JP3697307B2 - 計算機システム自動停止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、計算機システムの停止に係り、特に自動シャットダウン装置を利用して計算機システムを停止する計算機システム自動停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の計算機システム自動停止装置のブロック図を図12に示す。
【0003】
サーバ1に設けられたシステム停止時刻設定手段11により、ユーザは予めシステム停止時刻を自動シャットダウン装置3に対し設定しておく。システム停止時刻になると、自動シャットダウン装置3はサーバ1のサーバシャットダウン手段12に対しシャットダウンの要求を発する。サーバシャットダウン手段12は、シャットダウンの要求を受け取ると、クライアント5−1〜5−Nのクライアントシャットダウン手段5−11〜5−N1に対しシャットダウン要求をそれぞれ発する。
【0004】
クライアントシャットダウン手段5−11〜5−N1は、シャットダウン要求を受け取ると、それぞれシャットダウン動作を開始する。また、サーバシャットダウン手段12もクライアントシャットダウン手段5−11〜5−N1にシャットダウン要求をした後、自体のシャットダウン動作を行うが、そのシャットダウン動作処理が完了する直前に、シャットダウン動作が終了することを、サーバシャットダウン終了通知手段13を介して自動シャットダウン装置3に通知し、シャットダウン動作を終了する。自動シャットダウン装置3はシャットダウン終了の通知を受け取ると、クライアント5−1〜5−N及びサーバ1の電源を遮断する。
【0005】
このように、従来の自動シャットダウン装置による計算機システム自動停止装置は、計算機のシャットダウン動作が、自動シャットダウン装置が接続されている計算機では、直接自動シャットダウン装置からの指令により行われ、自動シャットダウン装置が接続されていない計算機では、その自動シャットダウン装置が接続されている計算機を介して通知されるシャットダウン要求により行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の計算機システム自動停止装置では、システム停止時刻直前に計算機で何等かの処理を実行している場合、例えばユーザがシステム停止時刻に気付かずにデータの書き込みや更新をしているような場合は、システム停止により書き込み・更新処理が途中で中断してしまうおそれがあり、ユーザの作業が突然中断されるばかりでなくデータの整合性が損なわれることが懸念される。
【0012】
そこで、本発明の第1の目的は、計算機を使用しているユーザにシステム停止時刻になったことを伝えると共に、システム停止を遅らせたい場合は所望の時間だけ遅らせることが可能な計算機システム自動停止装置を提供することである。
【0013】
また、従来の計算機システム自動停止装置では、サーバはクライアントが起動しているか停止しているかを確認せずシャットダウン要求をしていたため、クライアントが既に停止している場合はシャットダウン要求が受け付けられず、これをサーバが認識するまでに時間を要し、システム停止に余分な時間がかかっていた。また、サーバはクライアントの停止を確認せずにシャットダウンしてしまうため、クライアントよりサーバが先に停止してしまい、クライアントでのサーバのリソースを使い実行している処理が中断されデータの整合性が損なわれるおそれがあった。
【0016】
そこで、本発明の第2の目的は、途中で強制終了してはならない処理を予め定めた順序で正常終了させてからシャットダウンしうる計算機システム自動停止装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の計算機システム自動停止装置は、システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定するシステム停止時刻を自動シャットダウン装置に通知するシステム停止時刻設定手段及び自動シャットダウン装置からのシャットダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機とを備えたものであって、サーバ計算機が、自動シャットダウン装置からシャットダウンの要求を受けると、システム停止を通知するシステム停止通知手段と、このシステム停止通知手段からシステム停止の通知を入力した後、ユーザからシステム停止時刻の遅延時間を入力し、この遅延時間を通知するサーバ遅延時間設定手段と、この遅延時間及びクライアント計算機から入力した遅延時間の中で、所定のシステム停止時刻設定不可時間より大きくかつ最長の遅延時間が、経過するまでシャットダウンを遅延させる遅延要求受付手段とを備えたものであり、クライアント計算機が、システム停止通知手段からシステム停止の通知を入力した後、ユーザからシステム停止時刻の遅延時間を入力し、この遅延時間を遅延要求受付手段に通知するクライアント遅延時間設定手段を備えたものであることを特徴とする。
【0024】
このように、サーバが自動シャットダウン装置からシャットダウン要求を受け取ると、システム停止通知手段はシステムを停止することをサーバ遅延時間設定手段とクライアント遅延時間設定手段に通知する。この通知を受け取ると、各遅延時間設定手段はシステム停止を遅らせたい時間をユーザから受付けサーバの遅延要求受付手段に通知する。遅延要求受付手段は、通知のあった遅延時間のうち所定の最長の時間が経過するのを待ち、遅延時間経過後にサーバシャットダウン手段にシャットダウンをするよう通知する。
【0025】
これにより、システム停止時刻に計算機を使用中のユーザがシステムの停止を遅らせることが可能となり、シャットダウンによるデータの整合性が損なわれる危険を回避できる。
【0029】
また本発明の計算機システム自動停止装置は、システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動シャットダウン装置と、自動シャットダウン装置からのシャットダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機とを備えたものであって、前記サーバ計算機は、動作中のプログラムを順番に記憶しているサーバプログラム記憶手段と、サーバシャットダウン手段がシャットダウンの要求を受けると、前記サーバプログラム記憶手段から、動作中のプログラムを確認し、このプログラムに対して順に終了命令を出して終了させるサーバプログラム動作確認手段とを備え、前記クライアント計算機は、動作中のプログラムを順番に記憶しているクライアントプログラム記憶手段と、クライアントシャットダウン手段がシャットダウンの要求を受けると、前記クライアントプログラム記憶手段から、動作中のプログラムを確認し、このプログラムに対して順に終了命令を出して終了させるクライアントプログラム動作確認手段とを備え、前記クライアントシャットダウン手段は、前記クライアントプログラム動作確認手段により前記動作中のプログラムが終了された後、前記クライアント計算機をシャットダウンし、前記サーバシャットダウン手段は、前記クライアントシャットダウン手段により前記クライアント計算機のシャットダウンが行われると、前記サーバプログラム動作確認手段に確認要求を出し、前記サーバプログラム動作確認手段により前記動作中のプログラムが終了された後、前記サーバ計算機をシャットダウンする、ことを特徴とする。
【0030】
このように、シャットダウン動作が始まると、サーバプログラム動作確認手段はサーバプログラム記憶手段に記憶されている強制終了してはならないプログラムが動作しているか確認し、動作中であればサーバプログラム記憶手段に記憶されている順にプログラムに対して終了命令を出し、そのプログラムの終了を確認してシャットダウンする。
【0031】
これにより、プログラムが実行中に強制終了されデータの整合性が損なわれたり、終了の順番が逆になりシステムとして必要な処理ができなくなる危険を回避できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0033】
本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の1形態を図1のブロック図に示す。
【0034】
図1において、自動シャットダウン装置3はサーバ1に接続され、サーバ1はシステム停止時刻設定手段11、サーバシャットダウン手段12、システム停止時刻通知手段20、サーバシステム停止表示手段21、事前通知手段23、及び事前通知時間記憶手段24を有し、各クライアント5−1〜5−Nはクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2をそれぞれ有する。
【0035】
ここで本実施の形態の動作を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0036】
サーバ1において、システム停止時刻設定手段11にユーザからシステム停止時刻が新たに設定されているか否か判断し(ステップ200)、システム停止時刻が設定されていれば、システム停止時刻設定手段11が自動シャットダウン装置3にこのシステム停止時刻を通知して自動シャットダウン装置3にこの時刻を設定させ、設定されていなければステップ205に移る(ステップ201)。
【0037】
次にシステム停止時刻設定手段11は、このシステム停止時刻をシステム停止時刻通知手段20を介して、サーバシステム停止表示手段21及びクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2に通知する(ステップ202,203)。サーバシステム停止表示手段21とクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2とはこのシステム停止時刻を表示する(ステップ204)。
【0038】
事前通知手段23は、常時、現在時刻からシステム停止時刻までの残り時間を算出し(ステップ205)、その残り時間と事前通知時間記憶手段24に予め記憶された事前通知時間とを比較しており(ステップ206)、残り時間が事前通知時間以下になると、サーバシステム停止表示手段21及びクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2に残り時間を通知する(ステップ207)。サーバシステム停止表示手段21とクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2とはこの通知を受け取ると、システム停止時刻までの残り時間を表示する。
【0039】
このように、システム停止時刻設定手段11により設定されたシステム停止時刻が、システム停止時刻通知手段20を介して、サーバ1及びクライアント5−1〜5−Nに通知され、その時刻をサーバシステム停止表示手段21とクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2とが表示することにより、サーバ1及びクライアント5−1〜5−Nを使用するユーザはシステム停止時刻を常に認識することが可能になる。
【0040】
また、事前通知手段23は、システム停止までの残り時間が事前通知時間記憶手段24に予め記憶された時間以下になると、サーバシステム停止表示手段21とクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2に残り時間を通知し、この残り時間を、サーバシステム停止表示手段21とクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N2とが表示する。
【0041】
このため、サーバ1及びクライアント5−1〜5−Nを使用するユーザはシステムが停止する前に実行中の処理を終了させることが可能になる。また、システム停止時刻に気づかずに作業していて計算機がシャットダウンしデータの整合性が損なわれる危険を回避できる。
【0042】
本発明による計算機システム自動停止装置の実施の別の形態を図3のブロック図に示す。
【0043】
図3において、自動シャットダウン装置3に接続されているサーバ1は、システム停止時刻設定手段11、システム停止時刻受付手段30、システム停止時刻記憶手段31、及びシステム停止時刻設定不可時間記憶手段32を有し、クライアント5−1〜5−Nはシステム停止時刻設定通知手段5−13〜5−N3を有する。
【0044】
本実施の形態の動作を図4のフローチャートに示す。ユーザがクライアント5−1〜5−Nのいずれかにおいて、システムの停止時刻を入力すると(ステップ401)、そのユーザが入力したクライアントのシステム停止時刻設定通知手段5−13〜5−N3がこの入力を受け取り、サーバ1のシステム停止時刻受付手段30に通知する(ステップ402)。
【0045】
システム停止時刻受付手段30は、システム停止時刻記憶手段31に別のシステム停止時刻が既に設定されており、かつ自体が入力したシステム停止時刻が既に記憶されているシステム停止時刻より後か否かを判断する(ステップ403)。
【0046】
もしそうならば、システム停止時刻受付手段30は、通知されたシステム停時刻時刻をシステム停止時刻設定手段11に通知する(ステップ405)。
【0047】
他方、通知されたシステム停止時刻がシステム停止時刻記憶手段31に記憶されているシステム停止時刻より前か、システム停止時刻記憶手段31にシステム停止時刻が記憶されていない場合は、システム停止時刻受付手段30は、通知されたシステム停止時刻が現在時刻からシステム停止時刻設定不可時間記憶手段32に記憶されたシステム停止時刻設定不可時間の間に入るか判断する(ステップ404)。システム停止時刻がシステム停止時刻設定不可時間に入る場合、システム停止時刻受付手段30は、クライアント5−1〜5−Nにシステム停止時刻の設定が不可能であることを通知する(ステップ408)。
【0048】
通知されたシステム停止時刻がシステム停止時刻設定不可時間に入らない場合は、システム停止時刻受付手段30はクライアントから通知されたシステム停止時刻をシステム停止時刻設定手段11に通知する(ステップ405)。システム停止時刻設定手段11はシステム停止時刻受付手段30よりシステム停止時刻の通知があると、このシステム停止時刻を自動シャットダウン装置3に設定し(ステップ406)、システム停止時刻記憶手段31に記憶させる(ステップ407)。
【0049】
このように、サーバ1だけでなくクライアント5−1〜5−Nでもシステム停止時刻の設定ができる。また、クライアント側で現在時刻からシステム停止時刻設定不可時間記憶手段に記憶された時間の間に、既に設定されているシステム停止時刻を早めたり設定することを抑制するため、クライアントを使用するユーザがシステム全体の状態を考えずにシステム停止時刻を早めてしまい突然システムが停止する危険性を回避することが可能となる。
【0050】
本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の別の形態を図5のブロック図に示す。
【0051】
図5において、自動シャットダウン装置3に接続されているサーバ1は、サーバシャットダウン手段12、システム停止通知手段40、サーバ遅延時間設定手段41、遅延要求受付手段42、遅延要求受付時間記憶手段43、及び上限遅延時間記憶手段44を有し、クライアント5−1〜5−Nはクライアント遅延時間設定手段5−14〜5−N4を有する。
【0052】
本実施の形態の処理の流れを図6のフローチャートに示す。
【0053】
予め設定されたシステム停止時刻になると、自動シャットダウン装置3がサーバ1にシャットダウン要求を発する(ステップ601)。シャットダウン要求を受信するサーバシャットダウン手段12はシステム停止通知手段40に対しシステム停止を要求する(ステップ602)。この要求を受けたシステム停止通知手段40はシステム停止を、サ−バ遅延時間設定手段41、遅延要求受付手段42、及びクライアント遅延時間設定手段5−14〜5−N4に通知する(ステップ603)。
【0054】
サ−バ遅延時間設定手段41及びクライアント遅延時間設定手段5−14〜5−N4は、ユーザがシステムの停止時刻を遅らせたい場合にその遅らせたい時間(遅延時間)をユーザから受け付け、この遅延時間をサーバ1の遅延要求受付手段42に通知する(ステップ604)。
【0055】
遅延要求受付手段42は、システム停止通知手段40からシステム停止が通知されると、遅延要求受付時間記憶手段43に予め記憶された所定の遅延要求受付時間が経過するまで、サーバ遅延時間設定手段41、クライアント遅延時間設定手段5−14〜5−N4から遅延時間を受け付ける(ステップ605)。
【0056】
遅延要求受付手段42は、遅延要求受付時間が経過した後、遅延時間の通知がなければ、サーバシャットダウン手段12にシャットダウンを行うように通知する(ステップ606,610)。
【0057】
他方、遅延時間の通知があれば、遅延要求受付手段42は、受け付けた複数の遅延時間の中で、上限遅延時間記憶手段44に予め記憶された所定の上限遅延時間以下でありかつ最長の遅延時間が経過するまで待つ(ステップ606,607,609)。
【0058】
通知のあった遅延時間が、全て上限遅延時間記憶手段44に記憶された時間を越えている場合は、遅延要求受付手段42は上限遅延時間記憶手段44に記憶された上限遅延時間が経過するのを待つ(ステップ606,607,608)。
【0059】
その後、遅延要求受付手段42は、サーバ1のサーバシャットダウン手段12にシャットダウンを行うように通知する(ステップ610)。
【0060】
このように、サーバシャットダウン手段がシャットダウンを実行する前にサーバ遅延時間設定手段とクライアント遅延時間設定手段によりユーザがシステム停止を遅らせたい遅延時間を設定することが可能となり、サーバ及びクライアントの各計算機で実行中の処理が強制終了されデータの整合性が損なわれる危険を回避することができる。
【0061】
本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の別の形態を図7のブロック図に示す。
【0062】
図7において、自動シャットダウン装置3に接続されているサーバ1は、サーバシャットダウン手段12、クライアント起動確認手段50、クライアント起動状況記憶手段51、クライアント起動状況設定周期記憶手段52を有し、クライアント5−1〜5−Nはクライアントシャットダウン手段5−11〜5−N1と、クライアント起動状況設定手段5−15〜5−N5とを有する。
【0063】
ここで、クライアント起動状況記憶手段51の構成を図8を参照して説明する。
【0064】
クライアント起動状況記憶手段51は、クライアント5−1〜5−Nに対応するN個のフラグを持っている。各フラグはクライアントの起動状況を表し、例えばそのクライアントが停止状態であれば“0”、起動状態であれば“1”のどちらかの値を持つ。
【0065】
本実施の形態の処理を図9のフローチャートに示す。
【0066】
サーバ1が立ち上がると、サーバ1のクライアント起動確認手段50はクライアント起動状況記憶手段51の各フラグを初期設定するために、“0”(停止)に設定する(ステップ901)。
【0067】
クライアント5−1〜5−Nが立ち上がると、クライアント起動状況設定手段5−15〜5−N5は、サーバ1のクライアント起動状況設定周期記憶手段52に予め記憶された所定の周期で、サーバ1のクライアント起動状況記憶手段51を監視し、該当するフラグを“1”(起動)に設定する(ステップ902)。
【0068】
システム停止時刻になると、サーバ1が自動シャットダウン装置3からシャットダウン要求を受け取り、サーバシャットダウン手段12はクライアント起動確認手段50に各クライアント5−1〜5−Nの起動停止状況を確認するよう要求する(ステップ903)。
【0069】
この要求を受けるとクライアント起動確認手段50は、クライアント起動状況記憶手段51の各フラグを“0”(停止)に設定する(ステップ904)。
【0070】
その後、クライアント起動確認手段50は、クライアント起動状況設定周期記憶手段52に記憶されている周期が1周期分だけ経過するのを待つ(ステップ905)。
【0071】
1周期分の時間が経過した後、クライアント起動確認手段50は、クライアント起動状況記憶手段51の各フラグのうち“1”(起動)のフラグが1つ以上ある場合は、フラグが“1”(起動)となっているクライアントをサーバシャットダウン手段12に通知する(ステップ906,907)。
【0072】
サーバシャットダウン手段12は,通知のあったクライアントにシャットダウンを要求し、クライアント起動確認手段50にクライアントの起動停止状況を確認することを再び要求する(ステップ908)。
【0073】
この手順を繰り返し、クライアント起動状況記憶手段51の全フラグが“0”(停止)になったことをクライアント起動確認手段50が確認すると、サーバシャットダウン手段12はサーバのシャットダウンを行う(ステップ906,909)。
【0074】
これによって、シャットダウン要求がクライアントに受け付けられないことをサーバに認識する時間をなくすことができ、効率的にシステム停止を行うことが可能となる。更に、クライアントが停止する前にサーバが停止してしまったり、クライアントでサーバのリソースを使い実行している処理が中断され、データの整合性が損なわれる危険を回避できる。
【0075】
本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の別の形態を図10のブロック図に示す。
【0076】
図10において、自動シャットダウン装置3に接続されたサーバ1は、サーバシャットダウン手段12、サーバプログラム動作確認手段60、及びサーバプログラム記憶手段61を有し、クライアント5−1〜5−Nは、クライアントシャットダウン手段5−11〜5−N1、クライアントプログラム動作確認手段5−16〜5−N6、及びクライアントプログラム記憶手段5−17〜5−N7を有する。
【0077】
本実施の形態の処理の流れを図11のフローチャートに示す。
【0078】
サーバ1が自動シャットダウン装置3からシャットダウン要求を受け取ると(ステップ110)、サーバシャットダウン手段12は、例えば1番目(=N)のクライアント5−1のクライアントシャットダウン手段5−11に、シャットダウン要求を通知する(ステップ111,112)。
【0079】
クライアントシャットダウン手段5−11は、クライアントプログラム動作確認手段5−16に対して、強制終了させてはならないプログラムが動作中であるか否かを確認するように要求する(ステップ114)。
【0080】
クライアントプログラム動作確認手段5−16は、自身の計算機の中で動作中のプログラムを管理しているクライアントプログラム記憶手段5−17から確認すべきプログラム名を読取り(ステップ115)、動作中であるか否かを確認する(ステップ116)。
【0081】
動作しているプログラムがあれば、そのプログラムに終了命令を発し(ステップ117,118)。以下動作中のプログラムが存在する分だけ、クライアントプログラム記憶手段5−17の記憶順に、動作中の各プログラムに終了命令を発する(ステップ116,117,118)。動作中のプログラムがなくなったら、そのまま自体をシャットダウンする(ステップ119)。
【0082】
以上の動作を、全てのクライアントに対して行う(ステップ120,113)。 全てのクライアントをシャットダウンしたら、サーバシャットダウン手段12は、サーバプログラム動作確認手段60に対して、強制終了させてはならないプログラムが動作中か確認するように要求する(ステップ121)。
【0083】
サーバプログラム動作確認手段60は、サーバプログラム記憶手段61から動作中のプログラム名を順に読み取り(ステップ122)、このプログラムが動作しているか確認する(ステップ123)。
【0084】
動作していれば、そのプログラムに終了命令を発し(ステップ124,l25)、他に動作中のプログラムに対しても、サーバプログラム記憶手段61に記憶されている順に終了命令を出し終了命令を発する。
【0085】
動作中のプログラムがなくなれば、自体もそのままシャットダウンする(ステップ126)。
【0086】
このように、プログラム動作確認手段がプログラム記憶手段に記憶されている強制終了してはならないプログラムが動作しているか確認し、動作中であればプログラム記憶手段に記憶されている順に終了命令を出しプログラムの終了を確認しシャットダウンすることにより、プログラムが実行中に強制終了されデータの整合性が損なわれたり、終了の順番が逆になりシステムとして必要な処理ができなくなる危険を回避することができる。
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば、計算機を使用するユーザはシステム停止時刻になってもシステム停止を遅延することが可能となり、システム停止時刻に実行中の処理がシャットダウンにより強制終了されデータの整合性が損なわれる危険を回避することができる。
【0091】
本発明によれば、強制終了してはならないプログラムを予め定めた順序で正常終了させてからシャットダウンすることができ、プログラムが強制終了されデータの整合性が損なわれたり、終了の順番が逆になりシステムとして必要な処理が行えなくなる危険を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の1形態を示すブロック図。
【図2】図1に示した実施の形態の処理の動作を示すフローチャート。
【図3】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の別の形態を示すブロック図。
【図4】図3に示した実施の形態の処理の動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の別の形態を示すブロック図。
【図6】図5に示した実施の形態の処理の動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の別の形態を示すブロック図。
【図8】クライアント起動状況記憶手段を説明するための図
【図9】図7に示した実施の形態の処理の動作を示すフローチャート。
【図10】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実施の別の形態を示すブロック図。
【図11】図9に示した実施の形態の処理の動作を示すフローチャート。
【図12】従来の計算機システム自動停止装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1 サーバ
3 自動シャットダウン装置
5−1〜5−N クライアント
5−12〜5−N2 クライアントシステム停止表示手段
11 システム停止時刻設定手段
12 サーバシャットダウン手段
20 システム停止時刻通知手段
21 サーバシステム停止表示手段
23 事前通知手段
24 事前通知時間記憶手段
Claims (2)
- システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定するシステム停止時刻を前記自動シャットダウン装置に通知するシステム停止時刻設定手段及び前記自動シャットダウン装置からのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機とを備えた計算機システム自動停止装置において、
前記サーバ計算機は、前記自動シャットダウン装置からシャットダウンの要求を受けると、システム停止を通知するシステム停止通知手段と、このシステム停止通知手段からシステム停止の通知を入力した後、ユーザから前記システム停止時刻の遅延時間を入力し、この遅延時間を通知するサーバ遅延時間設定手段と、この遅延時間及び前記クライアント計算機から入力した遅延時間の中で、所定のシステム停止時刻設定不可時間より大きくかつ最長の遅延時間が、経過するまでシャットダウンを遅延させる遅延要求受付手段とを備えたものであり、
前記クライアント計算機は、前記システム停止通知手段からシステム停止の通知を入力した後、ユーザから前記システム停止時刻の遅延時間を入力し、この遅延時間を前記遅延要求受付手段に通知するクライアント遅延時間設定手段を備えたものである
ことを特徴とする計算機システム自動停止装置。 - システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動シャットダウン装置と、前記自動シャットダウン装置からのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機とを備えた計算機システム自動停止装置において、
前記サーバ計算機は、動作中のプログラムを順番に記憶しているサーバプログラム記憶手段と、前記サーバシャットダウン手段がシャットダウンの要求を受けると、前記サーバプログラム記憶手段から、前記動作中のプログラムを確認し、このプログラムに対して順に終了命令を出して終了させるサーバプログラム動作確認手段とを備え、
前記クライアント計算機は、動作中のプログラムを順番に記憶しているクライアントプログラム記憶手段と、前記クライアントシャットダウン手段がシャットダウンの要求を受けると、前記クライアントプログラム記憶手段から、動作中のプログラムを確認し、このプログラムに対して順に終了命令を出して終了させるクライアントプログラム動作確認手段とを備え、
前記クライアントシャットダウン手段は、前記クライアントプログラム動作確認手段により前記動作中のプログラムが終了された後、前記クライアント計算機をシャットダウンし、
前記サーバシャットダウン手段は、前記クライアントシャットダウン手段により前記クライアント計算機のシャットダウンが行われると、前記サーバプログラム動作確認手段に確認要求を出し、前記サーバプログラム動作確認手段により前記動作中のプログラムが終了された後、前記サーバ計算機をシャットダウンする、
ことを特徴とする計算機システム自動停止装置。
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| JP5998598B2 (ja) * | 2012-04-13 | 2016-09-28 | 日本電気株式会社 | フロア環境最適化システム、最適化装置、最適化方法およびプログラム |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP00168396A patent/JP3697307B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09190234A (ja) | 1997-07-22 |
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