JP3855191B2 - 多目的搬送台車、及び多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、施工効率が良く、建設資機材の労務を大幅に減少することの可能な多目的運搬装置、及び多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、既存構造物の耐震補強に伴い、基礎構造に免震装置を組み込む免震レトロフィット工法は、以下のような手順による。
まず、既存杭の杭頭部を2層に切断し、上層を水平移動させて重量物運搬台車に載置し搬出する。次に、既存構造物の上部構造の底部にアンカーボルトを設置し、チェーンブロックを取り付け、該チェーンブロックを用いて下層の既存杭を上方に引き抜いて移動させて重量物運搬台車に載置し搬出する。
この後、チェーンブロック及びアンカーボルトを撤去後、既存構造物の上部構造を支持する仮受けジャッキを搬入、設置するとともに、免震装置を搬入、設置し、仮受けジャッキを撤去する
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような工法では、杭頭部の重量が重いため、杭頭部を2層に分割して撤去する必要があるとともに、杭頭部の姿勢制御が難しく、チェーンブロックによる下層の杭頭部の抜き取りが困難である。また、下層の杭頭部の抜き取りのために、下層の杭頭部を吊すためのアンカーボルトを複数設置しなければならず、無駄な工程が発生する。
【0004】
さらに、これら杭頭部の搬出作業だけでなく、建設資機材の搬出位置と免震装置の設置位置に距離があるとともに、その移動が狭隘空間での水平運搬作業であるため、使用できる運搬装置が限られる。
また、使用可能な運搬装置は、ローラー径が小さい場合が多いため床条件を受けやすいとともに、多くの人力が必要な場合が多く、損料等が膨大となる場合も多い。
【0005】
上記事情に鑑み、本発明は、施工効率が良く、建設資機材の労務を大幅に減少することの可能な多目的運搬装置、及び多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送入方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の多目的搬送台車は、資機材を3点支持で搬送するモーターが装備された多目的搬送台車であって、駆動、及びステアリング用の前輪を有する台車前脚部と、該台車前脚部の後方で、かつ同距離に対をなして離間配置されて、自在型キャスターを取り付けた後脚、該後脚の後方に離間配置されて固定型キャスターを取り付けた最後脚、及び該最後脚と後脚を連結する水平部材から構成される台車後脚部と、前記台車前脚部と対をなす該台車後脚部とを各々連結するハの字状に配された支持フレームと、対をなす前記台車後脚部どうしを連結し、該台車後脚部を構成する水平部材に直交するように取り付けられる可動式支持フレームとにより構成され、前記可動式支持フレームが、取り外し自在であるとともに、前記水平部材に沿って、前後方向への移動を自在とするように構成されていることを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載の多目的搬送台車は、ハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に建設資機材が配置され、これを支持する支持フレーム、及び可動式支持フレームには、建設資機材の支持高さを微調整するレベル調整ボルトが設けられていることを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載の多目的搬送台車は、前記台車後脚部を構成する最後脚が、前記水平部材に対して取り外し自在となることを特徴としている。
【0009】
請求項4に記載の多目的搬送台車は、前記台車後脚部を構成する水平部材が、前記後脚及び最後脚に対して取り外し自在で、所望の部材長を有する水平部材と取り替え自在であることを特徴としている。
【0010】
請求項5に記載の多目的搬送台車は、前記台車後脚部を構成する水平部材には、可動式支持フレームと平行に支持用水平部材が離間配置されて、該支持用水平部材及び可動式支持フレームの間に建設資機材が配置されるとともに、該支持用水平部材及び可動式支持フレームには、該建設資機材を支持するためのレバーホイストが取り付けられることを特徴としている。
【0011】
請求項6に記載の多目的搬送台車は、ハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に前記建設資機材が配置されて、前記台車後脚部を構成する水平部材には、搬送対象部材を支持するためのレバーホイストが取り付けられることを特徴としている。
【0012】
請求項7に記載の多目的搬送台車は、前記台車前脚部に取り付けられた前輪、及び前記台車後脚部に取り付けられた固定キャスター及び自在キャスターが、移動面に設置されたレール上を走行することを特徴としている。
【0013】
請求項8に記載の多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法は、建築物の上部構造を支持する杭頭部を切断し、多目的搬送台車のハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に配置した状態で支持することにより、該杭頭部を搬出する第1の工程(図2のステップS1〜ステップS5の工程)と、前記多目的搬送台車の支持用水平部材及び可動式支持フレームの間に仮受けジャッキを配置し、該支持用水平部材及び可動式支持フレームに取り付けられた複数のレバーホイストを用いて支持し、前記杭頭部の切断位置に前記仮受けジャッキを搬入、セットする第2の工程(図2のステップS6の工程)と、前記多目的搬送台車のハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に免震装置を配置し、前記多目的搬送台車の水平部材に取り付けられた複数のレバーホイストを用いて支持し、所定位置に前記免震装置を搬入、セットする第3の工程(図2のステップS7の工程)とによりなることを特徴としている。
【0014】
請求項9に記載の多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法は、前記杭頭部の搬出には、該杭頭部にアンカーボルトを介して荷重受けリングを取り付けた後、該荷重受けリングを前記多目的搬送台車の支持フレーム、及び可動式支持フレームに支持させることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る多目的搬送台車、及び多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送入方法について、図1から図9を用いて詳述する。本実施の形態の多目的搬送台車は、既存構造物の耐震補強に伴い、基礎構造に免震装置を組み込む免震レトロフィット工法を実施する際に、搬出入の必要なあらゆる建設資機材を搬出入することを可能にするものである。
【0016】
図1に、多目的搬送台車を示す。該多目的搬送台車1は、台車前脚部2と、対をなして配される台車後脚部3と、これらを各々連結する2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7と、により構成されている。
前記台車前脚部2は、駆動、及びステアリング用の前輪を有するとともに、モーターを装備しており、左右各々45°の範囲で旋回可能な装備を有している。
【0017】
該台車前脚部2の後方で同一の距離が離れた位置には、対をなして2台の台車後脚部3が並列に離間して配置されている。該台車後脚部3は、後脚4と、最後脚5と、該最後脚5及び後脚4を連結する水平部材8と、により構成されている。
【0018】
前記後脚4は、前記台車前脚部2に近い側に配置され、その下端部には自在型キャスタ4aが取り付けられている。前記最後脚5は、後脚4の後方に離間して配され、その下端部には固定型キャスタ5aが取り付けられている。これら後脚4と最後脚5の上端部には、水平部材8が後脚4、及び最後脚5を連結するように取り付けられ、対をなす前記台車後脚部3の水平部材8どうしは、常に平行となるように配置されている。
【0019】
搬出したい建設資機材の大きさが変わると、荷重の作用点も変わることとなり、該台車後脚部3に回転力が発生することが考えられる。これに対応するため、前記台車後脚部3を前記後脚4、及び最後脚5の2点支持とすることにより、作用点が常に前記後脚4、及び最後脚5の間となるため、台車後脚部3自身を強固なものとすることなく安定し、軽量化できるものである。
【0020】
また、前記台車後脚部3を前記後脚4、及び最後脚5の2点支持とすることにより、移動面に多少の凹凸があり、対をなす前記台車後脚部3の合計4つの車輪のうち、いずれかの車輪が浮いた場合にも、他の3つの車輪が荷重を受けること、さらには前記台車前脚部2の前輪は浮くことがないので、搬送に影響を及ぼすことがない。
【0021】
一方で、後脚4、及び最後脚5の中間高さ位置には、該水平部材8と平行に鉛直保持部材9aが取り外し可能なように取り付けられている。これは、水平部材8と鉛直保持部材9aとの2点支持により、前記後脚4、及び最後脚5の鉛直位置と配置間隔を保持するものであるが、必ずしも取り付ける必要はない。
【0022】
なお、前記水平部材8は、後脚4と最後脚5各々に対して取り外しが可能で、所望の部材長を有する水平部材8に取り替えることによって、後脚4と最後脚5との配置間隔を自在に調整するものである。また、前記鉛直保持部材9aもこれに従い、所望の部材長を有するものに取り替え可能である。
【0023】
このような前記台車前脚部2、及び対をなす2台の台車後脚部3は、2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7により連結されて、3点支持の多目的搬送台車1を形成している。
前記台車前脚部2と前記台車後脚部3を連結する前記支持フレーム6は、2本がハの字形状に配置されて、前記台車前脚部2の頭部と、対をなす2台の台車後脚部3の水平部材8の一方の端部8a近傍に各々固着されている。また、該支持フレーム6の上面には、レベル調整ボルト6aが取り付けられており、該支持フレーム6により支持された建設資機材の支持高さが調整できるものである。
【0024】
一方、前記台車後脚部3どうしを連結する可動式支持フレーム7は、台車後脚部3を構成する水平部材8に対して直交するようにして、他方の端部8bどうしに図示しないボルト等の手段により締結されている。これにより、可動式支持フレーム7は、前記水平部材8に対して取り外し可能に構成されている。
【0025】
また、可動式支持フレーム7の前記台車後脚部3に対する取り付け位置を、水平部材8に沿って自在に調整できるように、前記水平部材8には、一方の端部8aと他方の端部8bとの間に一定の間隔を持って複数のボルト孔8cが設けられている。さらに、該可動式支持フレーム7の上面にも、支持フレーム6と同様にレベル調整ボルト7aが設けられており、該支持フレーム6、および可動式支持フレーム7により支持された建設資機材の支持高さが調整できるものである。
【0026】
なお、対をなす前記台車後脚部3の最後脚5の中間高さ位置には、これらを連結するように、可動式支持フレーム7と平行に鉛直保持部材9bが取り外し可能なように取り付けられている。これは、可動式支持フレーム7と鉛直保持部材9bとの2点支持により、前記台車後脚部3の鉛直位置と配置間隔を保持するものであるが、必ずしも取り付ける必要はない。
【0027】
このように構成された多目的搬送台車1は、免震レトロフィット工法の施工時に活用され、主に杭頭部15の搬出、仮受けジャッキユニット21の搬入、免震装置ユニット16の搬入等の作業に適用される。図2に示すフローに沿って、多目的搬送台車1を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法を詳述する。
【0028】
(ステップS1:杭下部の切断)
まず、図3に示すように、免震装置ユニット16を配置する位置の近傍に設けられている杭頭部15の下部を下部専用カッター17を用いて切断する。
【0029】
(ステップS2:荷重受けアンカー打ち)
次に、図4に示すように、前記杭頭部15に荷重受けアンカー19を設けた後、該荷重受けアンカー19を介して杭頭部15に荷重受けリング18を取り付ける。該荷重受けアンカー19は、前記杭頭部15の外周面を3等分する位置で(図4(a)参照)、かつ後に前記多目的搬送台車1の2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7との接点となる位置(図4(b)参照)に、高さが等しくなるよう取り付けるものである。
【0030】
ここで、荷重受けリング18は、その内周面が前記杭頭部15の外周面に接する形状に形成され、3分割可能な構成となっている。該荷重受けリング18を2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7に支持させることにより、外周面に突部のない杭頭部15は、前記多目的搬送台車1に容易に支持できるものである。
【0031】
なお、前記杭頭部15の内部には、鉄筋が配設されていることが考えられるため、荷重受けアンカー19の高さ位置を合わせることが困難な場合、必ずしも3カ所を水平に取り付けなくてもよい。これにより、荷重受けアンカー19の取り付け位置に従って、3分割された荷重受けリング18の取り付け位置も水平方向にずれることとなる。
しかし、3分割された該荷重受けリング18の高さにずれが生じていても、支持する多目的搬送台車1の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7に取り付けられたレベル調整ボルト6a、7aを用いて高さの微調整を行うことにより、2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7の3点に均等に荷重がかかるよう、対応できるものである。
【0032】
また、前記多目的搬送台車1の2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7との接点となる位置に荷重受けアンカー19を取り付けるため、3分割された荷重受けリング18の接合点を強固にする必要はない。
【0033】
(ステップS3:多目的搬送台車セット)
前記荷重受けリング18が取り付けられた前記杭頭部15に、多目的搬送台車1をセットする。図5に示すように、該多目的搬送台車1の前記台車後脚部3を連結している可動式支持フレーム7、及び鉛直保持部材9bを予め取り外しておき、2本の前記支持フレーム6の上面と前記荷重受けアンカー19が鉛直軸上で同一位置となるまで、該多目的搬送台車1を前記杭頭部15の外周面に押し当てる。この後、可動式支持フレーム7が前記荷重受けアンカー19と鉛直軸上で同一位置となるよう、前記台車後脚部3の水平部材8に設けたボルト孔8c位置に、可動式支持フレーム7をボルトを介して締結する。
【0034】
なお、図4(b)に示すように、前記多目的搬送台車1の可動式支持フレーム7が、前記台車後脚部3の水平部材8に沿って、平行に前後方向へ移動可能な構成としているため、前記杭頭部15の径の大きさによることなく、常に杭頭部15を2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7の3点により支持することができるものである。
【0035】
(ステップS4:杭上部の切断)
前記杭頭部15の下部と同様に、その上部を図6(a)に示すように上部専用カッター20を用いて切断する。これにより、図6(b)に示すように多目的搬送台車1が取り付けられた前記杭頭部15の上部、及び下部には切断面15aが形成されることとなる。
【0036】
(ステップS5:切断杭の抜き取り)
図7に示すように、前記多目的搬送台車1を発進させて前記杭頭部15を撤去する。このとき、切断面15aが競った場合には、前記多目的搬送台車1の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7に取り付けられたレベル調整ボルト6a、7aを用いて、杭頭部15のレベルや傾きを調整しながら抜き取る。
【0037】
(ステップS6:仮受けジャッキセット)
図8に示すように、前記杭頭部15が配置されていた位置に、前記上部構造13を仮支持する仮受けジャッキ21aを設置する。該仮受けジャッキ21aは、複数本のH型鋼が組み立てられて製作されたジャッキ架台21bの上部に載置されて、前記上部構造13を仮支持するが、搬入する以前にあらかじめ仮受けジャッキ21aとジャッキ架台21bとを一体化して仮受けジャッキユニット21を作成しておく。
【0038】
一方で、図8(b)に示すように、前記多目的搬送台車1を構成する前記台車後脚部3の水平部材8の一方の端部8a近傍には、支持用水平部材10を取り付けておく。このとき、該支持用水平部材10、及び可動式支持フレーム7に、複数のレバーホイスト11を取り付けておく。
【0039】
前記多目的搬送台車1から、可動式支持フレーム7を取り外し、前記水平部材8と支持用水平部材10に囲まれる位置に仮受けジャッキユニット21を配置する。この後、可動式支持フレーム7を前記水平部材8の一方の端部8bに再度固定し、該可動式支持フレーム7、及び前記支持用水平部材10に取り付けられたレバーホイスト11により仮受けジャッキユニット21を吊り下げて、搬送し(図8(a)参照)、前記杭頭部15が抜き取られた位置に仮受けジャッキユニット21を設置する(図8(b)参照)。
【0040】
なお、該支持用水平部材10は、前記可動式支持フレーム7に対して平行となるように離間配置されており、建設資機材が2本の前記支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7により支持することのできない断面形状を有する場合に用いられる。このとき、前記レバーホイスト11により吊り下げられた建設資機材が可動式支持フレーム7、前記支持用水平部材10、及び支持フレーム6により囲われるため、搬送中の揺れを防止する効果も有することとなる。
【0041】
(ステップS7:免震装置セット)
図9に示すように、所定位置に免震装置16aを設置する。該免震装置16aは、免震装置架台16bの上面に固定されることから、あらかじめ複数の鉄骨を組み合わせて、該免震装置架台16bを製作しておき、この上面に免震装置16aを固定して一体化させ、免震装置ユニット16を製作しておく。
【0042】
一方で、前記多目的搬送台車1から、仮受けジャッキユニット21を搬送する際に用いた前記支持用水平部材10を取り外すとともに、前記台車後脚部3から、前記最後脚5、水平部材8及び可動式支持フレーム7を取り外しておく。
【0043】
前記最後脚5及び水平部材8が取り外された前記多目的搬送台車1に、免震装置ユニット16を配置し、その大きさに長さを調整した水平部材8、及び最後脚5を前記台車後脚部3に固定し、該水平部材8の他方の端部8bに可動式支持フレーム7を取り付ける。この後、水平部材8に取り付けられた複数のレバーホイスト11を用いて、前記免震装置ユニット16を吊り上げる。
【0044】
ところで、該免震装置ユニット16は、図9(a)に示すように前記杭頭部15の抜き取られた位置を通過して配置される。このとき、前記杭頭部15の抜き取られた位置には、杭頭部15の飛び出し分が残っているため、この飛び出し高さt分の余裕を持った高さにまで、前記免震装置ユニット16を吊り上げた上で搬送する必要がある。そこで、飛び出し高さtを確保するため、前記多目的搬送台車1の移動面に飛び出し高さt以上の高さを有するレール12を設け、該レール12上を前記多目的搬送台車1に走行させて、所定位置に免震装置ユニット16を設置する。
【0045】
該免震装置ユニット16が設置され、上部構造13、及び下部構造14に固定された後、ステップS6と同じ要領で前記多目的搬送台車1に前記仮受けジャッキユニット21を支持させて搬出し、撤去する。
【0046】
なお、前記台車後脚部3から、前記最後脚5、水平部材8及び可動式支持フレーム7を取り外すことの可能な構造は、建設資機材の配置したい位置が狭く、前記多目的搬送台車1の幅を確保できない場合に用いるものである。該多目的搬送台車1の2本の前記支持フレームの角度を調整することにより、幅を建設資材よりも小さく設定し、長さを建設資機材の大きさに合わせて水平部材8を用いて調整することで、建設資機材の搬出入が容易になるとともに、前記最後脚5、及び可動式支持フレーム7が取り外し可能なことにより、建設資機材を所望位置に設置後の多目的搬送台車1の撤去も容易に行えるものである。
【0047】
また、該レール12は、前記台車前脚部2、及び対をなす前記台車後脚部3が移動する3本を配置すればよい。本実施の形態では、該レール12に鋼性チャンネル材を用いているが、これにこだわるものではなく、前記多目的搬送台車1を支持可能な剛性を有し、台車前脚部2、及び対をなす前記台車後脚部3が移動するレールとして適用できるものであれば、何れを用いてもよい。
【0048】
このように、前記多目的搬送台車1は、建設資機材の大きさや形状に合わせて、前記支持用水平部材10の取付を行う、または建設資機材を配置したい位置広さに合わせて、前記多目的搬送台車1の幅調整や前記水平部材8の長さ調整等を行う等、前記多目的搬送台車1自身の大きさを自在に変えることができるものであり、建設資機材に合わせて汎用的に用いることができるものである。
【0049】
上述する構成によれば、前記多目的搬送台車1が、後脚4と最後脚5の2点支持による台車後脚部3を対をなして配置する構成であることから、搬出したい建設資機材の大きさによって、荷重の作用点が変化する際にも、作用点が常に前記後脚4、及び最後脚5の間となるため、台車後脚部3自身を強固なものとすることなく安定化させることが可能になるとともに、台車後脚部を軽量化することが可能となる。
【0050】
また、前記台車後脚部3を前記後脚4、及び最後脚5の2点支持とすることにより、移動面に多少の凹凸があり、対をなす前記台車後脚部3の合計4つの車輪のうち、いずれかの車輪が浮いた場合にも、他の3つの車輪が荷重を受けること、さらには前記台車前脚部2の前輪は浮くことがないので、搬送に影響を及ぼすことがなく、安定した状態で走行させることが可能となる。
【0051】
さらに、前記台車後脚部3どうしを連結する可動式支持フレーム7を取り外しできるため、移動面に配置された建設資機材を他の手段により吊り上げて台車に載置することなく、容易に建設資機材を多目的搬送台車1の2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7の3点に支持させることが可能となる。
【0052】
また、前記可動式支持フレーム7が、平行に移動自在に形成されるため、建設資機材の大きさによることなく、常に2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7を確実に建設資機材に固定させて、3点支持とすることが可能となる。
【0053】
前記支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7には、レベル調整ボルト6a、7aが設けられているため、建設資機材の支持される部材の高さにずれが生じていた場合にも、レベル調整ボルト6a、7aを用いて高さの微調整を行うことにより、2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7の3点に均等に荷重がかかるよう、対応することが可能となる。
【0054】
また、前記杭頭部15を撤去する際に、切断面15aが競った場合にも、前記レベル調整ボルト6a、7aを用いて、杭頭部15のレベルや傾きを調整することができ、抜き取り作業を容易に行うことが可能となる。
【0055】
前記台車後脚部3の最後脚5が、取り外し自在であるとともに、水平部材8の長さを所望長さに調整し、取り替え自在となっているため、建設資機材の配置したい位置が狭く、前記多目的搬送台車1の幅を確保できない場合に、該多目的搬送台車1の幅を建設資機材よりも小さく設定し、長さを建設資機材の大きさに合わせて水平部材8を用いて調整できることで、建設資機材の搬出入が容易になるとともに、前記最後脚5、及び可動式支持フレーム7が取り外し可能なことにより、建設資機材を所望位置に設置後の多目的搬送台車1の撤去も容易に行うことが可能となる。
【0056】
前記多目的搬送台車1の水平部材8に、可動式支持フレーム7と平行して支持用水平部材10を取り付けることにより、2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7での支持では不安定となりやすい形状の建設資機材を、水平部材8、可動式支持フレーム7及び支持用水平部材10で固定することにより、容易に範出入することが可能となる。
【0057】
前記多目的搬送台車1の水平部材8、もしくは可動式支持フレーム7及び支持用水平部材10には、レバーホイスト11が取り付けられることから、搬入した建設資機材を設置する際のレベル調整や水平位置の微調整を容易に行うことが可能となるとともに、他の揚重装置を用いる必要がなく、施工性を向上させることが可能となる。
【0058】
前記多目的搬送台車1の移動面にレール12を配置し、該レール12の上を前記多目的搬送台車1の台車前脚部2、及び対をなす台車後脚部3が移動することから、移動面に凹凸が生じている場合や、移動面に対して搬入した建設資材の設置位置が高い場合にも、必要高さを有するレール12を設け、該レール12上を走行させることにより、容易に建設資機材を設置することが可能となる。
【0059】
前記多目的搬送台車1を用いて、免震レトロフィット工法における資機材の搬出入を行うことににより、杭頭部15を一度に撤去することが可能になるとともに、重量弋の専門的な技能を必要としないため、杭頭部15の搬送出に関わる人的労力を大幅に減少させることが可能になるとともに、施工性も良く、工期短縮、コスト縮減に大きく貢献することが可能となる。
【0060】
前記杭頭部15の搬出には、該杭頭部15に荷重受けアンカーボルト19を介して荷重受けリング18を取り付けた後、該荷重受けリング18を前記多目的搬送台車1の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7に支持させることから、前記杭頭部15の搬出の際に、杭頭部15に対して3カ所に荷重受けアンカーボルト19を設置するのみでよい。
また、荷重受けアンカーボルト19の設置位置の精度が低い場合においても、これに3分割される荷重受けリング18を取り付け、該荷重受けリング18を2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7に支持させる際に、高さにずれが生じている該荷重受けリング18に対してレベル調整ボルト6a、7aを用いた高さの微調整が行えるため、2本の支持フレーム6、及び可動式支持フレーム7の3点に均等に荷重がかかるよう、対応でき、施工性を向上することが可能となる。
【0061】
【発明の効果】
請求項1に記載の多目的搬送台車によれば、資機材を3点支持で搬送するモーターが装備された多目的搬送台車であって、駆動、及びステアリング用の前輪を有する台車前脚部と、該台車前脚部の後方で、かつ同距離に対をなして離間配置されて、自在型キャスターを取り付けた後脚、該後脚の後方に離間配置されて固定型キャスターを取り付けた最後脚、及び該最後脚と後脚を連結する水平部材から構成される台車後脚部と、前記台車前脚部と対をなす該台車後脚部とを各々連結するハの字状に配された支持フレームと、対をなす前記台車後脚部どうしを連結し、該台車後脚部を構成する水平部材に直交するように取り付けられる可動式支持フレームとにより構成され、前記可動式支持フレームが、取り外し自在であるとともに、前記水平部材に沿って、前後方向への移動を自在とするように構成されていることから、搬出したい建設資機材の大きさによって、荷重の作用点が変化する際にも、作用点が常に前記後脚、及び最後脚の間となるため、台車後脚部自身を強固なものとすることなく安定化させることが可能になるとともに、台車後脚部を軽量化することが可能となる。
【0062】
また、前記台車後脚部を前記後脚、及び最後脚の2点支持とすることにより、移動面に多少の凹凸があり、対をなす前記台車後脚部の合計4つの車輪のうち、いずれかの車輪が浮いた場合にも、他の3つの車輪が荷重を受けること、さらには前記台車前脚部2の前輪は浮くことがないので、搬送に影響を及ぼすことがなく、安定した状態で走行させることが可能となる。
【0063】
さらに、前記台車後脚部どうしを連結する可動式支持フレームを取り外しできるため、移動面に配置された建設資機材を他の手段により吊り上げて台車に載置することなく、容易に建設資機材を多目的搬送台車の2本の支持フレーム、及び可動式支持フレームの3点に支持させることが可能となる。
【0064】
また、前記可動式支持フレームが、平行に移動自在に形成されるため、建設資機材の大きさによることなく、常に2本の支持フレーム、及び可動式支持フレームを確実に建設資機材に固定させて、3点支持とすることが可能となる。
【0065】
請求項2に記載の多目的搬送台車によれば、ハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に建設資機材が配置され、これを支持する支持フレーム、及び可動式支持フレームには、建設資機材の支持高さを微調整するレベル調整ボルトが設けられていることから、建設資機材の支持される部材の高さにずれが生じていた場合にも、レベル調整ボルトを用いて高さの微調整を行うことにより、2本の支持フレーム、及び可動式支持フレームの3点に均等に荷重がかかるよう、対応することが可能となる。
【0066】
また、前記杭頭部を撤去する際に、切断面が競った場合にも、前記レベル調整ボルトを用いて、杭頭部のレベルや傾きを調整することができ、抜き取り作業を容易に行うことが可能となる。
【0067】
請求項3、及び4に記載の多目的搬送台車によれば、前記台車後脚部を構成する最後脚が、前記水平部材に対して取り外し自在であるとともに、前記台車後脚部を構成する水平部材が、前記後脚及び最後脚に対して取り外し自在で、所望の部材長を有する水平部材と取り替え自在であることから、建設資機材の配置したい位置が狭く、前記多目的搬送台車の幅を確保できない場合に、該多目的搬送台車の幅を建設資材よりも小さく設定し、長さを建設資機材の大きさに合わせて水平部材を用いて調整できることで、建設資機材の搬出入が容易になるとともに、前記最後脚、及び可動式支持フレームが取り外し可能なことにより、建設資機材を所望位置に設置後の多目的搬送台車の撤去も容易に行うことが可能となる。
【0068】
請求項5に記載の多目的搬送台車によれば、前記台車後脚部を構成する水平部材には、可動式支持フレームと平行に支持用水平部材が離間配置されて、該支持用水平部材及び可動式支持フレームの間に建設資機材が配置されるとともに、該支持用水平部材及び可動式支持フレームには、該建設資機材を支持するためのレバーホイストが取り付けられることから、2本の支持フレーム、及び可動式支持フレームでの支持では不安定となりやすい形状の建設資機材を、水平部材、可動式支持フレーム及び支持用水平部材で固定することにより、容易に範出入することが可能となるとともに、レバーホイストにより、搬入した建設資機材を設置する際のレベル調整や水平位置の微調整を容易に行うことが可能となり、他の揚重装置を用いる必要がなく、施工性を向上させることが可能となる。
【0069】
請求項6に記載の多目的搬送台車によれば、ハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に前記建設資機材が配置されて、前記台車後脚部を構成する水平部材には、搬送対象部材を支持するためのレバーホイストが取り付けられることから、上記と同様に搬入した建設資機材を設置する際のレベル調整や水平位置の微調整を容易に行うことが可能となり、他の揚重装置を用いる必要がなく、施工性を向上させることが可能となる。
【0070】
請求項7に記載の多目的搬送台車によれば、前記台車前脚部に取り付けられた前輪、及び前記台車後脚部に取り付けられた固定キャスター及び自在キャスターが、移動面に設置されたレール上を走行することから、移動面に凹凸が生じている場合や、移動面に対して搬入した建設資材の設置位置が高い場合にも、必要高さを有するレールを設け、該レール上を走行させることにより、容易に建設資機材を設置することが可能となる。
【0071】
請求項8に記載の多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法によれば、建築物の上部構造を支持する杭頭部を切断し、多目的搬送台車のハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に配置した状態で支持することにより、該杭頭部を搬出する第1の工程と、前記多目的搬送台車の支持用水平部材及び可動式支持フレームの間に仮受けジャッキを配置し、該支持用水平部材及び可動式支持フレームに取り付けられた複数のレバーホイストを用いて、前記杭頭部の切断位置に前記仮受けジャッキを搬入、セットする第2の工程と、前記多目的搬送台車のハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に免震装置を配置し、前記多目的搬送台車の水平部材に取り付けられた複数のレバーホイストを用いて、所定位置に前記免震装置を搬入、セットする第3の工程とによりなることから、杭頭部を一度に撤去することが可能になるとともに、重量弋の専門的な技能を必要としないため、杭頭部の搬送出に関わる人的労力を大幅に減少させることが可能になるとともに、施工性も良く、工期短縮、コスト縮減に大きく貢献することが可能となる。
【0072】
請求項9に記載の多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法によれば、前記杭頭部の搬出には、該杭頭部にアンカーボルトを介して荷重受けリングを取り付けた後、該荷重受けリングを前記多目的搬送台車の支持フレーム、及び可動式支持フレームに支持させることから、前記杭頭部の搬出の際に、杭頭部に対して3カ所にアンカーボルトを設置するのみでよい。また、アンカーボルトの設置位置の精度が低い場合においても、これに3分割される荷重受けリングを取り付け、該荷重受けリングを2本の支持フレーム、及び可動式支持フレームに支持させる際に、高さにずれが生じている該荷重受けリングに対してレベル調整ボルトを用いて高さの微調整が行えるため、2本の支持フレーム、及び可動式支持フレームの3点に均等に荷重がかかるよう、対応でき、施工性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多目的搬送台車の詳細を示した図である。
【図2】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法の手順を示した図である。
【図3】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における杭頭部の下部切断の様子を示した図である。
【図4】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における荷重受けアンカー、荷重受けリングが配置された様子を示した図である
【図5】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における多目的搬出台のセットされた様子を示した図である。
【図6】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における杭頭部の上部切断の様子を示した図である。
【図7】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における杭頭部の抜き取りの様子を示した図である。
【図8】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における仮受ジャッキセットの様子を示した図である。
【図9】 本発明に係る多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における免震装置セットの様子を示した図である。
【符号の説明】
1 多目的搬送台車
2 台車前脚部
3 台車後脚部
4 後脚
4a 自在型キャスタ
5 最後脚
5a 固定型キャスタ
6 支持フレーム
6a レベル調整ボルト
7 可動式支持フレーム
7a レベル調整ボルト
8 水平部材
8a 一方の端部
8b 他方の端部
8c ボルト孔
9a 鉛直保持部材
9b 鉛直保持部材
10 支持用水平部材
11 レバーホイスト
12 レール
13 上部構造
14 下部構造
15 杭頭部
15a 切断面
16 免震装置ユニット
16a 免震装置
16b 免震装置架台
17 下部専用カッター
18 荷重受けリング
19 荷重受けアンカーボルト
20 上部専用カッター
21 仮受けジャッキユニット
21a 仮受けジャッキ
21b ジャッキ架台
Claims (9)
- 建設資材を3点支持で搬送するモーターが装備された多目的搬送台車であって、
駆動、及びステアリング用の前輪を有する台車前脚部と、
該台車前脚部の後方で、かつ同距離に対をなして離間配置されて、自在型キャスターを取り付けた後脚、該後脚の後方に離間配置されて固定型キャスターを取り付けた最後脚、及び該最後脚と後脚を連結する水平部材から構成される台車後脚部と、
前記台車前脚部と対をなす該台車後脚部とを各々連結するハの字状に配された支持フレームと、
対をなす前記台車後脚部どうしを連結し、該台車後脚部を構成する水平部材に直交するように取り付けられる可動式支持フレームとにより構成され、
前記可動式支持フレームが、取り外し自在であるとともに、前記水平部材に沿って、前後方向への移動を自在とするように構成されていることを特徴とする多目的搬送台車。 - 請求項1に記載の多目的搬送台車において、
ハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に建設資機材が配置され、
これを支持する支持フレーム、及び可動式支持フレームには、建設資機材の支持高さを微調整するレベル調整ボルトが設けられていることを特徴とする多目的搬送台車。 - 請求項1または2に記載の多目的搬送台車において、
前記台車後脚部を構成する最後脚が、前記水平部材に対して取り外し自在となることを特徴とする多目的搬送台車。 - 請求項1から3のいずれかに記載の多目的搬送台車において、
前記台車後脚部を構成する水平部材が、前記後脚及び最後脚に対して取り外し自在で、所望の部材長を有する水平部材と取り替え自在であることを特徴とする多目的搬送台車。 - 請求項1から4のいずれかに記載の多目的搬送台車において、前記台車後脚部を構成する水平部材には、可動式支持フレームと平行に支持用水平部材が離間配置されて、該支持用水平部材及び可動式支持フレームの間に建設資機材が配置されるとともに、該支持用水平部材及び可動式支持フレームには、該建設資機材を支持するためのレバーホイストが取り付けられることを特徴とする多目的搬送台車。
- 請求項1から4のいずれかに記載の多目的搬送台車において、ハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に前記建設資機材が配置されて、前記台車後脚部を構成する水平部材には、搬送対象部材を支持するためのレバーホイストが取り付けられることを特徴とする多目的搬送台車。
- 請求項1から6のいずれかに記載の多目的搬送台車において、
前記台車前脚部に取り付けられた前輪、及び前記台車後脚部に取り付けられた固定キャスター及び自在キャスターが、移動面に設置されたレール上を走行することを特徴とする多目的搬送台車。 - 請求項1から7のいずれかに記載の多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法であって、建築物の上部構造を支持する杭頭部を切断し、多目的搬送台車のハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に配置した状態で支持することにより、該杭頭部を搬出する第1の工程と、前記多目的搬送台車の支持用水平部材及び可動式支持フレームの間に仮受けジャッキを配置し、該支持用水平部材及び可動式支持フレームに取り付けられた複数のレバーホイストを用いて支持し、前記杭頭部の切断位置に前記仮受けジャッキを搬入、セットする第2の工程と、前記多目的搬送台車のハの字状に配された前記支持フレームと、前記可動式支持フレームとの間に免震装置を配置し、前記多目的搬送台車の水平部材に取り付けられた複数のレバーホイストを用いて支持し、所定位置に前記免震装置を搬入、セットする第3の工程とによりなることを特徴とする多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法。
- 請求項8に記載の多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法において、
前記杭頭部の搬出には、該杭頭部にアンカーボルトを介して荷重受けリングを取り付けた後、該荷重受けリングを前記多目的搬送台車の支持フレーム、及び可動式支持フレームに支持させることを特徴とする多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法。
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| JP2001370431A JP3855191B2 (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 多目的搬送台車、及び多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001370431A JP3855191B2 (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 多目的搬送台車、及び多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2001370431A Expired - Lifetime JP3855191B2 (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 多目的搬送台車、及び多目的搬送台車を用いた免震レトロフィット工法における資機材の搬送方法 |
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| CN118545445B (zh) * | 2024-05-06 | 2025-04-11 | 中国长江三峡集团有限公司 | 一种用于导管架滚装运输装置及其使用方法 |
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- 2001-12-04 JP JP2001370431A patent/JP3855191B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2003172028A (ja) | 2003-06-20 |
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