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JP3595175B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置およびその製造方法に係り、特に、トレンチキャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
トレンチ内に形成される埋込み電極として、不純物を含む多結晶シリコンを用いることが出来る。トレンチ側壁が垂直に近い場合、または間口に対し内部が膨らんだボトル型構造のトレンチの場合には、不純物を含む多結晶シリコンの埋込み後に、埋め込まれた多結晶シリコン内部に空隙(seam)が生じることがある。その後、不純物を活性化させるために、熱工程が施されるが、その際、Si原子が流動(マイグレート)し、再結晶化過程において、表面張力により局所的に凝集する現象が観測される。このSiの流動現象が生じると、トレンチ内側壁に形成されたキャパシタ絶縁膜表面に、多結晶シリコン膜が形成されない部位 (空孔)が発生し、キャパシタンスの減少、キャパシタ絶縁膜の劣化をもたらしてしまう。
【0003】
図7は、従来の方法によりトレンチ内に埋め込まれた多結晶シリコン膜の熱処理前後の状態を示す断面図である。図7(a)が熱処理前、図7(b)が熱処理後の状態をそれぞれ示す。図7(a)において、シリコン基板10に、側壁が垂直なトレンチ11を形成した後、トレンチ11の内面にキャパシタ絶縁膜12を形成し、次いで、内面にキャパシタ絶縁膜12が形成されたトレンチ11内に、不純物を含む多結晶シリコン13を埋め込む。
【0004】
従来の技術では、トレンチ11の上部に比べ、トレンチ11の下部における多結晶シリコンの成膜レートが低くなる現象が見られ、多結晶シリコン13の埋め込み後、埋め込まれた多結晶シリコン13の中央部に空隙14が生じてしまう。
【0005】
その後、熱処理を行うと、Si原子が流動し、局所的に凝集して再結晶化する 現象が見られる。この場合、キャパシタ絶縁膜12の表面に多結晶シリコンが形成されない部位15が発生し、その結果、キャパシタンスの低下、電界集中による絶縁膜の信頼性の劣化を招いてしまう。
【0006】
図8に示すように、シリコン基板20に、間口に対し内部が膨らんだボトル型構造のトレンチ21を形成し、その内面にキャパシタ絶縁膜22を形成した場合も同様であり、特に埋め込まれた多結晶シリコン膜23の中央部における空隙24の発生が顕著であり、そのため、多結晶シリコンが形成されない部位25が広範囲に発生してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情の下になされ、空隙の発生がなく、キャパシタンスの低下や絶縁膜の信頼性の劣化のないトレンチキャパシタを有する半導体装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明の他の目的は、空隙の発生がなく、キャパシタンスの低下や絶縁膜の信 頼性の劣化のないトレンチキャパシタを有する半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、トレンチ溝を有する半導体基板と、前記 トレンチ溝の内面に形成されたキャパシタ絶縁膜と、前記内面にキャパシタ絶縁膜が形成された前記トレンチ溝内に埋め込まれた不純物を含む導電性材料からなるキャパシタ電極とを備え、前記キャパシタ電極を構成する導電性材料は、トレンチ上部の部分よりもトレンチ下部の部分のほうが低い不純物濃度であるような濃度勾配を有することを特徴とする、トレンチキャパシタを有する半導体装置を提供する。
【0010】
また、本発明は、半導体基板にトレンチ溝を形成する工程と、前記トレンチ溝の内面にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、成膜材料ガスとドーパントガスとを用いたCVD法を、前記半導体基板を2000rpm以上の回転速度で回転させつつ行うことにより、前記内面にキャパシタ絶縁膜が形成された前記トレンチ溝内に不純物を含む導電性材料を埋め込み、トレンチ上部の部分よりもトレンチ下部の部分のほうが低い不純物濃度のキャパシタ電極を形成する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
【0011】
本発明の骨子は、特に、高アスペクト比のトレンチ内に、不純物、例えばAsまたはPを含む多結晶シリコンを、例えばLPCVDにより埋め込む工程において、トレンチ内上部から下部へ行くに従い、不純物濃度が小さくなるように、埋め込まれた多結晶シリコンの不純物濃度に勾配を付けることにより、トレンチ内への多結晶シリコンの埋め込み性の向上を図り、空隙の発生を防止しようとするものである。
【0012】
また、本発明においては、トレンチ内の多結晶シリコン内の不純物濃度を2× 1020atoms/cm以上とすることにより、埋め込まれた多結晶シリコンに空隙が生じたとしても、多結晶シリコンの再結晶化過程における凝集現象を抑えることができる。それにより、キャパシタンスの低下を抑え、キャパシタ絶縁膜の信頼性の向上を実現することが出来る。なお、不純物濃度の上限は、特に限定されないが、通常は1×1021atoms/cm 程度である。
トレンチ内への多結晶シリコンの埋め込みに用いられるLPCVDにおいては、使用する材料ガスは、SiHであり、SiHの熱分解により多結晶シリコンを形成する。その際、SiHと同時にAsH PH のドーピングガスを流すのであるが、ドーピングガスは成膜レートを小さくするという効果がある。従って、ドーピングガスの流量を増やせば増やすほど、成膜レートは小さくなってしまう。
【0013】
本発明では、トレンチ上部から下部へ行くに従い、ドーパント濃度が小さくなるように成膜を行う。それによって、トレンチの下部に行くほど、成膜レートが早くすることが出来る。その結果、トレンチの間口に多く堆積することなく、トレンチ下部から順々に多結晶シリコンが埋まっていく成膜となる。
【0014】
このように、本発明によれば、トレンチ下部から順々に多結晶シリコンが埋まっていくため、トレンチ上部において間口が詰まることなく、空隙が出来にくく、良好な埋め込み形状が得られる。
【0015】
また、トレンチ内に空隙が生じた場合には、後の熱工程により多結晶シリコン膜のSi原子が流動し、再結晶化過程において、局所的に凝集する現象が見られる。このSiの流動現象が生じると、トレンチ内壁に形成されるキャパシタ絶縁膜表面に、多結晶シリコンが形成されない部位が発生し、キャパシタンスの低下をもたらす。このような問題は、上述したように、多結晶シリコン内の不純物濃度を2×1020atoms/cmとすることにより、防止することができる。
【0016】
なお、半導体基板の、前記トレンチ溝内面に接する領域に、Asが拡散された不純物領域を形成し、これをキャパシタの電極として用いることが出来る。
【0017】
また、トレンチ溝の最小線幅と0.2μm以下とし、トレンチ溝の間口面積と半導体基板の表面積の比率を10%以上とした場合には、良好な埋め込みを行うことが出来るので、好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るトレンチ内への多結晶シリコンの埋め込み工程を示す断面図である。図1において、シリコンウエハ30に側壁がほぼ垂直なトレンチ31を形成した後、トレンチ31の内面にキャパシタ絶縁膜32を形成し、次いで、トレンチ31内に電極材料としての多結晶シリコン膜33を堆積する。
【0019】
多結晶シリコン膜33は、SiHとAsHを反応炉内に同時に導入することにより形成することが出来るが、その説明の前に、反応炉内にSiHのみを導入した場合の成膜現象について説明する。
【0020】
従来、トレンチ内の多結晶シリコン膜33の上部と下部とを比較すると、上部の方が成膜レートが早い。これは、SiHの熱分解によって生じたSiH(シリレン)による影響によるものである。SiHは、SiHと比較して高い確率でシリコンウエハ30上に付着する。700℃におけるSiHのシリコンウエハ30への付着確率ηは10−4程度である。すなわち、SiH分子が10000回表面と衝突すると、そのうち1回反応が生じる程度の反応性である。
【0021】
これに対し、SiHは付着確率η=1である。SiHは表面に1回衝突するとすぐに膜となる。従って、トレンチ部に飛来したSiHは、トレンチ下部に至る前に、トレンチ間口部において基板と衝突し、付着する確率が非常に高い。そのため、トレンチ間口の成膜レートが早くなり、トレンチ下部が成膜されるよりより先にトレンチ間口が閉じてしまう。
【0022】
その結果、図7(a)に示すように、トレンチ中央部に空隙14が発生してしまう。従って、SiHが主体となって行われる成膜では、トレンチ内のカバレッジ性が悪くなると言える。
【0023】
SiHと比較してSiHは、ウエハに対する付着確率ηが10分の1と 小さいため、成膜レートは遅くなるが、トレンチ下部へも十分にSiHが行き渡り、トレンチ上部と下部での成膜レート差は小さくなる。従って、SiH主体の成膜は、トレンチ内のカバレッジが良好であると言える。つまり、SiHの熱分解によるSiHの発生を抑えることが、トレンチ内のカバレッジ性向上の鍵と言える。
【0024】
そこで、本発明者らは、ウエハを高速、例えば3000rpm程度の回転速度で回転させると、原料ガスであるSiHの分解が始まる高温領域層、及び濃度境界層が薄くなり、SiHがウエハ直上に来るまで熱分解が起こらないことを見出した。
【0025】
図2および図3に、ウエハを0rpm(回転せず)及び2000rpmで回転させた場合の、ウエハ近傍の温度分布と濃度分布のシュミレート結果をそれぞれ示す。ここでは、ウエハー支持台上にウエハが置かれ、ウエハは、下面からヒーターで加熱されている。
図2及び図3は、各々、温度分布及び濃度分布を示し、共に、左半分が200 0rpm、右半分が0rpmの場合を示す。なお、図2および図3において、同 一の模様は、同一の温度および濃度を示している。
【0026】
図2から、上方から流れてくるSiH 、ウエハを2000rpmで回転させた場合、同じガス温度でウエハ近傍まで到達する様子が分かる。これに対し、ウエハを回転させない場合、2000rpmで回転させる場合と比較すると、ウエハ上方における、温度が変化する領域が厚いこと分かる。SiHの分解とSiHの発生を抑えるには、なるべくこの温度が変化する領域、即ち、温度境界層を薄くすることが必要である。
【0027】
また、図3においても同様に、2000rpmで回転させた場合には、ウエハ を回転させない場合と比較し、濃度が変化する境界層が薄いことが分かる。濃度境界層が薄いと言うことは、それだけウエハに到着するまでのSiHの気相分解を防ぐことが出来るということである。
【0028】
以上、ウエハを高速で回転させることにより、SiHの熱分解とSiHの発生を抑制することが出来ることがわかる。その結果、SiH主体の成膜となり、カバレッジ性は向上する。
【0029】
ウエハを高速で回転させることによる効果を図4に模式的に示す。即ち、ウエ ハを低速回転させるかまたは回転させない場合には、 SiHの一部は分解してSiHとなりトレンチ部に飛来したSiHは、トレンチ下部に至る前に、 トレンチ間口部において基板と衝突して付着し、トレンチ下部が成膜されるより先にトレンチ間口が閉じてしまう。即ち、トレンチ内面のカバレッジ性が非常に悪い。
【0030】
これに対し、ウエハを高速回転させるた場合には、 SiH の一部が分解して SiH となることが少なく、トレンチ部に飛来したSiHは、トレンチ間口 部だけでなく、トレンチ下部にも至り、均一な成膜を行うことができる。
【0031】
次に、ウエハを3000rpm程度の高速で回転させている状態の中に、SiHとAsHを同時に導入した場合を考えてみる。SiHとAsHのシリコンウエハへの付着確率を比べた場合、SiHの付着確率η=10−4に対し、AsH の付着確率はη=10−3 であり、一桁高い。そのため、 トレンチ間口近傍にAsが取り込まれ易くなると言える。
【0032】
従って、AsH 濃度は、トレンチ上部から下部にかけて低くなり、濃度勾 配が生じる。その際、AsHはSiHのシリコンウエハへの吸着を阻害する効果があるため、SiHはトレンチ上部よりも下部において付着し易くなる。そのため、トレンチ上部と比較し、トレンチ下部へ行くほど成膜レートが早くなる(図1(a))。
【0033】
このように、SiHとAsHの付着確率の差を利用したのが本発明であり 、トレンチ上部から下部へかけてのAs濃度に勾配を付けることにより、トレンチの上部と下部とで、成膜速度をかえることが出来る。このような現象を用いると、トレンチ下部から上部へと順々に多結晶シリコン33が埋まっていくため、トレンチ上部において間口が詰まることがなく、そのため空隙を生ずることなく、良好な埋め込み形状を得ることが出来る。(図1(b))。
【0034】
空隙が無いため、そのに後熱処理を行っても、シリコンが流動する現象は見ら れず、その結果、キャパシタ絶縁膜32の全面に、多結晶Siを形成することができる。
【0035】
本実施例では、数Torr 〜数100Torrの減圧に保たれたCVDチャ ンバー中において、最小線幅0.20μm以下、トレンチ間口率10%以上のシリコンウエハを2000〜10000rpm程度の高速で回転させ、ウエハ下部からヒーターで650〜750℃程度に加熱する。
【0036】
その後、1slmのSiHと10〜500sccmのAsHをリアクタ ー内ヘ同時に導入し、多結晶シリコンの成膜を行うと、ウエハを高速回転させることによるウエハ面上の高温領域層の薄膜化、さらにはSiHとAsHの付着確率の差を利用することで、トレンチ上部と比較し、トレンチ下部の成膜レートが早くなる。その結果、空隙が出来にくい、良好な埋め込み特性を有する多結晶シリコン膜をトレンチ内に形成することが出来る。
【0037】
更に、図8(a) に示す様な、間口に対し内部が膨らんだボトル型構造のト レンチ21の場合、トレンチ21内にAs濃度勾配を設けても、トレンチ中央部において空隙24の発生を避けることできない。空隙24が発生した場合、後の熱工程を通すと、図8(b)に示す様に、多結晶シリコン膜23のSi原子が流動し、再結晶化過程において、局所的に凝集する現象が見られる。このSiの流動現象が生じると、トレンチ内壁に形成されるキャパシタ絶縁膜22表面に、多結晶シリコンが形成されない部位25が発生し、キャパシタンスの低下、さらにはキャパシタ絶縁膜22の信頼性劣化をもたらす。
【0038】
そのようなSiの流動は、Asを高濃度でドープさせることにより回避することができる。多結晶シリコン中に、酸素または炭素を多く混入させるとSiの流動を抑えられることは知られている。本発明者らは、酸素または炭素と同様の効果をAsに期待し、Asを高濃度で混入することを試みた。
【0039】
図5は、多結晶シリコン中のAs濃度を縦軸に、O濃度を横軸にとり、流動現 象の発生有無を示したグラフである。As濃度は1×1016〜4×1020ato ms/cm、O濃度は、4×1017〜1×1019atoms/cmまで振っている。
【0040】
図5より、Siの流動現象はAs濃度に支配され、 As濃度2×1020atoms/cmがSiの流動の有無のしきい値であること分かる。O濃度に関しても、1×1019atoms/cm以上で流動現象見られなくなる濃度が存在すると考えられるが、O濃度を高くすると、多結晶シリコンの抵抗率は上昇し、半導体素子の高速動作を阻害する要因となる。これに対して、As濃度を上げることは、抵抗率の低下をもたらす。
【0041】
図6(a)は、多結晶シリコン中の不純物濃度を2×1020atoms/cm以上とした場合の、内面に絶縁膜72が形成されたボトル型トレンチ71内に埋め込まれた多結晶シリコン膜73の形状を示す。埋め込まれた多結晶シリコン膜73の中央部には、空隙74が見られる。その後、熱処理を実施した場合の形状を図6(b)に示す。図6(b)にはSi原子の流動現象は見られず、成膜後の埋め込み形状のままを保持しており、トレンチ内壁に形成されているキャパシタ絶縁膜72表面に、良好に多結晶シリコン膜73を形成することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、キャパシタ電極を構成する導電性材料が、トレンチ上部の部分よりもトレンチ下部の部分のほうが低い不純物濃度であるような濃度勾配を有しているため、トレンチへの導電性材料の埋め込み性を向上させ、導電性材料中の空隙(seam)の発生を防止することが出来る。
【0043】
また、特に、多結晶シリコン中の不純物濃度を2×1020atoms/cm 以上とした場合には、埋め込まれた導電性材料中に空隙が発生したとしても、キャパシタ絶縁膜の近傍の多結晶シリコン膜の流動を防止することが出来るので、キャパシタ絶縁膜の表面に導電性材料が形成されない部位が発生することがなく、キャパシタンスの低下を抑え、キャパシタ絶縁膜 の信頼性の向上を実現する ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトレンチ内への多結晶シリコンの埋め込み工程を示 す断面図。
【図2】ウエハを回転させない場合および回転させた場合の、ウエハ近傍の温度分布の シュミレート結果を示す特性図。
【図3】ウエハを回転させない場合および回転させた場合の、ウエハ近傍の濃度分布の シュミレート結果を示す特性図。
【図4】ウエハを高速で回転させることによる効果を示す模式図。
【図5】As濃度及びO濃度とSi流動との関係を示す特性図。
【図6】本発明の一実施形態に係るボトル型トレンチ内への多結晶シリコンの埋め込み工程を示す断面図。
【図7】従来の方法により垂直トレンチ内に埋め込まれた多結晶シリコン膜の熱処理前 後の状態を示す断面図。
【図8】従来の方法によりボトル型トレンチ内に埋め込まれた多結晶シリコン膜の熱処 理前後の状態を示す断面図。
【符号の説明】
10,20,30…シリコン基板
11,21,31,71…トレンチ
12,22,32,72…キャパシタ絶縁膜
13,23,33,73…多結晶シリコン
14,15,24,25,74…空隙

Claims (11)

  1. トレンチ溝を有する半導体基板と、
    前記トレンチ溝の内面に形成されたキャパシタ絶縁膜と、
    前記内面にキャパシタ絶縁膜が形成された前記トレンチ溝内に埋め込まれた不純物を含む導電性材料からなるキャパシタ電極とを備え、
    前記キャパシタ電極を構成する導電性材料は、トレンチ上部の部分よりもトレンチ下部の部分のほうが低い不純物濃度であるような濃度勾配を有することを特徴とする、トレンチキャパシタを有する半導体装置。
  2. 前記導電性材料中の不純物濃度は、2×1020atoms/cm3 以上である ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記導電性材料中の不純物濃度は、2×1020atoms/cm3ないし1×10 21atoms/cm3であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記導電性材料は多結晶シリコンであり、不純物はAsまたはPであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記半導体基板の、前記トレンチ溝の内面に接する領域に、AsまたはPが拡散された不純物領域を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記トレンチ溝の最小線幅が0.2μm以下であり、前記トレンチ溝の間口面積と前記半導体基板の表面積の比率が10%以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  7. 半導体基板にトレンチ溝を形成する工程と、
    前記トレンチ溝の内面にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
    成膜材料ガスとドーパントガスとを用いたCVD法を、前記半導体基板を2000rpm以上の回転速度で回転させつつ行うことにより、前記内面にキャパシタ絶縁膜が形成された前記トレンチ溝内に不純物を含む導電性材料を埋め込み、トレンチ上部の部分よりもトレンチ下部の部分のほうが低い不純物濃度の導電性材料からなるキャパシタ電極を形成する工程と
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記導電性材料中の不純物濃度は、2×1020atoms/cm3 以上である ことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記導電性材料中の不純物濃度は、2×1020atoms/cm3ないし1×10 21atoms/cm3であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記導電性材料は多結晶シリコンであり、不純物はAsまたはPであることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記キャパシタ絶縁膜を形成する工程の前に、前記半導体基板の、前記トレンチ溝内面に接する領域に、AsまたはPを拡散して、不純物領域を形成する工程を更に具備することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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