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JP3835596B2 - シート貼付装置 - Google Patents
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JP3835596B2 - シート貼付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート片を被貼付物に対して正確に位置決めして貼付けるシート貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体製造分野において、例えば、シリコンウェハ上に保護シートなどを貼付ける場合に、帯状の保護シートをシリコンウェハに対応した形状に切断すると共に、貼付ける貼付け装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の貼付け装置では、シートの切断を毎回行うので、貼付工程に時間が掛り、効率が悪かった。したがって、予めシリコンウェハの形状に切り取られたシート片を貼付ける貼付け装置が望まれていた。
一方、従来から、ラベル片を複数並べて有するラベル連続体から、ラベル片を一枚ずつ剥離して、被貼付物に対して自動的に貼付けるラベル貼付装置が使用されている。
しかし、従来のラベル貼付け装置と同様な貼付装置を半導体製造に適用しようとすると、貼付精度が悪く、使用することができないか、精度よく貼付けるように、シート片を剥離後に吸着保持して、位置決め後に貼付ける等、貼付け装置が複雑になり、却って効率が悪かったり、貼付け装置自体の価格が高くなるという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、シート連続体に並べて配置されたシート片を被貼付物に対して正確に位置決めして貼付けるシート貼付装置を簡単かつ安価に提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0007】
請求項1の発明は、帯状の剥離テープ(31)上にシート片(32)が仮貼付されて複数並べられているシート連続体(30)から、前記シート片をシリコンウェハ(1)に貼付けるシート貼付装置であって、前記剥離テープを送る送り機構(13,17,51,52,53)と、 前記シート連続体のシート片貼付け面を外側として、所定角度以上前記シート連続体を屈曲させることにより、前記シート片を前記剥離テープから剥離させる剥離部(16)と、前記シリコンウェハを保持し、前記シート連続体の送り方向に沿った方向に移動可能な保持テーブル(21)と、前記保持テーブルを駆動するテーブル駆動部(54)と、前記剥離部により剥離中の前記シート片の先端位置が所定位置に達したことを検出するシート片検出部(22)と、前記シート片の先端付近を前記剥離テープから剥離した後、前記剥離テープ上に戻しながら前記シート片検出部により前記シート片の先端を検出した位置に基づいて、前記保持テーブル上に保持された前記シリコンウェハの位置に対して前記シート片の位置を合わせるように、前記送り機構と前記テーブル駆動部を駆動し、前記シート片を前記シリコンウェハに貼付けるように制御を行う制御部と、を備え、前記シート片は、前記シリコンウェハの外形形状に略一致した外形形状であり、前記シート片検出部は、前記保持テーブルに対して固定されていること、を特徴とするシート貼付装置である。
【0010】
請求項の発明は、請求項1に記載のシート貼付装置において、前記剥離部(16)に接近して配置され、前記剥離部により剥離された前記シート片(32)を前記保持テーブル上の前記シリコンウェハに対して圧着する方向に移動可能な圧着ローラ(15)と、前記圧着ローラを駆動する圧着ローラ駆動部(54)と、を備え、前記制御部(50)は、前記シート片を前記シリコンウェハに貼付けるときに、所定位置で前記圧着ローラ駆動部を駆動して前記圧着ローラを圧着方向に移動すること、を特徴とするシート貼付装置である。
【0012】
請求項の発明は、請求項1又は請求項2に記載のシート貼付装置において、前記シート連続体(30)を巻いた連続ロールを取り付ける供給部(11)と、前記シート連続体から前記シート片(32)を剥離した後の剥離テープ(31)を巻き取る回収部(19)と、を備え、前記供給部及び前記回収部は、前記送り機構の送り方向に直交する方向における前記剥離テープの位置を規制する直交位置規制部を有すること、を特徴とするシート貼付装置である。
【0013】
請求項の発明は、請求項に記載のシート貼付装置において、前記直交位置規制部は、前記供給部(11)及び前記回収部(19)の巻枠に設けられる鍔であること、を特徴とするシート貼付装置である。
【0014】
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のシート貼付装置において、前記保持テーブル(21)は、前記送り機構(13,17,51,52,53)の送り方向に直交する方向における前記シリコンウェハ(1)の位置を調整する直交位置調整部を有すること、を特徴とするシート貼付装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、本発明によるシート貼付装置の実施形態を示す図である。
図2は、本実施形態におけるシート貼付装置のブロック図である。
本実施形態におけるシート貼付装置は、供給部11,ニップ部12,18,ブレーキローラ13,アイドルローラ14,圧着ローラ15,剥離部16,送りローラ17,回収部19,保持テーブル21,シート片検出部22を備え、シート連続体30からシート片21をシリコンウェハ1に貼付ける装置である。
【0017】
供給部11は、シート連続体30を巻いた連続体ロールを取り付ける巻枠となる部分である。供給部11は、シート連続体30を引き出すと、その引き出し力により回転するが、不用意に回転しないように、所定の回転負荷が掛けられている。また、供給部11は、連続体ロールの回転軸に平行な方向における位置を規制する直交位置規制部として、両端に鍔が設けられている。
【0018】
ここで、シート連続体30について説明する。
図3は、シート連続体30を説明する図である。図3(a)は、シート連続体30の一部を拡大した斜視図であり、図3(b)は、図3(a)中のDD’断面を示す図である。
シート連続体30は、剥離テープ31の上にシート片32が順次並べて設けられている帯状の部材である。
剥離テープ31は、厚さ略50μmのポリエステルシートであって、いわゆるセパレータの役割を果たし、ラベル連続体における台紙に相当する。
【0019】
シート片32は、本実施形態におけるシート貼付装置によりシリコンウェハ1に貼り付けられるシートであり、シリコンウェハ1に貼付けられた後に、パーティクル除去シートとして使用する。
パーティクル除去シートとは、半導体製造行程中に、このパーティクル除去シートを貼付けたクリーニング用シリコンウェハを流すことにより、シリコンウェハの搬送路及び作業台等の表面に付着しているパーティクル(塵埃)を除去するシートである。
【0020】
シート片32は、剥離シート32a,第1粘着材層32b,ベースシート32c,第2粘着材層32dにより形成されている。
剥離シート32aは、第1粘着材層32bを保護する厚さ略40μmのシートであり、シート片32がシリコンウェハ1に貼付けられた後、半導体製造行程をクリーニングするときに剥離される。
第1粘着材層32bは、半導体製造行程をクリーニングするときに最も外側の表面となる厚さ略30μmの層であり、この層の粘着力により、パーティクルの除去を行う。
ベースシート32cは、シート片32の土台となる厚さ略25μmのシートである。
第2粘着材層32dは、シート片32をシリコンウェハ1に貼付けるために必要な層であるとともに、剥離テープ31に対してシート片21を貼付けておく役割も有している。第2粘着材層32dは、厚さ略40μmとなっている。
【0021】
図1及び図2に戻って、ニップ部12,18は、それぞれシート連続体30,剥離テープ31をブレーキローラ13,送りローラ17に押しつけて、ブレーキローラ13,送りローラ17の動きとシート連続体30,剥離テープ31の動きとを滑ることなく対応させる部分である。ニップ部12,18は、回転中心にあるタイヨウ部12a,18aと、タイヨウ部12a,18aを中心として揺動可能であって、自らも回転自在なニップローラ12c,18cと、ニップローラ12c,18cに対して内蔵したばねにより付勢力を与えつつ、タイヨウ部12a,18a及びニップローラ12c,18cを接続する腕部12b,18bを有している。
【0022】
ブレーキローラ13は、後述の送りローラ17が、剥離テープ31(シート連続体30)を図1中の矢印Aにより示した送り方向(以下、順送り方向とし、この逆の方向を、逆送り方向とする)に駆動するときに、所定のブレーキを掛けるローラである。このブレーキローラ13により、ブレーキを掛けることにより、ブレーキローラ13〜送りローラ17間における剥離テープ31に所定の張力を与え、シート片32の剥離が確実に行われるようになる。
ブレーキローラ13は、ワンウェイクラッチ53を介して伝達ベルト52に接続されている。また、接続ベルト52は、シート駆動モータ51に接続されており、シート駆動モータ51が順送り方向に駆動すると、伝達ベルト52も回転する。しかし、ワンウェイクラッチ53は、順送り方向の駆動力をブレーキローラ13に伝えないようになっているので、順送り方向の駆動の場合には、ブレーキローラ13は、シート連続体30に対してブレーキ力のみを作用させる。この逆に、逆送り方向に駆動される場合には、シート駆動モータ51からの駆動力が伝達ベルト52及びワンウェイクラッチ53を介してブレーキローラ13に伝えられ、シート連続体30を逆送り方向に駆動する。
【0023】
アイドルローラ14は、シート連続体30の表裏を反転させて、後述の剥離部16におけるシート連続体30の向きを合わせるためのローラである。
【0024】
圧着ローラ15は、剥離テープ31から剥離したシート片32をシリコンウェハ1に対して圧着して貼付けるローラであり、圧着ローラ駆動部55により、図1中のY方向に上昇及び下降駆動される。なお、圧着ローラ15自体は、回転自在である。
【0025】
剥離部16は、シート連続体30のシート片32が貼付けられている側を外側として急角度で屈曲させることにより、シート片32を剥離テープ31から剥離させる部分である。
【0026】
送りローラ17は、シート駆動モータ51に接続されており、剥離テープ31を順送り方向,逆送り方向それぞれに駆動することができるローラである。
シート駆動モータ51は、制御部50によりパルス制御されるステッピングモータである。また、シート駆動モータ51は、電力が供給されていないときに回転位置を保持するために、電力が供給されていないときには、ブレーキを掛け、電力を供給するとブレーキを解除する負作動ブレーキを有している。
【0027】
回収部19は、回収部駆動部56により駆動されて、シート片32が剥離された剥離テープ31を回収する部分である。
また、回収部19には、供給部11と同様に、連続体ロールの回転軸に平行な方向における位置を規制する直交位置規制部として、両端に鍔が設けられている。
【0028】
保持テーブル21は、不図示の吸引装置によりシリコンウェハ1をエア吸引して吸着保持する土台である。保持テーブル21は、テーブル駆動部54により図1中のX方向に駆動される。また、保持テーブル21は、X方向に直交する方向であって、図1の紙面奥方向におけるシリコンウェハ1のシート片32に対する相対位置を調整するために、ねじ送り機構を利用した直交位置調整部を備えている。先に述べた供給部11及び回収部19に設けられた直交位置規制部である鍔により、シート連続体30の位置は規制されているが、最終的な微調整は、この保持テーブル21に設けられた直交位置調整部により行われる。
更に、保持テーブル21は、原点位置(図1において破線により示した位置であり、シリコンウェハ1のセットを行う位置)を検出する不図示のテーブル原点検出部により原点位置が検出されるようになっている。
【0029】
シート片検出部22は、剥離されながら送られてくるシート片32の先端位置を、光学的に非接触で検出するセンサであり、保持テーブル21に固定されている。具体的には、フォトリフレクタを使用している。
【0030】
次に、本実施形態におけるシート貼付装置の動作について説明する。
本実施形態におけるシート貼付装置は、制御部50により制御されるが、テーブル駆動部54が有するステッピングモータが1パルス駆動したときに保持テーブル21が移動する量と、シート駆動モータ51が1パルス駆動したときにシート連続体30が移動する量とが、等しくなるようになっている。具体的には、両モータが1パルス駆動すると、保持テーブル21及びシート連続体30は、0.01mm移動するようになっている。このようにすることにより、制御部50が行う制御動作を簡単にしている。
図4は、本実施形態におけるシート貼付装置のタイミングチャートである。
t0において、電源が投入されると、テーブル原点検出部から原点信号が出力されるまで(図1において、保持テーブル21を破線により示した位置まで)、テーブル駆動部54が保持テーブル21を+X方向又は−X方向に移動させる。
なお、保持テーブル21の位置は、公知の絶対位置センサ(不図示)により得られているので、この情報にしたがい、原点に向けて移動を行う。
また、圧着ローラ15は、上昇位置に保持される。
【0031】
t1において、原点信号がテーブル原点検出部から出力されたのち、作業者がシリコンウェハ1を保持テーブル21の所定の位置にセットする。
t2において、作業者が不図示のエア吸引スイッチをONすることにより、保持テーブル21のエア吸引を開始する
【0032】
t3において、作業者が、不図示のスタートスイッチをONすると、テーブル駆動部54が保持テーブル21を−X方向に移動させる。この駆動は、保持テーブル21に固定されたシート片検出部22が、シート片32の剥離を検出する位置(図1において、保持テーブル21を実線により示した位置)まで行われ(t3〜t5)、その制御は、所定のパルス数P1だけテーブル駆動部54の不図示のステッピングモータを駆動することにより行われる。なお、t4は、スタートスイッチがONされた後、スタートスイッチからのON信号が終了する時点である。
【0033】
t5において、保持テーブル21が所定位置まで移動を終えると、シート駆動モータ51が順送り方向に回転を開始し、シート連続体30を順送り方向に送る。このとき、シート駆動モータ51に設けられている負作動ブレーキも同時にONされて、シート駆動モータ51のブレーキを解除する。なお、シート駆動モータ51が駆動するときには、常に負作動ブレーキがONされるので、以下の説明では、この部分の説明を省略する。シート駆動モータ51が順送り方向に回転を行うと、伝達ベルト52も順送り方向に駆動されるが、ワンウェイクラッチ53が設けられているので、駆動力は、ブレーキローラ13に伝わらない。
また、回収部駆動部56も駆動を開始して、剥離テープ31が弛まないように巻き取る。
更に、t5において、シート片検出部22によるシート片32の検出を開始する。
【0034】
ここで、t5〜t6におけるシート連続体30の状態について説明する。
図5は、t5〜t6におけるシート連続体30の状態を説明する図である。
シート駆動モータ51が順送り方向に駆動されると、ブレーキローラ13と送りローラ17との間において、シート連続体30は、張力が与えられた状態で順送り方向に送られていく。このとき、剥離部16において、シート連続体30のシート片32が貼付けられている側を外側として急角度で屈曲させることにより、シート片32が剥離テープ31から剥離する。このときに剥離したシート片32の先端をシート片検出部22によって検出し、その位置を基準として、シート片32をシリコンウェハ1に貼付けることができれば、連続的に貼付作業を続けることができ、望ましい。
【0035】
しかし、シート連続体30が剥離部16を通過するときに、シート片32も剥離テープ31に引張られて屈曲し、ある程度屈曲した後に剥離するという動作を繰り返しながら、剥離が行われる。したがって、シート片32は、真っ直ぐには進まずに、図5の破線に示すように、主にY方向に振れながら+X方向に進む。
シート片32が振れながら進むので、シート片32の先端位置をシート片検出部22によって検出しても、正確な位置を検出することができず、不正確な位置に基づいてシート片32をシリコンウェハ1に貼付けると、貼りずれが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、以下に説明するt6〜t11において行う動作により、シート片32の先端位置を正確に検出するように、制御部50が制御を行う。
【0036】
t6において、シート片検出部22がシート片32を検出すると、シート駆動モータ51及び回収部駆動部56の駆動を停止する。
t7において、シート駆動モータ51は、逆送り方向に駆動を開始し、送りローラ17を逆送り方向に駆動する。シート駆動モータ51が、逆送り方向に駆動すると、伝達ベルト52を介して駆動力がワンウェイクラッチ53に伝わる。ワンウェイクラッチ53は、逆送り方向の駆動力については、ブレーキローラ13に伝えるので、ブレーキローラ13は、逆送り方向に回転駆動を行う。ブレーキローラ13と送りローラ17とは、外周上の駆動速度が等しくなるように、伝達ベルト52が掛けられる不図示のベルト車の減速比が設定されているので、シート連続体30は、逆送り方向に滑らかに駆動される。この逆送り方向の駆動量に相当する制御パルス数P3は、本実施形態では、先のt5〜t6において行われた順送り方向の駆動時に駆動されたパルス数P2と同じとした。なお、P3は、P2と等しくする必要はなく、シート片32の先端がシート片検出部22の検出領域から確実に退避する量であればよい。
【0037】
t8において、逆送り方向の駆動量が、パルス数P3に達すると、シート駆動モータ51の回転を停止する。
t9において、再び、シート駆動モータ51を順送り方向に駆動する。また、回収部駆動部56も、巻取り駆動を行う。
t10において、シート片検出部22によりシート片32の先端が再び検出されると、シート駆動モータ51及び回収部駆動部56の駆動を停止する。
t9〜t10において行われる順送り方向の駆動時には、先に行ったt5〜t6の動作により既に剥離されているシート片32が送り出されてくるだけであり、シート片32は、図5の実線で示したように真っ直ぐに送られてくる。したがって、t10において検出されるシート片32の先端位置は、正確な位置となる。
【0038】
t11において、テーブル駆動部54は、シート片32の先端位置とシリコンウェハ1の先端位置とが一致する位置まで、保持テーブル21を+X方向に移動する。先のt10において、シート片検出部22の検出位置にシート片32の先端が位置しており、また、保持テーブル21上には、シリコンウェハ1が正確に位置決めされて保持されている。よって、図5におけるL5に相当するパルス数P4だけ保持テーブル21を移動することにより、シート片32の先端位置とシリコンウェハ1の先端位置が一致する。更に、これ以降は、シート片検出部22による検出が不要であるので、t11以降は、シート片検出部22による検出を行わない。
【0039】
t12において、保持テーブル21がパルス数P4だけ移動した位置に到達すると、テーブル駆動部54の駆動を停止すると共に、圧着ローラ駆動部55が圧着ローラ15を下降させて、シート片32の先端とシリコンウェハ1の先端を圧着する。
t13において、テーブル駆動部54により保持テーブル21を+X方向に駆動開始すると共に、シート駆動モータ51も順送り方向の駆動を開始する。また、回収部駆動部56も巻取り駆動を開始する。
なお、圧着ローラ15の下降には、多少の時間が必要なので、t13までは、t12から所定の待ち時間を設けており、本実施形態では、2秒とした。
【0040】
t13〜t14において、順次貼付を行う。
t14において、テーブル駆動部54シート駆動モータ51を所定パルス数P5だけ駆動することにより、所定量保持テーブル21及びシート連続体30が移動したら、貼付終了として、テーブル駆動部54,シート駆動モータ51,回収部駆動部56の全てを停止する。また、圧着ローラ駆動部55により、圧着ローラを上昇させる。
t15において、テーブル駆動部54により保持テーブル21を+X方向に駆動して、テーブル原点検出部により原点検出信号が出力された時点(t16)で、エア吸引をOFFして、貼付動作を終了する。
なお、下降時と同様に、圧着ローラ15の下降には、多少の時間が必要なので、t15までは、t14から所定の待ち時間を設けてあり、動作を確実にするために本実施形態では、2秒とした。
t16において、貼付動作が終了したら、作業者は、シート片32が貼付けられたシリコンウェハ1を保持テーブル21から外して、全ての貼付作業が終了する。
【0041】
本実施形態によれば、シート片32を一度剥離した後、逆送り方向に駆動して、再度順送り方向の駆動を行いながら、シート片32の先端位置を検出するので、簡単な構成であっても、シート片32の先端位置を正確に検出することができる。
【0042】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、本実施形態において、シート片32を一度剥離した後、逆送り方向に駆動して、再度順送り方向の駆動を行いながら、シート片32の先端位置を検出する例を示したが、これに限らず、例えば、シート片32を剥離しながらシート片32の先端位置を検出した後、逆送り方向に駆動しながら、シート片32が検出されなくなる位置を得て、この位置を基準としてもよい。
また、本実施形態において、シート片32は、パーティクル除去シートであって、これをシリコンウェハ1に貼付ける例を示したが、これに限らず、例えば、シリコンウェハに保護シートを貼付ける場合に適用してもよいし、半導体製造の分野に限らず、シート連続体からシート片を正確に貼付る場合であればよい。
【0043】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を得られる。
【0045】
(1)シート片の先端付近を剥離テープから剥離した後、剥離テープ上に戻しながらシート片検出部によりシート片の先端を検出した位置に基づいて、シート片を被貼付物に貼付けるように制御を行うので、剥離時の悪影響を受けずに、シート片の先端位置を正確に検出することができ、精度よく貼付を行うことができる。
【0047】
(2)剥離部は、シート連続体のシート片貼付け面を外側として、所定角度以上シート連続体を屈曲させることにより、シート片を剥離テープから剥離させるので、簡単な構成とすることができ、装置を安価にすることができる。
【0048】
(3)シート片を被貼付物に貼付けるときに、保持テーブル上に保持された被貼付物の位置に対してシート片の位置を合わせるように、送り機構とテーブル駆動部を駆動し、所定位置で圧着ローラ駆動部を駆動して圧着ローラを圧着方向に移動するので、精度よく貼付を行うことができる。
【0049】
(4)シート片検出部は、保持テーブルに対して固定されているので、シート片検出部と保持テーブルとの間の寸法誤差が積算することなく、より精度よく貼付を行うことができる。
【0050】
(5)供給部及び回収部は、送り機構の送り方向に直交する方向における剥離テープの位置を規制する直交位置規制部を有するので、剥離テープの送り方向に直交する方向の位置を正確に保つことができる。
【0051】
(6)直交位置規制部は、供給部及び回収部の巻枠に設けられる鍔であるので、簡単な構成とすることができ、装置を安価にすることができる。
【0052】
(7)保持テーブルは、送り機構の送り方向に直交する方向における被貼付物の位置を調整する直交位置調整部を有するので、送り方向に直交する方向の貼付も精度よく行うことができる。
【0053】
(8)被貼付物は、シリコンウェハであり、シートは、シリコンウェハの外形形状に略一致した外形形状であるので、高精度の貼付が必要な半導体製造の分野において、特に有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート貼付装置の実施形態を示す図である。
【図2】本実施形態におけるシート貼付装置のブロック図である。
【図3】シート連続体30を説明する図である。
【図4】本実施形態におけるシート貼付装置のタイミングチャートである。
【図5】t5〜t6におけるシート連続体30の状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 シリコンウェハ
11 供給部
12,18 ニップ部
13 ブレーキローラ
14 アイドルローラ
15 圧着ローラ
16 剥離部
17 送りローラ
19 回収部
21 保持テーブル
22 シート片検出部
30 シート連続体
31 剥離テープ
32 シート片
50 制御部
51 シート駆動モータ
52 伝達ベルト
53 ワンウェイクラッチ
54 テーブル駆動部
55 圧着ローラ駆動部
56 回収部駆動部

Claims (5)

  1. 帯状の剥離テープ上にシート片が仮貼付されて複数並べられているシート連続体から、前記シート片をシリコンウェハに貼付けるシート貼付装置であって、
    前記剥離テープを送る送り機構と、
    前記シート連続体のシート片貼付け面を外側として、所定角度以上前記シート連続体を屈曲させることにより、前記シート片を前記剥離テープから剥離させる剥離部と、
    前記シリコンウェハを保持し、前記シート連続体の送り方向に沿った方向に移動可能な保持テーブルと、
    前記保持テーブルを駆動するテーブル駆動部と、
    前記剥離部により剥離中の前記シート片の先端位置が所定位置に達したことを検出するシート片検出部と、
    前記シート片の先端付近を前記剥離テープから剥離した後、前記剥離テープ上に戻しながら前記シート片検出部により前記シート片の先端を検出した位置に基づいて、前記保持テーブル上に保持された前記シリコンウェハの位置に対して前記シート片の位置を合わせるように、前記送り機構と前記テーブル駆動部を駆動し、前記シート片を前記シリコンウェハに貼付けるように制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記シート片は、前記シリコンウェハの外形形状に略一致した外形形状であり、
    前記シート片検出部は、前記保持テーブルに対して固定されていること、
    を特徴とするシート貼付装置。
  2. 請求項1に記載のシート貼付装置において、
    前記剥離部に接近して配置され、前記剥離部により剥離された前記シート片を前記保持テーブル上の前記シリコンウェハに対して圧着する方向に移動可能な圧着ローラと、
    前記圧着ローラを駆動する圧着ローラ駆動部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記シート片を前記シリコンウェハに貼付けるときに、所定位置で前記圧着ローラ駆動部を駆動して前記圧着ローラを圧着方向に移動すること、
    を特徴とするシート貼付装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシート貼付装置において、
    前記シート連続体を巻いた連続ロールを取り付ける供給部と、
    前記シート連続体から前記シート片を剥離した後の剥離テープを巻き取る回収部と、
    を備え、
    前記供給部及び前記回収部は、前記送り機構の送り方向に直交する方向における前記剥離テープの位置を規制する直交位置規制部を有すること、
    を特徴とするシート貼付装置。
  4. 請求項に記載のシート貼付装置において、
    前記直交位置規制部は、前記供給部及び前記回収部の巻枠に設けられる鍔であること、
    を特徴とするシート貼付装置。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のシート貼付装置において、
    前記保持テーブルは、前記送り機構の送り方向に直交する方向における前記シリコンウェハの位置を調整する直交位置調整部を有すること、
    を特徴とするシート貼付装置。
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