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JP3618028B2 - 薄板の曲げ部品を製造する方法、切断および曲げの統合システムおよび曲げ作業の製品 - Google Patents
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JP3618028B2 - 薄板の曲げ部品を製造する方法、切断および曲げの統合システムおよび曲げ作業の製品 - Google Patents

薄板の曲げ部品を製造する方法、切断および曲げの統合システムおよび曲げ作業の製品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄板の曲げ部品を製造する方法、切断および曲げの統合システムおよび曲げ作業の製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば本出願人のイタリア国特許第T093A000818号に記述されるような自動曲げ装置が知られている。
【0003】
上述のイタリア国特許に記述されるシステムは、曲げられるべき部品の領域が鉛直懸架平面に横たわるように、曲げられるべき部品がマニピュレータによって支持されることを提供する。曲げは、曲げられるべき部品に関してどのような構成で配置されてもよい2つの工具を有する振動曲げ機械によってなされる。部品は、マニピュレータによって、薄板の変形されていない部品の面に垂直な軸の周りの回転を除いた5つの自由度でその部品が制限された振幅の運動をすることができるような態様で支持されている。
【0004】
ここで記述されるシステムにおいては、部品は、曲げられるべき部品の面における展開図(development) に対応する形状に切断され、マニピュレータに結合されてもよい1つまたはそれ以上の把持部を有する。その部品が、おそらくマニピュレータによってそれが保持されている間に実行される計測段階の後に、個々に曲げ機械に供給される。
【0005】
自動曲げ機械は、部品においてなされるべき曲げの特定の種類に特有の形状および寸法のパンチとダイによって、その部品を曲げる。自動曲げ機械は、さらに、工具を交換するための自動装置を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の自動曲げ機械では、複雑な形状の部品を製造中、曲げによって影響されない把持位置を識別するときに問題がしばしば発生し、このために、いくつかの部品はこの機械によっては曲げられることができない。
【0007】
さらなる問題は、同一部品の加工中に工具を交換することがしばしば必要なことである。工具を交換するための自動システムは動きが速いが、工具を交換するときにはある程度の時間が消費され、その期間においてシステムは生産ができない。
【0008】
本発明の目的は、上述のイタリア国特許第T093A000818号に記述された曲げシステムのさらなる開発を提供することであり、そして、曲げのサイクルのより大きな効率を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも1つの曲げられるべき部品の面における展開図の輪郭が平板状の薄板に規定され、1つの部品または複数の部品と薄板におけるそれの周囲部分との間の結合部をそのままにしておくことである。1つの部品または複数の部品を取り囲んでいる薄板の部分は、その部品を曲げプレスに送り込むマニピュレータによって把持するのに使用することにできる枠を構成する。結合部によって薄板の周囲部分に部品が結合されている間に部品が曲げられる。曲げ作業が完了すると、製品は1つまたはそれ以上の部品が存在する板の形態であり、その部品のそれぞれは、少なくとも1つの曲げられたエッジを有し、かつ1つまたはそれ以上の結合部によって薄板の周囲部分に結合されていると共に、曲げ作業後、周囲部分と結合部とが同一平面内に存在している。次の段階において、結合部を除去または破壊することによって部品が枠から分離される。
【0010】
薄板の曲げ部品を製造するこの切断および曲げの統合システムは、曲げの期間中の部品を自動操作することによって、自動曲げ装置の生産能力の最善の利用がなされることを可能にする。つまり、曲げられるべき1つまたは複数の部品の周りの枠の存在は、著しく複雑な形状の部品に関してさえも常に使用することのできる都合のよい把持領域を作りだす。
【0011】
その結果、複数の部品が単一の板に規定されることができ、工具の交換が必要となる前に異なった部品におけるある程度の数の曲げを作るために同一の曲げ工具を使用することが可能であるという事実に基づいて、工具交換作業の発生率が相当に低減されることが可能である。
【0012】
本発明による方法およびシステムは、さらに、部品の差し入れおよび取り出しのためのむだ時間を低減する。なぜなら、曲げ装置は、1回の差し入れ/取り出し作業によって複数の部品を工作するように準備されるからである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
【0014】
まず最初に図1を参照するに、切断輪郭12が、薄板(板金)10内に規定され、さらに、面14a,14b,14cおよび面16a,16b,16cに複数の展開図の輪郭を形成する。切断輪郭12は、薄板10の表面に物理的には適用されないが、薄板10の切断を実行するために配置された例えば打抜機またはレーザ切断機のような切断機械の制御ユニットに記憶されている。必要に応じて、切断輪郭12は単一部品の輪郭も同様に形成してもよい。
【0015】
切断経路12に沿った所定の位置に中断(interruption)が提供され、部品14a,14b,14cおよび16a,16b,16cの面における展開図と薄板10の周囲部分18との間の結合リンク(結合部)を形成する。
【0016】
図2は、貫通切断(through−cut) 20が所定の切断経路に沿って作られる作業が完了したときの薄板10を示す。すでに上述したように、貫通切断20は、一連の結合リンク(結合部)が形成されるように長さにおいて中断される。部品14a,14b,14cに関する限り結合リンク(結合部)は符号22で指示され、部品16a,16b,16cの面における展開図の場合には、それぞれの結合リンク(結合部)は符号24で指示される。
【0017】
図2において、部品14a,14b,14cおよび部品16a,16b,16cに関する曲げの線分が、それぞれ符号26および28によって指示される。結合リンク22および24は、曲げが線分26および28に沿って実行されることによって結合リンク22および24によって影響される位置が薄板10の面の外にならないような態様で配置されることがわかる。
【0018】
薄板10が図2に示されるように準備された後、部品14a,14b,14cおよび16a,16b,16cのエッジが曲げられる。これらの曲げをなすために、薄板10はマニピュレータの把持部によって把持される。部品が把持される位置は、曲げられるべき薄板の部品を取り囲んだ枠を構成する薄板10の周囲部分18を必要とする。
【0019】
したがって、薄板10を把持するための手段は、曲げ作業を妨げることはない。曲げは、好ましくは、イタリア国特許第T093A000818号に記述された態様によって鉛直平面に保持された薄板10に対して実行される。
【0020】
曲げは、なされるべき曲げの特定の種類に関して適切な特徴を有するV字型のパンチおよびダイによって実行される。詳しくは、曲げ工具は、曲げられるべき部品を取り囲んだ薄板10の周囲部分18に干渉しないように、曲げられるべきエッジの長さにほぼ等しい長さのものである。
【0021】
本発明の有益な点は、2つの隣接する部品の面における展開図が同一の切断に面した隣接する辺を有することができることである。例えば、図2を参照すると、部品14aおよび14bは辺30を共通に備え、部品14aおよび16aは辺32を共通に備える。このことは、薄板10の領域の最善の利用がなされることを可能にして、消費される材料を減少させるのである。
【0022】
本発明による方法を用いると、曲げ機械は、同じ薄板10に属する部品におけるのと同じ曲げ工具によって曲げることのできるすべてのエッジを連続して曲げるようにプログラムされる。そして、曲げ工具が交換され、異なった種類、例えば異なる長さの曲げ工具を要求する部品の他のエッジが連続して曲げられる。必要に応じて、ただ1つの曲げ工具だけが交換されてもよく、ほとんどの場合パンチだけが交換される。
【0023】
図3は、曲げ作業が完了したときの薄板10を示す。図3において、エッジを薄板10の反対の側に曲げることもできることがわかる。このことは、例えば、曲げ工具を薄板10に関して180°まで回転することによって実現することができる。
【0024】
曲げ作業の後に、薄板10は、曲げ機械から取り出され、そして、曲げられた部品14a,14b,14cおよび16a,16b,16cが薄板10の残った部分18から分離されるステーションに運ばれる。この分離はリンク(結合部)を切断することによって実現することができる。
【0025】
薄板10の残った部分から部品の面における展開図を完全に分離すること、および、それを個別に曲げることを提供する曲げ方法に比較して、本発明による方法の利点は上述の説明から明らかである。実際に、本発明による方法を用いると、自動曲げ機械での1回の差し入れ/取り出し作業が、同じ薄板10に属するすべての部品に対して実行されてもよい。さらに、より多くの数の曲げが同じ組の工具によって連続して実行できるという事実が、曲げ機械が作業をしない工具交換時間を減少させるのである。上述された作業の方法は、機械の作業サイクルのより良い利用がなされることとなり、そして、曲げシステムの全体の効率を増大させることとなる。
【0026】
ここで図4〜7を参照するに、上述において説明されら方法を実行するために用いることのできる統合された切断および曲げシステムが、概略的に符号40によって示されている。
【0027】
システム40は、切断ステーション42と一緒に配置された曲げステーション44とによって本質的に形成されている。
【0028】
切断ステーション42はレーザ切断機によって構成され、そのレーザ切断機は曲げステーション44に固定された静止支持構造体46と、水平ガイドとを有し、鉛直ビーム48がその水平ガイドに沿って移動することができる。鉛直ビーム48は、静止水平スクリュー52に係合する電動ナット50(図7)によって水平に動かされる。ビーム48は鉛直ガイドを備え、その鉛直ガイドに沿ってレーザ集束ヘッド54が移動することができる。
【0029】
したがって、切断ステーション42において鉛直に保持されている薄板10への切断作業を行うために、レーザヘッド54は意のままに鉛直の作業平面に移動することができる。レーザヘッド54は、レーザ発振器56によって、また、切断および溶接ロボットに通常用いられているような一連のミラーによる従来の方法でレーザビームを供給される。
【0030】
図面において符号58によって指示される薄板は、この薄板58の周辺領域を把持する把持部62を有するフレーム60によって鉛直の切断平面に保持される。切り屑を集めて排出するための、図4においてコンベア64によって概略的に示されるシステムが、切断領域の下方に配置される。鉛直ビーム48とともに動くことのできる吸引フード66が、薄板58をへだててレーザヘッド54と反対側のレーザヘッド54の正面に提供されてもよい。切断ステーション42の正面部分はスライドドア68によって閉じてもよい。
【0031】
切断ステーション42には、より大きな板58から切断された薄板10を移動するためのマニピュレータ70がある。マニピュレータ70は、水平に移動することができかつナット74によって駆動されるベース72を備え、そのナット74は、レーザヘッド54の鉛直ビーム48の運動に寄与するそれと同一のスクリュー52と係合する。ベース72は、薄板10を把持するための把持部80を有する回転可能なヘッド78を備えた関節式アーム76を備える。
【0032】
マニピュレータ70は、より大きな板58から分離された薄板10を把持するために配置される。より大きな板58は鉛直平面に配置されるので、より大きな板58の残りの部分から薄板10を分離する周辺切断(perimetral cutting)が完了する前に、マニピュレータ70は薄板10を把持しなければならない。
【0033】
このことは、図9および図10に示される方法で行われる。レーザ切断ヘッド54は、薄板10の周囲に沿って貫通切断82を行うが、周辺切断の完了の前に(したがって、より大きな板58から薄板10を完全に分離する前に)、薄板10の上部エッジにおけるより大きな薄板にくぼみ84を作る。そして、マニピュレータ70の把持部80が、くぼみ84に挿入されて図9に示されるように薄板10を把持する。この薄板10が把持部80によって把持された後に、切断ヘッド54は、薄板10をより大きな板58から分離する周辺切断82を完了することができる。1つまたはそれ以上の曲げられるべき部品の面における展開図の輪郭を規定する切断およびリンクが、薄板10を形成する貫通切断82が行われる前に、図1〜3を参照して詳細に説明されたように薄板において行われる。
【0034】
把持部80が薄板10を把持した後、かつ、分離切断82が完了した後、薄板10をより大きな板58から遠ざけるために、マニピュレータ70のヘッド78が、図8の矢印86によって指示される方向に引っ込められ、同じ図8の破線の外郭線に示される位置に運ばれる。それから、曲げステーション44のマニピュレータ70によって薄板10が受け取られる位置に薄板10を運ぶために、マニピュレータ70の全体が水平に動かされる。
【0035】
曲げステーション44は、好ましくは、本出願人のイタリア国特許第T093A000818号に記述されかつ図示される形態のものである。したがって、曲げステーション44の詳細な説明のためには、上述の特許出願が参照されるべきである。ここでの説明のためには、曲げの期間中の部品の構成部分の動きに追従するために、数値制御によってもたらされる曲げの線分に平行な軸の周りの回転運動を行うことができる曲げ工具92および94を有する曲げプレス90を曲げステーション44が備えることを指摘することで十分である。さらに、曲げステーションのパンチおよびダイは、薄板10の面における曲げの方向を変更するために、薄板10に垂直な軸の周りの回転運動を行うことができる。
【0036】
曲げられるべき1つまたは複数の部品の輪郭が既に規定された薄板10が、切断ステーション42のマニピュレータ70からの部品を受け取るマニピュレータ96によって曲げプレス90に送り込まれる。マニピュレータ96は、直角座標形式(cartesian type) のものであり、移動して作業領域のいかなる位置にでも正確に位置決めされることのできる把持ヘッド98を有する。把持ヘッド98は、5つの自由度で浮動することができるような態様で薄板10を保持する特徴を有する。
【0037】
したがって、薄板10は、3つの直線軸X,Y、およびZに沿って把持ヘッド98と比較して小さな運動を行うことができ、薄板10の面の内側の2つの垂直軸の周りの2つの回転運動を自由に行うことができる。薄板10の位置決めのときにそれの重量によるエラーを防止するために、制限される唯一の薄板10の自由度は、薄板10の面に垂直な軸の周りの薄板10の回転に対応する自由度である。
【0038】
曲げの期間中の薄板10の浮動懸架は、本発明の能力の中でも特に有益なものである。なぜなら、把持ヘッド98は、部品と薄板の周囲部分との間の結合リンクの破壊を引き起こそうとする力を吸収することができるからである。マニピュレータ96の浮動懸架の構造上の細部は、イタリア国特許第T093A000818号に詳細に説明されている。
【0039】
曲げステーション44は、曲げ工具92および94を交換するための自動装置を有し、その構造上の細部と動作は上述において何回か引用されたイタリア国特許に詳細に説明されている。曲げは、曲げられるべきエッジの長さにほぼ等しい長さの1組の工具によって実行される。いくつかの異なった部品の面における展開図が同一の薄板10に規定される場合には、曲げプレス90は、同一の薄板10に属するすべての部品の同一の長さのすべての曲げを行い、その後に、異なった長さの曲げを行うことに備えてそれは工具を交換する。
【0040】
移送および曲げ作業の間はずっと、薄板10は、周辺切断によってそこに規定された1つまたは複数の部品を取り囲む周辺領域によって保持される。したがって、薄板10は、曲げ作業を通じての部品の支持体の機能をなす一種の枠を形成する。
【0041】
システム40における加工が完了すると、1つまたは複数の部品によって構成される製品が製造され、その部品のそれぞれは少なくとも1つの曲げエッジを有し、その曲げエッジは小さなリンクによって薄板10の周囲部分に結合されている。曲げられた部品は、次の段階において、例えば、リンクを切断することを特に意図した機械によって、またはそれの破壊をもたらすほどにリンクに力を加える疲労によって支持枠から分離される。
【0042】
上述において説明されたように、薄板10は、切断ステーション42においてより大きな板58から分離される。より大きな板58からの薄板10の切断は、一般的に、より大きな板58の周辺の枠を残したままにして実行される。したがって、様々な板を取り除いた後に残ったより大きな板の材料は、把持部62を備えた位置決めのフレーム60によって正しい位置に絶えず保持されるている。より大きな板58からすべての有用な板が取り除かれた後に残った残骸は、一般的に、切断屑としてそれを廃棄するときに問題を起こすかもしれないかなりの大きさである。したがって、より大きな板58から最後の有用な板が取り除かれた後に、切断ステーション42の基部の収集システムに重力で落下して以前の板58よりもはるかに小さくまとまった切断屑として廃棄される小さな断片にまでそれを分解するために、切断ヘッド(レーザヘッド)54はより大きな板58の残骸を分断する。切断ヘッド54は、好ましくは、残骸の全体の長さと底部から上向きの漸進的な運動とを含んだ水平の切断によってその残骸を切断する。
【0043】
本発明による統合された切断および曲げシステムのさらなる有益な特徴は、切断ステーション42および曲げステーション44が、お互いに関連する態様で、または独立して作業することができることである。第1の作業状態は、切断機械として単独で使用される完全なシステム40を提供する。この場合には、より大きな板58から部品が切断されたときに切断ステーション42はマニピュレータ70によって取り出されるべき部品を提供するのに、曲げステーション44は作業しない。さらに、システム40は、曲げ機械として、すなわち切断ステーション42が作業せずに単独で作業することができ、その曲げステーション44は、切断ステーション42によって、または異なる切断またはパンチ機械によって前もってその準備の切断がなされている部品が供給される。第3の作業状態は、切断ステーション42および曲げステーション44が同時にではあるが独立して作業する状態であり、すなわち、切断ステーション42で切断された部品は取り出されて別個に収集されるとともに、曲げステーション44は切断ステーション42から直接には送られてこない部品を供給される状態である。考えられる最後の作業状態は、切断ステーション42および曲げステーション44がお互いに関連する作業を提供する状態であり、すなわち、曲げステーション44が切断ステーション42から送られてくる部品を直接に供給される状態である。
【0044】
なお、この発明は、前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
【0045】
【発明の効果】
以上のごとき実施の形態より理解されるように、請求項1〜11による薄板の曲げ部品を製造する方法および請求項20による曲げ作業の製品の発明によれば、少なくとも1つの曲げられるべき部品の面における展開図の輪郭が薄板に規定され、1つの部品または複数の部品と薄板におけるそれの周囲部分との間の結合部をそのままにしておくことができる。1つの部品または複数の部品を取り囲んでいる薄板の部分は、その部品を曲げプレスに送り込むマニピュレータによって把持するのに使用することのできる枠を構成する。結合部によって薄板の周囲部分に部品が結合されている間に部品を曲げることができる。曲げ作業が完了すると、製品は1つまたはそれ以上の部品が存在する板の形態であり、その部品のそれぞれは、少なくとも1つの曲げられたエッジを有し、かつ1つまたはそれ以上の結合部によって薄板の周囲部分に結合されている。次の段階において、結合部を除去または破壊することによって部品を枠から分離せしめることができる。
【0046】
また、請求項12〜19による薄板の曲げ部品を製造するためのシステムの発明によれば、曲げの期間中の部品を自動操作することによって、自動曲げ装置の生産能力の最善の利用がなされることを可能にすることができる。つまり、曲げられるべき1つまたは複数の部品の周りの枠の存在は、著しく複雑な形状の部品に関してさえも常に使用することのできる都合のよい把持領域を作り出すことができる。
【0047】
その結果、複数の部品が単一の板に規定されることができ、工具の交換が必要となる前に異なった部品におけるある程度の数の曲げを作るために同一の曲げ工具を使用することが可能であるという事実に基づいて、工具交換作業の発生率が相当に低減されることが可能である。
【0048】
さらに、上記本発明による方法およびシステムによれば、部品の差し入れおよび取り出しのためのむだ時間を低減せしめることができる。なぜなら、曲げ装置は、1回の差し入れ/取り出し作業によって複数の部品を工作するように準備されるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の3つの異なった段階を示す概略の斜視図である。
【図2】本発明による方法の3つの異なった段階を示す概略の斜視図である。
【図3】本発明による方法の3つの異なった段階を示す概略の斜視図である。
【図4】本発明による統合された切断および曲げシステムの概略の斜視図である。
【図5】図4の矢印Vの方向の部分断面図が描写された側面図である。
【図6】図4の矢印VIの方向の正面図である。
【図7】図4のシステムの平面図である。
【図8】図4の矢印VIIIによって指示される部分の概略の正面図である。
【図9】図8の矢印IXによって指示される部分の概略の斜視図である。
【図10】図9の矢印Xによって指示される細部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 薄板
12 切断輪部
14a,14b,14c,16a,16b,16c 部品の面
18 周囲部
20 貫通切断
22,24 リンク(結合部)
40 システム
42 切断ステーション
44 曲げステーション
54 レーザ集点ヘッド
70 マニピュレータ
80 把持部
90 曲げプレス
92,94 曲げ工具
96 マニピュレータ
98 把持ヘッド

Claims (20)

  1. 少なくとも1つの曲げエッジを有する薄板の部品を製造する方法であって、
    少なくとも1つの曲げられるべき部品の面(14a,14b,14c,16a,16b,16c)における展開図の輪郭を規定するために、平板状の薄板(10)に貫通切断(20)を製作する段階であって、面(14a,14b,14c,16a,16b,16c)における展開図と薄板(10)の周囲部分(18)との間の結合部(22,24)を規定するために、その貫通切断(20)が、面(14a,14b,14c,16a,16b,16c)における展開図の輪郭の所定の位置(22,24)で中断される、該貫通切断を製作する段階と、
    部品が結合部(22,24)によって薄板(10)の周囲部分(18)に結合されている間に、部品(14a,14b,14c,16a,16b,16c)の少なくとも1つのエッジを曲げる段階と、
    を備えると共に、曲げ作業後、周囲部分(18)と結合部(22,24)とが同一平面内に存在していることを特徴とする薄板の曲げ部品を製造する方法。
  2. 切断および曲げ作業の期間中に薄板(10)がほぼ鉛直の平面に保持される請求項1に記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  3. 曲げが、お互いに協力するパンチ(92)とダイ(94)を有する曲げ機械(90)によって実行され、
    曲げ機械(90)のパンチ(92)とダイ(94)が、曲げ期間中の部品の一部分の運動に追従するために、曲げの線分に平行な軸の周りの回転運動をなすことができることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  4. 曲げが、お互いに協力するパンチ(92)とダイ(94)を有する曲げ機械(90)によって実行され、
    曲げ機械(90)のパンチ(92)とダイ(94)が、薄板(10)の面における曲げ方向を変更するために、薄板(10)の垂直な軸の周りを回転運動をなすことができることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  5. 同じ薄板(10)に属する少なくとも1組の隣接する部品の面における展開図が、同じ切断に面する2つの隣接する辺を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  6. 同じ薄板(10)に属する部品(14a,14b,14c,16a,16b,16c)における同じ工具によって曲げられるべきすべてのエッジを連続して曲げ、次に、異なった工具によって曲げられるべきエッジを曲げるために、1つまたは両方の曲げ工具を交換する段階をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  7. 薄板(10)が、薄板(10)の部品(14a,14b,14c,16a,16b,16c)を取り囲む部分(18)を把持する少なくとも1つの把持部(62,80)を有するマニピュレータ(98)によって保持されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  8. 曲げられるべき部品を含んだ薄板(10)が、切断ステーション(42)に配置されたより大きな薄板(58)の切断によって製造され、個々の薄板(10)は、それぞれのより大きな薄板(58)から薄板(10)を分離する周辺切断が完了する前に、マニピュレータ(70)によって把持および保持されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  9. 薄板(10)をより大きな薄板(58)から分離するために、くぼみ(84)が薄板(10)のエッジに作られ、把持部(80)がくぼみ(84)に配され、薄板(10)が把持部(80)によって把持され、そして、薄板(10)をより大きな薄板(58)から分離する周辺切断が仕上げられることを特徴とする請求項8に記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  10. すべての薄板(10)を取り除いた後に残ったままである曲げに有用なより大きな薄板(58)の材料が、切断ステーション(42)の基部に切断屑として収集される小さな断片に切断されることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  11. 曲げが完了したとき、薄板(10)が、少なくとも1つの曲げエッジを備えた1つまたはそれ以上の部品を結合部(22,24)によって支持する周辺枠を有することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の薄板の曲げ部品を製造する方法。
  12. 薄板の曲げられた部品を製造するためのシステムにおいて、少なくとも1つの曲げられるべき部品の面(14a,14b,14c,16a,16b,16c)における展開図の輪郭を規定するために、平板状の薄板(10、58)に貫通切断(20)を作るための切断装置(42)であって、面(14a,14b,14c,16a,16b,16c)における展開図と薄板(10)の周囲部分(18)との間の結合部を製造するために、その貫通切断(20)が、面(14a,14b,14c,16a,16b,16c)における展開図の輪郭の所定の位置(22,24)で中断される該切断装置(42)と、
    部品が結合部(22,24)によって薄板(10)の周囲部分(18)に結合されている間に、部品(14a,14b,14c,16a,16b,16c)の少なくとも1つのエッジを曲げることができる曲げ機械(90)と、
    を備えると共に、曲げ機械(90)は、曲げ作業後においても、結合部(22,24)と周囲部分(18)とが同一平面内に存在しているように曲げを行なう機械であることを特徴とする薄板の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  13. 薄板(10)に垂直な軸の周りの回転を除いて部品が空間で自由に小さな運動を行なうことができるままにしておく浮動懸架装置によって、マニピュレータ(96)がほぼ鉛直な平面に薄板(10)を保持し、懸架装置が、結合部(22,24)を破壊しようとする力を防止するようになされていることを特徴とする請求項12に記載の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  14. 曲げ機械(90)が、お互いに協力するパンチ(92)とダイ(94)を有し、
    曲げ機械(90)のパンチ(92)とダイ(94)が、曲げ期間中の部品の一部分の運動に追従するために、曲げ線分に平行な軸の周りの回転運動をなすことができることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  15. 曲げ機械(90)が、お互いに協力するパンチ(92)とダイ(94)を有し、
    曲げ機械(90)のパンチ(92)とダイ(94)が、薄板(10)の面における曲げ方向を変化させるために、薄板(10)に垂直な軸の周りの回転運動をなすことができる請求項12または請求項13に記載の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  16. 切断装置(42)が、鉛直平面において作業運動をなすことができるレーザ切断ヘッド(54)と、鉛直の切断平面に薄板(58)を保持するための手段(60)と、からなることを特徴とする請求項12〜請求項15のいずれかに記載の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  17. 切断平面における薄板(10)を受け取ってそれそれを曲げ機械(44)のマニピュレータ(96)に運ぶ中間のマニピュレータ(70)を備えることを特徴とする請求項12〜請求項16のいずれかに記載の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  18. 薄板(10)をより大きな薄板(58)から分離する周辺切断が完了する前に、中間のマニピュレータ(70)がより大きな薄板(58)から切断された薄板(10)を把持するように準備されたことを特徴とする請求項17に記載の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  19. 切断装置(42)および曲げ機械(44)が、独立した態様またはお互いに関連する態様で加工を行なうように準備され、その結果、切断装置(42)の単独での作業、曲げ機械(44)の単独での作業、切断装置(42)および曲げ機械(44)の同時ではあるがお互いに独立した作業、または、切断装置(42)および曲げ機械(44)のお互いに関連して作業する態様による作業、すなわち、曲げ機械(44)が切断装置(42)から送り込まれる薄板(10)を直接に供給される作業を可能にすることを特徴とする請求項12〜請求項18のいずれかに記載の曲げ部品を製造するための切断および曲げの統合システム。
  20. 平板状の薄板(10)から生成された曲げ作業の製品において、
    製品以外の部位である薄板(10)の残り部分(18)から切り離す前に、薄板(10)の面から突き出ていた少なくとも1つの曲げられたエッジと、
    部品(14a,14b,14c,16a,16b,16c)の面における展開図の輪郭を規定する切断(20)における中断(22,24)によって形成された結合部によって、薄板(10)の残りの部分(18)に結合されていた結合片と、
    を有し、残り部分(18)からの切り離し前には、結合部(22,24)と周囲部分(18)とが同一平面内に存在していたことを特徴とする曲げ作業の製品。
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