JP3629751B2 - Automatic buffing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
また、本発明は、検出対象体として、例えば、ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置に搭載される回転型磁気ヘッド装置を構成する回転ドラムをバフが圧接することによって生じる圧接力を検出する力検出ユニットを備え、バフ研磨加工するのに好適な自動バフ研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、バフ研磨装置は、概略、被研磨物を研磨するバフと、このバフが支持された支軸と、この支軸を回転駆動する駆動モータとを備えて構成されている。バフは、円板状に形成されており、中央部が支軸に支持されて固定されている。支軸は、先端部にバフを支持しており、基端部が駆動モータの回転軸に連結されている。駆動モータは、回転軸を回転駆動することによって、支軸を介してバフを回転させる。そして、バフ研磨装置は、バフの外周部に研磨材が塗布されて、被研磨物の被研磨部に回転されたバフの外周部を突き当てることによってバフ研磨加工を行う。
【0003】
ところで、磁気記録再生装置に搭載される回転型磁気ヘッド装置を構成する回転ドラムは、バフ研磨装置によって磁気ヘッドが配設されるヘッド窓孔がバフ研磨加工されている。
【0004】
ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置は、磁気記録再生するために回転型磁気ヘッド装置が搭載されている。この回転型磁気ヘッド装置3は、図30に示すように、磁気ヘッド3Aと、この磁気ヘッド3Aが設けられる回転ドラム3Bと、この回転ドラム3Bに重ね合わされる固定ドラム3Cと、これら回転ドラム3B及び固定ドラム3Cを支持する支軸3Dとから構成されている。
【0005】
磁気ヘッド3Aは、閉磁路を構成する一対の磁気コア半体が組み合わされて構成された図示しない磁気コアと、この磁気コアに凹設された図示しない巻き線ガイド溝に巻回された図示しないコイルとから構成されている。また、磁気コアには、微小間隙である図示しない磁気ギャップが形成されている。
【0006】
回転ドラム3Bは、金属材料によって有底筒状に形成されており、底面部の中央部に図示しない軸穴が設けられている。回転ドラム3Bには、開口縁部の複数箇所に、外周部に開口された略矩形状のヘッド窓孔3Eがそれぞれ凹設されている。回転ドラム3Bには、ヘッド窓孔3E内に、磁気ヘッド3Aの磁気ギャップが外周部から僅かに突出した状態で接合固定されている。
【0007】
固定ドラム3Cは、有底筒状に形成されており、底面部の中央部に図示しない軸穴が設けられている。支軸3Dは、回転ドラム3B及び固定ドラム3Cとの各軸穴にそれぞれ挿通されている。支軸3Dは、一端部が固定ドラム3Cに支持されて、中途部に回転ドラム3Bを回転自在に支持している。
【0008】
そして、回転型磁気ヘッド装置3は、磁気テープTの情報信号を記録再生する際、回転ドラム3Bの外周部に沿って磁気テープTが略螺旋状に巻き付けられ、この磁気テープTに回転ドラム3Bの外周部から僅かに突出した磁気ヘッド3Aの磁気ギャップが当接される。回転型磁気ヘッド装置3は、回転ドラム3Bを回転させることによって、磁気テープTの信号記録領域に、この磁気テープT上を摺動する磁気ヘッド3Aが情報信号の記録再生を行っている。
【0009】
上述した回転型磁気ヘッド装置3は、磁気テープTを記録再生する際、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの外周部側のエッジ部に磁気テープTが当接するため、このエッジ部に曲面を形成する必要がある。したがって、回転ドラム3Bは、バフ研磨装置によって、ヘッド窓孔3Eの外周部側のエッジ部がバフ研磨加工されて曲面が形成されている。
【0010】
この回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eは、図31に示すように、フライス加工によって研削されて形成される。つぎに、回転ドラム3Bは、図32に示すように、ヘッド窓孔3Eに回転させたバフを圧接させることによってバフ研磨加工が施されて、ヘッド窓孔3Eの周囲に滑らかな研磨部分3Fが形成されている。
【0011】
回転ドラム3Bについて、ヘッド窓孔3Eの研磨部分3Fに要求される形状を図33を参照して説明する。回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの研磨部分3Fは、上面3G側の開口端部に位置して形成される上端側曲面3Hと、磁気テープTの走行方向に直交する方向に形成される側面側曲面3Iと、磁気テープTの走行方向と平行な方向に形成される底面側曲面3Jと、側面側曲面3Iと底面側曲面3Jとが連続する位置に形成される下端側曲面3Kとを有している。そして、これら上端側曲面3H、側面側曲面3I、底面側曲面3J及び下端側曲面3Kとは、各曲面の曲率がそれぞれ管理される必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、回転ドラム3Bは、ヘッド窓孔3Eの各曲面が、バフ研磨装置を用いて複雑な3次元研磨を行うことによって形成されている。また、回転ドラム3Bには、径寸法やヘッド窓孔3Eの個数、位置及び幅寸法等の異なる多品種があるため、手作業でバフ研磨加工が行われている。
【0013】
そして、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eは、手作業によってバフ研磨されているため、作業者の熟練を要する作業であった。また、この手作業は、バフ研磨する際、作業者に研磨材等が飛散するため、良好な作業環境を確保することが困難であった。したがって、バフ研磨装置は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの各曲面に、十分な加工精度を達成することが困難であった。
【0014】
上述した問題点の対策として、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eのバフ研磨工程を自動化するために、バフと回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eとの間に作用する圧接力を測定するとともにバフと回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eとの間の相対的な位置を測定し、これら測定値に基づいてバフと回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eとの間の相対位置及び圧接力とをそれぞれ管理する方法が考慮される。
【0015】
そして、圧接状態におけるバフと回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eとの間に作用する圧接力を測定するために、圧接力検出ユニットが採用されている。一般に、圧接力検出ユニットとしては、歪みゲージを備えるものが市販されており、広く用いられている。
【0016】
ところで、歪ゲージ等を備える市販の圧接力検出ユニットは、回転ドラム3Bの中心方向と回転ドラム3Bの円周方向との2方向の圧接力を測定できる小型軽量で安価なものがない。また、市販の圧接力検出ユニットは、広いレンジで微弱な圧接力の検出が可能な高分解能でかつ高剛性のものがない。
【0017】
さらに、この圧接力検出ユニットが備える歪みゲージは、弾性変形する構造体に貼り付ける際、貼り付け位置よって検出力の変化が大きい、剥がれ易い、破損し易い等の問題がある。したがって、圧接力検出ユニットが備える歪みゲージの貼り付け作業は、熟練を要するという問題点があった。
【0018】
上述したように、圧接力検出ユニットとしては、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eのバフ研磨工程に必要とされる機能、性能を有するものが得られていない。したがって、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eをバフ研磨する研磨工程は、未だ自動化が実現されていないという問題があった。
【0019】
そこで、本発明は、検出対象体に負荷される直交する2方向の力の検出を可能とするとともに、全体の小型軽量化、組立容易化が図られた力検出ユニットを備えた自動バフ研磨装置を提供することを目的とする。
【0020】
また、本発明は、回転ドラムのヘッド窓孔に対してバフを所定の圧接力で圧接させることを可能として、高精度なバフ研磨加工の自動化を可能にする自動バフ研磨装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を達成するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明に係る自動バフ研磨装置は、回転型磁気ヘッド装置を構成する回転ドラムの外周部に設けられ磁気ヘッドが配設されるヘッド窓孔を研磨するバフと、上記バフを回転駆動するバフ駆動手段とを有するバフ部と、上記回転ドラムを保持するチャッキング部材と、上記チャッキング部材に保持された回転ドラムのヘッド窓孔の位置を上記バフ部に臨む位置に回転移動するドラム移動手段とを有するチャッキング部と、上記チャッキング部に保持された回転ドラムに対して上記バフ部を接離動作させるバフ移動手段と、上記バフ部に対して上記回転ドラムを保持したチャッキング部を接離動作させるチャッキング移動手段と、上記バフと上記回転ドラムのヘッド窓孔との相対的な位置を検出する位置検出部と、環状の基台と、上記基台の中央部に配設されて検出対象体に負荷される力に応じて変位する中間基台と、上記基台の内周部と上記中間基台の外周部とに両端が一体に連結された弾性変位可能な線状の連結片部と、上記基台の内周部と上記中間基台の外周部との間に位置して間隙を構成する対向する一対の検出片を有する検出部と、上記検出部に配設されて検出部に生じる変位量を検出する第1の差動トランスとから構成されて上記回転ドラムのヘッド窓孔に対して圧接された上記バフの圧接力を検出する力検出ユニットと、上記位置検出部が検出する位置検出信号及び上記力検出ユニットが検出する圧接力検出信号に基づいて上記ドラム移動手段、上記バフ移動手段及び上記チャッキング移動手段をそれぞれ駆動して上記バフ及び上記回転ドラムのヘッド窓孔に対して位置制御及び圧接力制御を行う制御部とを備えることを特徴とする。
【0022】
また、この自動バフ研磨装置は、上記力検出ユニットの中間基台に、環状の中間基台部と、上記中間基台部の中央部に配設されて検出対象体に負荷される力に応じて変位する支持台と、上記連結片部と直交する方向に設けられ上記中間基台部の内周部と上記支持台の外周部とに両端が一体に連結された弾性変位可能な線状の第2の連結片部と、上記中間基台部の内周部と上記支持台の外周部との間に位置して間隙を構成する対向する一対の第2の検出片を有するとともに上記検出部と直交して設けられた第2の検出部と、上記第2の検出部に配設されて上記第2の検出部に生じる変位量を検出する第2の差動トランスとを備え、上記第1の差動トランス及び上記第2の差動トランスが、直交する2方向の力をそれぞれ検出することを特徴とする。
【0024】
【作用】
以上のように構成した本発明に係る自動バフ研磨装置の力検出ユニットは、中間基台が、検出対象体に負荷される力に応じて、連結片部が弾性変形することによって変位する。力検出ユニットは、中間基台が変位することに伴って、検出部が有する対向する一対の検出片がそれぞれ変位される。そして、この力検出ユニットは、検出部に配設された差動トランスが、一対の検出片がそれぞれ変位することによって間隙に生じる変位量を検出する。
【0025】
また、自動バフ研磨装置の力検出ユニットは、支持台が、検出対象体に負荷される力に応じて、第2の連結片部が弾性変形することによって変位する。この力検出ユニットは、支持台が変位することに伴って、第2の検出部が有する対向する一対の第2の検出片がそれぞれ変位される。そして、この力検出ユニットは、第2の検出部に配設された第2の差動トランスが、一対の第2の検出片がそれぞれ変位することによって間隙に生じる変位量を検出する。したがって、力検出ユニットは、検出部及び第2の検出部に設けられた第2の差動トランスが、直交する2方向の圧接力をそれぞれ検出することができる。
【0026】
また、本発明に係る自動バフ研磨装置は、制御部が、位置検出部が検出する位置検出信号及び圧接力検出部が検出する圧接力検出信号とに基づいて、ドラム移動手段、バフ移動手段及びチャッキング移動手段とを制御する。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の具体的な実施例について、実施例自動バフ研磨装置1を図1乃至図29を参照して説明する。この自動バフ研磨装置1は、検出対象体として回転型磁気ヘッド装置3を構成する回転ドラム3Bのヘッド窓孔3に、バフ21を圧接させることによって生じた圧接力を検出する力検出ユニットを備える自動バフ研磨装置として適用された例である。
【0028】
以下、
[1] 回転型磁気ヘッド装置及び回転ドラムの構成
[2] 装置全体の構成
[3] バフ部の構成
[4] バフ位置決め機構及びドラム搬送機構の構成
[5] チャッキング部及びテーブル移動機構の構成
[6] ドレッシング部の構成
[7] 研磨材塗布部の構成
[8] 圧接力センサ部の構成
[9] 位置センサ部の構成
[10] 制御部の構成
の順序で説明する。
【0029】
[1] 回転型磁気ヘッド装置及び回転ドラムの構成
詳細な説明を省略するが、従来より回転型磁気ヘッド装置3は、図30に示すように、磁気ヘッド3Aと、この磁気ヘッド3Aが設けられる回転ドラム3Bと、この回転ドラム3Bに重ね合わされる固定ドラム3Cと、これら回転ドラム3B及び固定ドラム3Cをそれぞれ支持する支軸3Dとから構成されている。
【0030】
磁気ヘッド3Aには、先端部に、微小間隙である図示しない磁気ギャップが形成されている。回転ドラム3Bは、金属材料によって有底筒状に形成されており、底面部の中央部に図示しない軸穴が設けられている。回転ドラム3Bには、開口縁部の複数箇所に、外周部に開口された略矩形状のヘッド窓孔3Eがそれぞれ凹設されている。そして、回転ドラム3Bには、ヘッド窓孔3E内に、磁気ヘッド3Aの磁気ギャップが外周部から僅かに突出した状態で接合固定されている。固定ドラム3Cは、有底筒状に形成されており、底面部の中央部に図示しない軸穴が設けられている。支軸3Dは、回転ドラム3B及び固定ドラム3Cとの各軸穴にそれぞれ挿通されている。支軸3Dは、一端部が固定ドラム3Cに支持されて、中途部に回転ドラム3Bを回転自在に支持している。
【0031】
また、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eには、図32に示すように、周囲に研磨部分3Fが形成されている。ヘッド窓孔3Eの研磨部分3Fの形状は、図33に示すように、上面3G側の開口端部に位置して形成される上端側曲面3Hと、磁気テープTの走行方向に直交する方向に形成される側面側曲面3Iと、磁気テープTの走行方向と平行な方向に形成される底面側曲面3Jと、側面側曲面3Iと底面側曲面3Jとが連続する位置に形成される下端側曲面3Kとを備えている。
【0032】
上述した回転型磁気ヘッド装置3は、磁気テープTの情報信号を記録再生する際、回転ドラム3Bの外周部に沿って磁気テープTが螺旋状に巻き付けられ、この磁気テープTに回転ドラム3Bの外周部から僅かに突出した磁気ヘッド3Aの磁気ギャップが当接される。回転型磁気ヘッド装置3は、回転ドラム3Bを回転させることによって、磁気テープTの信号記録領域に、この磁気テープT上を摺動する磁気ヘッド3Aが情報信号の記録再生を行っている。
【0033】
[2] 装置全体の構成
実施例自動バフ研磨装置1は、図1に示すように、回転ドラム3Bを研磨するバフ21を有するバフ部5と、回転ドラム3Bを保持するチャッキング部6と、チャッキング部6に対してバフ部5を移動動作させるバフ位置決め機構7と、バフ部5に対してチャッキング部6を移動動作させるテーブル移動機構8と、チャッキング部6に回転ドラム3Bを搬送するドラム搬送機構9とを備えている。
【0034】
また、この自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bに対して圧接されたバフ21の圧接力を検出する圧接力センサ部15と、バフ21と回転ドラム3Bとの相対的な位置を検出する位置センサ部16と、摩耗したバフ21を整形するドレッシング部12と、バフ21に研磨材を塗布する研磨材塗布部14と、圧接力センサ部15及び位置センサ部16とが出力する各検出信号に基づいてバフ位置決め機構7及びテーブル移動機構8とをそれぞれ制御する制御部18とを備えている。
【0035】
なお、本発明に係る自動バフ研磨装置が備える力検出ユニットは、実施例自動バフ研磨装置1において圧接力センサ部15として構成されている。
【0036】
[3] バフ部の構成
バフ部5は、図2に示すように、回転ドラム3Bを研磨するバフ21と、このバフ21を支持する回転軸22と、バフ21を回転駆動するバフ駆動用モータ23と、このバフ駆動用モータ23が取り付けられた取付け部材24とから構成されている。
【0037】
バフ21は、フェルトを材料として円板状に形成されており、研磨材塗布部14によって供給される研磨材が含浸されている。このバフ21は、中央部がホルダ部材26を介して回転軸22に取り付けられている。回転軸22は、先端部にバフ21を支持しており、バフ駆動用モータ23によって回転駆動される。
【0038】
バフ駆動用モータ23は、直流(DC)モータであり、取付け部材24に支持されている。取付け部材24は、バフ位置決め機構7を構成する後述する支軸30に、一側面部が支持されている。また、支軸30は、基端部がバフ位置決め機構7に回転自在に支持されている。すなわち、上述したバフ部5は、バフ位置決め機構7に、支軸30を介して回転自在に支持されている。
【0039】
以上のように構成されたバフ部5は、バフ駆動用モータ23が回転駆動することによって、回転軸22を介してバフ21が回転駆動される。なお、上述したバフ駆動用モータ23には、DCモータが採用されているが、例えば、回転数1500〜3000rpmの範囲で回転駆動させて、摩耗によるバフ21の径寸法の変化量に応じて回転数が変更可能であれば他のモータでも良い。
【0040】
また、上述したバフ部5には、図1及び図2に示すように、取付け部材24に、ヘッド窓孔検出用センサ27が設けられている。このヘッド窓孔検出用センサ27は、反射光型のフォトセンサであり、回転ドラム3Bに対して検出光を出射する発光部27Aと、発光部から出射された検出光の反射光を受光する受光部27Bとから構成されている。
【0041】
このヘッド窓孔検出用センサ27は、チャッキング部6に保持されて回転駆動される回転ドラム3Bの外周部に対応する位置に配設されている。ヘッド窓孔検出用センサ27は、回転ドラム3Bが回転駆動された状態で、回転ドラム3Bの外周部に検出光を照射することによって、ヘッド窓孔3Eの位置とヘッド窓孔3Eの幅寸法を検出する。
【0042】
上述したヘッド窓孔検出用センサ27について、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの位置及び幅寸法を検出する動作を図3を参照して説明する。まず、ヘッド窓孔検出用センサ27は、発光部27Aが回転ドラム3Bの外周部に向けて検出光を出射する。
【0043】
ヘッド窓孔検出用センサ27は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eのない外周部に検出光が照射された際、回転ドラム3Bの外周部に検出光が反射され、反射された反射光を受光部27Bが受光する。すなわち、ヘッド窓孔検出用センサ27は、検出光が照射された回転ドラム3Bの検出領域にヘッド窓孔3Eが無いことを検出する。
【0044】
また、ヘッド窓孔検出用センサ27は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに検出光が照射された際、ヘッド窓孔3Eに検出光が反射されないため、反射光を受光部27Bが受光しない。すなわち、ヘッド窓孔検出用センサ27は、検出光が照射された回転ドラム3Bの検出領域にヘッド窓孔3Eが有ることを検出する。そして、ヘッド窓孔検出用センサ27は、回転ドラム3Bが図3に示すZ軸に対して回転されることによって、ヘッド窓孔3Eの位置とヘッド窓孔3Eの幅寸法とをそれぞれ検出する。
【0045】
さらに、上述したバフ部5には、図1に示すように、集塵装置31が隣接して設けられている。この集塵装置31は、集塵パイプ31Aを備えており、この集塵パイプ31Aの一端部側の開口部が、バフ21及びドレッシング部12に臨む位置に配設されている。
【0046】
この集塵装置31は、回転ドラム3Bのバフ研磨やバフ21のドレッシング加工を行う際に飛散する回転ドラム3B及びバフ21の削りかすや研磨材を吸引する。また、この集塵装置31は、ヘッド窓孔検出用センサ27に削りかすや研磨材を付着させないように、削りかすや研磨材を十分に吸引する位置に、集塵パイプ31Aの開口部が配設されている。
【0047】
[4] バフ位置決め機構及びドラム搬送機構の構成
バフ位置決め機構7は、図1に示すように、概略、支持ベース28と、この支持ベース28にスライド移動自在に支持された支持部材29と、基端部が支持部材29に回転自在に支持されて先端部にバフ部5を支持する支軸30とを備えて構成される。
【0048】
支持ベース28には、図示しないスライドガイド溝が設けられており、このスライドガイド溝に支持部材29が図1中に示すM1方向にスライド移動自在に支持されている。支持部材29は、図示しないスライド部材を介して、図1中に示すM2方向にスライド移動自在に支持されている。支軸30は、支持部材29の一側面部に基端部が支持されており、先端部にバフ部5を構成する取付け部材24が支持されている。
【0049】
以上のように構成されたバフ位置決め機構7は、M1方向及びM2方向に、支持ベース28及び支持部材29をそれぞれ移動動作させる。したがって、バフ位置決め機構7は、M1方向及びM2方向との任意の位置に、バフ部5を移動させる。また、バフ位置決め機構7は、支軸30を回転させることによって、この支軸30の先端部に支持されたバフ部5を回転移動させる。
【0050】
また、バフ位置決め機構7には、バフ部5によってバフ研磨された回転ドラム3Bを仕上げ研磨する仕上げ研磨部10が設けられている。この仕上げ研磨部10は、図4に示すように、バフ位置決め機構7を構成する支持部材29にスライド移動可能に支持された支持基体32と、この支持基体32に支持された支軸33と、この支軸33の先端部に支持されたホイール駆動用モータ34と、このホイール駆動用モータ34の回転軸に支持された研磨ホイール36とから構成されている。
【0051】
支持部材29には、一側面部に互いに平行なガイド部29A、29Bがそれぞれ設けられており、これらガイド部29A、29Bに支持基体32がスライド移動可能に支持されている。支持基体32の一側面部には、ガイド部29A、29Bと平行に支軸33が支持されている。支軸33は、基端部が支持基体32に支持されており、先端部にホイール駆動用モータ34を支持している。
【0052】
ホイール駆動用モータ34には、支軸33と直交する方向に回転軸34Aを有しており、この回転軸34Aの先端部に研磨ホイール36が支持されている。研磨ホイール36は、例えば、フェルトを材料として円板状に形成されており、中央部がホイール駆動用モータ34の回転軸34Aの先端部に支持されている。
【0053】
以上のように構成された仕上げ研磨部19は、バフ部5によって回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eがバフ研磨された後、研磨ホイール36が回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eを仕上げ研磨する。したがって、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eは、研磨ホイール36によって仕上げ研磨されることによって、研磨屑や研磨材の残り等が確実に除去される。
【0054】
詳細な説明を省略するが、ドラム搬送機構9は、図1に示すように、バフ研磨を施す回転ドラム3Bがそれぞれ載置されたパレット9Aと、このパレット9A上の回転ドラム3Bを保持する保持部材9Bと、この保持部材9Bを支持する支持アーム9Cと、この支持アーム9Cを揺動自在に支持する支持ベース9Dとから構成されている。
【0055】
ドラム搬送機構9は、パレット9Aに載置された回転ドラム3Bを保持部材9Bによって保持してチャッキング部6に搬送するとともに、チャッキング部6に保持された回転ドラム3Bを保持部材9Bによって保持してパレット9Aに搬送する。また、ドラム搬送機構9には、保持部材9Bに、図示しないフォトセンサが設けられており、このフォトセンサによって回転ドラム3Bが保持されたかを検出する。
【0056】
[5] チャッキング部及びテーブル移動機構の構成
チャッキング部6は、図5及び図6に示すように、回転ドラム3Bを保持するチャッキング部材38と、回転ドラム3Bを回転駆動するドラム駆動用モータ40と、これらチャッキング部材38及びドラム駆動用モータ40が設けられたテーブル43を移動するテーブル移動機構8とから構成されている。
【0057】
チャッキング部材38は、図5に示すように、円板状に形成されており、保持爪38Aを備えている。チャッキング部材38には、図示しないエア供給装置の供給管が連結されており、エア供給管から供給されるエア圧によって保持爪38Aが開閉動作されて回転ドラム3Bの内周部を保持する。
【0058】
また、チャッキング部材38には、図示しないフォトセンサが設けられており、このフォトセンサによって回転ドラム3Bが保持されたかを検出する。そして、チャッキング部材38は、基端部が圧接力センサ部15に支持されている。
【0059】
ドラム駆動用モータ40は、圧接力センサ部15に重ね合わされて配設されている。ドラム駆動用モータ40は、圧接力制御に適するダイレクト駆動方式が採用されており、駆動精度の向上が図られている。また、ドラム駆動用モータ40には、位置センサ部16を構成する後述する第1のエンコーダ41が接続されており、この第1のエンコーダ41によって回転角度が計測される。
【0060】
テーブル移動機構8は、チャッキング部6を支持するテーブル43と、このテーブル43を移動自在に支持するベースプレート44と、このベースプレート44上に配設されてテーブル43を移動させるテーブル駆動用モータ45と、このテーブル駆動用モータ45に連結された駆動軸46とから構成されている。
【0061】
テーブル43は、略矩形板状に形成されており、主面上の中央部にチャッキング部6が載置されている。このテーブル43には、背面側のコーナ部に、略矩形ブロック状の第1のガイド部43A乃至第4のガイド部43Dがそれぞれ設けられている。これら第1のガイド部43A乃至第4のガイド部43Dには、ベースプレート44に臨む側に、ガイド溝43Eが互いに平行にそれぞれ凹設されている。
【0062】
ベースプレート44には、主面上に、互いに平行な第1のガイドレール44A及び第2のガイドレール44Bがそれぞれ設けられている。これら第1のガイドレール44A及び第2のガイドレール44Bには、テーブル43に設けられれた第1のガイド部43A乃至第4のガイド部43Dのガイド溝43Eが載置されている。したがって、テーブル43は、ベースプレート44の第1のガイドレール44A及び第2のガイドレール44Bに、第1のガイド部43A乃至第4のガイド部43Dがスライド移動自在に支持されている。
【0063】
テーブル駆動用モータ45は、例えば、ACサーボモータであり、ベースプレート44の第1のガイドレール44A及び第2のガイドレール44Bとの間に臨んで、ベースプレート44上に配設されている。このテーブル駆動用モータ45は、第1のガイドレール44A及び第2のガイドレール44Bとに軸線が平行な回転軸45Aを有しており、この回転軸45Aの先端部に駆動軸46の一端部が連結されている。
【0064】
駆動軸46は、テーブル駆動用モータ45の回転軸45Aの先端部に、一端部が連結部材46Aを介して連結されており、ベースプレート44上に立設された図示しない軸支持部材に他端部が支持されている。この駆動軸46には、外周部にネジ部46Bが設けられている。また、テーブル43には、ベースプレート44に臨む背面上の略中央部に、図示しないナットが配設されており、駆動軸46のネジ部46Bにナットがねじ込まれている。
【0065】
また、テーブル駆動用モータ45には、位置センサ部16を構成する後述する第2のエンコーダ47が接続されており、この第2のエンコーダ47によって回転角度が計測される。なお、テーブル移動機構8は、リニアモータを備えるリニア機構によって駆動する構成としても良い。
【0066】
以上のように構成されたチャッキング部6について、ドラム駆動用モータ40が回転ドラム3Bを回転させる動作、及びテーブル移動機構8がテーブル43を移動させる動作を説明する。まず、チャッキング部材38に保持された回転ドラム3Bは、ドラム駆動用モータ40が回転駆動することによって回転される。また、回転ドラム3Bは、ドラム駆動用モータ40が正転方向及び逆転方向に回転駆動することによって、図5に示すZ軸に対するR1方向及びR2方向に回転される。
【0067】
つぎに、チャッキング部材38が支持されたテーブル43は、テーブル駆動用モータ45の回転軸45Aが回転駆動することによって、連結部材46Aを介して駆動軸46を回転駆動させる。駆動軸46は、回転駆動されることによって、テーブル43に設けられたナットを介して、ベースプレート44の第1のガイドレール44A及び第2のガイドレール44Bに沿ってテーブル43をスライド移動させる。
【0068】
また、テーブル43は、テーブル駆動用モータ45が正転方向或いは逆転方向に回転駆動することによって、第1のガイドレール44A及び第2のガイドレール44Bに沿って図5に示すF1方向及びF2方向にスライド移動する。
【0069】
[6] ドレッシング部の構成
ドレッシング部12は、バフ21を研削して整形するヤスリ状のドレッサ12Aを有しており、テーブル移動機構8を構成するベースプレート44上に配設されている。
【0070】
上述したドレッシング部12は、バフ位置決め機構7によってバフ部5を移動させて、ドレッサ12Aにバフ21が圧接される。そして、ドレッシング部12は、ドレッサ12Aに回転されたバフ21の外周部を圧接させることによって、摩耗したバフ21を研削して整形する。
【0071】
[7] 研磨材塗布部の構成
研磨材塗布部14は、図7に示すように、テーブル43上に設けられた支持基体49と、この支持基体49に揺動自在に支持された支持部材50と、この支持部材50に回動自在に支持された塗布ドラム51とから構成されている。支持基体49は、基端部がテーブル43に固定されており、先端部に支持突部49A、49Bがそれぞれ一体に突出して設けられている。
【0072】
支持部材50は、例えば、酸化クロムを材料として主面が略H字状に形成されている。この支持部材50は、支持基体49の支持突部49A、49Bに、基端部が支軸50Aを介して揺動自在に支持されている。塗布用ドラム51は、例えば、酸化クロムを材料として円筒状に形成されており、外周部に研磨材が塗布されている。この塗布用ドラム51には、略中央部に軸穴が設けられており、支持部材50の先端部に、軸穴に挿通された支軸50Bを介して回動自在に支持されている。
【0073】
以上のように構成された研磨材塗布部14は、バフ位置決め機構7によってバフ部5を移動させて、塗布用ドラム51にバフ21の外周部が圧接される。そして、研磨材塗布部14は、塗布用ドラム51に回転されたバフ21の外周部を圧接させることによって、バフ21に研磨材が塗布される。また、研磨材塗布部14は、支持部材50が支持基体49に揺動自在に支持されていることによって、バフ21に対する研磨材の塗布量の均一化が図られている。
【0074】
[8] 圧接力センサ部の構成
圧接力センサ部15は、図8乃至図15に示すように、圧接力に応じて変位される圧接力センサ基板53と、この圧接力センサ基板53上に配設され圧接センサ基板53に生じた機械的変位量に比例した電気信号を発生する第1のLVDT(Linear Variable Differential Transformer、いわゆる差動トランス)54及び第2のLVDT55とから構成されている。
【0075】
圧接力センサ基板53は、図8に示すように、アルミ合金を材料として、例えば、ワイヤ放電加工等によって円板状に加工された一体構造である。圧接力センサ基板53は、環状の基台部53Aと、この基台部53Aの内周側に位置する略矩形環状の中間基台部53Bと、この中間基台部53Bの内周側に位置する軸支持台部53Cとから構成されている。
【0076】
基台部53Aは、環状に形成されており、ドラム駆動用モータ40の一端部に固定されている。中間基台部53Bは、略矩形環状に形成されており、互いに平行な一対の第1の連結部53D及び第2の連結部53Eが形成されている。
【0077】
中間基台部53Bは、基台部53Aの内周部に、第1の連結部53Dの外周部が互いに平行な略線状の第1の中間基台支持片53F及び第2の中間基台支持片53Gとによって支持されている。また、この中間基台部53Bは、基台部53Aの内周部に、第2の連結部53Eの外周部が互いに平行な略線状の第3の中間基台支持片53H及び第4の中間基台支持片53Iとによって支持されている。
【0078】
これら第1の中間基台支持片53F乃至第4の中間基台支持片53Iは、図8に示すX軸方向と平行な方向に対して弾性変位可能な撓みやすい幅寸法に形成されており、また図8に示すY軸方向と平行な方向に対して剛性が大きくほとんど撓まない構造とされている。
【0079】
軸支持台部53Cは、略矩形状に形成されており、中央部にチャッキング部材38の一端部が固定されている。この軸支持台部53Cは、中間基台部53Bの内周部に、各コーナ部が、第1の中間基台支持片53F乃至第4の中間基台支持片53Iと直交するとともに互いに平行な略線状の第1の軸支持台支持片53J及び第2の軸支持台支持片53Kと第3の軸支持台支持片53L及び第4の軸支持台支持片53Mとによって支持されている。
【0080】
これら第1の軸支持台支持片53J乃至第4の軸支持台支持片53Mは、図8に示すY軸方向と平行な方向に対して弾性変位可能な撓みやすい幅寸法に形成されており、また図8に示すX軸方向と平行な方向に対して剛性が大きくほとんど撓まない構造とされている。
【0081】
また、圧接力センサ基板53には、基台部53Aの内周部と中間基台部53Bの外周部との間に第1の検出部53Pが形成されており、また中間基台部53Bの内周部と軸支持台部53Cの外周部との間に第2の検出部53Qが形成されている。
【0082】
第1の検出部53Pは、第1の中間基台支持片53F及び第2の中間基台支持片53Gとの間に位置して、基台部53Aの内周部に一体に突出形成された略矩形状の第1の検出片53Rと、中間基台部53Bの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片53Sとから構成されている。
【0083】
そして、第1の検出部53Pは、図8に示すように、第1の検出片53Rと第2の検出片53Sとの相対する間に微小間隙が形成されており、これら第1の検出片53Rと第2の検出片53Sとに跨って第1のLVDT54が配設されている。
【0084】
第2の検出部53Qは、第1の軸支持台支持片53J及び第2の軸支持台支持片53Kとの間に位置して、中間基台部53Bの内周部に一体に突出形成された略矩形状の第1の検出片53Tと、軸支持台部53Cの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片53Uとから構成されている。
【0085】
そして、第2の検出部53Qは、これら第1の検出片53Tと第2の検出片53Uとの相対する間に微小間隙が形成されており、これら第1の検出片53Tと第2の検出片53Uとに跨って第2のLVDT55が配設されている。
【0086】
第1のLVDT54及び第2のLVDT55は、図9及び図10に示すように、コア54A、55Aと、コア54A、55Aを支持するコア支持部材54B、55Bと、このコア支持部材54B、55Bを支持する支持基体54C、55Cと、内周部にコア54A、55Aが挿通されたコイル54D、55Dと、コイル54D、55Dを支持するコイル保持部材54G、55Gとから構成されている。
【0087】
コア54A、55Aは、磁性材料によって略円筒状に形成されており、コア支持部材54B、55Bに支持されている。コア支持部材54B、55Bは、非磁性材料によって棒状に形成されており、コア54A、55Aの内周部に貫通されて中央部にコア54A、55Aを支持している。このコア支持部材54B、55Bは、両端部が支持基体54C、55Cにそれぞれ支持されている。
【0088】
支持基体54C、55Cは、主面部が略コ字状に形成されており、基端部が圧接力センサ基板53にそれぞれネジ止め固定されている。また、支持基体54C、55Cは、両端部に、コア支持部材54B、55Bを支持している。
【0089】
コイル54D、55Dは、図10に示すように、コア支持部材54B、55Bの両端部に位置してそれぞれ巻回された1次側コイル54E、55Eと、コア54A、55Aに巻回された2次側コイル54F、55Fとから構成されている。
【0090】
コイル保持部材54G、55Gは、略矩形ブロック状に形成されており、基端部が圧接力センサ基板53にネジ止め固定されている。また、コイル保持部材54G、55Gには、断面略半円状のコイル保持溝54H、55Hが凹設されており、このコイル保持溝54H、55Hにコイル54D、55Dが保持されている。
【0091】
そして、第1のLVDT54及び第2のLVDT55には、1次側コイル54E、55E及び2次側コイル54F、55Fと、コア支持部材54B、55Bに支持されたコア54A、55Aとからなる磁路が形成されている。第1のLVDT54は、圧接力センサ基板53の第1の検出部53Pの第1の検出片53Rに、支持基体54Cの基端部がネジ止め固定されており、第1の検出部53Rの第2の検出片53Sに、コイル保持部材54Gの基端部がネジ止め固定されている。
【0092】
第2のLVDT55は、圧接力センサ基板53の第2の検出部53Qの第1の検出片53Tに、支持基体55Cの基端部がネジ止め固定されており、第2の検出部53Qの第2の検出片53Uに、コイル保持部材55Gの基端部がネジ止め固定されている。
【0093】
以上のように構成された圧接力センサ部15について、バフ部5のバフ21を回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに圧接する際、圧接力を検出する検出原理を図11乃至図15を参照して説明する。なお、圧接センサ基板53の軸支持台部53Cは、チャッキング部6及び回転ドラム3Bと一体構造として見なし、圧接されたバフ21によって回転ドラム3Bに加わえられる圧接力が軸支持台部53Cの中心に作用するものとする。
【0094】
まず、圧接力センサ基板53は、図11に示すように、軸支持台部53Cの中心を中心点O2とし、この中心点O2にX軸方向と平行な方向の圧接力が加わると、軸支持台部53CがX軸方向と平行な方向に移動される。圧接力センサ基板53は、軸支持台部53Cが移動されることに伴って、中間基台部53BがX軸方向と平行な方向に移動される。
【0095】
圧接力センサ基板53は、中間基台部53Bが移動されることによって、第1の中間基台支持片53F乃至第4の中間基台支持片53Iがそれぞれ撓むとともに、第1の検出部53Pの第1の検出片53Rと第2の検出片53Sとに相対的な位置ズレが生じる。
【0096】
すなわち、圧接力センサ基板53は、軸支持台部53Cの中心点O2にX軸方向と平行な方向に加えられる圧接力に比例して、第1の検出部53Pの第1の検出片53Rの点Aと第2の検出片53Sの点Bとに相対変位量Nが発生する。そして、第1の検出部53Pに配設された第1のLVDT54は、第1の検出片53Rと第2の検出片53Sとに発生した相対変位量Nを検出する。
【0097】
また、圧接力センサ基板53は、図12に示すように、軸支持台部53Cの中心点O2にY軸方向と平行な方向の圧接力が加わると、軸支持台部53CがY軸方向と平行な方向に移動される。圧接力センサ基板53は、軸支持台部53Cが移動されることに伴って、中間基台部53BがY軸方向と平行な方向に移動される。
【0098】
圧接力センサ基板53は、中間基台部53Bが移動されることによって、第1の軸支持台支持片53J乃至第4の軸支持台支持片53Mがそれぞれ撓むとともに、第2の検出部53Qの第1の検出片53Tと第2の検出片53Uとに相対的な位置ズレが生じる。
【0099】
すなわち、圧接力センサ基板53は、軸支持台部53Cの中心点O2にY軸方向と平行な方向に加えられる圧接力に比例して、第2の検出部53Qの第1の検出片53Tの点Cと第2の検出片53Uの点Dとに相対変位量Nが発生する。そして、第2の検出部53Qに配設された第2のLVDT55は、第1の検出片53Tと第2の検出片53Uとに発生した相対変位量Nを検出する。
【0100】
つぎに、第1のLVDT54及び第2のLVDT55は、1次側コイル54E、55Eに交流電圧が印加されることによって、2次側コイル54F、55Fに電圧が誘起される。第1のLVDT54及び第2のLVDT55は、コア54A、55Aが基準位置である中心点O1に位置する場合、出力電圧がゼロである。
【0101】
そして、第1のLVDT54及び第2のLVDT55は、コア54A、55Aが図10に示す矢印(+)方向に移動することによって、コア54A、55Aの移動量に比例して出力電圧が(+)方向に増加し、またコア54A、55Aが図10に示す矢印(−)方向に移動することによって、コア54A、55Aの移動量に比例して出力電圧が(−)方向に増加する。
【0102】
したがって、第1のLVDT54及び第2のLVDT55は、2次側コイル54F、55Fに誘起された出力電圧によって、図10に示す矢印方向の相対変位を検出する。すなわち、圧接力センサ部15は、圧接力センサ基板53の第1の検出部53Pの点Aと点Bとに発生する相対変位量Nを第1のLVDT54が検出し、また圧接力センサ基板53の第2の検出部53Qの点Cと点Dとに発生する相対変位量Nを第2のLVDT55が検出する。
【0103】
以下、第1のLVDT54及び第2のLVDT55について、バフ21によって回転ドラム3Bに加えられた圧接力を検出する原理を図13乃至図15を参照して説明する。実際に研磨加工を行う際、圧接力センサ基板53には、軸支持台部53Cの中心点O2に、上述したように単純なX軸方向に平行な方向の圧接力のみ、或いは単純なY軸方向に平行な方向の圧接力のみが加わるわけではない。
【0104】
回転ドラム3Bには、図13に示すように、ヘッド窓孔3Eの底面側曲面3Jに働く回転ドラム3Bの中心方向の圧接力と、ヘッド窓孔3Eの側面側曲面3Iに働く回転ドラム3Bの円周方向の圧接力とである。
【0105】
また、回転ドラム3Bの外周部に凹設された所定数のヘッド窓孔3Eを全てバフ研磨加工するため、回転ドラム3Bの円周上の任意の点P(中心角度θ)における回転ドラム3Bの中心方向の圧接力と、回転ドラム3Bの円周方向の圧接力とをそれぞれ検出する必要がある。
【0106】
図14に示すように、回転ドラム3Bの円周上の任意の点P(中心角度θ)に、回転ドラム3Bの中心方向の圧接力FC を加えることを、全ての中心角度θについて行うと、第1のLVDT54の出力電圧OUT1Cと第2のLVDT55の出力電圧OUT2Cは、a、bを係数として、
OUT1C=acosθFC ・・・式1
OUT2C=bsinθFC ・・・式2
で表される。
【0107】
また、図15に示すように、回転ドラム3Bの円周上の任意の位置P(中心角度θ)に、回転ドラム3Bの円周方向の圧接力Ft を加えることを全ての角度θについて行うと、第1のLVDT54の出力電圧OUT1tと第2のLVDT55の出力電圧OUT2tは、c、eを定数、d、fを係数として、
OUT1t=−(c+dcosθ)Ft ・・・式3
OUT2t=−(e+fcosθ)Ft ・・・式4
で表される。
【0108】
したがって、図14に示す回転ドラム3Bの中心方向の圧接力FCと、図15に示す回転ドラム3Bの円周方向の圧接力Ftとを同時に加えた場合、第1のLVDT54の出力電圧OUT1と第2のLVDT55の出力電圧OUT2は、
OUT1=OUT1C+OUT1t=acosθFC−(c+dsinθ)Ft ・・・式5
OUT2=OUT2C+OUT2t=−bsinθFC−(e+fcosθ)Ft ・・・式6
となる。
【0109】
そして、式5及び式6から回転ドラム3Bの中心方向の圧接力FC、回転ドラム3Bの円周方向の圧接力Ftは、
FC={(e+fcosθ)OUT1−(c+dsinθ)OUT2}/(bcsinθ−aecosθ+bdsin2θ+afcos2θ)・・・式7
FC=(bsinθOUT1+acosθOUT2)/(bcsinθ+aecosθ+bdsin2θ+afcos2θ)・・・式8
となる。
【0110】
したがって、圧接力センサ部15は、式7及び式8に示すように、第1のLVDT54の出力電圧OUT1Cと第2のLVDT55の出力電圧OUT2Cとから、回転ドラム3Bの円周上の任意の点P(中心角度θ)における回転ドラム3Bの中心方向の圧接力FCと回転ドラム3Bの円周方向の圧接力Ftとをそれぞれ検出することが可能とされる。
【0111】
なお、上述した圧接力センサ部15は、圧接力センサ基板53に設けられた第1の検出部53P及び第2の検出部53Qに、第1のLVDT54及び第2のLVDT55がそれぞれ配設される構成されたが、必要に応じて検出部及びこの検出部に配設されるLVDTの個数とを変更した構成にされた圧接力センサ基板73、74、75、76を図16乃至図19を参照してそれぞれ説明する。
【0112】
圧接力センサ基板73は、図16に示すように、環状の基台部73Aと、この基台部73Aの内周側に位置する略矩形状の軸支持台部73Bとから構成されている。軸支持台部73Bは、基台部73Aの内周部に、外周部が互いに平行な略線状の第1の軸支持台支持片73F及び第2の軸支持台支持片73Gと、第3の軸支持台支持片73H及び第4の軸支持台支持片73Iとによって支持されている。
【0113】
また、圧接力センサ基板73には、基台部73Aの内周部と軸支持台部73Bの外周部との間に検出部73Pが形成されている。この検出部73Pは、基体部73Aの内周部に一体に突出形成された第1の検出片73Rと、軸支持台部73Bの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片73Sとから構成されている。そして、第1の検出部73Pには、図示しない第1のLVDTが配設されている。
【0114】
この圧接力センサ基板73によれば、1作用点に作用するX軸方向の圧接力及びY軸方向の圧接力と、任意の作用点に作用するZ軸回りのモーメントとを検出できる。
【0115】
また、圧接力センサ基板74は、図17に示すように、環状の基台部74Aと、この基台部74Aの内周側に位置する略矩形状の軸支持台部74Bとから構成されている。軸支持台部74Bは、基台部74Aの内周部に、外周部が互いに平行な略線状の第1の軸支持台支持片74F及び第2の軸支持台支持片74Gと、第3の軸支持台支持片74H及び第4の軸支持台支持片74Iとによって支持されている。
【0116】
また、圧接力センサ基板74には、基台部74Aの内周部と軸支持台部74Bの外周部との間に、第1の検出部74P及び第2の検出部74Qが中心線を一致させてそれぞれ形成されている。第1の検出部74Pは、基体部74Aの内周部に一体に突出形成された第1の検出片74Rと、軸支持台部74Bの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片74Sとから構成されている。第2の検出部74Qは、基体部74Aの内周部に一体に突出形成された第1の検出片74Tと、軸支持台部74Bの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片74Uとから構成されている。そして、これら第1の検出部74P及び第2の検出部74Qには、図示しない第1のLVDT及び第2のLVDTがそれぞれ配設されている。
【0117】
この圧接力センサ基板74によれば、1作用点に作用するX軸方向の圧接力及びY軸方向の圧接力と、任意の作用点に作用するZ軸回りのモーメントとを検出できる。この圧接力センサ基板74は、第1のLVDT及び第2のLVDTが出力電圧 OUT1、OUT2をそれぞれ出力するとすれば、X軸方向の圧接力が、
(OUT1−OUT2)/2
となる。また、Y軸方向の圧接力は、
(OUT1+OUT2)/2
となる。さらに、Z軸回りのモーメントは、
(OUT1+OUT2)/2
となる。このため、圧接力センサ基板74は、圧接力センサ基板73と比較して圧接力検出信号のノイズを低減させて、検出精度が向上される。
【0118】
さらに、圧接力センサ基板75は、図18に示すように、環状の基台部75Aと、この基台部75Aの内周側に位置する略矩形環状の中間基台部75Bと、この中間基台部75Bの内周側に位置する略矩形状の軸支持台部75Cとから構成されている。中間基台部75Bは、基台部75Aの内周部に、互いに平行な略線状の第1の中間基台支持片75F及び第2の中間基台支持片75Gと第3の中間基台支持片75H及び第4の中間基台支持片75Iとによって支持されている。軸支持台部75Cは、中間基台部75Bの内周部に、各コーナ部が、第1の中間基台部支持片75F乃至第4の中間基台支持片75Iと直交するとともに互いに平行な略線状の第1の軸支持台支持片75J及び第2の軸支持台支持片75Kと第3の軸支持台支持片75L及び第4の軸支持台支持片75Mとによって支持されている。
【0119】
また、圧接力センサ基板75には、基台部75Aの内周部と中間基台部75Bの外周部との間に第1の検出部75P及び第2の検出部75Qとがそれぞれ形成されており、また中間基台部75Bの内周部と軸支持台部75Cの外周部との間に第3の検出部75Rが形成されている。第1の検出部75P及び第2の検出部75Qは、基端部75Aの内周部に一体に突出形成された略矩形状の第1の検出片75R、75Tと、中間基台部75Bの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片75S、75Uとから構成されている。第3の検出部75Nは、中間基台部75Bの内周部に一体に突出形成された略矩形状の第1の検出片75Vと、軸支持台部75Cの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片75Wとから構成されている。そして、これら第1の検出部75P乃至第3の検出部75Nには、図示しない第1のLVDT乃至第3のLVDTがそれぞれ配設されている。
【0120】
この圧接力センサ基板75によれば、任意の作用点に作用するX軸方向の圧接力とY軸方向の圧接力及びZ軸回りのモーメントとを検出できる。この圧接力センサ基板75は、X軸方向の圧接力とY軸方向の圧接力との検出方法が、第1のLVDT54及び第2のLVDT55とが互いに中心線が直交する位置に配設された圧接力センサ基板53とほぼ同様であるが、互いに中心線が直交する位置に配設されたLVDTの組合わせが2通りある。また、Z軸回りのモーメントは、第1のLVDT乃至第3のLVDTが出力電圧 OUT1、OUT2、OUT3をそれぞれ出力するとすれば、
(OUT1+OUT2+OUT3)/3
となる。このため、圧接力センサ基板75は、圧接力検出信号のノイズを低減させて、更に検出精度を向上することができる。
【0121】
さらにまた、圧接力センサ基板76は、図19に示すように、環状の基台部76Aと、この基台部76Aの内周側に位置する略矩形環状の中間基台部76Bと、この中間基台部76Bの内周側に位置する略矩形状の軸支持台部76Cとから構成されている。中間基台部76Bは、基台部76Aの内周部に、互いに平行な略線状の第1の中間基台支持片76D及び第2の中間基台支持片76Eと第3の中間基台支持片76F及び第4の中間基台支持片76Gとによって支持されている。軸支持台部76Cは、中間基台部76Bの内周部に、各コーナ部が、第1の中間基台部支持片76D乃至第4の中間基台支持片76Gと直交するとともに互いに平行な略線状の第1の軸支持台支持片76H及び第2の軸支持台支持片76Iと第3の軸支持台支持片76J及び第4の軸支持台支持片76Kとによって支持されている。
【0122】
また、圧接力センサ基板76には、基台部76Aの内周部と中間基台部76Bの外周部との間に第1の検出部76L及び第2の検出部76Mとがそれぞれ形成されており、また中間基台部76Bの内周部と軸支持台部76Cの外周部との間に第3の検出部76N及び第4の検出部76Oがそれぞれ形成されている。第1の検出部76L及び第2の検出部76Mは、基端部76Aの内周部に一体に突出形成された略矩形状の第1の検出片76P、76Rと、中間基台部76Bの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片76Q、76Sとから構成されている。第3の検出部76N及び第4の検出部76Oは、中間基台部76Bの内周部に一体に突出形成された略矩形状の第1の検出片76T、76Vと、軸支持台部76Cの外周部に一体に突出形成された略矩形状の第2の検出片76U、76Wとから構成されている。そして、これら第1の検出部76L乃至第4の検出部76Oには、図示しない第1のLVDT乃至第4のLVDTがそれぞれ配設されている。
【0123】
この圧接力センサ基板76によれば、任意の作用点に作用するX軸方向の圧接力とY軸方向の圧接力及びZ軸回りのモーメントとを検出できる。この圧接力センサ基板76は、X軸方向の圧接力とY軸方向の圧接力との検出方法が、第1のLVDT54及び第2のLVDT55とが互いに中心線が直交する位置に配設された圧接力センサ基板53とほぼ同様であるが、互いに中心線が直交する位置に配設されたLVDTの組合わせが4通りある。また、Z軸回りのモーメントは、第1のLVDT乃至第4のLVDTが出力電圧 OUT1、OUT2、OUT3、OUT4をそれぞれ出力するとすれば、
(OUT1+OUT2+OUT3+OUT4)/4
となる。このため、圧接力センサ基板76は、圧接力検出信号のノイズを低減させて、更に検出精度を向上することができる。
【0124】
[9] 位置センサ部
位置センサ部16は、ドラム駆動用モータ40に接続配線された第1のエンコーダ41と、テーブル駆動用モータ45に接続配線された第2のエンコーダ47と、バフ駆動用モータ23に接続配線された第3のエンコーダ48とを備えて構成されている。
【0125】
そして、位置センサ部16は、第1のエンコーダ41及び第2のエンコーダ47が、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45の回転角度をそれぞれ計測して、制御部18に位置検出信号としてそれぞれ出力する。また、第3のエンコーダ48は、バフ駆動用モータ23の回転数(rpm)を制御部18に回転数検出信号として出力する。
【0126】
[10] 制御部の構成
制御部18は、図20に示すように、概略、制御装置57と、ドラム駆動用モータ40を駆動させるドラム駆動用モータドライバ58と、テーブル駆動用モータ45を駆動させるテーブル駆動用モータドライバ59と、圧接力センサ部15からの信号を増幅させる圧接力センサアンプ60と、バフ位置決め機構7を制御するバフ位置決め機構コントローラ61と、ドラム搬送機構9を制御するドラム搬送機構コントローラ62とを備えて構成されている。
【0127】
制御装置57は、例えば、パーソナルコンピュータ等の各種コンピュータであり、圧接力センサ部15及び位置センサ部16とそれぞれ接続配線されている。また、制御装置57には、バフ研磨加工を施す複数種類の回転ドラム3Bの外形寸法データが予め記録されている。
【0128】
ドラム駆動用モータドライバ58は、制御装置57及びドラム駆動用モータ40とそれぞれ接続配線されている。テーブル駆動用モータドライバ59は、制御装置57及びテーブル駆動用モータ45とそれぞれ接続配線されている。そして、これらドラム駆動用モータドライバ58及びテーブル駆動用モータドライバ59は、制御装置57から出力される指令電圧V1、V2がそれぞれ入力される。
【0129】
そして、これらドラム駆動用モータドライバ58及びテーブル駆動用モータドライバ59は、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45が指令電圧V1、V2に応じたトルクをそれぞれ発生するように、これらのモータ45、40に電力E1、E2をそれぞれ供給する。
【0130】
圧接力センサアンプ60は、制御装置57及び圧接力センサ部15とそれぞれ接続配線されている。この圧接力センサアンプ60は、圧接力センサ部15から出力された圧接力検出信号Fを増幅させて、制御装置57に圧接力情報信号H1として出力する。
【0131】
位置決め機構コントローラ61は、制御装置57及びバフ位置決め機構7とにそれぞれ接続配線されている。この位置決め機構コントローラ61は、制御装置57から入力された指令信号H2に基づいて、電力E3及び指令信号H4を出力してバフ位置決め機構7を動作させる。
【0132】
搬送機構コントローラ62は、制御装置57及びドラム搬送機構9とにそれぞれ接続配線されている。この搬送機構コントローラ62は、制御装置57から入力された指令信号H3に基づいて、電力E4及び指令信号H5を出力してドラム搬送機構9を動作させる。
【0133】
したがって、制御部18は、制御装置57がバフ位置決め機構7、テーブル移動機構8及びドラム搬送機構9とそれぞれ接続配線されており、これらバフ位置決め機構7、テーブル移動機構8及びドラム搬送機構9をそれぞれ制御する。
【0134】
以上のように構成された制御部18について、チャッキング部6のドラム駆動用モータ40及びテーブル移動機構8のテーブル駆動用モータ45に対する具体的な制御方法を図21乃至図24を参照して説明する。
【0135】
この制御方法は、図21に示すように、ドラム駆動用モータ40とテーブル駆動用モータ45に対する制御であり、これらドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45に対して目標圧接力を付与する圧接力制御と目標位置を位置決めする位置制御とを適宜切り替えて行われている。
【0136】
圧接力センサ部15は、圧接力センサ基板53の変位量に応じて、圧接力制御演算回路64に圧接力検出信号Fを出力する。圧接力制御演算回路64は、図22に示すように、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに対して目標圧接力Fcmd を付与するために、圧接力センサ部15から出力された圧接力検出信号Fをフィードバックして制御演算を行う。
【0137】
すなわち、圧接力制御演算回路64は、圧接力センサ部15から出力された圧接力検出信号Fと目標圧接力Fcmd との偏差に比例ゲインKFPを積算した値と、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45に接続配線された第1及び第2のエンコーダ41、47のエンコーダ信号から得られる速度q′に、ダンピング係数KFdを積算した値によって目標加速度q″cmdを演算する。
【0138】
また、位置センサ部16が備える第1及び第2のエンコーダ41、47は、回転ドラム3Bとバフ21との相対位置を検出して、位置制御演算回路65に位置検出信号qを出力する。位置制御演算回路65は、図23に示すように、回転ドラム3Bを目標位置qcmd に位置決めするために、第1及び第2のエンコーダ41、47からの位置検出信号qをフィードバックして制御演算を行う。
【0139】
すなわち、位置制御演算回路65は、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45に接続配線された第1及び第2のエンコーダ41、47のエンコーダ信号から得られた位置検出信号qと目標位置qcmd との偏差に、比例ゲインKPdと微分ゲインKPpとを積算した値と目標値の加速度によって目標加速度q″cmdを演算する。そして、圧接力制御演算回路64及び位置制御演算回路65は、制御モード切替え回路66に演算した目標加速度q″cmdをそれぞれ出力する。
【0140】
制御モード切替え回路66は、動作目的に従って決定された制御方法に応じて、圧接力制御演算回路64或いは位置制御演算回路65により得られた目標加速度q″cmd のいずれか一方を選択する事によってドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45の目標加速度とする。
【0141】
トルク補償演算回路67は、いわゆる外乱推定器であり、外乱の影響やモデル化誤差による影響を取り除いている。すなわち、トルク補償演算回路67は、図24に示すように、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45に接続配線された第1及び第2のエンコーダ41、47から出力されたエンコーダ信号から得られる加速度q″と指令加速度q″ref 、2次フィルタ70を用いて外乱加速度q″disを見積もり、目標加速度q″cmdに付加し、モータ出力の飽和を防ぐためにリミッタ71を通して指令加速度q″ref を求める。なお、2次フィルタ70が有する伝達関数は、減衰係数ζ、固有周波数gとすれば、
g2/(S2+2ζgS+g2)
で表される。
【0142】
さらに、トルク補償演算回路67は、トルク定数のノミナル値Ktnとドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45の負荷イナーシャのノミナル値Jnとから、電流指令値Irefを演算する。
【0143】
また、上述したドラム駆動用モータドライバ58及びテーブル駆動用モータドライバ59は、トルク発生回路68を備えている。このトルク発生回路68は、トルク補償演算回路67から出力された指令電圧V1、V2に基づいて、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45に電力E1、E2を供給する。
【0144】
したがって、チャッキング部6は、トルク発生回路68より供給された電力E1によりドラム駆動用モータ40が回転駆動することによって、回転ドラム3Bを回転させる。また、テーブル移動機構8は、トルク発生回路68より供給された電力E2によりテーブル駆動用モータ45が回転駆動することによってテーブル43を移動させる。
【0145】
以上のように構成された自動バフ研磨装置1について、バフ21が回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eをバフ研磨加工する研磨手順、及び研磨動作を図25乃至図29を参照して説明する。
【0146】
まず、自動バフ研磨装置1は、ステップST1に示すように、制御部18の制御装置57にバフ研磨加工を施す回転ドラム3Bの種類を指定することによって、ヘッド窓孔3Eのバフ研磨加工を施す回転ドラム3Bが選択決定される。すなわち、自動バフ研磨装置1は、制御装置57に予め記録された回転ドラム3Bの形状データに基づいてバフ研磨加工を行うことが可能となる。
【0147】
自動バフ研磨装置1は、ステップST2に示すように、バフ研磨加工が施される回転ドラム3Bが、ドラム搬送機構9によってパレット9Aからチャッキング部6に搬送される。自動バフ研磨装置1は、ステップST3に示すように、テーブル移動機構8によりチャッキング部6のテーブル43を移動させることによって、回転ドラム3Bをヘッド窓孔検出用センサ27に臨む位置に移動させる。
【0148】
また、自動バフ研磨装置1は、ステップST4に示すように、制御装置57に記録された回転ドラム3Bの形状データに基づいて、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eを検出する位置にヘッド窓孔検出用センサ27を移動させる。したがって、ヘッド窓孔検出用センサ27は、図3に示すように、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに臨む位置に移動される。
【0149】
そして、自動バフ研磨装置1は、ステップST5に示すように、回転ドラム3Bを外周部に沿って1回転させることによって、回転ドラム3Bの回転位置に応じたヘッド窓孔検出用センサ27の検出光の検出結果から、ヘッド窓孔3Eの個数、位置及び幅寸法を検出する。
【0150】
自動バフ研磨装置1は、ステップST6に示すように、バフ位置決め機構7を移動動作させることによって、バフ部5を研磨位置に向かって移動させる。したがって、バフ部5は、図26に示すように、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに臨む位置に移動される。
【0151】
そして、自動バフ研磨装置1は、ステップST7に示すように、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの位置を研磨する際、チャッキング部6のテーブル43を移動させる。自動バフ研磨装置1は、テーブル43を移動させることによって、回転ドラム3Bを図26に示すT方向にスライド移動させてバフ部5のバフ21に圧接させる。また、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3BをT方向に移動させた際、バフ部5にヘッド窓孔3Eが当接するように、回転ドラム3Bを回転移動させる。
【0152】
つぎに、自動バフ研磨装置1は、ステップST8に示すように、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに圧接されたバフ21によってバフ研磨加工を行う。また、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eのバフ研磨加工後、ステップST9に示すように、同一回転ドラム3Bの他のヘッド窓孔3Eをバフ研磨するかを判断する。
【0153】
自動バフ研磨装置1は、他のヘッド窓孔3Eをバフ研磨する場合、ステップST7に戻る。また、自動バフ研磨装置1は、他のヘッド窓孔3Eをバフ研磨しない場合やバフ研磨加工を終了する場合、ステップST10に移行する。自動バフ研磨装置1は、ステップST10に示すように、ドラム搬送機構9によって、チャッキング部6からパレット9Aに、バフ研磨加工された回転ドラム3Bを搬送する。
【0154】
自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eのバフ研磨加工に伴って、バフ21の外周部が徐々に摩耗して形状が崩れる。このため、自動バフ研磨装置1は、ステップST11に示すように、例えば、回転ドラム3Bのバフ研磨1個につき1回というように、必要に応じてバフ21の形状を整えるドレッシング加工を行う。
【0155】
すなわち、自動バフ研磨装置1は、バフ駆動用モータ23によってバフ21を回転させた状態で、ドレッシング部12にバフ位置決め機構7がバフ部5を移動させる。そして、自動バフ研磨装置1は、バフ21をドレッシング部12のドレッサ12Aに圧接させることによって、バフ21の外周部を研削して整形する。
【0156】
なお、自動バフ研磨装置1は、ドレッシング加工を施すためにバフ21の半径寸法を検出する必要があるが、後述する回転ドラム3Bとバフ21との当接位置から算出される。また、自動バフ研磨装置1は、ステップST11に示すように、研磨材塗布部14が有する研磨材にバフ21を押し付けることによって、バフ21に研磨材を塗布する。
【0157】
そして、自動バフ研磨装置1は、ステップST12に示すように、次の回転ドラム3Bを続けてバフ研磨するかを判断する。自動バフ研磨装置1は、次の回転ドラム3Bを続けてバフ研磨する場合、ステップST2に戻る。また、自動バフ研磨装置1は、次の回転ドラム3Bを続けてバフ研磨しない場合、回転ドラム3Bのバフ研磨が終了される。
【0158】
ところで、自動バフ研磨装置1は、バフ研磨を行うに伴ってバフ21が摩耗することによって、バフ21の径寸法が次第に小さくなり、回転ドラム3Bとバフ21との当接角度が変化してしまう。そして、バフ21は、最終的に、径寸法が小さくなることによって、回転ドラム3Bに圧接されることなく通過してしまうという不都合がある。
【0159】
このため、自動バフ研磨装置1は、バフ研磨加工を施す回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの位置を検出した後、図27乃至図29に示すように、上述したステップST7以降で、例えば、1つの回転ドラム3Bに対してバフ研磨を行う前に1回というように必要に応じてバフ21の位置の補正を行っている。
【0160】
自動バフ研磨装置1は、ステップST21に示すように、バフ21の位置の補正を行うか判断をする。自動バフ研磨装置1は、バフ21の位置を補正する必要がない場合、後述するステップST27に移行してバフ研磨を行う。
【0161】
なお、自動バフ研磨装置1は、ドラム駆動用モータ40によって回転方向を位置制御して回転ドラム3Bを研磨位置に固定させる。また、自動バフ研磨装置1は、テーブル駆動用モータ45によってバフ21に対して接離する方向(以下、並進方向と称する。)に圧接力制御して、例えば、100g程度の目標圧接力Fcmd を設定して回転ドラム3Bを圧接する。
【0162】
まず、回転ドラム3Bは、バフ21と当接されておらず、ステップST22に示すように、設定された目標圧接力Fcmd を得るために、バフ21に向かって移動される。自動バフ研磨装置1は、バフ21に回転ドラム3Bを圧接させる際、回転ドラム3Bの移動速度が速いことによって、回転ドラム3Bとバフ21とが衝突することを防止するため、圧接力制御のダンピング係数KFdを適当な値に設定されている。
【0163】
自動バフ研磨装置1は、ステップST23に示すように、圧接力センサ部15が検出する圧接力検出信号Fの変化量によって、回転ドラム3Bとバフ21との圧接状態を判断する。
【0164】
そして、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bとバフ21とが当接した際、制御部18の制御装置57に、回転ドラム3Bとバフ21との当接位置を記録する。自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bとバフ21との当接位置を記録した後、圧接力を逆方向に付与させることによって、ダンピング係数KFdを小さくする。したがって、自動バフ研磨装置1は、圧接力を逆方向に設定することによって、ステップST24に示すように、回転ドラム3Bをバフ21に対して離れる方向に後退移動させて、回転ドラム3Bをバフ21からすばやく引き離す。
【0165】
また、自動バフ研磨装置1は、ステップST24において、図28に示すように、回転ドラム3Bをバフ21から引き離し動作させている。まず、自動バフ研磨装置1は、ステップST24Aに示すように、回転ドラム3Bをバフ21から引き離し動作させる指令があるかを判断する。
【0166】
自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bをバフ21から引き離し動作させる指令がある場合、ステップST24Bに示すように、ダンピング係数KFdを、
KFd=0
とする。そして、自動バフ研磨装置1は、圧接力制御のための目標圧接力Fcmd の値を逆方向に再設定する。すなわち、目標圧接力Fcmd は、
Fcmd <0
とされる。
【0167】
自動バフ研磨装置1は、ステップST24Cに示すように、回転ドラム3Bが所定の位置に移動されたかを判断する。自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bが所定の位置に移動された場合、ステップST24Dに示すように、ダンピング係数KFdを大きくする。そして、自動バフ研磨装置1は、圧接力制御のための目標圧接力Fcmd の値を再度逆方向に設定する。すなわち、目標圧接力Fcmd は、
Fcmd ≧0
自動バフ研磨装置1は、ステップST24Eに示すように、回転ドラム3Bの移動速度が所定値にされたかを判断する。そして、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bが所定の移動速度となった場合、ステップST24Fに示すように、位置制御によって回転ドラム3Bが停止されたことを確認する。
【0168】
すなわち、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bをバフ21から比較的速い速度で後退移動させて、回転ドラム3Bがバフ21から所定距離だけ離れた後、バフ21に対して回転ドラム3Bを圧接させる方向に圧接力を付与させてダンピング係数KFdを大きくする。そして、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bの移動速度が十分に小さくなった時点で、圧接力制御から位置制御に切り替えて回転ドラム3Bの位置を固定する。
【0169】
一方、自動バフ研磨装置1は、ステップST25に示すように、制御部18の制御装置57に記録された回転ドラム3Bとバフ21との当接位置に基づいて、バフ21の径寸法を算出する。
【0170】
さらに、自動バフ研磨装置1は、バフ21の径寸法の変化量に応じて、バフ駆動用モータ23の回転数を制御することによって、バフ21の径寸法の変化に伴って変化するバフ21の外周部の周速度を一定に保つことが可能とされている。
【0171】
そして、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bとバフ21とが制御装置57に予め記録された当接角度で当接させるために、ステップST25で求めたバフ21の径寸法に基づいて、バフ位置決め機構7を移動動作させる。すなわち、自動バフ研磨装置1は、ステップST26に示すように、バフ位置決め機構7を移動させることによってバフ部5が移動されて、バフ21の位置の補正を行う。
【0172】
つぎに、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eのバフ研磨加工を行う。なお、自動バフ研磨装置1は、バフ21の位置を補正しない場合、ステップST7において回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの位置決めが終了した後、ヘッド窓孔3Eのバフ研磨を行う。
【0173】
自動バフ研磨装置1は、ステップST27及びステップST28に示すように、上述したステップST22及びステップST23と同様に回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eとバフ21とを当接させる。
【0174】
制御部18の制御装置57は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eにバフ21が当接した位置P1を記録する。自動バフ研磨装置1は、ヘッド窓孔3Eにバフ21が当接した後、ステップST29に示すように、位置制御によって角度に対する位置が固定された回転方向に対して、例えば、30〜50gf程度の所定の圧接力を付与する圧接力制御を行う。
【0175】
このため、回転ドラム3Bは、ヘッド窓孔3Eの底面部にバフ21が圧接された状態で回転される。自動バフ研磨装置1は、ダンピング係数KFdを所定の値に設定することによって、回転ドラム3Bの回転速度を調整する。さらに、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bの外周部に作用する円周方向の圧接力検出信号Fを検出して、この圧接力検出信号Fの変化量によって、ステップST30に示すように、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの側面とバフ21との当接状態を判断する。
【0176】
自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの側面にバフ21が当接した後、ステップST31に示すように、回転方向の圧接力を逆方向に設定して回転ドラム3Bを逆方向に回転させる。そして、自動バフ研磨装置1は、ステップST32に示すように、上述したステップST28と同様に回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの側面とバフ21との当接状態を判断する。
【0177】
さらに、自動バフ研磨装置1は、ステップST33に示すように、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの底面部をバフ研磨加工し続ける場合、回転ドラム3Bとヘッド窓孔3Eの側面に当接した後に、ステップST31に戻る。また、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの底面部に対するバフ研磨加工を終了する場合、ステップST34に移行する。すなわち、回転ドラム3Bは、上述したステップST29乃至ステップST33によって、図33に示す回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの底面側曲面3Jが形成される。
【0178】
そして、自動バフ研磨装置1は、ステップST34に示すように、位置P1に対して並進方向に僅かに0.5mm程度後退移動した位置を位置P2として、並進方向、回転方向ともに位置制御を行って、回転ドラム3Bを位置P2に移動させる。
【0179】
自動バフ研磨装置1は、ステップST35に示すように、上述したステップST29と同様に、回転ドラム3Bの並進方向を位置制御によって固定した状態で、回転方向のみ圧接力制御によって回転ドラム3Bを回転させる。すなわち、回転ドラム3Bは、圧接力制御によって回転される際、並進方向の制御が位置制御のままであり、バフ21とヘッド窓孔3Eの底面側曲面3Jとがほとんど当接しないため、ステップST35以降でヘッド窓孔3Eの底面側曲面3Jを研磨することがない。
【0180】
そして、自動バフ研磨装置1は、ステップST36に示すように、バフ21と回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの側面との当接状態を圧接力検出信号Fから判断する。自動バフ研磨装置1は、バフ21と回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの側面とが当接した後、ステップST37に示すように、数秒間、バフ21をヘッド窓孔3Eの側面に当接した状態を保つ。このため、回転ドラム3Bには、図33に示すように、ヘッド窓孔3Eの上端側曲面3H、下端側曲面3K及び側面側曲面3Iがそれぞれ形成される。
【0181】
つぎに、自動バフ研磨装置1は、ステップST38に示すように、上述したステップST31と同様に、回転方向の圧接力を逆方向に設定して回転ドラム3Bを逆方向に回転させる。このため、回転ドラム3Bは、逆方向に回転されて、バフ21がヘッド窓孔3Eの側面に当接する。
【0182】
自動バフ研磨装置1は、ステップST39に示すように、バフ21と回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの側面との当接状態を圧接力検出信号Fから判断する。自動バフ研磨装置1は、バフ21と回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの側面とが当接した後、ステップST40に示すように、数秒間、バフ21をヘッド窓孔3Eの側面に当接した状態を保つ。このため、回転ドラム3Bには、上述したステップST37でバフ研磨した側面と相対する側面がバフ研磨される。
【0183】
自動バフ研磨装置1は、ステップST40でバフ研磨を一旦終了して、ステップST41に示すように、回転方向の位置を固定してステップST24と同様に回転ドラム3Bを後退させる。そして、自動バフ研磨装置1は、ステップST9に移行する。すなわち、自動バフ研磨装置1は、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45に対して、圧接力制御と位置制御とを適宜切り替えながら制御する。
【0184】
上述したように、実施例自動バフ研磨装置1は、圧接力センサ基板53と第1のLVDT54及び第2のLVDT55とから構成される圧接力センサ部15を備えることによって、バフ21が圧接された回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに負荷される微弱な圧接力を広いレンジで検出することができるとともに、第1のLVDT54及び第2のLVDT55が直交する2方向の圧接力をそれぞれ検出することが可能とされる。
【0185】
したがって、この自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eをバフ研磨する際、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに対してバフ21を所定の圧接力で圧接させることができるため、加工品質の安定化が図られるとともに高精度なバフ研磨の自動化が可能とされる。また、自動バフ研磨装置1は、圧接力センサ基板53と第1のLVDT54及び第2のLVDT55とが、チャッキング部6のチャッキング部材38とドラム駆動用モータ40との間に挟み込んで配設されるため、装置全体の薄型軽量化が図られている。
【0186】
また、実施例自動バフ研磨装置1は、制御部18が、圧接力センサ部15が検出する圧接力検出信号Fの変化量に基づいて、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eとバフ21とが当接した位置からバフ21の径寸法を算出する。そして、自動バフ研磨装置1は、バフ位置決め機構7がバフ21を移動させることによって、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eとバフ21とが予め設定された角度で当接するようにバフ位置の補正を行う。
【0187】
したがって、この自動バフ研磨装置1は、バフ研磨に伴ってバフ21が摩耗して径寸法が小さくなっても、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに対してバフ21を一定の角度で圧接させることができる。すなわち、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに対してバフ21が一定の角度で圧接されることによって、加工品質の安定化が図られるとともに高精度なバフ研磨の自動化が可能とされる。
【0188】
また、実施例自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eをバフ研磨する際、研磨材塗布部14がバフ21に研磨材を自動供給することが可能とされる。したがって、自動バフ研磨装置1は、バフ21に塗布された研磨材の量を自動的に管理することによって、加工品質の安定化が図られるとともに高精度なバフ研磨の自動化が可能とされる。
【0189】
また、実施例自動バフ研磨装置1は、制御部18が、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45に対して、圧接力制御及び位置制御とを適宜切り替えて制御する。このため、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eをバフ研磨する際、ヘッド窓孔3Eとバフ21との相対的な位置及び圧接力とを常に一定に保つことができる。
【0190】
また、自動バフ研磨装置1は、制御部18の制御モード切替え回路66が、ドラム駆動用モータ40及びテーブル駆動用モータ45とに対して、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの上端側曲面3H、側面側曲面3I、底面側曲面3J及び下端側曲面3Kに応じて位置制御と圧接力制御とを適宜切替えて制御する。したがって、自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eに対して、高精度なバフ研磨が可能とされ、加工品質の安定化が図られる。
【0191】
また、自動バフ研磨装置1は、ヘッド窓孔検出用センサ27を備えることによって、回転ドラム3Bの径寸法や高さ寸法等の形状データのみを必要とし、制御装置18にヘッド窓孔3Eの個数、位置及び幅寸法等の窓孔データを予め記録することが不要となる。さらに、自動バフ研磨装置1は、ヘッド窓孔検出用センサ27が、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eの位置を検出するため、回転ドラム3Bを高精度に位置決めすることが不要となり容易に位置決めすることができる。
【0192】
なお、本実施例に係る自動バフ研磨装置1は、バフ21の径寸法を算出するために、バフ駆動用モータ23の回転数を計測する第3のエンコーダ48を備える構成とされたが、例えば、バフ21に臨む位置に変位サンサを配設することによって、バフ21の径寸法を直接に求める構成としても良い。この変位センサには、例えば、レーザ光や超音波等による非接触型の変位センサを採用して好適である。
【0193】
また、実施例自動バフ研磨装置1は、回転ドラム3Bのヘッド窓孔3Eが、楕円状等の他の窓孔形状に形成されても、バフ21の形状及び動作プログラム等の条件を変更することによって、容易に対応することができる。
【0194】
さらに、実施例自動バフ研磨装置1は、被研磨物として回転ドラムが用いられたが、回転ドラムに限定されるものでなく、例えば、円筒状の金型等のバフ研磨に用いて好適である。
【0195】
【発明の効果】
上述したように本発明に係る自動バフ研磨装置によれば、環状の基台と、この基台の中央部に配設されて検出対象体に負荷される力に応じて変位する中間基台と、基台の内周部と中間基台の外周部とに両端が一体に連結された弾性変位可能な線状の連結片部と、基台の内周部と中間基台の外周部との間に位置して間隙を構成する対向する一対の検出片を有する検出部と、この検出部に配設されて検出部に生じる変位量を検出する差動トランスとから構成されて回転ドラムのヘッド窓孔に対して圧接されたバフの圧接力を検出する力検出ユニットを備えることによって、バフが圧接された回転ドラムのヘッド窓孔に作用する微弱な圧接力を広いレンジで検出することができる。
【0196】
また、自動バフ研磨装置によれば、力検出ユニットの中間基台に、環状の中間基台部と、この中間基台部の中央部に配設されて検出対象体に負荷される力に応じて変位する支持台と、連結片部と直交する方向に設けられ中間基台部の内周部と支持台の外周部とに両端が一体に連結された弾性変位可能な線状の第2の連結片部と、中間基台部の内周部と支持台の外周部との間に位置して間隙を構成する対向する一対の第2の検出片を有するとともに検出部と直交して設けられた第2の検出部と、この第2の検出部に配設されて第2の検出部に生じる変位量を検出する第2の差動トランスとを備えることによって、バフが圧接された回転ドラムのヘッド窓孔に負荷される微弱な圧接力を広いレンジで検出することができるとともに、直交する2方向の圧接力をそれぞれ検出することが可能とされる。
【0197】
したがって、自動バフ研磨装置は、回転ドラムのヘッド窓孔をバフ研磨する際、回転ドラムのヘッド窓孔に対してバフを所定の圧接力で圧接させることができるため、加工品質の安定化が図られるとともに高精度なバフ研磨の自動化が可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例自動バフ研磨装置を示す平面模式図である。
【図2】同自動バフ研磨装置が備えるバフ部を示す斜視図である。
【図3】同自動バフ研磨装置が備えるヘッド窓孔検出用センサを説明するために示す斜視図である。
【図4】同自動バフ研磨装置が備える仕上げ研磨部を示す斜視図である。
【図5】同自動バフ研磨装置が備えるチャッキング部を示す斜視図である。
【図6】同自動バフ研磨装置が備えるチャッキング部を示す側面図である。
【図7】同自動バフ研磨装置が備える研磨材塗布部を示す斜視図である。
【図8】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成する圧接力センサ基板を示す平面図である。
【図9】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成するLVDTを示す要部斜視図である。
【図10】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成するLVDTを示す要部模式図である。
【図11】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成する圧接力センサ基板を示す平面図である。
【図12】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成する圧接力センサ基板を示す平面図である。
【図13】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部が圧接力を検出する原理を説明するために示す斜視図である。
【図14】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部が圧接力を検出する原理を説明するために示す斜視図である。
【図15】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部が圧接力を検出する原理を説明するために示す斜視図である。
【図16】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成する圧接力センサ基板の一例を示す平面図である。
【図17】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成する圧接力センサ基板の一例を示す平面図である。
【図18】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成する圧接力センサ基板の一例を示す平面図である。
【図19】同自動バフ研磨装置が備える圧接力センサ部を構成する圧接力センサ基板の一例を示す平面図である。
【図20】同自動バフ研磨装置が備える制御部の信号処理を説明するために示すブロック線図である。
【図21】同自動バフ研磨装置が備える制御部の信号処理を説明するために示すブロック線図である。
【図22】同自動バフ研磨装置が備える制御部の信号処理を説明するために示すブロック線図である。
【図23】同自動バフ研磨装置が備える制御部の信号処理を説明するために示すブロック線図である。
【図24】同自動バフ研磨装置が備える制御部の信号処理を説明するために示すブロック線図である。
【図25】同自動バフ研磨装置が回転ドラムを研磨する動作を説明するために示すフローチャート図である。
【図26】同自動バフ研磨装置が回転ドラムを研磨する動作を説明するために示す斜視図である。
【図27】同自動バフ研磨装置が回転ドラムを研磨する動作を説明するために示すフローチャート図である。
【図28】同自動バフ研磨装置が回転ドラムを研磨する動作を説明するために示すフローチャート図である。
【図29】同自動バフ研磨装置が回転ドラムを研磨する動作を説明するために示すフローチャート図である。
【図30】従来の回転型磁気ヘッド装置を示す正面模式図である。
【図31】従来の回転型磁気ヘッド装置を構成する回転ドラムのヘッド窓孔を示す要部斜視図である。
【図32】従来の回転型磁気ヘッド装置を構成する回転ドラムのヘッド窓孔を示す要部斜視図である。
【図33】従来の回転型磁気ヘッド装置を構成する回転ドラムのヘッド窓孔を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 自動バフ研磨装置
3B 回転ドラム
3E ヘッド窓孔(検出対象物)
15 圧接力センサ部(力検出ユニット)
53 圧接力センサ基板
53A 基台部(基台)
53B 中間基台部(中間基台)
53C 軸支持台部(支持台)
53F乃至53I 中間基台支持片(連結片部)
53J乃至53M 軸支持台支持片(第2の連結片部)
53P 第1の検出部(検出部)
53R、53S 検出片
53Q 第2の検出部
53T、53U 検出片
54 第1のLVDT(差動トランス)
55 第2のLVDT(差動トランス)[0001]
[Industrial application fields]
Further, the present invention provides a force for detecting a pressure contact force generated when a buff presses a rotating drum constituting a rotary magnetic head device mounted on a magnetic recording / reproducing apparatus such as a video tape recorder as a detection object. The present invention relates to an automatic buffing apparatus that includes a detection unit and is suitable for buffing.
[0002]
[Prior art]
In general, a buffing apparatus generally includes a buff that polishes an object to be polished, a support shaft that supports the buff, and a drive motor that rotationally drives the support shaft. The buff is formed in a disk shape, and the center part is supported and fixed to the support shaft. The support shaft supports a buff at the distal end portion, and the base end portion is coupled to the rotation shaft of the drive motor. The drive motor rotates the baffle through the support shaft by rotating the rotation shaft. The buffing apparatus performs buffing by applying an abrasive to the outer peripheral part of the buff and abutting the outer peripheral part of the buff rotated against the part to be polished of the object to be polished.
[0003]
By the way, in the rotary drum constituting the rotary magnetic head device mounted on the magnetic recording / reproducing apparatus, the head window hole in which the magnetic head is disposed is buffed by a buffing device.
[0004]
A magnetic recording / reproducing apparatus such as a video tape recorder is equipped with a rotary magnetic head device for magnetic recording / reproducing. As shown in FIG. 30, the rotary magnetic head device 3 includes a
[0005]
The
[0006]
The rotating
[0007]
The
[0008]
When the rotary magnetic head device 3 records and reproduces information signals on the magnetic tape T, the magnetic tape T is wound in a substantially spiral shape along the outer peripheral portion of the
[0009]
In the rotary magnetic head device 3 described above, when the magnetic tape T is recorded and reproduced, the magnetic tape T abuts on the edge portion on the outer peripheral side of the
[0010]
The
[0011]
The shape required for the
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the rotating
[0013]
Since the
[0014]
As a countermeasure against the above-described problems, in order to automate the buffing process of the
[0015]
In order to measure the pressure contact force acting between the buff in the pressure contact state and the
[0016]
By the way, there is no commercially available pressure contact force detection unit equipped with a strain gauge or the like that can measure the pressure contact force in the two directions of the center direction of the rotating
[0017]
Furthermore, when the strain gauge included in the pressure contact force detection unit is attached to a structure that is elastically deformed, there are problems such as a large change in detection force depending on the attachment position, easy peeling, and damage. Therefore, there is a problem that the work for attaching the strain gauge included in the pressure contact detection unit requires skill.
[0018]
As described above, a unit having a function and performance required for the buffing process of the
[0019]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, the present invention provides an automatic buffing apparatus provided with a force detection unit that enables detection of forces in two orthogonal directions loaded on a detection object, and that is reduced in size and weight and facilitates assembly. The purpose is to provide.
[0020]
In addition, the present invention provides an automatic buffing apparatus that enables the buffing to be brought into contact with the head window hole of the rotating drum with a predetermined pressing force, and enables highly accurate buffing processing to be automated. Objective.
[0021]
[Means for achieving the object]
In order to achieve the above-described object, an automatic buffing device according to the present invention comprises a buff for polishing a head window hole provided on an outer peripheral portion of a rotary drum constituting a rotary magnetic head device and provided with a magnetic head, A buff portion having a buff drive means for rotating the buff, a chucking member for holding the rotary drum, and a position of the head window hole of the rotary drum held by the chucking member facing the buff portion A chucking portion having a drum moving means that rotates and moves, a buff moving means for moving the buff portion toward and away from the rotating drum held by the chucking portion, and the rotating drum with respect to the buff portion A chucking moving means for moving the chucking part holding the door apart, a position detecting part for detecting a relative position between the buff and the head window hole of the rotary drum, -Shaped base, an intermediate base disposed at the center of the base and displaced according to the force applied to the detection object, an inner periphery of the base and an outer periphery of the intermediate base A pair of elastically displaceable linear connecting pieces whose ends are integrally connected to each other, and a pair of opposing members that are located between the inner peripheral portion of the base and the outer peripheral portion of the intermediate base to form a gap A detection unit having a detection piece and a displacement amount provided in the detection unit and detected in the detection unit First differential transformer A force detection unit configured to detect the pressure contact force of the buff pressed against the head window hole of the rotating drum, a position detection signal detected by the position detection unit, and a pressure contact detected by the force detection unit. A controller for controlling the position and pressure of the buff and the head window hole of the rotating drum by driving the drum moving means, the buff moving means and the chucking moving means, respectively, based on a force detection signal; It is characterized by providing.
[0022]
In addition, the automatic buffing device is arranged on the intermediate base of the force detection unit, on the annular intermediate base part, and on the center part of the intermediate base part, according to the force applied to the detection object. And an elastically displaceable linear support that is provided in a direction orthogonal to the connecting piece portion and is integrally connected at both ends to the inner peripheral portion of the intermediate base portion and the outer peripheral portion of the support stand. The detection unit includes a pair of second detection pieces facing each other and forming a gap between the second connection piece, the inner periphery of the intermediate base and the outer periphery of the support. A second detection unit provided orthogonal to the second detection unit, and a second differential transformer disposed in the second detection unit and detecting a displacement amount generated in the second detection unit. One differential transformer and the second differential transformer detect forces in two orthogonal directions, respectively. .
[0024]
[Action]
In the force detection unit of the automatic buffing device according to the present invention configured as described above, the intermediate base is displaced by the elastic deformation of the connecting piece portion according to the force applied to the detection target body. In the force detection unit, as the intermediate base is displaced, a pair of opposing detection pieces of the detection unit are respectively displaced. In this force detection unit, the differential transformer disposed in the detection unit detects the amount of displacement generated in the gap as the pair of detection pieces are displaced.
[0025]
Further, in the force detection unit of the automatic buffing apparatus, the support base is displaced by elastic deformation of the second connecting piece portion according to the force applied to the detection target body. In this force detection unit, as the support base is displaced, the pair of opposing second detection pieces of the second detection unit are respectively displaced. In this force detection unit, the second differential transformer disposed in the second detection unit detects the amount of displacement generated in the gap when the pair of second detection pieces are displaced. Therefore, in the force detection unit, the second differential transformer provided in the detection unit and the second detection unit can respectively detect the pressure contact force in two orthogonal directions.
[0026]
Further, in the automatic buffing apparatus according to the present invention, the control unit has a drum moving unit, a buff moving unit, and a buff moving unit based on the position detection signal detected by the position detection unit and the pressure contact detection signal detected by the pressure contact detection unit. Control the chucking movement means.
[0027]
【Example】
Hereinafter, a specific embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 29. The
[0028]
Less than,
[1] Configuration of rotary magnetic head device and rotary drum
[2] Overall configuration of the device
[3] Buff part configuration
[4] Configuration of buff positioning mechanism and drum transport mechanism
[5] Configuration of chucking unit and table moving mechanism
[6] Composition of dressing part
[7] Configuration of abrasive coating part
[8] Configuration of pressure contact sensor
[9] Configuration of position sensor
[10] Configuration of control unit
This will be described in the order.
[0029]
[1] Configuration of rotary magnetic head device and rotary drum
Although a detailed description is omitted, as shown in FIG. 30, the rotary magnetic head device 3 conventionally has a
[0030]
In the
[0031]
Further, as shown in FIG. 32, a polishing
[0032]
In the rotary magnetic head device 3 described above, when the information signal of the magnetic tape T is recorded and reproduced, the magnetic tape T is spirally wound around the outer periphery of the
[0033]
[2] Overall configuration of the device
As shown in FIG. 1, the
[0034]
Further, the
[0035]
In addition, the force detection unit with which the automatic buffing apparatus according to the present invention is provided is configured as a pressure contact
[0036]
[3] Buff part configuration
As shown in FIG. 2, the buff unit 5 includes a
[0037]
The
[0038]
The
[0039]
In the buff unit 5 configured as described above, the
[0040]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the buff part 5 described above is provided with a head window
[0041]
The head window
[0042]
The operation for detecting the position and width dimension of the
[0043]
When the detection light is irradiated to the outer peripheral portion of the
[0044]
In the head window
[0045]
Furthermore, as shown in FIG. 1, a
[0046]
The
[0047]
[4] Configuration of buff positioning mechanism and drum transport mechanism
As shown in FIG. 1, the buff positioning mechanism 7 is roughly supported by a
[0048]
The
[0049]
The buff positioning mechanism 7 configured as described above moves the
[0050]
Further, the buff positioning mechanism 7 is provided with a
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
In the finish polishing unit 19 configured as described above, after the
[0054]
Although detailed description is omitted, as shown in FIG. 1, the
[0055]
The
[0056]
[5] Configuration of chucking unit and table moving mechanism
As shown in FIGS. 5 and 6, the chucking unit 6 includes a chucking
[0057]
As shown in FIG. 5, the chucking
[0058]
The chucking
[0059]
The
[0060]
The table moving mechanism 8 includes a table 43 that supports the chucking unit 6, a
[0061]
The table 43 is formed in a substantially rectangular plate shape, and the chucking portion 6 is placed at the center on the main surface. The table 43 is provided with first rectangular guide portions 43A to 43D in a substantially rectangular block shape at the corners on the back side. In the first guide portion 43A to the
[0062]
The
[0063]
The
[0064]
One end of the
[0065]
The
[0066]
With respect to the chucking unit 6 configured as described above, an operation in which the
[0067]
Next, the table 43 on which the chucking
[0068]
Further, the table 43 is driven by the
[0069]
[6] Composition of dressing part
The
[0070]
The dressing
[0071]
[7] Configuration of abrasive coating part
As shown in FIG. 7, the abrasive
[0072]
For example, the main surface of the
[0073]
The abrasive
[0074]
[8] Configuration of pressure contact sensor
As shown in FIGS. 8 to 15, the pressure contact
[0075]
As shown in FIG. 8, the pressure
[0076]
The
[0077]
The
[0078]
The first intermediate
[0079]
The
[0080]
The first shaft support
[0081]
In addition, a
[0082]
The
[0083]
As shown in FIG. 8, the
[0084]
The
[0085]
In the
[0086]
As shown in FIG. 9 and FIG. 10, the
[0087]
The
[0088]
The support bases 54 </ b> C and 55 </ b> C have a substantially U-shaped main surface portion, and base ends thereof are fixed to the pressure contact
[0089]
As shown in FIG. 10, the
[0090]
The
[0091]
The
[0092]
In the
[0093]
With respect to the pressure contact
[0094]
First, as shown in FIG. 11, when the pressure contact force in the direction parallel to the X-axis direction is applied to the center point O2, the pressure contact
[0095]
When the
[0096]
That is, the press contact
[0097]
Further, as shown in FIG. 12, when the pressure contact force in the direction parallel to the Y-axis direction is applied to the center point O2 of the
[0098]
When the
[0099]
That is, the press contact
[0100]
Next, the
[0101]
The
[0102]
Therefore, the
[0103]
Hereinafter, the principle of detecting the pressing force applied to the
[0104]
As shown in FIG. 13, the
[0105]
Further, in order to buff all the predetermined number of head window holes 3E recessed in the outer peripheral portion of the
[0106]
As shown in FIG. 14, a pressing force F in the center direction of the
OUT 1C = AcosθF C ...
OUT 2C = BsinθF C ...
It is represented by
[0107]
Further, as shown in FIG. 15, the pressure F in the circumferential direction of the rotating drum 3 </ b> B at an arbitrary position P (center angle θ) on the circumference of the rotating drum 3 </ b> B. t Is applied for all angles θ, the output voltage OUT of the
OUT 1t = − (C + d cos θ) F t ... Formula 3
OUT 2t = − (E + f cos θ) F t ... Formula 4
It is represented by
[0108]
Therefore, the pressing force F in the center direction of the
OUT 1 = OUT 1C + OUT 1t = AcosθF C − (C + dsinθ) F t ... Formula 5
OUT 2 = OUT 2C + OUT 2t = -BsinθF C − (E + f cos θ) F t ... Formula 6
It becomes.
[0109]
Then, the pressure contact force F in the center direction of the
F C = {(E + f cos θ) OUT 1 -(C + dsinθ) OUT 2 } / (Bcsin θ−aecos θ + bdsin 2 θ + afcos 2 θ) Equation 7
F C = (BsinθOUT 1 + AcosθOUT 2 ) / (Bcsinθ + aecosθ + bdsin) 2 θ + afcos 2 θ) Equation 8
It becomes.
[0110]
Therefore, the pressure contact
[0111]
In the pressure contact
[0112]
As shown in FIG. 16, the pressure
[0113]
Further, on the pressure contact
[0114]
According to this pressure contact
[0115]
As shown in FIG. 17, the pressure contact
[0116]
In addition, the
[0117]
According to this pressure contact
(OUT 1 -OUT 2 ) / 2
It becomes. The pressure contact force in the Y-axis direction is
(OUT 1 + OUT 2 ) / 2
It becomes. Furthermore, the moment around the Z axis is
(OUT 1 + OUT 2 ) / 2
It becomes. For this reason, the pressure contact
[0118]
Further, as shown in FIG. 18, the pressure contact
[0119]
In addition, a
[0120]
According to the pressure-contact
(OUT 1 + OUT 2 + OUT 3 ) / 3
It becomes. For this reason, the pressure
[0121]
Furthermore, as shown in FIG. 19, the press contact
[0122]
In addition, a
[0123]
According to this pressure contact
(OUT 1 + OUT 2 + OUT 3 + OUT 4 ) / 4
It becomes. For this reason, the press contact
[0124]
[9] Position sensor
The position sensor unit 16 is connected to the
[0125]
In the position sensor unit 16, the
[0126]
[10] Configuration of control unit
As shown in FIG. 20, the
[0127]
The
[0128]
The drum
[0129]
The drum driving
[0130]
The pressure contact force sensor amplifier 60 is connected to the
[0131]
The
[0132]
The
[0133]
Therefore, the
[0134]
With respect to the
[0135]
As shown in FIG. 21, this control method is a control for the
[0136]
The pressing
[0137]
That is, the pressure contact force
[0138]
The first and
[0139]
That is, the position
[0140]
The control
[0141]
The torque
g 2 / (S 2 + 2ζgS + g 2 )
It is represented by
[0142]
Further, the torque
[0143]
The drum driving
[0144]
Therefore, the chucking unit 6 rotates the rotating drum 3 </ b> B when the
[0145]
With respect to the
[0146]
First, as shown in step ST1, the
[0147]
In the
[0148]
Further, as shown in step ST4, the
[0149]
Then, as shown in step ST5, the
[0150]
As shown in step ST6, the automatic
[0151]
Then, as shown in step ST7, the
[0152]
Next, as shown in step ST8, the
[0153]
The
[0154]
In the
[0155]
That is, in the
[0156]
The
[0157]
Then, as shown in step ST12, the
[0158]
By the way, in the
[0159]
For this reason, after detecting the position of the
[0160]
As shown in step ST21, the
[0161]
The
[0162]
First, the
[0163]
As shown in step ST23, the
[0164]
Then, the
[0165]
Further, in step ST24, the automatic
[0166]
When there is a command to move the
K Fd = 0
And Then, the
F cmd <0
It is said.
[0167]
As shown in step ST24C, the
F cmd ≧ 0
As shown in step ST24E, the
[0168]
That is, the
[0169]
On the other hand, as shown in step ST25, the
[0170]
Further, the automatic
[0171]
Then, the
[0172]
Next, the
[0173]
As shown in steps ST27 and ST28, the
[0174]
The
[0175]
For this reason, the
[0176]
After the
[0177]
Furthermore, as shown in step ST33, the
[0178]
Then, as shown in step ST34, the
[0179]
As shown in step ST35, the
[0180]
Then, as shown in step ST36, the
[0181]
Next, as shown in step ST38, the
[0182]
The
[0183]
The
[0184]
As described above, the
[0185]
Therefore, since the
[0186]
Further, in the
[0187]
Therefore, this
[0188]
Further, in the
[0189]
In the
[0190]
Further, in the
[0191]
Further, since the
[0192]
The
[0193]
In addition, the embodiment
[0194]
Further, in the
[0195]
【The invention's effect】
As described above, according to the automatic buffing apparatus according to the present invention, the annular base and the intermediate base disposed at the center of the base and displaced according to the force applied to the detection target body, An elastically displaceable linear connecting piece part integrally connected to the inner peripheral part of the base and the outer peripheral part of the intermediate base, and the inner peripheral part of the base and the outer peripheral part of the intermediate base A rotary drum head comprising a detection unit having a pair of opposed detection pieces that are positioned between each other and forming a gap, and a differential transformer that is disposed in the detection unit and detects the amount of displacement generated in the detection unit By providing a force detection unit for detecting the pressure contact force of the buff pressed against the window hole, the weak pressure force acting on the head window hole of the rotating drum pressed against the buff can be detected in a wide range. .
[0196]
Further, according to the automatic buffing device, the intermediate base portion of the force detection unit is provided with an annular intermediate base portion and the force applied to the detection target body disposed at the center portion of the intermediate base portion. And a support base that is displaced in the direction perpendicular to the connecting piece, and an elastically displaceable linear second member whose ends are integrally connected to the inner periphery of the intermediate base and the outer periphery of the support. It has a pair of second detection pieces that are located between the connecting piece part, the inner peripheral part of the intermediate base part, and the outer peripheral part of the support base to form a gap, and is provided orthogonal to the detection part. And a second differential transformer disposed in the second detector and detecting the amount of displacement generated in the second detector, so that the buff is pressed against the rotating drum. The weak pressure contact force applied to the head window hole can be detected in a wide range, and the two orthogonal directions It is possible to detect the contact pressure of each.
[0197]
Therefore, when buffing the head window hole of the rotating drum, the automatic buffing device can press the buff against the head window hole of the rotating drum with a predetermined pressing force, thereby stabilizing the processing quality. And high-precision buffing can be automated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic plan view showing an automatic buffing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a buff portion provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 3 is a perspective view for explaining a head window hole detection sensor provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 4 is a perspective view showing a finish polishing section provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 5 is a perspective view showing a chucking portion provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 6 is a side view showing a chucking portion provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 7 is a perspective view showing an abrasive coating unit provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 8 is a plan view showing a pressure contact force sensor substrate constituting a pressure contact force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 9 is a perspective view of a principal part showing an LVDT that constitutes a pressure contact force sensor part included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 10 is a schematic diagram of a main part showing an LVDT constituting a pressure contact force sensor part provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 11 is a plan view showing a pressure contact force sensor substrate constituting a pressure contact force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 12 is a plan view showing a pressure contact force sensor substrate constituting a pressure contact force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 13 is a perspective view for explaining the principle by which the pressure contact force sensor unit included in the automatic buffing device detects the pressure contact force.
FIG. 14 is a perspective view for explaining the principle of detecting the pressing force by the pressing force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 15 is a perspective view for explaining the principle of detecting the pressing force by the pressing force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 16 is a plan view showing an example of a pressing force sensor substrate constituting a pressing force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 17 is a plan view showing an example of a pressing force sensor substrate constituting a pressing force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 18 is a plan view showing an example of a pressure contact force sensor substrate constituting a pressure contact force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 19 is a plan view showing an example of a pressing force sensor substrate constituting a pressing force sensor unit included in the automatic buffing apparatus.
FIG. 20 is a block diagram for explaining signal processing of a control unit provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 21 is a block diagram illustrating signal processing of a control unit provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 22 is a block diagram for explaining signal processing of a control unit provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 23 is a block diagram illustrating signal processing of a control unit provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 24 is a block diagram for explaining signal processing of a control unit provided in the automatic buffing apparatus.
FIG. 25 is a flowchart for explaining the operation of the automatic buffing device for polishing the rotating drum;
FIG. 26 is a perspective view illustrating the operation in which the automatic buffing apparatus polishes the rotating drum.
FIG. 27 is a flowchart for explaining the operation of the automatic buffing device for polishing the rotating drum;
FIG. 28 is a flowchart showing the operation of the automatic buffing device for polishing the rotating drum.
FIG. 29 is a flowchart for explaining the operation of the automatic buffing device for polishing the rotating drum;
FIG. 30 is a schematic front view showing a conventional rotary magnetic head device.
FIG. 31 is a perspective view of a main part showing a head window hole of a rotary drum constituting a conventional rotary magnetic head device.
FIG. 32 is a perspective view of a main part showing a head window hole of a rotary drum constituting a conventional rotary magnetic head device.
FIG. 33 is a perspective view of a main part showing a head window hole of a rotary drum constituting a conventional rotary magnetic head device.
[Explanation of symbols]
1 Automatic buffing machine
3B Rotating drum
3E Head window hole (detection target)
15 Pressure contact force sensor (force detection unit)
53 Pressure contact sensor board
53A base (base)
53B Intermediate base (intermediate base)
53C Shaft support base (support base)
53F to 53I Intermediate base support piece (connecting piece)
53J thru | or 53M shaft support stand support piece (2nd connection piece part)
53P 1st detection part (detection part)
53R, 53S detection piece
53Q second detection unit
53T, 53U detection piece
54 First LVDT (differential transformer)
55 Second LVDT (differential transformer)
Claims (5)
上記回転ドラムを保持するチャッキング部材と、上記チャッキング部材に保持された回転ドラムのヘッド窓孔の位置を上記バフ部に臨む位置に回転移動するドラム移動手段とを有するチャッキング部と、
上記チャッキング部に保持された回転ドラムに対して上記バフ部を接離動作させるバフ移動手段と、
上記バフ部に対して上記回転ドラムを保持したチャッキング部を接離動作させるチャッキング移動手段と、
上記バフと上記回転ドラムのヘッド窓孔との相対的な位置を検出する位置検出部と、
環状の基台と、上記基台の中央部に配設されて検出対象体に負荷される力に応じて変位する中間基台と、上記基台の内周部と上記中間基台の外周部とに両端が一体に連結された弾性変位可能な線状の連結片部と、上記基台の内周部と上記中間基台の外周部との間に位置して間隙を構成する対向する一対の検出片を有する検出部と、上記検出部に配設されて検出部に生じる変位量を検出する第1の差動トランスとから構成されて上記回転ドラムのヘッド窓孔に対して圧接された上記バフの圧接力を検出する力検出ユニットと、
上記位置検出部が検出する位置検出信号及び上記力検出ユニットが検出する圧接力検出信号に基づいて上記ドラム移動手段、上記バフ移動手段及び上記チャッキング移動手段をそれぞれ駆動して上記バフ及び上記回転ドラムのヘッド窓孔に対して位置制御及び圧接力制御を行う制御部とを備えることを特徴とする自動バフ研磨装置。A buff portion having a buff provided on an outer peripheral portion of a rotary drum constituting the rotary magnetic head device and polishing a head window hole in which the magnetic head is disposed, and a buff drive means for rotating the buff;
A chucking portion having a chucking member for holding the rotating drum, and a drum moving means for rotating the position of the head window hole of the rotating drum held by the chucking member to a position facing the buff portion;
Buff moving means for moving the buff part toward and away from the rotating drum held by the chucking part;
Chucking moving means for moving the chucking portion holding the rotating drum to and away from the buff portion; and
A position detection unit for detecting a relative position between the buff and the head window hole of the rotary drum;
An annular base, an intermediate base disposed at the center of the base and displaced in accordance with a force applied to the detection target, an inner periphery of the base, and an outer periphery of the intermediate base A pair of elastically displaceable linear connecting pieces whose ends are integrally connected to each other, and a pair of opposing members that are located between the inner peripheral portion of the base and the outer peripheral portion of the intermediate base to form a gap And a first differential transformer that is disposed in the detection unit and detects the amount of displacement generated in the detection unit, and is in pressure contact with the head window hole of the rotating drum. A force detection unit for detecting the pressure contact force of the buff;
The drum moving means, the buff moving means, and the chucking moving means are driven to drive the buff and the rotation based on the position detection signal detected by the position detector and the pressure contact detection signal detected by the force detection unit, respectively. An automatic buffing apparatus comprising: a control unit that performs position control and pressure contact force control with respect to a head window hole of the drum.
上記中間基台部の中央部に配設されて検出対象体に負荷される力に応じて変位する支持台と、A support base disposed at the center of the intermediate base part and displaced in accordance with a force applied to the detection object;
上記連結片部と直交する方向に設けられ上記中間基台部の内周部と上記支持台の外周部とに両端が一体に連結された弾性変位可能な線状の第2の連結片部と、An elastically displaceable linear second connecting piece portion provided in a direction orthogonal to the connecting piece portion and integrally connected at both ends to the inner peripheral portion of the intermediate base portion and the outer peripheral portion of the support base; ,
上記中間基台部の内周部と上記支持台の外周部との間に位置して間隙を構成する対向する一対の第2の検出片を有するとともに上記検出部と直交して設けられた第2の検出部と、A first pair of second detection pieces that are located between the inner peripheral portion of the intermediate base portion and the outer peripheral portion of the support base and that constitute a gap and that are provided orthogonal to the detection portion. Two detectors;
上記第2の検出部に配設されて上記第2の検出部に生じる変位量を検出する第2の差動トランスとを備え、A second differential transformer that is disposed in the second detection unit and detects a displacement amount generated in the second detection unit;
上記第1の差動トランス及び上記第2の差動トランスは、直交する2方向の力をそれぞれ検出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動バフ研磨装置。3. The automatic buffing apparatus according to claim 1, wherein the first differential transformer and the second differential transformer detect forces in two orthogonal directions, respectively.
上記ドラム移動手段は、上記複数個のヘッド窓孔を順次上記バフ部に臨ませるように上記回転ドラムを保持したチャッキング部材を回転駆動することを特徴とする請求項1乃至請求項4の内いずれか1に記載の自動バフ研磨装置。 The rotating drum has a plurality of head window holes,
Said drum moving means of the claims 1 to 4, characterized in that for rotating the chucking member holding the rotating drum so as to sequentially face the above buff portion of the plurality of head window hole The automatic buffing device according to any one of the above.
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