JP3589929B2 - 加熱処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば半導体ウエハ等の基板に塗布・現像処理を施して半導体装置等を製造する際に用いられる、基板を加熱する加熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスのフォトリソグラフィー工程においては、半導体ウエハ(以下、単にウエハという)にレジストを塗布し、これにより形成されたレジスト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、この露光パターンを現像処理することによりレジスト膜に回路パターンが形成されている。
【0003】
このようなフォトリソグラフィー工程においては、レジスト塗布後の加熱処理(プリベーク)、露光後の加熱処理(ポストエクスポージャーベーク)、現像後の加熱処理(ポストベーク)等、種々の加熱処理が行われている。
【0004】
これらの加熱処理は、通常、筐体内にヒーターによって加熱される加熱プレート(ホットプレート)を配置してなるホットプレートユニットにより行われる。この加熱プレートには、例えば複数のリング状の発熱体が同心円状に設けられており、加熱処理に際しては、加熱プレートの表面をカバーで覆った状態で、加熱プレートの表面に半導体ウエハを近接あるいは載置するが、その際に、ウエハの全面にわたって均一な温度で加熱処理できるように、加熱プレートは、その載置面の全面にわたって温度が均一であること(面内均一性)が要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、加熱プレートに配置されているリング状の発熱体は、その抵抗値が必ずしも均一ではなく、加熱プレートが不均一に加熱されるおそれがある。また、加熱プレートの熱はカバーの天板で反射するため、この反射熱もウエハに供給されるが、加熱プレートの加熱状態が不均一な場合には、天板からの反射熱によって温度の不均一が一層助長されてしまう。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、発熱体により加熱プレートが不均一に加熱された場合にも、基板の温度分布を均一にすることができる基板加熱処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1に、基板を所定温度に加熱処理する加熱処理装置であって、その表面に基板を近接または載置して、加熱処理する加熱プレートと、この加熱プレートに配置され給電されることにより発熱する複数の発熱体と、基板の加熱処理時に加熱プレートの表面を覆うカバーと、このカバーのうち、前記加熱プレートの前記発熱体が存在しない部分の直上位置に前記発熱体の配置パターンに対応して配置された複数のヒートパイプとを具備することを特徴とする加熱処理装置を提供する。
【0009】
さらに、本発明は、第2に、基板を所定温度に加熱処理する加熱処理装置であって、その表面に基板を近接または載置して、加熱処理する加熱プレートと、この加熱プレートに配置され給電されることにより発熱する複数の発熱体と、基板の加熱処理時に加熱プレートの表面を覆うカバーと、前記カバーに配置された複数のヒートパイプと、前記加熱プレート上にその一端から他端に向かう一方向の気流を形成する一方向流形成手段とを具備し、前記複数の発熱体は直線状をなし、それぞれ前記一方向流形成手段により形成される気流の向きに対して略垂直に配列され、前記複数のヒートパイプは前記加熱プレートの前記発熱体が存在しない部分の直上位置に前記発熱体の配置パターンに対応して配置されていることを特徴とする加熱処理装置を提供する。
【0010】
本発明によれば、カバーに前記発熱体の配置パターンに応じて複数のヒートパイプを配置するが、ヒートパイプは、内部に充填した作動液の蒸発現象と凝縮現象を利用して、一端から他端に大量の熱を容易に輸送する機能、およびその中に温度の高低がある場合に速やかに熱を輸送して温度を均一化する機能を有するため、一つの発熱体において抵抗値が不均一であってその発熱量が不均一となるような場合であっても、カバーに前記発熱体の配置パターンに応じて設けられた複数のヒートパイプの温度均一化作用により、カバーの温度を均一化することができ、加熱プレート上の基板に均一に熱を及ぼすことができるので、基板温度を均一にすることができる。
【0011】
ところで、カバー内の処理室では気流が形成されているため、加熱プレートの温度不均一の影響は、カバーの発熱体の直上位置ではなく若干ずれた発熱体が存在しない部分の直上位置に生じやすいが、本発明の第2では、カバーのうち、加熱プレートの発熱体が存在しない部分の直上位置に、発熱体の配置パターンに対応して複数のヒートパイプを配置しているため、カバーの温度を一層有効に均一化することができる。
【0012】
また、上記本発明の第2によれば、一方向流形成手段により加熱プレート上にその一端から他端に向かう一方向の気流を形成するとともに、直線状の複数の発熱体を一方向流の向きに略垂直に配置した加熱処理装置において、複数のヒートパイプを、カバーにおける加熱プレートの発熱体が存在しない部分の直上位置に前記発熱体の配置パターンに対応して配置しているので、発熱体の抵抗値のばらつきによって温度ばらつきが生じやすい一方向流タイプの加熱処理装置であっても、ヒートパイプの温度均一化作用を有効に発揮させることにより、カバーの温度を均一化することができ、加熱プレート上の基板に均一に熱を及ぼすことができるので、基板温度を均一にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るホットプレートユニットが搭載されたウエハのレジスト塗布・現像処理システムを示す概略平面図、図2はその正面図、図3はその背面図である。
【0014】
この処理システムは、搬送ステーションであるカセットステーション10と、複数の処理ユニットを有する処理ステーション11と、処理ステーション11と隣接して設けられる露光装置(図示せず)との間でウエハWを受け渡すためのインターフェイス部12とを具備している。
【0015】
上記カセットステーション10は、被処理体としての半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)Wを複数枚例えば25枚単位でウエハカセットCRに搭載された状態で他のシステムからこのシステムへ搬入またはこのシステムから他のシステムへ搬出したり、ウエハカセットCRと処理ステーション11との間でウエハWの搬送を行うためのものである。
【0016】
このカセットステーション10においては、図1に示すように、カセット載置台20上に図中X方向に沿って複数(図では4個)の位置決め突起20aが形成されており、この突起20aの位置にウエハカセットCRがそれぞれのウエハ出入口を処理ステーション11側に向けて一列に載置可能となっている。ウエハカセットCRにおいてはウエハWが垂直方向(Z方向)に配列されている。また、カセットステーション10は、ウエハカセット載置台20と処理ステーション11との間に位置するウエハ搬送機構21を有している。このウエハ搬送機構21は、カセット配列方向(X方向)およびその中のウエハWのウエハ配列方向(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用アーム21aを有しており、この搬送アーム21aによりいずれかのウエハカセットCRに対して選択的にアクセス可能となっている。また、ウエハ搬送用アーム21aは、θ方向に回転可能に構成されており、後述する処理ステーション11側の第3の処理部G3に属するアライメントユニット(ALIM)およびエクステンションユニット(EXT)にもアクセスできるようになっている。
【0017】
上記処理ステーション11は、半導体ウエハWへ対して塗布・現象を行う際の一連の工程を実施するための複数の処理ユニットを備え、これらが所定位置に多段に配置されており、これらにより半導体ウエハWが一枚ずつ処理される。この処理ステーション11は、図1に示すように、中心部に搬送路22aを有し、この中に主ウエハ搬送機構22が設けられ、ウエハ搬送路22aの周りに全ての処理ユニットが配置されている。これら複数の処理ユニットは、複数の処理部に分かれており、各処理部は複数の処理ユニットが鉛直方向に沿って多段に配置されている。
【0018】
主ウエハ搬送機構22は、図3に示すように、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46を上下方向(Z方向)に昇降自在に装備している。筒状支持体49はモータ(図示せず)の回転駆動力によって回転可能となっており、それにともなってウエハ搬送装置46も一体的に回転可能となっている。
【0019】
ウエハ搬送装置46は、搬送基台47の前後方向に移動自在な複数本の保持部材48を備え、これらの保持部材48によって各処理ユニット間でのウエハWの受け渡しを実現している。
【0020】
また、図1に示すように、この実施の形態においては、4個の処理部G1,G2,G3,G4がウエハ搬送路22aの周囲に実際に配置されており、処理部G5は必要に応じて配置可能となっている。
【0021】
これらのうち、第1および第2の処理部G1,G2はシステム正面(図1において手前)側に並列に配置され、第3の処理部G3はカセットステーション10に隣接して配置され、第4の処理部G4はインターフェイス部12に隣接して配置されている。また、第5の処理部G5は背面部に配置可能となっている。
【0022】
第1の処理部G1では、ウエハWにレジストを塗布するレジスト塗布ユニット(COT)およびレジストのパターンを現像する現像ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられている。第2の処理部G2も同様に、2台のスピナ型処理ユニットとしてレジスト塗布ユニット(COT)および現像ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられている。
【0023】
第3の処理部G3においては、図3に示すように、ウエハWを載置台SPに載せて所定の処理を行うオーブン型の処理ユニットが多段に重ねられている。すなわちレジストの定着性を高めるためのいわゆる疎水化処理を行うアドヒージョンユニット(AD)、位置合わせを行うアライメントユニット(ALIM)、ウエハWの搬入出を行うエクステンションユニット(EXT)、冷却処理を行うクーリングユニット(COL)、露光処理前や露光処理後、さらには現像処理後にウエハWに対して加熱処理を行う4つのホットプレートユニット(HP)が下から順に8段に重ねられている。なお、アライメントユニット(ALIM)の代わりにクーリングユニット(COL)を設け、クーリングユニット(COL)にアライメント機能を持たせてもよい。
【0024】
第4の処理部G4も、オーブン型の処理ユニットが多段に重ねられている。すなわち、クーリングユニット(COL)、クーリングプレートを備えたウエハ搬入出部であるエクステンション・クーリングユニット(EXTCOL)、エクステンションユニット(EXT)、クーリングユニット(COL)、および4つのホットプレートユニット(HP)が下から順に8段に重ねられている。
【0025】
主ウエハ搬送機構22の背部側に第5の処理部G5を設ける場合には、案内レール25に沿って主ウエハ搬送機構22から見て側方へ移動できるようになっている。したがって、第5の処理部G5を設けた場合でも、これを案内レール25に沿ってスライドすることにより空間部が確保されるので、主ウエハ搬送機構22に対して背後からメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0026】
上記インターフェイス部12は、奥行方向(X方向)については、処理ステーション11と同じ長さを有している。図1、図2に示すように、このインターフェイス部12の正面部には、可搬性のピックアップカセットCRと定置型のバッファカセットBRが2段に配置され、背面部には周辺露光装置23が配設され、中央部には、ウエハ搬送機構24が配設されている。このウエハ搬送機構24は、ウエハ搬送用アーム24aを有しており、このウエハ搬送用アーム24aは、X方向、Z方向に移動して両カセットCR,BRおよび周辺露光装置23にアクセス可能となっている。また、このウエハ搬送用アーム24aは、θ方向に回転可能であり、処理ステーション11の第4の処理部G4に属するエクステンションユニット(EXT)や、さらには隣接する露光装置側のウエハ受け渡し台(図示せず)にもアクセス可能となっている。
【0027】
このようなレジスト塗布現像処理システムにおいては、まず、カセットステーション10において、ウエハ搬送機構21のウエハ搬送用アーム21aがカセット載置台20上の未処理のウエハWを収容しているウエハカセットCRにアクセスして、そのカセットCRから一枚のウエハWを取り出し、第3の処理部G3のエクステンションユニット(EXT)に搬送する。
【0028】
ウエハWは、このエクステンションユニット(EXT)から、主ウエハ搬送機構22のウエハ搬送装置46により、処理ステーション11に搬入される。そして、第3の処理部G3のアライメントユニット(ALIM)によりアライメントされた後、アドヒージョン処理ユニット(AD)に搬送され、そこでレジストの定着性を高めるための疎水化処理(HMDS処理)が施される。この処理は加熱を伴うため、その後ウエハWは、ウエハ搬送装置46により、クーリングユニット(COL)に搬送されて冷却される。
【0029】
アドヒージョン処理が終了し、クーリングユニット(COL)で所定の温度に冷却さたウエハWは、引き続き、ウエハ搬送装置46によりレジスト塗布ユニット(COT)に搬送され、そこで塗布膜が形成される。塗布処理終了後、ウエハWは処理部G3,G4のいずれかのホットプレートユニット(HP)内でプリベーク処理され、その後いずれかのクーリングユニット(COL)にて所定の温度に冷却される。
【0030】
冷却されたウエハWは、第3の処理部G3のアライメントユニット(ALIM)に搬送され、そこでアライメントされた後、第4の処理部群G4のエクステンションユニット(EXT)を介してインターフェイス部12に搬送される。
【0031】
インターフェイス部12では、周辺露光装置23により余分なレジスト除去のための周辺露光がウエハ周縁の例えば1mmの部分について施された後、インターフェイス部12に隣接して設けられた露光装置(図示せず)により所定のパターンに従ってウエハWのレジスト膜に露光処理が施される。
【0032】
露光後のウエハWは、再びインターフェイス部12に戻され、ウエハ搬送体24により、第4の処理部G4に属するエクステンションユニット(EXT)に搬送される。そして、ウエハWは、ウエハ搬送装置46により、いずれかのホットプレートユニット(HP)に搬送されてポストエクスポージャーベーク処理が施され、次いで、クーリングユニット(COL)により所定の温度に冷却される。
【0033】
その後、ウエハWは現像ユニット(DEV)に搬送され、そこで露光パターンの現像が行われる。現像処理終了後、ウエハWはいずれかのホットプレートユニット(HP)に搬送されてポストベーク処理が施され、次いで、クーリングユニット(COL)により所定温度に冷却される。このような一連の処理が終了した後、第3処理ユニット群G3のエクステンションユニット(EXT)を介してカセットステーション10に戻され、いずれかのウエハカセットCRに収容される。
【0034】
次に、図4から図8を参照して、本発明の第1の実施形態に係るホットプレートユニット(HP)について説明する。図4は本発明の第1の実施形態に係るホットプレートユニットを模式的に示す断面図、図5は図4のホットプレートユニットの一部を拡大して示す断面図、図6は図4のホットプレートユニット内における発熱体およびヒートパイプの配置を模式的に示す斜視図、図7は図4のホットプレートに設けられたリング状のヒートパイプを一部切り欠いて示す模式図、図8は図4のホットプレートの制御系を示す図である。
【0035】
本実施形態のホットプレートユニット(HP)は、ケーシング50を有し、その内部の一方側には円盤状をなす加熱プレート51が配置されている。加熱プレート51は例えばアルミニウムで構成されており、その表面にはプロキシミティピン52が設けられている。そして、このプロキシミティピン52上に加熱プレート51に近接した状態でウエハWが載置されるようになっている。加熱プレート51の裏面には複数のリング状発熱体53が同心円状に配設されている。そして、これら発熱体53は通電されることにより発熱し、加熱プレート51を加熱してウエハWを昇温するようになっている。この場合に、各リング状発熱体53への通電量はそれぞれ独立に制御可能であることが好ましい。
【0036】
加熱プレート51は支持部材54に支持されており、支持部材54内は空洞となっている。加熱プレート51には、その中央部に3つの貫通孔55が形成されており、これら貫通孔55にはウエハWを昇降させるための3本(2本のみ図示)の昇降ピン56が昇降自在に設けられている。そして、加熱プレート51と支持部材54の底板54aとの間貫通孔55に連続する筒状のガイド部材57が設けられている。これらガイド部材57によって加熱プレート51の下のヒーター配線等に妨げられることなく昇降ピン56を移動させることが可能となる。これら昇降ピン56は支持板58に支持されており、この支持板58を介して支持部材54の側方に設けられたシリンダー59により昇降されるようになっている。
【0037】
加熱プレート51および支持部材54の周囲にはそれらを包囲支持するサポートリング61が設けられており、このサポートリング61の上には昇降自在のカバー62が設けられている。そして、このカバー62がサポートリング61の上面まで降下した状態でウエハWの処理室Sが形成される。また、ウエハWを加熱プレート51に対して搬入出する場合には、上方に退避される。
【0038】
カバー62の中央部に排気管64が接続された排気口63を有しており、加熱プレート51の外周側のサポートリング61およびカバー62の隙間部分から空気が導入され、排気口63および排気管64を介して処理室Sが排気される。したがって、処理室S内には加熱プレート51の外周側から中央に向かう気流が形成される。
【0039】
カバー62の上側には、複数のリング状のヒートパイプ65が配置されている。このリング状のヒートパイプ65は、発熱体53の配置パターンに応じて、加熱プレート51のリング状の発熱体53が存在しない位置の上方、具体的には図5、図6に示すように複数のリング状の発熱体53の間の位置の上方に、発熱体53と同様の配置パターンである同心円状に配列されている。ヒートパイプ65は、好適には図5に示すように、隣接する発熱体53の等間隔位置の上方に設けられている。
【0040】
このリング状のヒートパイプ65は、図7に示すように、筒状の金属、例えば銅または銅合金からなる外殻部材としてのコンテナ66と、その内周壁に設けられた例えば網状部材のウイック67とを有し、その中に水などの作動液が充填された密閉構造を有している。ウィック67は毛細管現象を利用して作動液を移動させる機能を有している。このリング状のヒートパイプ65は、内部に充填した作動液の蒸発現象と凝縮現象を利用して、大量の熱を容易に輸送する機能、およびその中に温度の高低がある場合に速やかに熱を輸送して温度を均一化する機能を有する。具体的には、例えばヒートパイプ65の一部を加熱すると作動液が蒸発し、蒸気流となって低温部へ高速移動し、次いで管壁に接触して冷却されて凝縮する。凝縮液はウィック67の毛細管現象により加熱部へ戻る。なお、ウィック67を用いる代わりに凝縮液を重力で戻すこともできる。
【0041】
加熱プレート51内の適宜箇所には、複数の温度センサー70が設けられ、これにより加熱プレート51の温度が計測されるようになっている。この温度センサー70からの検出信号は、図8に示すように、このホットプレートユニット(HP)を制御するためのユニットコントローラ71に送信され、その検出情報に基づいてコントローラ71から温調器72に制御信号が送信され、その制御信号に基づいて温調器72から発熱体電源74に出力調整信号が送信される。さらに、このユニットコントローラ71は、加熱処理に際して、シリンダー59に制御信号を送って昇降ピン56の昇降を制御するとともに、排気管64に設けられた電磁弁64aにより排気量を制御する。なお、ユニットコントローラ71は、塗布・現像システムのシステムコントローラ(図示略)からの指令に基づいて制御信号を出力するようになっている。
【0042】
ユニットコントローラ71による発熱体53の制御は、各リング状発熱体53への通電量がそれぞれ独立に制御可能である場合に、気流の下流側(すなわち、ウエハWの中央)に位置する発熱体と上流側(すなわち、ウエハWの周縁)とで供給する電流を変化させることが好ましい。すなわち、処理室Sにおいて気流は、加熱プレート51の外周囲から中央に向けて流れ、カバー62の中央から上方に排気され、ウエハWは、プロキシミティピン52によって加熱プレート51表面から若干離間されているため、気流は、ウエハWの裏面側にも流れて、ウエハWの下流側ほど(すなわち、ウエハWの中央部ほど)多くの不活性ガス等が滞留し、発熱体53への供給電流が同じであると、気流の下流側ほど(すなわち、ウエハWの中央部ほど)温度が若干上昇するといったことがある。したがって、ユニットコントローラ71によって発熱体53を制御する際には、気流の上流側に位置する発熱体と下流に位置する発熱体とで供給する電流を変化させる。具体的には、気流の下流側に位置する発熱体53よりも上流側に位置する発熱体53により多くの電流を供給するように、ユニットコントローラ71により電源74を制御することが好ましい。これにより、加熱プレート51による加熱の均一性を一層高めることができる。
【0043】
以上のように構成されたホットプレートユニット(HP)では、以下のようにして、ウエハWの加熱処理が行われる。
【0044】
まず、ウエハ搬送装置46により、ウエハWがホットプレートユニット(HP)の筐体内に搬入されて、昇降ピン56に受け渡され、この昇降ピン56が降下されて、ウエハWが所定温度に加熱された状態にある加熱プレート51の表面に設けられたプロミキシティピン52に載置される。
【0045】
次いで、カバー62が降下されて処理室Sが形成され、気流が加熱プレート51の外周側からウエハWの略中央に流されて、その上方の排気口63および排気管64を介して排気される。
【0046】
この場合に、加熱プレート51に配置されているリング状の発熱体53は、その抵抗値が必ずしも均一ではなく、加熱プレート51が不均一に加熱されるおそれがある。また、加熱プレート51の熱はカバー62の天板で反射されてウエハWに供給されるため、このように加熱プレート53の加熱状態が不均一な場合には、カバー62の天板からの反射熱によって温度の不均一が一層助長されてしまう。
【0047】
これに対し、本実施形態では、カバー62の上面に、発熱体53の配置パターンに応じて複数のヒートパイプ65を同心円状に配置するするので、ヒートパイプ65の温度均一化作用により、一つの発熱体53において抵抗値が不均一であってその発熱量が不均一となるような場合であっても、カバー62の温度を均一化することができ、加熱プレート51上のウエハWに均一に熱を及ぼすことができるので、ウエハWの温度を均一にすることができる。
【0048】
ところで、処理室Sに気流が形成された際には、加熱プレート51の温度不均一の影響は、カバー62の発熱体53の直上位置ではなく、若干ずれた発熱体が存在しない部分の直上位置に生じやすいが、本実施形態では、加熱プレート51の発熱体53が存在しない部分の直上位置に、発熱体53の配置パターンに対応して複数のヒートパイプ65をリング状に配置しているため、このヒートパイプ65の温度均一化作用が良好に発揮され、カバー62の温度を周方向に略均一に維持することができ、ウエハWの温度を確実に均一化することができる。
【0049】
このようにしてウエハWの加熱処理終了した後、カバー62が上方に移動されて、ウエハWが昇降ピン56により持ち上げられ、ウエハ搬送装置46に受け渡されて、ホットプレートユニット(HP)から搬出されて、次工程のユニットに搬送される。
【0050】
次に、図9から図12を参照して、本発明の第2の実施形態に係るホットプレートユニットについて説明する。図9は本発明の第2の実施形態に係るホットプレートユニットを模式的に示す断面図、図10は図9に示すホットプレートユニット内における発熱体およびヒートパイプの配置を模式的に示す斜視図、図11は図9のホットプレートユニットに設けられた直線状のヒートパイプを一部切り欠いて示す模式図、図12は図9のホットプレートの制御系を示す図である。これら図において、第1の実施形態と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
【0051】
本実施形態では、ケーシング50の内部の下側には矩形状をなす加熱プレート51’が配置されている。加熱プレート51’の表面にはプロキシミティピン52’が設けられており、このプロキシミティピン52’上に加熱プレート51の表面に近接した状態でウエハWが載置されるようになっている。加熱プレート51’の裏面には複数の直線状の発熱体53’が略平行に配列されている。そして、これら発熱体53’は通電されることにより発熱し、加熱プレート51’を加熱してウエハWを昇温するようになっている。この場合に、各直線状発熱体53’への通電量はそれぞれ独立に制御可能であることが好ましい。
【0052】
加熱プレート51’は支持部材54’に支持されており、支持部材54’内は空洞となっている。支持部材54’の周囲にはそれを包囲支持するサポートリング61’が設けられており、このサポートリング61’の上には上下動自在のカバー62’が設けられている。そして、このカバー62’がサポートリング61’の上面まで降下した状態でシールリング81により外部から密閉された処理室S’が形成される。
【0053】
加熱プレート51’の一方側には、加熱プレート51’の略一辺の幅を有し、処理室S’内に不活性ガス、空気等の気体を供給するための気体供給ノズル82が設けられ、この気体供給ノズル82には、不活性ガス、空気等の気体を供給するための気体供給管83が接続されている。この気体供給管83には、通流する気体の流量および流速を調整するための電磁弁84が介装されている。
【0054】
一方、加熱プレート51’の他方側には、加熱プレート51’の略一辺の幅を有し、処理室S’内の気体を排出するための排気ノズル85が設けられ、この排気ノズル85には、排気管86が接続されている。この排気管86には、排気量を調整するための電磁弁87が介装されている。
【0055】
そして、気体供給ノズル82から処理室S’へ供給された気体は排気ノズル85から排気され、処理室S’内には図9に示すような加熱プレート51の一端側から他端側に向かう一方向の気流が形成される。そして、発熱体53’の配列方向と一方向気流の方向は略垂直になるようになっている。
【0056】
カバー62’の上側には、複数の直線状のヒートパイプ65’が配置されている。この直線状のヒートパイプ65’は、加熱プレート51’の直線状の発熱体53’が存在しない位置の上方、具体的には図10にも示すように複数の直線状の発熱体53’の間の位置の上方に、発熱体53’の配置パターンと同様、互いに平行に配列されている。ヒートパイプ65’は、好適には隣接する発熱体53’の等間隔位置の上方に設けられている。
【0057】
この直線状のヒートパイプ65’は、図11に示すように、筒状の金属、例えば銅または銅合金からなるコンテナ66’と、その内周壁に設けられたウイック67’とを有し、その中に水などの作動液が充填された密閉構造を有している。ウィック67’は毛細管現象を利用して作動液を移動させる機能を有している。この直線状のヒートパイプ65’は、内部に充填した作動液の蒸発現象と凝縮現象を利用して、一端から他端に大量の熱を容易に輸送する機能、およびその中に温度の高低がある場合に速やかに熱を輸送して温度を均一化する機能を有する。具体的には、例えばヒートパイプ65’の一端を加熱すると作動液が蒸発し、蒸気流となって低温部へ高速移動し、次いで管壁に接触して冷却されて凝縮する。凝縮液はウィック67’の毛細管現象により加熱部へ戻る。なお、ウィック67’を用いる代わりに凝縮液を重力で戻すこともできる。
【0058】
この第2の実施形態の制御系は基本的には第1の実施形態と同様ではあり、同様に加熱プレートの温度制御および昇降ピン56の昇降制御を行うが、図12に示すように、図8の電磁弁64aの制御の代わりに、電磁弁84,87に制御信号を送って、気体供給ノズル82からの気体の供給量および排気ノズル85からの排気量を制御する。
【0059】
ユニットコントローラ71による発熱体53’の制御は、各直線状発熱体53’への通電量がそれぞれ独立に制御可能である場合に、加熱プレート51’上に形成される一方向の気流の上流側に位置する発熱体と下流側に位置する発熱体とで供給する電流を変化させるように制御することが好ましい。すなわち、矩形の加熱プレート51’において、複数の発熱体53’がそれぞれ直線状であって略平行に配列され、加熱プレート51’上に一方向の気流が発熱体53’に対して略垂直方向に流れるように構成され、さらに、ウエハWはプロキシミティピン52’によって載置面から若干離間されているため、供給された気体がウエハWの裏面側にも流れて、ウエハWの下流側ほど多くの気体が滞留し、発熱体53’の供給電流が同じであると、ウエハWの下流側ほど温度が若干上昇するといったことがある。したがって、ユニットコントローラ71によって発熱体53’を制御する際には、気流の上流側に位置する発熱体と下流側に位置する発熱体とで供給する電流を変化させる。具体的には、気流の下流側に位置する発熱体53’よりも上流側に位置する発熱体53’により多くの電流を供給するように、ユニットコントローラ71により電源74を制御することが好ましい。これにより、加熱プレート51’の温度は、気流の方向(すなわち、発熱体53’に対して略垂直方向)で均一に維持される。
【0060】
以上のように構成されたホットプレートユニット(HP)により加熱処理を行う際には、まず、第1の実施形態の場合と同様、ウエハWがウエハ搬送装置46により筐体50内に搬入されて、プロキシミティピン52’上に載置される。
【0061】
次いで、カバー62’が降下されて処理室S’が形成され、電磁弁84,87が制御されて、処理室S’に加熱プレート51’の一端側から他端側に向かう一方向の気流が形成される。
【0062】
このような一方向の気流が形成された状態で、発熱体53’に給電することにより、加熱プレート51’上のウエハWを加熱処理する。このように加熱プレート51’の上面に一方向の気流を形成するので、第1の実施形態のカバー62と異なり、カバー62’の中央部には排気口が設けられておらず、滞留した気体から塵や埃がウエハ上面に落下するといったことがない。また、ウエハWの中央付近の上方に気体が滞留することがないため、加熱プレート51’からの熱がウエハWの中央付近に不均一に作用することがない。さらに、カバー62’に排気構造が設けられる必要がないため装置自体の上下方向の寸法を小さくすることができる。
【0063】
この場合に、一つの直線状の発熱体53’は必ずしも抵抗値が均一ではなく、一つの発熱体53’の中で発熱量のばらつきが生じ、しかも、発熱体53’は熱移動が生じ難い気流に垂直な方向に配置されているので、加熱プレート51において気流に対して垂直な方向に温度ばらつきが生じやすい。また、加熱プレート51’の熱はカバー62’の天板で反射されてウエハWに供給されるため、このように加熱プレート53’の温度ばらつきが生じた場合には、カバー62’の天板からの反射熱によって温度の不均一が一層助長されてしまう。
【0064】
これに対し、本実施形態では、カバー62’の上面に、発熱体53’の配置パターンに応じて複数のヒートパイプ65’を発熱体53’に応じて直線状でかつ互いに平行にしかも発熱体53’と同方向に配置したので、ヒートパイプ65’の温度均一化作用により、一つの発熱体53’において抵抗値が不均一であってその発熱量が不均一となるような場合であっても、カバー62’の温度を均一化することができ、加熱プレート51’上のウエハWに均一に熱を及ぼすことができるので、ウエハWの温度を均一にすることができる。
【0065】
ところで、処理室S’に一方向の気流が形成された際には、加熱プレート51’の温度不均一の影響は、カバー62’の発熱体53’の直上位置ではなく、若干ずれた発熱体が存在しない部分の直上位置に生じやすいが、本実施形態では、加熱プレート51’の発熱体53’が存在しない部分の直上位置に、発熱体53’の配置パターンに対応して複数のヒートパイプ65’をリング状に配置しているため、このヒートパイプ65’の温度均一化作用が良好に発揮され、カバー62’の温度を周方向に略均一に維持することができ、ウエハWの温度を確実に均一化することができる。
【0066】
このようにしてウエハWの加熱処理終了した後、カバー62’が上方に移動されて、ウエハWが昇降ピン56により持ち上げられ、ウエハ搬送装置46に受け渡されて、ホットプレートユニット(HP)から搬出されて、次工程のユニットに搬送される。
【0067】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、発熱体およびヒートパイプを直線状またはリング状にしたが、これに限らず他の形状であってもよい。ヒートパイプの配置位置も上記実施形態のようにカバーの上面に限定されることなく、例えばカバーの天板に埋設されていてもよい。発熱体の配置位置も加熱プレートの下側に限定されず、例えば加熱プレートに埋設されていてもよい。また、加熱処理装置の構造としても上記実施形態において例示したホットプレートユニットに限るものではなく種々の形態が可能である。さらに、レジスト塗布・現像処理システムの加熱処理について示したが、それ以外に用いられる加熱処理に適用することも可能である。さらにまた、上記実施形態ではウエハをプロキシミティピン上に載置して間接的に加熱を行った場合について示したが、ウエハを加熱プレート上に直接載置して加熱してもよい。さらにまた、上記実施形態では基板として半導体ウエハを用いた場合について説明したが、半導体ウエハ以外の他の被処理基板、例えばLCD基板の加熱処理を行う場合についても適用可能である。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カバーに前記発熱体の配置パターンに応じて複数のヒートパイプを配置するが、ヒートパイプは、内部に充填した作動液の蒸発現象と凝縮現象を利用して、一端から他端に大量の熱を容易に輸送する機能、およびその中に温度の高低がある場合に速やかに熱を輸送して温度を均一化する機能を有するため、一つの発熱体において抵抗値が不均一であってその発熱量が不均一となるような場合であっても、カバーに前記発熱体の配置パターンに応じて設けられた複数のヒートパイプの温度均一化作用により、カバーの温度を均一化することができ、加熱プレート上の基板に均一に熱を及ぼすことができるので、基板温度を均一にすることができる。
【0069】
また、カバーのうち、加熱プレートの発熱体が存在しない部分の直上位置に、発熱体の配置パターンに対応して複数のヒートパイプを配置するので、カバーの温度を一層有効に均一化することができる。
【0070】
本発明の他の構成によれば、一方向流形成手段により加熱プレート上にその一端から他端に向かう一方向の気流を形成するとともに、直線状の複数の発熱体を一方向流の向きに略垂直に配置した加熱処理装置において、複数のヒートパイプを、カバーにおける加熱プレートの発熱体が存在しない部分の直上位置に前記発熱体の配置パターンに対応して配置しているので、発熱体の抵抗値のばらつきによって温度ばらつきが生じやすい一方向流タイプの加熱処理装置であっても、ヒートパイプの温度均一化作用を有効に発揮させることにより、カバーの温度を均一化することができ、加熱プレート上の基板に均一に熱を及ぼすことができるので、基板温度を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱処理装置の一実施形態であるホットプレートユニットを備えた半導体ウエハのレジスト塗布現像処理システムの全体構成を示す平面図。
【図2】本発明の加熱処理装置の一実施形態であるホットプレートユニットを備えた半導体ウエハのレジスト塗布現像処理システムの全体構成を示す正面図。
【図3】本発明の加熱処理装置の一実施形態であるホットプレートユニットを備えた半導体ウエハのレジスト塗布現像処理システムの全体構成を示す背面図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るホットプレートユニットを模式的に示す断面図。
【図5】図4のホットプレートユニットの一部を拡大して示す断面図。
【図6】図4のホットプレートユニット内における発熱体およびヒートパイプの配置を模式的に示す斜視図
【図7】図4のホットプレートに設けられたリング状のヒートパイプを一部切り欠いて示す模式図。
【図8】図4のホットプレートの制御系を示す図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るホットプレートユニットを模式的に示す断面図。
【図10】図9に示すホットプレートユニット内における発熱体およびヒートパイプの配置を模式的に示す斜視図。
【図11】図9のホットプレートユニットに設けられた直線状のヒートパイプを一部切り欠いて示す模式図。
【図12】図9のホットプレートの制御系を示す図。
【符号の説明】
51,51’;加熱プレート
52,52’;プロキシミティピン
56;昇降ピン
53,53’;発熱体
62、62’;カバー
63;排気口
64;排気管
65,65’;ヒートパイプ
82;気体供給ノズル
83;気体供給管
84,87;電磁弁
85;排気ノズル
86;排気管
S,S’;処理室
W;半導体ウエハ
Claims (5)
- 基板を所定温度に加熱処理する加熱処理装置であって、
その表面に基板を近接または載置して、加熱処理する加熱プレートと、
この加熱プレートに配置され給電されることにより発熱する複数の発熱体と、
基板の加熱処理時に加熱プレートの表面を覆うカバーと、
このカバーのうち、前記加熱プレートの前記発熱体が存在しない部分の直上位置に、前記発熱体の配置パターンに対応して配置された複数のヒートパイプと
を具備することを特徴とする加熱処理装置。 - 前記複数の発熱体はリング状をなし、前記加熱プレートに同心円状に配列され、前記複数のヒートパイプはリング状をなし、前記カバーに同心円状に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱処理装置。
- 前記加熱プレート状にその外周から中央に向かう気流を形成する気流形成手段をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の加熱処理装置。
- 前記複数の発熱体は直線状をなし、前記加熱プレートに略平行に配列され、前記複数のヒートパイプは直線状をなし、前記カバーに略平行に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱処理装置。
- 基板を所定温度に加熱処理する加熱処理装置であって、
その表面に基板を近接または載置して、加熱処理する加熱プレートと、
この加熱プレートに配置され給電されることにより発熱する複数の発熱体と、
基板の加熱処理時に加熱プレートの表面を覆うカバーと、
前記カバーに配置された複数のヒートパイプと、
前記加熱プレート上にその一端から他端に向かう一方向の気流を形成する一方向流形成手段と
を具備し、
前記複数の発熱体は直線状をなし、それぞれ前記一方向流形成手段により形成される気流の向きに対して略垂直に配列され、前記複数のヒートパイプは前記加熱プレートの前記発熱体が存在しない部分の直上位置に前記発熱体の配置パターンに対応して配置されていることを特徴とする加熱処理装置。
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