(空気通路ボデイ20の断面の中心から離れた位置)を異ならせるようにしている。
【0037】
本実施形態においては、第1の整流板100及び第2の整流板200を設けることにより、大幅な出力ノイズの低減を図ることができる。例えば、整流板を全く設けない状態と比較すると、第1の整流板100を設けることにより、出力ノイズを最大約5%低減することができた。また、整流板を全く設けない状態と比較すると、第2の整流板200を設けることにより、出力ノイズを最大約5%低減することができた。即ち、第1の整流板100及び第2の整流板200を設けることにより、整流板を全く設けない状態と比較して、出力ノイズを最大約10%低減することができた。
【0038】
整流板100,200は、空気流量が15〜50g/sの中流量域において、従来のように整流格子設置した場合よりも、出力ノイズの低減に特に効果があることが判明した。
【0039】
本実施形態によれば、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減して、空気流量の測定を高精度に行うことができるようになる。
【0040】
次に、図4を用いて、本発明の第2の実施形態による第1の整流板について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第1の整流板の断面図であり、図1のA−A位置における断面図である。全体的な構造については、図1に示すのものと同様である。
【0041】
第1の整流板110は、図4に示すように、ダクト10内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。そして、第1の整流板110は、図2に示した第1の整流板100と同一方向の第1の整流板110Aと、この第1の整流板110Aに直交する第1の整流体110Bが一体的に成型されている。第1の整流板110は、ダクト10と一体的に成型されている。
【0042】
第1の整流板110A,110Bは、それぞれ、ダクト10に直交する平面(図1におけるA−A断面)に直交するように配置されている。このように、第1の整流板110A,110Bをダクト10内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路30中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第1の整流板110A,110Bの流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第1の整流板110A,110Bに衝突することにより、整流され、空気の乱れを抑制することができる。第1の整流板110A,110Bは、特に、曲がり管14の下流において発生した二次流れを抑制するのに効果的である。
【0043】
以上のようにして、第1の整流板110を設けることにより、空気の乱れを抑制し、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。例えば、整流板を全く設けない状態と比較すると、第1の整流板110を設けることにより、出力ノイズを最大約7%低減することができた。即ち、第1の整流板110Bを追加することにより、図2に示した実施形態に比較して、出力ノイズをさらに、約2%低減することができる。
【0044】
本実施形態によれば、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減して、空気流量の測定を高精度に行うことができるようになる。
【0045】
次に、図5を用いて、本発明の第2の実施形態による第2の整流板について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第2の整流板の断面図であり、図1のB−B位置における断面図である。全体的な構造については、図1に示すのものと同様である。
【0046】
第2の整流板210は、図5に示すように、空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。そして、第2の整流板210は、空気流量測定用センサ40のセンシング部42の延在する方向と平行であって、互いに平行な2枚の第2の整流板210Aと210Bによって構成されている。第2の整流板210A,210Bは、図1のB−B断面の投影面上において、センシング部42の両側に位置するように設けられている。
【0047】
第2の整流板210A,210Bは、空気通路ボデイ20に直交する平面(図1におけるB−B断面)に直交するとともに、互いに平行となるように配置されている。このように、第2の整流板210A,210Bを空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路30中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第2の整流板210A,210Bの流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第2の整流板210A,210Bに衝突することにより整流され、空気の乱れを抑制することができる。第2の整流板210A,210Bは、第1の整流板100において抑制しきれなかった空気の乱れを抑制するのに効果的である。ここで、第2の整流板210A,210Bは、空気通路ボデイ20と一体的に成型されている。
【0048】
以上のようにして、第2の整流板210A,210Bを設けることにより、空気の乱れを抑制し、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。
【0049】
また、第2の整流板210A,210Bの設置位置は、空気流量測定用センサ40のセンシング部42の中の感熱抵抗体46Aとの関係で決定されている。即ち、第2の整流板210A,210Bの下流端部には、剥離渦が発生する。従って、第2の整流板210A,210Bの下流側の剥離渦の影響のある位置に感熱抵抗体46Aを設置すると、空気流量測定用センサ40の出力ノイズが増大することになる。そこで、図5に示すように、空気通路ボデイ20の断面の投影面上において、第2の整流板210A,210Bの設置位置(空気通路ボデイ20の断面の中心から離れた位置)と感熱抵抗体46Aの設置位置(空気通路ボデイ20の断面の中心を通る位置)を異ならせるようにしている。第2の整流板210A,210Bを、図示上において、空気通路ボデイ20の軸中心に対して90度回転させ、図3に示した第2の整流板200と平行な向きとすると、一方の整流板が、丁度、感熱抵抗体46Aの上流側に位置することになり、剥離渦の影響を受けることになるが、図5に示す取付方向とすることにより、剥離渦の影響を低減することができる。
【0050】
本実施形態においては、第2の整流板210A,210Bを設けることにより、大幅な出力ノイズの低減を図ることができる。例えば、整流板を全く設けない状態と比較すると、第2の整流板210A,210Bを設けることにより、出力ノイズを最大約7%低減することができた。即ち、第2の整流板210A,210Bを2枚の平行な整流板により構成することにより、図3に示した1枚構成の整流板に比べて、出力ノイズを約2%低減することができた。
【0051】
本実施形態によれば、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減して、空気流量の測定を高精度に行うことができるようになる。
【0052】
次に、図6を用いて、本発明の第3の実施形態による第2の整流板について説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第2の整流板の断面図であり、図1のB−B位置における断面図である。全体的な構造については、図1に示すのものと同様である。
【0053】
第2の整流板210は、図5に示すように、空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。そして、第2の整流板210は、図3に示した第2の整流板200と同等な第2の整流板220Aと、第2の整流板220Aに対して直交するとともに、図5に示した第2の整流板210A,210Bと同等な2枚の互いに平行な第2の整流板220B,220Cによって構成されている。第2の整流板220A,220B,220cは、図1のB−B断面の投影面上において、図6に示すように、センシング部42から離れた位置に設けられている。
【0054】
第2の整流板220A,220B,220cは、空気通路ボデイ20に直交する平面(図1におけるB−B断面)に直交するように配置されている。このように、第2の整流板220A,220B,220cを空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路30中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第2の整流板220A,220B,220cの流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第2の整流板220A,220B,220cに衝突することにより整流され、空気の乱れを抑制することができる。第2の整流板220A,220B,220cは、第1の整流板100において抑制しきれなかった空気の乱れを抑制するのに効果的である。ここで、第2の整流板220A,220B,220cは、空気通路ボデイ20と一体的に成型されている。
【0055】
以上のようにして、第2の整流板220A,220B,220cを設けることにより、空気の乱れを抑制し、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。
【0056】
また、第2の整流板220A,220B,220cの設置位置は、空気流量測定用センサ40のセンシング部42の中の感熱抵抗体46Aとの関係で決定されている。即ち、第2の整流板220A,220B,220cの下流端部には、剥離渦が発生する。従って、第2の整流板220A,220B,220cの下流側の剥離渦の影響のある位置に感熱抵抗体46Aを設置すると、空気流量測定用センサ40の出力ノイズが増大することになる。そこで、図6に示すように、空気通路ボデイ20の断面の投影面上において、第2の整流板220A,220B,220cの設置位置と感熱抵抗体46Aの設置位置を異ならせるようにしている。このように構成することにより、剥離渦の影響を低減することができる。
【0057】
本実施形態においては、第2の整流板220A,220B,220cを設けることにより、大幅な出力ノイズの低減を図ることができる。例えば、整流板を全く設けない状態と比較すると、第2の整流板220A,220B,220cを設けることにより、出力ノイズを最大約9%低減することができた。即ち、第2の整流板220A,220B,220cを2枚の平行な整流板により構成することにより、図3に示した1枚構成の整流板に比べて、出力ノイズを約4%低減することができ、また、図5に示した2枚構成の整流板に比べて、出力ノイズを約2%低減することができた。
【0058】
本実施形態によれば、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減して、空気流量の測定を高精度に行うことができるようになる。
【0059】
次に、図7を用いて、本発明の第4の実施形態による第2の整流板について説明する。
図7は、本発明の第7の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第2の整流板の断面図であり、図1のB−B位置における断面図である。
【0060】
全体的な構造については、図1に示すのものと同様であるが、空気流量測定用センサ40’のセンシング部42’の構造が多少変更されている。即ち、図3,図5及び図6に示す例においては、感熱抵抗体は、空気通路ボデイ20の軸中心から離れた位置に形成されていたのに対して、本実施形態においては、センシング部42’の感熱抵抗体46A’は、空気通路ボデイ20の軸中心に配置される構造となっている。
【0061】
第2の整流板230は、図7に示すように、空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。そして、第2の整流板230は、互いに平行であって、空気通路ボデイ20の軸中心から離れた位置を通る2枚の第2の整流板230Aと230Bによって構成されている。第2の整流板210A,210Bは、図1のB−B断面の投影面上において、センシング部42の感熱抵抗体46A’の両側に位置するように設けられている。
【0062】
第2の整流板230A,230Bは、空気通路ボデイ20に直交する平面(図1におけるB−B断面)に直交するとともに、互いに平行となるように配置されている。このように、第2の整流板230A,230Bを空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路30中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第2の整流板230A,230Bの流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第2の整流板230A,230Bに衝突することにより整流され、空気の乱れを抑制することができる。第2の整流板230A,230Bは、第1の整流板100において抑制しきれなかった空気の乱れを抑制するのに効果的である。ここで、第2の整流板230A,230Bは、空気通路ボデイ20と一体的に成型されている。
【0063】
以上のようにして、第2の整流板230A,230Bを設けることにより、空気の乱れを抑制し、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。
【0064】
また、第2の整流板230A,230Bの設置位置は、空気流量測定用センサ40’のセンシング部42’の中の感熱抵抗体46A’との関係で決定されている。即ち、第2の整流板230A,230Bの下流端部には、剥離渦が発生する。従って、第2の整流板230A,230Bの下流側の剥離渦の影響のある位置に感熱抵抗体46A’を設置すると、空気流量測定用センサ40’の出力ノイズが増大することになる。そこで、図7に示すように、空気通路ボデイ20の断面の投影面上において、第2の整流板230A,230Bの設置位置(空気通路ボデイ20の断面の中心から離れた位置)と感熱抵抗体46A’の設置位置(空気通路ボデイ20の断面の中心位置)を異ならせるようにしている。即ち、本実施形態は、図5に示した実施形態と比較するならば、第2の整流板の構造は、基本的に同じものとし、感熱抵抗体46A’の位置が整流板の下流の剥離渦の影響を受けない位置となるように、空気流量測定用センサ40’の構造を多少変更したものとみることもできるものである。かかる構成とすることにより、剥離渦の影響を低減することができる。
【0065】
本実施形態においては、第2の整流板230A,230Bを設けることにより、大幅な出力ノイズの低減を図ることができる。例えば、整流板を全く設けない状態と比較すると、第2の整流板230A,230Bを設けることにより、出力ノイズを最大約7%低減することができた。即ち、第2の整流板230A,230Bのノイズ低減効果は、図5に示した第2の整流板210A,210Bと同等なものである。
【0066】
本実施形態によれば、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減して、空気流量の測定を高精度に行うことができるようになる。
【0067】
さらには、整流板として、1枚構造(図3),2枚構造(図5,7),3枚構造(図6)に限らず、左右・上下の4方向に設置する4枚構造としても、出力ノイズの低減効果がある。
【0068】
次に、図8を用いて、エアークリーナーに近接して空気流量測定用センサを配置する場合の整流板の構成について説明する。
図8は、本発明の他の実施形態による内燃機関の吸気系の断面図である。
【0069】
エアークリーナー50の内部には、エアークリーナーエレメント52が取り付けられている。エアークリーナー50には、ダクト54が一体的に成型されている。ダクト54の内部には、エアークリーナーエレメント52に近接した曲がり部56と、ダクト54の出口側の拡がり部58を有している。
【0070】
また、プラグインタイプの空気流量測定用センサ40が取り付けられる空気通路ボデイ60は、ダクト54側の狭まり部62と、円筒部64から構成されている。空気流量測定用センサ40のセンシング部42は、円筒部64に設けられた開口から、空気通路内に挿入され、取り付けられる。
【0071】
エアークリーナー50のダクト54と空気通路ボデイ60は、それぞれ、フランジ部59,66によって取付固定されている。ダクト54及び空気通路ボデイ60の形状は、エンジンレイアウト構成によって決定されるものである。
【0072】
空気は、エアクリーナ50の入口部から吸入され、エアークリーナーエレメント52を通り、ダクト54,空気通路ボディ60を通って、図示しない内燃機関に供給される。エアークリーナーエレメント52の下流においては、エアクリーナ出口部とダクト54の接続部56が曲がり管形状となっており、曲がり形状の下流に吸入空気流量検出用の空気流量測定用センサ40が設置される。
【0073】
ダクト54の曲がり部56の下流には、第1の整流板120が設置される。第1の整流板120は、図4に示したように、互いに直交する2枚の整流板120A,120Bによって構成されている。第1の整流板120は、ダクト54内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。そして、第1の整流板120A,120Bは、ダクト54と一体的に成型されている。
【0074】
第1の整流板120A,120Bをダクト54内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第1の整流板120A,120Bの流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第1の整流板120A,120Bに衝突することにより、整流され、空気の乱れを抑制することができる。第1の整流板120A,120Bは、特に、曲がり管56の下流において発生した二次流れを抑制するのに効果的である。
【0075】
また、空気流量測定用センサ40の上流には、第2の整流板240が設置される。第2の整流板は、空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置されている。そして、第2の整流板240は、図6に示したように、第2の整流板240Aと、第2の整流板240Aに対して直交するとともに、2枚の互いに平行な第2の整流板240B,240Cによって構成されている。第2の整流板240A,240B,240cは、図1のB−B断面の投影面上において、図6に示したように、センシング部42から離れた位置に設けられている。
【0076】
第2の整流板240A,240B,240cを空気通路ボデイ20内を流れる空気の流れに沿う方向に設置することにより、吸入空気通路中の流れる空気の内、通常の直線的な流れに対しては、第2の整流板240A,240B,240cの流路抵抗は最も小さくなっている。しかしながら、二次流れや剥離渦等は、第2の整流板240A,240B,240cに衝突することにより整流され、空気の乱れを抑制することができる。第2の整流板240A,240B,240cは、第1の整流板100において抑制しきれなかった空気の乱れを抑制するのに効果的である。ここで、第2の整流板240A,240B,240cは、空気通路ボデイ20と一体的に成型されている。
【0077】
以上のようにして、第2の整流板240A,240B,240cを設けることにより、空気の乱れを抑制し、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。
【0078】
また、第2の整流板240A,240B,240cの設置位置は、空気流量測定用センサ40のセンシング部42の中の感熱抵抗体46Aとの関係で決定されている。即ち、第2の整流板240A,240B,240cの下流端部には、剥離渦が発生する。従って、第2の整流板240A,240B,240cの下流側の剥離渦の影響のある位置に感熱抵抗体46Aを設置すると、空気流量測定用センサ40の出力ノイズが増大することになる。そこで、図6に示すように、空気通路ボデイ20の断面の投影面上において、第2の整流板240A,240B,240cの設置位置と感熱抵抗体46Aの設置位置を異ならせるようにしている。このように構成することにより、剥離渦の影響を低減することができる。
【0079】
本実施形態においては、第1の整流板120の長さL1及び第2の整流板240の長さL2を変えて、種々の実験を行った。吸入空気通路を流れる空気流量を、2g/sから200g/sまで変えて、それぞれの場合における空気流量測定用センサ40の出力ノイズを測定した。
【0080】
その結果、第1の整流板120の長さL1を20mmとし、第2の整流板240の長さL2を30mmとした時に、最大出力ノイズが最も低下することが判明した。なお、第1の整流板120の長さL1及び第2の整流板240の長さL2を、共に、10mmとすると、出力ノイズが10%以上となり、実用的でないことが判明した。即ち、整流板120,240の長さL1,L2を10mm以上とすることにより、出力ノイズを実用的範囲まで低減することができる。
【0081】
また、なお、第1の整流板120の長さL1及び第2の整流板240の長さL2を、共に、70mmとすると、抜きテーパの影響により、圧力損失が大きくなり、例えば、空気流量が140g/sの場合の圧力損失は、3.5kPa以上となり、実用的でないことが判明した。即ち、整流板120,240の長さL1,L2を70mm未満とすることにより、圧力損失を実用的範囲まで低減することができる。
【0082】
以上のようにして、第1の整流板120を設けることにより、空気の乱れを抑制し、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。例えば、整流板を全く設けない状態と比較すると、長さL1が20mmの第1の整流板110を設けることにより、出力ノイズを最大約7%低減することができた。
【0083】
また、第2の整流板240を設けることにより、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができ、高精度な空気流量の測定が可能となる。例えば、整流板を全く設けない状態と比較すると、長さL2が30mmの第2の整流板240を設けることにより、出力ノイズを最大約9%低減することができた。
【0084】
さらに、本実施形態においては、第2の整流板240B,240Cの長さL2を、第2の整流板240Aの長さよりも長くしている。即ち、第2の整流板240B,240Cの下流端部240Xは、空気流量測定用センサ40の副通路44の入口44Aよりも下流側に位置するように構成している。この構成によって、第2の整流板240B,240Cの下流端部240Xにおいて発生する剥離渦が、副通路44内に侵入することなく、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減することができる。第2の整流板240B,240Cの下流端部240Xを、空気流量測定用センサ40の副通路44の入口44Aよりも2mm下流側に位置するように構成することによって、出力ノイズを最大約2%低減することができた。
【0085】
なお、副通路を使用しないタイプの空気流量測定用センサにおいては、第2の整流板の下流端部を、空気流量測定用センサの感熱抵抗体よりも下流側に位置するように構成することによって、同様の効果を達成することができる。
【0086】
以上説明したように、本実施形態によれば、第1及び第2の整流板を採用し、第2の整流板の下流端の位置を規定することにより、整流板を全く使用しない場合に比べて、出力ノイズを最大約18%低減することができ、高精度な空気流量の測定を行うことができた。
【0087】
上記したような整流板の設置・組み合わせを採用することにより、吸気系内の曲がりダクト下流やエアクリーナケースの曲がり部下流等に空気流量測定用センサを設置することができ、吸気系内の取付可能範囲を広げることができ、エンジンレイアウト設計等の工数を大幅に低減することができる。
【0088】
本実施形態によれば、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減して、空気流量の測定を高精度に行うことができるようになる。
【0089】
次に、図9を用いて、本発明の他の実施形態によりエンジン制御システムについて説明する。
図9は、本発明の他の実施の形態による内燃機関の吸気系を用いるエンジン制御システムの全体構成図である。
【0090】
多気筒エンジン300の各気筒には、それぞれ、ピストン302,シリンダ304で構成される燃焼室(気筒)306がある。燃焼室306には、吸気弁308及び排気弁310が装着され、燃焼室306内に導かれた混合気は、図示しない点火プラグによって点火に至らしめられる。また、エンジン300の各気筒の吸気弁308の近傍には、コントローラ320より指令が出力され、燃料を計量し、噴射する燃料噴射弁330が装着されている。燃料は、燃料噴射弁330によって、最適なタイミングで各気筒内に間接的に供給される。
【0091】
図示されていないアクセルペダルの動きに応じて、吸気管335内に配置されたスロットル弁340が回動し、スロットル弁340の開度は、スロットル弁角度センサ345によって検出される。スロットル弁角度センサ345の信号は、コントローラ320に入力される。コントローラ320は、入力されたスロットル開度に基づいて演算を行い、エンジン300の負荷を推定する。
【0092】
クランク角度センサ12の信号は、コントローラ320の総合演算部17に入力される。総合演算部17は、入力されたクランク角度センサ12の信号によって、エンジン300の回転数を計算する。
【0093】
また、エアークリーナー50を通して吸入される空気流量は、吸気管335に装着された空気流量測定用センサ40によって測定され、その空気流量信号及び排気管350内の酸素濃度から空燃比を推定する酸素濃度センサ355の信号が、コントローラ320に取り込まれ、空燃比が演算処理される。
【0094】
コントローラ320は、演算された空燃比に基づいて、検出された空気流量に応じた燃料を内燃機関に供給するように、燃料噴射弁330からの燃料噴射量を最適に制御する。
【0095】
また、エンジン暖機後は、酸素濃度センサ355の信号に基づき、コントローラ320において、燃料量が制御され、触媒の転換効率を維持する燃料量、点火時期が制御されている。さらに、燃焼温度が高まるため、窒素酸化物(NOx)が多く排出されるので、空気流量測定用センサ40の信号及び吸気管圧力センサ360等の信号に基づき、EGR弁の開口面積をコントローラ320により制御し、計量し、排気の一部を吸気管335内に還流して、既燃ガス混合効果に基づいて、燃焼温度が下げられ、NOx排出量は低減する。
【0096】
吸気管335には、吸気管内の圧力を測定する吸気管圧力センサ360が設置されている。圧力センサ360は、EGR率を推定する他、エンジン始動時の吸気管内の空気充填率を推定して、適正なる燃料を各気筒に供給するのに用いる。
【0097】
以上のような構成において、エアークリーナー50と空気流量測定用センサ40の間の吸気管には、第1の整流板120及び第2の整流板240を設けることにより、エアークリーナー50から吸入される空気の乱れを抑えて、空気流量測定用センサ40の出力ノイズを低減して、高精度な空気流量の測定を行うことができる。従って、コントローラ320は、空気流量測定用センサ40によって高精度に測定された空気流量に基づいて、高精度な内燃機関の制御を行うことができる。
【0098】
以上のように、本実施形態によれば、上述した内燃機関の吸気系を採用することにより、より高精度な内燃機関の制御を行うことを可能にしている。
【0099】
また、以上説明した各実施例によれば、第1及び第2の整流板を備えた内燃機関の吸気系を採用することにより、空気流量測定用センサの精度を向上させることができるので、プラグインタイプの空気流量測定用センサを使用できる。プラグインタイプの空気流量測定用センサにおいては、従来のように、個々のエンジンに合わせた形状や構造の空気流量測定用センサを用意する必要はなく、空気流量測定用センサを標準化できる。その結果、空気流量測定用センサを低価格にて提供できるものとなる。更に、空気流量測定用センサを設置する位置が広範囲となり、エンジンレイアウトの設計工数を大幅に低減することができる。
【0100】
【発明の効果】
本発明によれば、空気流量測定用センサの出力ノイズを低減し、高精度な空気流量の測定を行えるようになる。
【0101】
また、内燃機関の制御システムにおける制御精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による内燃機関の吸気系の断面図である。
【図2】図1のA−A断面図であり、本発明の一実施形態による内燃機関の吸気系の第1の整流板の設置状態を示す断面図である。
【図3】図1のB−B断面図であり、本発明の一実施形態による内燃機関の吸気系の第2の整流板の設置状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第1の整流板の断面図であり、図1のA−A位置における断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第2の整流板の断面図であり、図1のB−B位置における断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第2の整流板の断面図であり、図1のB−B位置における断面図である。
【図7】本発明の第7の実施形態による内燃機関の吸気系に用いる第2の整流板の断面図であり、図1のB−B位置における断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態による内燃機関の吸気系の断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態による内燃機関の吸気系を用いるエンジン制御システムの全体構成図である。
【符号の説明】
10,54…ダクト
14,56…曲がり管
20…空気通路ボディ
30…吸入空気通路
40…空気流量測定用センサ
42…センシング部
44…副通路
44A…副通路入口部
46A…感熱抵抗体
50…エアクリーナ
52…エアクリーナエレメント
60…空気通路ボディ
100,110,120…第1の整流板
200,210,220,230,240…第2の整流板
240X…第2の整流板の下流端部
Claims (1)
- 内燃機関に吸入される空気が流れる吸入空気通路内に、この吸入空気通路中を流れる空気流量を検出する空気流量測定用センサを有する内燃機関の吸気系において、
前記吸入空気通路は、少なくともエアークリーナー側に連通するとともに、エアークリーナーのエレメントに近接する曲がり部と、この曲がり部よりも下流に位置し、断面積が徐々に広がる拡がり部とを有するダクトと、
このダクトに接続され、内燃機関側に連通するとともに、断面積が徐々に狭くなる狭まり部を有する空気通路ボデイによって構成され、
前記空気流量測定用センサは、前記空気通路ボデイに形成された開口から空気流量を検出するセンシング部が前記吸入空気通路内に挿入され、前記空気通路ボデイの前記狭まり部の下流に取り付けられる構造を有し、さらに、
前記ダクトの内部に設置されるとともに、互いに直交する2枚の板によって構成される第1の整流板と、
前記空気通路ボデイの内部であって、前記空気流量測定用センサの取付部よりも上流側であって、前記狭まり部に設置されるとともに、前記第1の整流板とは隙間を介して設置された第2の整流板とを備え、
前記第2の整流板は、前記空気通路ボデイ内に形成される吸入空気通路を3分割する互いに平行な2枚の板及びこれらの板に直交する板によって構成されており、
前記空気流量測定用センサの前記センシング部の中の吸入空気量を直接検出する検出部は、前記板の投影面から離れた位置に設置されていることを特徴とする内燃機関の吸気系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01136097A JP3573897B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01136097A JP3573897B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205416A JPH10205416A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3573897B2 true JP3573897B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=11775868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01136097A Expired - Lifetime JP3573897B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3573897B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006194572A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-07-27 | Kyoritsu Air Tech Inc | 風量ユニット |
| JP4864442B2 (ja) * | 2005-12-08 | 2012-02-01 | シャープ株式会社 | 空気清浄機及び空気清浄方法 |
| JP4966067B2 (ja) * | 2007-03-28 | 2012-07-04 | リコーエレメックス株式会社 | 膜式ガスメータ |
| JP5125231B2 (ja) * | 2007-06-01 | 2013-01-23 | 日産自動車株式会社 | V型多気筒内燃機関の吸気消音装置 |
| US8888711B2 (en) | 2008-04-08 | 2014-11-18 | Carefusion 203, Inc. | Flow sensor |
| JP2012202364A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Kubota Corp | エアクリーナ |
| KR101604932B1 (ko) * | 2011-07-28 | 2016-03-18 | 미쯔비시 레이온 가부시끼가이샤 | 내염화 열처리로 |
| WO2019127187A1 (zh) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种进气流量传感器适配管路及发动机进气系统 |
| CN107956610A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-04-24 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种进气流量传感器适配管路及发动机进气系统 |
| JP7140644B2 (ja) * | 2018-11-16 | 2022-09-21 | タイガースポリマー株式会社 | 整流構造体 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP01136097A patent/JP3573897B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10205416A (ja) | 1998-08-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6810725B2 (en) | Exhaust gas recirculation measurement device | |
| JP3573897B2 (ja) | 内燃機関の吸気系及びそれを備える内燃機関の制御システム | |
| JP2694664B2 (ja) | 熱線式空気流量計及び該流量計を備えた内燃機関 | |
| US20130025353A1 (en) | Air Mass Flowmeter | |
| JPH02163443A (ja) | 過給機付エンジンの制御装置 | |
| US11939898B2 (en) | Exhaust system of an internal combustion engine | |
| EP1577534A2 (en) | Air cleaner | |
| JP6838249B2 (ja) | 熱式流量計 | |
| CN100478549C (zh) | 多汽缸内燃机 | |
| JP2010265786A (ja) | 触媒床温推定装置 | |
| US20020046733A1 (en) | Flow amount calculation controller and flow amount calculation control method | |
| US6971358B2 (en) | Intake system for internal combustion engine and method of controlling internal combustion engine | |
| US7178388B2 (en) | Intake air flow detecting device for internal combustion engine | |
| JPS5861411A (ja) | 気体流量測定装置 | |
| JPH1114419A (ja) | 内燃機関の吸気系ダクト | |
| JP4375117B2 (ja) | 目詰まり検出装置 | |
| JP2010169039A (ja) | 内燃機関のegr流量計測装置 | |
| JPS6318892Y2 (ja) | ||
| JPH09210749A (ja) | 発熱抵抗体式空気流量測定装置 | |
| JP2993912B2 (ja) | 空気流量計とそれを用いた内燃機関 | |
| JP2016045058A (ja) | 熱式流量計 | |
| JP4274705B2 (ja) | ディーゼルエンジンの吸気系異常検出装置 | |
| JPH0618291Y2 (ja) | 酸素濃度センサの取付け構造 | |
| JPS6233942Y2 (ja) | ||
| JPH0143502Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040507 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040512 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040629 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040630 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070709 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 6 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 6 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709 Year of fee payment: 8 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709 Year of fee payment: 8 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |