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JP3801541B2 - データ収集装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線を介して収集対象機器と通信を行い、収集対象機器からデータを収集するデータ収集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばそれぞれのユーザのもとに設置されているファクシミリ装置とセンターのデータ収集装置とを、公衆回線などを含む通信回線で接続し、データ収集装置でファクシミリ装置からの情報を収集し、種々のサービスをユーザに提供するシステムが開発されている。このようなシステムにおいてユーザに提供するサービスの一つとして、それぞれのファクシミリ装置の診断をセンターにおいて行うリモート診断がある。
【0003】
このリモート診断を行う場合、一般にはセンター側からファクシミリ装置等の診断対象機器に対して発呼し、ポーリングによって診断対象機器から診断用データを収集し、機器診断を行っている。センター側から発呼するため、ファクシミリ装置などの診断対象機器の電話番号などを予め登録しておく必要がある。また、逆にファクシミリ装置からの発呼によって診断データをセンターに送信するシステムも存在する。そのようなシステムにおいても、診断データを受け取る診断対象機器は予め登録しておき、未登録のファクシミリ装置からは診断データの取得を行っていない。
【0004】
このように、リモート診断を行う際には、予め診断を行うファクシミリ装置の登録を行っておく必要がある。登録を行うための情報は、例えばファクシミリ装置を設置した時に販売店から収集される設置報告などに基づいて行われ、これが顧客情報となる。しかし、販売店によっては設置報告を怠ったり、設置先のユーザが引っ越して転居先が分からなくなったり、あるいはファクシミリ装置等の診断対象機器が他のユーザに譲渡されて譲渡先が不明になると、機器診断が行えなくなるという問題があった。
【0005】
また別の提供サービスとして、消耗品の受発注がある。例えばファクシミリ装置において使用している用紙やトナーがなくなった場合に、発注票をセンターに送信することによって、消耗品の提供が行われるものである。このサービスはそれぞれのファクシミリ装置等からの発呼によって行われるものであり、センター側で当該ファクシミリ装置の登録が無くても消耗品の受注が可能である。もちろんこのほかにも、各種のサービスがユーザに提供されている。
【0006】
これらのサービスはそれぞれが個別に行われている。例えば消耗品の発注が行われたファクシミリ装置については、機器診断の対象である場合が多い。しかし、機器診断の対象として登録されていないファクシミリ装置から消耗品の発注などの他のサービスの要求があっても、それが機器診断に対して自動的に反映されることはなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、データ収集の対象から漏れている外部装置についても、その外部装置からの着呼を利用してデータ収集対象として登録し、データ収集の対象となる外部装置をなるべく漏れの無いように管理するシステムを構築可能なデータ収集装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、収集対象機器からデータの収集を行うデータ収集装置において、通信回線を介して通信を行う通信手段と、収集対象機器が登録された管理テーブルと、通信手段を介して管理テーブル中の収集対象機器からデータの収集を行うとともに、外部装置から受信した場合に、不要な受信を排除した上で、あるいは受信内容によって登録対象の外部装置を絞り込み、外部装置が管理テーブルに登録されていないときには、その外部装置を診断対象機器として登録する制御を行う制御手段を有することを特徴とするものである。登録した後は、例えば所定時間毎に収集対象機器に対して自動的に発呼し、ポーリングによりデータ収集を行うことができる。
【0009】
このように、外部装置からの受信時に、その外部装置を診断対象機器として自動的に登録するので、診断対象機器の登録漏れを減少させることができるとともに、登録の負担を軽減することができる。また、このようにして自動的に登録された管理テーブルによって、漏れの少ない顧客情報を管理することが可能となる。
【0010】
なお、外部装置を診断対象機器として登録するためには、その外部装置に発呼するための相手先情報が必要となるが、これは例えば外部装置との間で行うファクシミリ伝送制御手順中の送信端末識別情報を解析することによって取得することができる。あるいは、外部装置からの着信時の発信者番号通知を解析することによって取得することもできる。
【0011】
また、外部装置からの受信は、例えば当該外部装置で用いる消耗品の発注票の受信であったり、あるいは、当該外部装置におけるトラブル発生時の通知の受信などが考えられる。もちろんそのほかの外部装置からの受信時にも、診断対象機器としての登録を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のデータ収集装置の実施の一形態を含むシステムの一例を示す概略構成図である。図中、1はデータ収集装置、2は通信回線、3は外部機器、11は通信部、12は制御部、13は顧客管理テーブルである。図1に示したシステムでは、センターなどに設置されたデータ収集装置1に対して、公衆回線や専用線などの通信回線2を介して、外部機器3が通信可能に接続されている。外部機器3は1台に限らず、複数台が通信回線2を介してデータ収集装置1と通信可能であってよい。外部機器3は、ここではファクシミリ通信が可能な装置であるものとする。また、データ収集装置1からの要求に応じて各種のデータを返送する機能を有しているものとする。さらに、例えば消耗品の発注を自動的あるいは手動で行うことができる機能を有しているものとする。
【0013】
データ収集装置1は、通信部11,制御部12,顧客管理テーブル13などを含んで構成されている。通信部11は、通信回線2を介して外部機器3などとの通信を行う。
【0014】
制御部12は、顧客管理テーブル13に登録されている収集対象機器に対して通信部11を介して通信を行い、収集対象機器から各種のデータを収集する。このデータの収集は、例えば所定時間毎に行うことができる。また、データの収集の際には、通信部11から収集対象機器に対して発呼し、ポーリングによってデータの収集を行うことができる。もちろん、独自手順によってデータの収集を行ったり、収集対象機器からの発呼によりデータを収集してもよい。収集したデータは、例えば図示しない機器診断システムなどに対して出力される。
【0015】
また制御部12は、外部機器3などから通信部11を介して消耗品発注票などを受信し、プリントアウトしたりあるいは図示しない消耗品受注システムなどに受信した消耗品発注票の情報を渡す。それとともに、消耗品発注票を送信してきた外部装置について、顧客管理テーブル13に登録されているか否かを判定し、登録されていない場合には当該外部装置を収集対象機器として顧客管理テーブル13に登録する。以後、外部装置は上述のように顧客管理テーブル13に基づいたデータ収集の対象となる。制御部12は、このほかにも、種々のサービスの提供を行うように構成してもよく、受信に伴って顧客管理テーブル13への登録を行うように構成することができる。例えば外部装置においてトラブルが発生した時にトラブル発生通知がセンターに送信される場合には、その受信に対する処理を行うとともに、その受信を契機として顧客管理テーブル13への登録を行うことができる。
【0016】
顧客管理テーブル13は、収集対象機器に関する情報が登録されている。図2は、顧客管理テーブル13の一例の説明図である。この例では、顧客管理テーブル13には、少なくとも収集対象機器の電話番号と、前回、データ収集を行った日時が登録されている。この前回のデータ収集日時は、制御部12が所定時間毎にデータ収集を行う際に、その所定時間の経過を監視するために用いられる。もちろん、顧客名や連絡先、その他、各種の情報を登録しておくことができる。
【0017】
次に、上述のシステムにおける動作について、主にデータ収集装置の動作の一例を説明する。図3は、本発明のデータ収集装置の実施の一形態における外部装置からの受信時の処理の一例を示すフローチャートである。ここでは説明のため、外部装置3から消耗品発注票を受信するものとして説明する。外部装置3から通信回線2を介してデータ収集装置1に着呼すると、データ収集装置1は、ファクシミリ伝送制御手順に従ってS21においてDIS(デジタル識別信号)を外部装置3に対して送出する。外部装置3では、DISを受信するとDIS中の受信能力に応じてDCS(デジタル命令信号)を送出するとともに、自装置の電話番号などを含むTSI(送信端末識別信号)を送出する。
【0018】
S22において、データ収集装置1は外部装置3から送られてくるDCS、TSIなどを受信し、DCSから通信時の各種設定を行うとともに、TSIを解析し、外部装置3の電話番号を取得する。そしてS23において、TSIから取得した外部装置3の電話番号が顧客管理テーブル13に登録されているか否かを判定する。登録されていなければ、S24において、外部装置3をデータの収集対象機器として顧客管理テーブル13に登録する。また、前回のデータ収集日時として、とりあえず現在の日時をS25で設定しておく。なお、外部装置3が既に顧客管理テーブル13に登録されている場合にはS24,S25の処理は行わずにS26へ進む。
【0019】
ファクシミリ伝送制御手順を進め、S26において、外部装置3から消耗品発注票を受信し、受信し終えたら外部装置3との通信を終了する。なお、受信した消耗品発注票は、例えば消耗品受注システムなどに送られ、外部装置3を利用しているユーザに対して消耗品の供給が行われる。
【0020】
このようにして、消耗品発注票を受信したときに顧客管理テーブル13を調べ、送信元の外部装置3が登録されていなければ自動的にデータ収集の対象として登録されることになる。消耗品を発注する外部装置3は、データ収集の対象であることが多い。例えば販売店からの設置報告が無く、顧客管理テーブル13に登録されていなかったり、転居先不明などで設置場所が分からなくなった場合など、様々な理由でデータ収集ができなくなっていた場合でも、外部装置3からの受信を契機として自動的にデータ収集の対象とすることができる。これによって、漏れのない顧客管理テーブル13を作成することができる。
【0021】
この動作の一例では、外部装置から受信した時には全て登録対象として、顧客管理テーブル13に登録されていない場合には登録の処理を行っている。しかし、例えば電話番号の間違えによる受信や、宣伝広告などの不要な受信である場合もある。これらを排除するため、例えば独自手順(NSFおよびNSC等)によって外部装置のチェックを行ったり、あるいは、受信内容を確認した後に外部装置を登録対象とするといった対策を講じてもよい。また、例えば消耗品発注票を受信した時のみ外部装置を登録対象とするなど、受信内容によって登録対象を絞り込んでもよい。
【0022】
また、上述の動作の一例では、S25において現在の日時を前回のデータ収集日時として設定しているが、例えば現在の日時より所定時間前の日時を設定して、すぐに次に説明するデータ収集の処理が行われるようにしてもよい。あるいは、S26における消耗品発注票を受信した後に、ファクシミリ伝送制御手順をフェーズBに戻し、データ収集の処理を続けて行ってもよい。
【0023】
さらに上述の例では、外部装置3の相手先情報(電話番号)の取得をTSIに基づいて行っているが、例えばナンバーディスプレイなどの発信者番号通知機能を利用して相手先情報を取得するように構成してもよい。
【0024】
もちろん、上述のように消耗品発注票以外の受信についても同様であり、S26において受信処理を行うことになる。また、例えば受信する情報によっては、画データとしてではなく、独自手順やバイナリモードなどによって情報の送受信が行われてもよい。
【0025】
図4は、本発明のデータ収集装置の実施の一形態におけるデータ収集時の処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、データ収集装置が待機状態であり、予め指定されている時刻に前回のデータ収集日時から所定時間が経過している収集対象機器からデータを収集するものとしている。
【0026】
待機状態において行われる処理の一つとして、図4に示す処理が起動され、S31において内蔵されている計時機能を呼び出して現在の日時を取得する。現在の時刻が予め指定されている時刻になったか否かをS32で判定し、指定時刻が到来していなければ他の処理へ移る。
【0027】
指定時刻となっている場合には、S33において顧客管理テーブル13から1レコードを読み出し、S34において、前回のデータ収集日時から所定時間が経過しているか否かを判定する。所定時間が経過していなければ、S38に進んで顧客管理テーブル13の次のレコードの処理に移る。
【0028】
顧客管理テーブル13から読み出したレコードの収集対象機器が、前回のデータ収集日時から所定時間が経過している場合には、S35において、当該収集対象機器に対して発呼し、S36において、収集対象機器からデータを収集する。データの収集は、例えばファクシミリ伝送制御手順のポーリング機能を利用して行ったり、あるいは、独自手順によって行うことができる。データの収集が終了したら、S37において収集対象機器との通信を終了する。
【0029】
このようにして顧客管理テーブル13の1レコードについて処理が終了したら、S38において、顧客管理テーブル13の次のレコードを読み出す。S39において、最後のレコードまで処理を行ったか否かを判定し、S38で未処理のレコードを読み出していればS34に戻り、読み出したレコードの処理を行う。全てのレコードについて処理が終了していれば、データ収集処理を終了する。
【0030】
このようにして収集対象機器から収集したデータは、例えば図示しない機器診断システムに転送し、収集対象機器の診断を行うことができる。あるいは、収集したデータを蓄積し、また図示しない解析システムに転送し、利用状況などの統計を取るなど、種々の用途に利用し、またユーザに対して種々のサービスを提供することができる。
【0031】
このようなデータ収集処理によって、例えば図3に示した受信時の処理において新たに収集対象機器として登録された外部装置についても、登録から所定時間経過後にデータの収集が行われることになる。
【0032】
なお、図4に示したデータ収集処理の例では、指定時刻の到来を待ってからデータの収集を行っているが、これに限らず、例えば前回のデータ収集日時から所定時間経過した時点で、順次、収集対象機器からのデータ収集を行うように構成してもよい。あるいは、例えば指定時刻に全ての登録されている収集対象機器からデータを収集するように構成することもできる。また、収集対象機器からの発呼によってデータを収集する構成であってもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、データ収集の対象から漏れている外部機器についても、その外部機器からの受信を利用してデータ収集対象として自動的に登録することができる。従って、漏れの少ない顧客管理テーブルを容易に作成することができ、また漏れの少ないデータ収集を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ収集装置の実施の一形態を含むシステムの一例を示す概略構成図である。
【図2】顧客管理テーブル13の一例の説明図である。
【図3】本発明のデータ収集装置の実施の一形態における外部装置からの受信時の処理の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明のデータ収集装置の実施の一形態におけるデータ収集時の処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…データ収集装置、2…通信回線、3…外部機器、11…通信部、12…制御部、13…顧客管理テーブル。

Claims (7)

  1. 通信回線を介して通信を行う通信手段と、収集対象機器が登録された管理テーブルと、前記通信手段を介して前記管理テーブル中の収集対象機器からデータの収集を行うとともに外部装置から受信した場合に不要な受信を排除した上で当該外部装置が前記管理テーブルに登録されていないときには該外部装置を診断対象機器として登録する制御を行う制御手段を有することを特徴とするデータ収集装置。
  2. 通信回線を介して通信を行う通信手段と、収集対象機器が登録された管理テーブルと、前記通信手段を介して前記管理テーブル中の収集対象機器からデータの収集を行うとともに外部装置から受信した場合に受信内容によって登録対象の外部装置を絞り込み当該外部装置が前記管理テーブルに登録されていないときには該外部装置を診断対象機器として登録する制御を行う制御手段を有することを特徴とするデータ収集装置。
  3. 前記制御手段は、前記外部装置との間で行うファクシミリ伝送制御手順中の送信端末識別情報を解析することによって前記外部装置の相手先情報を取得し、該相手先情報を用いて収集対象機器となった当該外部装置からデータの収集を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ収集装置。
  4. 前記制御手段は、前記外部装置からの着信時の発信者番号通知を解析することによって前記外部装置の相手先情報を取得し、該相手先情報を用いて収集対象機器となった当該外部装置からデータの収集を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ収集装置。
  5. 前記制御手段は、前記管理テーブルに登録されている前記収集対象機器に対して所定時間毎に自動的に発呼し、ポーリングによりデータを収集することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデータ収集装置。
  6. 通信回線を介して通信を行う通信手段と、収集対象機器が登録された管理テーブルと、前記通信手段を介して前記管理テーブル中の収集対象機器からデータの収集を行うとともに外部装置から受信した場合に当該外部装置が前記管理テーブルに登録されていないときには該外部装置を診断対象機器として登録する制御を行う制御手段を有し、前記外部装置からの受信は、当該外部装置で用いる消耗品の発注票の受信であることを特徴とするデータ収集装置。
  7. 通信回線を介して通信を行う通信手段と、収集対象機器が登録された管理テーブルと、前記通信手段を介して前記管理テーブル中の収集対象機器からデータの収集を行うとともに外部装置から受信した場合に当該外部装置が前記管理テーブルに登録されていないときには該外部装置を診断対象機器として登録する制御を行う制御手段を有し、前記外部装置からの受信は、当該外部装置におけるトラブル発生時の通知の受信であることを特徴とするデータ収集装置。
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