JP3617508B2 - ネットワークシステム、電子機器、プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
通信機能を備える電子機器と、当該電子機器から機器名情報を受信し、当該機器名情報に基づく報知を行う報知装置とを備えるネットワークシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信機能を備えた種々の機器において、自機器の通信可能な電子機器を特定し、特定した電子機器の機器名やアイコンを表示することにより、ユーザに対して、通信可能な電子機器を知らせるネットワークシステムが知られている。
【0003】
例えば、図8に示すPC100(PC100a,100b)、複合機200(200a〜200cのように、近距離無線通信規格であるBluetooth(登録商標、以下同じ)に基づく通信機能を備えた機器からなるネットワークシステムでは、サーチ開始側のPC100aで図9に示すようなBluetoothデバイスの検出画面を表示する。この検出画面は、ユーザによって、この画面のデバイス検出ボタンがクリックされた際に、自機器の通信可能な電子機器をサーチ(インクワイアリ)する信号を無線で送信する。サーチ受付側の電子機器(PC100b,複合機200a〜200c)が、このようなサーチ開始側のPC100aから送信されたインクワイアリを受信した際には、サーチ受付側の電子機器は、自己のアドレス(Bluetooth Deviceアドレス(BDアドレス))、自己の機器名、及び、機器種別情報を返信する。そして、サーチ開始側のPC100aは、このアドレス、機器名、及び機器種別情報を受信し、機器種別情報に対応するアイコンとともに図9に示すように、機器名を表示する。
【0004】
図9は、図8に示した複合機(機器名:Multi Fuction A)が3台とノートパソコン(機器名:Note PC)が1台検出された際の表示例を示している。このように、通信可能な機器が表示されることによりユーザはこの表示に基づいて実際の接続を行う指示を入力して通信を行い、各種サービスを利用することができる。
【0005】
ところで、図9の画面では、アイコンと機器名を表示するだけであるので、各機器がどのような状況にあるのか、ユーザには全く分からない。つまり、ユーザにとって、図9に示した名称が「Multi Function A」の機器は、その名称から複合機であることは想定できるのだが、その機器の状況までは分からない。そのため、各機器の状況をユーザに報知するためには、上述した機種のアドレス、機器名、及び機器種別情報の他に、機器の状況を別途取得して表示する機能を備える必要がある。このような構成を実現したものとして、例えば、PCに接続されたプリンタの名称とそのプリンタの状況とを別々に取得して、図10に示すように、個々に欄を設け、同時に表示する機能を備えたOSが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10に示すように、ユーザに機器名とその状況とをそれぞれの欄を用いて表示する従来のネットワークシステムにおいては、ユーザに対して機器名とその状況を報知することが可能ではあるが、機器名と状況とをそれぞれ個別に取得するため、データ送受信の回数が増加し、通信に負荷(例えば、ネットワークを流れるデータ量の増大や、通信にかかる電力消費量の増大など)を与えてしまっていた。
【0007】
なお、このような従来のネットワークシステムは、Bluetooth機器に限らず、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)による機器の管理装置など、種々の機器で用いられており、同様の問題が生じている。また、機器名そのものを機器から取得する構成はもちろんのこと、機器名を特定可能な情報を取得して、その情報に基づいて特定した機器名を報知する機器についても同様の問題が生じている。
【0008】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決し、通信に負荷を与えることなく、電子機器に関する機器名と状況とを報知することができるネットワークシステム等を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載のネットワークシステムは、通信機能を備える電子機器が、その電子機器の状況に応じて機器名情報を設定し、設定した機器名情報を報知装置に送信する。
【0010】
すなわち、従来、電子機器は単に機器名情報を送信し、報知装置はこの機器名情報に基づいて特定した機器名を報知していたのに対し、請求項1に記載のネットワークシステムでは、電子機器は機器名情報として、その電子機器の状況に応じた機器名情報を設定して送信し、報知装置では、この機器名情報に基づいて、電子機器の機器名及び状況に関する報知を行う。したがって、ユーザは、報知装置から報知された機器名に基づいて、この電子機器の状況を容易に知ることができる。
【0011】
ここで、報知手段による報知は、機器名情報に基づいて行われており、この機器名情報は、電子機器に関する状況に応じて設定されていることから、報知装置は、電子機器に対して、別途状況を問い合わせることなく(通信に負荷を与えることなく)、電子機器の機器名及び状況に関する報知を行うことができる。
【0012】
また、請求項2に示すように、機器名情報は、機器名そのものとしてもよい。すなわち、従来より電子機器から機器名を送信し、その機器名を報知する報知装置を有するネットワークシステムが存在するのであるが、請求項2に記載のネットワークシステムでは、電子機器の機器名をその電子機器の状況に応じて設定する構成を電子機器に付加しているため、報知装置は、電子機器が状況応じて設定した機器名を報知することとなる。その結果、ユーザは電子機器の状況をこの報知された機器名から知ることができる。
【0013】
つまり、報知装置の構成は従来の構成から変更することなく、電子機器の構成のみを変更するだけで、報知装置から電子機器の状況を知らせるようにすることができる。すなわち、電子機器に従来送信していた機器名情報に加え、自機器の状況を付加した機器名情報を設定して送信するようにするようにすればよい。このようにすれば、報知装置は、単に機器名を取得するための処理を行うだけで機器名を報知することができる。このように、報知装置では、従来の報知装置としての機能をコンピュータに実現させるために従来から存在する種々のソフトウェアをそのまま利用して、機器の状況を報知させることも可能である。
【0014】
なお、請求項2に記載のネットワークシステムは、「通信機能を備える電子機器と、前記電子機器から受信した機器名を報知する報知装置とを備えるネットワークシステムであって、前記電子機器は、当該電子機器の機器名を当該電子機器の状況に応じて変更して設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された機器名を前記報知装置に送信する送信手段とを備え、前記報知装置は、前記電子機器から前記機器名を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された機器名に基づいて、前記電子機器の機器名及び状況に関する報知を行う報知手段とを備えることを特徴とするネットワークシステム。」と等価である。
【0015】
そして、電子機器は、例えば、所定の時間間隔毎にその電子機器の状況に基づく機器名情報を設定して、設定した機器名情報を送信するように構成することもできるが、請求項3に示すように、報知装置からの機器名情報の送信要求の有無を判定し、送信要求が有ると判定された場合にその電子機器の状況を確認して、確認されたその電子機器の状況に基づく情報を機器名情報として設定するとよい。このようにすれば、報知装置からの送信要求があった場合に、機器の状況が確認され、その確認された状況に基づく機器名情報が送信される。したがって、電子機器において、状況の確認、機器名情報の設定、機器名情報の送信を常に行う必要がなくなり、電子機器の種々の資源(例えば、メモリ、演算能力、消費電力等)の消費を抑えることができる。
【0016】
一方、報知装置は、例えば所定の時間間隔毎に機器名情報を通信端末へ要求するように構成してもよいが、請求項4に示すように、ユーザからの機器名の報知指示が入力された際に、電子機器に対して機器名情報の送信要求を送るようにするとよい。このようにすれば、ユーザが電子機器の状況を知りたいときに、電子機器の状況が報知され、ユーザは電子機器の状況を知ることができる。
【0017】
ところで、機器名情報は、請求項5に示すように、電子機器を示す不変の情報である機器情報と、その電子機器の状況に応じて変化する状況情報とを組み合わせた情報とし、報知手段は、機器情報に基づいて機器名に関する報知を行う一方、状況情報に基づいて状況に関する報知を行うとよい。このようにすれば、機器情報が不変であるのでユーザはどの電子機器に関する報知であるのかを容易に特定することができ、また状況情報によってその電子機器の状況を知ることができる。
【0018】
なお、機器情報は、請求項6に示すように機器名とし、状況情報も文字情報とすることができる。そして、請求項6の構成に加え請求項2に示す構成を備える場合には、電子機器から機器名を取得して表示する従来の報知装置であっても、その構成に何ら変更を加えずに、機器の状況を報知することも可能となる。
【0019】
そして、こうしたネットワークシステムとしては、例えば、イーサネット(登録商標)によるネットワークシステム(例えばLAN)や、インターネットを含むネットワークシステムとして構成することができる。こうしたシステム上では、SNMPによって機器名を取得して表示したり状況を取得して表示するネットワークシステムがある。このようなネットワークシステムに、上述した構成を備えることにより、報知装置は、別途状況を取得することなく単に機器名を取得するだけで、その機器の状況をユーザに知らせることも可能となる。
【0020】
また、請求項7に示すように、Bluetooth規格に基づく無線ネットワークでは、特に優れた効果を発揮する。すなわち、Bluetooth規格では、比較的近距離(例えば数メートル〜百メートル程度)の範囲を通信範囲としており、通信を行うに先立って、この通信範囲内に存在する機器のアドレス(BDアドレス)と機器名を取得している。請求項7に示す構成によれば、この機器名の取得の際に、機器の状況も同時に取得することができる。このようにプロトコルに規定される標準的な動作を行うだけで、機器名とともに機器の状況を取得して報知することができる効果がある。
【0021】
なお、請求項1〜7では、ネットワークシステムとしての請求項を挙げたが、このようなネットワークシステムにおいて利用可能な電子機器を請求項として挙げることもできる。つまり、請求項8に示すように、電子機器が、その電子機器の状況に応じて電子機器の機器名情報を設定し、設定された機器名情報を報知装置に送信する。このようにすれば、機器名情報に基づく機器名及び前記電子機器の状況を、報知装置によって報知することが可能となる。なお、請求項8は、請求項1の内容に対応する電子機器の請求項であるが、請求項2〜7における電子機器の有する手段についても同様に、電子機器の請求項とすることができ、上述した各請求項に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
【0022】
なお、請求項9に示すように、請求項1〜7に記載のネットワークシステムをコンピュータにて実現する場合、例えば、コンピュータで実行するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして実行したり、ネットワークを介してロードして実行することにより、各手段としての機能を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0024】
図1は、本実施例のネットワークシステム1の構成を示すブロック図である。ネットワークシステム1は、報知装置としてのパソコン10と、電子機器としての複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)20とを備える。
パソコン10は、CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、ディスプレイ等の表示部15、キーボードやマウス等の操作部16などを備えた一般的なパーソナルコンピュータに対してさらにBluetooth規格に基づく無線通信を行うBluetooth通信モジュール17を備えたものである。そしてパソコン10では、一般的に利用されているオペレーティングシステムが実行されており、HDD14に記憶された各種のプログラムを、CPU11がRAM13にロードして実行する機能を備える。
【0025】
一方、MFP20は、CPU21、ROM22、RAM23、HDD24、LCD等による表示部25、テンキーと機能キー等で構成された操作部26、Bluetooth通信モジュール27、用紙への印字を行う印字部28、公衆回線網に接続可能に構成され、発呼・着呼等の制御を行う網制御と、公衆回線網を介して他のFAXとのデータの送受信とを行う電話回線接続部29などを備える。そしてRAM23として、不揮発性のメモリであるNVRAMを備え、MFP20の動作に必要な各種の設定を記憶している。この設定には、MFP20のBluetoothデバイス名が含まれており、デフォルト設定では、Bluetoothデバイス名として「Multi Function A」が記憶されている。このBluetoothデバイス名は、ユーザが操作部26から名称変更の指示を入力した場合に、ユーザが入力した名称に変更可能である。
【0026】
そして、MFP20は、CPU21がHDD24やROM22に記憶されたプログラムを実行することにより、Bluetooth通信モジュール27から印刷データを受信したり、電話回線接続部29を介してFAXデータを受信してHDD24に記憶したりする受信処理と、受信したデータに基づいて印字部28を制御して印刷を行う印刷処理を行う。また、Bluetooth通信モジュール27から受信したデータに基づいて電話回線接続部29を制御して公衆回線網を介して他のFAXへのデータの送信を行うFAX送信処理や、HDD24に記憶されたデータをBluetooth通信モジュール27を制御してパソコン10へ送信する処理などを行う。なお、MFP20のCPU21は、複数のプログラムをマルチタスクで処理することにより、リソースの競合しない複数の処理を同時に実行可能に構成されている。
【0027】
また、パソコン10は、アプリケーションプログラムによる印刷処理によってHDD14に記憶された印刷データやFAXデータをBluetooth通信モジュール17を制御してMFP20へ送信するデータ送信処理や、MFP20から送信されたデータをBluetooth通信モジュール17を介して受信するデータ受信処理を行う。また、HDD14は、Bluetoothデバイス検索プログラムを記憶しており、上述したデータ送信処理やデータ受信処理による通信対象のBluetoothデバイスを選択したり、機器の状況を確認したりするために、パソコン10の周囲に存在するBluetoothデバイスの検索処理を行う。このBluetoothデバイス検索処理は、パソコン10がBluetooth通信モジュール17によって通信可能な機器を検索して、その機器のBluetoothデバイス名を取得し、取得したBluetoothデバイス名を一覧表示する処理である。
【0028】
一方、MFP20は、この検索を受けた場合に、自己のBluetoothデバイス名にMFP20の状況を含めた機器名を送信する応答処理を行う。これらの処理について、図2〜6を参照して説明する。
図2は、パソコン10が、Bluetoothデバイス検索プログラムを実行した際に、表示部15に表示するウインドウ50の表示例を示す図である。パソコン10のCPU11は、ユーザによって、操作部16のマウスが操作され、このウインドウ50のデバイス検出ボタン52がクリックされたことを検出すると、Bluetoothデバイス検索処理を開始する。
【0029】
このBluetoothデバイス検索処理の流れを、図3のフローチャートに示す。まず、図3のS110では、CPU11がBluetooth通信モジュール17を制御し、Bluetooth通信モジュール17から、他のBluetoothデバイスを検索する検索コマンド(インクワイアリ)を無線で送信する。このBluetooth通信モジュール17の通信範囲は、半径数メートル程度(例えば半径5メートル程度)である。例えば、図4のパソコン10aのBluetooth通信モジュール17の通信範囲は、図4に破線で示す範囲となり、この場合、MFP20a,20b,20c及びパソコン10bがパソコン10aの通信範囲に含まれることとなり、MFP20d及びパソコン10c,10dは通信範囲に含まれないこととなる。
【0030】
一方、MFP20は、図5のフローチャートに示す処理を行う。すなわち、S210で、CPU21は、Bluetooth通信モジュール27が検索コマンドを受信したか否か(インクワイアリがあったか否か)を監視し、検索コマンドを受信した場合(インクワイアリがあった場合)に(S210:YES)、S220へ移行する。
【0031】
S220では、自己のBluetoothデバイス名を、RAM23のNVRAMから取得する。例えば、Bluetoothデバイス名がデフォルト設定である場合には、テキスト「Multi Function A」が取得される。
そして、S230〜S280では、MFP20の各処理の状況を判定し、その状況を、Bluetoothデバイス名に付加していく。
【0032】
まずS230では、待機中か否かを判定する。すなわち、前述したFAX受信処理においてFAX受信中でない状況であり、かつ、印刷処理において印刷中でない状況である場合に、待機中であると判定する。
なお、「FAX受信中か否か」や「印刷中か否か」は、例えば、FAX受信処理ではFAX受信中にFAX受信中フラグをセットするように、印刷処理では印刷中に印刷中フラグをセットするようにしておき、S230でこれらのフラグがセットされているか否かによって判定することができる。なお、後述するS250、S270の判定も同様にしてこれらのフラグを参照して行うことができる。
【0033】
そして、待機中の場合には(S230:YES)、S240へ移行してBluetoothデバイス名にテキスト「(待機中)」を付加した後、S290へ移行する。一方、待機中でない場合には(S230:NO)、S250へ移行する。
S250では、前述したFAX受信処理において現在FAX受信中であるか否かを判定し、FAX受信中の場合には(S250:YES)、S260へ移行してBluetoothデバイス名にテキスト「(FAX受信中)」を付加した後、S270へ移行する。一方、FAX受信中でない場合には(S250:NO)、S270へ移行する。
【0034】
S270では、前述した印刷処理において現在印刷中か否かを判定する。印刷中の場合には(S270:YES)、S280へ移行し、Bluetoothデバイス名にテキスト「(印刷中)」を付加した後、S290へ移行する。一方、印刷中でない場合には(S270:NO)、S290へ移行する。
【0035】
そして、S290で、S230〜S280で状況の付加されたBluettothデバイス名、BDアドレス、及び、機器種別情報を、Bluetooth通信モジュール27から送信する。例えばS230で待機中ではないと判定され(S230:NO)、S250でFAX受信中と判定され(S230:YES)、かつ、S270で印刷中ではないと判定された場合には(S270:NO)、送信されるBluetoothデバイス名は「Multi Function A(FAX受信中)」となる。なお、このように括弧内に状況を示す語句を付加することにより、機器情報としての機器名と、状況情報としての状況を示すテキストとを、明確に区別することが容易にできる。
【0036】
パソコン10のBluetooth通信モジュール17は、このBluetoothデバイス名を受信し、S120(図3参照)でCPU11は、Bluetooth通信モジュール17から、Bluetoothデバイス名を取得してRAM13に格納する。そして、S130では、このBluetoothデバイス名を表示部15へ表示する。この表示は、図2に示したウインドウ50内に、図6に示すように描画することで行う。すなわち、受信した機器種別情報に対応するアイコンの下にBluetoothデバイス名を表示する。
【0037】
このように、Bluetoothデバイス名として機器の状況を含んだものが表示されるため、ユーザはどの機器がどのような状況であるのかをBluetoothデバイス名を見ただけで容易に把握することができる。すなわち、従来の図9に示したBluetoothデバイス名の表示では分からなかった機器の状況が、図6に示すように表示されることで容易に分かるようになるのである。また、機器の状況を取得するために別途通信を行う必要がないので、通信に負荷をかけることなく、機器名と状況とを報知することができる。
【0038】
なお、本実施例では、MFP20の状況として、待機中、FAX受信中、印刷中を例として説明したが、例えば、ペーパージャム、用紙切れ、トナー切れ、メモリフルなど、種々の状況を用いることができる。
また、本実施例では、電子機器としてMFP20、報知装置としてPC10を例に説明したが、種々の機器を電子機器または報知装置とすることができる。
【0039】
更に、本実施例では、機器名情報としての機器名と、状況情報としての状況を示すテキストとを表示することによって報知する例を挙げて説明したが、表示に限らず、音声を出力することによって報知する構成としても良い。
また、機器名情報は、例えば、文字列を特定するIDナンバーに機器の状況を付加した構成とし、報知装置は、このIDナンバーに対応する文字列を予め記憶しておき、この記憶された対応関係に基づいて、受信したIDナンバーから文字列を特定して、付加された状況と組み合わせて機器名として報知する構成としても良い。つまり、機器名を間接的に特定する構成としても良い。
【0040】
更に、本実施例では、図6に示すように、PCのGUI環境における機器のアイコンと機器名とを表示する例を挙げて説明したが、図7(a)に示すように、アイコンを表示せずに、機器名(機器の状況を含んだもの)のみを表示するようにしても良い。このような構成は、例えば、携帯電話機のように、ディスプレイの大きさや解像度に制限のある場合により好適に作用する。また、図7(b)に示すように、電子機器から受信した状況情報(図6や図7(a)における、FAX受信中、待機中、印刷中に相当)を機器名として文字列で表示する代わりに(図6や図7(a)参照)、状況情報に対応する簡素なアイコンを予め記憶しておき、それを表示(報知)させる構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】Bluetoothデバイス検索プログラムの実行画面の表示例を示す図である。
【図3】PCにおけるBluetoothデバイス検索処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】通信範囲の例を示す説明図である。
【図5】MFPにおける応答処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】Bluetoothデバイス検索後のBluetoothデバイス検索プログラムの実行画面の表示例を示す図である。
【図7】Bluetoothデバイス検索後のBluetoothデバイス検索プログラムの実行画面の他の表示例を示す図である。
【図8】Bluetoothデバイスの検索の様子を説明する説明図である。
【図9】従来のBluetoothデバイス検索プログラムの実行画面の表示例を示す図である。
【図10】従来のプリンタ名とプリンタの状況の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…ネットワークシステム、
10…パソコン 11…CPU 12…ROM 13…RAM
14…HDD 15…表示部 16…操作部 17…Bluetooth通信モジュール
20…MFP(複合機) 21…CPU 22…ROM 23…RAM
24…HDD 25…表示部 26…操作部 27…Bluetooth通信モジュール
28…印字部 29…電話回線接続部
50…ウインドウ 52…デバイス検出ボタン
100…PC 200…複合機
Claims (9)
- 通信機能を備える電子機器と、前記電子機器から当該電子機器の機器名を示す機器名情報を受信し、当該機器名情報に基づく報知を行う報知装置とを備えるネットワークシステムであって、
前記電子機器は、
前記機器名情報を当該電子機器の状況に応じて変更して設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された機器名情報を前記報知装置に送信する送信手段とを備え、
前記報知装置は、
前記電子機器から前記機器名情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された機器名情報に基づいて、前記電子機器の機器名及び状況に関する報知を行う報知手段とを備えること
を特徴とするネットワークシステム。 - 前記設定手段は、前記機器名情報として前記電子機器の状況に応じた機器名を設定し、
前記報知手段は、当該機器名を報知すること
を特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記設定手段は、前記報知装置からの機器名情報の送信要求の有無を判定する判定手段と、前記判定手段によって送信要求が有ると判定された場合に当該電子機器の状況を確認する確認手段とを備え、前記確認手段によって確認された当該電子機器の状況に応じた前記機器名情報を設定すること
を特徴とする請求項1または2に記載のネットワークシステム。 - 前記報知装置は、
ユーザからの報知指示を入力する指示入力手段と、
前記指示入力手段によって報知指示が入力された際に、前記電子機器に対して機器名情報の送信要求を送る要求手段と
を備えることを特徴とする請求項3に記載のネットワークシステム。 - 前記設定手段は、前記機器名情報として、当該電子機器を示す不変の情報である機器情報と、当該電子機器の状況に応じて変化する状況情報とを組み合わせた情報を設定し、
前記報知手段は、前記機器情報に基づいて機器名に関する報知を行う一方、前記状況情報に基づいて状況に関する報知を行うこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記機器情報は、機器名であり、前記状況情報は状況を示す文字情報であること
を特徴とする請求項5に記載のネットワークシステム。 - 前記ネットワークは、Bluetooth(登録商標)規格に基づく無線ネットワークであること
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 通信機能を備える電子機器と前記電子機器から当該電子機器の機器名を示す機器名情報を受信し、当該機器名情報に基づく報知を行う報知装置とを備えるネットワークシステムにおいて利用可能な前記電子機器であって、
前記機器名情報を当該電子機器の状況に応じて変更して設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された機器名情報を前記報知装置に送信する送信手段とを備えること
を特徴とする電子機器。 - 請求項1〜7のいずれかに記載のネットワークシステムにおける各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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