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JP3840751B2 - 配管用継手、および継手取外し工具 - Google Patents
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JP3840751B2 - 配管用継手、および継手取外し工具 - Google Patents

配管用継手、および継手取外し工具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部を流体が流れる2つの流体用配管を繋ぎ止めた状態で拘止する配管用継手を2つの流体用配管より簡単な作業で取り外すことが可能で、且つロック状態の解除された配管用継手を中空の内部より簡単な作業で取り出すことの可能な継手取外し工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用空気調和装置等に使用される冷凍サイクルでは、レシーバの出口とクーリングユニットの入口とを結ぶ冷媒配管同士を繋ぎ合わせるため、あるいはクーリングユニットと冷媒圧縮機の吸入口とを結ぶ冷媒配管同士を繋ぎ合わせるために配管用継手が使用されている。
【0003】
そして、従来より、特開平8−277976号公報においては、図16および図17に示したような配管用継手100が提案されている。この配管用継手100は、断面形状が半円形状の第1継手本体101と、この第1継手本体101にヒンジ部103を介して回動自在に支持された断面形状が半円形状の第2継手本体102とから構成されている。そして、第1、第2継手本体101、102には、内側面において2本の冷媒配管104、105のフランジ部(図示せず)を係止する凹状溝(図示せず)を形成する半円弧形状の凸状部106、107を備えている。
【0004】
そして、第1継手本体101の自由端側には、内部に係合爪(図示せず)が形成された凹状係合部110が設けられている。その凹状係合部110の第2継手本体102側には、第2継手本体102の自由端側より突出した凸状係合部(板ばね)109を差し込むための挿入穴の開口(図示せず)が形成されている。さらに、凹状係合部110の挿入穴の開口側に対して逆側には、凸状係合部109と係合爪とのロック状態を解除するためのロック解除穴111が形成されている。そのロック解除穴111は、取外し工具としてのマイナスドライバ(図示せず)を差し込むことが可能な大きさで、横一文字状に開口している。
【0005】
ここで、冷凍サイクルを構成する機能部品や、冷媒配管の近くに設置された車載部品を車両から着脱するときに、冷媒配管が着脱作業の邪魔になる場合、冷媒配管から配管用継手を取り外した後に冷媒配管を取回し位置より外す必要がある。このような場合には、図16および図17に示したように、配管用継手100の非常に小さなロック解除穴111にマイナスドライバの先端部を挿入した後にマイナスドライバを捩じって配管用継手100に設けられている凸状係合部109と係合爪とのロックを外すことにより、配管用継手100をロック状態(配管拘止状態)からアンロック状態(配管解放状態)にする。これにより、配管用継手100が冷媒配管104、105より外れるので、次の作業に移ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のような、マイナスドライバによって冷媒配管から配管用継手を取り外す作業では、マイナスドライバを挿入する作業とマイナスドライバを捩じる作業とが必要であるため、作業者による作業効率が悪いという問題が生じている。また、図16および図17に示したように、配管用継手100をロック状態からアンロック状態にしてしまえば、冷媒配管104、105から簡単に取り外すことができるので、仮に配管用継手100を作業者が掴み損なうと、配管用継手100をエンジンルーム内に落下させてしまい、作業者による作業効率を更に悪化させるという問題も生じている。
【0007】
さらに、マイナスドライバの先端部を誤って配管用継手100のロック解除穴111と異なる場所に差し込んだりすると、配管用継手100を破損させてしまったり、マイナスドライバの先端部により配管用継手100の外側面を傷付けたりする可能性があった。この場合には、冷媒配管104、105を配管用継手100により繋ぎ止める配管用継手100の取付作業の際に、新品の配管用継手を用意しなければならず、配管用継手100の脱着作業が高価なものとなるという問題が生じている。
【0008】
そして、上述したように、配管用継手100をロック状態からアンロック状態にしてしまえば簡単に冷媒配管104、105から配管用継手100を取り外すことができるので、仮に冷媒配管104、105内に冷媒が残留している状態で配管用継手100を冷媒配管104、105から取り外した場合に、内部の冷媒の圧力によって2つの冷媒配管104、105の繋ぎ部分が広がってその繋ぎ部分の隙間から急激に冷媒が飛び出すことにより、作業者が危険に晒されるという問題も生じている。
【0009】
【発明の目的】
本発明の第1の目的は、先端部が尖っており、且つ流体用配管の継ぎ目を覆うことのできない取外し工具であるマイナスドライバをロック解除穴内に差し込めなくすることにより、破損や傷付きを防止することのできる配管用継手を提供することにある。
【0010】
本発明の第2の目的は、2つの流体用配管より配管用継手を取り外すための専用の継手取外し工具を提供することにある。また、2つの流体用配管より配管用継手を取り外す取外し作業の作業効率を向上すると共に、取外し作業時に配管用継手を落下させることのない継手取外し工具を提供することにある。さらに、仮に2つの流体用配管内に流体が残留している状態の時に配管用継手のロック状態を解除しても、2つの流体用配管の繋ぎ部分から作業者の方向に流体が飛び出すことのない安全性の高い継手取外し工具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、一方の継手本体に設けられた凸状係合部を他方の継手本体に形成された挿入穴内に差し込んで凹状係合部に係合させることにより、凸状係合部と凹状係合部とがロック状態となる。これにより、一対の継手本体よりなる配管用継手が2つの流体用配管を繋ぎ止めた状態で拘止する配管拘止状態となる。
【0012】
そして、2つの流体用配管より配管用継手を取り外す場合でも、ロック解除穴の一部を閉塞部により塞いでいるので、先端部が尖っており、且つ流体用配管の継ぎ目を覆うことのできない取外し工具であるマイナスドライバをロック解除穴内に差し込めなくすることにより、マイナスドライバの先端部を誤ってロック解除穴と異なる場所に差し込んだり、マイナスドライバの先端部により配管用継手の外側面を傷付けたりすることはない。
【0013】
また、一方の継手本体に設けられた弾性体を他方の継手本体に設けられた挿入穴内に差し込んで、凹状係合部に設けられた係合爪に弾性体の窓部分を係合させることにより、弾性体と係合爪とがロック状態となる。これにより、一対の継手本体よりなる配管用継手が2つの流体用配管を繋ぎ止めた状態で拘止する配管拘止状態となる。
【0014】
また、挿入穴内に設けられた突起部と係合爪との間の弾性体の板厚方向に、弾性体の板厚に応じた所定の間隙が形成されているので、仮に製品誤差等により弾性体が規格値以上の変形をしていた場合に、弾性体を挿入穴内に挿入しようとした際、弾性体が突起部に引っ掛かって弾性体を係合爪と係合させることができないので、不良品により2つの流体用配管を繋ぎ止めてしまうという不具合を回避できる。
【0015】
請求項に記載の発明によれば、凹状係合部に第1、第2型抜き穴を形成し、更に挿入穴の開口を第3型抜き穴として利用することにより、凹状係合部において挿入穴の開口側に対して逆側に形成されるロック解除穴の一部を閉塞部により塞がれていても、第1、第2成形型により係合爪の一端側面を成形することができる。これにより、ロック解除穴の一部を閉塞部により塞いでも、挿入穴内に係合爪を規格通りに成形できるので、不良品の発生を防止できる。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、容器形状の工具本体を、開口した一端側を先頭にして配管用継手の径方向に沿って移動させて工具本体の中空の内部に配管用継手を取り込むことにより、ロック解除手段が配管用継手のロック解除穴内に差し込まれる。すると、このような動作で配管用継手のロック状態が容易に解除されるので、配管用継手を2つの流体用配管から簡単に取り外すことができる。また、配管用継手を2つの流体用配管より取り外しても、継手保持手段によって工具本体内に配管用継手が保持されているので、配管用継手が脱落する恐れはない。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、配管用継手を2つの流体用配管より取り外しても、弾性体に発生した配管保持手段に対する付勢力により、配管保持手段が配管拘束状態となる。これにより、配管用継手と分離された2つの流体用配管が工具本体から外れない。このとき、工具本体により2つの流体用配管の繋ぎ部分が取り囲まれているので、仮に2つの流体用配管内に流体が残留している状態の場合でも、2つの流体用配管の繋ぎ部分から作業者の方向に流体が飛び出すことはない。そして、作業者が工具本体を2つの流体用配管より外してから弾性体の付勢力に抗して配管保持手段の状態を配管解放状態に手動により変更すると、工具本体を2つの流体用配管から外すことができる。
【0018】
請求項に記載の発明によれば、本体誘導手段によって配管用継手の径方向の一端側から他端側に向けて略直線上に工具本体が誘導されることにより、作業者が工具本体内に配管用継手を取り込む際に、ロック解除手段が配管用継手のロック解除穴内に正確に差し込まれる。それによって、ロック解除手段がロック解除穴と異なる場所に突き当たることはないので、配管用継手の損傷を防げる。
【0019】
請求項に記載の発明によれば、配管用継手を工具本体内に取り入れた際に、配管用継手の軸方向の両側を覆う一対の配管規制手段は、配管用継手によるロック状態が解除された2つの流体用配管が所定寸法以上離れることを規制することにより、2つの流体用配管の繋ぎ部分が不用意に広がることはなく、2つの流体用配管の繋ぎ部分からの流体の噴出量を抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
〔実施形態の構成〕
図1ないし図15は本発明の実施形態を示したもので、図1は継手取外し工具により冷媒配管用継手を金属パイプより取り外した状態を示した図で、図2は冷媒配管用継手の配管解放状態を示した図である。
【0021】
本実施形態の冷媒配管用の継手取外し工具1は、車両用空気調和装置の冷凍サイクルに使用される2本の金属パイプ11、12を繋ぎ止めた状態で拘止する冷媒配管用継手2を、図示しないクランプにより径方向の移動が規制された2本の金属パイプ11、12から取り外す際に使用される。2本の金属パイプ11、12は、本発明の2つの流体用配管に相当するもので、例えばレシーバの出口とクーリングユニット(膨張弁)の入口とを結ぶ高圧配管またはクーリングユニット(冷媒蒸発器)の出口と冷媒圧縮機の吸入口とを結ぶ低圧配管の何れかの冷媒配管として利用される。
【0022】
金属パイプ11は、雄型配管であって、金属パイプ12と接続する端部の外周に、円環板形状のフランジ部13と、シール部材であるOリング14とが嵌め込まれる嵌合溝15とが形成されている。金属パイプ12は、雌型配管であって、金属パイプ11の嵌合溝15が形成された円筒形状の配管接続部16が差し込まれる円筒形状の配管接続部17、およびこの配管接続部17の他端側に設けられたテーパ部18を有している。この配管接続部17は配管接続部16よりも内径が大きい。そして、配管接続部17の先端部の外周には、冷媒配管用継手2により拘止された際に、フランジ部13と密着する円環板形状のフランジ部19が形成されている。
【0023】
次に、本実施形態の冷媒配管用継手2の構造を図1ないし図6に基づいて簡単に説明する。ここで、図3および図4は冷媒配管用継手の配管拘止状態を示した図で、図5は冷媒配管用継手の主要部の構造を示した図で、図6(a)は第1成形型による係合爪の一端側面の樹脂成形方法を示した図で、図6(b)は第2成形型による係合爪の一端側面の樹脂成形方法を示した図である。
【0024】
冷媒配管用継手2は、本発明の配管用継手に相当するもので、例えばPPS樹脂等の樹脂材料により略円筒形状に形成されたクランプである。この冷媒配管用継手2は、断面形状が半円形状の第1継手本体3と、この第1継手本体3に2個の支持部(ヒンジ部)20を介して回動自在に支持された断面形状が半円形状の第2継手本体4とから構成されている。
【0025】
第1継手本体3は、本発明の一対の継手本体のうちの他方の継手本体に相当する。この第1継手本体3の軸方向の両側には、2本の金属パイプ11、12のフランジ部13、19およびテーパ部18を係止する凹状溝3a、3bを内側面に形成する凸状部3A、3Bが形成されている。そして、第1継手本体3の軸方向の両端には、2本の金属パイプ11、12を保持する半円弧形状の嵌合部21、およびこの嵌合部21の近傍に凸形状のガイド部22がそれぞれ形成されている。嵌合部21は、第1継手本体3の軸方向の両端にそれぞれ形成されている。そして、ガイド部22は、略コの字形状に第1継手本体3の嵌合部21の外側面より外方向に略U字形状に突出している。
【0026】
また、第1継手本体3の下端部(自由端側部)には、第2継手本体4側が開口した略方形形状の係合穴(本発明の挿入穴に相当する)23を有する凹状係合部27が設けられている。そして、凹状係合部27は、係合穴23の開口側に対して逆側に、閉塞壁(本発明の閉塞部に相当する)28により塞がれた2個のロック解除穴24が形成されている。また、凹状係合部27の係合穴23の内壁面(図示上壁面と図示下壁面)からは、図2、図5および図6に示したように、略三角形状の係合爪23aおよび直方体形状の突起部23bが係合穴23の穴深さ方向に対して垂直方向に突出している。なお、係合爪23aは、後記する板ばね26を誘導し易いように先端側がテーパ面(開口側に向かえば向かう程、係合爪23aの高さが低くなるように傾斜した傾斜面)とされ、逆側が窓部分26aを係止し易いように直立壁面とされている。
【0027】
ここで、一文字状のロック解除穴24を閉塞壁28により2分割しているため、係合穴23内に係合爪23aの一端側(閉塞壁28側)を樹脂成形し難い。このため、凹状係合部27の壁面には、図3、図5および図6(a)、(b)に示したように、係合爪23aの一端側面を成形する第1成形型29aを引き抜くための第1型抜き穴27a、および係合爪23aの一端側面を成形する第2成形型29bを引き抜くための第2型抜き穴27bが係合穴23内と外壁面とを連通するように形成されている。
【0028】
なお、第1、第2型抜き穴27a、27bは、略垂直方向に交差するように形成されている。また、第1型抜き穴27aは閉塞壁28の形成方向に対して垂直(直交)する方向に穴開けされており、第2型抜き穴27bは閉塞壁28の形成方向に沿うように平行に形成されている。そして、係合穴23の開口は、係合爪23aの他端側面を成形する第3成形型29cを引き抜くための第3型抜き穴を構成している。
【0029】
第2継手本体4は、本発明の一対の継手本体のうちの一方の継手本体に相当する。この第2継手本体4の軸方向の両側には、2本の金属パイプ11、12のフランジ部13、19およびテーパ部18を係止する凹状溝4a、4bを内側面に形成する凸状部4A、4Bが形成されている。そして、第2継手本体4の軸方向の両端、すなわち、第1継手本体3の嵌合部21に対応した位置には、2本の金属パイプ11、12を保持する半円弧形状の嵌合部25がそれぞれ形成されている。
【0030】
また、第2継手本体4の自由端側からは、第1継手本体3の係合穴23内の係合爪23aに窓部分26aが係合する(引っ掛けられる)ことにより、冷媒配管用継手2をロック状態とする板ばね26が第1継手本体3側に突出している。この板ばね26は、本発明の凸状係合部に相当するもので、金属材料(ばね材料)により形成されて板厚方向に弾性変形が可能な弾性体である。そして、板ばね26の基部は、第2継手本体4の自由端側にインサート成形されている。なお、係合穴23と板ばね26とで冷媒配管用継手2のロック部を構成する。
【0031】
さらに、第2継手本体4の自由端側の板ばね26の両側からは、図2および図3に示したように、略長円形状の断面を有する2本の軸状部30が第1継手本体3側に突出している。これらの軸状部30の突出量は、図3に示したように、冷媒配管用継手2のロック状態となった際に、軸状部30の先端面と第1継手本体3の凹状係合部27の外側面とが同一平面上に位置するように調節されている。このため、第1継手本体3の凹状係合部27の外側面と第2継手本体4の軸状部30の先端面とが同一平面上に位置することを作業者が手で触って確認することで、視認し難い場所で金属パイプ11、12を繋げる場合でも冷媒配管用継手2を容易に取り付けることができる。
【0032】
ここで、図2は冷媒配管用継手2のアンロック状態(配管解放状態)、すなわち、第1継手本体3と第2継手本体4とが支持部20を中心にして例えば90°程度離れて、2本の金属パイプ11、12を解放する態様を示す。また、図3および図4は冷媒配管用継手2のロック状態(配管拘止状態)、すなわち、第1継手本体3と第2継手本体4とが合わさって冷媒配管用継手2が略円筒形状となり、2本の金属パイプ11、12を繋ぎ止めた状態で拘止する態様を示す。
【0033】
次に、本実施形態の継手取外し工具1の構造を図1、図7ないし図15に基づいて簡単に説明する。ここで、図7および図8は冷媒配管用の継手取外し工具を示した図で、図9ないし図13は冷媒配管用継手2の取外し作業の作業工程を示した図で、図14および図15は冷媒配管用の継手取外し工具1の構造を示した図である。
【0034】
継手取外し工具1は、冷媒配管用継手2を包み込むように取り入れることが可能な工具本体5と、この工具本体5の内部に設けられた2本の爪状体(ピン部)6と、工具本体5の内部に設けられたプレート7と、冷媒配管用継手2を工具本体5内に保持するためのストッパ8と、このストッパ8に付勢力を与えるスプリング9とから構成されている。
【0035】
工具本体5は、例えばナイロン66等の樹脂材料により容器形状に形成されている。この工具本体5は、一端側が開口しており、所定の板厚を持つ略長方形状の天井壁31、この天井壁31の両側端部より垂下された両側壁32、および天井壁31の前後端部より垂下された規制壁33により構成されている。天井壁31は、冷媒配管用継手2の径方向の一端側を覆う部分である。
【0036】
両側壁32は、冷媒配管用継手2の径方向の両側方を覆う部分である。この両側壁32のうちの一方の側壁32の下端部には、ストッパ8を回動自在に支持するためのピン部34が内装された切欠き溝35が形成されている。規制壁33は、冷媒配管用継手2の軸方向の前後を覆う部分で、工具本体5を2本の金属パイプ11、12の径方向の一端側から他端側へ所定寸法だけ金属パイプ11、12に対して相対的に移動させても、2本の金属パイプ11、12が挿通可能な長穴36が形成されている。なお、長穴36の開口側には、2本の金属パイプ11、12を挿入し易いようにテーパ部37が形成されている。
【0037】
また、規制壁33の内側面は、図12に示したように、アンロック状態の冷媒配管用継手2から解放された2本の金属パイプ11、12が内部に溜められた冷媒の圧力によってフランジ部13、19間が広がった際に所定寸法(例えば30mm〜34mm)以上離れることを規制する一対の配管規制手段を構成する。そして、規制壁33の長穴36よりも天井壁31側の内側面には、凹形状のガイド部38が形成されている。このガイド部38には、冷媒配管用継手2のガイド部22が係合する。
【0038】
なお、凹形状のガイド部38および凸形状のガイド部22は、作業者が工具本体5を金属パイプ11、12側に押し込んだ際に、2本の爪状体6が2個のロック解除穴24内に正確に差し込まれるように、冷媒配管用継手2の径方向の一端側から他端側に向けて略直線上に工具本体5を誘導し易くするための本発明の本体誘導手段を構成する。
【0039】
2本の爪状体6は、本発明のロック解除手段に相当するもので、天井壁31より図示下方に直線上に突出するように、工具本体5の天井壁31にインサート成形されている。これらの爪状体6は、工具本体5を冷媒配管用継手2の径方向の一端側より他端側に、冷媒配管用継手2に対して相対的に移動させた際に、冷媒配管用継手2の2個のロック解除穴24内に差し込まれて、第2継手本体4の板ばね26を起こして、その板ばね26に形成された窓部分26aと第1継手本体3の係合穴23内の係合爪23aとの係合状態を解除することにより、冷媒配管用継手2の状態をロック状態からアンロック状態に変更する。
【0040】
プレート7は、本発明の継手保持手段に相当するもので、2本の爪状体6の設置箇所よりも2本の金属パイプ11、12を越えた反対側の天井壁31より図示下方に直線上に突出するように、工具本体5の天井壁31にインサート成形されている。このプレート7の先端部は、基体部分よりも内側に折り曲げられており、アンロック状態の冷媒配管用継手2の第1継手本体3を工具本体5内に保持する。
【0041】
そして、プレート7は、第1、第2継手本体3、4間の支持部20付近に形成される隙間内に差し込まれて第2継手本体4の端部に摺接し、工具本体5の奥側(天井壁31の底部側)に冷媒配管用継手2を取り入れれば入れる程、第2継手本体4を押し出し、支持部20を中心にして第1継手本体3から第2継手本体4を離す(起こす)ことにより、2本の爪状体6によるロック状態の解除を補助(援助)するロック解除補助手段も構成する。
【0042】
ストッパ8は、本発明の配管保持手段に相当するもので、一対の切欠き溝35内のピン部34により工具本体5の一方の側壁32に回動自在に支持された一対の係止片39、これらの係止片39同士を連結する連結部40、およびこの連結部40より図示斜め上方に延長された操作部41等を有している。
【0043】
ここで、ストッパ8は、作業者が操作部41を手動操作して回動させることにより、2本の金属パイプ11、12を工具本体5内に保持することが可能な配管拘束状態(図1および図7参照)と2本の金属パイプ11、12を工具本体5より解放することが可能な配管解放状態(図7において一対の切欠き溝35の斜めに切り欠かれた底部分42に接触する位置)との何れかの状態を形成する。なお、ストッパ8は、ピン部34を中心にして回動することにより、金属パイプ11、12をロックするロック位置として、通常ロック位置(図9参照)と2段ロック位置(図13参照)とを有している。そして、44はストッパ8が2段ロック位置の時に金属パイプ11、12をロックする一対の係止片39の係止部分である。
【0044】
スプリング9は、本発明の弾性体に相当するもので、本実施形態ではコイルスプリングが使用されている。このスプリング9は、図8に示したように、一対の切欠き溝35のうちの一方の切欠き溝35内のピン部34の外周にコイル状に巻回されており、ストッパ8が配管解放状態よりも配管拘束状態となるように、ストッパ8の係止片39に付勢力を発生する。
【0045】
すなわち、スプリング9は、例えば図7において、ストッパ8の一対の係止片39を右回転させる方向に付勢力を発生する。このとき、ストッパ8は、工具本体5の一方の側壁32の下端部に形成された一対の切欠き溝35の直線上に切り欠かれた底部分43に一対の係止片39の上端面が係止されてスプリング9の付勢力によるそれ以上の回動を規制されている。
【0046】
〔実施形態の取外し方法〕
次に、本実施形態の継手取外し工具1の使用方法を図1ないし図15に基づいて簡単に説明する。
【0047】
先ず、作業者は、図9に示したように、継手取外し工具1の工具本体5の開口側を先頭にして、金属パイプ11、12を繋ぎ止めた状態で拘止している冷媒配管用継手2の上側に形成された2個のロック解除穴24内に、工具本体5の天井壁31から下方に突出した2本の爪状体6が差し込むことが可能な方向(図示矢印)に押し込む。すると、工具本体5は、冷媒配管用継手2のガイド部22とガイド部38とが嵌合しているため、ガイド部22の形成方向(図示上下方向)に沿って押し込まれていく。このため、工具本体5が直線上に誘導されて、2本の爪状体6が2個のロック解除穴24内に入り込んでいく。
【0048】
さらに、作業者が継手取外し工具1の工具本体5を図示下方に押し込んでいくと、図10に示したように、2本の爪状体6が第2継手本体4の板ばね26を起こして、その板ばね26に形成された窓部分26aと第1継手本体3の係合穴23内の係合爪23aとの係合状態を解除することにより冷媒配管用継手2の状態をロック状態からアンロック状態にする。このとき、工具本体5の天井壁31から下方に突出した1枚のプレート7が第2継手本体4の支持部20側面を強制的に押すことにより、支持部20を中心にして第1継手本体3から第2継手本体4が起こされて、第2継手本体4が開き、先ず第2継手本体4と金属パイプ11、12とが分離する。また、このように、アンロック状態となった冷媒配管用継手2の第1継手本体3は、プレート7の先端部の折曲げ形状により工具本体5内に保持される。
【0049】
次に、図1および図11に示したように、冷媒配管用継手2を少し上方向へ引き上げると、冷媒配管用継手2と金属パイプ11、12は完全に分離する。ここで、ストッパ8の操作部41を作業者が指でピン部34を中心に左回転させることにより一対の係止片39による金属パイプ11、12の拘束状態を解除すると、冷媒配管用継手2を工具本体5のプレート7で保持した状態で、金属パイプ11、12より簡単に取り外すことができる。
【0050】
次に、作業者は、工具本体5を手元に引き戻してから冷媒配管用継手2を工具本体5内から引き出す。ここで、工具本体5内に冷媒配管用継手2を保持しているプレート7は、先端側が内側に折り曲げられた単純な形状をしている。このため、プレート7の形状に沿って冷媒配管用継手2を工具本体5内から引き出すことにより、冷媒配管用継手2を工具本体5内から簡単に取り出すことができる。これにより、冷媒配管用継手2を金属パイプ11、12より取り外す作業が終了する。
【0051】
〔実施形態の効果〕
以上のように、本実施形態の冷媒配管用継手2は、図2および図6(a)、(b)に示したように、凹状係合部27の係合穴23内に設けられた突起部23bと係合爪23aとの間の板ばね26の板厚方向に、板ばね26の板厚よりも若干大きい所定の間隙が形成されている。このため、仮に製品誤差等により板ばね26が規格値以上の変形をしていた(例えば板ばね26が曲がっている)場合に、冷媒配管用継手2をロック状態とするために板ばね26の先端部を係合穴23内に挿入しようとすると、板ばね26の先端部が突起部23bに引っ掛かって板ばね26を係合爪23aと容易に係合させることができなくなる。したがって、冷媒配管用継手2の不良品により金属パイプ11、12を繋ぎ止めてしまうという不具合を回避できる。
【0052】
また、本実施形態の冷媒配管用継手2は、図2、図5および図6(a)、(b)に示したように、凹状係合部27に第1、第2型抜き穴27a、27bを形成し、更に係合穴23の開口を第3型抜き穴として利用することにより、一文字状のロック解除穴24の中央部分を閉塞壁28により塞がれていても、第1、第2成形型29a、29bにより係合爪23aの一端側面を成形することができる。これにより、一文字状のロック解除穴24の中央部分を閉塞壁28により塞いでも、係合穴23内に係合爪23aを規格通りに成形できるので、不良品の発生を防止できる。
【0053】
そして、以上のように、本実施形態の継手取外し工具1は、工具本体5の開口側を先頭にして冷媒配管用継手2を工具本体5内に取り入れるように工具本体5を挿入し、更に2本の爪状体6を2個のロック解除穴24内に差し込ませるという工具本体5を金属パイプ11、12に近づける動作と、工具本体5を金属パイプ11、12から引き戻す動作という簡単な動作で、すなわち、ワンアクションで冷媒配管用継手2を金属パイプ11、12から簡単に取り外すことができる。このとき、冷媒配管用継手2が金属パイプ11、12より外れても、工具本体5のプレート7によって工具本体5内に冷媒配管用継手2を保持しているので、誤ってエンジンルーム内に冷媒配管用継手2を落下させてしまうことはない。したがって、作業者による作業効率を向上することができる。
【0054】
また、冷媒配管用継手2のガイド部22に、工具本体5のガイド部38を嵌合させるようにして、工具本体5を冷媒配管用継手2に被せるように作業者が押し込むことにより、工具本体5が冷媒配管用継手2の径方向の一端側から他端側に向けて略直線上に誘導されることにより、工具本体5内に設けた2本の爪状体6が2個のロック解除穴24内に正確に差し込まれる。したがって、作業者が工具本体5内に冷媒配管用継手2を取り入れて金属パイプ11、12より冷媒配管用継手2を取り外す際に、2本の爪状体6がロック解除穴24と異なる場所に突き当たることはないので、冷媒配管用継手2の損傷を防止できる。これにより、再び金属パイプ11、12を繋ぎ止める冷媒配管用継手2の取付作業の時に、新品の冷媒配管用継手2を用意する必要はなく、冷媒配管用継手2の脱着作業が安価となる。
【0055】
ここで、仮に金属パイプ11、12内に冷媒が残留している場合には、継手取外し工具1を引き上げて冷媒配管用継手2と金属パイプ11、12とを分離した時に、図12に示したように、金属パイプ11、12内に残留している冷媒の圧力で金属パイプ11、12のフランジ部13、19間が開き、配管接続部16、17間の繋ぎ部分の隙間から冷媒(残留ガス等)が飛び出す可能性がある。このような場合でも、継手取外し工具1のストッパ8により金属パイプ11、12の拘束状態を解除しない限り、金属パイプ11、12は継手取外し工具1から外れず、また工具本体5が配管接続部16、17の周囲を囲むような容器形状に形成されているので、配管接続部16、17間の繋ぎ部分の隙間から噴出した冷媒は工具本体5から作業者の方向(特に天井壁31側)へは噴出しないので、作業者が危険に晒されることはない。
【0056】
また、ストッパ8を図示左回転方向に操作しながら、継手取外し工具1の工具本体5を持ち上げた場合でも、図13に示したように、金属パイプ11、12はストッパ8の2段ロック位置で、すなわち、一対の係止片39の係止部分44で拘束することができる。これにより、ストッパ8を操作しながら冷媒配管用継手2を金属パイプ11、12から取り外す場合でも、ストッパ8の2段ロック位置で金属パイプ11、12が開き、工具本体5で覆われた状態で冷媒(残留ガス等)が放出されるので、作業者が危険に晒されることはない。
【0057】
さらに、本実施形態の工具本体5では、図12に示したように、所定寸法だけ隔てて対向配置された一対の規制壁33によって配管接続部16、17の繋ぎ部分の軸方向の開きを所定寸法以下に規制することができる。このため、配管接続部16、17間の繋ぎ部分の隙間から噴出する冷媒の噴出量を微小にすることができる。
【0058】
〔他の実施形態〕
本実施形態では、車両用空気調和装置の冷凍サイクルの冷媒配管同士を繋ぎ止める冷媒配管用継手2の例を示したが、配管用継手を、エンジン冷却水回路の冷却水配管同士を繋ぎ止める冷却水配管用継手に利用しても良い。その他に、配管用継手を、上水道、下水道、油圧回路等の配管同士を繋ぎ止める配管用継手に利用しても良い。
【0059】
本実施形態では、本体誘導手段として冷媒配管用継手2の外側面に形成した凸形状のガイド部22、および工具本体5の内側面に形成した凹形状のガイド部38を使用したが、ガイド部22を凹形状に形成し、ガイド部38を凸形状に形成しても良い。また、本体誘導手段は、配管用継手のみに設けられていても良く、配管側に設けられていても良い。
【0060】
本実施形態では、継手取外し工具の弾性体としてスプリング9を使用したが、弾性体として板バネ、ゴムまたはエアクッション等を使用しても良い。また、ロック解除手段は、配管用継手のロックの構造に応じて形状を変更しても良い。さらに、工具本体5の外側面に作業者が工具本体5を掴み易くするための凹みや突起を設けても良い。なお、冷媒配管用継手2に板ばね26を使用したが、樹脂製の突起物等の弾性体を使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】継手取外し工具により冷媒配管用継手を金属パイプより取り外した状態を示した説明図である(実施形態)。
【図2】冷媒配管用継手の配管開放状態を示した斜視図である(実施形態)。
【図3】冷媒配管用継手の配管拘止状態を示した側面図である(実施形態)。
【図4】冷媒配管用継手の配管拘止状態を示した断面図である(実施形態)。
【図5】冷媒配管用継手の主要部の構造を示した斜視図である(実施形態)。
【図6】(a)は第1成形型による係合爪の一端側面の樹脂成形方法を示した断面図で、(b)は第2成形型による係合爪の一端側面の樹脂成形方法を示した断面図である(実施形態)。
【図7】継手取外し工具の構造を示した説明図である(実施形態)。
【図8】継手取外し工具の構造を示した説明図である(実施形態)。
【図9】冷媒配管用継手の取外し作業の作業工程を示した説明図である(実施形態)。
【図10】冷媒配管用継手の取外し作業の作業工程を示した説明図である(実施形態)。
【図11】冷媒配管用継手の取外し作業の作業工程を示した説明図である(実施形態)。
【図12】冷媒配管用継手の取外し作業の作業工程を示した説明図である(実施形態)。
【図13】冷媒配管用継手の取外し作業の作業工程を示した説明図である(実施形態)。
【図14】(a)は継手取外し工具を示した側面図で、(b)は(a)のA−A断面図で、(c)は継手取外し工具を示した下面図である(実施形態)。
【図15】(a)は継手取外し工具を示した側面図で、(b)は(a)のB−B断面図で、(c)は(a)のC−C断面図である(実施形態)。
【図16】配管用継手の配管解放状態を示した側面図である(従来の技術)。
【図17】配管用継手の配管拘止状態を示した斜視図である(従来の技術)。
【符号の説明】
1 継手取外し工具
2 冷媒配管用継手(配管用継手)
3 第1継手本体(他方の継手本体)
4 第2継手本体(一方の継手本体)
5 工具本体
6 爪状体(ロック解除手段)
7 プレート(継手保持手段、ロック解除補助手段)
8 ストッパ(配管保持手段)
9 スプリング(弾性体)
11 金属パイプ(流体用配管)
12 金属パイプ(流体用配管)
22 ガイド部(本体誘導手段)
23 係合穴(挿入穴)
24 ロック解除穴
26 板ばね(凸状係合部、弾性体)
27 凹状係合部
28 閉塞壁(閉塞部)
33 規制壁(配管規制手段)
36 長穴
37 テーパ部
38 ガイド部(本体誘導手段)
23a 係合爪
23b 突起部
26a 窓部分
27a 第1型抜き穴
27b 第2型抜き穴
29a 第1成形型
29b 第2成形型
29c 第3成形型

Claims (6)

  1. 一端側同士が回動自在に連結された一対の継手本体を配管拘止状態に態様を変更することにより、前記一対の継手本体で2つの流体用配管を囲むと共に、前記2つの流体用配管を繋ぎ止めた状態で前記2つの流体用配管を拘止する配管用継手であって、
    前記一対の継手本体のうちの一方の継手本体の他端側に設けられた凸状係合部と、前記一対の継手本体のうちの他方の継手本体の他端側に設けられ、前記凸状係合部がロック状態となることにより前記一対の継手本体を前記配管拘止状態とする凹状係合部とを備え、 前記凹状係合部は、前記凸状係合部が差し込まれる挿入穴、この挿入穴の開口側に対して逆側に設けられ、前記凸状係合部のロック状態を外部より解除するためのロック解除穴、このロック解除穴の一部を塞ぐように設けられた閉塞部、および前記挿入穴の内壁面より前記凸状係合部の板厚方向に突出するように設けられた係合爪を有し、
    前記凸状係合部は、前記挿入穴内に差し込まれて前記係合爪に係合する窓部分を有し、前記一方の継手本体の他端側より前記凹状係合部側に突出すると共に、少なくとも板厚方向に弾性変形が可能な弾性体であって、
    前記挿入穴内には、前記弾性体を差し込む方向に対して垂直方向に突出する突起部が設けられており、前記突起部と前記係合爪との間の前記弾性体の板厚方向には、前記弾性体の板厚に応じた所定の間隙が形成されていることを特徴とする配管用継手。
  2. 請求項に記載の配管用継手において、
    前記凹状係合部は、前記挿入穴の開口側に対して逆側に形成され、前記係合爪の一端側面を成形する第1成形型を引き抜くための第1型抜き穴、および前記閉塞部の形成方向に平行に形成され、前記係合爪の一端側面を成形する第2成形型を引き抜くための第2型抜き穴を有し、
    前記挿入穴の開口は、前記係合爪の他端側面を成形する第3成形型を引き抜くための第3型抜き穴を構成することを特徴とする配管用継手。
  3. 自身のロック状態を外部より解除するためのロック解除穴を有し、且つ2つの流体用配管を繋ぎ止めた状態で拘止する配管用継手を、
    前記2つの流体用配管より取り外すための継手取外し工具において、
    (a)開口した一端側を先頭にして前記配管用継手の径方向に沿って移動させて中空の内部に前記配管用継手を取り込むことが可能で、且つ内部に前記配管用継手を取り入れた際に前記配管用継手の周囲を取り囲むことが可能な容器形状の工具本体と、
    (b)この工具本体の内部に設けられ、前記配管用継手のロック解除穴内に差し込まれて、前記配管用継手のロック状態を解除するロック解除手段と、
    (c)ロック状態を解除した前記配管用継手を前記工具本体内に保持する継手保持手段と
    を備えたことを特徴とする継手取外し工具。
  4. 請求項に記載の継手取外し工具において、
    前記継手取外し工具は、前記工具本体に回動自在に支持され、前記2つの流体用配管を前記工具本体内に拘束することが可能な配管拘束状態と前記2つの流体用配管を前記工具本体内より解放することが可能な配管解放状態との何れかの状態を形成する配管保持手段と、
    この配管保持手段の状態が配管解放状態よりも配管拘束状態の側となるように、前記配管保持手段に付勢力を発生する弾性体と
    を備えたことを特徴とする継手取外し工具。
  5. 請求項または請求項に記載の継手取外し工具において、
    前記継手取外し工具は、前記工具本体により前記配管用継手の周囲を取り囲む際に、前記配管用継手の径方向の一端側から他端側に向けて略直線上に前記工具本体を誘導するための本体誘導手段を備えたことを特徴とする継手取外し工具。
  6. 請求項ないし請求項のうちのいずれかに記載の継手取外し工具において、
    前記継手取外し工具は、前記配管用継手の軸方向の両側を覆うと共に、前記配管用継手のロック状態が解除された際に、前記2つの流体用配管が所定寸法以上離れることを規制する一対の配管規制手段を備えたことを特徴とする継手取外し工具。
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