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JP3844048B2 - エンターテイメントロボット及びエンターテイメントロボットシステム - Google Patents
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JP3844048B2 - エンターテイメントロボット及びエンターテイメントロボットシステム - Google Patents

エンターテイメントロボット及びエンターテイメントロボットシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶されているプログラムのうち不要なプログラムを消去するペットロボットなどのエンターテイメントロボット及びエンターテイメントロボットシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンターテイメントロボットは、ユーザの個人的な娯楽などに用いられており、その中には、たとえば、犬などの形をしたペットロボットがある。ペットロボットなどには、プログラムを記憶する読み出し書き込みメモリが内蔵されており、ここに、ユーザが自由に、用意されている拡張プログラムの書き込みを行い、エンターテイメントロボットに実行させる機能を追加していた。
【0003】
また、読み出し書き込みメモリの容量は有限であるので、この容量の残りが少ない場合には、既に記憶されているプログラムの消去を行った後に、新たな拡張プログラムの書き込みを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術は、ユーザがエンターテイメントロボットに対して、新たに拡張プログラムの書き込みをしたり、既に記憶されているプログラムの消去を行わなければならず、エンターテイメントロボット側でそれらを行うことはできなかった。
【0005】
そのため、ユーザがその都度、読み出し書き込みメモリに記憶されているプログラムの内容を確認していたが、このような作業は面倒であるので、エンターテイメントロボット側で拡張プログラムの記憶や、既に記憶されているプログラムの消去を行えるようにすることが望まれていた。
【0006】
そこで、本発明は、エンターテイメントロボット側で新たに拡張プログラムの書き込みをしたり、既に記憶されているプログラムの消去を行えるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、複数のプログラムを記憶する読み出し書き込みメモリと、前記読み出し書き込みメモリに記憶している種々のプログラムを実行する実行手段とを備えたエンターテイメントロボットにおいて、前記実行手段によるプログラムの実行ごとに該プログラムに対するユーザからの応答の有無を判別しその判別結果を表す関心度をプログラムごとに累計する手段と、前記読み出し書き込みメモリから消去すべきプログラムを関心度に基づき選択し当該プログラムを消去する手段と、外部のコンピュータからプログラムを受信し該プログラムを前記読み出し書き込みメモリに書き込む手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
具体的には、たとえば、ユーザによって実行が中止されたプログラムの属性に対してはユーザの関心度が低く、消去すべきプログラムに選択される可能性が高い。一方、プログラムを実行中のエンターテイメントロボットの近くにユーザがいたり、ユーザがエンターテイメントロボットに対して声を発した場合に、ユーザの該プログラムの属性に対する関心度が高く、消去すべきプログラムに選択される可能性は低い。
【0009】
また、本発明のエンターテイメントロボットシステムは、上記エンターテイメントロボットと、前記エンターテイメントロボットに対して新たなプログラムを送信するコンピュータとを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0011】
(構成の説明)
図1(a)は、本発明の実施形態のエンターテイメントロボットシステムの外部を示す模式図である。図1(b)は、図1(a)のエンターテイメントロボットの内部を示す模式図である。
【0012】
図1(a)には、エンターテイメントロボットの販売元などから提供されている拡張プログラムをエンターテイメントロボットに対して送信するコンピュータであるところのパーソナルコンピュータ109と、エンターテイメントロボットの周囲の音を集音するマイクロフォン101と、エンターテイメントロボットの周囲の画像を撮像するカメラ102と、エンターテイメントロボットにユーザ情報を登録するリモートコントローラ103と、リモートコントローラ103やパーソナルコンピュータ109との間で通信を行う無線部104と、エンターテイメントロボットに記憶されている各種プログラムの実行や消去などの指示を入力するスイッチ105とを示している。
【0013】
リモートコントローラ103には、ユーザが年齢層や性別を登録できるようにボタンなどを設けたり、男性・女性・指定なしのいずれかを登録できるようなボタンや10代未満、10代、20代、30代、40代、50代以上、指定なしなどのいずれかを登録できるようなボタンを設けている。
【0014】
なお、リモートコントローラ103から送信されたユーザ情報は、エンターテイメントロボットで符号化されるようにしている。具体的には、たとえばユーザ情報が「男性」、「20代」であれば、「男性」という旨の符号としてたとえば「40」が付され、「20代」という旨の符号としてたとえば「50」が付されるようにしている。
【0015】
図1(b)には、予め入力されているプログラムや外部のコンピュータから送信された拡張プログラムを含む各種情報を格納する記憶部107と、記憶部107に格納されている種々のプログラムを実行する実行部106と、実行部106内に備えられている拡張プログラム取得手段の駆動を開始させるタイミングを計時するタイマー108とを示している。
【0016】
なお、外部のコンピュータなどから送信される拡張プログラムには、拡張プログラムの属性、適用年齢及び適用性別に基づく各符号が付されるようにしている。具体的には、たとえば拡張プログラムが料理のレシピを紹介するプログラムであれば「家庭」という旨の符号としてたとえば「01」が付され、時事ニュースを紹介するプログラムであれば「ニュース」という旨の符号としてたとえば「02」が付されるようにしている。
【0017】
また、拡張プログラムが複数の属性を備えている場合には、その属性に応じて複数の符号や「複雑度大」という旨の符号が付されるようにしている。また、拡張プログラムが保持するコンテンツの種別でなく、拡張プログラム自体の特性を属性とすることもできる。
【0018】
さらに、「複雑度大」という旨の符号としてたとえば「10」が付されるようにしたり、拡張プログラムがユーザとの対話形式のものであれば「インタラクティブ性有」という旨の符号としてたとえば「11」が付されるようにしている。
【0019】
図2は、図1(b)の実行部106及び記憶部107の各内部構成を示すブロック図である。記憶部107には、判別結果記憶媒体1,ユーザ情報記憶媒体2及びプログラム記憶媒体9が備えられており、実行部106には、それ以外の各手段が備えられている。なお、プログラム記憶媒体9の最大容量は、たとえば100メガバイトとして、複数のプログラムを書き込みできるようにしている。
【0020】
図2には、リモートコントローラ103から送信されたユーザ情報を受信するユーザ情報受信手段4と、ユーザ情報受信手段4によって受信されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶媒体2と、マイクロフォン101,カメラ102,スイッチ105から出力される各種情報及びユーザ情報記憶媒体2に記憶されているユーザ情報に基づいてプログラム記憶媒体9に記憶されているプログラムの属性に対するユーザの関心度を判別する判別手段3と、判別手段3の判別結果を記憶する判別結果記憶媒体1とを示している。
【0021】
また、図2には、ユーザの命令や少なくとも判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果に基づいてパーソナルコンピュータ109などに送信要求する拡張プログラムの属性を決定する拡張プログラム属性決定手段6と、拡張プログラム属性決定手段6の決定に基づいて外部のコンピュータなどに対して拡張プログラムの送信要求を行う拡張プログラム送信要求手段15とを示している。
【0022】
さらに、図2には、拡張プログラム送信要求手段15の送信要求に応じて又はパーソナルコンピュータ109などから自発的に送信された各種内容の拡張プログラムを受信する拡張プログラム受信手段8と、拡張プログラム受信手段8によって受信されたパーソナルコンピュータ109などから自発的に送信された各拡張プログラムを少なくとも判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果に基づいてプログラム記憶媒体9に記憶させるかどうかを選択する拡張プログラム選択手段5とを示している。
【0023】
また、図2には、予めエンターテイメントロボットに記憶されている種々のプログラムやパーソナルコンピュータ109などから送信された拡張プログラムが記憶されるプログラム記憶媒体9と、少なくとも判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果に基づいてプログラム記憶媒体9に記憶されているプログラムのうち消去すべきものを選択するとともに選択したプログラムを消去するプログラム消去手段7とを示している。
【0024】
さらに、図2には、ユーザが入力するプログラムの実行命令や送信要求命令などの命令を取得する命令取得手段10と、命令取得手段10で取得された命令に基づいてプログラム記憶媒体9に記憶されているプログラムを実行するプログラム実行手段16とを示している。
【0025】
(動作の説明)
まず、パーソナルコンピュータ109などから自発的に送信された拡張プログラムを受信したときの動作について説明する。パーソナルコンピュータ109などから、自発的に各種内容の拡張プログラムが送信されると、無線部104(拡張プログラム受信手段8)ではこれを受信して、拡張プログラム選択手段5へ出力する。
【0026】
拡張プログラム選択手段5は、出力された拡張プログラムを入力すると、それをトリガとして、プログラム記憶媒体9の記憶容量を参照して、この拡張プログラムをプログラム記憶媒体9に記憶できるだけの空き容量があるかどうかを判定する。そして、プログラム記憶媒体9の空き容量が充分であれば、拡張プログラム受信手段8に対して、パーソナルコンピュータ109から送信された拡張プログラムをプログラム記憶媒体9に記憶させる指示を送る。すると、拡張プログラム受信手段8は、この指示に応じてパーソナルコンピュータ109から送信された拡張プログラムをプログラム記憶媒体9に記憶する。
【0027】
一方、プログラム記憶媒体9の空き容量が充分でなければ、拡張プログラム選択手段5は、プログラム消去手段7にその旨を通知する。プログラム消去手段7は、この通知に基づいて判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果及びユーザ情報記憶媒体2に記憶されているユーザ情報に基づいて消去すべきプログラムを選択して、そのプログラムをプログラム記憶媒体9から消去し、その後、消去が完了した旨の通知を拡張プログラム選択手段5へ返信する。なお、具体的な判別結果の内容やプログラムの消去方法については後述する。
【0028】
また、プログラム記憶媒体9の空き容量が充分でなければ、ユーザに対してその旨を報知し、プログラム記憶媒体9に記憶されているプログラムのいずれを消去するかを選択させたり、ユーザへの問い合わせの有無に拘わらず、必要に応じてパーソナルコンピュータ109から送信された拡張プログラムを消去するようにしたり、その拡張プログラムに付されている属性などに基づいて消去するようにしてもよい。
【0029】
ちなみに、ユーザは、問い合わせに対してマイクロフォン101やスイッチ105を用いて返答するようにしており、この返答を命令取得手段10で認識すると、プログラム消去手段7を駆動させて、プログラム記憶媒体9に記憶されているプログラムのうち、ユーザが不要であると選択したものを消去するようにしている。
【0030】
つぎに、パーソナルコンピュータ109などから拡張プログラムの送信要求に応じて返信された拡張プログラムを受信したときの動作について説明する。まず、たとえばユーザがマイクロフォン101やスイッチ105を通じて新たな拡張プログラムの取得を命令したり、タイマー108によって所定の時間が計時されたときに拡張プログラム属性決定手段6が起動されるようにしておく。
【0031】
ちなみに、ここでは、たとえばユーザが拡張プログラムの内容、属性、名称などを発したときに拡張プログラムの取得命令がされたと認識するようにしたり、たとえば一週間ごとに拡張プログラムの送信要求が行えるようにタイマー108をセットするようにしている。
【0032】
そして、起動された拡張プログラム属性決定手段6は、判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果及びユーザ情報記憶媒体2に記憶されているユーザ情報基づいて、パーソナルコンピュータ109などから送信して欲しい拡張プログラムの属性を決定して、拡張プログラム送信要求手段15へ出力する。
【0033】
具体的には、拡張プログラム属性決定手段6は、判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果が、たとえば、「ニュース」と「複雑度大」とに対してユーザの属性に対する関心度が高い旨である場合には、これらの属性を意味する符号である「02」と「10」という符号を拡張プログラム送信要求手段15へ出力する。同様に、ユーザ情報記憶媒体2に記憶されているユーザ情報が、たとえば「男性」と「20代」とである場合には、「40」と「50」という符号を拡張プログラム送信要求手段15へ出力する。
【0034】
拡張プログラム送信要求手段15は、拡張プログラム属性決定手段6から出力された属性に応じて、たとえばHTTP(Hypertext Transfer Protocol)に従って、
http://xxx.yyy.co.jp/エンターテイメントロボット/判別結果=02&&判別結果=10/ユーザ情報=40&&ユーザ情報=50
などのHTTPアドレスを指定して、パーソナルコンピュータ109などに対して、拡張プログラムの送信要求を行う。
【0035】
すると、パーソナルコンピュータ109は、インターネットの検索サイトなどで利用されているHTTPサーバプログラムを作動させることによって、送信されたHTTPアドレスに応じたパケットを返信する。なお、エンターテイメントロボットの送信する要求を満たすような拡張プログラムが存在しないような場合には、パーソナルコンピュータ109は、ユーザ情報に比して判別情報を重視した拡張プログラムを選択して返信するようにすればよい。すなわち、「ニュース」と「複雑度大」とを満足すれば、「男性」や「20代」というユーザ情報を考慮しない拡張プログラムを返信するようにすればよい。
【0036】
そして、パーソナルコンピュータ109からこの送信要求に応じて拡張プログラムが返信されると、拡張プログラム受信手段8ではこれを受信して、拡張プログラム選択手段5へ出力する。なお、拡張プログラム選択手段5やプログラム消去手段7などの動作は、パーソナルコンピュータ109などから自発的に送信された拡張プログラムを受信したときの動作と同様である。
【0037】
つづいて、具体的な判別結果の内容について説明する。まず、たとえばユーザが、プログラム記憶媒体9に記憶されているいずれかのプログラムを実行するような指示を発して、マイクロフォン101がこの指示を入力した場合には、マイクロフォン101から音声信号に係る電気信号が命令取得手段10へ出力される。
【0038】
命令取得手段10は、出力された電気信号に基づいて、ユーザがプログラムを実行させる旨を命令したと認識すると、プログラム実行手段16に対して、ユーザが指定したプログラムを、プログラム記憶媒体9から読み出させる指示を送る。プログラム実行手段16は、この指示に基づいて、プログラム記憶媒体9から所要のプログラムを読み出して、このプログラムを実行するとともに、このプログラムを選択できるような識別子を判別手段3へ出力する。
【0039】
そして、プログラムを実行しているときに、マイクロフォン101で集音されたエンターテイメントロボットの周囲の音や、カメラ102によって撮像されたエンターテイメントロボットの周囲の画像や、スイッチ105の押下に基づく電気信号が判別手段3へ出力される。判別手段3は、入力される各電気信号に基づいて、エンターテイメントロボットの動きに対してユーザが所要の応答をするかどうかを検知することで、ユーザの当該プログラムの属性に対する関心度を判別し、その判別結果を数値化して判別結果記憶媒体1に記憶する。たとえばユーザの属性に対する関心度を示す数値は、それぞれ[0〜100]、初期値は[10]のように設定している。
【0040】
具体的には、エンターテイメントロボットの問いかけに対して、ユーザが声を発したり、手を動かしたりすれば、ユーザの属性に対する関心度が高いと判別して、当該プログラムに付された属性に対して判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果である数値にたとえば1を加える。反対に、エンターテイメントロボットの問いかけに対して、ユーザが声を発しなかったり、手を動かさなかったり、スイッチ105を押下して、強制的に実行しているプログラムを停止させれば、ユーザの属性に対する関心度が低いと判別して、当該プログラムに付された属性に対して判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果である数値からたとえば1を減らす。
【0041】
なお、本実施形態では、簡単に、たとえば命令取得手段10では、ユーザかどうかに拘わらず、人間の発した声や、人間が動いたことを認識できれば、ユーザの属性に対する関心度が高いと判別するようにしている。
【0042】
また、プログラムが実行されているときに、ユーザがマイクロフォン101やスイッチ105などを用いて、関心がない旨をエンターテイメントロボットに入力できるようにしておき、この入力がされたときに、当該プログラムに付された属性に対して判別結果記憶媒体1に記憶されている判別結果である数値からたとえば1を減らすようにしてもよい。さらに、ユーザによって何度も実行されたプログラムは、ユーザの属性に対する関心度が高いとみなして、識別結果にプログラムの実行頻度に応じた重み付けをしてもよい。
【0043】
このような手順によって、プログラム記憶媒体9に記憶されている各プログラムが実行されると、ユーザの属性に対する関心度が高いプログラムに係る判別結果である数値は相対的に増加し、また属性に対する関心度の低いプログラムに係る判別結果である数値は相対的に減少していくので、判別結果に基づいてユーザの各属性に対する関心度を判別することができる。
【0044】
つぎに、プログラムを消去する手順について説明する。プログラム消去手段7は、たとえば拡張プログラム選択手段5からの指示に基づいて、プログラム記憶媒体9に記憶されるべきいずれかのプログラムを消去する場合には、属性の判別結果である数値に[10]よりも小さいものが一つでもあれば、その属性を付されたプログラムは消去するように設定したり、各数値の平均値、最大値又は最小値が所定のしきい値を越えないものや、各数値の合計の少ないものから消去するようにしている。
【0045】
なお、判別結果記憶媒体1では、拡張プログラム選択手段5などの参照の容易のために、たとえば各数値の合計順の大小順に判別結果を並び替えた状態で記憶しておいてもよい。
【0046】
また、プログラム消去手段7は、プログラム記憶媒体9に記憶されている各プログラムに付与された属性を意味する符号とユーザ情報記憶媒体2に記憶されているユーザ情報を符号化したものとをそれぞれ抽出してこれらを比較し、これらが一致していないプログラムを消去するようにしてもよい。
【0047】
以上説明したように、本実施形態では、パーソナルコンピュータ109から送信される拡張プログラムをエンターテイメントロボットに記憶させる際に、エンターテイメントロボットに既に記憶されているプログラムのうち、ユーザの属性に対する関心度やプログラムの実行頻度に基づいて消去すべきと選択したものを消去して、エンターテイメントロボット内にユーザの関心度の高い属性に係る拡張プログラムを新たに記憶させるようにしている。
【0048】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【0049】
(実施例1)
本実施例では、プログラム消去手段7内に、プログラム記録媒体9から抽出したプログラムに付されている識別子を格納するメモリD30を備え、パーソナルコンピュータ109などから自発的に拡張プログラムが送信されたときのエンターテイメントロボットの動作について説明する。
【0050】
図3は、本発明の実施例1のエンターテイメントロボットの動作を示すフローチャートである。図3を用いつつ本実施例のエンターテイメントロボットの動作について説明する。パーソナルコンピュータ109などから、自発的に各種内容の拡張プログラムが送信されると、エンターテイメントロボット側では、拡張プログラム受信手段8によってこれらの拡張プログラムを受信して(ステップS1)、拡張プログラム選択手段5へ出力する。
【0051】
拡張プログラム選択手段5は、出力された拡張プログラムを入力すると、その拡張プログラムに付されている属性などとユーザ情報記憶媒体2に記憶されているユーザ情報とを参照して、プログラム記憶媒体9に記憶させるかどうかを判別する(ステップS2)。記憶させないと判別されると、ステップS9へ移行して、その拡張プログラムをプログラム消去手段7によって消去する。
【0052】
一方、記憶が必要であると判別されると、プログラム記憶媒体9の記憶容量を参照して、プログラム記憶媒体9にこの拡張プログラムを記憶できるだけの空き容量があるかどうかを判別する(ステップS3)。
【0053】
そして、プログラム記憶媒体9の空き容量が充分であれば、ステップS10へ移行して、拡張プログラム受信手段8に対して、パーソナルコンピュータ109から送信された拡張プログラムをプログラム記憶媒体9に記憶させる指示を送る。この指示を受けた拡張プログラム受信手段8は、パーソナルコンピュータ109から送信された拡張プログラムをプログラム記憶媒体9に記憶する。
【0054】
一方、プログラム記憶媒体9の空き容量が充分でなければ、拡張プログラム選択手段5は、プログラム消去手段7にその旨を通知する。プログラム消去手段7は、この通知に基づいてメモリD30をクリアし(ステップS4)、その後、プログラム記録媒体9に記憶されている拡張プログラムに付されている識別子を抽出して、メモリD30に格納する(ステップS5)。
【0055】
つづいて、プログラム消去手段7は、判別結果記録媒体1内の情報を、属性の判別結果である数値の大小順に並び替え(ステップS6)、たとえば判別結果記録媒体1中の数値の大きい方から3つまでの属性を選択し、それらの属性を1つでも持つ拡張プログラムの識別子がメモリD30内にあれば、そのようなすべての識別子をメモリD30から消去する(ステップS7)。
【0056】
つぎに、ユーザ情報記録媒体2からユーザ情報の符号を抽出し、それらのユーザ情報の符号に1つでも一致する符号を持つ拡張プログラムの識別子がメモリD30にあれば、そのようなすべての識別子をメモリD30から消去する(ステップS8)。
【0057】
そして、メモリD30に残った識別子に対応する拡張プログラムをプログラム記録媒体9から抹消する(ステップS9)。その後、消去が完了した旨の通知を拡張プログラム選択手段5に返信する。
【0058】
拡張プログラム選択手段5は、この通知を受けると、拡張プログラム受信手段8に対して、パーソナルコンピュータ109から送信された拡張プログラムをプログラム記憶媒体9へ記憶させるような指示を送り、この指示を受けた拡張プログラム受信手段8は、その拡張プログラムをプログラム記憶媒体9へ記憶する(ステップS10)。
【0059】
(実施例2)
本実施例では、拡張プログラム属性決定手段6内に、判別結果記憶媒体1,ユーザ情報記憶媒体2からそれぞれ抽出した判別結果,ユーザ情報を格納するメモリD20を備え、エンターテイメントロボット側の要求に応じてパーソナルコンピュータ109などからに拡張プログラムが送信されたときのエンターテイメントロボットの動作について説明する。
【0060】
図4は、本発明の実施例2のエンターテイメントロボットの動作を示すフローチャートである。図4を用いつつ本実施例のエンターテイメントロボットの動作について説明する。まず、たとえばタイマー108がタイムアウトして、拡張プログラム属性決定手段6が起動されると、拡張プログラム属性決定手段6は、この起動に基づいてメモリD20をクリアし(ステップS11)、その後、判別結果記憶媒体1に記憶されている属性の符号を抽出して新たにメモリD20に格納する(ステップS12)。
【0061】
つぎに、拡張プログラム属性決定手段6は、メモリD20内の情報を、属性の符号に対応する判別結果である数値の大小順に並び替えて、たとえば数値の大きい3つまでの符号を残し、残りをメモリD20から消去する(ステップS13)。つぎに、ユーザ情報記録媒体2に記憶されているユーザ情報の符号をメモリD20に追加して格納する(ステップS14)。これによって、メモリD20にはユーザの関心度の高い属性が残される。ここでは、たとえば、ユーザの関心度の高い拡張プログラムの属性が「家庭」であって、しかも「インタラクティブ性」があるものであり、ユーザ情報は未入力であったとすると、これらの属性を意味する符号である「01」と「11」という符号がメモリD20に残されていることになり、これを拡張プログラム送信要求手段15へ出力する。
【0062】
拡張プログラム送信要求手段15は、拡張プログラム属性決定手段6から出力された属性に応じて、たとえばHTTP(Hypertext Transfer Protocol)に従って、
http://xxx.yyy.co.jp/エンターテイメントロボット/判別結果=01&&判別結果=11
というHTTPアドレスを指定して、パーソナルコンピュータ109などに対して、拡張プログラムの送信要求を行う(ステップS15)。
【0063】
すると、パーソナルコンピュータ109は、インターネットの検索サイトなどで利用されているHTTPサーバプログラムを作動させることによって、送信されたHTTPアドレスに応じた拡張プログラムとしてパケットを返信する。
【0064】
そして、パーソナルコンピュータ109からこの送信要求に応じて拡張プログラムが返信されると、拡張プログラム受信手段8ではこれを受信して、拡張プログラム選択手段5へ出力する。その後、実施例1と同様に、送信された拡張プログラムをプログラム記憶媒体9に記憶させるかどうかの判別(ステップS16)や、プログラム記憶媒体9の空き容量の有無の判別(ステップS17)を行い、判別結果に基づいて、その拡張プログラムの消去(ステップS21)又は記憶(ステップS22)、メモリD30のクリア(ステップS18)、拡張プログラムの識別子の格納(ステップS19)を行う。
【0065】
つづいて、プログラム消去手段7は、ユーザ情報に基づいて消去すべきと選択されたプログラムを、さらに判別結果に基づいて消去すべきかどうか判別することによって、消去すべきプログラムを選択する(ステップS20)。その後、選択したプログラムを消去し(ステップS21)、消去が完了した旨の通知を拡張プログラム選択手段5へ返信する。
【0066】
拡張プログラム選択手段5は、この通知を受けると、拡張プログラム受信手段8に対して、パーソナルコンピュータ109から送信された拡張プログラムをプログラム記憶媒体9へ記憶させるような指示を送り、この指示を受けた拡張プログラム受信手段8は、その拡張プログラムをプログラム記憶媒体9へ記憶する(ステップS22)。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、プログラムの実行中にそのプログラムの属性に対するユーザの関心度又はプログラムの実行頻度に基づいて消去すべきプログラムを選択して、新たなプログラムを読み出し書き込みメモリに書き込む際に選択したプログラムを消去するので、エンターテイメントロボット側で新たに拡張プログラムの書き込みをしたり、既に記憶されているプログラムの消去を行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のエンターテイメントロボットシステムの外部及び内部を示す模式図である。
【図2】図1の実行部及び記憶部の各内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例1のエンターテイメントロボットの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例2のエンターテイメントロボットの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 判別結果記憶媒体
2 ユーザ情報記憶媒体
3 判別手段
4 ユーザ情報受信手段
5 拡張プログラム選択手段
6 拡張プログラム属性決定手段
7 プログラム消去手段
8 拡張プログラム受信手段
9 プログラム記憶媒体
10 命令取得手段
15 拡張プログラム送信要求手段
16 プログラム実行手段
101 マイクロフォン
102 カメラ
103 リモートコントローラ
104 無線部
105 スイッチ
106 実行部
107 記憶部
108 タイマー
109 パーソナルコンピュータ

Claims (9)

  1. 複数のプログラムを記憶する読み出し書き込みメモリと、前記読み出し書き込みメモリに記憶している種々のプログラムを実行する実行手段とを備えたエンターテイメントロボットにおいて、
    前記実行手段によるプログラムの実行ごとに該プログラムに対するユーザからの応答の有無を判別しその判別結果を表す関心度をプログラムごとに累計する手段と、
    前記読み出し書き込みメモリから消去すべきプログラムを関心度に基づき選択し当該プログラムを消去する手段と、
    外部のコンピュータからプログラムを受信し該プログラムを前記読み出し書き込みメモリに書き込む手段とを備えることを特徴とするエンターテイメントロボット。
  2. さらに、前記読み出し書き込みメモリに書き込むべきプログラムのための空き容量の有無を判定する手段を備え、
    空き容量に関する前記判定が否のとき当該プログラムを消去することを特徴とする請求項1記載のエンターテイメントロボット。
  3. 実行中のプログラムがユーザ操作により中止されたとき、ユーザからの応答が無いことを表す関心度と同一の関心度を累計することを特徴とする請求項1又は2記載のエンターテイメントロボット。
  4. 関心度を累計するとき、当該プログラムの実行頻度に応じた重み値を付加することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエンターテイメントロボット。
  5. 関心度の累計を当該プログラムの属性に関連付けてメモリに記憶し、消去すべきプログラムを該プログラムの属性により選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエンターテイメントロボット。
  6. さらに、音声を捕捉するマイクロフォンおよび撮像するカメラを備え、
    プログラムの実行中に前記マイクロフォンから入力された音声データおよび前記カメラから入力された画像データに基づきユーザからの応答の有無を判別することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエンターテイメントロボット。
  7. さらに、前記読み出し書き込みメモリに書き込むべきプログラムを外部のコンピュータへ要求する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のエンターテイメントロボット。
  8. 外部のコンピュータへ要求すべきプログラムを関心度に基づき決定することを特徴とする請求項7記載のエンターテイメントロボット。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のエンターテイメントロボットと、前記エンターテイメントロボットにプログラムを送信するコンピュータとを備えることを特徴とするエンターテイメントロボットシステム。
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