JP3847950B2 - 硬貨入出金装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬貨入出金装置に係り、特に、POS(Point Of Sales)端末やECR(Electronic Cash Register)に接続して使用するのに適した硬貨入出金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送ベルトを備えて金種毎に分けられた複数の硬貨収納部が並べて設けられ、これらの硬貨収納部に1円・5円・10円・50円・100円・500円等の硬貨を収納し、POS端末やECRからの指令により釣銭がある場合には、所定の硬貨収納部内の硬貨を所定の枚数だけ搬送ベルトにより搬送して硬貨払出口に払い出すようにした硬貨入出金装置がある。このような硬貨入出金装置では、所定の硬貨収納部内の硬貨を所定の枚数だけ搬送ベルトにより搬送するために、硬貨収納部のベルト近傍に硬貨ストッパが金種毎に配設されている。この硬貨ストッパは、開放駆動源であるシャッタソレノイドを備え、搬送ベルト上の硬貨搬送経路の開放・閉止を実行するシャッタ機能を有している。つまり、シャッタソレノイドを制御することにより硬貨搬送経路の開放・閉止が選択的に実行され、所望の金種の所望の枚数の硬貨が払い出されることになる。
【0003】
また、このような硬貨入出金装置においては、閉店時等に装置内の全硬貨を回収するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、装置内の全硬貨を回収するにあたっては、全金種のシャッタソレノイドを一度に駆動(ON)して硬貨搬送経路を開放するとともに搬送ベルトを駆動することにより、全硬貨を搬送して回収するようにしている。
【0005】
しかしながら、このような硬貨回収の際においては、全金種のシャッタソレノイドを全硬貨の回収終了まで駆動(ON)し続けるので、既に回収の終わっている金種のシャッタソレノイドについてもON状態が継続していることになり、非常に多くの電力が不必要に消費されることになる。
【0006】
本発明の目的は、硬貨回収の際の消費電力の軽減が図れる硬貨入出金装置を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、硬貨が投入される硬貨投入口と、硬貨投入口に連設され、その硬貨投入口に投入された硬貨を硬貨選別位置まで搬送する硬貨搬送部と、硬貨選別位置に設けられ、搬送された硬貨を金種別に選別する硬貨選別部と、この硬貨選別部により選別された硬貨を収納する金種別に設けられる硬貨収納部と、この硬貨収納部の一部を形成し、その硬貨収納部に収納された硬貨を硬貨払出位置まで搬送する搬送ベルトと、硬貨が払い出される硬貨払出口と、この硬貨払出口の近傍に設けられ、硬貨回収に利用される硬貨回収ケースと、開放駆動源を有し、搬送ベルト上の硬貨搬送経路に対して金種別に開閉自在に設けられ、その搬送ベルト上を搬送される硬貨のうち所定枚数の硬貨のみを通過させるシャッタ装置と、このシャッタ装置を通過した硬貨を硬貨払出口と硬貨回収ケースとに選択的に導く切替ゲートと、この切替ゲートによってすべての硬貨を硬貨回収ケースに導く場合、金種を少なくとも2分類に分け、一の分類の金種のすべてのシャッタ装置の開放駆動源に同時に通電してシャッタ装置を開放状態にしている間は他の分類の金種のすべてのシャッタ装置の開放駆動源には通電することなくシャッタ装置を閉止状態にして硬貨を搬送するとともに前記硬貨回収ケースに回収された分類のすべての金種の前記シャッタ装置をその分類の硬貨の残量が0枚になったときに閉止状態にする分割搬送手段と、を備える。
【0008】
したがって、硬貨投入口から投入された硬貨は、硬貨搬送部により硬貨選別部へと搬送されて金種別に選別される。そして、硬貨選別部で金種別に選別された硬貨は硬貨収納部に金種毎に収納され、必要に応じて搬送ベルト上を搬送される。搬送ベルト上を搬送される硬貨は、開放駆動源を有するシャッタ装置の開閉によって選択的に硬貨払出位置へと搬送される。硬貨払出位置へ搬送された硬貨は、切替ゲートにより、釣銭払出の場合には硬貨払出口に払い出され、硬貨回収の場合には硬貨回収ケースに回収される。また、分割搬送手段により、硬貨回収の際の硬貨の搬送は、少なくとも2分類に分けられた金種の内の一の分類の金種のすべてのシャッタ装置の開放駆動源に同時に通電してそのシャッタ装置を開放状態にした場合、他の分類の金種のすべてのシャッタ装置の開放駆動源には通電することなくそのシャッタ装置が閉止状態とされる。これにより、硬貨回収の際の硬貨の搬送が、各分類毎に順次行われるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図6に基づいて説明する。ここで、図1は硬貨入出金装置Aの全体を示す外観斜視図、図2はその内部構造を示す平面図である。まず、硬貨入出金装置Aの筐体としての本体ケース1の右手手前には、硬貨C(図3参照)を一括して投入させるための上方開口の硬貨投入口2が設けられている。この硬貨投入口2には、光学的に硬貨Cの有無を検出する複数組の硬貨検知器である投入センサ3が設けられている。このような硬貨投入口2には、投入された硬貨Cを奥に向けて搬送する投入口ベルト4が設けられ、この投入口ベルト4上には硬貨投入口2の一端に位置させて不規則に投入された硬貨Cを一枚ずつ送り出すための投入口ローラ5が設けられている。
【0010】
硬貨Cを一列にして搬送する投入口ベルト4には、硬貨Cの送り速度を速めて所定の間隔をあけてそれぞれの硬貨Cを送ることができるように搬送速度を速めた搬送ベルト7が連設され、さらに、別の搬送ベルト8が連設されている。搬送ベルト7部分には、硬貨Cの外径をチェックする外径チェック部9が設けられている。この外径チェック部9の先には、搬送される硬貨Cが正貨でない場合、或いは、後述する硬貨収納部16が満杯である場合に、硬貨搬送を選択的に中断してそれらの硬貨Cを落下させて排除するリジェクト・オーバーフロー部10が設けられている。さらに、搬送ベルト8の終端部分には、搬送方向を直角に変換して硬貨Cを硬貨選別位置aに搬送する搬送ベルト11が設けられている。ここに、それぞれがモータ(図5参照)に連結されて駆動され、投入口ローラ5、投入口ベルト4及び搬送ベルト7,8,11からなる硬貨選別位置aまでの硬貨搬送経路を形成し、硬貨投入口2に投入された硬貨Cを搬送する硬貨搬送部6が構成されている。
【0011】
次いで、搬送ベルト11に沿わせて順次穴幅寸法が拡大する金種毎の選別穴12が設けられ、ここに硬貨選別位置aに位置し、搬送された硬貨を金種別に選別する硬貨選別部13が形成されている。選別穴12は、順に1円・50円・5円・100円・10円・500円のそれぞれの金種に対応する大きさであって、6個設けられている。そして、各選別穴12毎に硬貨センサとしての計数センサ14が設けられている。この計数センサ14は、各選別穴12を通過した金種毎の硬貨Cの枚数をチェックする。
【0012】
ここで、図3は本体ケース1に内蔵される硬貨払出部25を示す斜視図、図4は硬貨入出金装置Aの硬貨払出部25付近の内部構造を示す縦断側面図である。選別穴12のそれぞれに連通させて仕切板15で硬貨Cの金種別に仕切られた上方開口の硬貨収納部16(1円硬貨収納部16a、50円硬貨収納部16b、5円硬貨収納部16c、100円硬貨収納部16d、10円硬貨収納部16e、500円硬貨収納部16f)が設けられている。この硬貨収納部16のそれぞれの金種の底面部分には、モータ(図5参照)に連結されて駆動される搬送ベルトである払出ベルト17が駆動ローラ18と従動ローラ19とに懸け渡されて設けられている。この払出ベルト17は、長搬送ベルト17aと短搬送ベルト17bとの長短二本のエンドレスベルトの一組によって構成されており、硬貨搬送方向下流側に向かうに従い高さが高くなるように傾斜配置されている。そして、硬貨収納部16の出口部には硬貨Cを一枚毎に分離する分離ローラ20がすべての金種の出口部を横断するように配設されており、かつ、所定枚数(ここでは、4枚とする。)の硬貨Cを金種別に一列に整列させて待機させる硬貨待機部21(1円硬貨待機部21a、50円硬貨待機部21b、5円硬貨待機部21c、100円硬貨待機部21d、10円硬貨待機部21e、500円硬貨待機部21f)が設けられている。払出ベルト17のうちの長搬送ベルト17aは硬貨待機部21にも延出し、短搬送ベルト17bは硬貨待機部21を通り越して硬貨払出位置(払出ベルト17の先端部)bまで到っている。また、硬貨待機部21には、払出ベルト17の上部に二枚以上の硬貨Cが重ならないように寸法を定めて硬貨搬送経路cを形成する押え板22が設けられ、かつ、開放駆動源であるシャッタソレノイド24(1円硬貨用シャッタソレノイド24a、50円硬貨用シャッタソレノイド24b、5円硬貨用シャッタソレノイド24c、100円硬貨用シャッタソレノイド24d、10円硬貨用シャッタソレノイド24e、500円硬貨用シャッタソレノイド24f)を備えたシャッタ装置である硬貨ストッパ23(1円硬貨用硬貨ストッパ23a、50円硬貨用硬貨ストッパ23b、5円硬貨用硬貨ストッパ23c、100円硬貨用硬貨ストッパ23d、10円硬貨用硬貨ストッパ23e、500円硬貨用硬貨ストッパ23f)が金種毎に設けられている。これらの硬貨ストッパ23a〜23fは、各金種毎に別々に開閉可能に構成され、各硬貨ストッパ23a〜23fのそれぞれに接続されたシャッタソレノイド24a〜24fに通電することで開放位置に位置し、通電を止めると閉止位置に位置するものである。これにより、硬貨ストッパ23a〜23fは、払出ベルト17の上部の硬貨搬送経路cを開放・閉止することで硬貨Cを一時的に停止させるとともに必要枚数の硬貨Cを送り出す動作を金種別に選択的に実行するシャッタ機能を有している。さらに、硬貨ストッパ23a〜23fの直後には、払い出された硬貨Cの枚数をチェックする払出センサSが金種毎にそれぞれ設けられている。ここに、硬貨収納部16に収納された硬貨Cを金種毎に選択的に搬送する搬送ベルト構造の硬貨払出部25が構成されている。
【0013】
硬貨払出部25によって硬貨Cが金種別に搬送される硬貨払出位置bの近傍には、上面開口の硬貨払出口26が配置されている。さらに、この硬貨払出口26と硬貨払出位置bとの間には、切替ゲート27が設けられている。切替ゲート27は、通常時は払出ベルト17の先端部から硬貨払出口26に向けて下方に傾斜し、払出ベルト17の先端部と硬貨払出口26とを連結する案内面27aを有している。この案内面27aにはアーム27bを介してソレノイド27cが設けられ、通常時はこのソレノイド27cは下方向にラッチされている。そして、所定の場合にはソレノイド27cが通電(ON)されてアーム27bが駆動されて、案内面27aと硬貨払出口26との連結位置27dを回動支点として案内面27aの傾斜方向が垂直方向に向けて変化することになる。これにより、切替ゲート27は硬貨払出部25から払い出される硬貨Cを硬貨払出口26と後述する硬貨回収ケース30とに選択的に導く機能を有している。なお、切替ゲート27の案内面27aの下方にも、仕切板15が延出して設けられている(図2参照)。
【0014】
そして、本体ケース1の内部において硬貨払出部25の搬送ベルト構造の一構成要素となる払出ベルト17、切替ゲート27、及び硬貨払出口26と、投入口ローラ5等により構成される硬貨搬送部6との下側に形成される空間には、ドロワ28が引出・収納自在に設けられている。そのため、硬貨搬送構造にドロワ構造が併設されながら装置全体の高さが低くなり装置が薄型扁平化されている。ドロワ28には、マネーケース29が着脱自在に収納されている。また、このマネーケース29の内部は、キャッシャから見て手前側を着脱自在であって硬貨Cの金種別に仕切られた上方開口の硬貨回収ケース30とし、奥側を紙幣収納部31として区分けされている。ここで硬貨回収ケース30は、ドロワ28が本体ケース1において閉止状態にある場合においては切替ゲート27の近傍直下に上面開口状態で位置し、落下した硬貨Cを収納する。
【0015】
さらに、本体ケース1の左側手前には、表示器32及び各種の操作キー33が設けられている。
【0016】
次に、ハードウェアの電気的接続について図5を参照して説明する。硬貨入出金装置Aは、各部の制御を受け持つ制御部34を備え、この制御部34にインターフェース(I/F)35を介してPOS端末36が接続されている。制御部34は、ここでは特に図示しないが、各部を集中的に制御するCPU、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM、金種別の硬貨Cの枚数等の可変的なデータを書換え自在に格納するRAM等により構成されている。また、制御部34には、表示器32や操作キー33も接続されている。さらに、制御部34には、投入センサ3、計数センサ14、払出センサS等のセンサ類37がI/Oポート38を介して接続され、硬貨ストッパ23、ソレノイド(図示せず)を備えるドロワ28、切替ゲート27、各モータ40等がI/Oポート39を介して接続されている。ここで、投入センサ3、計数センサ14、払出センサS等のセンサ類37は、例えば硬貨Cを光学的に検出した信号を制御部34に伝達するものであり、この検出信号に基づいて制御部34が各モータ40を駆動制御する。また、硬貨ストッパ23は、制御部34から出力される信号に基づきシャッタソレノイド24が駆動制御されて通電(ON)されることで指定された硬貨Cとその枚数とを払い出す。なお、硬貨ストッパ23は、ここでは1つしか図示しないが、実際には各金種毎に個々に制御部34によって制御される。切替ゲート27のソレノイド27cは、操作キー33のキー(図示せず)の押下による硬貨収納部16及び硬貨待機部21の硬貨Cの回収を指示する検知信号に応じて制御部34から出力される信号に基いて通電(ON)される。
【0017】
ここで、制御部34のROMに格納された制御プログラムより制御部34が実行する機能について説明する。ここでは、本実施の形態の有する特長的な機能である、閉店時等において操作キー33の硬貨Cの回収を指示するキーの押下を前提として開始される硬貨Cの回収処理の流れを以下説明する。
【0018】
図6は、硬貨回収処理の流れを概略的に示すフローチャートである。ここでは、各金種の硬貨収納部16及び硬貨待機部21には、各々100枚ずつ硬貨Cが収納されているものとする。
【0019】
まず、ステップS1において、切替ゲート27のソレノイド27cが通電(ON)され、アーム27bを駆動して案内面27aと硬貨払出口26との連結位置27dを回動支点として案内面27aの傾斜方向を垂直方向に向けて変化させることにより、硬貨回収ケース30の上方が開放される。
【0020】
次いで、ステップS2において、100円・10円・500円の各硬貨ストッパ23(100円硬貨用硬貨ストッパ23d、10円硬貨用硬貨ストッパ23e、500円硬貨用硬貨ストッパ23f)のシャッタソレノイド24(100円硬貨用シャッタソレノイド24d、10円硬貨用シャッタソレノイド24e、500円硬貨用シャッタソレノイド24f)が通電(ON)され、払出ベルト17の上部の硬貨搬送経路cが開放される。続いて、ステップS3において、払出ベルト17が駆動される。払出ベルト17が駆動されると100円・10円・500円の各硬貨Cは払出センサSの下部を通過して硬貨払出位置b方向へと搬送され、各金種毎に硬貨回収ケース30内へと落下する。ステップS4〜S6では、払出センサSの下を通過した100円・10円・500円の各硬貨Cの通過枚数をチェックし、RAMに格納されている100円・10円・500円の各金種の硬貨収納部16及び硬貨待機部21内の硬貨Cの枚数から通過した枚数を減算し、100円・10円・500円の各金種が“0枚”になるまで判断を繰り返す。100円・10円・500円の各金種が“0枚”になったと判断されると(ステップS6のY)、ステップS7において、100円・10円・500円の各硬貨ストッパ23(100円硬貨用硬貨ストッパ23d、10円硬貨用硬貨ストッパ23e、500円硬貨用硬貨ストッパ23f)のシャッタソレノイド24(100円硬貨用シャッタソレノイド24d、10円硬貨用シャッタソレノイド24e、500円硬貨用シャッタソレノイド24f)がOFFされ、払出ベルト17の上部の硬貨搬送経路cが閉止される。
【0021】
次いで、ステップS8において、1円・50円・5円の各硬貨ストッパ23(1円硬貨用硬貨ストッパ23a、50円硬貨用硬貨ストッパ23b、5円硬貨用硬貨ストッパ23c)のシャッタソレノイド24(1円硬貨用シャッタソレノイド24a、50円硬貨用シャッタソレノイド24b、5円硬貨用シャッタソレノイド24c)が通電(ON)され、払出ベルト17の上部の硬貨搬送経路cが開放される。続いて、ステップS9において、払出ベルト17が駆動される。払出ベルト17が駆動されると1円・50円・5円の各硬貨Cは払出センサSの下を通過して硬貨払出位置b方向へと搬送され、各金種毎に硬貨回収ケース30内へと落下する。ステップS9〜S11では、払出センサSの下を通過した1円・50円・5円の各硬貨Cの通過枚数をチェックし、RAMに格納されている1円・50円・5円の各金種の硬貨収納部16及び硬貨待機部21内の硬貨Cの枚数から通過した枚数を減算し、1円・50円・5円の各金種が“0枚”になるまで判断を繰り返す。1円・50円・5円の各金種が“0枚”になったと判断されると(ステップS11のY)、ステップS12において、1円・50円・5円の各硬貨ストッパ23(1円硬貨用硬貨ストッパ23a、50円硬貨用硬貨ストッパ23b、5円硬貨用硬貨ストッパ23c)のシャッタソレノイド24(1円硬貨用シャッタソレノイド24a、50円硬貨用シャッタソレノイド24b、5円硬貨用シャッタソレノイド24c)がOFFされ、払出ベルト17の上部の硬貨搬送経路cが閉止される。その後、払出ベルト17が停止される(ステップS13)。すなわち、ステップS2〜S13によって、分割搬送手段の機能が実行される。
【0022】
最後に切替ゲート27のソレノイド27cがOFFされて処理が終了し(ステップS14)、硬貨収納部16及び硬貨待機部21内の全ての金種の硬貨Cの回収が終了する。
【0023】
ここに、硬貨回収の際の硬貨Cの搬送に当たっては、硬貨収納部16を1円硬貨収納部16a・50円硬貨収納部16b・5円硬貨収納部16cと、100円硬貨収納部16d・10円硬貨収納部16e・500円硬貨収納部16fとの3金種ずつからなる2分類に分け、一方の硬貨収納部(100円硬貨収納部16d・10円硬貨収納部16e・500円硬貨収納部16f)の硬貨ストッパ23(100円硬貨用硬貨ストッパ23d、10円硬貨用硬貨ストッパ23e、500円硬貨用硬貨ストッパ23f)のシャッタソレノイド24(100円硬貨用シャッタソレノイド24d、10円硬貨用シャッタソレノイド24e、500円硬貨用シャッタソレノイド24f)に通電してそれらの硬貨ストッパ23(100円硬貨用硬貨ストッパ23d、10円硬貨用硬貨ストッパ23e、500円硬貨用硬貨ストッパ23f)が開放状態にされている間は、他方の硬貨収納部(1円硬貨収納部16a・50円硬貨収納部16b・5円硬貨収納部16c)の硬貨ストッパ23(1円硬貨用硬貨ストッパ23a、50円硬貨用硬貨ストッパ23b、5円硬貨用硬貨ストッパ23c)のシャッタソレノイド24(1円硬貨用シャッタソレノイド24a、50円硬貨用シャッタソレノイド24b、5円硬貨用シャッタソレノイド24c)には通電することなくそれらの硬貨ストッパ23(1円硬貨用硬貨ストッパ23a、50円硬貨用硬貨ストッパ23b、5円硬貨用硬貨ストッパ23c)が閉止状態にされる。また、他方の硬貨収納部(1円硬貨収納部16a・50円硬貨収納部16b・5円硬貨収納部16c)の硬貨ストッパ23(1円硬貨用硬貨ストッパ23a、50円硬貨用硬貨ストッパ23b、5円硬貨用硬貨ストッパ23c)のシャッタソレノイド24(1円硬貨用シャッタソレノイド24a、50円硬貨用シャッタソレノイド24b、5円硬貨用シャッタソレノイド24c)に通電してそれらの硬貨ストッパ23(1円硬貨用硬貨ストッパ23a、50円硬貨用硬貨ストッパ23b、5円硬貨用硬貨ストッパ23c)が開放状態にされている間は、一方の硬貨収納部(100円硬貨収納部16d・10円硬貨収納部16e・500円硬貨収納部16f)の硬貨ストッパ23(100円硬貨用硬貨ストッパ23d、10円硬貨用硬貨ストッパ23e、500円硬貨用硬貨ストッパ23f)のシャッタソレノイド24(100円硬貨用シャッタソレノイド24d、10円硬貨用シャッタソレノイド24e、500円硬貨用シャッタソレノイド24f)には通電することなくそれらの硬貨ストッパ23(100円硬貨用硬貨ストッパ23d、10円硬貨用硬貨ストッパ23e、500円硬貨用硬貨ストッパ23f)が閉止状態にされる。これにより、硬貨回収の際の硬貨Cの搬送は、各分類毎に順次行われることになる。したがって、硬貨Cを全て搬送した金種の硬貨ストッパ23を不必要に開放し続けることが防止されるので、硬貨回収の際の消費電力の軽減が図られる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、硬貨回収の際の硬貨の搬送に当たっては、金種を少なくとも2分類に分けられた内の一の分類のすべての金種のシャッタ装置の開放駆動源に同時に通電してそのシャッタ装置を開放状態にした場合、他の分類のすべての金種のシャッタ装置の開放駆動源には通電することなくそのシャッタ装置を閉止状態にすることにより、硬貨回収の際の硬貨の搬送を各分類毎に順次行うようにしたので、硬貨を全て搬送した金種のシャッタ装置を不必要に開放し続けることを防止することができ、硬貨回収の際の消費電力の軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の硬貨入出金装置の全体を示す外観斜視図である。
【図2】その内部構造を示す平面図である。
【図3】本体ケースに内蔵される硬貨払出部を示す斜視図である。
【図4】硬貨入出金装置の硬貨払出部付近の内部構造を示す縦断側面図である。
【図5】硬貨入出金装置に内蔵されるハードウェアの電気的接続を示すブロック図である。
【図6】硬貨回収処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 硬貨投入口
6 硬貨搬送部
13 硬貨選別部
16 硬貨収納部
17 搬送ベルト
23 シャッタ装置
24 開放駆動源
26 硬貨払出口
27 切替ゲート
a 硬貨選別位置
b 硬貨払出位置
c 硬貨搬送経路
ステップS2〜S13 分割搬送手段
Claims (1)
- 硬貨が投入される硬貨投入口と、
この硬貨投入口に連設され、その硬貨投入口に投入された硬貨を硬貨選別位置まで搬送する硬貨搬送部と、
硬貨選別位置に設けられ、搬送された硬貨を金種別に選別する硬貨選別部と、
この硬貨選別部により選別された硬貨を収納する金種別に設けられる硬貨収納部と、
この硬貨収納部の一部を形成し、その硬貨収納部に収納された硬貨を硬貨払出位置まで搬送する搬送ベルトと、
硬貨が払い出される硬貨払出口と、
この硬貨払出口の近傍に設けられ、硬貨回収に利用される硬貨回収ケースと、
開放駆動源を有し、搬送ベルト上の硬貨搬送経路に対して金種別に開閉自在に設けられ、その搬送ベルト上を搬送される硬貨のうち所定枚数の硬貨のみを通過させるシャッタ装置と、
このシャッタ装置を通過した硬貨を硬貨払出口と硬貨回収ケースとに選択的に導く切替ゲートと、
この切替ゲートによってすべての硬貨を硬貨回収ケースに導く場合、金種を少なくとも2分類に分け、一の分類の金種のすべてのシャッタ装置の開放駆動源に同時に通電してシャッタ装置を開放状態にしている間は他の分類の金種のすべてのシャッタ装置の開放駆動源には通電することなくシャッタ装置を閉止状態にして硬貨を搬送するとともに前記硬貨回収ケースに回収された分類のすべての金種の前記シャッタ装置をその分類の硬貨の残量が0枚になったときに閉止状態にする分割搬送手段と、
を備える硬貨入出金装置。
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| JP (1) | JP3847950B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH103566A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Tec Corp | 硬貨入出金装置 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10262498A patent/JP3847950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11296717A (ja) | 1999-10-29 |
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