JP3664520B2 - トルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ - Google Patents
トルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3664520B2 JP3664520B2 JP16922895A JP16922895A JP3664520B2 JP 3664520 B2 JP3664520 B2 JP 3664520B2 JP 16922895 A JP16922895 A JP 16922895A JP 16922895 A JP16922895 A JP 16922895A JP 3664520 B2 JP3664520 B2 JP 3664520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- outer ring
- angle
- torque
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/061—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by movement having an axial component
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/08—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
- F16D41/086—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action the intermediate members being of circular cross-section and wedging by rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一方向にはローラの転がりをロック状態にしてトルク伝達を可能とする転がり軸受とクラッチの機能を合わせ持った一方向転がり軸受クラッチに関し、特にロック方向にトルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の一方向転がり軸受クラッチとしては、たとえば図9に示すような構成となっている。
【0003】
すなわち、内輪100と、外輪101と、内輪100外周と外輪101内周の間に介装される多数のローラ104とを備えている。ローラ104は、図9(b)に示すように、内,外輪100,101の中心軸xに対して所定のねじれ角βでもって配置されている。内輪100外周の軌道面102は先細となるような円錐台形状のテーパ面で、外輪101内周の軌道面103も内輪100の軌道面105に対応して円錐台形状に成形されている。また、これらの軌道面102,103はローラ104が線接触することが条件となるので、ローラ104を中心軸xを中心にして回転させた軌跡である単葉双曲面となる。内,外輪100,101の軌道面102,103は中心軸xに対して所定のソケット角φでもって傾斜している。
【0004】
ローラ104は所定のねじれ角βでもって内,外輪100,101の軌道面102,103と接触し、内外輪100,101の回転に伴ってローラ104が軌道面102,103間で螺旋状に転がることになる。
【0005】
図9(b)に示すように、ローラ104を介して内輪100を外輪101内にねじり込む方向に回転させると、ローラ104の転がりによって内輪100と外輪101が軸方向に接近させるクラッチ分力F1が働き、内輪100と外輪101間のローラ104がロック状態となってトルク伝達が可能となる。
【0006】
一方、逆方向に回転させると、図9(c)に示すように、ローラ104の転がりによって内外輪100,101を互いに引き離す方向の転がり分力F2が発生し、ローラ104がフリー状態で転がり回転する。
【0007】
このような特性を利用して、一方向にはトルクを伝達し、他方向にはフリーに回転する一方向クラッチとして利用されている。このローラ104を内外輪100,101に初期接触させるために、内輪100と外輪101間に軽い予圧を加える予圧ばね105が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来技術の場合には、ロック状態で過剰なトルクが加わると、ローラ104が内,外輪100,101の軌道面102,103間に転がり込み過ぎて外輪101が破損に至るおそれがあった。
【0009】
また、図10に示すように、一方向クラッチとして利用する場合よりも大きな軸方向予圧を加える予圧ばね106を設け、一方向転がり軸受クラッチのフリー回転方向に所定量の摩擦トルクを発生させ、トルクリミッタ機能を持たせたトルクアブソーバも知られている。
【0010】
しかし、このようにフリー回転方向でトルクリミッタ機能を持たせたものでは、逆回転方向はロックすることになり、本来の一方向クラッチとして利用できないことになる。
【0011】
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ロック状態で過剰トルクが作用した際にローラをスリップさせて過剰トルクを吸収し得るトルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にあっては、内輪と、外輪と、内輪外周と外輪内周に形成されたテーパ状の軌道面間に介装される多数のローラと、前記内輪と外輪を軸方向に押圧して内外輪の軌道面を近づける方向に付勢する予圧付与手段と、を備え、前記ローラは内外輪の中心軸に対して所定のねじれ角でもって傾斜配置され、内輪及び外輪の軌道面を前記ローラを中心軸に対して回転させた際の回転軌跡である双曲面形状とし、内外輪を一方向に相対回転させる場合にはロックして一方向にのみトルクを伝達する一方向転がり軸受クラッチにおいて、前記内外輪のロック方向の相対回転時に、ローラと外輪及び内輪の軌道面との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルクを伝達可能とし、最大静止摩擦トルクを越える過剰トルクが作用するとローラと外輪及び内輪との軌道面の接触部をすべらせて過剰トルクを吸収可能としたことを特徴とする。
【0013】
ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との少なくともいずれか一方の接触部の転がり接触角を、当該接触部の静止摩擦係数に対応する摩擦角よりも大きい値に設定したことを特徴とする。
【0014】
ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との食い込み角を(ψ)、接触部の静止摩擦係数を(μs)とした場合に、食い込み角(ψ)を、式tan(ψ/2)>μsの関係となるように設定したことを特徴とする。
【0015】
ローラと外輪の軌道面との接線と中心角とのなす角をソケット角とした場合に、ローラのねじれ角をほぼ21°〜24°、ソケット角をほぼ8°〜10°の範囲に設定したことを特徴とする。
【0016】
ローラのねじれ角を21°、ソケット角を10°に設定したことを特徴とする。
【0017】
予圧付与手段による予圧を調整可能とする予圧調整機構を備えていることを特徴とする。
【0018】
【作用】
従来の一方向転がり軸受クラッチでは、内外輪をロックする方向に回転させた場合には、ローラを内外輪の軌道面に対して食い付かせて内外輪間がテーパねじ状に締め込んでいくのに対して、本願発明の場合には、ローラをすべらせて内外輪の軌道面間に転がって食い付いていかないようにしたものである。
【0019】
トルクの伝達は、予圧付与手段によってローラと内外輪の軌道面との接触面圧を大きくし、ローラと外輪及び内輪の軌道面との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルク伝達を可能とする。
【0020】
このようにすれば、最大静止摩擦トルクまではローラは軌道面との接触部ですべらず入力トルクがそのまま出力トルクとして伝達され、最大静止摩擦トルクを越えるとローラが軸方向にすべりつつ転がる状態となり、過剰トルクが吸収されて伝達される出力トルクは所定の値に制限される。
【0021】
外輪と内輪を逆方向に回転させた場合には、ローラは外輪と内輪を引き離す方向に転動することになり、ローラは軌道面上を軸方向にすべりつつ転がることになる。
【0022】
ローラが内外輪の軌道面間に食い付かない条件としては、たとえば、ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との少なくともいずれか一方の接触部の転がり接触角を、接触部の静止摩擦係数に対応する摩擦角よりも大きい値に設定しておけば、ローラが内外輪の軌道面のいずれかですべるために転がり込んでいかない。
【0023】
また、内外輪の転がり接触角はほぼ等しいものとして、食い込み角(ψ)と最大静止摩擦係数(μs)の関係を、tan(ψ/2)>μsと設定してもよい。
【0024】
この場合に、転がり接触角(θ)あるいは食い込み角(ψ)は、ローラねじれ角(β)とソケット角(φ)で幾何学的に定まるので、ローラが食い付いていかない条件を、ローラねじれ角(β)とソケット角(φ)でもって定めることができる。
【0025】
特に、ローラねじれ角βを21°〜24°、ソケット角φを8〜10°の範囲とすることが好ましい。
【0026】
ローラのねじれ角βが21°以下になるとロックしやすくなり、25°以上になると転がりにくくなる。また、ソケット角φが8°以下になるとロックしやすく、10°を越えるとスリップしやすく安定性が悪くなってくる傾向があるからである。
【0027】
特に、ねじれ角βをほぼ21°、ソケット角φをほぼ8°に設定することが好適である。
【0028】
予圧付与手段により付与される予圧を調整可能としておけば、制限されるトルクの大きさを任意の値に制御することができる。
【0029】
【実施例】
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
【0030】
図1には本発明の第1実施例に係るトルクリミッタ付き一方向転がり軸受クラッチを示している。
【0031】
すなわち、この一方向転がり軸受クラッチ1は、内輪2と、外輪3と、内輪2外周と外輪3内周の間に介装される多数のローラ4とを備えている。ローラ4は、図1(c)に示すように、内,外輪2,3の中心軸xに対して所定のねじれ角βでもって配置されている。内輪2外周の軌道面5は先細となるような円錐台形状のテーパ面で、外輪3内周の軌道面6も内輪2の軌道面5に対応して円錐台形状に成形されている。
【0032】
ここで、内,外輪2,3の軌道面5,6はローラ4が線接触してはじめて機能を満足するものであり、図3(a)及び(b)に示すように、ローラ4を中心軸xの周りに公転させた場合のローラ4の外周及び内周の軌跡であり双曲面形状となる。
【0033】
内,外輪2,3の軌道面5,6は中心軸xに対して所定のソケット角φでもって傾斜している。ソケット角φとは、図1(c)に示すように、内輪2及び外輪3の中心軸線xを通る平面で切断した双曲線となる軌道断面のローラ接点P(x0,y0)における接線aと中心軸xとのなす角である。
【0034】
ローラ4は保持器7によって所定間隔に保持されている。ローラ4のねじれ角βは保持器7によって保持されるのではなく、内,外輪2,3の軌道面5,6の双曲面形状によって自動的に維持される。保持器7は、内外輪2,3を分解した際にローラ4がバラバラにならないように保持するものである。
【0035】
内輪2内周にトルク入力側の駆動部材が固定され、外輪3に従動側の部材が連結される。本実施例では外輪3外周にスプロケット歯8が一体成形されている。
【0036】
内輪2と外輪3間には、内,外輪2,3間に軸方向予圧を付与する予圧付与手段としての予圧ばね9が設けられている。この予圧ばね9は環状の板ばね構造で、内輪2の大径部側に配置されている。予圧ばね9の外径端部は固定リング10によって外輪3に固定され、内径端部がスラストベアリング11を介して内輪2の大径部側端部に圧接されており、内輪2を外輪3内にくさび状に打ち込むように付勢している。
【0037】
予圧ばね9としては板ばねに限定されるものではなく、たとえばコイルスプリング等の他のばねを用いることができる。また予圧付与手段としては、ばねに限らず、軸方向予圧を加えることができる構成、たとえば磁石や流体圧シリンダ等の種々の構成をとることができる。
【0038】
なお、12は、内輪2の小径先端部側の内輪2と外輪3間の隙間に介装されるシール部材である。
【0039】
本発明では、内外輪2,3のロック方向の相対回転時に、ローラ4と内,外輪2,3の軌道面5,6との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルクを伝達可能とし、最大静止摩擦トルクを越える過剰トルクが作用するとローラ4と内外輪2,3の軌道面5,6との接触部をすべらせて過剰トルクを吸収可能としたものである。
【0040】
ここで、内外輪2,3にロック方向のトルクが加えられた場合の内,外輪2,3とローラ4の挙動を検討すると、ローラ4がねじれ角を有するために、ローラ4を介して内輪2が外輪3内に軸方向に深く食い込む方向に案内される。このとき、ローラ4と軌道面5,6間がすべらないで軌道面5,6に食い込んでいくと外輪3に作用する内圧が増大する一方となって破損に至る。このローラ4が軌道面5,6との接触部ですべれば内輪2が外輪3内にそれ以上入り込まないことになる。
【0041】
実際にローラ4に作用している力関係は複雑であるが、ローラ4の軸線方向から見たローラ4と内外輪2,3の軌道面5,6との少なくともいずれか一方の接触部の転がり接触角を、当該接触部の静止摩擦係数に対応する摩擦角よりも大きい値に設定しておけば、ローラ4が軌道面ですべることになり、ローラがトルクによって軌道面に食い込むことが防止できると考えられる。
【0042】
転がり接触角とは、内輪2の軌道面5の外径、外輪3の軌道面6の内径のローラ4の転動方向に沿った増加、縮小度合いを示す角度のことである。
【0043】
図4(a)に示すテーパねじを参考にして説明すると、テーパねじ13のねじ山14は仮想円筒面15に対して所定のリード角βでもって螺旋状に巻き付けられると同時に、その外周は中心軸xに対して所定のソケット角φでもって上方に向かって拡径する円錐台16の外周上に位置する。したがって、ねじ山14外径は仮想円筒面15に対して上方に向かうにつれて所定の角度θで徐々に拡大するくさび形状となる。この角度θを転がり接触角とする。
【0044】
この転がり接触角θは、テーパねじとした場合のおねじとめねじのねじりに伴うねじ径の増加または減少角を求めたものであるが、おねじをめねじにねじ込むときは、この両者の転がり接触角の和が実際のくさび角となる。
【0045】
一方向転がり軸受クラッチ1の場合には、内輪2と外輪3間に介在するローラ4がねじれ角βを有しているので、ローラ4を介して内輪2と外輪3を相対回転させると、ローラ4の転がり方向によって、あたかもリード角βのねじが存在するように内輪2が外輪3内にねじり込まれ、ローラ4が内輪2と外輪3の軌道面5,6間に食い込むことになり、テーパねじ13と全く同様の関係となる。
【0046】
図4(b)には、一方向転がり軸受クラッチ1の内,外輪2,3をローラ4の転がり方向に螺旋状に切断した図を示している。図示するように、内輪2側の軌道面5はローラ4の転動方向に転がり接触角θiでもって徐々に大径となるように傾斜し、外輪3側の軌道面6は上方に向かって転がり接触角θ0でもって徐々に小径となるように傾斜している。
【0047】
図4(c)は、この軌道面5,6間に介在するローラ4を軸方向から見たみた模式図である。
【0048】
内輪2と外輪3の軌道面5,6間が狭まる方向に相対移動させるとローラ4が食い込むことになる。このローラ4の食い込み状態は、内輪2側と外輪3側の転がり接触角θiとθoの両方が作用するので、両方を合成して食い込み角ψと定義する。
【0049】
上記したように、内輪2と外輪3の軌道面5,6とローラ4をすべらせる条件として、ローラ4と軌道面5,6との接触部の転がり接触角θi,θoの少なくともいずれか一方が、接触部の静止摩擦係数μsi,μsoに対応する摩擦角λi,λoよりも大きくなるように設定すればよい。すなわち、θi>λiかθo>λoの一方、あるいは、θi>λiかつθo>λoの条件であればよい。
【0050】
ここで、摩擦角とは、平らな斜面上に物体をのせて徐々に傾けた場合にすべり始める角度のことで、tanλi=μsi、tanλo=μsoである。したがって、摩擦角を最大摩擦係数との関係で書き換えれば、tanθi>μsiとtanθo>μsoの2条件のうちの少なくともいずれか一方の条件である。
【0051】
図1(d)は、転がり摩擦角θiとθoの合成角(θi+θo)として定義される食い込み角ψをモデル的に表したものである。
【0052】
内,外輪2,3は同一材料であり、ローラ4と両軌道面5,6との接触部の静止摩擦係数は等しく、また、内輪2と外輪3の軌道面5,6との転がり接触角θi,θoはほぼ等しいと考えられるので、食い込み角を(ψ)が、式tan(ψ/2)>μsの関係を満足するように設定した。このように設定しても実用上問題はない。図中、Nは接触面からローラ4に作用する抗力、Fは摩擦力、Pはその合力である。以下(φ/2)をθとして説明する。
【0053】
しかし、このような転がり接触角θを測定して成形することは困難であり、実際はローラねじれ角βとソケット角φとの関係でθが設定される。
【0054】
この接触角θ,ローラねじれ角β及びソケット角φは、幾何学的に一定の関係を有している。
【0055】
図4(a)に示したテーパねじモデルで説明すると、次式のような関係となる。
【0056】
tanθ=sinβ・tanφ
すなわち、図中、h=ltanβ,Δ=htanφよりΔ=ltanβ・tanφ。また、l1=l/COSβ、tanθ=Δ/l1より、tanθ=cosβ・tanβ・tanφ=sinβ・tanφで証明される。この関係式は一方向転がり軸受クラッチでも全く同一の関係となる。
【0057】
したがって、ローラねじれ角βと、ソケット角φが、sinβ・tanφ>μsとなるように設定すればよい。
【0058】
ローラねじれ角βとソケット角φについては、静止摩擦係数の大きさとの兼ね合いとなるが、ローラねじれ角βをほぼ21°〜24°程度、ソケット角φはほぼ8°〜10°程度とすることが効果的である。特に、ローラねじれ角βを約21°、ソケット角φを約10付近に設定することが好適である。
【0059】
ローラねじれ角βが21°以下になるとローラ4がロックしやすくなり、25°以上になるとローラ4が転がりにくくなる。また、ソケット角φが8°以下になるとロックしやすくなり、10°を越えるとスリップしやすく安定性が悪くなってくる。
【0060】
この点、従来はローラねじれ角βを15°〜18°、ソケット角φを4°〜4.5°の範囲で使用していた。この条件では過剰なトルクが作用すると外輪の破損に至った。これはローラ4が内外輪2,3の軌道面5,6に食い付いて接触部で滑らないからである。
【0061】
tanθ=sinβ・tanφを計算すると、β;15°〜18°,φ;4°〜4.5°の場合には0.02程度、β;21°〜24°,φ;8°〜10°の場合は約0.057、β;21°,φ;8°の場合は0.05〜0.06程度となり、μsを0.02〜0.05の範囲とすれば、β;21°〜24°,φ;8°〜10°の範囲でローラ4がすべるものと思量される。
【0062】
もちろん、ローラねじれ角βとソケット角φは相対的なもので、ローラねじれ角βを従来と同様にほぼ15°〜18°の範囲とし、それに合わせてtanθ=sinβ・tanφがμsの値より大きくなるようにソケット角φを選べばよいし、逆にソケット角φを従来の4°〜4.5°の範囲に設定し、それに合わせてtanθ=sinβ・tanφがμsの値より大きくなるように設定すればよい。
【0063】
また、上記数値以外のローラねじれ角βが上記以外の15°以下の範囲、18〜21°間の範囲、さらに24°以上の範囲についても適用可能である。
【0064】
また、ソケット角φについても、上記以外の4°以下の範囲、4.5〜8°の範囲、10°以上の範囲も適用可能である。
【0065】
さらに、最大静止摩擦係数μsについても、上記した0.02〜0.05程度に限定されるものではなく、0.1,0.15等種々の値をとり得る。すなわち、ローラねじれ角βを15°〜18°、ソケット角φを4°〜4.5°と、従来のままの角度設定とし、最大静止摩擦係数μsを0.02より小さくすればすべる条件になる。あくまでも最大静止摩擦係数μsとローラ4の転がり摩擦角θあるいは食い込み角φとの相対関係である。
【0066】
上記ローラねじれ各βとソケット角φとの間にも、図3(c)に示すように、幾何学的に一定の関係がある。
【0067】
図3(c)より次式の関係が成立する。
【0068】
【数1】
ここで、ローラ4の食い込み角ψは、内外輪2,3とローラ4の転がり接触角θi,θoの和であるから、次式で示される。
【0069】
【数2】
この関係について説明すると、図3(c)に示すように、ローラ4のねじれ角θによって軌道断面形状が決定する。ソケット角φは、決定された軌道断面のどの範囲を実際に軌道として使うかで決まる。すなわち、ローラ接点PのX座標(上式中のx0)と、予め定めたFの値で決まることになる。ローラ接点はローラの軸方向中央位置である。
【0070】
図2は、上記一方向転がり軸受クラッチの動作説明図である。
【0071】
駆動トルクは内輪2から外輪3側に伝達されるものとする。
【0072】
予圧ばねによって軸方向予圧が付与されてローラ4は内輪2と外輪3間の軌道面5,6間にくさび状に食い込んで接触面の法線方向の抗力を増大させ、静止摩擦力を大きくしている。軸方向予圧については、従来では2〜3[kg]程度のばね荷重であったものを、200〜300[kg]程度のばね荷重に設定している。
【0073】
すなわち、従来はローラ4の転がりによる能動的な食い付き作用を利用していたので初期圧接力を与えるだけで、ローラ4が転がり込むことによってロックしていたが、本願発明ではローラの転がりによる食い付き作用が発生しないようにしているので、すべらないように高い荷重を負荷している。
【0074】
そして、この静止摩擦力による静止摩擦トルクの範囲で駆動軸から駆動トルクT1が入力する場合には、図2(a),(d)に示すように同一の出力トルクT1が伝達される。
【0075】
次いで、静止摩擦トルクを越える過剰なトルクT2が入力されると、ローラ4は螺旋状に軌道面間に螺旋状に食い込んでいかないで、軸方向にすべりながら転がりトルクが吸収されて伝達されるトルクT3は所定の大きさに制限される(図2(b),(e)参照)。
【0076】
この状態をグラフで示すと、図2(g)に示すような関係となる。
【0077】
一方、図2(c),(f)に示すように、逆方向に回転させると、ローラ4は抜け出す方向にすべりながら転がり、トルクは伝達されず内輪2のみがフリー回転する。
【0078】
ただし、大きな予圧を付与しているので、ローラ4の回転による引き離し分力との兼ね合いで、引き離し分力よりも予圧が大きいと、完全にフリー状態とはならずに摺動摩擦分のトルクが伝達される。
【0079】
引き離し分力を大きくすれば、完全にフリーにすることも可能である。
【0080】
図11には実験結果を示している。この実験例は、ローラねじれ角βが21°、ソケット角φが10°の場合である。これはロック側及びフリー側のそれぞれに過大な静トルクを入力し、トルクリミット性能を確認したものである。
【0081】
グラフから明きらかなように、出力トルクが所定のトルク(18.5[kgf・m]程度)に制限されていることが分かる。この制限トルクは予圧ばね9のばね荷重によって任意の値に設定することができる。従来は2〜3[kg]程度のばね荷重に設定していたが、本実施例では200〜300[kg]程度のばね荷重を加えてローラ4の摩擦力を増大させ、制限トルクまではスリップしないようにしている。また、図中、組幅変位量δとは外輪と内輪の軸方向組み付け幅の変位量である。ロック方向に回転させた場合には内輪が外輪内に軸方向に食い込む状態を示している。
【0082】
また、逆方向に回転させた場合には、ローラ4の回転による引き離し方向の分力が作用するので、制限された出力トルクがロック方向と比較して小さく(7.0[kgf・m]程度)、組幅変位量δも小さい。
[他の実施例]
次に、図5〜図8を参照して本発明の他の実施例について説明する。
【0083】
以下の他の実施例でも、内輪と外輪の軌道面間にローラが転がり食い込まないように、ローラと軌道面の接触部がすべることが条件となっており、第1実施例の場合と全く同様の構造なので、ローラと内外輪との転がり接触角の関係については説明を省略する。
【0084】
図5には本発明の第2実施例が示されている。
【0085】
第2実施例の一方向転がり軸受クラッチ20の場合には、軸方向の外輪23移動が取付けに影響しないよう外環211を用いたものである。すなわち、内輪22の延長部221外周にベアリング212を介して外環28が軸方向には固定で回転方向に移動自在に支持されている。
【0086】
この外環211の外輪23側端面には、外輪23を軸方向に移動自在に支持する環状壁213が突出しており、この環状壁213内周に外輪23の端部がボールスプライン214を介して軸方向に相対移動自在で、回転方向には一体的に移動するように支持されている。そして、外輪22と外環28の対向端面間には予圧ばね29が介装されており、内輪22に対して外輪23を軸方向に押圧してローラ24に予圧を付与するように構成されている。
【0087】
図6には本発明の第3実施例が示されている。
【0088】
この第3実施例は制限されるトルクを調整可能とした例である。
【0089】
この一方向転がり軸受クラッチ30の場合も、軸方向の外輪移動が取付けに影響しないよう外環311を用いたものである。この外環311は外輪33を収納する収納凹部313を備えた筒状部材で、一端がベアリング312を介して内輪32の第1延長部321外周に回転自在に支持されており、他端に収納凹部313が開口し、ボールスプライン314を介して収納凹部313内周に外輪33が軸方向に移動自在に支持されている。
【0090】
また、内輪32の他方端の第2延長部322には外輪33を軸方向に押圧して軸方向予圧を付与する予圧付与手段としての予圧ばね39が設けられており、この予圧ばね39の押圧力を調整するための予圧調整ナット391がねじ込まれている。予圧ばね39は環状の板ばねで、内輪32の第2延長部322外周に軸方向に移動自在に挿入されている。この予圧ばね39の外径端部はスラストベアリング315を介して外輪33端面に圧接され、内径端部が第2延長部322にねじ込まれる予圧調整ナット391によって押圧されている。この予圧調整ナット391のねじ込み量を調整することによって軸方向予圧を調整可能となっている。
【0091】
この軸方向予圧を調整することによって最大静止摩擦トルクが変化させることが可能となり、図6(b)に示すように、制限トルクT3の大きさを調整することができる。
【0092】
図7には、本発明の第4実施例が示されている。
【0093】
この第4実施例はローラの長さを短くして複列に配置したもので、高速回転使用、高トルクを負荷する場合に最適である。
【0094】
すなわち、一つの筒状の内輪42外周に、軸方向中央を境にして左右に2箇所に両端に向けて徐々に小径となるように傾斜する左右内輪軌道面451,452を設けている。
【0095】
一方、この左右内輪軌道面451,452に対して、それぞれローラ441,442を介して左右一対の外輪431,432を嵌合し、左右一対の外輪431,432を一つの筒状の外環411内周にボールスプライン412,413を介して軸方向に移動自在に挿入している。また、外環411の両端開口部と内輪42間にはベアリングケース414,415を介してベアリング416,417が介装され、このベアリング414,415を介して外環411と内輪42が相対回転自在に組み付けられている。外環411と外輪43はボールスプライン412,413を介して軸方向に移動自在で、かつ回転方向には一体的に回転自在となっている。ローラ441,442のねじれ角は当然のことながら逆向きに傾斜している。
【0096】
この外環411の外周の中央にはフランジ418が設けられ、左右どちら側からでも取付けられるように構成されている。
【0097】
図8には、本発明の第5実施例が示されている。
【0098】
この実施例は、適切な軸方向予圧を与えて、上記各実施例の一方向クラッチのロック方向だけでなく、フリー回転方向にもトルク伝達を可能としたものである。
【0099】
この実施例も、軸方向の外輪移動が取付けに影響しないよう51外環が用いられている。この外環51の外輪53側端面には、外輪53を軸方向に移動自在に支持する環状壁513が突出しており、この環状壁513内周に外輪53の端部がボールスプライン514を介して軸方向に相対移動自在で、回転方向には一体的に移動するように支持されている。
【0100】
そして、外輪53と外環51の間に予圧付与手段としての予圧ばね59が介装されており、内輪52に対して外輪53を軸方向に押圧してローラ54に予圧を付与するように構成されている。
【0101】
予圧ばね59は環状の板ばねで外環51の外周にねじ込まれたトルク調整ナット591と、外輪53の外周に装着されたスペーサ592の間に装着され、トルク調整ナット591のねじ込み量を調整することによって、軸方向予圧が調整可能となっている。
【0102】
この実施例によれば、与えた軸方向予圧に比例したトルクでフリー回転し、所定の大きさのトルクを伝達する。逆方向に回転させるとロックしてフリー回転方向よりも大きなトルクを伝達できる。もちろん、ロック方向の伝達トルクは限界があり、過剰なトルクが加わるとローラ54がすべってトルクが一定に保たれる。
【0103】
この伝達される限界トルクは、ローラ54の転がりによる軸方向分力によってフリー回転方向よりもロック方向の方が大きい。この大きさの比率は、およそ3対1程度に設定されている。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にあっては、ローラと外輪及び内輪の軌道面との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルク伝達を可能とし、最大静止摩擦トルクを越える過剰トルクが作用するとローラがすべるように構成したので、従来のように過剰トルクが加えられた場合に外輪が破損するおそれは無くなる。
【0105】
ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との少なくともいずれか一方の接触部の転がり接触角を、接触部の静止摩擦係数に対応する摩擦角よりも大きい値に設定、あるいは食い込み角ψと最大静止摩擦係数μsの関係を、tan(ψ/2)>μsと設定すれば、軌道面間でローラが滑って転がり込んでいかない。
【0106】
予圧付与手段により付与される予圧を調整可能としておけば、制限されるトルクの大きさを任意の値に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例に一方向転がり軸受クラッチを示す図である。
【図2】 図2は図1の一方向転がり軸受クラッチの動作説明図である。
【図3】図3は一方向転がり軸受クラッチの軌道面の説明図である。
【図4】図4は一方向転がり軸受クラッチのローラのくさび角の説明図である。
【図5】図5は本発明の第2実施例に一方向転がり軸受クラッチを示す図である。
【図6】図6は本発明の第3実施例に一方向転がり軸受クラッチを示す図である。
【図7】図7は本発明の第4実施例に一方向転がり軸受クラッチを示す図である。
【図8】図8は本発明の第5実施例に一方向転がり軸受クラッチを示す図である。
【図9】図9は従来の一方向転がり軸受クラッチを示す図である。
【図10】図10は従来の一方向転がり軸受クラッチを示す図である。
【図11】図11は本願発明の一方向転がり軸受クラッチの実験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 一方向転がり軸受クラッチ
2 内輪
3 外輪
4 ローラ
5,6 軌道面
9 予圧ばね(予圧付与手段)
20 一方向転がり軸受クラッチ
21 外環
22 内輪
23 外輪
24 ローラ
29 予圧ばね(予圧付与手段)
30 一方向転がり軸受クラッチ
31 外環
32 内輪
33 外輪
34 ローラ
39 予圧ばね(予圧付与手段)
40 一方向転がり軸受クラッチ
41 外環
42 内輪
43 外輪
44 ローラ
49 予圧ばね(予圧付与手段)
50 一方向転がり軸受クラッチ
51 外環
52 内輪
53 外輪
54 ローラ
59 予圧ばね(予圧付与手段)
Claims (5)
- 内輪と、外輪と、内輪外周と外輪内周に形成されたテーパ状の軌道面間に介装される多数のローラと、前記内輪と外輪を軸方向に押圧して内外輪の軌道面を近づける方向に付勢する予圧付与手段と、を備え、前記ローラは内外輪の中心軸に対して所定のねじれ角でもって傾斜配置され、内輪及び外輪の軌道面を前記ローラを中心軸に対して回転させた際の回転軌跡である双曲面形状とし、内外輪を一方向に相対回転させる場合にはロックして一方向にのみトルクを伝達する一方向転がり軸受クラッチにおいて、
前記内外輪のロック方向の相対回転時に、ローラと外輪及び内輪の軌道面との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルクを伝達可能とし、最大静止摩擦トルクを越える過剰トルクが作用するとローラと外輪及び内輪との軌道面の接触部をすべらせて過剰トルクを吸収可能とすると共に、
ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との食い込み角を(ψ)、接触部の静止摩擦係数を(μs)とした場合に、食い込み角(ψ)を、式tan(ψ/2)>μsの関係となるように設定したことを特徴とするトルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ。 - 内輪と、外輪と、内輪外周と外輪内周に形成されたテーパ状の軌道面間に介装される多数のローラと、前記内輪と外輪を軸方向に押圧して内外輪の軌道面を近づける方向に付勢する予圧付与手段と、を備え、前記ローラは内外輪の中心軸に対して所定のねじれ角でもって傾斜配置され、内輪及び外輪の軌道面を前記ローラを中心軸に対して回転させた際の回転軌跡である双曲面形状とし、内外輪を一方向に相対回転させる場合にはロックして一方向にのみトルクを伝達する一方向転がり軸受クラッチにおいて、
前記内外輪のロック方向の相対回転時に、ローラと外輪及び内輪の軌道面との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルクを伝達可能とし、最大静止摩擦トルクを越える過剰トルクが作用するとローラと外輪及び内輪との軌道面の接触部をすべらせて過剰トルクを吸収可能とすると共に、
ローラと外輪の軌道面との接線と中心角とのなす角をソケット角とした場合に、ローラのねじれ角をほぼ21°〜24°、ソケット角をほぼ8°〜10°の範囲に設定したことを特徴とするトルクリミッタ付き一方向転がり軸受クラッチ。 - ローラの軸線方向から見たローラと外輪及び内輪の軌道面との少なくともいずれか一方
の接触部の転がり接触角を、当該接触部の静止摩擦係数に対応する摩擦角よりも大きい値に設定したことを特徴とする請求項2に記載のトルクリミッタ付き一方向転がり軸受クラッチ。 - ローラのねじれ角をほぼ21°、ソケット角をほぼ10°に設定したことを特徴とする請求項2または3に記載のトルクリミッタ付き一方向転がり軸受クラッチ。
- 予圧付与手段による予圧を調整可能とする予圧調整機構を備えている請求項1,2,3または4に記載のトルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16922895A JP3664520B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | トルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16922895A JP3664520B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | トルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338452A JPH08338452A (ja) | 1996-12-24 |
| JP3664520B2 true JP3664520B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=15882605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16922895A Expired - Lifetime JP3664520B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | トルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3664520B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4614167B2 (ja) * | 2005-12-13 | 2011-01-19 | 司郎 澤 | 流体摩擦伝達力制限装置 |
| CN102758860B (zh) | 2012-07-27 | 2015-04-15 | 重庆大易用机械有限公司 | 锥形面摩擦式超越离合器 |
| JPWO2018216185A1 (ja) * | 2017-05-26 | 2020-03-26 | 株式会社ユニバンス | 動力伝達装置 |
| CN108035971A (zh) * | 2018-01-15 | 2018-05-15 | 海南冠星电机有限公司 | 单向轴承 |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP16922895A patent/JP3664520B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08338452A (ja) | 1996-12-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI703283B (zh) | 旋轉慣性質量阻尼器 | |
| US5595272A (en) | Unidirectional clutch | |
| EP0711931B1 (en) | A bicycle roller clutch | |
| JPH06221350A (ja) | 一方向ローラクラッチ | |
| JPH0240887B2 (ja) | ||
| US5067601A (en) | Clutches | |
| JP3664520B2 (ja) | トルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ | |
| JP3443483B2 (ja) | 転がり軸受クラッチ | |
| JP3084078B2 (ja) | トルク吸収装置 | |
| US3598210A (en) | Clutch comprising a helical spring actuator | |
| US20040154891A1 (en) | Spring clutch | |
| EP1574754A2 (en) | Coupling assembly | |
| US5046596A (en) | Methods and apparatus for controlling the frictional engagement between a hub and a shaft at a power transmission interface | |
| JP5352769B2 (ja) | ローラークラッチ | |
| JP4993521B2 (ja) | 軸力起因型トルクリミッタ | |
| JPH0743502Y2 (ja) | トルクリミッタ | |
| JP2001132824A5 (ja) | ||
| JP2004211794A (ja) | トルク解放装置 | |
| JP3315603B2 (ja) | トルクリミッタ | |
| JPH0340257B2 (ja) | ||
| JP2005147316A (ja) | トルクリミッタ | |
| JP2002061666A (ja) | トルクリミッタ | |
| JP4076718B2 (ja) | ベルトテンショナ | |
| JPH02186120A (ja) | 自動調心ころ軸受 | |
| JPH01229122A (ja) | トルクリミッタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041126 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041214 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050214 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050308 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050329 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100408 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110408 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 9 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |