JP3673437B2 - 誤り訂正処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ記録メディアの再生処理などに用いる誤り訂正処理装置に関し、特に誤り訂正の再実行時の時間短縮と、訂正処理性能の向上を図ったものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の誤り訂正処理装置の構成の一例としての光ディスク再生装置のブロック図を示したものである。図において、601はメカ部であり、ディスクを回転し、ディスクからピックアップで信号を読み出し、信号入力部604に信号を入力するものである。また、602はホストコンピュータであり、後述するデータ出力部607から光ディスクを再生したデータを受け取る。603はメモリであり、処理中のデータを保存している。604は信号入力部であり、上記メカ部601から入力された信号を復調し、1ページ単位で上記メモリ603に保存する。605は誤り訂正部であり、上記メモリ603に保存されたデータに対して誤りの訂正を行う。606は誤り検出部であり、上記誤り訂正部605において誤りを訂正したデータに対して誤りが残存していないかを検出する。607はデータ出力部であり、エラー訂正が完了したデータをホストコンピュータ602に出力する。また、608は制御部であり、上記誤り訂正部605および誤り検出部606を制御する。
【0003】
さらに、6081は上記制御部608を構成する再訂正指示部であり、上記誤り検出部606の結果により、誤り訂正部605の現在の処理の完了を待ち、誤り検出を行ったデータに対して再度誤り訂正を指示するものである。以上に示した、メモリ603〜制御部608はバスを介して電気的に相互に接続されている。
【0004】
以下、以上のように構成された従来の誤り訂正処理装置について、一例を用いてその動作について説明する。
【0005】
図6において、入力されたnページ目のデータにおいて、1度目の誤り検出で誤りが検出されたとする。このときの各ブロックの動作を図7に示す。誤り訂正前には通常の処理が行われ、メカ部601はディスクからnページ目の信号を読み出し、信号入力部604に送る。信号入力部604はnページ目の信号を復調し、メモリ603にデータを格納する。
【0006】
信号入力部604においてnページ目の信号の復調が完了し、次のページの復調に移り、誤り訂正部605を起動する。誤り訂正部605は、メモリ603に格納されたnページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。誤り訂正部605は誤りの訂正を完了し、誤り検出部606を起動する。
誤り検出部606はnページ目のデータに対して誤りの検出を行う。
【0007】
そして、信号入力部604は誤り検出部606の動作中に(n+1)ページ目のデータの復調を完了し、再び誤り訂正部605を起動する。起動された誤り訂正部605は、メモリ603に格納された(n+1)ページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。
【0008】
ここで、誤り検出部606においてnページ目のデータに対して誤りが検出される。再訂正指示部6081は誤り検出部606の結果で誤りが検出されたため、誤り訂正部605の現在の処理の完了を待つ。そして、再訂正指示部6081は、誤り訂正部605の処理が完了した時点でnページ目のデータに対して再度誤り訂正を指示する。そして、誤り訂正部605は、nページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。
【0009】
ついで、誤り訂正部605は誤りの訂正を完了し、誤り検出部606を起動する。すると、誤り検出部606は、nページ目のデータに対して誤りが検出されないので、データ出力部607を起動する。そして、データ出力部607は、nページ目のデータをホストコンピュータ602に出力することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の誤り訂正処理装置は以上のように構成されており、誤りの多いデータを読み込む場合などにおいて誤訂正が発生する場合があり、誤り訂正が正常に終了しても、誤り検出において誤りが検出される場合がある。このような場合、再度、誤り訂正および誤り検出を実行し直す必要があるが、再度誤り訂正を実行する場合、既に誤り訂正部は次の処理に移っているため、誤り訂正部の処理が完了するまで最大1ページ分の訂正時間を待つ必要があり、処理性能の低下の原因となっていた。
【0011】
本発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、誤り訂正の再実行時の時間待ちをなくし、品質の低いデータに対しても処理性能の低下を抑えることができる誤り訂正処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1にかかる誤り訂正処理装置は、読み出したデータ中の誤り訂正を行った後、該データの誤りを検出し、誤りが検出されなくなったデータを出力する誤り訂正処理装置において、データの任意の場所でデータの誤り訂正処理を中断する機能を持つ中断機能付き誤り訂正手段と、上記中断機能付き誤り訂正手段の処理動作情報を出力する動作情報出力手段と、上記中断機能付き誤り訂正手段による誤り訂正処理が中断された場合の処理中のデータ、及び上記動作情報出力手段の出力する処理動作情報とを記憶する中断情報保持手段と、上記中断機能付き誤り訂正手段により誤り訂正されたデータの誤りを検出する誤り検出手段と、上記誤り検出手段により誤りが検出された場合に、上記中断機能付き誤り訂正手段による誤り訂正を中断させるとともに、処理中のデータ、及び動作情報を上記中断情報保持手段に保持させ、誤りの検出されたデータの再訂正を行った後、上記中断情報保持手段に保持された動作情報に基づいて、上記処理中であったデータの続きから処理を再開するように上記各手段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0013】
また、本発明の請求項2にかかる誤り訂正処理装置は、読み出したデータ中の誤り訂正を行った後、該データの誤りを検出し、誤りが検出されなくなったデータを出力する誤り訂正処理装置において、データの任意の場所でデータの誤り訂正処理を中断する機能を持ち、かつ、その時の処理動作情報を複数個保持可能な中断機能付き誤り訂正手段と、上記中断機能付き誤り訂正手段により保持されている複数の処理動作情報を切り替えて、上記中断機能付き誤り訂正手段が処理する訂正処理対象となるデータを切り替える動作情報切り替え手段と、上記中断機能付き誤り訂正手段により誤り訂正されたデータの誤りを検出する誤り検出手段と、上記誤り検出手段により誤りが検出された場合に、上記中断機能付き誤り訂正手段による誤り訂正を中断させるとともに、その処理中のデータを上記中断機能付き誤り訂正手段に保持させ、誤りの検出されたデータの再訂正を行った後、上記中断機能付き誤り訂正手段に保持された処理動作情報に基づいて、上記誤り訂正を中断されたデータの続きから処理を再開するように上記動作情報切り替え手段の切り替え動作を制御する制御手段とを備えたものである。
【0014】
また,本発明の請求項3にかかる誤り訂正処理装置は、上記請求項1記載の誤り訂正処理装置において、上記誤り検出手段は、誤り検出を行うデータの指定位置で停止する機能を有するものであり、上記誤り検出手段の誤り検出処理動作情報を出力する誤り検出手段動作情報出力手段と、上記誤り検出手段の誤り検出処理動作情報を保持する誤り検出手段動作情報保持手段とを備え、上記制御手段は、中断機能付き誤り訂正手段により訂正されたデータに対して上記誤り検出手段により誤りの検出を行い、その次のデータに対して中断機能付き誤り訂正手段により誤り訂正中に上記誤り検出手段により上記データに誤りが検出された時、上記その次のデータの誤り訂正を一旦停止させ、上記データに対して、中断機能付き誤り訂正手段により再度の誤り訂正を行うよう指示し、上記データの再度の誤り訂正中に、既に訂正された上記その次のデータに対して、訂正が完了した位置を指定して上記中断機能付き誤り訂正手段により誤り検出を行うよう指示し、上記誤りが検出されたデータの再度の誤り訂正の完了後に、上記中断機能付き誤り訂正手段に、上記誤り訂正が一旦停止された上記その次のデータの続きから誤り訂正処理の再開を指示し、上記誤り検出手段に、上記誤り検出手段動作情報保持手段に保持された誤り検出処理動作情報に基づき、上記誤り検出が一旦停止された上記その次のデータの続きから誤り検出処理の再開を指示するよう制御するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1にかかる誤り訂正処理装置について、図1から図5を用いて説明する。
図1は誤り訂正処理装置を備えた構成の一例として光ディスク再生装置を示すものである。図において、図6と同一符号は同一または相当部分を示し、103はメモリ(中断情報保持手段)であり、処理中のデータを保存している。105は中断機能付き誤り訂正部(中断機能付き誤り訂正手段)であり、上記メモリ103に保存されたデータに対して誤りの訂正を行う。106は動作情報出力部(動作情報出力手段)であり、上記中断機能付き誤り訂正部105の訂正完了位置などの処理中における動作情報(処理動作情報)を出力するものである。
【0016】
また、109は制御部(制御手段)であり、上記中断機能付き誤り訂正部105および誤り検出部(誤り検出手段)606を制御する。1091は上記制御部109を構成する訂正中断指示部であり、誤り検出部606の結果として誤りが検出された場合、中断機能付き誤り訂正部105の動作を中断し、誤り検出を行ったデータの再誤り訂正を指示する。
【0017】
1092は上記制御部109を構成する訂正再開指示部であり、中断機能付き誤り訂正部105の誤り訂正完了時に中断している処理がある場合、中断機能付き誤り訂正部105に対して中断している処理を再開する指示をする。
110はメモリ103を構成する中断情報保持部であり、誤り訂正の中断時に動作情報出力部106の出力を保持するものである。
【0018】
以下、以上のように構成された誤り訂正処理装置の動作について説明する。
以下では、図1において、入力されたnページ目のデータにおいて、1度目の誤り検出で誤りが検出され、再訂正後には誤りが検出されなくなることを前提として説明を行う。そして、このときの各ブロックの動作を図2に示す。
【0019】
メカ部601はディスクからnページ目の信号を読み出し信号入力部604に送る。信号入力部604はnページ目の信号を復調し、メモリ103にデータを格納する。
【0020】
信号入力部604はnページ目のデータの復調が完了し、次のページ(n+1)の復調に移り、中断機能付き誤り訂正部105を起動する。起動された中断機能付き誤り訂正部105は、上記メモリ103に格納されたnページ目のデータに対して誤り訂正を行う。そして、中断機能付き誤り訂正部105は誤り訂正を完了し、続いて誤り検出部606が起動される。
訂正再開指示部1092は中断中の誤り訂正処理が存在しないので何もしない。
【0021】
そして、誤り検出部606は、上記復調が終了したnページ目のデータに対して誤りの検出を行う。そして、上記信号入力部604は誤り検出部606の動作中に(n+1)ページ目のデータの復調を完了し、中断機能付き誤り訂正部105を起動する。
【0022】
すると、中断機能付き誤り訂正部105は、メモリ103に格納された(n+1)ページ目のデータに対して誤りの訂正を開始する。ここで、誤り検出部606においてnページ目のデータに対して誤りが検出される。
【0023】
すると、訂正中断指示部1091は、上記誤り検出部606の結果より、現在の誤り訂正の中断処理を行い、動作情報出力部106に出力されている中断機能付き誤り訂正部105の動作情報を中断情報保持部110に格納する。
そして、訂正中断指示部1091は、上記誤りが検出されたnページ目のデータに対して再度誤り訂正の指示を中断機能付き誤り訂正部105に対して出し、nページ目のデータに対して誤りの訂正が行われる。
【0024】
中断機能付き誤り訂正部105は誤りの訂正を完了し、誤り検出部606を起動する。訂正再開指示部1092は、(n+1)ページ目の誤り訂正処理が中断中であるので、(n+1)ページ目の誤り訂正を再開して処理を行い、中断情報保持部110に格納している誤り訂正の中断時の動作情報を中断機能付き誤り訂正部105に与えて、誤り訂正を再起動する。
【0025】
すると、誤り検出部606は、nページ目のデータに対して誤りが検出されないので、データ出力部607を起動する。起動されたデータ出力部607は、nページ目のデータをホストコンピュータ602に出力する。
【0026】
以上のように、本実施の形態1によれば、中断機能付き誤り訂正部105を用い、誤り検出部606において誤りが検出された場合には、現在処理しているページのデータの誤り訂正処理を中断するとともに、その処理動作情報を中断情報保持部110に保持させ、処理済のデータをメモリ103に保持しておき、誤りが検出されたページの誤り訂正を上記中断機能付き誤り訂正部105にて再度行い、当該処理の後に、上記中断情報保持部110に保持された処理動作情報に基づいて、先に誤り訂正処理を中断したデータに対して、その続きの部分より誤り訂正処理を再開するようにしたので、誤りが検出されたページが再訂正されるまでの待ち時間が無くなり、その結果、再訂正を行ってから当該データが出力されるまでの時間が短縮され、誤り訂正効率を向上することができる。
【0027】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2による誤り訂正処理装置について説明する。図3は誤り訂正処理装置を備えた構成の一例としての光ディスク再生装置を示すものである。図において、図1または図6と同一符号は同一、または相当部分を示し、図において、303はメモリであり、処理中のデータを保存するためのものである。305は中断機能付き誤り訂正部であり、上記メモリ303に保存されたデータに対して誤りの訂正を行う。306は上記中断機能付き誤り訂正部305を構成する動作情報保持部であり、上記中断機能付き誤り訂正部305の動作情報を2つ保持し、それぞれの情報を後述する動作情報切り替え部310の指示によって切り替え出力が可能な構成となっている。
【0028】
310は動作情報切り替え部(動作情報切り替え手段)であり、誤り訂正の中断および再開時に上記動作情報保持部306に保持された2つの動作情報を切り替え出力するように指示をする。
【0029】
以下、以上のように構成された誤り訂正処理装置の動作について説明する。
図3において、入力されたnページ目のデータにおいて、1度目の誤り検出で誤りが検出されたとする。このときの各ブロックの動作は図2と同様になる。
【0030】
メカ部601はディスクからnページ目の信号を読み出し信号入力部604に送る。信号入力部604はnページ目の信号を復調し、メモリ303にデータを格納する。
【0031】
信号入力部604はページの復調が完了し、次のページの復調に移り、中断機能付き誤り訂正部305を起動する。起動された中断機能付き誤り訂正部305は、上記メモリ303に格納されたnページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。そして、中断機能付き誤り訂正部305は誤りの訂正を完了し、続いて誤り検出部606が起動される。
訂正再開指示部1092は中断中の誤り訂正処理が存在しないので何もしない。
【0032】
そして、誤り検出部606は、nページ目のデータに対して誤りの検出を行う。そして、信号入力部604は誤り検出部606の動作中に(n+1)ページ目のデータの復調を完了し、中断機能付き誤り訂正部305を起動する。
すると、中断機能付き誤り訂正部305は、メモリ303に格納された(n+1)ページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。ここで、誤り検出部606においてnページ目のデータに対して誤りが検出される。
訂正中断指示部1091は誤り検出部606の結果で誤りが検出された場合、現在の誤り訂正の中断処理を行う。
【0033】
そして、動作情報切り替え部310は動作情報保持部306の動作情報を切り替える指示信号を出力する。すると、訂正中断指示部1091はnページ目のデータに対して再度誤り訂正を行う。中断機能付き誤り訂正部305は、nページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。そして、中断機能付き誤り訂正部305は、nページ目の誤りの訂正を完了したら、誤り検出部606を起動する。
【0034】
訂正再開指示部1092は、(n+1)ページ目の誤り訂正処理が中断中であるので(n+1)ページ目の誤り訂正を再開して処理を行う。動作情報切り替え部310は、上記動作情報保持部306の動作情報を切り替え、中断前の情報に切り替える。そして、訂正再開指示部1092は(n+1)ページ目の誤り訂正を再起動する。
【0035】
起動された誤り検出部606は、nページ目のデータに対して誤りが検出されないので、データ出力部607を起動する。
起動されたデータ出力部607はnページ目のデータをホストコンピュータ602に出力する。
【0036】
以上のように、本実施の形態2によれば、中断機能付き誤り訂正部305を用い、誤り検出部606において誤りが検出された場合には、現在処理しているページの誤り訂正処理を中断するとともに、その動作情報を中断機能付き誤り訂正部305を構成する動作情報保持部306に保持させておき、誤りが検出されたページの誤り訂正を上記中断機能付き誤り訂正部305にて再度行い、当該処理の後に、動作情報切り替え部310の指令によって動作情報保持部310に保持された動作情報を切り替えて、先に中断した誤り訂正処理をその途中より再開するようにしたので、誤りが検出されたページが再訂正されるまでの待ち時間が無くなり、その結果、再訂正を行ってから当該データが出力されるまでの時間が短縮され、誤り訂正効率を向上することができる。
【0037】
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3による誤り訂正処理装置について説明する。図4は誤り訂正処理装置を備えた構成の一例として光ディスク再生装置を示すものである。図において、図1,3,6と同一符号は同一、または相当部分を示し、407は停止機能付き誤り検出部であり、中断機能付き誤り訂正部105において誤りを訂正したデータに対して誤りが残存していないか否かを検出する。また、データの指定位置において演算を停止する機能を持つ。408は誤り検出部動作情報出力部であり、上記中断機能付き誤り検出部407の動作情報を出力するためのものである。
【0038】
410は制御部であり、上記中断機能付き誤り訂正部105および停止機能付き誤り検出部407の動作を制御する。1091は上記制御部410を構成する訂正中断指示部であり、上記停止機能付き誤り検出部407の結果で誤りが検出された場合、中断機能付き誤り訂正部105の動作を中断し、誤り検出を行ったデータの再度誤り訂正を指示するためのものである。
【0039】
また、4102は上記制御部410を構成する訂正再開指示部であり、上記中断機能付き誤り訂正部105の完了時に訂正中断指示部1091によって中断された処理がある場合、中断機能付き誤り訂正部105に対して中断した処理の再開を指示するものである。
【0040】
また、4013は上記制御部410を構成する検出起動指示部であり、上記停止機能付き誤り検出部407の結果で誤りが検出された場合、中断された中断機能付き誤り訂正部105の訂正済みデータに対して訂正が完了した位置を指定して停止機能付き誤り検出部407に誤り検出を指示するためのものである。
【0041】
また、4014は上記制御部410を構成する検出中断指示部であり、中断機能付き誤り訂正部105の誤り訂正完了時に、上記検出起動指示部4013によって起動された誤り検出部407の動作情報を誤り検出部中断情報保持部412に待避するためのものである。
【0042】
また、4015は上記制御部410を構成する検出再開指示部であり、上記停止機能付き誤り検出部407の動作完了時に検出中断指示部4014によって中断されたデータがある場合、誤り検出部中断情報保持部412に待避したデータを復帰し、中断した誤り検出の再開を指示するためのものである。
さらに、412は誤り検出部中断情報保持部であり、誤り検出の中断時に誤り検出部動作情報出力部408の出力を保持するためのものである。
【0043】
以下、以上のように構成された誤り訂正処理装置の動作について説明する。
図4において、入力されたnページ目のデータにおいて、1度目の誤り検出で誤りが検出されたとする。このときの各ブロックの動作を図5に示す。
【0044】
メカ部601はディスクからnページ目の信号を読み出し信号入力部604に送る。信号入力部604はnページ目の信号を復調し、メモリ403にデータを格納する。
【0045】
信号入力部604はページの復調が完了し、次のページの復調に移り、中断機能付き誤り訂正部105を起動する。起動された中断機能付き誤り訂正部105はメモリ403に格納されたnページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。そして、中断機能付き誤り訂正部105は誤りの訂正を完了し、続いて停止機能付き誤り検出部407が起動される。訂正再開指示部1092は上記訂正中断指示部1091によって中断された誤り訂正処理が存在しないので何もしない。
また、検出中断指示部4014は検出起動指示部4013によって起動された誤り検出処理が存在しないので何もしない。
【0046】
そして、停止機能付き誤り検出部407は、nページ目のデータに対して誤りの検出を行う。信号入力部604は、停止機能付き誤り検出部407の動作中に(n+1)ページ目のデータの復調を完了し、中断機能付き誤り訂正部105を起動する。起動された中断機能付き誤り訂正部105はメモリ403に格納された(n+1)ページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。
【0047】
ここで、停止機能付き誤り検出部407においてnページ目のデータに対して誤りが検出される。訂正中断指示部4014は停止機能付き誤り検出部407の結果より、現在の(n+1)ページ目の誤り訂正の中断処理を行い、動作情報出力部106に出力されている中断機能付き誤り訂正部105の動作情報を中断情報保持部110に格納する。
動作情報出力部106に出力されている中断機能付き誤り訂正部105の動作情報を中断情報保持部110に格納する。
【0048】
検出起動指示部4013は中断した(n+1)ページ目の誤り訂正のデータに対して、訂正が完了した位置を指定して停止機能付き誤り検出部407に誤り検出を指示する。訂正中断指示部1091はnページ目のデータに対して再度誤り訂正を指示する。中断機能付き誤り訂正部105はnページ目のデータに対して誤りの訂正を行う。そして、中断機能付き誤り訂正部105はnページ目の誤りの訂正を完了する。
【0049】
訂正再開指示部1092は(n+1)ページ目の誤り訂正処理が中断中であるので、(n+1)ページ目の誤り訂正の再開処理を行い、中断情報保持部110に格納している誤り訂正の中断時の動作情報を中断機能付き誤り訂正部105に与えて、誤り訂正を再開する。
【0050】
検出中断指示部4014は、検出起動指示部4013によって起動された停止機能付き誤り検出部407の(n+1)ページ目の動作情報を誤り検出部中断情報保持部412に待避する。そして、nページ目のデータに対して上記停止機能付き誤り検出部407を起動する。
停止機能付き誤り検出部407はnページ目のデータに対して誤りが検出されないので、続いてデータ出力部409を起動する。
【0051】
検出中断指示部4014は、誤り検出部中断情報保持部412に待避されている検出起動指示部4013によって中断された停止機能付き誤り検出部407の(n+1)ページ目の動作情報を停止機能付き誤り検出部407に設定し、(n+1)ページ目の誤り検出を再開する。
そして、データ出力部607はnページ目のデータをホストコンピュータ602に出力する。
【0052】
さらに、停止機能付き誤り検出部407は(n+1)ページ目のデータに対して誤りが検出されないので、データ出力部607を起動する。そして、データ出力部607は(n+1)ページ目のデータをホストコンピュータ602に出力する。
【0053】
以上のように、本実施の形態3によれば、誤り検出部に停止機能を持たせた停止機能付き誤り検出部407を設け、誤りが検出されたページの誤り再訂正中に誤り検出手段407が次のページの誤り検出処理を行い、上記中断機能付き誤り訂正部105によって再訂正が行われた後に、再訂正後のページの誤り検出処理をし、続いて、途中まで誤り検出処理を行っていた次のページのデータの途中から誤り検出処理を行うようにしたので、上記実施の形態1と同様に、誤り訂正効率を向上することができるとともに、中断された誤り訂正の訂正完了位置までのデータに対して、誤り訂正中に誤り検出を途中まで進めておくことにより、より訂正効率を高めることができる。
【0054】
なお、上記各実施の形態では、ページ単位でデータ処理する例を示したが、所定のバイト単位やブロック単位で行う場合においても同様な効果を奏することは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1および請求項2にかかる誤り訂正処理装置によれば、誤り訂正を中断し、現在のデータと異なるデータに対して誤り訂正を行い、その後、中断した誤り訂正を再開するようにしたから、誤り訂正において誤訂正が発生し、誤り検出において誤りが検出された場合においても、現在動作中の誤り訂正の終了を待つことなく、誤り訂正の再訂正を行うことができ、処理性能の低下を最低限に抑えることができるという効果がある。
【0056】
また、本発明の請求項3にかかる誤り訂正処理装置は、上記請求項1記載の誤り訂正処理装置に加えて、中断中の誤り訂正完了データに対して誤り検出を実行し、その後、中断した誤り訂正を完了した時に誤り検出を再開する機能を備えたものとしたので、誤り訂正において誤訂正が発生し、誤り検出において誤りが検出された場合においても、現在動作中の誤り訂正の終了を待つことなく誤り訂正の再訂正を行うことができ、また、誤り訂正中に訂正を中断したデータの誤り検出を中断した位置まで先に行うことにより、処理性能の低下を最低限に抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における誤り訂正処理装置の構成を示す図である。
【図2】上記誤り訂正処理装置の動作を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態2における誤り訂正処理装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態3における誤り訂正処理装置の構成を示す図である。
【図5】上記実施の形態3による誤り訂正処理装置の動作を説明するための図である。
【図6】従来の誤り訂正処理装置の構成を示す図である。
【図7】上記従来の誤り訂正処理装置の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
103,303,403 メモリ
604 信号入力部
105,305 中断機能付き誤り訂正部
106 動作情報出力部
606 誤り検出部
607 データ出力部
109,410 制御部
1091 訂正中断指示部
1092 訂正再開指示部
110 中断情報保持部
306 動作情報保持部
310 動作情報切り替え部
407 停止機能付き誤り検出部
408 誤り検出部動作情報出力部
412 誤り検出部中断情報保持部
4013 検出起動指示部
4014 検出中断指示部
4015 検出再開指示部
Claims (3)
- 読み出したデータ中の誤り訂正を行った後、該データの誤りを検出し、誤りが検出されなくなったデータを出力する誤り訂正処理装置において、
データの任意の場所でデータの誤り訂正処理を中断する機能を持つ中断機能付き誤り訂正手段と、
上記中断機能付き誤り訂正手段の処理動作情報を出力する動作情報出力手段と、
上記中断機能付き誤り訂正手段による誤り訂正処理が中断された場合の処理中のデータ、及び上記動作情報出力手段の出力する処理動作情報を記憶する中断情報保持手段と、
上記中断機能付き誤り訂正手段により誤り訂正されたデータの誤りを検出する誤り検出手段と、
上記誤り検出手段により誤りが検出された場合に、上記中断機能付き誤り訂正手段による誤り訂正を中断させるとともに、処理中のデータ、及び動作情報を上記中断情報保持手段に保持させ、誤りの検出されたデータの再訂正を行った後、上記中断情報保持手段に保持された動作情報に基づいて、上記処理中であったデータの続きから処理を再開するように上記各手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする誤り訂正処理装置。 - 読み出したデータ中の誤り訂正を行った後、該データの誤りを検出し、誤りが検出されなくなったデータを出力する誤り訂正処理装置において、
データの任意の場所でデータの誤り訂正処理を中断する機能を持ち、かつ、その時の処理動作情報を複数個保持可能な中断機能付き誤り訂正手段と、
上記中断機能付き誤り訂正手段により保持されている複数の処理動作情報を切り替えて、上記中断機能付き誤り訂正手段が処理する訂正処理対象となるデータを切り替える動作情報切り替え手段と、
上記中断機能付き誤り訂正手段により誤り訂正されたデータの誤りを検出する誤り検出手段と、
上記誤り検出手段により誤りが検出された場合に、上記中断機能付き誤り訂正手段による誤り訂正を中断させるとともに、その処理中のデータを上記中断機能付き誤り訂正手段に保持させ、誤りの検出されたデータの再訂正を行った後、上記中断機能付き誤り訂正手段に保持された処理動作情報に基づいて、上記誤り訂正を中断されたデータの続きから処理を再開するように上記動作情報切り替え手段の切り替え動作を制御する制御手段とを備えた、ことを特徴とする誤り訂正処理装置。 - 請求項1記載の誤り訂正処理装置において、
上記誤り検出手段は、誤り検出を行うデータの指定位置で停止する機能を有するものであり、
上記誤り検出手段の誤り検出処理動作情報を出力する誤り検出手段動作情報出力手段と、
上記誤り検出手段の誤り検出処理動作情報を保持する誤り検出手段動作情報保持手段とを備え、
上記制御手段は、
中断機能付き誤り訂正手段により訂正されたデータに対して上記誤り検出手段により誤りの検出を行い、その次のデータに対して中断機能付き誤り訂正手段により誤り訂正中に上記誤り検出手段により上記データに誤りが検出された時、上記その次のデータの誤り訂正を一旦停止させ、
上記データに対して、中断機能付き誤り訂正手段により再度の誤り訂正を行うよう指示し、上記データの再度の誤り訂正中に、既に訂正された上記その次のデータに対して、訂正が完了した位置を指定して上記中断機能付き誤り訂正手段により誤り検出を行うよう指示し、
上記誤りが検出されたデータの再度の誤り訂正の完了後に、上記中断機能付き誤り訂正手段に、上記誤り訂正が一旦停止された上記その次のデータの続きから誤り訂正処理の再開を指示し、上記誤り検出手段に、上記誤り検出手段動作情報保持手段に保持された誤り検出処理動作情報に基づき、上記誤り検出が一旦停止された上記その次のデータの続きから誤り検出処理の再開を指示するよう制御する、ことを特徴とする誤り訂正処理装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP35794399A JP3673437B2 (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 誤り訂正処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35794399A JP3673437B2 (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 誤り訂正処理装置 |
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| JP2001175491A JP2001175491A (ja) | 2001-06-29 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35794399A Expired - Fee Related JP3673437B2 (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 誤り訂正処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3673437B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-16 JP JP35794399A patent/JP3673437B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2001175491A (ja) | 2001-06-29 |
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