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JP3870497B2 - 液化ガスタンク用潜没ポンプ装置 - Google Patents
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JP3870497B2 - 液化ガスタンク用潜没ポンプ装置 - Google Patents

液化ガスタンク用潜没ポンプ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液化ガス用ポンプ装置に係わり、特に液化天然ガス等の液化ガスを貯蔵する液化ガスタンク用潜没ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液化天然ガス等の液化ガスを輸送する液化ガス用ポンプ装置には、例えば、液化ガスタンク内で用いられる、タンク内蔵式の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置がある。液化ガス用ポンプ装置では、従来、例えば特開平8−296586号公報に示されるように、静圧軸受および補助用の複列配置深溝形玉軸受が採用されている。
【0003】
従来の液化ガス用ポンプ装置について、図15を用いて説明する。
【0004】
1は液化ガスタンクであり、1Aはガスタンク1の天井板、2は前記液化ガスタンク1内に垂下された揚液管である。この液化ガスタンク1内に垂下された揚液管2の下端には、吸込弁3が取り付けられ、この揚液管2の座面4には、液化ガスタンク用潜没ポンプ本体5が設置されている。6は、前記潜没ポンプ本体5の外周に設けられた複数の吐出口である。揚液管2の頂部には、ポンプ吊上機構を備えたヘッドプレート7が設けられている。8は吊り上げ用ワイヤ、9は給電ケーブル、10は巻き上げ機である。
【0005】
液化ガスタンク用潜没ポンプ本体5は、前記液化ガスタンク1の天井板1Aから鉛直に垂下された揚液管2の内部に、前記ヘッドプレート7から吊り上げ用ワイヤ8によって、例えば深さ50m程度にまで吊り下げられて、前記揚液管2の下部の前記座面4に着座して設置される。
【0006】
この液化ガスタンク用潜没ポンプ本体5には、給電ケーブル9によって電源が供給されており、ポンプの運転が開始されると、液化ガスは吸込弁3から吸い込まれて昇圧されてポンプ吐出口6から吐出され、図中に矢印で示すように、前記揚液管2内を上昇して吐出管11に送り出される。
【0007】
液化ガス用ポンプ本体の例を図16により説明する。
【0008】
液化ガスタンク用潜没ポンプ本体5は、ポンプ回転軸5Aに吸込性能向上のために取り付けられたインデューサ5B、複数の羽根車5C及びサブマージドモータロータ5Dが固定され、これらは一体型構造であり、一体となって回転するようになっている。このポンプ回転軸5A、インデューサ5B、複数の羽根車5C、サブマージドモータロータ5Dは、軸受寿命が長く、制振性に優れた自液潤滑される静圧軸受(上静圧軸受5E、中静圧軸受5F、下静圧軸受5G)によって、半径方向に支持されている。また、上静圧軸受5Eと中静圧軸受5Fには、ポンプ起動・停止時の補助用軸受として、玉軸受(上玉軸受5H、中玉軸受5I)を設けている。
【0009】
ポンプが通常運転の状態(揚液管2がポンプ吐出液で満たされている状態)では、玉軸受5H、5Iの代わりに静圧軸受5E、5F、5Gが働くように、例えば特公昭61−5558号公報に示されるようなバランスディスク等からなる軸スラスト平衡装置5Mが構成されている。これにより、ポンプが通常運転状態では軸スラスト平衡装置5Mの機能により、ポンプ回転軸5Aが軸方向へ遊動し、中玉軸受5Iはハウジング5Lから離脱浮上し、中玉軸受5Iに負荷されるスラスト荷重はゼロとなる。しかし、ポンプを起動した場合、吐出液で揚液管2内が満たされるまでの数分間は、ポンプは、所定の吐出圧力よりかなり低い吐出圧力で運転される。この数分間は、液を押し上げるだけのわずかな吐出圧力だけで充分なためである。このため、軸スラスト平衡装置5Mは機能せず、ポンプ回転体の重量や、羽根車5Cの下向きの推力といった大きなスラスト荷重が中玉軸受5Iに負荷される。特に、ポンプの大容量化等によって、揚液管2の大口径化がなされた場合、ポンプを起動してから液が揚液管2を満たすまでに要する時間が更に延長し、それに伴い、スラスト荷重が中玉軸受5Iに加わる時間も長くなり中玉軸受5Iの寿命も短くなる。これに対処するため、中玉軸受5Iには、特開平8−296586号公報に示されている単列深溝形玉軸受を複列配置した複列配置深溝形玉軸受5I(以下複列玉軸受と云う)を用い、玉軸受1個当たりに負荷される荷重を低減している。また、前記複列玉軸受5Iは、特願平8−139864号公報に示されているように、複列玉軸受の間にリングスペーサ5Jを介し、リテーナ5Kにより玉軸受外輪を固定し、一体化させ、複列玉軸受のそれぞれの玉軸受への荷重の等分配を確保している。従来の技術では、リテーナ5Kにより一体化された複列玉軸受5Iは、ポンプ起動・停止時には、ハウジング5Lにリテーナ5K下面が直接着座しポンプのスラスト荷重を受けていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図17に、液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプの起動直後のシステムヘッドカーブを示す。左側図示のカーブは、横軸が吐出流量、縦軸が吐出圧力を示し、▲1▼が起動時、以後▲2▼、▲3▼、▲4▼、▲5▼と変化していく様子を示している。起動後約3分後に▲5▼の状態となって吐出管11から昇圧液化ガスが吐出される。右側図示のポンプは、揚液管2と、ポンプ5と、ヘッドプレート7と、吐出管11より成る例を示している。
【0011】
ポンプが起動した後最初の数分間は、ポンプ5の吐出圧力が小さいために図16に示す軸スラスト平衡装置5Mは働かず、前記複列玉軸受5Iに羽根車5Cの多大なスラスト力がかかった状態が続く。また、この数分間は、ポンプ5の吐出圧力が小さいために、静圧軸受5E、5F、5Gの軸受効果が小さく、回転軸5Aは静圧軸受と回転軸との隙間一杯に振れ廻る。これらの状態が組合わさると、図18に示すように回転軸5Aは、複列玉軸受用リテーナ5Kの下面着座面を支点として振れ廻るような歳差運動を行う。この歳差運動の状態では、リテーナ5K下面着座面が全面で着座せず点接触の状態で着座し、多大なスラスト荷重を回転軸が傾いた状態で受けるため、前記複列玉軸受5Iに不安定な荷重がかかる状態となり、前記複列玉軸受5Iの摩耗を増加させ、軸受寿命が低下する。リテーナ5Kで下面着座面で、全面接触したとしても、複列型玉軸受では角すきまが小さく、シャフトが歳差運動することにより、玉軸受の玉に不安定な挙動が生じ、摩耗を増加させる。
本発明の目的は、ポンプの大容量化、揚液管の大口径化のもとで、複列配置した深溝形玉軸受の機能と信頼性を向上させ、軸受の長寿命化を可能にする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、液化ガスタンク内に垂下された揚液管内に挿入され、液化タンクからの液化ガスを吸い込み吐出する液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、ポンプ軸と、このポンプ軸を回転駆動する駆動部と、ポンプ軸に沿って駆動部よりも下方の位置に設けられ液化タンクから吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根車と、この羽根車で昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、前記ポンプ軸を支持する複数の軸受と、前記ポンプ軸近傍に設けられて軸受へのスラスト荷重の軽減を行う軸スラスト平衡装置と、この軸スラスト平衝装置の近傍に設けられた軸受は単列深溝形玉軸受をリングスペーサを介して複列配置し、この複列配置した深溝型玉軸受の外輪側にリテーナを有し、この複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面と前記リテーナが着座する相手側ハウジング着座面との間に緩衝材を介在させる、ことによって達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置の1実施例の断面図である。図2、図3は図1に示すポンプ本体の中軸受部分の拡大図及び緩衝部材の外観図である。
【0015】
液化ガスタンク用潜没ポンプ装置は、液化ガスタンク内に垂下された揚液管2と、揚液管2の底部座面4に設置されたポンプ本体5からなる。揚液管2の底部には、吸込弁3が取り付けられ、ここより液化ガスを吸い込み、前記ポンプ本体5の外周に設けられた複数の吐出口6から溶液管2内部に吐出される。ポンプ本体5の構造は、ポンプ回転軸5Aに、インデューサ5B、複数の羽根車5C及びサブマージドモータロータ5Dが固定され、これらは一体型構造であり、一体となって回転するようになっている。また、このポンプ回転軸5Aは、自液潤滑される静圧軸受(上静圧軸受5E、中静圧軸受5F、下静圧軸受5G)によって、半径方向に支持されている。また、上静圧軸受5Eと中静圧軸受5Fには、ポンプ起動・停止時の補助用軸受として、玉軸受(上玉軸受5H、中玉軸受5I)を設けている。
【0016】
ポンプが通常運転の状態では、軸スラスト平衡装置5Mによるポンプ回転軸5Aの軸方向への遊動により、中玉軸受5Iはハウジング5Lから離脱(浮上)し、中玉軸受5Iに負荷されるスラスト荷重はゼロとなる。しかし、ポンプを起動した場合、吐出液で揚液管2内が満たされるまでの数分間は、ポンプは所定の吐出圧力よりかなり低い吐出圧力で運転されるため、軸スラスト平衡装置5Mは機能せず、ポンプ回転体の重量や、羽根車5Cの下向きの推力といった大きなスラスト荷重が中玉軸受5Iに負荷される。このため、中玉軸受5Iには、単列深溝形玉軸受を複列配置した複列配置深溝形玉軸受5I(以下複列玉軸受と云う)を用い、玉軸受1個当たりに負荷される荷重を低減させている。また、前記複列玉軸受5Iは、複列玉軸受の間にリングスペーサ5Jを介してリテーナ5Kにより玉軸受外輪を固定し一体化させ、複列玉軸受のそれぞれの玉軸受への荷重の等分配を確保している。
【0017】
しかし図18で示すように、ポンプ起動後の数分間は、回転軸5Aは、複列玉軸受用リテーナ5Kの下面着座面を支点として振れ廻るような歳差運動を行う。
【0018】
従来、歳差運動の状態では、リテーナ5K下面着座面が全面で着座せず点接触の状態で着座し、多大なスラスト荷重を回転軸が傾いた状態で受けていた。本実施例では、複列玉軸受用リテーナ下面着座面と該リテーナが着座する相手側ハウジング着座面との間に緩衝部材(又は緩衝構造)を介在させている。
【0019】
すなわち、複列玉軸受用リテーナ下面着座面と該リテーナが着座する相手側ハウジング着座面との間に緩衝部材として、皿ばね12Aを設けている。これによって、ポンプ回転軸の歳差運動が起きた状態においても、皿ばね12Aがたわむことで複列玉軸受用リテーナ5K下面着座面の傾きに追従し、リテーナ下面着座面が皿ばね12Aと点接触ではなく全面で着座することによって、ポンプ回転軸の歳差運動を緩衝させ、歳差運動時に複列玉軸受へ負荷される不安定な荷重を低減させ、複列玉軸受の異常摩耗を防止することができる。皿ばね12Aは、ハウジング5Lにネジ等により締結してもよいし、あるいはハウジング5Lと一体構造としてもよい。
【0020】
図4は中軸受部分の他の実施例の拡大図である。図に示すように、リテーナ5Kの下面着座面の形状を皿ばね12Aと一体形状としている。
【0021】
図5、6は、中軸受部分の更に他の実施例の拡大図及び緩衝部材の外観図である。緩衝材としてコイルばね12Bを用いた場合であり、二枚のリングプレートの間に複数のコイルばね12Bを介在させたものを示すが、コイルばね12Bには、リングプレート全周を取り巻く1コイルのばねを用いても良い。また、皿ばね12Aの場合と同様、ハウジング5Lとコイルばね12Bを締結しても良いし、あるいは一体構造としても良いし、また、リテーナ5Kと一体構造としても良い。
【0022】
図7、8は中軸受部分の更に他の実施例の拡大図及び緩衝部材の外観図である。緩衝材として板ばね12Cを用いた場合であり、板ばね12Cは、リング状の板の下面内側をテーパ形状としてばねを形成し、また、リテーナ5Kとの追従性を良くするために、板ばね12Cの周方向に複数の切り込み突起部13を設けている。該突起部13に関しては、図9に示すように、リテーナ5K下面に設けても良い。また、リテーナ5Kに関して、リテーナ下面の板ばね12Cとの着座面の内側にL字型の突起部14を設けることにより、万一、板ばね12Cが破損した場合の破片や異物等が複列玉軸受5Iの内部に侵入することを防ぐことができる。リテーナ下面のばねとの着座面の内側にL字型の突起部14を設ける構造は、図1から図6に示した前記皿ばね12Aや前記コイルばね12Bの場合にも当然適用できる。板ばねの形状に関しては、図7ないし9に示した形状の他に、例えば、図10に示すような形状でも良い。図に示す板ばね12Cでは、板ばね12Cの下面に板をたわませるために板の厚さを薄くするような、複数の溝を設けており、さらにその板の薄い部分の上面にはリテーナ5Kとの追従性を良くするために、板ばね12Cの周方向に複数の突起部13を設けている。板ばね12Cの形状は他にもあり得るが、図7ないし10に示したような板ばねの考え方であれば良い。また、板ばね12Cは、皿ばね12A及びコイルばね12Bと同様にハウジング5Lと板ばね12Cを締結しても良いし、あるいは一体構造としても良い。例として、図11、図12に板ばね12Cの取付け方法の概念図を示す。図11は、板ばね12Cをハウジング5Lと一体構造とした場合であり、ハウジング内部の複列玉軸受用リテーナが着座する面に最初から板ばね12Cを形成させておけばよい。また、図12は板ばね12Cをハウジングにボルト等で締結する場合の一例であり、ハウジング5Lを上下に分割し、その間に板ばね12Cを挟んで締結した場合である。図12のように板ばね12Cを締結する構造によれば、簡単に板ばね12Cを交換することもできる。
【0023】
以上述べたように、複列玉軸受用リテーナ下面着座面と該リテーナが着座する相手側ハウジング着座面との間に緩衝材として各種のばねを設ける構造があるが、例えば板ばね12Cの下面にコイルばね12Bを介在させるなど組合せて用いてもよい。
【0024】
緩衝材としてばねを用いる構造の他に、複列玉軸受用リテーナ下面着座面と該リテーナが着座する相手側ハウジング着座面を緩衝構造とする構造もある。その例として、図13に、複列玉軸受用リテーナ下面着座面15と該リテーナが着座する相手側ハウジング着座面16を、それぞれ適当な円弧断面により形成する球面座緩衝部材とする場合を示す。ポンプ回転軸5Aが歳差運動をしてわずかに傾いた場合にも、リテーナ5K下面着座面15及びハウジング5Lの着座面16を、着座する部分が点接触とならず全面で着座するように適当な球面座構造とすることによって、歳差運動に対するリテーナ着座面15の追従性を確保することができ、歳差運動時に複列玉軸受へ負荷される不安定な荷重を低減させ、複列玉軸受の異常摩耗を防止することができる。
【0025】
図14に示す実施例は、球面座緩衝部材を交換できるように球面座16を付けたリング状の部品をハウジング5Lにネジ等で締結した場合である。このようにすれば、球面座緩衝部材を交換できることに加え、ハウジング5Lと材質を変えることもできる。球面座16を付けたリング状の部品の材質としては、特殊カーボン等の摺動性に優れた材質を用いることによって、耐摩耗性を向上させることができる。また、図示はしていないが、球面座16を付けたリング状の部品はリテーナ5Kの下面に取り付けても良い。
【0026】
以上、本発明は、他の種類の液化ガス用ポンプ装置の場合、サクションケーシング内にポンプを収納するポット式液化ガス用ポンプ)にも当然適用できる。また、液化ガスに限らず、低温液体を取り扱うポンプにも有効である。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、複列玉軸受用リテーナ下面着座面と該リテーナが着座する相手側ハウジング着座面との間に緩衝構造として各種のばねを設ける構造、及び、複列玉軸受用リテーナ下面着座面と該リテーナが着座する相手側ハウジング着座面を球面座とした緩衝部材を介在させることによって、ポンプ起動・停止時に起こる、スラスト荷重が複列玉軸受に作用した状態でのポンプ回転軸の歳差運動に緩衝部材が追従することによって、複列配置深溝形玉軸受の異常摩耗を防止し、更に軸受長寿命に対する信頼性が向上し、これによって、液化ガスタンク用潜没ポンプ装置の長期安定運転を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液化ガス用ポンプ本体の実施例の断面図。
【図2】図1の実施例の中軸受部拡大図。
【図3】図1の実施例の緩衝部材の外観図。
【図4】本発明の他の実施例の中軸受部拡大図。
【図5】本発明の更に他の実施例の中軸受部拡大図。
【図6】図5の実施例の緩衝部材の外観図。
【図7】本発明の更に他の実施例の中軸受部拡大図。
【図8】図7の実施例の緩衝部材の外観図。
【図9】本発明の更に他の実施例の中軸受部拡大図。
【図10】本発明の更に他の実施例の緩衝部材の外観図。
【図11】本発明の更に他の実施例の中軸受部拡大図。
【図12】本発明の更に他の実施例の中軸受部拡大図。
【図13】本発明の更に他の実施例の中軸受部拡大図。
【図14】本発明の更に他の実施例の中軸受部拡大図。
【図15】液化ガスタンク用潜没ポンプ装置全体図。
【図16】従来の液化ガスタンク用潜没ポンプ本体断面図。
【図17】液化ガスタンク用潜没ポンプの起動直後のシステムヘッドカーブ。
【図18】ポンプ回転軸の歳差運動説明図。
【符号の説明】
1 …液化ガスタンク、
1A…タンク天井板、
2 …揚液管、
3 …吸込弁
4 …座面、
5 …液化ガス用ポンプ本体、
5A…回転軸、
5B…インデューサ、
5C…羽根車、
5D…サブマージドモータロータ、
5E…上静圧軸受、
5F…中静圧軸受、
5G…下静圧軸受、
5H…上補助玉軸受、
5I…中補助玉軸受(複列配置深溝形玉軸受)、
5J…リングスペーサ、
5K…リテーナ、
5L…ハウジング、
5M…軸スラスト平衡装置、
6 …ポンプ吐出口、
7 …ヘッドプレート、
8 …吊上ワイヤ、
9 …給電ケーブル、
10…巻き上げ機、
11…吐出管、
12A…皿ばね、
12B…コイルばね、
12C…板ばね、
13 …突起物、
14 …リテーナ下面L字型部、
15 …リテーナ下面着座面球面座部、
16 …ハウジング側着座面球面座部。

Claims (12)

  1. 液化ガスタンク内に垂下された揚液管内に挿入され、液化タンクからの液化ガスを吸い込み吐出する液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、ポンプ軸と、このポンプ軸を回転駆動する駆動部と、ポンプ軸に沿って駆動部よりも下方の位置に設けられ液化タンクから吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根車と、この羽根車で昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、前記ポンプ軸を支持する複数の軸受と、前記ポンプ軸近傍に設けられて軸受へのスラスト荷重の軽減を行う軸スラスト平衡装置と、この軸スラスト平衝装置の近傍に設けられた軸受は単列深溝形玉軸受をリングスペーサを介して複列配置し、この複列配置した深溝型玉軸受の外輪側にリテーナを有し、この複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面と前記リテーナが着座する相手側ハウジング着座面との間に緩衝部材を介在させることを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  2. 請求項1記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面とリテーナ下面が着座する相手側ハウジング着座面との間の緩衝部材を、リテーナ下面もしくは相手側ハウジングと一体構造とすることを特徴とする液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置。
  3. 請求項1記載の液化ガスタンク用没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面とリテーナ下面が着座する相手側ハウジング着座面との間の緩衝部材をリテーナ下面もしくは相手側ハウジングに固定することを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面とリテーナ下面が着座する相手側ハウジング着座面との間の緩衝部材として皿ばねを設けることを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面とリテーナ下面が着座する相手側ハウジング着座面との間の緩衝部材としてコイルばねを設けることを特徴とする液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面とリテーナ下面が着座する相手側ハウジング着座面との間の緩衝部材として板ばねを設けることを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面とリテーナ下面が着座する相手側ハウジング着座面との間の緩衝部材上面に複数個の突起物を形成することを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面に複数個の突起物を形成することを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面着座面の内側に複列配置深溝型玉軸受内部への異物侵入防止のため突起物を付すことを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  10. 請求項1もしくは2に記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記複列配置深溝形玉軸受用リテーナ下面とリテーナが着座する相手側着座面のそれぞれの面が、円弧断面によって形成された球面座の構造となっていることを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  11. 請求項10に記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、円弧断面によって形成された球面座となっている前記着座面が、取り替え可能な構造となっていることを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
  12. 請求項10もしくは11のいずれかに記載の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置において、前記着座面の材質にカーボン材質を用いることを特徴とする液化ガスタンク用潜没ポンプ装置。
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