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JP3614744B2 - IP通信をサポートする異なるネットワーク内の端末間にQoSセッションを構築する方法 - Google Patents
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JP3614744B2 - IP通信をサポートする異なるネットワーク内の端末間にQoSセッションを構築する方法 - Google Patents

IP通信をサポートする異なるネットワーク内の端末間にQoSセッションを構築する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタネットプロトコール(Internet protocol=IP)パケットルーティングにおけるクオリティオブサービス(quality of service=QoS)の要件をサポートする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のIP技術によりあるレベルのQoSは、異なるネットワーク内の複数のホスト端末間でIPパケットを伝送する際維持される。通常QoSは、IPパケットから識別情報を抽出する交換機を経由することにより維持される。インタネット内で使用するよう提案されているQoSの条項は標準により規定され、QoSの信号発信に関するIP標準は、RSVP(Resource Reservation Protocol・資源予約プロトコール)と称する。
【0003】
このRSVPは、IETFで規定されるインテグレートサービスモデル(Integrated Services Model=IntServ)のQoSのフレームワーク内で使用される。このIntServは、ある種類のトラフィックに対する特別の処理を与えるよう規定され、そのトラフィックにデリバリサービスを行う複数のレベル間でアプリケーションが選択されるようなメカニズムを提供し、かつOSI RMのレイヤー3におけるQoSのパラメータ用の信号処理技術を提供している。
【0004】
IntServは、2種類のサービスを定義している。このControlled Load Classは、ネットワークがロードされていないとき(最適のデリバリより良い状態)と同様な方法でトラフィックのデリバリを提供している。この補償されたQoSサービスクラスは、バンド幅の補償と遅延限界をアプリケーション用のトラフィックに分配している。IntServは、QoSがノードと信号処理用プロトコールに対し、アプリケーションとノードとの間および複数のノード間でQoS要件をやり取りできるよう要求している。
【0005】
RSVPは、IntServで使用されるQoS信号処理プロトコールである。RSVPは、受信機に対しトラフィックの転送パスに沿って全てのルータノードに対しQoS要求を与え、ソフト状態(パス/予約状態)を維持し、その結果資源が各ルータ内で予約されるようにしている。
【0006】
RSVP/IntServのQoSが動作できるようにフロー識別情報は、IPパケットの一定場所になければならない。RSVPセッションは、データ伝送する前にいわゆるパスメッセージと予約メッセージを交換するホスト端末により構成される。QoSが同等レベルのホスト端末間の転送パスを制御できるようにするためには、各ホスト端末は必要なメッセージを構成する機能を有し、RSVPセッションに対応するQoSリクエストを認識しなければならない。
【0007】
現在のRSVPの実行に際しての問題点は、それらはプラットフォームとアプリケーションに対し独立していることである。端末は、システムが特定したRSVPデモン(daemon)および/またはアプリケーションに組み込まれたRSVPAPIを有している。現在のRSVPの実行に際してのプラットフォームとアプリケーションの独立性により、あるオペレーティングシステムにおいては、RSVPの使用が限定され、これらのアプリケーションではRSVPの実行が不可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、異なるネットワーク内の複数のホスト端末間で特定のQoSセッションを設定するのに必要な要件を単純かつ幅広く与えることができるような技術を提供することである。具体的には、本発明はIP通信をサポートできる異なるネットワーク内の複数の端末間でQoSセッションを構成する方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明はの方法、請求項1に記載した特徴を有する。本発明は、QoSセッションを構成する2つの端末間でのリクエストを用いメッセージに応答するあらゆる種類のQoSセッションに適用できる。
【0010】
かくしてプラットフォームとアプリケーションの両方が独立したQoSセッションを構成できる。QoSセッションを確立する専用手段を具備することにより、現在および将来のQoS信号処理が可能でないホスト端末、QoSセッションを設定でき、かくしてそのQoSの制御がそれらの通信相手に対し転送パスに亘って可能となる。多くのQoS制御信号処理および制御メカニズムで誘導される複雑かつ集約的なコンピューティングに対する要件およびワイアレス/モービル端末に対するバッテリパワーに対する依存性が回避される。
【0011】
QoSセッションは少なくとの1つの端末からのQoSリクエストに応答して構築される。このQoSリクエストは、サポートされるべきQoSを表す。このQoSリクエストは、サポートされるべきQoSを正確に特定する。QoSリクエストは、QoSセッションが確立されると送信されるべきデータの特性を示す。このQoSセッションは、RSVPセッションでも良く、パスメッセージは、QoSリクエストに応答した手段により生成される。前記の少なくとも1つの端末は、QoSセッションが構築されたことを示す手段から確認信号を受信する。このQoSセッションはRSVPセッションで、前記手段がリザベーションメッセージ(Reservation message)に応答する確認信号を生成する。
【0012】
QoS指示信号は、QoSセッションの開始に応答して少なくとも前記の1つの端末に対し生成される。この手段は、少なくとも1つの端末からのQoS応答信号に応答するQoSセッションの構築を完了させる。このQoSセッションはRSVPセッションであり、QoSセッションの開始はパスメッセージにより指示される。そしてQoSセッションの構築は、リザベーションメッセージの受信により完了する。
【0013】
本発明は、少なくとも1つの端末と別のネットワーク内の端末との間でQoSセッションを確立するために、IP通信をサポートできる少なくとも1つの端末とこの端末に関連した手段とを有する。そしてこの手段は、好ましくはプロキシサーバ(代理サーバ)である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1に複数のホスト端末間で、QoSをサポートする手段が本発明によりサポートされるネットワークの接続状態を示す。
【0015】
第1ネットワーク2は複数のホスト端末40を有し、これらは全て第1ネットワークプロキシサーバFN PS42に接続されている。第2ネットワーク4もまた複数のホスト端末44を有し、これらもまた第2ネットワークプロキシサーバ46に接続されている。それぞれのネットワークのホスト端末間の通信は、複数の相互接続を確立することにより行われる。第2ネットワークのホスト端末44aは、第2ネットワークプロキシサーバ46にネットワークリンク62を介して接続されている。
【0016】
第1ネットワークのホスト端末40aは、第1ネットワークプロキシサーバ42にネットワークリンク72を介して接続されている。この第2ネットワークプロキシサーバ46は、複数のルーティングスイッチ12bの1つにネットワークリンク64を介して接続されている。第1ネットワークプロキシサーバ42はルーティングスイッチ12cにネットワークリンク68を介して接続されている。ルーティングスイッチ12b,12cがネットワークリンク66を介して接続されている。
【0017】
特定のQoSを必要とするネットワークシステムにおいては、QoSセッションがIPパケットの伝送が行われるように通信リンクの各端部のホスト端末間で構築しなければならない。IPパケットの一般的フォーマットを図3(a)ないし(c)に示す。ネットワーク間で伝送されるIPデータパケットは、図3(a)のIPデータパケット14で示されている。このIPデータパケットは、IPヘッダ30とIPペイロード22とを有する。
【0018】
IPペイロード22は、メッセージの情報部分である。図2(b)に示されているIPヘッダ30は、ソースアドレス16と宛先アドレス18とプロトコールID20とを有する。IPヘッダ30は、図3(b)に示されていない他のフィールドも含む。図3(c)において、IPペイロード32は、ソースポート番号34と宛先ポート番号36とを含む。IPペイロード32は、さらに別のフィールドも含む。
【0019】
ソースアドレス16は、IPデータパケットが送信されてきたホスト端末(即ち、第2ネットワークのホスト端末44a)のIPアドレスであり、宛先アドレス18はIPデータパケットがそこに送信されるホスト端末のアドレスである。ソースポート番号34は、IPデータパケット14に関連するソースホスト端末におけるアプリケーションで用いられるポート番号である。宛先ポート番号は、IPデータパケット14が送信される先の宛先ホスト端末のアプリケーションにより使用されるポート番号である。
【0020】
他の使用例に加えて、プロトコールID20はソースアプリケーションから宛先アプリケーションにIPパケットを送信する際にサポートされるべきQoSを表すものの1つである。本明細書においては、宛先アドレスとソースアドレスは、IPデータパケットをその宛先に経路指定するルーティングスイッチで用いられる。
【0021】
ルータあるいはルーティングスイッチがQoSをサポートする場合には、あるQoS制御条項(例えば、RSVPとIntServ)においては、プロトコールID20は、必要なQoS制御を課し、フローを区別するためにソースアドレス16と宛先アドレス18とエンドアプリケーションの通信ポート番号(即ち、ソースポート番号34と宛先ポート番号36)と共に用いられる。
【0022】
中間のルータにおけるデータトラフィックフローに課されるQoS制御は、システム独立性のものである。例えば、それはいわゆるWFQ(Weighted Fair Queuing)あるいはCBQ(Class Based Queuing)である。これらは標準ではなく、実際のユーザのプロトコールIDから通常独立したベンダー特有のものである。
【0023】
IEFTのIntServ/RSVP標準は、QoS仕様とQoS制御メカニズム以外の信号処理メカニズムを定義するために規定されている。IntServ/RSVPは、実際のQoS制御メカニズム(例えば、WFQ,CBQ等)から独立している。QoS制御が行われるのに基づいた状態は、特定のQoS信号処理プロトコール、例えば、RSVPの手段によりデータ伝送が行われる前に、ルーティングスイッチ内に設定される。
【0024】
以下の実施例においては、第2のネットワークのホスト端末44aがホスト端末40aとの通信を開始すると仮定する。この実施例においては、ステップ50において、QoSセッションを開始する第2ネットワークのホスト端末44aがQoSリクエストをネットワークリンク62を介して第2のプロキシサーバ46に送信する。
【0025】
QoSリクエストは、明示的あるいは非明示的でも良い。ホスト端末からの明示的なQoSリクエストは、正確なQoS要件を規定する。かくして明示的なQoSリクエストは、特定のQoSの明示的ステートメントをサポートする機能を有するホスト端末によってのみ提供される。ホスト端末からの非明示的なQoSリクエストは、行われるべき伝送の特性のみを規定する。例えば、非明示的なQoSリクエストは、送信されるべきデータはあるビデオコーデックを用いて符号化されたビデオデータであることを示す。そしてプロキシサーバが、この種のデータの指示に基づいて適宜のQoSを決定する。
【0026】
このQoSリクエストに応答して第2ネットワークのプロキシサーバは、ステップ52で標準のRSVPパスメッセージを送信する。このパスメッセージは、第2ネットワークのホスト端末がルーティングスイッチ12bと12cを介して通信しようとするホスト端末に関連する第1ネットワークの宛先アドレス18に通信される。
【0027】
RSVPセッションで用いられるメッセージのIPパケットは図3(a)ないし(c)に示されたフォーマットを有していない。図3(a)ないし(c)のIPパケットは、データメッセージのIPパケットである。図4(a)に示されたパスメッセージ70のIPパケットは、第2ネットワークのホスト端末44aのアドレスに対応するソースアドレス78と、第1ネットワークのホスト端末40aのアドレスに対応する宛先アドレス80(ホストターミナルホームアドレス)を有する。
【0028】
パスメッセージのIPパケット(と他のRSVPメッセージ)は、さらにIPパケット内のペイロード内に他のフロー識別情報を含む。当業者には、この他のフロー識別情報については公知である。
【0029】
次に図2のフローチャートに戻って、このパスメッセージは、第2ネットワークのプロキシサーバにより送信される。図1の実施例においては、このパスメッセージのIPパケットは、従来方法により(ソースアドレスと宛先アドレスに基づいて)ルーティングスイッチ12bに経路指定される。
【0030】
ルーティングスイッチ12b,12cがQoSをサポートしている場合には、これらのスイッチは、IPパスメッセージのIPパケットのIPペイロード内のフロー識別情報を抽出し、このフロー識別情報を記憶する。このフロー識別情報は、ソースアドレスと宛先アドレスとソースポート番号と宛先ポート番号とプロトコールIDを含む。このプロトコールIDは、QoSセッションが設定された後、ソースから宛先に送信された全てのIPデータパケットに含まれる。
【0031】
ルーティングスイッチ12b,12cは、パスメッセージのIPパケットを別のルーティングスイッチに経路指定し、その後さらにIPパケットから抽出されたフロー識別情報と、それがメッセージ(次のホップ)に送信するルーティングスイッチのアドレスと、それがメッセージを受信するルーティングスイッチのアドレス(前のホップ)と共に記憶する。
【0032】
図1は、IPパケットは第1ネットワーク2にルーティングスイッチ12b,12cを介して到着するよう示されているが、実際にはIPパケットは、第1ネットワークにより多くの数のルーティングスイッチを介して到着し、そして各ルーティングスイッチは、パスメッセージのIPパケットから抽出したフロー識別情報を、IPパケットが送信されたルーティングスイッチの識別子とIPパケットが到着するルーティングスイッチの識別子と共に記憶する。
【0033】
かくしてパスメッセージのICパケットは、第2ネットワークホスト端末から第1ネットワークにルーティングネットワークを介して移動する。各ルーティングスイッチは、IPパケットが送信された前のホップのアドレスとIPパケットを受信する次のホップのアドレスとIPパケットのフロー識別情報を記憶する。ルーティングスイッチは、パスメッセージ内の他のトラフィック関連情報を処理するが、その特質は、本発明の議論とは無関係であるので省略する。
【0034】
QoSセッションが設定された後、別のIPパケットがルーティングスイッチメモリ内に記憶されていた同一のフロー識別情報を有する特定のルーティングスイッチに到着すると、このルーティングスイッチはそれを全く同一の次のホップに転送し、そのホップのアドレスをメモリに記憶する。データパケット用のフロー識別情報は、図3(a)ないし(c)に示されたIPデータパケットのフィールドから抽出される。
【0035】
かくして連続するホップにおいて、各ルーティングスイッチ(ただし、それがRSVPのQoSをサポートするもの)は、パスメッセージのIPパケットの固定位置からフロー識別情報を取り出し、それらを次のホップと前のホップのアドレスと共にメモリに記憶する。かくして、IPパケット内のフロー識別情報は、メッセージフローを唯一に特定するのを補助し、かくしてそのメッセージフローに関連した全てのIPパケットは、ソースから宛先に正確に同一のネットワークパスを介して配送される。
【0036】
第1ネットワークのプロキシサーバ42は、パスメッセージを受信し、ステップ54において、QoS指示信号をネットワークリンク72の上でホスト端末40aに送り、第2ネットワークのホスト端末44aにより要求されたQoSを示す。このQoSレベルがホスト端末40aにとって受け入れ可能なものである場合には、ホスト端末40aはネットワークリンク72上にステップ56で第1ネットワークのプロキシサーバ42に受領確認通知を出す方法でQoSの応答を送信する。
【0037】
ステップ58においては、第1ネットワークのプロキシサーバは、リザベーションメッセージを第2ネットワークのプロトコールID20に送信し、QoSセッションを確認する。このリサベーションメッセージは、パスメッセージへの同一ルートを流れる(逆に)。
【0038】
第1ネットワークのプロキシサーバにより戻されたリザベーションメッセージ77の一般的フォーマットを図4(b)に示す。同図に示すように、ソースアドレス115はホスト端末40aのアドレスで、宛先アドレス117は第2ネットワークホスト端末44aのアドレスで、RSVPセッション内のパスメッセージとリザベーションメッセージのソースアドレスと宛先アドレスとの間の正確な関係が存在し、かくしてRSVPセッションがサポートされる。
【0039】
リザベーションメッセージ(Resv)のIPパケットが、ホップバイホップでパスメッセージのIPパケットと同一のネットワークパスを介して送信され戻される。かくしてリザベーションメッセージのIPパケットのソースアドレスと宛先アドレスは、正確に次のホップと前のホップである。ソースアドレスと宛先アドレスの値は、かくしてリザベーションメッセージがパスを通して転送されるに毎にダイナミックに決定される。
【0040】
かくしてリザベーションメッセージ77のIPパケットの構造は、図4(b)に示す通りであり、これはリザベーションメッセージのトランスポート層を表す。かくして図4(b)に示した構造は、リザベーションメッセージの一般的概念を示し、これは発信されたソースアドレスと最終的な宛先アドレスである。リザベーションメッセージのこの解析は幾分人工的であるが、本発明においては、RSVPの原理を示す最適なものと思われる。本明細書における例は、標準的なRSVPを用いている。標準的なRSVPの変更は考えていないしあるいは提案されていない。
【0041】
リザベーションメッセージのIPパケット内のフロー識別情報は、ルーティングスイッチに到着したIPパケットのような各ルーティングスイッチのメモリから取り出される。このルーティングスイッチは、特定のメッセージフロー用のパス情報をそれらのメモリから取り出し、このIPパケットを記憶されたホップ情報に指示された前のホップに送る。かくしてリザベーションメッセージは、ライン68,66,64を介してパスメッセージへの同一のルートに従う(逆に)。
【0042】
IPパケット内のフロー識別情報を用いたパスメッセージとリザベーションメッセージのルーティングは、従来のRSVPと同じである。第2ネットワークのプロキシサーバは、リザベーションメッセージを受信し、第2ネットワークの14aに受領確認通知を送る方法によりネットワークリンク62上にQoS確認情報を送信し、QoSセッションが設定されたことを示す。これは図2のステップ60で示されている。
【0043】
QoSセッションが設定されると、IPデータパケット(データメッセージ内の)は、第2ネットワークプロキシサーバあるいは第1ネットワークプロキシサーバのいずれを介しては流れない。このIPパケットは、第2ネットワークのホスト端末44aからホスト端末40aにフロー識別情報により決定され、QoSセッションが設定される間構築されたネットワークパスに従うルーティングスイッチ12を含むルーティングネットワークを介して直接送られる(そしてその逆も行われる)。
【0044】
プロキシサーバは、このようなセッションを容易にするような、それ自身では機能を有しないこれらの端末に対し、RSVPパスメッセージとリザベーションメッセージのようなQoSセッションを提供する。これらの端末は、QoSセッション機能が全くない端末である。別の構成例としてこれらの端末は、QoSセッション機能が制限された端末であり、プロキシサーバを具備することにより、このような端末によりサポートされるQoSセッションが端末の機能とは独立できるようになる。広範なQoSセッション機能を有するこれらの端末に対しプロキシサーバを具備することにより端末は処理タスクから開放される。
【0045】
ネットワーク内にQoSを具備する必要のある各ホスト端末は、ネットワーク内のプロキシサーバの存在を認識していなければならない。即ち、ホスト端末がプロキシサーバを発見できるプロセスがなければならない。これが行われるには2つの方法がある。第1の方法は、ネットワーク内のホスト端末は、サーバソリシケーティングメッセージ(server−soliciting message=SSM)を放送する。ネットワ−ク内のプロキシサーバは、サーバ応答メッセージ(server response message=SRM)をホスト端末に送信して戻すことにより応答する。
【0046】
第2の方法は、ネットワーク内のプロキシサーバがクライアントリクエストメッセージ(client request message=CRQM)をローカルネットワークに放送する。それに応答してホスト端末(これはプロキシサーバクライアントと見なされる)は、クライアント登録メッセージ(client registration message=CRGM)を送り戻す。このようにしてネットワーク内のプロキシサーバの存在がネットワーク内のホスト端末により登録されるが、これはエージェント(ホームエージェント,フォロインエージェント)の存在が標準の移動IPにより現在登録されるのと同じ方法で行われる。プロキシサーバにノードを登録する技術は、当業者に公知である。
【0047】
プロキシサーバは、1つのネットワーク内のみに具備されるが、ホスト端末により具備されるQoSセッションの設定は、1つあるいは複数のネットワーク内で行われる。かくして図1の実施例は、プロキシサーバを含む第1ネットワークと第2ネットワークの両方と、2つのそれぞれのプロキシサーバを用いて確立されたRSVPセッションを示しているが、実際には2つのプロキシサーバのうちの一方のみ(第1ネットワークプロキシサーバまたは第2ネットワークプロキシサーバの何れか)のみが具備され、プロキシ端末の1つと端末との間にQoSセッションが確立される。QoSセッションを要求する端末の1つは、プロキシサーバを具備することあるいはQoSセッションに応答する端末の1つがプロキシサーバを具備することは必ずしも必要ではない。
【0048】
このプロキシサーバは、特定のネットワーク内のホスト端末の一部のみと関連している。数個のプロキシサーバが異なるホスト端末をサポートするために1つのネットワーク内に具備することもできる。
【0049】
このプロキシサーバは、IETF RFC 2205と他のRSVP IntServ関連のRFCと適合性を有し、現在入手可能なRSVPの実行と共に内部動作する。プロキシサーバにより具備されるアプリケ−ションとプラットフォームの独立性は、Sun Solaris, Linux and Windows 95/NT を含む利用可能なオペレーティングプラットフォーム上でライブビデオ/オーディオを含む全てのアプリケーションをサポートする。
【0050】
RSVPプロキシサーバにより具備されるアプリケーションとプラットフォームの独立性は、ノード/端末そのもののRSVP機能の除去に起因する。RSVP機能を有する端末は、RSVPプロキシサーバと共に動作して、アプリケーション/プラットフォームの独立性を可能とし処理負荷を取り払うことができる。
【0051】
このプロキシサーバは、処理パワーおよび/またはバッテリの寿命が限られているこれらの端末に対するRSVPメッセージ処理に起因する計算負荷の問題を解決する。このプロキシサーバは、フロントエンドエージェントとして動作してRSVPが可能なネットワークノードとQoS具備の要素と共に相互作用し、RSVP信号処理をするために計算集約的な処理タスクを与えることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べた本発明は、パスメッセージとリザベーションメッセージを用いるRSVP QoSセッションの例を挙げて説明したが、本発明はQoSセッションを構築するために、2つの端末間でのリクエストメッセージとリプライメッセージを利用するいかなるQoSサービスセッションにも適用可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によりプロキシサーバを具備したネットワークを設定した状態を表す図
【図2】図1のネットワーク内のQoSセッションを設定するための主要ステップを表すフローチャート図
【図3】IPに従うメッセージパケットフォーマットを表す図
【図4】(a) RSVP QoSセッションを構築するためのパスメッセージの一般的フォーマットを表す図
(b) RSVP QoSセッションを構築するためのリザベーションメッセージの一般的フォーマットを表す図
【符号の説明】
2 第1ネットワーク
4 第2ネットワーク
12 ルーティングスイッチ
14 IPデータパケット
16 ソースアドレス
18 宛先アドレス
20 プロトコールID
22,32 IPペイロード
30 IPヘッダ
34 ソースポート番号
36 宛先ポート番号
40、44 ホスト端末
42 第1ネットワークプロキシサーバ(FN PS)
46 第2ネットワークプロキシサーバ(SN PS)
62,64,66,68,72 ネットワークリンク
70 パスメッセージ
77 リザベーションメッセージ
78,115 ソースアドレス
80,117 宛先アドレス

Claims (3)

  1. つのネットワーク内に、そのネットワークの第1の端末にリンクされ、該第1の端末と別のネットワーク内の端末との間にクオリティオブサービス(QoS)セッションを構築するプロキシサーバを提供するステップを有し、前記QoSセッションは、前記第1の端末からのQoSリクエストに応答して構築され、前記第1の端末はQoSセッションを構築することができないものであり、前記QoSリクエストは、QoSセッションが確立されると送信されるべきデータの特徴を示し、前記QoSセッションはRSVPセッションであり、パスメッセージは、QoSリクエストに応答するプロキシサーバにより生成されることを特徴とするIP通信をサポートする異なるネットワーク内の端末間にQoSセッションを構築する方法。
  2. 前記第1の端末は、QoSセッションが構築されたことを示すプロキシサーバから確認信号を受信することを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記QoSセッションはRSVPセッションであり、前記プロキシサーバは、リザベーションメッセージに応答して確認信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の方法。
JP2000051866A 1999-02-26 2000-02-28 IP通信をサポートする異なるネットワーク内の端末間にQoSセッションを構築する方法 Expired - Fee Related JP3614744B2 (ja)

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