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JP3714271B2 - タイマー機能を有するメロディシステム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイマー機能を有するメロディシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるタイマーと称される従来からある一般的なタイマー機能を有する装置は、利用者が指定した時間が経過すると、例えば「チン」というような簡単な単発音やブザー等が鳴って、指定された時間が経過したことを利用者に知らせている。このように従来のタイマーは、単機能であり、指定された時間(計時時間)の経過後、このことを知らせる音や振動等を発する動作を行うのみであった。したがって、利用者は、終了を知らせる音が鳴るまで、このタイマーからは有用な情報やその他の利益は得られず、また、もうすぐ終わるかな、というような情報は、タイマーの目盛等を見なければわからなかった。
【0003】
こうしたことから、特開平3年150491号公報に開示された発明では、所定の時間で終了する連続音を予め記憶し電源を入れてからあるいは所定の時間から終了するまで、この連続音を鳴らし、所定時間の経過や到達を知らせる機能をタイマーに持たせている。この発明では、さらに、調理する種類及び内容によって、材料の内容が理解される音楽を使用したり、1分間隔で連続音を変化させ、経過時間、残り時間がわかるようにしており、終了時まで、利用者はこのような付加的な情報が得ることができ、従来のタイマーにはない機能を持たせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平3年150491号公報に開示された発明は、ある程度大まかな時間単位(例えば1分単位)で使用されるタイマーに関するものであり、細かい時間設定ができるものではない。この発明において細かい時間設定を可能とするには、設定可能な時間のすべてについて、各時間に対応する連続音を予め記憶しなければならず、この連続音を記憶するために大きな記憶容量が必要となる。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、細かい計時時間の設定が可能で、単に時間の経過を待たせるのではなく、利用者が待ち時間を楽しくあるいはリラックスして過ごせるタイマー機能を有するメロディシステムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、タイマー機能を有するメロディシステムにおいて、繰り返し再生するためのループ用音データと、終了の少し前から終了時までに再生する終了時用音データと、各音データの再生時間情報とを記憶する記憶手段と、前記各音データを再生する再生手段と、計時時間の指定および計時開始の指示を受ける入力手段と、指定された前記計時時間と前記各音データの再生時間情報に基づき、繰り返し再生された場合のループ用音データの全再生時間と終了時用音データの再生時間の総和が指定された計時時間に一致するか最も近い値となる様に、ループ用音データの繰り返し回数を算出し、計時開始の指示を受けると、最初に前記算出された繰り返し回数分前記ループ用音データを、続いて前記終了時用音データを、順次前記再生手段に再生させる制御手段と、を具備することを特徴とするタイマー機能を有するメロディシステムである。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイマー機能を有するメロディシステムにおいて、前記ループ用音データの繰り返し回数を算出する際、繰り返し再生された場合のループ用音データの全再生時間と終了時用音データの再生時間の総和が、指定された計時時間に一致しない場合、前記制御手段は、さらに、前記各音データの全部または一部の再生テンポの調整または終了間際の音量の調整をすることにより、各音データの全再生時間を指定された計時時間に一致させることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のタイマー機能を有するメロディシステムにおいて、前記記憶手段が、さらに、残り時間を知らせるための音データを該残り時間に対応づけ記憶し、前記制御手段は、所定の残り時間のタイミングに、該残り時間に対応する前記残り時間を知らせるための音データを前記再生手段に再生させることを特徴とする。
【0009】
なお、上記ループ用音データと終了時用音データは、その再生時にそれぞれのつながりが違和感なくつながる様に作成されることが望ましい。同様にループ用音データについても、その繰り返し再生が違和感なくつながるように作成されることが望ましい。また、使用される音データは、利用者が待ち時間を楽しくあるいはリラックスして過ごせるような音楽等に基づくものであることが望ましい。
【0010】
さて、請求項1に記載の発明では、指定された計時時間に基づき、各音データの再生時間情報から、繰り返し再生された場合のループ用音データの全再生時間と終了時用音データの再生時間の総和が指定された計時時間に一致するか最も近い値となる様に、ループ用音データの繰り返し回数を算出する。そして、計時開始の指示を受けると、最初に、算出された繰り返し回数分だけループ用音データを再生し、さらに続いて終了時用音データを再生する。このようにして、各音データが連続して再生される。
また、請求項2に記載の発明では、各音データの全再生時間が指定された計時時間に一致するように、各音データの全部または一部の再生テンポの調整または終了間際の音量の調整をする。
また、請求項3に記載の発明では、所定の残り時間のタイミングに、このタイミングに対応する残り時間を知らせるための音データを再生する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるメロディシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0012】
図1において、符号1aは、CPU(中央処理装置)であり、予め用意された制御プログラムを実行することによりメロディシステム1の各部の動作を制御する。このCPU1aによる制御の詳細は後述する。
符号1bは、メモリであり、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)により構成されている。このROMには、CPU1aが実行する制御プログラムや、楽曲再生処理や音声再生処理を補助するプログラムや、予め記憶される、計時開始時に再生する開始時用音データと、繰り返し再生するためのループ用音データと、終了の少し前から終了時までに再生する終了時用音データの3種の音データと、この3種の音データの再生時間(再生時間情報)が格納されるとともに、残り時間を知らせるための音データ(以下、音声データと称す)が所定の残り時間(例えば、10分(すなわち10分前)、1分(すなわち1分前)等)に対応づけられ格納されている。また、RAMには、CPU1aのワークエリア等が設定される。
【0013】
なお、本実施の形態では、開始時用音データ、ループ用音データ、終了時用音データの各音データは、MIDI(Musical Instrument Digital Interface )データとして作成され、音声データは、別途デジタルサンプリングされた音声のデータを用いるものとする。
また、本実施の形態では、上記のように計時開始時に再生する開始時用音データと、繰り返し再生するためのループ用音データと、終了の少し前から終了時までに再生する終了時用音データの3種の音データと、この3種の音データの再生時間を用いることとするが、上記開始時用音データを省略し、繰り返し再生するためのループ用音データと、終了の少し前から終了時までに再生する終了時用音データの2種の音データと、この2種の音データの再生時間とを用いる形態として構成してもよい。なお、この場合、後述する開始時用音データの再生時間tsは0(ゼロ)となる。
【0014】
符号1cは、入力部であり、メロディシステム1の本体に設けられ、計時時間を設定するためのダイヤルあるいは同様に計時時間を設定するための「0」〜「9」からなる設定ボタンや、計時開始を指示するタイマースタート・ボタンからなり、これらのボタン等からの入力を検知する入力手段である。この入力部1cにて検知された入力値等はCPU1aに与えられる。
また、符号1dは、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成される表示部であり、設定された計時時間や、計時中の残り時間等を表示する。なお、上記入力部1cがダイヤル式の場合には、この表示部1dは、本体表面にプリントされる計時時間/残り時間を示す数値と、ダイヤル上に印される指示部(例えば、突起等)とで構成されるものとする。
【0015】
また、符合1eは、タイマ部であり、時間を計り所定の時間間隔でCPU1aに割り込みをかける。CPU1aは、このタイマ部1eからの割り込みに基づき、経過時間や残り時間等を求める。
音源1fは、CPU1aによる制御を受け、上記開始時用音データまたはループ用音データまたは終了時用音データに基づき、それぞれの楽音信号を生成しスピーカ1hにそれぞれの楽音を再生・出力させる。なお、この音源1fは、ここではMIDI対応であるものとする。音源1fは、前述のようにMIDIデータとして作成された各音データを再生する。
【0016】
また、符合1gは、音声再生部であり、CPU1aによる制御を受け、上記音声データに基づき音声信号を生成する。この音声再生部1gは、デジタルサンプリングされ作成された音声データを、アナログの音声信号に復元する。生成された音声信号は、上記音源1fが生成する楽音信号にミックスされスピーカ1hから再生・出力される。
なお、各機能ブロックはバス10を介してデータや命令の授受を行っている。
【0017】
図2に、メロディシステム1の外観(表側)の1例を示している。この例では、計時時間を設定するためのダイヤルと、スピーカ1hからの再生音が出力される開口部が設けられている。なお、この例では、表面に印字された数字と目盛部分とダイヤル突起部分が表示部1dに相当するものである。また、本例では、上記スタート・ボタンが無いが、ダイヤルによる計時時間の設定の終了と同時に計時が開始される。
【0018】
次に、このように構成された本実施形態のメロディシステム1の動作について、図3を参照し説明する。
【0019】
まず、利用者による、メロディシステム1本体の入力部1cの設定ボタンを使った計時時間の設定(タイマー設定)の入力と、さらに、タイマースタート・ボタンにより計時開始の指示入力を受ける(ステップS11)。
次に、ステップS11で入力・設定された計時時間から、ループ用音データの繰り返し再生回数(ループ回数=n)を算出するとともに、計時終了時の終了方法を決定する(ステップS12)。なお、この処理の詳細は後述する。
【0020】
次に、CPU1aは、メモリ1bから開始時用音データを取得し、この開始時用音データを音源1fに与える。そして音源1fが、この開始時用音データに基づくスタート曲を再生する(ステップS13)。
さらに、CPU1aは、開始時用音データの再生時間が経過するとメモリ1bからループ用音データを取得し、音源1fに与える。音源1fは、このループ用音データに基づくループ曲を再生する(ステップS14)。
次に、CPU1aは、終了10秒前であるか判断する(ステップS15)。なお、この終了10秒前は一例であり、どのタイミングにするかは別途定められるものである。
【0021】
ステップS15の判断で、終了10秒前であると判定されると(ステップS15でYesの判定)、CPU1aは、メモリ1bから残り時間として10秒前を知らせる音データを取得し、この音データを音声再生部1gに与える。音声再生部1gは、この音データに基づく音声(例えば、「あと10秒です」)を再生する(ステップS16)。このように、所定のタイミングで残り時間に応じたお知らせの音声を残り時間に同期させ再生する。これは、例えば、ループ曲の再生が何回目であるかという情報を基に、終了時までの残り時間としてきりのいい残り時間のタイミングで行う。もちろんCPU1aにてタイマ部1eからの信号に基づき計時される任意の時間に、このタイミングを設定することは可能である。
【0022】
一方、ステップS15の判断で、終了10秒前でないと判定されると(ステップS15でNoの判定)、ステップS17へ移る。
ステップS17では、現時点の繰り返し回数が、ステップS12で算出されたループ回数nに到達したか判断する。現段階では、繰り返し回数は1回であるので、Noと判定されステップS14に戻り、再度ループ曲の再生を実行する。
以上のように、ループ曲再生の繰り返し回数がループ回数nに到達するまで、ステップS14からステップS17までの処理を繰り返す。
【0023】
ここで、ループ曲再生の繰り返し回数がループ回数nに到達したとする。
すると、ステップS17の判断でYesと判定され、ステップS18へ移る。
ステップS18では、CPU1aは、メモリ1bから終了時用音データを取得し、この終了時用音データを音源1fに与える。音源1fは、この終了時用音データに基づく終了曲を、ステップS12で決定された終了方法にて再生する。
ステップS18における終了曲の再生が終わると、CPU1aは、メモリ1bから、残り時間がなくたったこと(終了したこと)を知らせる音データを取得し、この音データに基づく音声(例えば、「終了しました」)を再生する(ステップS19)。
以上が、本実施の形態のメロディシステム1の動作フローである。
【0024】
なお、以上では、ループ回数と終了方法の決定をするための処理時間が無視できるものとする。このループ回数と終了方法の決定をするための処理時間が無視できない場合は、利用者によるタイマー設定後にその処理を行い、そしてループ回数と終了方法の決定後にタイマースタートの指示を受け付け、スタート曲を再生するようにする。あるいは、タイマースタートの指示を受けた後、まずスタート曲を再生し、このスタート曲の再生中にループ回数と終了方法の決定を行うようにしてもよい。
【0025】
ここで、上記ステップS12における、ループ回数と終了方法を決定するための処理の詳細について、図4を参照して説明する。
以下では、
T:タイマーの計時時間、
ts:開始時用音データの再生時間、
te:終了時用音データの再生時間、
tl:ループ用音データの再生時間、
とする。また、終了方法の種類として、下記の通常モードとテンポスローモードとフェードアウトモードを設ける(詳細は後述する)ものとする。
【0026】
図4に示すように、はじめに(T−ts−te)/tlを計算し、商nと余りαを求める(ステップS121)。
そして、ステップS121で求められた余りαが0(ゼロ)であるか否か判断する(ステップS122)。
次に、ステップS122の判断で、α=0であると判定されると(ステップS122でYesの判定)、ステップS123へ移る。
ステップS123では、ループ回数を、ステップS121で求められたnとし、終了方法として通常モードを選択する。
一方、ステップS122の判断で、α=0でないと判定された場合(ステップS122でNoの判定)、ステップS124の判断に移る。
【0027】
ステップS124では、さらに、ステップS121で求めた余りαが、α≦tl/2であるか否か判断する。
そして、ステップS124の判断で、α≦tl/2であると判定されると(ステップS124でYesの判定)、ステップS125へ移る。
次に、ステップS125では、ループ回数を、ステップS121で求められたnとし、終了方法としてテンポスローモードを選択する。
一方、ステップS124の判断で、α≦tl/2でないと判定されると(ステップS124でNoの判定)、ステップS126へ移る。
そして、ステップS126では、ループ回数を、ステップS121で求められたnに1を加算したn+1とし、終了方法としてフェードアウトモードを選択する。
【0028】
上記処理の具体例として、ts=10秒、tl=2秒、te=10秒、T=1分(=60秒)の場合は、(T−ts−te)/tl=(60−10−10)/2=20となり、商nとして20、余りαとして0が求まる。この例では、開始時用音データに基づくスタート曲が10秒間再生され、続いてループ用音データに基づくループ曲が20回、2秒×20=40秒間再生され、続いて終了用音データに基づく終了曲が10秒間再生され終了する。また、開始から終了までの所定のタイミングで、残り時間に応じたお知らせの音声が残り時間に同期して再生される。
以上が、ステップS12における、ループ回数と終了方法を決定するための処理の詳細である。
【0029】
次に、上記通常モード、テンポスローモード、フェードアウトモードについて説明する。
(1)通常モードとは、図5に示すように、開始時用音データの再生時間tsとループ用音データの全再生時間tl×nと終了時用音データの再生時間teの総和が、指定されたタイマーの計時時間Tに一致する場合、すなわち、ts+tl×n+te=Tとなる場合で、最初に開始時用音データを再生し、続いて算出されたループ回数分(すなわちn回)だけループ用音データを再生し、続いて終了時用音データを再生して終了するモードである。したがって、通常モードにおける各音データの全再生時間は、ts+tl×n+teであり、計時時間T=全再生時間ts+tl×n+teとなる。
【0030】
(2)テンポスローモードとは、図6に示すように、開始時用音データの再生時間tsとループ用音データの全再生時間tl×nと終了時用音データの再生時間teの総和が、指定されたタイマーの計時時間Tに一致しない場合であって、さらに、前述のステップS121で算出される余りαがtl/2以下である場合、すなわち、α≦tl/2である場合、開始時用音データの再生とループ用音データの再生は、通常モードと同じであるが、終了時用音データを再生する際、そのテンポを延ばし、その再生時間te’を元の再生時間teにαを加えた、te+αとなるように、終了時用音データを再生し終了するモードである。したがって、テンポスローモードにおける各音データの全再生時間は、ts+tl×n+te’、ただし、te’=te+αであり、計時時間T=全再生時間ts+tl×n+te’となる。
【0031】
(3)フェードアウトモードとは、図7に示すように、開始時用音データの再生時間tsとループ用音データの全再生時間tl×nと終了時用音データの再生時間teの総和が、指定されたタイマーの計時時間Tに一致しない場合であって、さらに、前述のステップS121で算出される余りαがtl/2を越える場合、すなわち、α>tl/2である場合、ループ回数をステップS121で求めた商nに1を加えたn+1とし、このモードにおける終了時用音データの再生時間te”を、te−(tl−α)となるようにし、この終了時用音データを再生するにあたり、その音量を徐々に減衰させ終了時点で消音し終了するモードである。したがって、フェードアウトモードにおける各音データの全再生時間は、ts+tl×(n+1)+te”、ただし、te”=te−(tl−α)であり、計時時間T=全再生時間ts+tl×(n+1)+te”となる。
【0032】
なお、本実施の形態では、MIDIによる音データを用いている。MIDIでは、テンポの変更やボリュームの変更(フェードアウト等を含む)を自在に行える。本実施の形態における上記テンポスローモードおよびフェードアウトモードは、MIDI規格に基づき、音源1fに与える終了時用音データに含まれるテンポ情報、ボリューム情報等を変更することで実現するものとする。
【0033】
また、他の実施例として、開始時用音データとループ用音データと終了時用音データの3種の音データを別々にもつのではなく、設定可能な(利用者が入力部1cから入力設定可能な)計時時間のそれぞれを再生時間としてもつ、開始時用音データとループ用音データと終了時用音データの3種の音データを1つにまとめた音データを予め複数用意するとともに、設定可能な計時時間に対応して記憶しておき、再生時には、指定された計時時間に対応する音データを再生するように構成してもよい。この場合、ループ用音データの繰り返し回数の算出のための処理を省くことができ、また再生テンポや音量の調整をする必要もなく指定された計時時間に再生を終了できる。
【0034】
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成および各動作フローはこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれる。例えば、上記実施の形態では、指定された計時時間で終了させるために、終了時用音データの再生に関して、その再生テンポを調整したり、音量を調整しているが、開始時用音データおよびループ用音データおよび終了時用音データに基づく再生音全体にわたりテンポを調整することにより、指定された計時時間を満たすようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、指定された計時時間の計時中に、最初に、算出された繰り返し回数分ループ用音データを再生し、続いて終了時用音データを再生するので、再生される音が順に変化する。このようにして終了時用音データに基づく再生音に変わることで、残りの時間があと少しであることがわかり、残り時間を意識して確認する必要がなくなる。また、ただ待つだけであった時間が、楽しい時間やリラックスの時間になる。
また、本発明によれば、各音データの全再生時間が指定された計時時間に一致するように、各音データの全部または一部の再生テンポの調整または終了間際の音量の調整をするので、細かい計時時間の設定が行える。
また、本発明によれば、所定の残り時間のタイミングに、このタイミングに対応する残り時間を知らせるための音データを再生するので、もっと詳しく残りの時間がわかるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるメロディシステムの概略構成を示す図である。
【図2】 同実施の形態のメロディシステムの外観(表側)の一例である。
【図3】 同実施の形態のメロディシステムの動作フローチャートである。
【図4】 同動作フローチャートにおけるループ回数と終了方法を決定するための処理フローである。
【図5】 ループ回数と終了方法を決定するための処理フローにおける通常モードを補足説明するための図である。
【図6】 ループ回数と終了方法を決定するための処理フローにおけるテンポスローモードを補足説明するための図である。
【図7】 ループ回数と終了方法を決定するための処理フローにおけるフェードアウトモードを補足説明するための図である。
【符号の説明】
1…メロディシステム、1a…CPU(制御手段)、1b…メモリ(記憶手段)、1c…入力部(入力手段)、1d…表示部、1e…タイマ部、1f…音源(再生手段の一部)、1g…音声再生部(再生手段の一部)、1h…スピーカ(再生手段の一部)、10…バス

Claims (3)

  1. タイマー機能を有するメロディシステムにおいて、
    繰り返し再生するためのループ用音データと、終了の少し前から終了時までに再生する終了時用音データと、各音データの再生時間情報とを記憶する記憶手段と、
    前記各音データを再生する再生手段と、
    計時時間の指定および計時開始の指示を受ける入力手段と、
    指定された前記計時時間と前記各音データの再生時間情報に基づき、繰り返し再生された場合のループ用音データの全再生時間と終了時用音データの再生時間の総和が指定された計時時間に一致するか最も近い値となる様に、ループ用音データの繰り返し回数を算出し、計時開始の指示を受けると、最初に前記算出された繰り返し回数分前記ループ用音データを、続いて前記終了時用音データを、順次前記再生手段に再生させる制御手段と、を具備する
    ことを特徴とするタイマー機能を有するメロディシステム。
  2. 前記ループ用音データの繰り返し回数を算出する際、繰り返し再生された場合のループ用音データの全再生時間と終了時用音データの再生時間の総和が、指定された計時時間に一致しない場合、前記制御手段は、さらに、前記各音データの全部または一部の再生テンポの調整または終了間際の音量の調整をすることにより、各音データの全再生時間を指定された計時時間に一致させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイマー機能を有するメロディシステム。
  3. 前記記憶手段は、さらに、残り時間を知らせるための音データを該残り時間に対応づけ記憶し、
    前記制御手段は、所定の残り時間のタイミングに、該残り時間に対応する前記残り時間を知らせるための音データを前記再生手段に再生させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイマー機能を有するメロディシステム。
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