JP3764288B2 - 空席管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レストラン等の飲食店において客が着席する各テーブル毎に空席なのか使用中なのか等の座席状態の確認ができる空席管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の空席管理装置としては、CRTディスプレイ等の画面に、各テーブルを特定するテーブル番号順に、座席数と、空席なのか使用中なのか等の座席状態とを一覧表として表示するものがあった。
【0003】
そこで、フロアの面積が広い大型レストラン等では、店内入口の近傍に上記空席管理装置のディスプレイを設置していた。そして、客が入店すると、接客担当者がディスプレイの画面に表示された一覧表を見て客の人数に合った空席のテーブルを探し出して、客をそのテーブルに案内するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の空席管理装置においては、次の点で解決しなければならない課題があった。
すなわち、一般にレストランなどでは閉店時刻より少し前にラストオーダの時刻を設定しており、ラストオーダ時刻を過ぎると新しいオーダを受け付けないようにしており、当然のことながら、ラストオーダ時刻経過後は新たな客の入店も断るようにしている。しかし、空席管理装置の画面には、ラストオーダ時刻経過後も空席のテーブルに対しては空席状態を示す表示がなされていたので、ラストオーダ時刻になったことに気付かない接客担当者が新たに入ってきた客を案内してしまい、注文を取ることができないために客に迷惑をかけることがあった。
【0005】
また、閉店後は、空席管理装置の画面に表示される各テーブルの座席状態を全て空席にして、翌営業日の開店に備える必要があった。そこで従来は、閉店後になると、空席管理装置の管理者が各テーブルの座席状態を1つずつ空席に切替えるための煩雑な操作を行っており、テーブル数の多い大型レストランなどでは大きな手間と時間が掛かっていた。
【0006】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、各テーブルの座席状態の表示を簡単な操作で短時間のうちにオーダストップ時刻経過後に適した状態表示に切替えることができる空席管理装置を提供しようとするものである。
また、各テーブルの座席状態の表示を簡単な操作で短時間のうちに閉店後に適した状態表示に切替えることができる空席管理装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、飲食店において客が着席する各テーブル毎に空席なのか使用中なのか等の座席状態を識別する座席状態識別情報を記憶する座席状態記憶手段、この座席状態記憶手段により記憶される座席状態識別情報に基づいて各テーブルの店内レイアウト画像を表示する画像表示手段、各テーブルの座席状態の変化に応じて座席状態記憶手段により記憶される座席状態識別情報を更新する座席状態更新手段、この座席状態更新手段により座席状態識別情報が更新される毎に各テーブルの店内レイアウト画像を切替えるレイアウト画像切替手段を備えた空席管理装置に関し、特に、請求項1記載の発明は、オーダストップを宣言するオーダストップ宣言手段と、この宣言手段によりオーダストップが宣言されると、座席状態記憶手段により空席を示す座席状態識別情報が記憶されているテーブルの店内レイアウト画像上での表示を強制的にオーダストップを示すテーブルの表示に変更するオーダストップ処理手段とを備えたものである。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、オーダストップ処理手段が、テーブル検索手段により検索されたテーブルの店内レイアウト画像上での表示をオーダストップを示すテーブルの表示でなく、準備中を示すテーブルの表示に強制的に変更するようにしたものである。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、座席状態更新手段が、テーブル指定手段により指定されたテーブルの座席状態記憶手段により記憶されている座席状態識別情報が空席状態を示す情報であったならば使用中状態を示す情報に更新し、使用中状態を示す情報であったならば準備中状態を示す情報に更新し、準備中状態を示す情報であったならば空席状態を示す情報に更新するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
はじめに、本実施の形態の空席管理装置は、図2に示すように、複数台の空席管理端末1A〜1Nと、各空席管理端末1A〜1Nを集中管理する端末コントローラ2とを、LAN(Local Area Network)等の通信回線3により相互通信自在に接続して構成したものである。なお、空席管理端末1A〜1Nの台数は、A〜Nの14台に限定されるものではない。
【0011】
端末コントローラ2は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータ機器で構成しており、その記憶部には、後述するテーブル設定ファイル4,ビットマップ(BMP)設定ファイル5,テーブル別座席状態ファイル6及びテーブル利用履歴ファイル7を予め記憶している。
【0012】
各空席管理端末1A〜1Nは同一構成であり、図1に示すように、FDD(Floppy Disk Drive)装置9等を装備した端末制御ユニット10の上面に、液晶素子またはEL(Electro Luminescence)素子等を用いた画像表示手段としてのパネル型ディスプレイ11を搭載している。そして、このパネル型ディスプレイ11の画面上に、タッチセンサパネル12を取り付けている。また、ディスプレイ11の画面に表示されるマウスポインタを動かすためのマウス13を端末制御ユニット10に接続している。
【0013】
各空席管理端末1A〜1Nの端末制御ユニット10に内蔵された記憶部には、予め後述するビットマップファイル8(図2参照)をそれぞれ記憶している。 各空席管理端末1A〜1Nのパネル型ディスプレイ11には、通常、図3に示すテーブル状況表示画面30がそれぞれ表示されている。このテーブル状況表示画面30は、当該空席管理装置が設置されているレストラン等の飲食店の客席フロアの平面形状に一致する外枠内に、フロアを区切る仕切りや、柱,窓,出入口等とともに、客が着席する各テーブルのイメージを、そのテーブルの形状や配置場所等を忠実に再現して表示したものである。そして、各テーブルのイメージ内には、そのテーブルを識別するテーブル番号とともに、座席状態を識別するマーク(空席状態=「×」,使用中状態=「〇」,準備中状態=「△」,オーダストップ=「※」)を表示している。
ここで、テーブル状況表示画面30上の各テーブルのイメージは、それぞれ各テーブルを個々に指定するテーブルボタンとして機能する。また、テーブル状況表示画面30の右縁部には、直前取消指示手段としての直前訂正ボタン31,オーダストップ宣言手段としてのオータストップボタン32,閉店宣言手段としての閉店ボタン33,座席状況要求手段としての明細ボタン34,位置変更指示手段としての位置変更ボタン35,テーブル変更指示手段としてのテーブル変更ボタン36及びメニューボタン37の各種タッチボタンのイメージが表示されている。
【0014】
前記テーブル設定ファイル4は、図4に示すように、各テーブル毎にそれぞれ付された固有のテーブル番号TBLNo.別に、座席数や形状の違いにより一義的に定まるテーブルの種類を識別するテーブル種別情報としてのビットマップコードBMCと、そのテーブルの前記テーブル状況表示画面30上での位置を特定するテーブル位置情報としての座標(X,Y)の値とを予め記憶したテキストファイルであり、テーブル種別情報記憶手段及びテーブル位置情報記憶手段を構成している。なお、座標(X,Y)=(0,0)を前記テーブル状況表示画面30の左上隅としている。
【0015】
前記ビットマップ設定ファイル5は、図5に示すように、n(≧2)種類のテーブルにそれぞれ対応した1〜nまでの前記ビットマップコードBMC毎に、それぞれ空席(s=0),使用中(s=1),準備中(s=2),オーダストップ(s=3)の各座席状態別のテーブルイメージデータを格納したイメージファイルのファイル名を予め記憶したテキストファイルである。
【0016】
前記テーブル別座席状態ファイル6は、図6に示すように、前記各テーブルのテーブル番号TBLNo.別に、そのテーブルの座席状態を識別する座席状態識別情報sを記憶するとともに、前回の座席状態が変化した時刻である座席状態開始時刻hh(時):mm(分)と、後述するテーブル利用履歴ファイル7に格納された当該テーブルの前回の座席状態履歴データに付されたシーケンシャル番号SEQNo.とを記憶するテキストファイルであり、座席状態記憶手段及び変化時刻記憶手段を構成している。
【0017】
前記テーブル利用履歴ファイル7は、図7に示すように、各テーブルの座席状態が変化した時刻である座席状態開始時刻hh(時):mm(分)と、その座席状態が変化したテーブルのテーブル番号TBLNo.と、変化する前の座席状態識別情報sと、変化した後の座席状態識別情報s’と、訂正フラグfと、変化前の座席状態識別情報sの継続時間z(時間):zz(分)とからなるテーブル利用履歴レコードを、発生順に一連のシーケンシャル番号SEQNo.を付して蓄積記憶するテキストファイルであり、テーブル状態履歴記憶手段を構成している。
【0018】
前記ビットマップファイル8は、図8に示すように、前記テーブル状況表示画面30を作成するのに必要なイメージデータとして種々のビットマップデータを記憶したイメージファイルである。
【0019】
ここで、本実施の形態において、ファイル名「BMP0H」のビットマップデータは、図9に示すように、飲食店内のフロアレイアウトのうちテーブルを除いた部分をイメージ化した背景用ビットマップデータである。ここに、前記ビットマップファイル8は、フロアイメージ記憶手段を構成している。
【0020】
また、ファイル名「BMP1A」,「BMP1B」,「BMP1C」及び「BMP1D」のビットマップデータは、図10に示すように、それぞれビットマップコードBMC=1で識別される種類のテーブルの形状と空席状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブルの形状と使用中状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブルの形状と準備中状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ及び同テーブルの形状とオーダストップのマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータである。同様に、ファイル名「BMP2A」,「BMP2B」,「BMP2C」及び「BMP2D」のビットマップデータは、それぞれビットマップコードBMC=2で識別される種類のテーブルの形状と空席状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブルの形状と使用中状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブルの形状と準備中状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ及び同テーブルの形状とオーダストップのマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータであり、ファイル名「BMPnA」,「BMPnB」,「BMPnC」及び「BMPnD」のビットマップデータは、それぞれビットマップコードBMC=nで識別される種類のテーブルの形状と空席状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブルの形状と使用中状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブルの形状と準備中状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ及び同テーブルの形状とオーダストップのマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータである。ここに、前記ビットマップファイル8は、テーブルイメージ記憶手段を構成している。
【0021】
図11は前記端末コントローラ2のハードウェア構成の要部を示すブロック図であって、この端末コントローラ2は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)201を備えている。また、上記CPU201が実行するプログラムなどの固定的データを予め格納したROM(Read Only Memory)202、上記CPU201によってデータの書込みや読み出しが行われるRAM(Random Access Memory)203、現在時刻を計時する時計部204、前記通信回線3を介して行われる各空席管理端末1A〜1Nとのデータ通信を制御する通信コントローラ205、FDD装置206の駆動を制御するFDDコントローラ207、HDD(Hard Disc Drive)装置208の駆動を制御するHDDコントローラ209等の他、テキストデータの入力装置として機能するキーボード210が電気的に接続可能なキーボードインタフェース211、キー入力データなどを表示する表示装置として機能するディスプレイ212が電気的に接続可能なディスプレイインタフェース213、ファイルデータ等のプリントアウトを行う印字装置として機能するプリンタ214が電気的に接続可能なプリンタインタフェース215を備えている。そして、CPU201と、ROM202,RAM203,時計部204,通信コントローラ205,FDDコントローラ207,HDDコントローラ209,キーボードインタフェース211,ディスプレイインタフェース213及びプリンタインタフェース215とを、アドレスバス,データバスなどのバスライン216で接続している。
【0022】
かかるハードウェア構成の端末コントローラ2において、前記テーブル設定ファイル4,ビットマップ設定ファイル5,テーブル別座席状態ファイル6及びテーブル利用履歴ファイル7は、前記HDD装置208によって読み書きされるハードディスク、あるいは前記FDD装置206によって読み書きされるフロッピーディスクに記憶保存されている。
【0023】
図12は前記各空席管理端末1A〜1Nのハードウェア構成の要部を示すブロック図であって、この空席管理端末1A〜1Nは、制御部本体としてCPU101を備えている。また、上記CPU101が実行するプログラムなどの固定的データを予め格納したROM102、上記CPU101によってデータの書込みや読み出しが行われるRAM103、前記通信回線3を介して行われる端末コントローラ2とのデータ通信を制御する通信コントローラ104、前記FDD装置9の駆動を制御するFDDコントローラ105、HDD装置106の駆動を制御するHDDコントローラ107、前記パネル型ディスプレイ11の画面表示を制御する表示コントローラ108、前記タッチセンサパネル12からの信号を入力するI/O(Input/Output)ポート109及び前記マウス13が電気的に接続可能なマウスインタフェース110等を備えている。そして、CPU101と、ROM102,RAM103,通信コントローラ104,FDDコントローラ105,HDDコントローラ107,表示コントローラ108,I/Oポート109及びマウスインタフェース110とを、アドレスバス,データバスなどのバスライン111で接続している。
【0024】
かかるハードウェア構成の各空席管理端末1A〜1Nにおいて、前記ビットマップファイル8は、前記HDD装置106によって読み書きされるハードディスク、あるいは前記FDD装置9によって読み書きされるフロッピーディスクに記憶保存されている。
【0025】
さて、本実施の形態において、各空席管理端末1A〜1NのCPU101は、特に図13乃至図17の流れ図に示す処理を実行するようにプログラム制御されている。また、端末コントローラ2のCPU201は、特に図18乃至図25の流れ図に示す処理を実行するようにプログラム制御されている。
以下、図13乃至図25の流れ図を用いて、本実施の形態の空席管理装置の動作について説明する。
【0026】
はじめに、本実施の形態の空席管理装置は、端末コントローラ2の記憶装置(ハードディスクまたはフロッピーディスク)に、前記テーブル設定ファイル4,ビットマップ設定ファイル5,テーブル別座席状態ファイル6及びテール利用履歴ファイル7が作成されており、そのうちテーブル設定ファイル4及びビットマップ設定ファイル5には、それぞれ現状の飲食店の客席レイアウトに一致したデータがロードされている。また、各空席管理端末1A〜1Nの記憶装置(ハードディスクまたはフロッピーディスク)に、前記ビットマップファイル8が作成されており、各種ファイル名に対応したビットマップデータがロードされている。
【0027】
この状態で、システムが立ち上がると、先ず、端末コントローラ2のCPU201が、図18の流れ図に示す立上げ処理を実行する。
すなわち、CPU内蔵のカウンタcを一旦リセットしたならば、このカウンタcを1ずつカウントアップする。そして、このカウンタcをカウントアップする毎に以下の処理を実行する。
【0028】
先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていない場合には、カウンタcの値をテーブル番号TBLNo.cとみなしてテーブル別座席状態ファイル6及びテーブル設定ファイル4を検索し、該当テーブル番号TBLNo.の座席状態識別情報sとビットマップコードBMCと位置座標(X,Y)とを読込む。そして、各データを読込むことができたならば、その座席状態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込む。こうして、該当テーブル番号TBLNocの座席状態識別情報s,ビットマップコードBMC,位置座標(X,Y)及びファイル名をそれぞれのファイル4,5,6から読込んだならば、該当テーブル番号TBLNocのイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を編集する(テーブルイメージ決定手段)。
なお、テーブル別座席状態ファイル6及びテーブル設定ファイル4から該当テーブル番号TBLNo.のデータを読込むことができなかった場合は、そのテーブル番号TBLNo.のテーブルは模様替えなどにより客席から除かれたので、前記ビットマップ設定ファイル5の検索を行わず、該当テーブル番号TBLNocのイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]の編集も行わない。
【0029】
しかして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行して、各テーブル毎にイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を編集する。そして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたならば、図26(a)に示すように、各テーブル毎にイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を組込んだテーブル状況表示コマンド(コマンド識別フラグ:CMF01)を作成し、このテーブル状況表示コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。その後、CPU201は、図19に具体的に示す通常処理を実行するものとなっている。
【0030】
一方、各空席管理端末1A〜1NのCPU101は、システムの立上げに応じて初期化処理などを行った後、図13に具体的に示す通常処理に入る。そして、通信回線3を介して端末コントローラ2から上記テーブル状況表示コマンドを受信すると、以下の処理を実行する。
すなわちCPU101は、通信回線3を介して受信した端末コントローラ2からのコマンドがコマンドフラグ=CMF01のテーブル状況表示コマンドであることを確認すると、先ず、ビットマップファイル8からファイル名「BMP0H」の背景用ビットマップデータを読込み、RAM103に形成した第1の表示バッファAに展開する。
【0031】
次に、CPU内蔵のカウンタcを一旦リセットした後、このカウンタcを1ずつカウントアップする。そして、このカウンタcをカウントアップする毎に以下の処理を実行する。
【0032】
先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたか否かを判断する。なお、最大値mは予め端末コントローラ2からダウンロードされている。カウンタcの値が最大値mを超えていない場合には、受信したテーブル状況表示コマンドを解析し、先頭項目「c」がカウンタcの値に一致するデータ列[c(X,Y)ファイル名]の有無を判断する。そして該当するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を検出した場合には、そのデータ列中のファイル名が設定されたテーブルのビットマップデータをビットマップファイル8から読込み、RAM103に形成した第2の表示バッファBに、同データ列中の座標(X,Y)を中心に展開する。このとき、データ列の先頭項目「c」をテーブル番号としてイメージ化しテーブルのビットマップデータの枠内に展開する。なお、先頭項目「c」がカウンタcの値に一致するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を検出できなかった場合には、上記テーブルビットマップデータの第2の表示バッファBへの展開処理を行わない。
【0033】
しかして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行して、テーブル状況表示コマンドに組込まれた全データ列のそれぞれのファイル名に対応した各テーブルビットマップデータを、各データ列の先頭項目「c」に対応したテーブル番号のイメージデータとともに第2の表示バッファBに、そのデータ列中の座標(X,Y)を中心に展開する。そして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたならば、第1の表示バッファAの内容に第2の表示バッファBの内容を重ね合せてテーブル状況表示画面30を作成し(飲食店イメージ作成手段)、パネル型ディスプレイ11に表示させる。以上で、テーブル状況表示コマンドの受信処理を終了する。
【0034】
また、各空席管理端末1A〜1NのCPU101は、通常処理において、上記パネル型ディスプレイ11の画面に取り付けられたタッチセンサパネル12からの入力を監視している。ここで、テーブル状況表示画面30内に表示されている各テーブルボタンのいずれかがタッチ操作されたことを確認した場合には、図14(a)に示す処理を実行する。
すなわち、タッチセンサパネル12からの信号によりタッチ操作されたテーブルボタンの中心座標(Xd,Yd)を取得したならば、図26(c)に示すように、当該空席管理端末の識別コードである端末IDコードTMIDとともに中心座標(Xd,Yd)データを組込んだ座席状態変更コマンド(コマンド識別フラグ:CMF11)を作成する。そして、この座席状態変更コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送信したならば、このテーブルボタン入力処理を終了する。
【0035】
また、テーブル状況表示画面30の右縁部に表示されている直前訂正ボタン31がタッチ操作されたことを確認した場合には、図14(b)に示すように、当該空席管理端末の端末IDコードTMIDを組込んだ直前訂正コマンド(コマンド識別フラグ:CMF12)を作成する。そして、この直前訂正コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送信したならば、この直前訂正ボタン入力処理を終了する。
【0036】
同様に、オーダストップボタン32がタッチ操作されたことを確認した場合には、図14(c)に示すように、当該空席管理端末の端末IDコードTMIDを組込んだオーダストップコマンド(コマンド識別フラグ:CMF13)を作成する。そして、このオーダストップコマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送信したならば、このオーダストップボタン入力処理を終了する。
【0037】
また、閉店ボタン33がタッチ操作されたことを確認した場合には、図14(d)に示すように、当該空席管理端末の端末IDコードTMIDを組込んだ閉店コマンド(コマンド識別フラグ:CMF14)を作成する。そして、この閉店コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送信したならば、この閉店入力処理を終了する。
【0038】
また、明細ボタン34がタッチ操作された場合には、図15に示すように、テーブルボタンの入力を待機する。そして、タッチセンサパネル12からの信号により、テーブル状況表示画面30内に表示されている各テーブルボタンのいずれかがタッチ操作されたことを確認すると、その信号によりタッチ操作されたテーブルボタンの中心座標(Xd,Yd)を取得する。そして、図26(g)に示すように、当該空席管理端末の識別コードである端末IDコードTMIDとともに中心座標(Xd,Yd)データを組込んだ明細要求コマンド(コマンド識別フラグ:CMF15)を作成し、この明細要求コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送信する。
【0039】
次に、端末コントローラ2から明細応答コマンドが返信されてくるのを待機する。そして、明細応答コマンドを受信したならば、図27に示すように、テーブル状況表示画面30内にダイアログボックス38を開き、このボックス38内に、明細応答コマンドに組込まれているテーブル番号TBLNo.,使用開始時刻及び経過時間を表示する(経過時間出力手段)。
その後、タッチセンサパネル12からの信号により、上記ダイアログボックス38内の確認ボタン39がタッチ操作されたことを検知すると、上記ダイアログボックス38を消去して、この明細ボタン入力処理を終了する。
【0040】
また、位置変更ボタン35がタッチ操作された場合には、図16(a)に示すように、テーブルボタンの入力を待機する。そして、タッチセンサパネル12からの信号により、テーブル状況表示画面30内に表示されている各テーブルボタンのいずれかがタッチ操作されたことを確認すると、その信号によりタッチ操作されたテーブルボタンの中心座標(Xd,Yd)を取得する。そして、そのタッチ操作されたテーブルボタンのテーブルビットマップデータを反転表示させる。
【0041】
この状態で、マウス13のドラッグ操作により反転表示されているテーブルボタンが画面上を移動し、テーブル状況画面30内の任意の位置に置かれると、その位置座標(Xe,Ye)が当該テーブルボタンの変更位置情報として入力されたと判断する。そして、図26(h)に示すように、当該空席管理端末の識別コードである端末IDコードTMIDとともに位置変更前の中心座標(Xd,Yd)データ及び変更後の位置座標(Xe,Ye)データを組込んだ位置変更コマンド(コマンド識別フラグ:CMF16)を作成し、この位置変更コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送信する。しかる後、位置座標(Xe,Ye)に移動されたテーブルボタンのビットマップデータを消去したならば、この位置変更ボタン入力処理を終了する。
なお、変更後の位置座標の入力方法は、マウス13を用いる方法に限定されるものではなく、例えばマウス13の代わりにテンキーボードを接続して、テンキーによる置数により変更後の位置座標を入力してもよい。
【0042】
また、テーブル変更ボタン36がタッチ操作された場合には、図16(b)に示すように、テーブルボタンの入力を待機する。そして、タッチセンサパネル12からの信号により、テーブル状況表示画面30内に表示されている各テーブルボタンのいずれかがタッチ操作されたことを確認すると、その信号によりタッチ操作されたテーブルボタンの中心座標(Xd,Yd)を取得する。そして、そのタッチ操作されたテーブルボタンのテーブルビットマップデータを反転表示させる。
【0043】
次に、ビットマップファイル8から各テーブルの空席用ビットマップデータを全部読込む。そして、テーブル状況表示画面30内にダイアログボックスを開き、このボックス内に、各テーブルの空席用ビットマップデータの一覧を表示させる。
この状態で、タッチセンサパネル12からの信号により、ダイアログボックス内のいずれか1つの空席用ビットマップデータがタッチ操作されたことを検知すると、その空席用ビットマップデータのファイル名BMPjA(1≦j≦n)を取得する。そして、図26(i)に示すように、当該空席管理端末の識別コードである端末IDコードTMIDとともに中心座標(Xd,Yd)データ及びファイル名BMPjAデータを組込んだテーブル変更コマンド(コマンド識別フラグ:CMF17)を作成し、このテーブル変更コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送信する。しかる後、位置座標(Xd,Yd)に移動されたテーブルボタンのビットマップデータを消去したならば、このテーブル変更ボタン入力処理を終了する。
【0044】
一方、端末コントローラ2のCPU201は、図19に示すように、通常処理において、キーボード210のキー入力により設定モードが選択されると、前記テーブル設定ファイル4,ビットマップ設定ファイル5,テーブル別座席状態ファイル6及びテーブル利用履歴ファイル7の各種ファイルの必要項目をマニュアル操作により更新可能とする。また、上記各ファイルのデータをFDD装置206にセットされたフロッピーディスクにファイル別に出力したり、プリンタ214によって記録紙にプリントアウトすることも可能とする。
【0045】
また、上記CPU201は、通信回線3で接続された各空席管理端末1A〜1Nからコマンドを受信すると、そのコマンドに応じた処理を実行するものとなっている。
【0046】
すなわち、いずれかの空席管理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30のテーブルボタンがタッチ操作され、図26(c)に示す座席状態変更コマンドを受信した場合には、図20に示す処理を実行する。先ず、受信した座席状態変更コマンドを解析して当該コマンドに組込まれている中心座標(Xd,Yd)を取得したならば、テーブル設定ファイル4から中心座標(Xd,Yd)が設定されているテーブルのテーブル番号TBLNo.k(1≦k≦m)を読込む。そして、このテーブル番号TBLNo.kを検索キーとしてテーブル別座席状態ファイル6を検索し、該当テーブル番号TBLNo.kの座席状態識別情報sに1を加算する。ただし、1を加算した結果、座席状態識別情報sが「3」に達したならば「0」とする。つまり、座席状態識別情報sが「0(空席)」であったならば「1(使用中)」に更新し、「1(使用中)」であったならば「2(準備中)」に更新し、「2(準備中)」であったならば「0(空席)」に更新する(座席状態更新手段)。
【0047】
次に、テーブル設定ファイル4及びテーブル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別情報s及び座席状態開始時刻hh:mmとを読込む。また、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込む。次に、各ファイル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TBLNo.kのイメージデータを決定するデータ列[k(X,Y)ファイル名]を編集する(テーブルイメージ決定手段)。
【0048】
こうして、データ列[k(X,Y)ファイル名]を編集したならば、図26(b)に示すように、このデータ列[k(X,Y)ファイル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。
【0049】
しかる後、時計部204にて計時されている現在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態ファイル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.kの座席状態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号TBLNo.kのテーブルにおける更新前の座席状態識別情報sの継続時間を算出する(継続時間演算手段)。また、テーブル別座席状態ファイル6における該当テーブル番号TBLNo.kの座席状態開始時刻を前記時計部204から読み出した現在時刻に更新する(変化時刻更新手段)。
【0050】
次に、該当テーブル番号TBLNo.kの更新前の座席状態識別情報s及びその開始時刻と更新後の座席状態識別情報s’と座席状態識別情報sの継続時間とからテーブル利用履歴レコードを作成する。なお、訂正フラグfは訂正無しを示す“0”とする。こうして、該当テーブル番号TBLNo.kの最新のテーブル利用履歴レコードを作成したならば、新たなシーケンシャル番号SEQNo.を付してテーブル利用履歴ファイル7に追加する。
【0051】
しかる後、テーブル利用履歴ファイル7に追加されたテーブル利用履歴レコードのシーケンシャル番号SEQNo.を読込み、このシーケンシャル番号SEQNo.を該当テーブル番号TBLNo.kの前回履歴シーケンシャル番号として、テーブル別座席状態ファイル6の内容を更新する。また、端末コントローラ2のRAM203に形成したTMID別メモリのうち、受信した座席状態変更コマンド中の端末IDコードTMIDに対応するエリアに、該当テーブル番号TBLNoと前回履歴シーケンシャル番号とを記憶して、この座席状態変更コマンド受信処理を終了する。
【0052】
また、CPU201は、いずれかの空席管理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30の直前訂正ボタン31がタッチ操作され、図26(d)に示す直前訂正コマンドを受信した場合には、図21に示す処理を実行する。先ず、RAM203のTMID別メモリから受信した直前訂正コマンド中の端末IDコードTMIDに対応したテーブル番号TBLNokと前回履歴シーケンシャル番号とを読込むとともに、テーブル別座席状態ファイル6から当該テーブル番号TBLNokの前回履歴シーケンシャル番号を読込み、比較する。その結果、両履歴シーケンシャル番号が一致しなかった場合には、当該テーブル番号TBLNokのテーブルの座席状態が既に他の空席管理端末により更新されているので、直前取消操作を不可とする。そして、コマンド送信元である端末IDコードTMIDの空席管理端末に対し、通信回線3を介してエラー応答コマンドを送信したならば、この直前取消コマンド受信処理を終了する。
【0053】
これに対し、TMID別メモリから読出した該当テーブル番号TBLNo.kの前回履歴シーケンシャル番号と、テーブル別座席状態ファイル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.kの前回履歴シーケンシャル番号とが一致する場合には、以下に示す処理、つまり前記座席状態更新手段により直前に更新された座席状態識別情報sを更新前の状態に戻す直前取消処理を実行する(直前取消処理手段)。
【0054】
先ず、テーブル利用履歴ファイル7に蓄積されている前回履歴シーケンシャル番号の利用履歴レコードの訂正フラグを訂正有りを示す“1”に更新する。また、この前回履歴シーケンシャル番号の利用履歴レコードの座席状態識別情報sを読込む。そして、テーブル別座席状態ファイル6の該当テーブル番号TBLNo.kに対応した座席状態を、このテーブル利用履歴ファイル7から読み込んだ座席状態sに変更する。
【0055】
次に、テーブル設定ファイル4及びテーブル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別情報sとを読込む。また、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込む。次に、各ファイル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TBLNo.kのイメージデータを決定するデータ列[k(X,Y)ファイル名]を編集する。そして、データ列[k(X,Y)ファイル名]を編集したならば、図26(b)に示すように、このデータ列[k(X,Y)ファイル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。以上で、直前取消コマンド受信処理を終了する。
【0056】
また、CPU201は、いずれかの空席管理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30のオーダストップボタン32がタッチ操作され、図26(e)に示すオーダストップコマンドを受信した場合には、図22に示すように、CPU内蔵のカウンタcを一旦リセットした後、このカウンタcを1ずつカウントアップする。そして、このカウンタcを1ずつカウントアップする毎に、以下の処理、つまりテーブル別座席状態ファイル6により空席を示す座席状態識別情報sが記憶されているテーブルの前記テーブル状況表示画面30上での表示を強制的にオーダストップを示すテーブルの表示に変更する処理を実行する(オーダストップ処理手段)。
【0057】
先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていない場合には、カウンタcの値をテーブル番号TBLNo.とみなしてテーブル別座席状態ファイル6を検索し、該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sを読込む。ここで、該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sが空席を示す値「0」でない場合には、以下の処理を行わない。
【0058】
該当テーブル番号TBLNocの座席状態識別情報sが空席を示す値「0」であった場合には、このテーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sをオーダストップを示す値「3」に更新する。
次に、テーブル設定ファイル4及びテーブル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号TBLNo.cに対応したビットマップコードBMC及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別情報s及び座席状態開始時刻hh:mmとを読込む。また、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込む。しかる後、各ファイル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TBLNo.cのイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を編集する(テーブルイメージ決定手段)。
【0059】
次に、時計部204にて計時されている現在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態ファイル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号TBLNo.cのテーブルにおける更新前の座席状態識別情報sの継続時間を算出する(継続時間演算手段)。また、テーブル別座席状態ファイル6における該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態開始時刻を前記時計部204から読み出した現在時刻に更新する(変化時刻更新手段)。
【0060】
次に、該当テーブル番号TBLNo.cの更新前の座席状態識別情報s及びその開始時刻と更新後の座席状態識別情報s’と座席状態識別情報sの継続時間とからテーブル利用履歴レコードを作成する。なお、訂正フラグfは訂正無しを示す“0”とする。こうして、該当テーブル番号TBLNo.cの最新のテーブル利用履歴レコードを作成したならば、新たなシーケンシャル番号SEQNo.を付してテーブル利用履歴ファイル7に追加する。
【0061】
しかる後、テーブル利用履歴ファイル7に追加されたテーブル利用履歴レコードのシーケンシャル番号SEQNo.を読込み、このシーケンシャル番号SEQNo.を該当テーブル番号TBLNo.cの前回履歴シーケンシャル番号として、テーブル別座席状態ファイル6の内容を更新する。
【0062】
しかして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行して、空席状態にあった各テーブル毎にオーダストップを示すイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を編集する。そして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたならば、図26(b)に示すように、空席状態にあった各テーブル毎にイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。以上で、オーダストップコマンド受信処理を終了する。
【0063】
また、CPU201は、いずれかの空席管理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30の閉店ボタン33がタッチ操作され、図26(f)に示す閉店コマンドを受信した場合には、図23に示すように、CPU内蔵のカウンタcを一旦リセットした後、このカウンタcを1ずつカウントアップする。そして、このカウンタcを1ずつカウントアップする毎に、以下の処理、つまり各テーブルの前記テーブル状況表示画面30上での表示を強制的に空席を示すテーブルの表示に変更する処理を実行する(閉店処理手段)。
【0064】
先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていない場合には、カウンタcの値をテーブル番号TBLNo.とみなしてテーブル別座席状態ファイル6を検索し、該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sを読込む。ここで、該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sが空席を示す値「0」の場合には、以下の処理を行わない。
【0065】
該当テーブル番号TBLNocの座席状態識別情報sが空席を示す値「0」でなかった場合には、このテーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sを空席を示す値「0」に更新する。
次に、テーブル設定ファイル4及びテーブル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号TBLNo.cに対応したビットマップコードBMC及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別情報s及び座席状態開始時刻hh:mmとを読込む。また、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込む。しかる後、各ファイル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TBLNo.cの空席を示すイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を編集する(テーブルイメージ決定手段)。
【0066】
次に、時計部204にて計時されている現在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態ファイル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号TBLNo.cのテーブルにおける更新前の座席状態識別情報sの継続時間を算出する(継続時間演算手段)。また、テーブル別座席状態ファイル6における該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態開始時刻を前記時計部204から読み出した現在時刻に更新する(変化時刻更新手段)。
【0067】
次に、該当テーブル番号TBLNo.cの更新前の座席状態識別情報s及びその開始時刻と更新後の座席状態識別情報s’と座席状態識別情報sの継続時間とからテーブル利用履歴レコードを作成する。なお、訂正フラグfは訂正無しを示す“0”とする。こうして、該当テーブル番号TBLNo.cの最新のテーブル利用履歴レコードを作成したならば、新たなシーケンシャル番号SEQNo.を付してテーブル利用履歴ファイル7に追加する。
【0068】
しかる後、テーブル利用履歴ファイル7に追加されたテーブル利用履歴レコードのシーケンシャル番号SEQNo.を読込み、このシーケンシャル番号SEQNo.を該当テーブル番号TBLNo.cの前回履歴シーケンシャル番号として、テーブル別座席状態ファイル6の内容を更新する。
【0069】
しかして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行して、空席以外の状態にあった各テーブル毎にイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を編集する。そして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたならば、図26(b)に示すように、空席以外の状態にあった各テーブル毎にイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。以上で、空席コマンド受信処理を終了する。
【0070】
また、CPU201は、いずれかの空席管理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30の明細ボタン34がタッチ操作され、図26(g)に示す明細要求コマンドを受信した場合には、図24に示す処理を実行する。先ず、受信した明細要求コマンドを解析して当該コマンドに組込まれている中心座標(Xd,Yd)を取得したならば、テーブル設定ファイル4から中心座標(Xd,Yd)が設定されているテーブルのテーブル番号TBLNo.k(1≦k≦m)を読込む。そして、このテーブル番号TBLNo.kを検索キーとしてテーブル別座席状態ファイル6を検索し、該当テーブル番号TBLNo.kの座席状態開始時刻を読込む。
【0071】
次に、時計部204にて計時されている現在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態ファイル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.kの座席状態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号TBLNo.kのテーブルにおける現在の状態の経過時間を算出する(経過時間演算手段)。
【0072】
しかる後、該当テーブル番号TBLNo.kと、座席状態開始時刻と、経過時間とを組込んだ明細応答コマンドを作成する。そして、この明細応答コマンドを、明細要求コマンド中の端末IDコードTMIDで識別されるコマンド送信元の空席管理端末に通信回線3を介して送信したならば、この明細要求コマンド受信処理を終了する。
【0073】
また、CPU201は、いずれかの空席管理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30の位置変更ボタン35がタッチ操作され、図26(h)に示す位置変更コマンドを受信した場合には、図25(a)に示す処理を実行する。先ず、受信した位置変更コマンドを解析して当該コマンドに組込まれている中心座標(Xd,Yd)を取得したならば、テーブル設定ファイル4から中心座標(Xd,Yd)が設定されているテーブルのテーブル番号TBLNo.k(1≦k≦m)を読込む。そして、このテーブル番号TBLNo.kを検索キーとしてテーブル設定ファイル4を検索し、該当テーブル番号TBLNo.kに対応した座標(X,Y)の値を、受信した位置変更コマンド中の座標(Xe,Ye)データに変更する(位置変更手段)。
【0074】
次に、テーブル設定ファイル4及びテーブル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別情報sとを読込む。また、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込む。次に、各ファイル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TBLNo.kのイメージデータを決定するデータ列[k(X,Y)ファイル名]を編集する。そして、データ列[k(X,Y)ファイル名]を編集したならば、図26(b)に示すように、このデータ列[k(X,Y)ファイル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。以上で、位置変更コマンド受信処理を終了する。
【0075】
また、CPU201は、いずれかの空席管理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30のテーブル変更ボタン36がタッチ操作され、図26(i)に示すテーブル変更コマンドを受信した場合には、図25(b)に示す処理を実行する。先ず、受信したテーブル変更コマンドを解析して当該コマンドに組込まれている中心座標(Xd,Yd)を取得したならば、テーブル設定ファイル4から中心座標(Xd,Yd)が設定されているテーブルのテーブル番号TBLNo.k(1≦k≦m)を読込む。そして、このテーブル番号TBLNo.kを検索キーとしてテーブル設定ファイル4を検索し、該当テーブル番号TBLNo.kに対応したビットマップコードBMCの値を、受信したテーブル変更コマンド中のコードjに変更する(テーブル変更手段)。
【0076】
次に、テーブル設定ファイル4及びテーブル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別情報sとを読込む。また、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込む。次に、各ファイル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TBLNo.kのイメージデータを決定するデータ列[k(X,Y)ファイル名]を編集する。そして、データ列[k(X,Y)ファイル名]を編集したならば、図26(b)に示すように、このデータ列[k(X,Y)ファイル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。以上で、テーブル変更コマンド受信処理を終了する。
【0077】
一方、端末コントローラ2から通信回線3を介してテーブル更新コマンドを受信した各空席管理端末1A〜1NのCPU101は、図17に示すように、CPU内蔵のカウンタcを一旦リセットした後、このカウンタcを1ずつカウントアップする。そして、このカウンタcを1ずつカウントアップする毎に以下の処理を実行する。
【0078】
先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていない場合には受信したテーブル状況表示コマンドを解析し、先頭項目「c」がカウンタcの値に一致するデータ列[c(X,Y)ファイル名]の有無を判断する。そして該当するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を検出した場合には、そのデータ列中のファイル名が設定されたテーブルのビットマップデータをビットマップファイル8から読込み、RAM103に形成した第2の表示バッファBに、同データ列中の座標(X,Y)を中心に展開する。このとき、データ列の先頭項目「c」をテーブル番号としてイメージ化しテーブルのビットマップデータの枠内に展開する。なお、先頭項目「c」がカウンタcの値に一致するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を検出できなかった場合には、上記テーブルビットマップデータの第2の表示バッファBへの展開処理を行わない。
【0079】
しかして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行して、テーブル状況表示コマンドに組込まれた各データ列のファイル名に対応した各テーブルビットマップデータを、各データ列の先頭項目「c」に対応したテーブル番号のイメージデータとともに第2の表示バッファBに、そのデータ列中の座標(X,Y)を中心に展開する。そして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたならば、第1の表示バッファAに既に展開されている背景ビットマップデータに第2の表示バッファBの内容を重ね合せてテーブル状況表示画面30を作成し(飲食店イメージ作成手段)、パネル型ディスプレイ11に表示させる。以上で、テーブル更新コマンドの受信処理を終了する。
【0080】
このように、複数台の空席管理端末1A〜1Nと各空席管理端末1A〜1Nを集中管理する端末コントローラ2とを通信回線3で接続してなる本実施の形態の空席管理装置において、飲食店において客が着席する各テーブル毎にテーブル種別情報としてのビットマップコードBMCを記憶するテーブル種別情報記憶手段及び各テーブル毎に飲食店におけるフロア上の位置を特定するテーブル位置情報としての座標(X,Y)データを記憶するテーブル位置情報記憶手段としてのテーブル設定ファイル4と、飲食店内のテーブルを除くフロアレイアウトのイメージデータを記憶するフロアイメージ記憶手段及び各テーブルの種類毎に空席,使用中,準備中,オーダストップの各座席状態別のテーブルイメージデータを記憶するテーブルイメージ記憶手段としてのビットマップファイル8と、各テーブル毎に座席状態識別情報sを記憶する座席状態記憶手段としてのテーブル別座席状態ファイル6とを設けている。
【0081】
そして、端末コントローラ2は、テーブル別座席状態ファイル6に記憶された座席状態識別情報sを各テーブルの座席状態の変化に応じて更新する座席状態更新手段と、テーブル設定ファイル4に記憶されたビットマップコードBMCとテーブル別座席状態ファイル6に記憶された座席状態識別情報sとからビットマップ設定ファイル5を参照して各テーブル毎にそのテーブルの現状を表すイメージデータを決定するテーブルイメージ決定手段とを備えている。
【0082】
また、各空席管理端末1A〜1Nは、テーブルイメージ決定手段により各テーブル毎に決定されたテーブルイメージデータをビットマップファイル8から抽出し、同ビットマップファイル8に記憶されたフロアレイアウトのイメージデータ上のテーブル設定ファイル4に記憶された座標(X,Y)データで特定される各テーブルの位置にそれぞれ貼り付ける飲食店イメージ作成手段と、この飲食店イメージ作成手段により作成されたイメージデータの画像をテーブル状況表示画面30として表示する画像表示手段としてのパネル型ディスプレイ11とをそれぞれ備えている。
【0083】
したがって、各空席管理端末1A〜1Nのパネル型ディスプレイ11には、テーブル状況表示画面30として、飲食店内のフロアに実際に設置されている仕切り,柱,窓,出入口等の画像とともに、そのフロアの各所に配置されたテーブルの画像が表示される。そして、各テーブルの座席状態(空席,使用中,準備中など)は、そのテーブルのイメージデータの画像の違いから容易に判別できる。したがって、各テーブルの座席状態のみならず各テーブルの位置やその周囲の状況までも誰もが簡単に把握できるようになる。その結果、接客担当者は客の座席に関する希望を満たしたテーブルで空席のものを即座に見出だし、そのテーブルに客を案内できるようになるので、接客サービスが向上される。
【0084】
また、接客担当者は、例えば空席管理端末1Aのディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30を見て客を案内するテーブルを決めたならば、その客を案内するテーブルのイメージをタッチ操作する。そうすると、各空席管理端末1A〜1Nのディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30において、当該テーブルの座席状態が一斉に空席から使用中に更新される。同様に、飲食を終えた客が帰ったテーブルを片付ける際にそのテーブルのイメージをタッチ操作すると、当該テーブルの座席状態が一斉に使用中から準備中に更新される。また、テーブルを片付け終わった際にそのテーブルのイメージをタッチ操作すると、当該テーブルの座席状態が一斉に準備中から空席に更新される。
【0085】
このように、空席管理端末1A〜1Nのパネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30内の各テーブルのイメージをそのテーブルを指定するボタンと見なし、このテーブルボタンをタッチ操作するだけでそのテーブルの座席状態を順次更新できるので、操作性がよい。また、1台の空席管理端末でタッチ操作すれば自動的に他の空席管理端末で表示されている各テーブルの座席状態も更新されるので、空席状態にあったテーブルに客を案内してみたところ他の接客担当者が既に別の客を案内しているような不具合も防止できる。
【0086】
しかも、本実施の形態では、接客担当者が誤って別のテーブルのイメージをタッチ操作してしまった場合には、テーブル状況表示画面30に表示されている直前訂正ボタン31をタッチ操作することによって、そのミスを訂正することができる。すなわち、端末コントローラ2は、RAM203にTMID別メモリを形成しており、空席管理端末1A〜1Nから受信した座席状況変更コマンドに応じてテーブル別座席状態ファイル6のタッチ操作されたテーブルの座席状態識別情報を更新する毎に、更新前の座席状態識別情報及びタッチ操作されたテーブルのテーブル番号を含むテーブル利用履歴レコードのシーケンシャル番号を空席管理端末1A〜1Nの端末IDコードTMID別に記憶する。そして、空席管理端末1A〜1Nから直前訂正コマンドを受信すると、該当シーケンシャル番号のテーブル利用履歴レコードから直前訂正対象のテーブルと更新前の座席状態識別情報とを取得する。そして、テーブル別座席状態ファイル6の該当テーブルの座席状態を更新前の状態に戻すとともに、戻した後の座席状態を表示させるテーブル更新コマンドを編集して各空席管理端末1A〜1Nに送信するものとなっている。
【0087】
また、本実施の形態において、例えば飲食店のマネージャは、オーダストップの時刻になると、空席管理端末1A〜1Nのディスプレイ11に表示されたテーブル状況表示画面30内のオーダストップボタン32をタッチ操作する。そうすると、テーブル状況表示画面30に表示されている各テーブルのイメージのうち、空席状態にあるテーブルのイメージが全てオーダストップのイメージに自動的に変更される。したがって、オーダストップ後に接客担当者が客を空席のテーブルに案内してしまうミスを確実に防止できる。
なお、本実施の形態では、オーダストップボタン32のタッチ操作に応じて空席のテーブルのイメージをオーダストップのイメージに変更したが、オーダストップのイメージでなく準備中のイメージに変更するようにしても、同様な効果を奏し得る。この場合、ビットマップファイル8からオーダストップのテーブルイメージデータを全て削除できるので、記憶容量を低減できる効果も奏する。
【0088】
また、本実施の形態において、例えば飲食店のマネージャは、閉店の時刻になると、空席管理端末1A〜1Nのディスプレイ11に表示されたテーブル状況表示画面30内の閉店ボタン33をタッチ操作する。そうすると、テーブル状況表示画面30に表示されている各テーブルのイメージが全て空席のイメージに強制的に変更される。したがって、閉店時にテーブルボタンを1個1個タッチ操作して空席のイメージに戻す手間が不要となる。
【0089】
なお、本実施の形態では、閉店ボタン32のタッチ操作に応じて全てのテーブルのイメージを空席のイメージに変更したが、図28に示す端末コントローラ2のCPU201の閉店コマンド受信処理のように、座席状態識別情報sが「2」以外のテーブルの座席状態識別情報sを全て「2」に変更するように構成して、閉店のイメージでなく準備中のイメージに変更するようにしてもよい。こうすることにより、閉店後に例えばマネージャがテーブルを1つずつチェックし、片付けられているテーブルのテーブルボタンを順次タッチ操作して閉店のイメージに戻す運用を取ることができ、閉店後に各テーブルが片付けられたか否かをミスなくチェックできるようになる。
【0090】
ところで、本実施の形態では、端末コントローラ2にテーブル利用履歴ファイル8を設けるとともに、テーブル別座席状態ファイル6にテーブル別に座席状態開始時刻を記憶するエリアを設けている。そして、各テーブルの座席状態が変わる毎にその時点の時刻を座席状態開始時刻としてテーブル別座席状態ファイル6に記憶するようにしている。また、テーブル別座席状態ファイル6に記憶されていた前回の座席状態開始時刻と現在時刻との時間差により、その前回の座席状態の継続時間を算出し、この継続時間を含むテーブル別の利用履歴レコードを作成して、テーブル利用履歴ファイル8に蓄積格納するようにしている。
【0091】
したがって、テーブル利用履歴ファイル8に蓄積格納された利用履歴レコードを調べることで、テーブル毎の利用状況を容易に把握でき、利用率の低いテーブルを他の場所に移動させたり別のテーブルに置き換えたりして、店舗運営の効率アップを図ることが容易にできる。
【0092】
また、本実施の形態では、各空席管理端末1A〜1Nのディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30に、明細ボタン34を表示させている。そして、この明細ボタン34をタッチ操作するとともにテーブルボタンをタッチ操作すると、そのテーブルボタンに対応するテーブルの現在の座席状態の経過時間がディスプレイ11に表示されるようになっている。したがって、各テーブルの現在の座席状態の経過時間を、テーブル毎に簡単に確認することができる。
【0093】
ところで、前述したように、店舗運営の効率のアップを図るためには、テーブルを別の場所に移動させたり、別のテーブルに置き換えたりすることが行われる。そして、たとえ営業中でも、テーブルの移動や変更に伴ない、テーブル状況表示画面30に表示される各テーブルのイメージ(テーブルボタン)の位置や形状を速やかに変更できることが望ましい。
【0094】
そこで本実施の形態では、空席管理端末1A〜1Nのディスプレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30に位置変更ボタン35を表示させている。そして、位置変更ボタン35がタッチ操作された後、テーブルボタンがマウス13により画面上で任意の位置に移動されると、テーブル設定ファイル4に設定されていた当該テーブルの座標(X,Y)データを移動後の座標(Xe,Ye)に変更するとともに、該当テーブルのテーブルボタンが移動後の位置に移動した画面に切り替わるようにしている。
【0095】
また、同じくテーブル状況表示画面30にテーブル変更ボタン36を表示させている。そして、テーブル変更ボタン36がタッチ操作された後、テーブルボタンがタッチ操作されると、テーブルビットマップデータの一覧を表示させる。そしていずれかのテーブルビットマップデータが選択されると、テーブル設定ファイル4に設定されていた該当テーブルのビットマップコードBMCを選択されたビットマップデータのコードに変更するとともに、該当テーブルのテーブルボタンが選択されたビットマップデータで形成された画面に切り替わるようにしている。
【0096】
したがって、営業中にテーブルを移動させたり別のテーブルに交換した場合でも、簡単な操作で短時間のうちに、テーブル状況表示画面30に表示されているテーブルボタンを最新のテーブルの位置や形状に一致したものにできる。
【0097】
なお、テーブル設定ファイル4,ビットマップ設定ファイル5,テーブル別座席状態ファイル6及びテーブル利用履歴ファイル7を全て空席管理端末側に設けることにより、単体の空席管理端末によって本発明の空席管理装置を実現することも可能である。
【0098】
また、前記一実施の形態では、空席管理端末1a〜1nのパネル型ディスプレイ11に表示されたオーダストップボタン32または閉店ボタン33のタッチ操作によりオーダストップ宣言または閉店宣言がなされたと判断するようにしたが、端末コントローラ2が予め決められたオーダストップ時刻または閉店時刻になると自動的にオーダストップ宣言コマンドまたは閉店宣言コマンドを発生するようにして、このコマンドによりオーダストップ処理手段または閉店処理手段を実行するようにしてもよい。
【0099】
また、前記一実施の形態では、各テーブルの種別毎にテーブル空席用ビットマップデータ,テーブル使用中用ビットマップデータ,テーブル準備中用ビットマップデータ及びオーダストップテーブル用ビットマップデータのそれぞれについて記憶するようにしたが、空席,使用中,準備中及びオーダストップの各座席状態に対応した座席状態数分の座席状態ビットマップデータと、各テーブルの種別に対応したテーブル種類数分のテーブルビットマップデータとを備え、例えば空席のテーブルを表示する場合は、そのテーブルの種別に対応したテーブルビットマップデータと空席のビットマップデータとを合成して表示することで、そのテーブルの環境(位置,形状等)と座席状態とを識別可能としてもよい。
また、パネル型ディスプレイ11をカラーディスプレイとし、座席状態の違いを色の違いで表示するようにしても、本発明の効果を奏し得るものである。
【0100】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、各テーブルの座席状態の表示を簡単な操作で短時間のうちにオーダストップ時刻経過後に適した状態表示に切替えることができ、オーダストップ時刻経過後に新たな客を空席に案内してしまうミスを防止できる空席管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 空席管理端末の外観斜視図。
【図2】 空席管理装置のシステム図。
【図3】 空席管理端末のディスプレイに表示されるテーブル状況表示画面の一例を示す図。
【図4】 図2におけるテーブル設定ファイルの構造図。
【図5】 図2におけるビットマップ設定ファイルの構造図。
【図6】 図2におけるテーブル別座席状態ファイルの構造図。
【図7】 図2におけるテーブル利用履歴ファイルの構造図。
【図8】 図2におけるビットマップファイルの構造図。
【図9】 図8における背景用ビットマップデータの一例を示す図。
【図10】図8におけるテーブルビットマップデータの一例を示す図。
【図11】端末コントローラの要部構成を示すブロック図。
【図12】空席管理端末の要部構成を示すブロック図。
【図13】空席管理端末のCPUが実行する通常処理の要部を示す流れ図。
【図14】同通常処理のなかのテーブルボタン入力処理,直前訂正ボタン入力処理,オーダストップボタン入力処理,閉店ボタン入力処理をそれぞれ具体的に示す流れ図。
【図15】同通常処理のなかの明細ボタン入力処理を具体的に示す流れ図。
【図16】同通常処理のなかの位置変更ボタン入力処理及びテーブル変更ボタン入力処理をそれぞれ具体的に示す流れ図。
【図17】同通常処理のなかのテーブル更新コマンド受信処理を具体的に示す流れ図。
【図18】端末コントローラのCPUが実行する立上げ処理の要部を示す流れ図。
【図19】端末コントローラのCPUが実行する通常処理の要部を示す流れ図。
【図20】同通常処理のなかの座席状態変更コマンド受信処理を具体的に示す流れ図。
【図21】同通常処理のなかの直前訂正コマンド受信処理を具体的に示す流れ図。
【図22】同通常処理のなかのオーダストップコマンド受信処理を具体的に示す流れ図。
【図23】同通常処理のなかの閉店コマンド受信処理を具体的に示す流れ図。
【図24】同通常処理のなかの明細要求コマンド受信処理を具体的に示す流れ図。
【図25】同通常処理のなかの位置変更コマンド受信処理及びテーブル変更コマンド受信処理をそれぞれ具体的に示す流れ図。
【図26】各種コマンドのデータフォーマットを示す図。
【図27】テーブル明細データ表示画面の一例を示す図。
【図28】端末コントローラのCPUが実行する通常処理のなかの閉店コマンド受信処理の他の実施形態を示す流れ図。
【符号の説明】
1A〜1N…空席管理端末
2…端末コントローラ
3…通信回線
4…テーブル設定ファイル
5…ビットマップ設定ファイル
6…テーブル別座席状態ファイル
7…テーブル利用履歴ファイル
8…ビットマップファイル
11…パネル型ディスプレイ
12…タッチセンサパネル
30…テーブル状況表示画面
31…直前訂正ボタン
32…オーダストップボタン
33…閉店ボタン
34…明細ボタン
35…位置変更ボタン
36…テーブル変更ボタン
Claims (3)
- 飲食店において客が着席する各テーブル毎に空席 , 使用中 , 準備中等の座席状態を識別する座席状態識別情報を記憶する座席状態記憶手段と、
この座席状態記憶手段により記憶される座席状態識別情報に基づいて前記各テーブルの店内レイアウト画像を表示する画像表示手段と、
前記各テーブルのうち座席状態を変化させるテーブルを指定するテーブル指定手段と、
このテーブル指定手段により座席状態を変化させるテーブルが指定される毎に当該指定テーブルの前記座席状態記憶手段により記憶される座席状態識別情報を更新する座席状態更新手段と、
この座席状態更新手段により前記座席状態識別情報が更新される毎に前記各テーブルの店内レイアウト画像を切替えるレイアウト画像切替手段と、
オーダストップを宣言するオーダストップ宣言手段と、
この宣言手段によりオーダストップが宣言されると、前記座席状態記憶手段により空席を示す座席状態識別情報が記憶されているテーブルを検索するテーブル検索手段と、
このテーブル検索手段により検索されたテーブルの前記店内レイアウト画像上での表示を強制的にオーダストップを示すテーブルの表示に変更するオーダストップ処理手段と、
を具備したことを特徴とする空席管理装置。 - 飲食店において客が着席する各テーブル毎に空席 , 使用中 , 準備中等の座席状態を識別する座席状態識別情報を記憶する座席状態記憶手段と、
この座席状態記憶手段により記憶される座席状態識別情報に基づいて前記各テーブルの店内レイアウト画像を表示する画像表示手段と、
前記各テーブルのうち座席状態を変化させるテーブルを指定するテーブル指定手段と、
このテーブル指定手段により座席状態を変化させるテーブルが指定される毎に当該指定テーブルの前記座席状態記憶手段により記憶される座席状態識別情報を更新する座席状態更新手段と、
この座席状態更新手段により前記座席状態識別情報が更新される毎に前記各テーブルの店内レイアウト画像を切替えるレイアウト画像切替手段と、
オーダストップを宣言するオーダストップ宣言手段と、
この宣言手段によりオーダストップが宣言されると、前記座席状態記憶手段により空席を示す座席状態識別情報が記憶されているテーブルを検索するテーブル検索手段と、
このテーブル検索手段により検索されたテーブルの前記店内レイアウト画像上での表示を強制的に準備中を示すテーブルの表示に変更するオーダストップ処理手段と、
を具備したことを特徴とする空席管理装置。 - 前記座席状態更新手段は、前記テーブル指定手段により指定されたテーブルの前記座席状態記憶手段により記憶されている座席状態識別情報が空席状態を示す情報であったならば使用中状態を示す情報に更新し、使用中状態を示す情報であったならば準備中状態を示す情報に更新し、準備中状態を示す情報であったならば空席状態を示す情報に更新することを特徴とする請求項1または2に記載の空席管理装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP37129798A JP3764288B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 空席管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP37129798A JP3764288B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 空席管理装置 |
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Family
ID=18498468
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP37129798A Expired - Fee Related JP3764288B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 空席管理装置 |
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-
1998
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