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JP3640313B2 - 先止弁表示機能を備えた配水管路解析システム - Google Patents
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JP3640313B2 - 先止弁表示機能を備えた配水管路解析システム - Google Patents

先止弁表示機能を備えた配水管路解析システム Download PDF

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Description

本発明は、配水管路における配水管の断水と仕切弁の開閉との関連を画面上に提示することにより、水道施設の保守、点検、修理等を効率化に行うことを可能にした先止弁表示機能を備えた配水管路解析システムに関する。
従来より、画面の電子地図上で施工箇所を入力して、その施工箇所を施工するために断水すべき配水管の範囲と断水の影響を受ける需要者情報の抽出を行うようにしたシステムとして、例えば、工事対象管路をマウスで指示し、工事対象管路付近の管の水圧、流量、流向などを管網計算により計算し、工事対象管を含み弁により閉領域となる弁及び管路を検索して強調表示すると共に、断水需要家の属性情報を一覧表示させる、さらに、前記流向などの情報から、閉栓すべき弁の順序を決定し表示する、というシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。)
特許第3047993号公報
上記の特許文献1の提案するシステムは、単に、断水範囲内の全ての仕切弁を「断水範囲内の閉止すべき仕切弁」として一律に表示するものであり、断水範囲内の全ての仕切弁の中のどれが本当に閉栓する必要があるものでどれが本当には閉栓する必要がないものかをユーザーに提示する機能は、全く備えていない。すなわち、特許文献1のシステムは、断水範囲を検索して、その中の各管の流向等から弁の閉栓優先度、閉栓順序を決定することを特徴とするもので、断水範囲を断水するために閉栓する必要がある仕切弁と閉栓する必要がない仕切弁とを画面上で分けて提示することは全く目的としていない。
しかしながら、実際の配水管路では、多くの栓止部(水がそれ以上先に流れない部分)が存在するため、断水範囲に含まれる複数の仕切弁の中には、当該断水範囲を断水するために閉栓する必要の無い仕切弁が存在している。一定の断水範囲を断水させるために、閉栓する必要のない仕切弁まで閉栓することは作業の無駄である。そのため、従来は、水道事業者であるユーザーは、断水範囲内の全ての仕切弁が一律に表示されている断水範囲の配水管路図を見ながら、自らの経験に基づいて、閉栓の必要のない仕切弁を配水管路図から目視で見つけて紙の配水管路図などに「閉栓不要」の文字や印を手書きで書き入れることなどを現場で行っていた。しかし、このように各仕切弁についての閉栓が必要かどうかの判断を現場の作業員に委ねたままだと、現場での作業の効率の低下を招いてしまう。
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためのものであって、所定の施工箇所又は施工配水管が入力されたとき、その施工のために必要な断水範囲を断水させるために閉栓する必要がある閉栓仕切弁と閉栓する必要の無い仕切弁とを区別してユーザー側に提示すると共に、断水範囲に含まれる全ての配水管を断水配水管としてユーザー側に分かるように画面で表示し、さらに、その断水範囲に含まれる需要家の情報を画面上で一覧表示することを可能にして、現場での水道工事の施工を効率化させることができるようにした先止弁表示機能を備えた配水管路解析システム提供することを目的とする。
以上の課題を解決するための本発明による先止弁表示機能を備えた配水管路解析システムは、両端がそれぞれ他の配水管との接点、仕切弁、又は栓止部によって区切られている複数の配水管と、配水管内の水の流通を制御するために全ての又は一部の配水管の端部に接続された仕切弁と、配水管の一方の端部をそれ以上先に水が流通しないようにするための栓止部とを含む配水管路を地図と関連付けて記録した配水管路データベースと、前記配水管路データベースからのデータに基づいて所定領域の配水管路を地図と関連付けて表示するための配水管路表示手段と、前記配水管路表示手段により所定領域の配水管路が表示された画面上で、前記配水管路の中の施工箇所又はこの施工箇所を含む施工配水管を入力するための施工配水管入力手段と、前記施工配水管入力手段からの入力に基づいて、前記施工配水管と直接に又は他の配水管を介して接続された仕切弁であって、前記施工配水管の施工のための断水を実施するために閉栓すべき閉栓仕切弁を検索するための閉栓仕切弁検索手段と、前記閉栓仕切弁検索手段からの出力に基づいて、前記配水管路表示手段により所定領域の配水管路が表示された画面上で、前記閉栓仕切弁検索手段により検索された閉栓仕切弁を、前記施工配水管の施工のための断水を実施するために閉栓すべき閉栓仕切弁としてユーザー側に提示するための閉栓仕切弁提示手段とを備えており、前記配水管路データベースは、前記各仕切弁について、その仕切弁が接続されている各配水管との関係で「その配水管を断水させるために閉栓する必要が無い仕切弁(先止弁)」であるかどうかを、各仕切弁の属性情報として記録しておくものであり、前記閉栓仕切弁検索手段は、前記施工箇所等指定手段により指定された施工配水管の両端のそれぞれ先に在る各配水管路について、前記施工配水管と直接に又は他の配水管を介して繋がっている複数の仕切弁について、前記施工配水管に最も近い位置にある仕切弁からより遠い位置にある仕切弁へと順次、前記各配水管路についてそれぞれ閉栓すべき仕切弁又は栓止部が検索されるまで、各仕切弁が前記施工配水管又はこれに近い配水管との関係で前述のような先止弁であるかどうかを前記配水管路データベースを参照し、先止弁ではない仕切弁であって前記施工箇配水管と「水が双方向に流れる管網」とを繋ぐ経路のそれぞれについて最も前記施工配水管側にある仕切弁を、前記施工配水管の施工のための断水を実施するために閉栓すべき閉栓仕切弁として検索するものである、ことを特徴とするものである。
また、本発明による先止弁表示機能を備えた配水管路解析システムは、両端がそれぞれ他の配水管との接点、仕切弁、又は栓止部によって区切られている複数の配水管と、配水管内の水の流通を制御するために全ての又は一部の配水管の端部に接続された仕切弁と、配水管の一方の端部をそれ以上先に水が流通しないようにするための栓止部とを含む配水管路を地図と関連付けて記録した配水管路データベースと、前記配水管路データベースからのデータに基づいて所定領域の配水管路を地図と関連付けて表示するための配水管路表示手段と、前記配水管路表示手段により所定領域の配水管路が表示された画面上で、前記配水管路の中の施工箇所又はこの施工箇所を含む施工配水管を入力するための施工配水管入力手段と、前記施工配水管入力手段からの入力に基づいて、前記施工箇所等指定手段により指定された施工配水管の両端のそれぞれ先に在る各配水管路について、前記施工配水管と直接に又は他の配水管を介して繋がっている複数の仕切弁について、前記施工配水管に最も近い位置にある仕切弁からより遠い位置にある仕切弁へと順次、前記各配水管路についてそれぞれ閉栓すべき仕切弁又は栓止部が検索されるまで、各仕切弁が「前記施工配水管を断水させたときに、前記施工配水管とその仕切弁を介して接続されている他の配水管が、その仕切弁を閉栓するかどうかに拘わらず、自動的に断水状態となるような先止弁」であるかどうかを決定し、このような先止弁ではない仕切弁であって前記施工箇配水管と「水が双方向に流れる管網」とを繋ぐ経路のそれぞれについて最も前記施工配水管側にある仕切弁を、前記施工配水管の施工のための断水を実施するために閉栓すべき閉栓仕切弁として検索するための閉栓仕切弁検索手段と、前記閉栓仕切弁検索手段からの出力に基づいて、前記配水管路表示手段により表示される配水管路の画面上で、前記閉栓仕切弁検索手段により検索された閉栓仕切弁のみを、前記施工配水管の施工のための断水を実施するために閉栓すべき閉栓仕切弁としてユーザー側に提示するための閉栓仕切弁提示手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明による先止弁表示機能を備えた配水管路解析システムにおいては、前記施工配水管を起点として、それに最も近い位置にある配水管からより遠い位置にある配水管へと順次、その途中に前記先止弁があるかどうかに拘わらず、その配水管の先が前記閉栓仕切弁又は栓止部に達するまでの各配水管を、断水範囲に含まれる断水配水管として抽出するようにした断水配水管抽出手段と、前記断水配水管抽出手段からの出力に基づいて、前記配水管路表示手段により表示される配水管路の画面上で、前記断水配水管をユーザーに提示するための断水配水管提示手段と、を備えることが望ましい。
また、本発明による先止弁表示機能を備えた配水管路解析システムにおいては、前記配水管路データベースは、各配水管に給水管を介して接続されている需要者の情報を各配水管と関連付けて記録しておくものであり、前記断水配水管抽出手段により抽出された断水配水管に接続されている需要者を抽出するための断水需要者抽出手段と、前記断水需要者抽出手段からの出力に基づいて、前記配水管路表示手段により表示される配水管路の画面上で、前記施工配水管の施工のために断水されるべき配水管に接続されている需要者の情報をユーザーに提示するための断水需要者提示手段と、を備えることが望ましい。
さらに、本発明による先止弁表示機能を備えた配水管路解析システムにおいては、前記配水管路表示手段は、前記所定領域の配水管路中の仕切弁を「2つの三角形の頂点が互いに接続されて成るマーク」により表示するものであり、しかも、前記仕切弁の中の先止弁の属性を有しない仕切弁は「前記2つの三角形の内部がいずれも白地又は塗りつぶしとなっているマーク」により表示すると共に、前記仕切弁の中の先止弁の属性を有する仕切弁は、「その仕切弁の一方の端部に接続されている配水管との関係でその仕切弁が先止弁の属性を有している場合はその配水管と隣接している側の三角形の内部が白地又は塗りつぶしとなっており、且つ、その仕切弁の他方の端部に接続されている配水管との関係でその仕切弁が先止弁の属性を有していない場合はその配水管と隣接している側の三角形の内部が前記の場合とは逆の態様である塗りつぶし又は白地となっているマーク」により表示するものである、ことが望ましい。
本発明によれば、所定の施工箇所又は施工配水管が入力されたとき、その施工のために必要な断水範囲を断水させるために閉栓する必要がある閉栓仕切弁と閉栓する必要の無い仕切弁とを区別してユーザー側に提示するようにしたので、従来のように、「水道事業者であるユーザーが、断水範囲内の全ての仕切弁が一律に表示されている断水範囲の配水管路図を見ながら、自らの経験に基づいて、閉栓の必要のない仕切弁を配水管路図から目視で見つけて紙の配水管路図などに閉栓不要の文字や印を手書きで書き入れること」などが不要になり、現場作業員の負担を大幅に軽減して、断水のための作業を大幅に効率化させられるようになる。すなわち、本発明は、所定の施工箇所又は施工配水管が入力されたとき、その施工のために必要な断水範囲を断水させるために閉栓する必要がある閉栓仕切弁と閉栓する必要の無い仕切弁(先止弁)とを自動的に区別してユーザー(水道事業者)側に提示することを可能にし、これにより、「ユーザー側が断水範囲を示す配水管路内にある複数の仕切弁の中でどれが閉栓する必要があるものでどれが閉栓する必要のないものかを自分で判断しなくてはならなかった」という従来のユーザー側の負担を無くして、断水工事の大幅な効率化を達成するものである。
また、本発明では、特に、システム側が、施工配水管を起点として、それに最も近い位置にある配水管からより遠い位置にある配水管へと順次、その途中に前記先止弁があるかどうかに拘わらず、その配水管の先が前記閉栓仕切弁又は栓止部に達するまで、各配水管を断水範囲に含まれる断水配水管として抽出するようにしているので、システム側は、その途中に閉栓する必要のない先止弁を認識した場合でも、その先の配水管を断水配水管として認識することができる。
また、本発明によれば、断水範囲に含まれる全ての配水管を断水配水管としてユーザー側に分かるように画面で表示できるので、ユーザーは、この断水範囲の中のどの仕切弁が閉栓すべきもので、どの仕切弁が閉栓する必要のないものかを、一瞥して容易に視認できるようになる。
また、本発明によれば、断水範囲に含まれる全ての需要家の情報を画面上で一覧表示することができ、この点からも現場での水道工事の効率化が可能になる。
さらに、本発明においては、前記配水管路表示手段は、所定領域の配水管路中の仕切弁を「2つの三角形の頂点が互いに接続されて成るマーク」により表示するものであり、しかも、前記仕切弁の中の先止弁の属性を有しない仕切弁は「前記2つの三角形の内部がいずれも白地又は塗りつぶしとなっているマーク」により表示すると共に、前記仕切弁の中の先止弁の属性を有する仕切弁は、「その仕切弁の一方の端部に接続されている配水管との関係でその仕切弁が先止弁の属性を有している場合はその配水管と隣接している側の三角形の内部が白地又は塗りつぶしとなっており、且つ、その仕切弁の他方の端部に接続されている配水管との関係でその仕切弁が先止弁の属性を有していない場合はその配水管と隣接している側の三角形の内部が前記の場合とは逆の態様である塗りつぶし又は白地となっているマーク」により表示するようにしている。したがって、本発明によれば、ユーザー(水道事業者)又はシステム開発の入力作業を行うオペレータが、その配水管路中に在る個々の仕切弁が先止弁の属性を有するものかどうか、及び、先止弁の属性を有するものとしてどの配水管との関係で先止弁の属性を有するものかを、画面を一瞥しただけで容易に把握できるようになる。特に、システム開発の入力作業を行うオペレータが仕切弁を配水管路と関連付けて入力する作業を行っているとき、自分が現在入力している仕切弁が先止弁として入力されたものか通常の仕切弁として入力されたものかを画面上で容易に把握できるので、仕切弁の属性に関する入力ミスを最小限に抑えることができるようになる。
本発明を実施するための最良の形態は、以下に述べる実施例1で示す形態である。
図1は本発明の実施例1を示す概略ブロックである。図1において、1は、両端がそれぞれ他の配水管との接点、仕切弁、又は栓止部によって区切られている複数の配水管と、配水管内の水の流通を制御するために全ての又は一部の配水管の端部に接続された仕切弁と、配水管の一方の端部をそれ以上先に水が流通しないようにするための栓止部とを含む配水管路を地図と関連付けて記録した配水管路データベースである。
また、図1において、2はキーボードやマウスなどで構成される表示領域入力部で、都市名・地区名などのキーワードや画面上の地図での指定によりユーザー(水道事業者)が表示を希望する配水管路の領域を入力するための表示領域入力部、3は前記表示領域入力部2から入力された領域に基づいてその領域に対応する配水管路とそれに関連する地図とを配水管路データベース1から検索して取り込むための領域検索部、4は前記領域検索部3からのデータに基づいて前記検索された領域の配水管路と地図をディスプレイ5に表示させるための表示制御部、である。
また、図1において、6はマウスなどのポインティングデバイスで構成され、前記ディスプレイ5に表示された前記の検索された領域の配水管路と地図の画面上で、ユーザーが施工(予定)箇所を入力するための施工箇所入力部、7は前記施工箇所入力部6から入力された施工箇所に基づいて前記配水管路データベースから前記施工箇所を含む配水管(施工配水管)を断水するために閉栓をする必要がある仕切弁を検索するための閉栓仕切弁検索部、8は前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて前記閉栓仕切弁を閉栓したときの断水範囲に含まれる全ての配水管を検索するための断水配水管抽出部、9は前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて前記断水配水管に接続された需要者の氏名・住所・電話番号などの情報を抽出するための断水需要者抽出部、である。
本実施例1では、前記閉栓仕切弁検索部7、前記断水配水管抽出部8、及び前記断水需要者抽出部9からの出力データは、前記表示制御部4にも送られて、前記ディスプレイ5に表示される。
すなわち、本実施例1では、ディスプレイ5画面上で、ユーザーが指定した領域の配水管路及び地図の上に、施工箇所が含まれる配水管を断水させるために閉栓する必要がある閉栓仕切弁、及び、この閉栓仕切弁の閉栓により断水される断水配水管が、前記所定領域の配水管路及び地図の上に重ね合わせ表示される。また、本実施例1では、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管に接続された全ての需要者(断水により影響を受ける需要者)を示す表示枠が、例えば色付き、網掛け、斜線などのような、他の需要者の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、本実施例1では、ディスプレイ5画面上で、ユーザーが指定した領域の配水管路及び地図、施工箇所が含まれる配水管を断水させるために閉栓する必要がある閉栓仕切弁、及び、この閉栓仕切弁の閉栓により断水される断水配水管などが表示された画面の一部に、前記断水配水管に接続された全ての需要者のリストが画面中の小さいウインドウの中に表示される。
次に、本実施例1の動作の一例を図2a,図2bを参照して説明する。図2aにおいて、11,12,13,14は仕切弁、15は栓止部(それ以上先には水が流れないようにしている部分)、16は配水管の接点、17は仕切弁11と接点16とを端部とする配水管、18は接点16と仕切弁12とを端部とする配水管、19は接点16と仕切弁13とを端部とする配水管、20は仕切弁13と14とを端部とする配水管、21は仕切弁14と栓止部15とを端部とする配水管、である。なお、前記各仕切弁11−14の中で、仕切弁11の図示左側の配水管22及び仕切弁12の図示右側の配水管23は、それぞれ、水が双方向に流れる管網の一部となっている。
本実施例1では、前記の各仕切弁11−14について、それぞれ、それが接続された各配水管との関係で先止弁であるかどうかを属性情報として前記配水管路データベース1に記録させておく。具体的には、前記仕切弁11,12は各配水管17,18から見て先の下流側では先止状態となっていない通常の仕切弁として記録しておく。また前記仕切弁13は、配水管19から見て先の下流側では止水状態であるので先止弁として記録しておく。すなわち、図2aの符号13aで示す白地の三角形のマークは、仕切弁13が配水管19から見て先の下流側では先止状態となっていることを示している。また、図2aの符号13bで示す黒地の三角形のマークは、仕切弁13が配水管20からみて先の上流側では先止状態となっていないことを示している。
すなわち、本実施例1では、図2aにおいて、先止状態となっていない仕切弁11,12は、2つの三角形の内部がいずれも白地となっているマークにより表示されている。また、仕切弁13は、配水管19から見て先(の下流側)では先止状態となっているので、配水管19と隣接している側の三角形13aの内部が白地となっており、且つ、仕切弁13の他方の端部に接続されている配水管20からみて先(の上流側)では先止状態となっていないので、配水管20と隣接している側の三角形13bの内部が前記の場合とは逆の態様である塗りつぶし(黒地)となっているマークにより表示するようにしている(なお、以上のことは、仕切弁13以外の他の先止弁の属性を有する仕切弁についても、同様である)。
同様に、仕切弁14は配水管20から見て先(の下流側)では先止状態となっており、配水管21から見て先(の上流側)では先止状態となっていないことを示している。
今、ユーザーが図1の施工箇所入力部6により図2aの符号22aで示す箇所を工事箇所として入力したとすると、図1の閉栓仕切弁検索部7は、前記工事箇所22aが含まれる配水管19を断水するために閉栓する必要がある閉栓仕切弁を検索する。
前記閉栓仕切弁検索部7は、まず、前記施工配水管19の図示上方の配水管路(前記施工配水管19の仕切弁13側の端部の先(の下流側)にある配水管路)について、閉栓すべき仕切弁の検索を次のように行う。
まず、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管19の図示上方の端部に接続されている仕切弁13を認識し、先止弁であるか否か、その属性情報を前記配水管路データベース1から参照する。そして、この仕切弁13が配水管19との関係で先止弁であることを認識すると、その仕切弁13の下流側の配水管20の更に下流側にある仕切弁14の属性情報を配水管路データベース1から参照する。そして、この仕切弁14が配水管20との関係では先止弁であることを認識すると、その仕切弁14の下流側にある配水管21の更に下流側にある栓止部15を認識する。この栓止部15より先は水が流れないので、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管19の図示上方については閉栓すべき仕切弁が無いと判断して、前記配水管19の図示上方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索をここで終了する。
次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記施工配水管19の図示下方の配水管路(前記施工配水管19の接点16の上流側にある配水管路)について、閉栓すべき仕切弁の検索を次のように行う。
まず、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管19の図示左下の配水管17の先(前記配水管19から見て配水管17の上流側)に位置している仕切弁11を認識し、この仕切弁11の属性情報を前記配水管路データベース1から参照して、この仕切弁11が配水管17との関係で(したがって配水管19との関係で)普通の仕切弁、つまり先止弁ではないと認識し、閉栓すべき仕切弁と判断する。
また、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管19の図示右下の配水管18の先(前記配水管19から見て配水管18の上流側)に位置している仕切弁12を認識し、この仕切弁12の属性情報を前記配水管路データベース1から参照して、この仕切弁12が配水管18との関係で(したがって配水管19との関係で)普通の仕切弁、つまり先止弁ではないと認識し、閉栓すべき仕切弁と判断する。
ここで、前記配水管19の図示下方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索を終了する。
以上の前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記表示制御部4は、図2aに示すように、仕切弁11,12を、工事箇所22aを含む配水管19を断水させるために閉栓すべき仕切弁として画面上に表示すると共に、他の仕切弁13,14については閉栓する必要のない先止弁であることをユーザー側に画面上で提示する(ディスプレイ5画面の配水管路上に仕切弁13,14を表示しながら「閉栓」の表示をしないことにより、又は「非閉栓」という文字を仕切弁13,14の近傍に表示することにより、ユーザー側は仕切弁13,14が先止弁であることを理解できる)。
また、図1の断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記閉栓すべき仕切弁11,12を閉栓したときの断水範囲に含まれる全ての配水管を抽出する。図2aの例では、前記断水配水管抽出部8は、前記施工配箇所22aを含む施工配水管19を起点として、その図示下方の配水管路(前記施工配水管19の接点16側の端部の先に在る配水管路)に在る配水管17,18をそれぞれ断水配水管として認識し、その先の閉栓すべき仕切弁11,12を認識してその先の検索を終了する。また、前記断水配水管抽出部8は、前記施工配箇所22aを含む施工配水管19を起点として、その図示上方の配水管路(前記施工配水管19の仕切弁13側の端部の先に在る配水管路)に在る先止弁13の先に在る配水管20を認識し、更にその先の先止弁14の先に在る配水管21を認識し、その先の栓止部15を認識したところで検索を終了する。
このようにして、前記断水配水管抽出部8は、結局、前記の2つの閉栓すべき仕切弁11,12と栓止部15とに挟まれている配水管17,18,19,20,及び21を、断水範囲に含まれる断水配水管として抽出する。そして、この抽出された断水配水管17,18,19,20,及び21は、表示制御部4により、ディスプレイ5画面の配水管路上に断水範囲として表示される(図2aの例では、断水範囲の配水管は破線で示されている。なお、本発明では、前記断水配水管を、破線以外の方法、例えば通常の配水管とは異なる色の実線で表示するなど様々な態様で強調表示するようにしてもよい)。
また、図1の断水需要者抽出部9は、前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、前記断水配水管17,18,19,20,及び21に給水管と水道メータを介して接続されている需要者(図2aのA,B,C,D,E,F参照)の情報(氏名、住所、電話番号など)を、前記配水管路データベース1(各配水管とその配水管に接続されている需要者情報とを互いに関連付けて記録している)を参照して、抽出する。そして、この抽出結果に基づいて、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管17,18,19,20,及び21に接続された全ての需要者A−Fを示す表示枠が、例えば斜線などで他の需要者の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、前記の需要者の抽出結果は、表示制御部4に送られて、表示制御部4により、ディスプレイ5画面の中の小さいウインドウの中にリスト(図2b参照)の形で表示される。
次に、本実施例1の動作の他の例を図3a,図3bを参照して説明する。図3aにおいて、図2aと共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。今、ユーザーが図1の施工箇所入力部6により図3aの符号22bで示す部分を工事箇所として入力したとする。この場合、図1の閉栓仕切弁検索部7が、前記の工事箇所22bが含まれる配水管20を断水するために閉栓する必要がある仕切弁を次のようにして検索する。
前記閉栓仕切弁検索部7は、まず、前記施工配水管20の図示下方の配水管路(前記施工配水管20の仕切弁13側の先の下流側に在る配水管路)について、前記配水管20の図示下方にある仕切弁13を認識し、この仕切弁13の属性情報を前記配水管路データベース1から参照する。
そして、前記閉栓仕切弁検索部7は、この仕切弁13が配水管20との関係で普通の仕切弁(先止弁ではない)と認識し、閉栓すべき仕切弁と判断し、前記配水管20の図示下方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索をここで終了する。
また、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記施工配水管20の図示上方の配水管路(前記施工配水管20の下流側に在る配水管路)について、前記配水管20の図示上方(下流側)にある仕切弁14を認識し、この仕切弁14の属性情報を前記配水管路データベース1から参照する。そして、前記閉栓仕切弁検索部7は、この仕切弁14が前記配水管20との関係では先止弁であることを認識すると、更にその仕切弁14の先の下流側の仕切弁を検索する。そして、前記閉栓仕切弁検索部7は、この先止弁である仕切弁14の先の下流側に位置する配水管21の更にの下流側にある栓止部15を認識する。この栓止部15はそれより先には水を流通させないので、前記閉栓仕切弁検索部7は前記配水管20の図示上方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索をここで終了する。
以上のようにして、前記閉栓仕切弁検索部7は、結局、前記の工事箇所22bを含む配水管20を断水させるために閉栓する必要がある仕切弁として、仕切弁13のみを検索する。表示制御部4は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力を受けて、ディスプレイ5画面上で、前記仕切弁13を閉栓すべき仕切弁として表示すると共に、他の仕切弁14は閉栓する必要のない先止弁としてユーザー側に提示する。
また、前記断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所22bを含む配水管20を起点として、それに続く図示下方の配水管路(前記施工配水管20の仕切弁13側の端部の先に在る配水管路)の中に在る断水配水管を検索するが、前記配水管20の下方には閉栓すべき仕切弁13が接続されているので、ここで前記配水管20の図示下方の配水管路についての断水配水管の検索を終了する。また、前記断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所22bを含む配水管20を起点として、それに続く図示上方の配水管路(前記施工配水管20の仕切弁14側の端部の先に在る配水管路)の中に在る断水配水管を検索し、前記配水管20の上方の仕切弁14を認識するが、この仕切弁14は先止弁であるため、その先の配水管21を認識する。次に、前記断水配水管抽出部8は、この配水管21の更に先に在る栓止部15を認識するが、この栓止部15はそれ以上は先に水を流さない部分なので、ここで前記配水管20の図示上方の配水管路についての断水配水管の検索を終了する。
このようにして、前記断水配水管抽出部8は、結局、前記閉栓すべき仕切弁13と栓止部15とに挟まれた配水管20,21を、前記配水管20を断水させるときの断水範囲に含まれる配水管として抽出する。表示制御部4は、この断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、ディスプレイ5画面上で、前記抽出された配水管20,21を断水予定の配水管として破線等で強調表示する(図3aの20,21参照)。
また、前記断水需要者抽出部9は、前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、前記断水配水管20,21に接続された需要者情報を配水管路データベース1を参照して抽出し、その抽出した需要者情報を表示制御部4に送信する。表示制御部4は、この送信されてきた需要者情報に基づいて、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管20,21に接続された全ての需要者A−Dを示す表示枠が、例えば斜線により他の需要者(E,Fなど)の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、前記抽出された需要者の情報は、表示制御部4により、ディスプレイ5画面上でリストの形(図3b参照)で表示させる。
次に、本実施例1の動作のさらに他の例を図4a,図4bを参照して説明する。図4aにおいて、図2aと共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。今、ユーザーが図1の施工箇所入力部6により図4aの符号22cで示す部分を工事箇所として入力したとする。この場合、まず、図1の閉栓仕切弁検索部7が、前記の工事箇所22cが含まれる配水管21を断水するために閉栓する必要がある仕切弁を次のようにして検索する。
前記閉栓仕切弁検索部7は、まず、前記配水管21の図示下方の配水管路(前記施工配水管21の上流側に在る配水管路)について、前記配水管21の図示下方(上流側)にある仕切弁14を認識し、この仕切弁14の属性情報を前記配水管路データベース1から参照する。そして、前記閉栓仕切弁検索部7は、この仕切弁14が配水管21との関係では普通の仕切弁(先止弁ではない)と認識し、閉栓すべき仕切弁と判断し、前記配水管21の図示下方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索をここで終了する。
また、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管21の図示上方(前記施工配水管21の下流側)について、前記配水管21の図示上方(下流側)にある栓止部15を認識する。この栓止部15はそれより先の下流側には水を流通させないので、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管21の図示上方の配水管路については閉栓すべき仕切弁は存在しないと認識し、前記配水管21の図示上方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索をここで終了する。
以上のようにして、前記閉栓仕切弁検索部7は、結局、前記の工事箇所22cを含む配水管21を断水させるために閉栓する必要がある仕切弁として、仕切弁14のみを検索する。表示制御部4は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力を受けて、ディスプレイ5画面上で、前記仕切弁14のみを閉栓すべき仕切弁として表示する。
また、前記断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所22cを含む配水管21を起点として、その図示下方の配水管路(前記施工配水管21の仕切弁14側の端部の先に在る配水管路)の中に在る断水配水管を検索するが、前記配水管21の下方には閉栓すべき仕切弁14があるので、ここでその検索を終了する。また、前記断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所22cを含む配水管21を起点として、その図示上方(前記施工配水管21の栓止部15側の端部の先)について断水配水管を検索するが、前記配水管21の上方には栓止部15があるので、ここでその検索を終了する。
このようにして、前記断水配水管抽出部8は、結局、前記閉栓すべき仕切弁14と栓止部15とに挟まれた配水管21のみを、前記配水管21を断水させるときの断水範囲に含まれる配水管として抽出する。表示制御部4は、この断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、ディスプレイ5画面上で、前記抽出された配水管21を断水予定の配水管として破線等で強調表示する(図4aの21参照)。
また、前記断水需要者抽出部9は、前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、前記断水配水管21に接続された需要者情報を配水管路データベース1を参照して抽出し、その抽出した需要者情報を表示制御部4に送信する。表示制御部4は、この送信されてきた需要者情報に基づいて、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管21に接続された需要者A,Bを示す表示枠が、例えば斜線により他の需要者(C−Fなど)の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、前記抽出された需要者の情報は、表示制御部4により、ディスプレイ5画面上でリストの形(図4b参照)で表示させる。
次に、本実施例1のさらに他の動作を図5a,5bを参照して説明する。図5aにおいて、31−39は仕切弁、40−49は各配水管の接点、A−Kは各配水管に給水管と水道メータを介して接続された需要者を示している。
また、図5aにおいて、50は仕切弁31と接点40とを端部とする配水管、51は仕切弁32と接点40を端部とする配水管、52は接点40と仕切弁33とを端部とする配水管、53は仕切弁33と接点41とを端部とする配水管、54は接点41と接点42を端部とする配水管、55は接点42と接点43とを端部とする配水管、56は接点41と仕切弁34とを端部とする配水管、57は仕切弁34と接点44とを端部とする配水管、58は接点42と仕切弁35とを端部とする配水管、59は仕切弁35と接点45とを端部とする配水管、60は接点43と仕切弁36とを端部とする配水管、61は仕切弁36と接点46とを端部とする配水管、62は接点44と接点45とを端部とする配水管、63は接点45と接点46とを端部とする配水管、64は接点44と仕切弁37とを端部とする配水管、65は仕切弁37と接点47とを端部とする配水管、66は接点45と仕切弁38とを端部とする配水管、67は仕切弁38と接点48とを端部とする配水管、68は接点46と仕切弁39とを端部とする配水管、69は仕切弁39と接点49とを端部とする配水管、70は接点47と接点48とを端部とする配水管、71は接点48と接点49とを端部とする配水管、である。
図5aにおいて、仕切弁31の図示左側の配水管73と仕切弁32の図示右側の配水管74とはそれぞれ「水が双方向に流れる管網」の一部となっている。また、図5aにおいて、配水管52より図示上方の部分は、この管網と配水管52のみを介して繋がっている。
また、図1の配水管路データベース1の中で、仕切弁31及び32の属性情報は、配水管50及び51との関係でそれぞれ通常の仕切弁(先切弁ではないもの)として記録されている。
また、前記配水管路データベース1の中で、仕切弁33の属性情報は、配水管52から見て先の下流側では先止状態となっているので配水管52との関係で先止弁として記録され、配水管53から見て先の上流側では先止状態となっていないので配水管53との関係で通常の仕切弁として記録されている
また、前記配水管路データベース1の中で、仕切弁34の属性情報は、配水管56から見て先の下流側では先止状態となっているので配水管56との関係で先止弁として記録され、配水管57から見て先の上流側では先止状態となっていないので配水管57との関係で通常の仕切弁として記録されている
また、前記配水管路データベース1の中で、仕切弁35の属性情報は、配水管58から見て先の下流側では先止状態となっているので配水管58との関係で先止弁として記録され、配水管59から見て先の上流側では先止状態となっていないので配水管59との関係で通常の仕切弁として記録されている
また、前記配水管路データベース1の中で、仕切弁36の属性情報は、配水管60から見て先の下流側では先止状態となっているので配水管60との関係で先止弁として記録され、配水管61から見て先の上流側では先止状態となっていないので配水管61との関係で通常の仕切弁として記録されている
また、前記配水管路データベース1の中で、仕切弁37の属性情報は、配水管64から見て先の下流側では先止状態となっているので配水管64との関係で先止弁として記録され、配水管65から見て先の上流側では先止状態となっていないので配水管65との関係で通常の仕切弁として記録されている
また、前記配水管路データベース1の中で、仕切弁38の属性情報は、配水管66から見て先の下流側では先止状態となっているので配水管66との関係で先止弁として記録され、配水管67から見て先の上流側では先止状態となっていないので配水管67との関係で通常の仕切弁として記録されている
また、前記配水管路データベース1の中で、仕切弁39の属性情報は、配水管68から見て先の下流側では先止状態となっているので配水管68との関係で先止弁として記録され、配水管69から見て先の上流側では先止状態となっていないので配水管69との関係で通常の仕切弁として記録されている
以上に説明した図5aの配水管路の解析のために本実施例1を適用したときの動作を次に説明する。今、ユーザーが図1の施工箇所入力部6により図5aの符号72aで示す工事箇所を入力したとする。すると、図1の閉栓仕切弁検索部7は、この工事箇所72aが含まれる配水管52を断水させるために閉栓させるべき仕切弁を検索する。
前記閉栓仕切弁検索部7は、まず、前記配水管52の図示下方の配水管路(前記施工配水管52の接点40側の端部の先の上流側に在る配水管路)について、仕切弁31,32を認識し、この仕切弁31,32の属性情報を配水管路データベース1から参照する。すると、この仕切弁31,32はそれぞれ各配水管50,51との関係で通常の仕切弁の属性を有しているから、前記閉栓仕切弁検索部7は、この仕切弁31,32を閉栓すべき仕切弁だと認識する。
次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管52の図示上方の配水管路(前記施工配水管52の仕切弁33側の端部の先の下流側に在る配水管路)について、仕切弁33を認識し、この仕切弁33の属性情報を配水管路データベース1から参照する。すると、この仕切弁33は配水管52との関係で先止弁の属性を有しているので、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記仕切弁33は先止弁であると認識し、閉栓する必要はないと判断する。
そこで、次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記仕切弁33の更に先の下流側にある仕切弁34,35,36を認識し、これらの仕切弁34,35,36の属性情報を配水管路データベース1から参照する。すると、これらの仕切弁34,35,36は、それよりも前記配水管53側(上流側)にある各配水管56,58,60との関係でいずれも先止弁の属性を有しているので、前記閉栓仕切弁検索部7は前記各仕切弁34,35,36は先止弁であると認識し、閉栓する必要はないと判断する。
そこで、次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記各仕切弁34,35,36の更に先の下流側にある仕切弁37,38,39を認識し、これらの仕切弁37,38,39の属性情報を配水管路データベース1から参照する。すると、これらの仕切弁37,38,39は、それよりも前記配水管53側(上流側)にある各配水管64,66,68との関係でいずれも先止弁の属性を有しているので、前記閉栓仕切弁検索部7は前記各仕切弁37,38,39は先止弁であると認識し、閉栓する必要はないと判断する。
次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記各仕切弁37,38,39の更に先の下流側にある仕切弁を探そうとするが、前記各仕切弁37,38,39の先には各配水管65,67,69,70,71があるだけでこれらの各配水管により「一種の栓止部」となっているので、ここで前記の検索を終了する。
以上の検索から、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記仕切弁31,32のみを閉栓すべき仕切弁として出力する。表示制御部4は、この出力を受けて、図5aのような配水管路の画面上で、前記仕切弁31,32だけを閉栓すべき仕切弁として表示すると共に、これら以外の仕切弁33−39は閉栓する必要のない先止弁としてユーザー側に提示する(例えば、仕切弁33−39の近傍に「非閉栓」の文字を表示する)。
また、図1の断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所72aを含む配水管52を起点としてその図示下方と図示上方の配水管路(前記施工配水管52の両端部の先に在る配水管路)のそれぞれについて断水範囲となる配水管を、配水管52に近い側から遠い側へと順次認識・検索して行く(その際、先止弁についてはその先にある配水管についての検索を続行し、閉栓すべき仕切弁又は先止弁に達したときは検索を終了する)。そして、前記断水配水管抽出部8は、結局、前記の閉栓すべき仕切弁31,32と前記「一種の栓止部」を形成している各配水管65,67,69,70,71とにより挟まれている配水管と前記「一種の栓止部」を形成している各配水管とを合わせた配水管50−71を、工事箇所72aを含む配水管52を断水させるために必要な断水範囲に含まれる配水管として検索する。表示制御部4は、この断水配水管抽出部8からの出力を受けて、図5aのような配水管路の画面上で、配水管50−71を断水配水管として破線等で強調表示する。
また、図1の断水需要者抽出部9は、前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、断水配水管50−71にそれぞれ接続されている需要者(断水による影響を受ける需要者)の情報を配水管路データベース1から抽出し、表示制御部4に送信する。表示制御部4は、この送信されてきた需要者情報に基づいて、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管50−71に接続された全ての需要者A−Qを示す表示枠が、例えば斜線により他の需要者の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、表示制御部4は、前記の断水需要者抽出部9からの出力に基づいて、前記抽出された需要者のリスト(図5b参照)を、図5aのような配水管路の画面の中の小さなウインドウの中で表示させる。
次に、本実施例1のさらに他の動作を図6a,6bを参照して説明する。今、ユーザーが図1の施工箇所入力部6により図6aの符号72bで示す工事箇所を入力したとする。すると、図1の閉栓仕切弁検索部7は、この工事箇所72bが含まれる配水管54を断水させるために閉栓させるべき仕切弁を次のように検索する。
前記閉栓仕切弁検索部7は、前記施工配水管54の図示下方の配水管路(前記施工配水管54の接点41側の端部の先の上流側に在る配水管路)について、配水管54と接点41を介して接続されている配水管53の下端部に接続された仕切弁33を認識し、この仕切弁33の属性情報を配水管路データベース1から参照する。すると、この仕切弁33は配水管53との関係で通常の仕切弁の属性を有しているから、前記閉栓仕切弁検索部7は、この仕切弁33を閉栓すべき仕切弁だと認識し、前記配水管54の図示下方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索はここで終了する。
次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管54の図示右方の配水管路(前記施工配水管54の接点42側の端部の先の下流側に在る各配水管路)のそれぞれについて、仕切弁34,35,36を認識し、これらの仕切弁34,35,36の属性情報を配水管路データベース1から参照する。すると、これらの仕切弁34,35,36は、それよりも前記配水管54側(上流側)にある各配水管56,58,60との関係でいずれも先止弁の属性を有しているので、前記閉栓仕切弁検索部7は前記各仕切弁34,35,36は先止弁と認識し、閉栓する必要はないと判断する
そこで、次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記各仕切弁34,35,36の更に先の下流側にある仕切弁37,38,39を認識し、これらの仕切弁37,38,39の属性情報を配水管路データベース1から参照する。すると、これらの仕切弁37,38,39は、それよりも前記配水管54側(上流側)にある各配水管64,66,68との関係でいずれも先止弁の属性を有しているので、前記閉栓仕切弁検索部7は前記各仕切弁37,38,39は先止弁と認識し、閉栓する必要はないと判断する
そこで、次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記各仕切弁37,38,39の更に先(下流側)にある仕切弁を探そうとするが、前記各仕切弁37,38,39の先の下流側には各配水管65,67,69,70,71があるだけで、これらの各配水管65,67,69,70,71により「一種の栓止部」が形成されているので、ここで前記配水管54の図示上右方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索を終了する。
以上の検索から、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記仕切弁33のみを閉栓すべき仕切弁として出力する。表示制御部4は、この出力を受けて、図6aのような配水管路の画面上で、前記仕切弁33だけを閉栓すべき仕切弁として表示すると共に、これら以外の仕切弁34−39は閉栓する必要のない先止弁としてユーザー側に提示する。
また、図1の断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所72bを含む施工配水管54を起点として、前記施工配水管54の両端部の先に在る配水管路のそれぞれについて、前記施工配水管54に近い配水管から遠い配水管へと順次断水範囲に入る配水管を認識・検索して行く(その際、先止弁についてはその先にある配水管の検索を続行し、閉栓すべき仕切弁又は先止弁に達したときは検索を終了する)。その結果、前記断水配水管抽出部8は、前記の閉栓すべき仕切弁33と前記「一種の栓止部」を形成している各配水管65,67,69,70,71とにより挟まれている配水管と前記「一種の栓止部」を形成している各配水管とを合わせた配水管53−71を、工事箇所72bを含む配水管54を断水させるために必要な断水範囲に含まれる配水管として検索する。表示制御部4は、この断水配水管抽出部8からの出力を受けて、図6aのような配水管路の画面上で、配水管53−71を断水配水管として破線等で強調表示する。
また、図1の断水需要者抽出部9は、前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、断水配水管53−71にそれぞれ接続されている需要者(断水による影響を受ける需要者)の情報を配水管路データベース1から抽出し、表示制御部4に送信する。表示制御部4は、この送信されてきた需要者情報に基づいて、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管53−71に接続された全ての需要者C−Qを示す表示枠が、例えば斜線により他の需要者(A,Bなど)の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、表示制御部4は、前記の断水需要者抽出部9からの出力に基づいて、前記抽出された需要者のリスト(図6b参照)を、図6aのような配水管路の画面の中の小さなウインドウの中で表示させる。
次に、本実施例1のさらに他の動作を図7a,7bを参照して説明する。今、ユーザーが図1の施工箇所入力部6により図7aの符号72cで示す工事箇所を入力したとする。すると、図1の閉栓仕切弁検索部7は、この工事箇所72cが含まれる配水管62を断水させるために閉栓させるべき仕切弁を、次のように検索する。
前記閉栓仕切弁検索部7は、まず、前記工事箇所72cを含む配水管62の図示左方の配水管路(前記施工配水管62の接点44側の端部の先の上流側に在る配水管路)のそれぞれについて、配水管62と接点44,45を介して接続されている配水管57,59の端部に接続された仕切弁34,35、及び、配水管62と接点45,配水管63、及び接点46を介して接続されている配水管61の端部に接続された仕切弁36を認識し、これらの各仕切弁34,35,36の属性情報を配水管路データベース1から参照する。
すると、これらの各仕切弁34,35,36はそれぞれ各配水管57,59,61との関係で通常の仕切弁の属性を有しているから、前記閉栓仕切弁検索部7は、これらの各仕切弁34,35,36を閉栓すべき仕切弁だと認識する。
次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記工事箇所72cを含む施工配水管62の図示右方の配水管路(前記施工配水管62の接点45側の端部の先の下流側に在る配水管路)のそれぞれについて、前記配水管62と接点44,45を介して接続されている配水管64,66の端部に接続された仕切弁37,38、及び、前記配水管62と接点45,配水管63、及び接点46を介して接続されている配水管68の端部に接続された仕切弁39を認識し、これらの各仕切弁37,38,39の属性情報を配水管路データベース1から参照する。
すると、これらの仕切弁37,38,39は、それよりも前記配水管62側(上流側)にある各配水管64,66,68との関係でいずれも先止弁の属性を有しているので、前記閉栓仕切弁検索部7は前記各仕切弁37,38,39は先止弁と認識し、閉栓する必要はないと判断する
そこで、次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記各仕切弁37,38,39の更に先(下流側)にある仕切弁を探そうとするが、前記各仕切弁37,38,39の先(下流側)には各配水管65,67,69,70,71があるだけで(仕切弁は存在しない)、これらの各配水管65,67,69,70,71により「一種の栓止部」が形成されているので、そこで前記配水管62の図示右方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索を終了する。
以上の検索から、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記仕切弁34,35,36のみを閉栓すべき仕切弁として出力する。表示制御部4は、この出力を受けて、図7aのような配水管路の画面上で、前記仕切弁34,35,36だけを閉栓すべき仕切弁として表示すると共に、これら以外の仕切弁37,38,39は閉栓する必要のない先止弁としてユーザー側に提示する(例えば、画面上で、「非閉栓」という文字を前記各先止弁37,38,39の近傍に表示する)。
また、図1の断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所72cを含む施工配水管62を起点として、前記施工配水管62の両端部の先に在る配水管路のそれぞれについて、前記施工配水管62に近い配水管から遠い配水管へと順次断水範囲に入る配水管を認識・検索して行く(その際、先止弁についてはその先にある配水管の検索を続行し、閉栓すべき仕切弁又は先止弁に達したときは検索を終了する)。その結果、前記断水配水管抽出部8は、前記の閉栓すべき仕切弁34,35,36と前記「一種の栓止部」を形成している各配水管65,67,69,70,71とにより挟まれている配水管と前記「一種の栓止部」を形成している各配水管とを合わせた配水管57,59,及び61−71を、前記配水管62を断水させるために必要な断水範囲に含まれる配水管として検索する。表示制御部4は、この断水配水管抽出部8からの出力を受けて、図7aのような配水管路の画面上で、配水管57,59,及び61−71を断水配水管として破線等で強調表示する。
また、図1の断水需要者抽出部9は、前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、断水配水管57,59,及び61−71にそれぞれ接続されている需要者(断水による影響を受ける需要者)の情報を配水管路データベース1から抽出し、表示制御部4に送信する。表示制御部4は、この送信されてきた需要者情報に基づいて、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管57,59,及び61−71に接続された全ての需要者C,E,F,H,I,K,M,N,O,及びQを示す表示枠が、例えば斜線により他の需要者(A,B,D,G,J,L,P)の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、表示制御部4は、前記の断水需要者抽出部9からの出力に基づいて、前記抽出された需要者のリスト(図7b参照)を、図7aのような配水管路の画面の中の小さなウインドウの中で表示させる。
次に、本実施例1のさらに他の動作を図8a,8bを参照して説明する。今、ユーザーが図1の施工箇所入力部6により図8aの符号72dで示す工事箇所を入力したとする。すると、図1の閉栓仕切弁検索部7は、この工事箇所72dが含まれる施工配水管70を断水させるために閉栓させるべき仕切弁を、次のように検索する。
前記閉栓仕切弁検索部7は、まず、前記工事箇所72dを含む施工配水管70の図示左方の配水管路(前記施工配水管70の接点47,48側の端部の先の上流側に在る配水管路)のそれぞれについて、配水管70と接点47,48を介して接続されている配水管65,67の端部に接続された仕切弁37,38、及び、配水管70と接点48,配水管71、及び接点49を介して接続されている配水管69の端部に接続された仕切弁39を認識し、これらの各仕切弁37,38,39の属性情報を配水管路データベース1から参照する。
すると、これらの各仕切弁37,38,39はそれぞれ各配水管65,67,69との関係で通常の仕切弁の属性を有しているから、前記閉栓仕切弁検索部7は、これらの各仕切弁37,38,39を閉栓すべき仕切弁だと認識し、ここで、前記配水管70の図示左方の配水管路についての閉栓すべき仕切弁の検索を終了する。
次に、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記配水管70から更に下流側にある閉栓すべき仕切弁を探そうとするが、前記配水管70の下流側には配水管71があるだけで、各配水管65,67,69,70,及び71により「一種の栓止部」が形成されているので、そこで前記検索を終了する。
以上の検索から、前記閉栓仕切弁検索部7は、前記仕切弁37,38,39のみを閉栓すべき仕切弁として出力する。表示制御部4は、この出力を受けて、図8aのような配水管路の画面上で、前記仕切弁37,38,39だけを閉栓すべき仕切弁として表示すると共に、図8a中の各仕切弁31−36は閉栓する必要のない仕切弁としてユーザー側に提示する(例えば、画面上で、「非閉栓」という文字を前記各仕切弁31−36の近傍に表示する)。
また、図1の断水配水管抽出部8は、前記閉栓仕切弁検索部7からの出力に基づいて、前記工事箇所72dを含む施工配水管70を起点として、前記施工配水管70の両端部の先に在る配水管路のそれぞれについて、前記施工配水管70に近い配水管から遠い配水管へと順次、断水範囲に入る配水管を認識・検索して行く(その際、先止弁についてはその先にある配水管の検索を続行し、閉栓すべき仕切弁又は先止弁に達したときは検索を終了する)。その結果、前記断水配水管抽出部8は、前記の閉栓すべき仕切弁37,38,39の前記配水管70側にある各配水管65,67,69,70,71であって前記「一種の栓止部」を形成している各配水管65,67,69,70,71を、工事箇所72dを含む配水管70を断水させるために必要な断水範囲に含まれる配水管として検索する。表示制御部4は、この断水配水管抽出部8からの出力を受けて、図8aのような配水管路の画面上で、各配水管65,67,69,70,71を断水配水管として破線等で強調表示する。
また、図1の断水需要者抽出部9は、前記断水配水管抽出部8からの出力に基づいて、断水配水管65,67,69,70,71にそれぞれ接続されている需要者(断水による影響を受ける需要者)の情報を配水管路データベース1から抽出し、表示制御部4に送信する。表示制御部4は、この送信されてきた需要者情報に基づいて、ディスプレイ5画面の前記所定領域の配水管路及び地図の上に、前記断水配水管65,67,69,70,71に接続された全ての需要者F,I,K,Oを示す表示枠が、例えば斜線により他の需要者(A,B,C,D,E,H,G,J,L,M,N,P,Q)の表示枠とは異なるように強調された態様で、重ね合わせ表示される。また、表示制御部4は、前記の断水需要者抽出部9からの出力に基づいて、前記抽出された需要者のリスト(図8b参照)を、図8aのような配水管路の画面の中の小さなウインドウの中で表示させる。
本発明の実施例1の概略構成を示すブロック図。 本実施例1の動作を説明するための図。 本実施例1の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。 本実施例1の更に他の動作を説明するための図。
符号の説明
1 配水管路データベース
2 表示領域入力部
3 領域検索部
4 表示制御部
5 ディスプレイ
6 施工箇所入力部
7 閉栓仕切弁検索部
8 断水配水管抽出部
9 断水需要者抽出部
11,12,13,14,31−39 仕切弁
15 栓止部
16,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49 接点
17−23,50−74 配水管
22a,22b,22c,72a,72b,72c,72d 工事箇所
A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P,Q 需要者

Claims (3)

  1. 両端がそれぞれ他の配水管との接点、仕切弁、又は栓止部によって区切られている複数の配水管と、配水管内の水の流通を制御するために全ての又は一部の配水管の端部に接続された仕切弁と、配水管の一方の端部をそれ以上先に水が流通しないようにするための栓止部とを含む配水管路を地図と関連付けて記録した配水管路データベースと、
    前記配水管路データベースからのデータに基づいて所定領域の配水管路を地図と関連付けて表示するための配水管路表示手段と、
    前記配水管路表示手段により所定領域の配水管路が表示された画面上で、前記配水管路の中の施行すべき施工箇所を入力するための施工箇所入力手段と、
    前記施工箇所入力手段により施行すべき施行箇所が入力されたとき、自動的に前記施行箇所の施行のために必要な断水範囲を断水させるために閉栓する必要がある閉栓仕切弁と閉栓する必要の無い仕切弁である先止弁とを前記の配水管路及び地図が表示された画面上で区別して表示すると共に、前記入力された施行箇所に基づいて前記施行箇所の施行のために断水範囲に含まれる断水配水管と断水範囲に含まれない配水管とを前記の配水管路及び地図が表示された画面上で区別して表示するための閉栓仕切弁及び断水配水管区別表示手段と、
    を備えた、先止弁表示機能を備えた配水管路解析システムであって、
    前記配水管路データベースは、前記各仕切弁について、その仕切弁が接続されている各配水管との関係でその配水管を断水させるために閉栓する必要がない仕切弁(先止弁)であるかどうかを、各仕切弁の属性情報として記録しておくものであり、
    前記閉栓仕切弁及び断水配水管区別表示手段は、
    前記施工箇所入力手段により入力された施行箇所を含む施工配水管の両端のそれぞれ先に在る各配水管路について、前記施工配水管と直接に又は他の配水管を介して繋がっている複数の仕切弁について、前記施工配水管に最も近い位置にある仕切弁からより遠い位置にある仕切弁へと順次、前記各配水管路についてそれぞれ閉栓すべき仕切弁又は栓止部が検索されるまで、各仕切弁が前記施工配水管又はこれに近い配水管との関係で前述のような先止弁であるかどうかを前記配水管路データベースを参照し、先止弁ではない仕切弁であって前記施工配水管と「水が双方向に流れる管網」とを繋ぐ経路のそれぞれについて最も前記施工配水管側にある仕切弁を、前記施工配水管の施工のための断水を実施するために閉栓すべき閉栓仕切弁として検索するための閉栓仕切弁検索手段と、
    前記施工箇所入力手段により入力された施行箇所を含む施工配水管を起点として、それに最も近い位置にある配水管からより遠い位置にある配水管へと順次、その途中に前記先止弁があるかどうかに拘わらず、その配水管の先が前記閉栓仕切弁又は栓止部に達するまでの各配水管を、断水範囲に含まれる断水配水管として抽出するための断水配水管抽出手段と、
    を含むものである、ことを特徴とする先止弁表示機能を備えた配水管路解析システム。
  2. 請求項1において、
    前記配水管路データベースは、各配水管に給水管を介して接続されている需要者の情報を各配水管と関連付けて記録しておくものであり、
    前記断水配水管抽出手段により抽出された断水配水管に接続されている需要者を抽出するための断水需要者抽出手段と、
    前記断水需要者抽出手段からの出力に基づいて、前記配水管路表示手段により表示される配水管路の画面上で、前記施工配水管の施工のために断水されるべき配水管に接続されている需要者の情報をユーザーに提示するための断水需要者提示手段と、
    を備えた、ことを特徴とする先止弁表示機能を備えた配水管路解析システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記配水管路表示手段は、前記所定領域の配水管路中の仕切弁を「2つの三角形の頂点が互いに接続されて成るマーク」により表示するものであり、しかも、前記仕切弁の中の先止弁の属性を有しない仕切弁は「前記2つの三角形の内部がいずれも白地又は塗りつぶしとなっているマーク」により表示すると共に、前記仕切弁の中の先止弁の属性を有する仕切弁は、「その仕切弁の一方の端部に接続されている配水管との関係でその仕切弁が先止弁の属性を有している場合はその配水管と隣接している側の三角形の内部が白地又は塗りつぶしとなっており、且つ、その仕切弁の他方の端部に接続されている配水管との関係でその仕切弁が先止弁の属性を有していない場合はその配水管と隣接している側の三角形の内部が前記の場合とは逆の態様である塗りつぶし又は白地となっているマーク」により表示するものである、ことを特徴とする先止弁表示機能を備えた配水管路解析システム。
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