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JP4815494B2 - 刻限通知装置、刻限通知方法、ならびに、プログラム - Google Patents
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刻限通知装置、刻限通知方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、楽曲などの音声データを再生しつつ刻限時刻に至ることをユーザに知らせるのに好適な刻限通知装置、刻限通知方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムに関する。
従来から、楽曲などの音声データを出力する音楽プレイヤーが広く使われている。このような音楽プレイヤーには、簡易なコンピュータとして機能するものやリアルタイムクロック、アラーム機能を備えたものがあり、目覚まし時計の音声として、好みの楽曲を再生できるようにしているものもある。
一方で、楽曲などの音声データを再生する技術については、種々提案されており、後に掲げる特許文献1には、音声の再生速度を変化させる際に、音声ピッチを連動させる技術が開示され、特許文献2には、音声の再生速度を変化させた場合に、音声ピッチを一定に保つ技術が開示されている。
特開平6−167999号公報 特許第2532731号公報
ここで、音楽プレイヤーのアラーム機能を目覚まし時計として活用するだけではなく、音楽をユーザに提供しつつも、所望の時刻に至ることを、ユーザに知らせたい、との要望は大きい。
この際に、刻限時刻に至ったとしても、楽曲の途中で再生が途切れないようにして、ユーザの満足度を維持したい、との要望もある。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、楽曲などの音声データを再生しつつ刻限時刻に至ることをユーザに知らせるのに好適な刻限通知装置、刻限通知方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
本発明の第1の観点に係る刻限通知装置は、刻限設定部、音声再生部、音声制御部を備え、以下のように構成する。
すなわち、刻限設定部は、ユーザに刻限時刻を設定させる。
本刻限通知装置は、現在時刻が刻限時刻に達すると、その旨をユーザに警告するものである。刻限時刻の指定には、目覚まし時計のように絶対時刻を利用しても良いし、キッチンタイマーのように現在時刻からの経過時間を指定することによっても良い。
一方、音声再生部は、現在時刻が、設定された刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で再生する。
すなわち、本刻限通知装置は、音楽プレイヤーとしての機能を備えており、プレイリストに含まれる楽曲を、その順序で、再生する。
プレイリストの再生を開始した時刻から刻限時刻までの間隔が、プレイリスト全体を再生するのに必要な時間よりも短い場合には、プレイリスト再生は1回だけ行われることになるし、ユーザがリピート再生を選択した場合や電源投入時に音楽再生状態としたい場合には、現在のプレイリストを繰り返し再生することとする。
また、再生の「所定の順序」とは、プレイリストに設定された順序をそのまま用いるのが典型的であるが、プレイリストに含まれる楽曲をランダムに選択して再生する等の手法を採用しても良い。
さらに、音声制御部は、現在時刻が刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至ると、音声再生部により現在再生されている音声データのうち、まだ再生されていない部分(以下「残余部分」という。)の再生が、当該刻限時刻に完了するよう、音声再生部における音声データの再生速度を変化させる。
目覚まし時計やキッチンタイマーでは、刻限時刻に達すると、警告音を発することによって、ユーザにその旨を知らせるが、本発明の刻限通知装置は音楽プレイヤーであり、警告音を楽曲に重ねて発すると、ユーザに不快感を与えるおそれがある。
そこで本発明では、楽曲の再生速度を何倍速かに変化させることによって、あと少しで刻限時刻になることを知らせるとともに、刻限時刻に達するときに、ある楽曲の再生がちょうど終わるようにして、刻限時刻に達した瞬間をユーザに知らせるのである。
本発明によれば、楽曲などの音声データを再生しつつ刻限時刻に至ることをユーザに知らせることができるようになる。
また、本発明の刻限通知装置において、音声再生部は、音声制御部により再生速度が変化させられても、再生速度が変化させられる以前と同じピッチで当該音声データを再生するように構成することができる。
上記のように、本発明の刻限通知装置は音楽プレイヤーとしても機能する。そこで、再生速度が何倍速かになっても、それに連動してピッチを調整して、再生速度は原曲から変化したとしても、再生される音の高低は原曲と同じものとするのである。なお、ピッチの調整技術は、特許文献1ならびに特許文献2に開示されているもの等を適用することができる。
本発明によれば、音声データを再生する際に、再生速度が変化しても、元の音声データと同じピッチを維持するため、聴取しているユーザに不快感を与えずに、刻限時刻に達することを知らせることができる。
また、本発明の刻限通知装置において、音声制御部は、残余部分の再生に要する時間(以下「原再生時間」という。)が、猶予時間より、長い場合、当該再生速度を次第に速くし、猶予時間より、短い場合、当該再生速度を次第に遅くするように構成することができる。
最も単純には、原再生時間の猶予時間に対する比を求め、求められた比を倍速の値として採用すれば良いが、本発明においては、比が1より大きければ、再生速度を次第に速くし、比が1より小さければ、再生速度を次第に遅くする、というものである。
ここで、ある時刻における再生速度の倍速の値をv(t)としたときに、猶予時間内におけるv(t)の積分値が原再生時間に等しくなるようにすると、猶予時間の終了時に音声データの再生がちょうど完了することとなる。
本発明によれば、刻限時刻の猶予時間前に再生速度が変わるだけではなく、それ以降刻限時刻に至るまでの間も、時間の経過とともに再生速度が変化するため、ユーザはより一層、刻限時刻が近付いていることに気付きやすくなる。
また、本発明の刻限通知装置において、音声再生部は、1つまたは複数の音声データのそれぞれの再生が完了すると、1つまたは複数の音声データのうち、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から設定された刻限時刻までの時間Rと、猶予時間Sと、所定の正の定数A,Bであって(A-1)(B-1)>0を満たすものと、について、当該猶予時間Sは所定の定数であり、
R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
が成立する音声データがあれば、当該音声データの再生を、次に再生しようとする音声データの再生にかえて開始するように構成することができる。
本発明では、各楽曲の再生を開始しようとする瞬間に、その楽曲が刻限時刻ぴったりに再生が完了してしまうことができるだけ起きないようにするものである。条件式は、猶予時間内にA倍速ないしB倍速で再生すると、楽曲の再生が刻限時刻にちょうど完了するためのものであり、A,Bは、いずれも1より小さいか、あるいは、いずれも1より大きいように構成される。
本発明によれば、楽曲の残余部分の再生に要する時間R-Pと猶予時間Sが偶然一致してしまうことをできるだけ避けることができるので、ほとんどの場合に、刻限時刻に近づくと楽曲の速度が変化するように設定することができるようになる。
また、本発明の刻限通知装置において、定数Aは1.1以上であり、定数Bは1.5以下であるように構成することができる。
刻限時刻に近付くことをユーザに知得させるには、「忙しさ」を演出することが望ましい場合がある。本発明による条件は、この「忙しさ」を演出するものである。
本発明によれば、刻限時刻が近付くと、楽曲の再生速度が速くなるため、ユーザの心理に、準備を開始する動機付けをすることができる。
また、本発明の刻限通知装置において、音声制御部は、再生を開始しようとする音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から設定された刻限時刻までの時間Rと、所定の1より大きい定数Aと、について、
(P-R)/(A-1) ≦ R < P
が成立する場合、猶予時間Sを、
S = (P-R)/(A-1)
のように定め、残余部分の再生速度の平均倍率を、A倍とし、
R < PかつR < (P-R)/(A-1)
が成立する場合、猶予時間Sを、
S = R
のように定め、残余部分の再生速度の平均倍率を、P/R倍とするように構成することができる。
上記発明は、猶予時間Sが定数であったが、本発明では、再生速度の平均倍率を定数として、猶予時間Sを変化させるものである。
本発明によれば、楽曲の残余部分の再生に要する時間R-Pと猶予時間Sが偶然一致してしまうことをできるだけ避けることができるので、ほとんどの場合に、刻限時刻に近づくと楽曲の速度が変化するように設定することができるようになる。
また、本発明の刻限通知装置において、定数Aは、1.1以上1.5以下であるように構成することができる。
刻限時刻に近付くことをユーザに知得させるには、「忙しさ」を演出することが望ましい場合がある。本発明による条件は、この「忙しさ」を演出するものである。
本発明によれば、刻限時刻が近付くと、楽曲の再生速度が速くなるため、ユーザの心理に、準備を開始する動機付けをすることができる。
また、本発明の刻限通知装置において、音声制御部は、上記構成にかえて、もしくは、上記構成に加えて、現在時刻が刻限時刻より猶予時間だけ以前の時刻に至って以降、現在時刻が刻限時刻に至るまで、音声再生部における音声データの再生音量を次第に減少させるように構成することができる。
すなわち、刻限時刻が近付くと、音声出力をフェードアウトさせ、典型的には、刻限時刻に至る時点で、音声データの再生音量をゼロとして、音声が聞こえなくなることによって、刻限時刻を通知するものである。
本発明によれば、楽曲が再生される音量の変化によって、ユーザに刻限時刻が到来することを知らせることができるようになる。
また、本発明の刻限通知装置において、音声再生部は、現在時刻が刻限時刻に至ると、所定の警告音を再生するように構成することができる。
上記のように、刻限時刻に至る時点では、音声データの再生は完了している。したがって、所定の警告音をさらに発することで、刻限時刻に至ったことをさらに強調するものである。
本発明によれば、刻限時刻に至ったことがより一層明確にユーザに知らされるとともに、音声データの再生の途中で警告音が割り込むことがないので、ユーザの満足度を上げることができる。
本発明のその他の観点に係る刻限通知方法は、刻限設定部、音声再生部、音声制御部を有する刻限通知装置が実行し、刻限設定工程、音声再生工程、音声制御工程を備え、以下のように構成する。
すなわち、刻限設定工程では、刻限設定部が、ユーザに刻限時刻を設定させる。
一方、音声再生工程では、音声再生部が、現在時刻が、設定された刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で繰り返し再生する。
さらに、音声制御工程では、音声制御部が、現在時刻が刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至ると、音声再生部により現在再生されている音声データのうち、まだ再生されていない部分(以下「残余部分」という。)の再生が、当該刻限時刻に完了するよう、音声再生部における音声データの再生速度を変化させる。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、コンピュータを刻限通知装置として機能させるように構成する。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体に記録することができる。
上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記憶媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、楽曲などの音声データを再生しつつ刻限時刻に至ることをユーザに知らせるのに好適な刻限通知装置、刻限通知方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムを提供することができる。
典型的な情報処理装置の概要構成を示す模式図である。 本発明の実施形態の1つに係る刻限通知装置の概要構成を示す模式図である。 本実施形態に係る刻限通知装置が実行する刻限通知処理の制御の流れを示すフローチャートである。 刻限時刻に至るまでに音声データが再生される再生速度の様子を示すグラフである。 刻限時刻に至るまでに音声データが再生される再生速度の様子を示すグラフである。 刻限時刻に至るまでに音声データが再生される再生速度の様子を示すグラフである。 刻限時刻に至るまでに音声データが再生される再生音量の様子を示すグラフである。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、ゲーム用の情報処理装置を利用して本発明が実現される実施形態を説明するが、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。
したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、プログラムを実行することにより、本実施形態の刻限通知装置として機能しうる典型的な情報処理装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
本図に示す情報処理装置101は、携帯可能なマルチメディア端末であり、CPU(Central Processing Unit)102、RAM(Random Access Memory)103、ROM(Read Only Memory)104、入力装置105、画像処理部106、液晶ディスプレイ107、音声処理部108、ヘッドホン109、カセットリーダ110、ROMカセット111、外部メモリ112、RTC(Real Time Clock)113、無線LAN(Local Area Network)インターフェース114、カメラ115を備える。
ここで、CPU 102は、情報処理装置101の各部を制御するとともに、各種の演算処理や判断処理を行う。
情報処理装置101に電源が投入されると、CPU 102は、ROM 104に記録されたIPL(Initial Program Loader)を実行し、その処理の過程で、カセットリーダ110を介して接続されたROMカセット111に記録されたプログラムに処理を移行する。
情報処理装置101で実行されるゲームプログラムやマルチメディア情報再生プログラムは、ROMカセット111によって提供されるのが一般的であるが、ROM 104内にあらかじめ用意しておくことも可能である。
また、ROM 104内には、BIOS(Basic Input Output System)と呼ばれるプログラム群が用意されており、入力装置105や画像処理部106、音声処理部108の制御を行うことができる。
RAM 103は、一時的な情報を記憶するための領域であり、外部メモリ112は、不揮発な情報を記憶するための領域である。外部メモリ112としては、ハードディスクなど、主として情報処理装置101に内蔵されるもののほか、各種のメモリカードなど、情報処理装置101に抜挿されるものを利用しても良い。
入力装置105は、各種のボタンやキーボード、マウス、ジョイスティック等により実現されるのが一般的であるが、液晶ディスプレイ107と一体に形成されたタッチスクリーンを入力装置105として利用することも可能である。
画像処理部106は、CPU 102の制御の下、各種の文字情報や画像情報を液晶ディスプレイ107に表示させるものであり、一般には、垂直同期割込周期(典型的には、30分の1秒や60分の1秒程度である。)ごとに、RAM 103内に用意されたフレームバッファに記憶された画素情報を液晶ディスプレイ107の各画素に反映させる。
ユーザからの指示入力は、液晶ディスプレイ107に表示されたカーソルを入力装置105の移動ボタン操作により移動して、所望のメニュー項目にカーソルを合わせ、決定ボタン操作によって当該メニュー項目を選択するのが一般的であるが、タッチスクリーンを利用する場合にはカーソルは不要である。また、入力装置105の各ボタンに割り当てられる機能があらかじめ決まっている場合には、液晶ディスプレイ107に対する表示は、必ずしも必要ない。
音声処理部108は、RAM 103やROM 104、ROMカセット111、外部メモリ112に用意された音声データをヘッドホン109に出力する。音声データとしては、音声の波形データをディジタル化したPCM(Pulse Code Modulation)データや、PCMデータを圧縮してサイズを小さくしたMP3(MPeg audio layer-3)データ等を利用することが可能であるほか、MIDI(Music Instruction Data Interface)データのように、音高、音長、音量、音色の種類を定義するデータを用意し、これにしたがって、あらかじめ用意された音源波形データを適宜選択・変形して再生する手法を採用しても良い。
RTC 113は、現在の日時を計測するもので、情報処理装置101を初めて利用する際に時刻合わせを行うのが一般的であるが、無線LANインターフェース114を介してNTP(Network Time Protocol)サーバに接続することで、自動的に時刻合わせを行うような態様を採用することも可能である。
また、アラーム割込を発生させる機能を持つRTC 113もある。設定された時刻になるとアラーム割込が発生して、CPU 102は、現在実行中のプログラムを一時中断し、あらかじめ設定された割込ハンドラを実行してから、中断したプログラムを再開する。
無線LANインターフェース114は、自宅や会社、街角に用意された無線LANアクセスポイントを介してインターネットに接続したり、近傍に配置された他の情報処理装置101と、アドホックに通信路を確立し、1対1で通信を行うなどが可能である。
カメラ115は、情報処理装置101によってディジタルカメラの機能を実現するものであり、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子などの技術を適用することが可能である。撮影された画像は、一時的にRAM 103に展開された後、外部メモリ112等に保存される。
このほか、ビジネス用コンピュータ、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、携帯ゲーム装置、多機能テレビジョン装置、DVD(Digital Versatile Disc)プレイヤー、携帯音楽プレイヤーなどを、本発明の刻限通知装置が実現される情報処理装置として採用することもできる。
図2は、本発明の実施形態の1つに係る刻限通知装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
本刻限通知装置201は、現在時刻が刻限時刻に達すると、その旨をユーザに警告するものであるが、プレイリストによって複数の楽曲を再生可能な音楽プレイヤーとしての機能も果たす。
本実施形態に係る刻限通知装置201は、刻限設定部202、音声再生部203、音声制御部204を備える。
刻限設定部202は、ユーザに刻限時刻を設定させる。典型的には、CPU 102がRTC 113から現在時刻を取得して、画像処理部106を制御して現在時刻を液晶ディスプレイ107に表示し、入力装置105を介してユーザの指示操作を受け付けることによって実現される。
刻限時刻の指定には、目覚まし時計のように絶対時刻(たとえば「10時05分」のように指定する。)を利用しても良いし、キッチンタイマーのように現在時刻からの経過時間(たとえば「45分後」のように指定する。)を指定することによっても良い。
一方、音声再生部203は、現在時刻が、設定された刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で繰り返し再生する。
典型的には、外部メモリ112に用意された楽曲の音声データの再生順序をプレイリストとして定め、その順序で繰り返し、音声処理部108が音声データを取得し、波形信号をヘッドホン109に出力する。
プレイリストの再生を開始した時刻から刻限時刻までの間隔が、プレイリスト全体を再生するのに必要な時間よりも短い場合には、プレイリスト再生は1回だけ行われることになるし、ユーザがリピート再生を選択した場合や電源投入時には音楽再生状態としたい場合には、現在のプレイリストを繰り返し再生することとする。
また、再生の「所定の順序」とは、プレイリストに設定された順序をそのまま用いるのが典型的であるが、プレイリストに含まれる楽曲をランダムに選択して再生する等の手法を採用しても良い。
また、CPU 102は、外部メモリ112に記憶された楽曲の情報を画像処理部106を介して液晶ディスプレイ107に表示し、入力装置105を介して、その中からいずれか1つまたは複数を、ユーザに選択させることによって、プレイリストを設定するのが典型的である。プレイリストも、外部メモリ112に記憶される。
さらに、音声制御部204は、現在時刻が刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間S」という。)だけ以前の時刻に至ると、音声再生部203により現在再生されている音声データのうち、まだ再生されていない部分(以下「残余部分」という。)の再生が、当該刻限時刻に完了するよう、音声再生部203における音声データの再生速度を変化させる。
たとえば、刻限時刻が10時05分に設定されており、猶予時間Sが30秒に設定されている場合には、現在時刻が10時04分30秒になると、CPU 102が、音声処理部108を制御して、現在再生中の楽曲の再生速度を変化させる。
たとえば、残余部分の再生が刻限時刻に完了するようにするためには、残余部分の通常再生に60秒を要する場合は平均して2倍速で再生し、15秒を要する場合には0.5倍速で再生すれば良いことになる。
典型的には、音声再生部203は、音声制御部204により再生速度が変化させられても、再生速度が変化させられる以前と同じピッチで当該音声データを再生する。
すなわち、倍速再生の際には、特許文献1、2に開示されるような技術を用いて、通常再生の場合と音声のピッチが変化しないようにするのが好適である。
このように本実施形態においては、刻限時刻が近付くと、楽曲の再生速度を変化させることで、その旨をユーザに知らせ、刻限時刻に至ると、楽曲の再生が完了することで、その旨をユーザに知らせるのである。
本実施形態では、目覚まし時計やキッチンタイマーで用いられるような警告音は不要である。したがって、音楽を聴取しているユーザは、音楽聴取を邪魔されることによって不快を感じるおそれが少なくなる。また、音楽の聴取に集中するあまり、警告音を聞き逃がすこともなくなる。
図3は、本実施形態に係る刻限通知装置201が実行する刻限通知処理の制御の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
刻限通知処理が開始されると、まず、刻限通知装置201の刻限設定部202は、ユーザに刻限時刻を設定させる(ステップS301)。
次に、刻限通知装置201の音声再生部203は、ユーザにプレイリストを設定させる(ステップS302)。
そして、音声再生部203は、プレイリストから、再生すべき音声データを1つ取得する(ステップS303)。ここで、当該音声データの全体を通常の速度で再生するのに必要な再生時間長をPとおく。
そして、音声制御部204は現在時刻を取得して(ステップS304)、刻限時刻と現在時刻の時間差Rを計算する(ステップS305)。
なお、音声データを取得する順序は、通常はプレイリストに並べられた順にしたがうが、後述するように、刻限時間と現在時刻の差Rに応じて適宜変更する手法を採用しても良い。
そして、R<Pであるか否かを判定する(ステップS306)。R<Pでなければ(ステップS306;No)、音声再生部203に当該音声データの再生を開始させて(ステップS307)、時間Rだけ経過するまで待機する(ステップS308)。
ステップS308の待機時間の間には、音声処理部108によって行われる音声データの再生の並行処理のほか、他の処理、たとえば、画面に、現在時刻、楽曲の演奏済み時間、刻限時刻までの残り時間等を表示したりなど、種々の処理を実行することができる。
そして、時間Rが経過すると、当該音声データの再生が、通常速度で完了したこととなるので、ステップS303に戻って、次の曲の処理を行う。
一方、R<Pである場合(ステップS306;Yes)、猶予時間Sを取得し(ステップS309)、音声再生部203に当該音声データの再生を開始させて(ステップS310)、再生の開始から時間(R-S)だけ経過するまで待機する(ステップS311)。
ここで取得される猶予時間Sは、後述するように、音声データの再生を刻限時刻に完了させるため、速度を変化させて再生を行う時間長である。猶予時間Sとしては、たとえば、10秒や30秒などの定数を採用するのが典型的である。なお、後述するように、猶予時間Sを適宜調整する手法もありうる。
ステップS311の待機時間の間には、音声データの再生が並行して行われることとなる。たとえば、演奏時間R = 3分23秒の音声データを再生する場合、猶予時間S = 30秒を採用しているのであれば、ステップS310において音声データの再生を開始して、時間(R-S) = 2分53秒が経過するまで、ステップS311において待機することとなる。この時間(R-S) = 2分53秒の間は、音声データの再生が並行処理によって継続されている。
このほか、ステップS311の待機時間の間には、ステップS308と同様に、種々の処理を並行して実行することができる。
さて、時間(R-S)が経過すると、音声制御部204は、刻限時刻から現在時刻を引いた差D、すなわち、刻限時刻までの残り時間を取得する(ステップS312)。
そして、D>0であれば(ステップS313;Yes)、音声再生部203による再生速度、および/または、再生音量を設定して(ステップS314)、適当な微小時間待機し(ステップS315)、ステップS312に戻る。なお、再生速度および再生音量の調整については、後述する。
一方、D≦0、すなわち、現在時刻が刻限時刻以降となっていれば(ステップS313;No)、音声データの再生は完了しているか、音声データの再生音量はゼロとなっているので、音声再生部203は、所定の警告音を再生して(ステップS316)、本処理を終了する。この警告音は、目覚まし時計やキッチンタイマーにおけるアラーム音に相当するものであり、ステップS314においてされた音量調整は無効にして、元の音量に戻してから警告音を発する。
図4A、図4B、図4Cは、刻限時刻に至るまでに音声データが再生される再生速度の様子を示すグラフである。以下、本図を参照して説明する。
本図の横軸は音声データの再生を開始してからの時間経過t、縦軸は、何倍速で倍速再生するかを表している。また、横軸tとは反対向きのD軸も図示されている。これは、ステップS312で取得される残り時間Dを示すものである。
また、上記の実施形態に合わせて、R<Pの場合を図示している。
再生が開始された当初は、1倍速で再生が行われるが、再生を開始してから、時間(R-S)が経過すると、再生速度が速くなっている。
これは、経過時間(R-S)〜経過時間Rの間に、音声データの残余部分を通常速度で再生するのに要する原再生時間(P-R+S)を再生することによって、経過時間Rのときに、全音声データの再生を完了させるためである。原再生時間(P-R+S)を実際の再生時間Sで割れば、平均何倍速で再生すれば良いかがわかる。
図4Aに示す例では、経過時間(R-S)〜経過時間Rの間は、一定の〔(P-R)/S+1〕倍速で再生が行われており、刻限時刻の近傍で、再生速度が突然速くなることになる。ただし、経過時間0〜Rの間にグラフと横軸に挟まれる領域の面積はPに等しい。
一般に、再生速度の倍速値のグラフを時間方向に積分すると、「かりに曲全体をすべて通常速度で再生したと仮定した場合に、再生に要する時間長」が得られる。
すなわち、本グラフからは、経過時間0から経過時間Rまでの間に、再生速度は変化するものの、本来の再生時間長Pの音声データが、これよりも短い時間R内に、すべて演奏されることがわかる。
図4Bに示す例では、経過時間(R-S)〜経過時間Rの間は、段階的に再生速度が速くなっている。この場合も、ただし、経過時間0〜Rの間にグラフと横軸に挟まれる領域の面積はPに等しい。
すなわち、本グラフからも、経過時間0から経過時間Rまでの間に、再生速度は変化するものの、本来の再生時間長Pの音声データが、これよりも短い時間R内に、すべて演奏されることがわかる。
図4Cに示す例では、経過時間(R-S)〜経過時間Rの間は、一定の増加率に再生速度が速くなっている。この場合も、ただし、経過時間0〜Rの間にグラフと横軸に挟まれる領域の面積はPに等しい。
本グラフにおいても、経過時間0から経過時間Rまでの間に、再生速度は変化するものの、本来の再生時間長Pの音声データが、これよりも短い時間R内に、すべて演奏されるのは、上記の場合と同様である。
また、いずれの場合も、経過時間(R-S)〜Rの間の平均再生速度は、〔(P-R)/S+1〕倍速である。
このように、再生速度の変化によって、刻限時刻が近付いていることを、ユーザに知らせるのである。特に、ステップS306においてR<Pとなるように判断がされているので、刻限時刻が近付くと、楽曲の再生速度が速くなるため、ユーザに「忙しさ」を感じさせ、準備を開始する動機付けをすることができる。
なお、本実施形態では、ステップS306において判断を行うことにより、再生される音声データについては、常にR<Pが成立することとなっているが、R>Pの場合であっても、刻限時刻近傍で再生速度を遅くすることとして、刻限時刻が近付いていることをユーザに知らせても良い。
この場合には、図4A、図4B、図4Cのそれぞれに対応して、一定の遅さで再生、段階的に遅くなるように再生、一定の減少率で再生速度が遅くなるように再生することとなるが、経過時間0〜Rの間にグラフと横軸に挟まれる領域の面積がPに等しい、という条件は同じである。
図5は、刻限時刻に至るまでに音声データが再生される再生音量の様子を示すグラフである。以下、本図を参照して説明する。
本図の横軸は音声データの再生を開始してからの時間経過t、縦軸は、再生音量、いわゆるボリュームの大きさを表している。また、横軸tとは反対向きのD軸も図示されている。これは、ステップS312で取得される残り時間Dを示すものである。
本図に示すように、再生が開始されてから時間(R-S)が経過するまでは、ユーザが設定した音量Vで音声データを再生するが、時間(R-S)が経過すると音量は次第に減少し、時間Rでゼロになる。
このように、再生音量の変化によって、刻限時刻が近付いていることを、ユーザに知らせるのである。
さて、猶予時間Sを定める手法としては、最も単純な手法は、猶予時間Sとして、10秒や30秒などのように、定数を採用するものである。
刻限時刻の知覚での倍速再生の値を、ユーザに知覚しやすい一定の範囲におさめるために、猶予時間Sを適宜調整する手法もありうる。
ここで、所定の1より大きい定数Aを考える。この定数は、猶予時間S内における倍速再生の平均を表す数値であり、1.1〜1.5程度が好適である。
R<Pの場合、猶予時間S内でA倍速で再生を行うとすると、典型的には、
A = (P-R)/S+1
が成立する。これを整理すれば、
S = (P-R)/(A-1)
となる。
なお、R < (P-R)/(A-1)が成立する場合、すなわち、時間Rが時間Pに対して短く、上記のように計算した猶予時間SにA倍速再生するだけでは、全曲の再生が完了しないこともある。
この場合には、猶予時間Sを、
S = R
のように定め、残余部分の再生速度の平均倍率を、P/R倍とすれば良い。これは、音声データ全体をP/R倍速で再生することに相当する。
ただし、時間Pと時間Rとは、同程度の長さで、しかも差があるようにすると、速度や音量が変化するのが、楽曲の末尾に限られるため、ユーザの好感度を増すことができる。
そこで、ステップS303において音声データを取得する際に、プレイリストから時間Rに適合した音声データを選択して、ユーザの設定した順序を入れ換える、という手法を採用しても良い。
すなわち、所定の正の定数A,Bを考える。A,Bは、
A < B < 1
もしくは、
1 < A < B
のいずれかを満たす定数であり、典型的には、定数Aは1.1程度、定数Bは1.5程度とする。
そして、ステップS303において、プレイリスト内の各音声データについて、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から刻限時刻までの時間Rと、に、
R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
が成立する音声データを探す。この条件式は、猶予時間S内にA倍速ないしB倍速で再生すると、楽曲の再生が刻限時刻にちょうど完了するためのものである。
このような音声データが見つかれば、ユーザが設定したプレイリストの順序をその時点では無視して、上記の条件を満たす音声データを取得することとする。
このように、音声データの入れ換えを行うことによって、各楽曲の再生を開始しようとする瞬間に、その楽曲が刻限時刻ぴったりに再生が完了してしまうことができるだけ起きないようにできるので、速度の変化がユーザにわかりやすくなる。
なお、上記実施形態では、刻限時刻が近付くと、再生速度の変化や再生音量の変化を生じさせ、刻限時刻に到達すると、警告音を発することとしているが、これらのいずれかを適宜省略することとしても良い。
上記実施形態は、本発明を音楽プレイヤーに適用したものであるが、本発明をリズムゲームに適用することも可能である。
ここで、リズムゲームとは、典型的には、再生される楽曲データのリズムに合わせて画面表示される音符やマークにしたがい、ゲーム装置のボタンやスイッチを操作して、その正確性を競うようなゲームをいう。
リズムゲームにおいて画面表示される音符やマークは、画面内を一定の速度で一定の方向で、丁度楽譜がスクロールするのと同様に移動するのが一般的であり、音符やマークが画面内の一定位置に到達した瞬間に、音符やマークに対応付けられたボタンやスイッチを操作すると、操作成功と判断される。
音符やマークを画面表示しない手法としては、ゲーム装置がまず見本となる操作を音声や動画像で提示し、その後に、プレイヤーに同じ操作を行わせる、というものがある。
このようなリズムゲームにおいては、楽曲データを選択すると、その楽曲データに応じた音符やマークの時間配置が取得されて、プレイが開始される。
リズムゲームに本発明を適用する際も、上記態様と同様の手法を採用することができる。
すなわち、プレイしたい楽曲データを1つまたは複数、ゲーム装置がプレイヤーに選択させたり、ゲーム装置がランダムに選択したり、プレイヤーの過去のプレイ履歴等を参照して望ましいものを選択する等の手法を採用し、ここで選択された楽曲データの情報を、上記実施形態におけるプレイリストとして採用する。
すると、上記実施形態と同様に、刻限時刻より猶予時間Sだけ前の時刻になると、楽曲データの再生速度が変化して、刻限時刻が迫ったことをプレイヤーに通知する。
なお、リズムゲーム側の処理では、楽曲データの再生速度の変化に呼応してユーザがボタンやスイッチを操作すべき時刻も変化させる。これに合わせて、音符やマークが表示される場合の移動速度等も、倍速再生となる。
このようにすると、典型的には、刻限時刻が迫ってリズムゲームのラストになると、楽曲データの再生速度が速くなり、ユーザによる操作も高速かつ正確に行うことが求められることになる。
各種のゲームにおいても、ゲームの終盤ではユーザに提示される課題が難しくなり、ユーザが行うべき操作が難しくなることが一般的である。
したがって、本態様は、刻限時刻に基づいてゲームの終盤を定めるもので、行うべき操作が難しくなることでゲームの終盤をプレイヤーに知らせるとともに、ゲームの終了と同時に刻限時刻となることを、プレイヤーに知得させることができるようになる。
以上説明したように、本発明によれば、楽曲などの音声データを再生しつつ刻限時刻に至ることをユーザに知らせるのに好適な刻限通知装置、刻限通知方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムを提供することができる。
101 情報処理装置
102 CPU
103 RAM
104 ROM
105 入力装置
106 画像処理部
107 液晶ディスプレイ
108 音声処理部
109 ヘッドホン
110 カセットリーダ
111 ROMカセット
112 外部メモリ
113 RTC
114 無線LANインターフェース
115 カメラ
201 刻限通知装置
202 刻限設定部
203 音声再生部
204 音声制御部

Claims (11)

  1. ユーザに未来の時刻(以下「刻限時刻」という。)を設定させる刻限設定部、
    現在時刻が、前記刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で再生する音声再生部、
    現在時刻が前記刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至ると、前記音声再生部により現在再生されている音声データのうち、まだ再生されていない部分(以下「残余部分」という。)の再生が、当該刻限時刻に完了するよう、前記音声再生部における音声データの再生速度を変化させる音声制御部
    を備え
    前記音声再生部は、前記1つまたは複数の音声データのそれぞれの再生が前記刻限時刻より前に完了すると、前記1つまたは複数の音声データのうち、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から前記刻限時刻までの時間Rと、前記猶予時間Sと、所定の正の定数A,Bであって(A-1)(B-1)>0を満たすものと、について、当該猶予時間Sは所定の定数であり、
    R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
    が成立する音声データがあれば、当該音声データの再生を、次に再生しようとする音声データの再生にかえて開始する
    ことを特徴とする刻限通知装置。
  2. 請求項1に記載の刻限通知装置であって、
    前記音声再生部は、前記音声制御部により再生速度が変化させられても、再生速度が変化させられる以前と同じピッチで当該音声データを再生する
    ことを特徴とする刻限通知装置。
  3. 請求項2に記載の刻限通知装置であって、
    前記音声制御部は、前記残余部分の再生に要する時間(以下「原再生時間」という。)が、
    (a)前記猶予時間より、長い場合、当該再生速度を次第に速くし、
    (b)前記猶予時間より、短い場合、当該再生速度を次第に遅くする
    ことを特徴とする刻限通知装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の刻限通知装置であって、
    前記定数Aは1.1以上であり、前記定数Bは1.5以下である
    ことを特徴とする刻限通知装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の刻限通知装置であって、
    前記音声制御部は、現在時刻が前記刻限時刻より猶予時間だけ以前の時刻に至って以降、現在時刻が前記刻限時刻に至るまで、前記音声再生部における音声データの再生音量を次第に減少させる
    ことを特徴とする刻限通知装置。
  6. ユーザに未来の時刻(以下「刻限時刻」という。)を設定させる刻限設定部、
    現在時刻が、前記刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で再生する音声再生部、
    現在時刻が前記刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至って以降、現在時刻が当該刻限時刻に至るまで、前記音声再生部における音声データの再生音量を次第に減少させる音声制御部
    を備え
    前記音声再生部は、前記1つまたは複数の音声データのそれぞれの再生が前記刻限時刻より前に完了すると、前記1つまたは複数の音声データのうち、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から前記刻限時刻までの時間Rと、前記猶予時間Sと、所定の正の定数A,Bであって(A-1)(B-1)>0を満たすものと、について、当該猶予時間Sは所定の定数であり、
    R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
    が成立する音声データがあれば、当該音声データの再生を、次に再生しようとする音声データの再生にかえて開始する
    ことを特徴とする刻限通知装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の刻限通知装置であって、
    前記音声再生部は、現在時刻が前記刻限時刻に至ると、所定の警告音を再生する
    ことを特徴とする刻限通知装置。
  8. 刻限設定部、音声再生部、音声制御部を有する刻限通知装置が実行する刻限通知方法であって、
    前記刻限設定部が、ユーザに未来の時刻(以下「刻限時刻」という。)を設定させる刻限設定工程、
    前記音声再生部が、現在時刻が、前記刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で再生する音声再生工程、
    前記音声制御部が、現在時刻が前記刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至ると、前記音声再生部により現在再生されている音声データのうち、まだ再生されていない部分(以下「残余部分」という。)の再生が、当該刻限時刻に完了するよう、前記音声再生部における音声データの再生速度を変化させる音声制御工程
    を備え
    前記音声再生工程では、前記1つまたは複数の音声データのそれぞれの再生が前記刻限時刻より前に完了すると、前記1つまたは複数の音声データのうち、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から前記刻限時刻までの時間Rと、前記猶予時間Sと、所定の正の定数A,Bであって(A-1)(B-1)>0を満たすものと、について、当該猶予時間Sは所定の定数であり、
    R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
    が成立する音声データがあれば、当該音声データの再生を、次に再生しようとする音声データの再生にかえて開始する
    ことを特徴とする刻限通知方法。
  9. 刻限設定部、音声再生部、音声制御部を有する刻限通知装置が実行する刻限通知方法であって、
    前記刻限設定部が、ユーザに未来の時刻(以下「刻限時刻」という。)を設定させる刻限設定工程、
    前記音声再生部が、現在時刻が、前記刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で再生する音声再生工程、
    前記音声制御部が、現在時刻が前記刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至って以降、現在時刻が当該刻限時刻に至るまで、前記音声再生部における音声データの再生音量を次第に減少させる音声制御工程
    を備え
    前記音声再生工程では、前記1つまたは複数の音声データのそれぞれの再生が前記刻限時刻より前に完了すると、前記1つまたは複数の音声データのうち、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から前記刻限時刻までの時間Rと、前記猶予時間Sと、所定の正の定数A,Bであって(A-1)(B-1)>0を満たすものと、について、当該猶予時間Sは所定の定数であり、
    R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
    が成立する音声データがあれば、当該音声データの再生を、次に再生しようとする音声データの再生にかえて開始する
    ことを特徴とする刻限通知方法。
  10. コンピュータを、
    ユーザに未来の時刻(以下「刻限時刻」という。)を設定させる刻限設定部、
    現在時刻が、前記刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で再生する音声再生部、
    現在時刻が前記刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至ると、前記音声再生部により現在再生されている音声データのうち、まだ再生されていない部分(以下「残余部分」という。)の再生が、当該刻限時刻に完了するよう、前記音声再生部における音声データの再生速度を変化させる音声制御部
    として機能させ
    前記音声再生部は、前記1つまたは複数の音声データのそれぞれの再生が前記刻限時刻より前に完了すると、前記1つまたは複数の音声データのうち、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から前記刻限時刻までの時間Rと、前記猶予時間Sと、所定の正の定数A,Bであって(A-1)(B-1)>0を満たすものと、について、当該猶予時間Sは所定の定数であり、
    R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
    が成立する音声データがあれば、当該音声データの再生を、次に再生しようとする音声データの再生にかえて開始する
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
  11. コンピュータを、
    ユーザに未来の時刻(以下「刻限時刻」という。)を設定させる刻限設定部、
    現在時刻が、前記刻限時刻に至るまで、1つまたは複数の音声データを所定の順序で再生する音声再生部、
    現在時刻が前記刻限時刻より所定時間(以下「猶予時間」という。)だけ以前の時刻に至って以降、現在時刻が当該刻限時刻に至るまで、前記音声再生部における音声データの再生音量を次第に減少させる音声制御部
    として機能させ
    前記音声再生部は、前記1つまたは複数の音声データのそれぞれの再生が前記刻限時刻より前に完了すると、前記1つまたは複数の音声データのうち、当該音声データの再生に要する時間Pと、現在時刻から前記刻限時刻までの時間Rと、前記猶予時間Sと、所定の正の定数A,Bであって(A-1)(B-1)>0を満たすものと、について、当該猶予時間Sは所定の定数であり、
    R+(A-1)S ≦ P ≦ R+(B-1)S
    が成立する音声データがあれば、当該音声データの再生を、次に再生しようとする音声データの再生にかえて開始する
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
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