JP3845966B2 - 穀粒乾燥機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、外気温センサが検出する検出温度と、熱風温センサが検出するバーナから発生する熱風の熱風温度とにより、該バーナに異常加熱が発生したと判定する異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
設定した熱風温度になるように、バーナへ供給する燃焼用燃料に応じた燃焼用空気を供給すべく制御して燃焼させ、該バーナから発生する熱風温度は、熱風温センサで検出させ、又、外気温度は、外気温センサで検出させ、この検出した外気温度により、設定した熱風温度を所定温度補正し、この補正した熱風温度と略同じ温度になるように制御し、穀粒乾燥室内の穀粒は、この熱風に晒して乾燥する。
【0003】
又、この乾燥中のバーナの異常加熱は、サーモスタットを設けて検出させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
バーナの異常加熱は、サーモスタットを設けて検出させているために、コスト高であったが、この発明により、これを解消してコスト低減を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、穀粒を乾燥する穀粒乾燥室8を形成する機壁4と、バーナ 3 と、該バーナ3を内装するバーナケース13と、前記バーナ3から発生する熱風の熱風温度TBを検出する熱風温センサ55と、外気温度TAを検出する外気温センサ56と、前記バーナ3の燃焼を制御する制御装置48とを設けた穀粒乾燥機において、前記バーナケース13は前記機壁4外側面に着脱自在に設けると共にバーナケース13内を外気が通過する構成とし、前記外気温センサ56は前記バーナケース13の上板内側面で且つ前記バーナ3の先端部近傍に設けて前記バーナケース13内を通過する外気風の外気温度TAを検出する構成とし、前記制御装置48は前記外気温センサ56の検出する外気温度TAが熱風温センサ55の検出する熱風温度TBを越える検出を行った時、バーナ3に異常加熱が発生したと判定して前記バーナ3の燃焼を停止させることを特徴とした穀粒乾燥機の構成とする。
【0006】
【発明の作用】
設定した熱風温度と略同じ温度になるように、バーナ3へ供給する燃焼用燃料に応じた燃焼用空気を供給すべく制御装置48で制御して燃焼させ、該バーナ3から発生する熱風の熱風温度TBは、熱風温センサ55で検出させ、又、外気温度TAは、バーナケース13内を通過する外気温度をバーナケース13の上板内側面で且つ前記バーナ3の先端部近傍に設けた外気温センサ56で検出させ、この検出した外気温度TAにより、設定した熱風温度を所定温度補正し、この補正した熱風温度TBと略同じ温度になるように該制御装置48で制御し、穀粒乾燥室8内の穀粒は、この熱風に晒して乾燥する。
【0007】
又、この乾燥作業中に、外気温センサ56が検出した外気温度TAが、熱風温センサ55が検出した熱風温度TB以上を検出する時には、たとえば、該バーナ3への燃焼用空気を供給する供給手段に不具合が生じバーナ3に異常加熱が発生したと制御装置48で判定する。又、穀粒乾燥に使用した使用済み熱風を吸引して機外へ排風する排風手段に不具合が発生して、使用済み熱風、及び外気風が吸引されなくなり、該バーナ3に異常加熱が発生する時も、制御装置48で異常加熱が発生したと判定する。
そして、制御装置48がバーナ3の異常加熱を判定するとバーナ3を自動停止制御する。
【0008】
【発明の効果】
前記バーナケース13は前記機壁4外側面に着脱自在に設けると共にバーナケース13内を外気が通過する構成とし、前記外気温センサ56は前記バーナケース13の上板内側面で且つ前記バーナ3の先端部近傍に設けて前記バーナケース13内を通過する外気風の外気温度TAを検出する構成とし、前記制御装置48は前記外気温センサ56の検出する外気温度TAが熱風温センサ55の検出する熱風温度TBを越える検出を行った時、バーナ3に異常加熱が発生したと判定して前記バーナ3の燃焼を停止させることで、外気温センサ56で異常加熱を検出するサーモスタットを兼用することができるためサーモスタットが不要となり、このために、コスト低減ができる。又、外気温センサ56はサーモスタットに比較して熱容量が小さいために、応答がよく検出が早くなり、より安全な乾燥作業ができる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1に穀粒の水分を検出する水分センサ2、及び熱風が発生するバーナ3等を装着した状態を示すものである。前記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状で機壁4上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移送樋5、及び天井板6を設け、この天井板6下側には穀粒を貯留する穀粒貯留室7を形成している。
【0010】
穀粒乾燥室8,8は、貯留室7下側において、左右両側の排風室9,9と中央の送風室10との間に設け、これら乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ11を夫々回転自在に軸支している。集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支し、各乾燥室8,8下側に設けて連通させている。
【0011】
前記バーナ3は、バーナケース13に内装して設け、このバーナケース13は、前側機壁4正面側において、送風室10入口側に対応すべくこの前側機壁4外側面に着脱自在に設け、又、乾燥機1、水分センサ2、及び該バーナ3等を張込、乾燥、及び排出の各作業別に始動、及び停止操作する操作装置14は、該前側機壁4外側面に着脱自在に設けている。
【0012】
排風機15は、後側機壁4で、左右の排風室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央後部側排風胴17に設け、又、この後側機壁4には、この排風機15を回転駆動する排風機モータ18を設けている。該排風路室16内には、排風温度TCを検出する排風温センサ57を設けた構成としている。バルブモータ19は、繰出バルブ11,11を減速機構を介して回転駆動させている。
【0013】
燃料ポンプ20は、燃料バルブを有して、バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブの開閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内の燃料を吸入して、バーナ3へ供給させている。送風機22は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ23で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空気を該バーナ3へこの送風機22で送風させている。該バーナ3から発生する熱風と該バーナケース13内を通過する外気風とが混合して乾燥熱風になる構成である。この乾燥熱風の熱風温度TBを検出する熱風温センサ55は、送風室10内で後側機壁4内側面に装着して設けた構成である。該バーナケース13の上板内側面で、該バーナ3先端部近傍に位置させて、該バーナケース13内を通過する外気風の外気温度TAを検出する外気温センサ56を設けた構成としている。
【0014】
拡散盤24は、移送樋5底板の前後方向中央部で、移送穀粒を貯留室7へ供給する供給口の下側に設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させている。昇穀機25は、前側機壁4外側部に設けられ、内部には、バケットコンベア26付ベルトを張設してなり、上端部は、移送樋5始端部との間において投出筒27を設けて連通させて、下端部は、集穀樋12終端部との間において供給樋28を設けて連通させている。
【0015】
昇穀機モータ29は、バケットコンベア26付ベルト、移送樋5内の移送螺旋、拡散盤24、及び集穀樋12内の移送螺旋等を回転駆動させている。前記水分センサ2は、昇穀機25の上下方向ほぼ中央部に設けている。この水分センサ2は、操作装置14からの電気的測定信号の発信により、水分モータ30が回転してこの水分センサ2の各部が回転駆動され、バケットコンベア26で上部へ搬送中に落下する穀粒を受け、例えば、10分間隔でこの穀粒を一粒づつ100粒を挟圧粉砕しながら、この100粒の粉砕穀粒の水分を検出して平均値を算出させ、この算出した平均値を一回の検出穀粒水分値MS1,MS2…とする構成としている。又、水分センサ2内には、電極温度を検出する電極温センサ58を設けた構成としている。
【0016】
前記操作装置14は、箱形状でこの箱体の表面板には、乾燥機1、水分センサ2、及びバーナ3等を張込、乾燥、及び排出の各作業別に始動操作する押ボタン方式のON−OFFスイッチの各張込・乾燥・排出始動手段31a,31b,31c、該乾燥機1、及びブザー33を停止操作する停止手段32、穀粒の仕上目標水分を設定する水分設定手段34、水分別の各表示ランプ35、乾燥速度である乾燥種類を設定する乾燥種類設定手段36、乾燥種類別の各表示ランプ37、張込穀粒量を設定する張込量設定手段38、石数別と通風乾燥との両者の各表示ランプ39、穀粒水分値を補正する水分補正手段40、タイマの設定時間を増、又は減させるタイマ増・減設定手段41,42、緊急停止手段43a、電源始動手段44、各種表示項目をデジタル表示する表示手段43、モータ異常、及びセンサ異常を表示する各モニタ表示ランプ45,45、未熟粒の混入状態を表示する表示ランプ46、及び穀粒の水分バラツキ状態を表示する表示ランプ47等を設けている。
【0017】
前記各設定手段34,36,38の操作による各種目項の設定方法は、下記の如く行われる構成である。例えば、籾粒ではやい乾燥モードを設定するときには、該乾燥設定手段36をON操作することにより、籾粒のおそい位置の表示ランプ37から順次この表示ランプ37は点灯され、はやいと表示位置の該表示ランプ37が点灯すると、この点灯中に該乾燥設定手段36をOFF操作することにより、はやいモードを設定できる構成としている。
【0018】
又、仕上目標水分を15%に設定するときには、水分設定手段34をON操作することにより、切位置の表示ランプ35から順次この表示ランプ35は点灯され、15%と表示位置の該表示ランプ35が点灯すると、この点灯中に該水分設定手段34をOFF操作することにより、仕上目標水分を15%と設定できる構成である。張込量の設定も、張込量設定手段38を上記と同様に操作することにより、設定できる構成としている。
【0019】
前記張込量設定手段38は、例えば、24石の穀粒を乾燥処理できる乾燥機1であったとすると、最低張込量4石を1と表示し、6石を2と表示し、以後順次8石、10石、12石、14石、16石、18石、20石、22石、24石を3,4,5,6,7,8,9,10,11と表示させた構成としている。制御装置48は、操作装置14内に設けられ、籾流れセンサ49の検出、デジタルセンサ情報の入力、及び水分センサ2の付判定が入力されるデジタル入力回路50、バーナ3から発生する炎を検出するフレームロット51の検出が入力される比較回路52、各始動設定手段31a,31b,31c,32,34,36,38,40,41,42,43a,44の操作が入力されるデジタル入力回路53、水分センサ2が検出する検出値、及びアナログセンサ情報が入力されるアナログ入力回路54、熱風温センサ55、外気温センサ56、排風温センサ57、及び電極温センサ58が検出する検出値が入力される電圧変換回路59、A−D変換回路60、シリアルデータ受信回路61、メモリクリア62が入力されるデジタル入力回路63、これら各回路50,52,53,54,59,60,61,63からの入力を算術論理演算、及び比較演算等を行う乾燥機制御用マイコン64、及びメモリ65、この乾燥機制御用マイコン64からの指令で出力回路66を経て排風機モータ18、バルブモータ19、及び昇穀機モータ29を始動、及び停止制御し、出力回路67を経て燃料バルブ、燃料ポンプ20、バーナモータ68、イグナイタ69を始動、及び停止制御し、パルス駆動回路70を経て燃料バルブを始動、及び停止制御し、回転指令出力回路71を経て送風機モータ23を始動、停止、及び調節制御し、回転パルス入力回路72を経て該乾燥機制御用マイコン64へ入力制御し、出力回路73を経て水分モータ30を始動、及び停止制御し、表示回路75を経て表示手段43へ各種項目を表示し、出力回路74を経てブザー33を作動、及び停止制御し、シリアルデータ送信回路76、及び不揮発メモリ77等よりなる構成としている。
【0020】
前記乾燥種類設定手段36の操作、及び張込量設定手段38の操作により、バーナ3から発生する設定熱風温度TB1は、制御装置48へ設定して記憶させた設定熱風温度TB1から選定されて設定される。この設定された熱風温度TB1にすべく、該バーナ3へ供給する供給燃料量を制御する燃料バルブ、及び燃料ポンプ20を、該制御装置48で制御する。又、この供給燃料量に見合った燃焼用空気量にすべく、送風機モータ23を該制御装置48で制御して、送風機22で送風させる。
【0021】
前記バーナ3からの乾燥熱風の熱風温度TBは、送風室10内の熱風温センサ55で検出され、この検出された熱風温度TBは、設定熱風温度TB1と略同じ温度にすべく、制御装置48で燃料バルブ、燃料ポンプ20、送風機モータ23、及び送風機22等を制御する構成としている。乾燥作業中に、前記バーナケース13内を通過する外気風の外気温度TAは、該バーナケース13内の外気温センサ56で検出する構成であり、この検出した外気温度TAが、前回検出温度と今回検出温度との温度差が、例えば、5度以上あるときには、設定熱風温度TB1を所定温度補正して、補正設定熱風温度TB2とする構成であり、検出熱風温度TBは、この補正設定熱風温度TB2とする構成であり、検出熱風温度TBは、この補正設定熱風温度TB2と略同じ温度とすべく、制御装置48で燃料バルブ、燃料ポンプ、送風機モータ23、及び送風機22等を制御する構成としている。
【0022】
乾燥作業中は、所定時間間隔で熱風温度TB、及び外気温度TAは検出される構成である。前記熱風温センサ55が検出する熱風温度TB、及び外気温センサ56が検出する外気温度TAは、所定時間間隔で検出した毎に制御装置48へ入力される構成であり、これら検出されて入力された外気温度TAと熱風温度TBとは入力された毎に比較する構成である。比較結果外気温度TAが、熱風温度TB以上であると判定すると、バーナ3に異常加熱が発生したと判定して、乾燥機1を即時自動停止する構成としている。
【0023】
前記バーナ3に異常加熱が発生する原因は、次の如くである。まず送風機モータ23に不具合が発生し、送風機22で燃焼用空気が送風されず、このために、燃焼のバランスがくずれて、燃焼火炎が高温度になり、この高温度の燃焼火炎をバーナケース13上板内側面に設けた外気温センサ56が検出することとなり、このために、この外気温センサ56が検出した外気温度TAが、熱風温センサ55が検出した熱風温度TB以上が検出されることにより、該バーナ3が異常加熱状態であると判定し、このバーナ3に不具合が発生したと判定して、表示手段43へ該バーナ3異常と表示すると共に、このバーナ3を即自動停止制御し、所定時間後に乾燥機1を自動停止する構成としている。
【0024】
又、上記以外に、排風機15、及び排風機モータ18に不具合が発生し、外気風が吸入されず、バーナケース13内を外気風が通過しなくなることが発生すると、燃焼火炎がバーナケース13内を上昇することとなり、この上昇する燃焼火炎を直接外気温センサ56が検出することとなり、このために、該外気温センサ56が検出した外気温度TAが、熱風温センサ55が検出した熱風温度TB以上が検出されることにより、バーナ3が異常加熱状態であると判定し、表示手段43へ該排風機15異常と表示すると共に、該バーナ3を即自動停止制御し、所定時間後に乾燥機1を自動停止する構成としている。
【0025】
図5で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、穀粒の乾燥作業運転がスタートされ(S−101)、乾燥種類設定手段36がON操作されて、乾燥モードが設定されたか検出され(S−102)、NOと判定されると(S−102)へ戻る。YESと判定されると張込量設定手段38がON操作されて、張込穀粒量が設定されたか検出され(S−103)、NOと判定されると(S−103)へ戻る。YESと判定されると熱風温度TB1が設定され(S−104)、この設定熱風温度TB1と略同じ温度になるように、バーナ3から発生する熱風温度TBが制御されて穀粒は乾燥される。この乾燥中に所定時間間隔で外気温センサ56で外気温度TAが検出され(S−105)、又、外気温度TAの検出と同時に、熱風温センサ55で熱風温度TBが検出され(S−106)、前回と今回検出の外気温度TAは所定値、例えば、±5度以上の温度差があるか検出され、NOと判定されると検出外気温度TAが設定熱風温度TB1以上か検出され(S−108)、NOと判定されると(S−107)へ戻る。
【0026】 (S−107)でYESと判定されると設定熱風温度TB1が、例えば、±2度補正されて補正熱風温度TB2が設定され(S−109)、検出外気温度TAが設定補正熱風温度TB2以上か検出され(S−110)、NOと判定されると(S−110)へ戻る。(S−108)、及び(S−110)でYESと判定されるとバーナ3は異常加熱状態であると判定され(S−111)、該バーナ3は即自動停止制御され(S−112)、所定時間後に乾燥機1が自動停止する(S−113)。
【0027】
図6〜図8で示す如く穀粒乾燥機78の前側機壁4外側面には、バーナ3より発生する熱風を送風する前板、上・下板、及び左・右側板で箱形状に形成した熱風路室ケース79aを着脱自在に装着して設け、この熱風路室ケース79aで熱風路室79bを形成し、この熱風路室ケース79aの前板には、前熱風送入口79cを設け、この熱風路室ケース79aが位置する後側機壁4の左右両側には、三角形状の後熱風送入口79dを設け、又、左・右側板には、外気を吸入する所定幅で所定長さの外気吸入口79eを複数個設けた構成としている。
【0028】
バーナケース13は、熱風路室ケース79aの前板外側面に着脱自在に設け、このバーナケース13内には、バーナ3を横方向を向けて装着して設けた構成である。このバーナケース13内で該バーナ3先端部位置の上部には、外気温度TAを検出する外気温センサ56を設けた構成であり、この外気温センサ56は、該バーナ3に異常加熱が発生すると、この異常加熱の検出は、従来はサーモスタットで検出させていたが、このサーモスタットを廃止して、この外気温センサ56で異常加熱との外気温度TAとの両者を検出させて、兼用する構成である。又、このバーナケース13の前側の外側面には、開閉自在にバーナケースカバー13aを設けた構成としている。
【0029】
前記バーナ3からの熱風は、熱風路室ケース79aの前熱風送入口79cから熱風路室79b内へ吸入され、又、該熱風路室ケース79aの外気吸入口79e、及びバーナケースカバー13aから該熱風路室79b内へ外気風が吸入され、この外気風と熱風とが、混合して乾燥熱風となり、この乾燥熱風が熱風路室79bから後熱風送入口79d、79dを経て斜めに傾斜して設けた送風室10,10内へ送風する構成としている。
【0030】
前記送風室10,10内で、後側機壁4には、乾燥熱風の熱風温度TBを検出する熱風温センサ55を設けた構成である。この乾燥熱風は、該送風室10,10から左右両側に斜めに傾斜して設けた穀粒乾燥室8,8、中央部のひしがた形状の排風室9、この排風室9後部の後側機壁4外側に形成した排風路室16を経て排風機15で吸引されて、機外へ排風される構成としている。
【0031】
前記乾燥室8,8下部の合流位置には、繰出バルブ11を回転自在に設けている。この繰出バルブ11の下側には、移送螺旋を内装した集穀樋12を形成した構成としている。前記外気温センサ56が検出した外気温度TAが、熱風温センサ55が検出した熱風温度TB以上の検出により、バーナ3は異常加熱状態であると検出し、該バーナ3を即自動停止制御し、所定時間後に乾燥機78を自動停止する構成としている。
【0032】
これにより、サーモスタットが不要となり、外気温センサ56で該サーモスタットを兼用することになりコスト低減ができる。図9、及び図10で示す如く前記外気温センサ56を廃止し、バーナ3始動前に、熱風温センサ55,55が検出した温度を外気温度TAとし、この検出した外気温度TA、設定した張込穀粒量、及び設定した乾燥モード等により、熱風温度TBを設定する構成としている。
【0033】
図10で示すフローチャートに沿って作用を説明すると、穀粒の乾燥作業運転がスタートされ(S−201)、乾燥作業を開始する始動手段31aがON操作か検出され(S−202)、NOと判定されると(S−202)へ戻る。YESと判定されると各モータ(燃焼関係以外)出力ONされ(S−203)、穀粒の循環が開始され(S−204)、熱風温センサ55,55で外気温度TAが検出され(S−205)、NOと判定されると(S−205)へ戻る。YESと判定されると検出した外気温度TA、及び例えば、乾燥種類の乾燥モードの設定、張込穀粒量の設定等により、設定熱風温度が算出され(S−206)、バーナ3が点火され(S−207)、熱風温センサ55が検出した熱風温度TBが、設定熱風温度と略同じ温度になるように、バーナ3へ供給する燃料量と、燃焼用空気とを制御して乾燥する。
【0034】
これにより、外気温センサ56が不要となり、熱風温センサ55,55で該外気温センサ56を兼用することにより、コスト低減ができる。図6、及び図11で示す如く前側機壁4の外側面で、熱風路室ケース79aで形成する熱風路室79b内に位置させ、更に繰出バルブ11の上側部に位置させて、熱風温度TBを検出する熱風温センサ55を設け、又、該前側機壁4の内側面で、ひしがた形状の排風室9内の下部に位置させ、更に該繰出バルブ11上側部に位置させて、排風温度TCを検出する排風温センサ57を該熱風温センサ55の反対側に設けた構成としている。
【0035】
これにより、前記熱風温センサ55と排風温センサ57とを同じ位置に装着したことにより、コスト低減ができる。図1〜図2、及び図12〜15で示す如く各機壁4で形成する穀粒貯留室7を補強する補強具80は、パイプ形状の張棒80aの両端側プレート80b,80bを固着して設けている。このプレート80b外周部の該張棒80a中心部に位置する上・下位置、及び左・右位置には、各切欠80cを設けた構成としている。
【0036】
前記機壁4の内側面には、補強具80のプレート80bを挿入して受けるコ字形状の受具81を固着して設けている。この受具81には、上切欠孔81a、及び下切欠孔81bを設けると共に、内側へ向けて突出して段差を有する受部81cを形成して設け、この受部81cへ補強具80のプレート80bを挿入する構成である。図16で示す如く該プレート80bの下端部幅(イ)は、図13で示す如く該受具81の該上切欠孔81aの一端部から該受部81cの段差部までの幅(ロ)より広くした構成であり、又、図16で示す如く該プレート80bは、張棒80aの中心より上部までの長さ(ハ)より、下部までの長さ(ニ)を長くした構成としている。
【0037】
図12で示す如く受具81へ補強具80を挿入すると、くさび状になる構成であると共に、この受具81の受部81cの段差部で該補強具80プレート80bの突出部の下側面を受ける構成としている。これにより、挿入が容易であり、(イ)と(ロ)との関係寸法により、挿入ミスがなくなる。又、(ハ)と(ニ)との関係寸法により、強度アップを図ることができる。更に図17、及び図18で示す如く構成に、各補強具80を荷造ができることにより、荷造り形状を小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部破断せる穀粒乾燥機の全体側面図
【図2】 図1のA−A拡大断面図
【図3】 ブロック図
【図4】 一部破断せる操作装置の拡大正面図
【図5】 フローチャート図
【図6】 他の実施例を示す図で、穀粒乾燥機の全体側面図
【図7】 他の実施例を示す図で、フローチャート図
【図8】 他の実施例を示す図で、図6のC−C拡大断面図
【図9】 他の実施例を示す図で、図6のB−B拡大断面図
【図10】 他の実施例を示す図で、フローチャート図
【図11】 他の実施例を示す図で、図6のB−B拡大断面図
【図12】 他の実施例を示す図で、一部断面せる補強具取付部部の拡大正面図
【図13】 他の実施例を示す図で、一部破断せる受具取付部の拡大正面図
【図14】 他の実施例を示す図で、図13のD−D断面図
【図15】 他の実施例を示す図で、補強具の拡大側面図
【図16】 他の実施例を示す図で、図16のE−E断面図
【図17】 他の実施例を示す図で、補強具の荷造状態拡大正面図
【図18】 他の実施例を示す図で、補強具の荷造状態拡大平面図
【符号の説明】
3 バーナ
8 穀粒乾燥室
48 制御装置
55 熱風温センサ
56 外気温センサ
TA 外気温度
TB 熱風温度
Claims (1)
- 穀粒を乾燥する穀粒乾燥室8を形成する機壁4と、バーナ 3 と、該バーナ3を内装するバーナケース13と、前記バーナ3から発生する熱風の熱風温度TBを検出する熱風温センサ55と、外気温度TAを検出する外気温センサ56と、前記バーナ3の燃焼を制御する制御装置48とを設けた穀粒乾燥機において、前記バーナケース13は前記機壁4外側面に着脱自在に設けると共にバーナケース13内を外気が通過する構成とし、前記外気温センサ56は前記バーナケース13の上板内側面で且つ前記バーナ3の先端部近傍に設けて前記バーナケース13内を通過する外気風の外気温度TAを検出する構成とし、前記制御装置48は前記外気温センサ56の検出する外気温度TAが熱風温センサ55の検出する熱風温度TBを越える検出を行った時、バーナ3に異常加熱が発生したと判定して前記バーナ3の燃焼を停止させることを特徴とした穀粒乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22128597A JP3845966B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 穀粒乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22128597A JP3845966B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 穀粒乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1163826A JPH1163826A (ja) | 1999-03-05 |
| JP3845966B2 true JP3845966B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=16764395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22128597A Expired - Fee Related JP3845966B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 穀粒乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3845966B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22128597A patent/JP3845966B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1163826A (ja) | 1999-03-05 |
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