JP3686530B2 - 精米器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に家庭で使用される精米器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、グルメ志向及びヘルシー志向に伴い、家庭で玄米を好みのつき加減に精米し、つきたての米を炊飯し、食べたいというニーズが高まってきている。
【0003】
従来、この種の精米器は特開平4−27444号公報に示すような構成であり、図4を参照しながら説明する。
【0004】
図に示すように、精米器1は、箱形器枠2の内部に除糠精白筒3を横架し、その内部に回転横軸4を嵌挿して軸受5によって回転横軸4を支承している。前記回転横軸4には、摩擦式ロールである精白転子6と螺旋転子7をそれぞれ軸装してその外周を精白室8に形成し、精白室8の給米側に供給口9を、その排米側に精白度調整装置10を備えた排米口11を設けてる。
【0005】
上記構成において、供給口9より供給された玄米は、精白室8に落下して精白転子6の回転によって精米される際、排米口11部において精白度調整装置10により適度に搗精圧力がかかり所定の精白度となって上で、排米口11から落下し、精米器外1へ排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の精米器では、抵抗蓋11によって精白室内の精白米の流動を制限して、いわゆる搗精圧力を増大させることにより、玄米と玄米を摩擦することにより精米している。このため、米が擦れあうときに発生する振動は除糠精白筒3から箱型器枠2に伝わり、大きな振動・騒音を発生する。従って、使用者は、周囲へ気を使い精米したいときに精米できないという課題を有していた。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するもので、精米時の除糠精白筒の振動を箱型器枠へ防振することにより振動・騒音を低減し、かつ、精白米が弾性材料の除糠精白筒支持台に接触することを防止し、安全で信頼性の高い精米器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、箱形器枠の内部に除糠精白筒を着脱自在に横架し、その内部に回転横軸を嵌挿して軸受によって回転横軸を支承し、前記回転横軸には、摩擦式ロールである精白転子と螺旋転子をそれぞれ軸装してその外周を精白室に形成し、精白室の給米側に供給口、排米側に精白度調整装置を備えた排米口を設け、除糠精白筒の保持部は、弾性体を介して支持し、前記除糠精白筒の排米口側の保持部は、除糠精白筒が貫通する導入口を有し、箱型器枠に固定される押え板と、除糠精白筒の外周と勘合する保持部を有する弾性材料の除糠精白筒支持台を備え、除糠精白筒支持台を給米口側から押え板に固定し、押え板の導入口と除糠精白筒支持台の保持部の間隙は、除糠精白筒のスリット幅より小さくしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、精米時に発生する振動は、弾性体により緩和されるため、本体外への振動・騒音も緩和でき、騒音を気にすること無く精米したいときに精米する事ができ、また、押え板の導入口と除糠精白筒支持台の保持部の間隙は、除糠精白筒のスリット幅より小さくしたので、排米側で抵抗蓋により加圧された白米が弾性体に接触することを防止できる。弾性体として使用するのは、ゴム材が一般的であるが、ゴム材は、耐摩耗性が悪く米が加圧された状態で接触すると摩耗するばかりか、精白米を汚染することがあるが、弾性体への接触を防止することで、これらの危険を防止できる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図3において、精米器21は、箱形器枠22の内部に除糠精白筒23を着脱自在に横架し、その内部に回転横軸24を嵌挿して軸受25によって回転横軸24を支承している。前記回転横軸24には、摩擦式ロールである精白転子26と螺旋転子27をそれぞれ軸装してその外周を精白室28に形成し、精白室28の給米側に給米口29を、その排米側に精白度調整装置30を備えた排米口31を設けている。給米口29には、精米前の殻粒を貯えるホッパー32を、除糠精白筒23の下方に糠容器33をそれぞれ設けている。本体21の前方下部には、精米後の米を本体21外に排出する排出口31aを設け、この排出口31aと排米口31の間に殻粒の有無を検知する検知手段としての対向型光センサー34を備えている。駆動部としてのモーター35は、ベルト36により回転横軸24に回転力を伝達し、その動作は、制御手段37により制御される。運転スイッチ38は、制御手段37に精米開始及び停止の信号を送る。
【0012】
精白度調整装置30は、精白室28の排米側に圧力調整バネ39により圧接自在に設けられた抵抗蓋40の付勢力を調整つまみ41により調整し、所定の搗精圧力を得る構成である。除糠精白筒23は、給米側では箱形器枠22に弾性体で構成された保持部22aに側面を保持され、また下方22bは糠容器33に連通した傾斜部を備えている。また排米側では、箱形器枠22にネジ43で着脱自在に固定され、除糠精白筒23が貫通する導入口42aを有する押え板42により保持される。押え板42には、除糠精白筒23の外周と勘合する保持部44aを有する弾性材料の除糠精白筒支持台44が給米口側から固定されている。押え板42の導入口42aと除糠精白筒支持台44の保持部44aの間隙Sは、除糠精白筒23のスリット23a幅Cより小さくすなわち、S<Cに設定している。
【0013】
次に、このように構成された精米器の動作について説明する。
【0014】
運転スイッチ38が押されると、モーター35が駆動しベルト36により回転力が伝達され、回転横軸24が回転する。すると、ホッパー32に貯えられた玄米は、給米口29より精白室28に流下する。この玄米は、最初に螺旋転子27に繰り込まれ螺旋溝27aにより移送され、精白転子26へ引き継がれて、排米口31から流下し、排出口31aから精米器21外へ排出される。排米口31部では、圧力調整バネ39で排米口側へ付勢される抵抗蓋40によって精白室内28の精白米の流動を制限して、いわゆる搗精圧力を増大させているので、精白室28内で玄米は互いに擦れ合うことにより搗精される。除糠精白筒23には、スリット23aがはいっているため擦れ落ちた米糠は、スリット23aから糠容器33に落ち収容される。さて、ホッパー32内に玄米が無くなると、当然排米口31からの精白米の排出もなくなり、対向型光センサー34を通過する米が無くなるため米なしを検知し、この信号により制御手段37は、米無し検知から一定時間後モーター35を停止する。
【0015】
また、除糠精白筒23は、給米側では箱形器枠22に弾性体で構成された保持部22aに側面を保持され、また排米側では、弾性材料の除糠精白筒支持台44により支持されているので精米時の振動が緩和されている。
【0016】
さらに、押え板42の導入口42aと除糠精白筒支持台44の保持部44aの間隙は、除糠精白筒23のスリット23a幅より小さくしているので、排米側で抵抗蓋により加圧された白米が弾性体に接触することもない。
【0017】
このように本発明の実施例の精米器は、安全で使用者にとっては非常に使い勝手がよくなるものである。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、箱形器枠の内部に除糠精白筒を着脱自在に横架し、その内部に回転横軸を嵌挿して軸受によって回転横軸を支承し、前記回転横軸には、摩擦式ロールである精白転子と螺旋転子をそれぞれ軸装してその外周を精白室に形成し、精白室の給米側に供給口、排米側に精白度調整装置を備えた排米口を設け、除糠精白筒の保持部は、弾性体を介して支持する構成にしたもので、精米時に発生する振動は、弾性体により緩和され、本体外への振動・騒音が緩和でき、騒音を気にすること無く精米したいときに精米する事ができ、また、除糠精白筒の排米口側の保持部は、除糠精白筒が貫通する導入口を有し、箱型器枠に固定される押え板と、除糠精白筒の外周と勘合する保持部を有する弾性材料の除糠精白筒支持台を備え、除糠精白筒支持台を給米口側から押え板に固定し、押え板の導入口と除糠精白筒支持台の保持部の間隙は、除糠精白筒のスリット幅より小さくしたもので、排米側で抵抗蓋により加圧された白米が弾性体に接触することを防止できる。そして、弾性体の摩耗による信頼性の低下を防止するばかりか、弾性体による精白米への汚染も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における精米器の側面断面図
【図2】 同精米器の要部側面断面図
【図3】 同精米器の要部拡大断面図
【図4】 従来例の精米器の側面断面図
【符号の説明】
21 精米器
22 箱形器枠
22a 保持部
23 除糠精白筒
24 回転横軸
29 給米口
31 排米口
42 押え板
42a 導入口
44 除糠精白筒支持台
44a 保持部
Claims (1)
- 箱形器枠の内部に除糠精白筒を着脱自在に横架し、その内部に回転横軸を嵌挿して軸受によって回転横軸を支承し、前記回転横軸には、摩擦式ロールである精白転子と螺旋転子をそれぞれ軸装してその外周を精白室に形成し、精白室の給米側に供給口、排米側に精白度調整装置を備えた排米口を設け、除糠精白筒の保持部は、弾性体を介して支持し、前記除糠精白筒の排米口側の保持部は、除糠精白筒が貫通する導入口を有し、箱型器枠に固定される押え板と、除糠精白筒の外周と勘合する保持部を有する弾性材料の除糠精白筒支持台を備え、除糠精白筒支持台を給米口側から押え板に固定し、押え板の導入口と除糠精白筒支持台の保持部の間隙は、除糠精白筒のスリット幅より小さくした精米器。
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| JP18594398A Expired - Fee Related JP3686530B2 (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | 精米器 |
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- 1998-07-01 JP JP18594398A patent/JP3686530B2/ja not_active Expired - Fee Related
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