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JP3873604B2 - 移動体情報配信システム - Google Patents
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JP3873604B2 - 移動体情報配信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は移動体情報配信システムに係り、詳しくは、自動車等の移動体において音楽等の情報(コンテンツ)の配信を受けるシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
音楽等の配信は、インターネットを介して家庭のPC(パーソナルコンピュータ)でも受信可能となっている。さらに、車内への直接配信も可能となっており、これは、自動車に通信機器を搭載し、コンビニ店舗等に設置したインフラ側アンテナによる所定の通信エリアに車載側通信機器が入った状態において当該通信機器に対しインフラ側アンテナを通して情報の配信を受けるシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような移動体情報配信システムにおける車載側通信機器に関して、当該システムのための機器の搭載はオプションであり、既存の車両に対し新たに情報配信を受けようとすると専用の高価な機器を取り付けることが必要となる。
【0004】
そこで、この発明の目的は、簡素な移動体搭載機器にて情報の配信を受けることができる移動体情報配信システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、狭域通信以外の通信のためのクライアント端末情報の配信を受けるための通信制御を行うことにより、移動体での情報配信を受けるための機器として通信制御を行うための機器を不要にでき、簡素な移動体搭載機器にて情報の配信を受けることができることとなる。
【0006】
より詳しくは、狭域通信以外の通信のためのクライアント端末ネットワークへのアクセス権を持つ広域の移動通信用端末であり、この広域の移動通信用端末ネットワーク上のwebページにアクセスし、このwebページ上から情報の配信を受けるための通信制御を行うようするとよい。ここで、webページへの広域の移動通信用端末によるアクセス方法として、狭域無線用通信機器がインフラ側アンテナによる所定の通信エリアに入ったときに狭域無線用通信機器に対応するwebページにインフラ側アンテナに固有のwebページアドレスが取り込まれ、広域の移動通信用端末により狭域無線用通信機器に対応するwebページにアクセスし、このページ中のインフラ側アンテナに対応するwebページにアクセスすることができる。
【0007】
の際、請求項に記載のように、狭域無線用通信機器はカードリーダライタを含み、狭域無線用通信機器に固有のwebページアドレスが、カードリーダライタにて情報が読み書きされるカードに固有のものとすると、カードを所有している人だけが情報配信を受けることができ、カード無しでは配信を受けられないことからセキュリティ上優れている。
【0008】
また、請求項に記載のように、前記インフラ側アンテナに対応するwebページは、通信制御を行うためのメニュー画面を含んで登録されているとすることができる。
【0009】
また、請求項に記載のように、狭域無線用通信機器がインフラ側アンテナによる所定の通信エリアに入ったときに、webページアドレス以外の情報もネットワーク上に送り、当該情報をwebページをアクセスした時に表示するようにすることもできる。
【0013】
請求項に記載のように、配信が行われる情報は、音となる情報を含むものとするとよい。
請求項に記載のように、移動体に搭載した狭域無線用通信機器として、情報を保管するメモリとオーディオ機器を具備するものとすることができる。この場合、請求項に記載のように、メモリは、CDチェンジャーの代わりとしてオーディオ機器に接続できる機能を持ち、オーディオ機器に対してメモリをCDチェンジャーの代わりに接続すると、メモリはオーディオ機器から見てあたかもCDチェンジャーと同等に接続されたものとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
【0015】
図1には、本実施形態における移動体情報配信システムの全体構成を示す。このシステムは車内において無線機101にて音楽等の情報の配信を受けて当該情報をメモリ102に記憶保持し、必要なときにオーディオプレーヤー103にて再生して利用するものである。
【0016】
まず、概要について説明する。この場合、移動体として自動車を想定するとともに、狭域の無線通信としてDSRC(Dedicated Short Range Communication)を想定している。
【0017】
インフラ側(地上側)から車載機器側に情報配信を行う場合には、車載機器に次の機能が必要となる。
(1).送受信をする無線機能
(2).希望する情報のリストを見る表示機能
(3).リストから配信を受けるものを選択する入力機能
(4).配信情報を保管する機能
(5).保管した配信情報のリストを見る表示機能
(6).リストから再生するものを選択する入力機能
(7).配信情報を再生する機能
この(1)〜(7)のうち一般的な車においては、ラジオ付きオーディオ機器が搭載されているだけである。これを前提に、最小限の車載機器の追加のみで情報配信を車の中で実現することがこのシステムを普及するために必要である。
【0018】
前述の(1)の送受信をする無線機能は、新たに搭載せざるを得ない。
また、前述の(4)の配信情報を保管する機能、(5)の保管した配信情報のリストを見る表示機能、(6)のリストから再生するものを選択する入力機能、(7)の配信情報を再生する機能は、次の方法により追加のコストを低減することができる。
【0019】
即ち、オーディオ機器は通常、CDチェンジャーを追加するための接続端子が用意されており、この端子(図1での符号103a)を利用する。もし、オーディオ機器にCDチェンジャーを追加するための接続端子が用意されていない場合は、通常、CDチェンジャーは音をFM波に変換しオーディオ機器に送信し再生しており、この無線接続方法を利用する。即ち、図2に示すようにメモリ102にFMトランスミッタ150を接続し、FMトランスミッタ150を用いてメモリ102の配信情報をFM波にてオーディオプレーヤー151に送り再生する。なお、図2にはリモコンセット152,153を用いて情報の再生を行う場合を示している。一方、(4)の配信情報を保管する機能については、そのための機器102を擬似的にオーディオプレーヤー103から見てCDチェンジャーとみなす構造とし設置する。配信情報保管機器102の内部はCDを挿入するがごとく10ディスク99トラックのファイル構造とする。これにより、オーディオプレーヤー103がCDチェンジャーから曲を選択するように、(5)の保管した配信情報のリストを見る表示機能と、(6)のリストから再生するものを選択する入力機能を持たせることができる。
【0020】
これに対して、前述の(2)の希望する情報のリストを見る表示機能と、(3)のリストから配信を受けるものを選択する入力機能については、特に表示機器が高価であることもあり、低コスト化のための良い方策が見当たらない。
【0021】
ここまでの説明を図3,4を用いて具体的に記述する。
図3は、既存の技術を説明するためのDSRCでの情報配信イメージ図であり、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア等の駐車場にDSRCアンテナ500を設置し、移動体である車の通信機器501に情報配信を行うことができる。情報は情報配信センター502から送信される場合が多くこの情報が店舗サーバ503に保管される。そして、DSRCアンテナ500と車載通信機器501との間で情報配信サービスを受けるとともに支払い等が行われる。
【0022】
図4は、比較のための移動体情報配信システムにおけるインフラ側と車載側のシステム構成図である。DSRCによってインフラ側(地上側)アンテナ500から車載機器501に情報配信を行うためには、車載機器501に前述の(1)〜(7)の機能が必要であり、図4の例では、無線機501a、車載メモリ501b、オーディオPC(PC;パーソナルコンピュータ)501cの3つの機器構成でこれらの機能を全て持つことができる。この場合には、オーディオPC501cがタッチパネル式ディスプレイ等の多くの機能を持つが、この場合には非常に高価なものとなり、システムが普及する上での障害となってくる。
【0023】
これらのことを考慮して、DSRCによる車両への電子情報配信において、車載側機器を最小限にすべく、
・希望する情報のリストを見る表示機能
・リストから配信を受けるものを選択する入力機能
を、図1に示すごとく、汎用のシステムである携帯電話300のインターネットホームページへのブラウザ機能を利用する。即ち、狭域通信以外の通信のためのクライアント端末としてネットワークへのアクセス権を持つ携帯電話300を利用して情報の配信を受けるための通信制御を行う。具体的には、広域の移動通信用端末としての携帯電話300によりネットワーク上のwebページ(インターネットのホームページ)にアクセスし、このwebページ上から情報の配信を受けるための通信制御を行う。
【0024】
以下、図1に関して詳しく説明する。
図1において、自動車に搭載した狭域無線用通信機器100として、無線機101とメモリ102とオーディオプレーヤー103を備えている。一方、コンビニエンスストアやガソリンスタンドやカーディラー等の店舗においてインフラ側アンテナ200が設置され、インフラ側アンテナ200は店舗サーバ201と接続されている。店舗サーバ201はインターネット203を介して情報配信センター204と接続されている。情報配信センター204には情報コンテンツとして、音楽やニュースや英会話や描画を用意しており、情報配信センター204の情報は店舗サーバ201にて保管され、車載通信機器100に情報の配信が行われることになる。つまり、自動車に搭載した狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200による所定の通信エリアに入った状態において当該狭域無線用通信機器100に対しインフラ側アンテナ200を通して狭域通信による情報の配信を受ける。
【0025】
一方、本実施形態では、図5に示すように、携帯電話300のインターネットブラウザ機能を用いており、携帯電話300を利用した情報配信システムを構築している。つまり、車内において乗員が所有する携帯電話300を用いて携帯電話センター301を通すとともに、インターネット203を介して情報配信センター204と接続することができるようになっている。
【0026】
この携帯電話300を利用することにより、DSRCによる車両への電子情報配信の際の車載機器を最小限にすることができる。即ち、
・配信対象の情報リストを見る表示機能
・メニューから選択する入力機能
を、汎用のシステムである携帯電話300のインターネット(ホームページ)へのブラウザ機能を利用する。
【0027】
このように、自動車に新たに表示機器および入力機器を搭載することはコスト高となるため、既に他の目的で所有し利用されている機器を利用することとし、具体的には、携帯電話300における入力機能と表示機能を利用する。
【0028】
以下、狭域無線用通信機器100と携帯電話300を用いた通信手順について説明する。
携帯電話300はインターネットに接続でき、ブラウザ機能を有しホームページを閲覧できる機能を有するので、この機能を利用する。これにより、携帯電話と狭域通信機器との特別な通信手順を規定することなく簡便に情報配信を受けることができるようになる。携帯電話300によりインターネット上のwebページ上から情報の配信を受けるための通信制御を行う際に、このwebページ(ホームページ)は、そのアドレスであるURL(Uniform Resource Locators )が、本実施形態ではインフラ側アンテナ200に固有のものとなっている。
【0029】
図6は、インフラ側アンテナ200に固有のURLのホームページを携帯電話300の表示部300aで表示している状況を示し、YY石油ZZ店NO.2アンテナのホームページに接続した場合を示す。利用者はこの画面を見ながら配信を受けるものを選択でき、狭域の通信制御を行うことが可能となる。
【0030】
また、車載側通信機器100に対応するホームページも用意され、車載側通信機器100に固有のURLを有する。
図7には、車載側通信機器100のホームページ(URL)から、インフラ側アンテナ200のホームページ(URL)へリンクした場合における携帯電話300でのホームページの表示内容の変化を示す。この図7を用いて情報配信の際の利用者の操作内容を説明する。
【0031】
通信制御を行うためのwebページは、そのアドレスがインフラ側アンテナ200に固有のものであり、一方、通信エリア外で車載機器用のホームページを開くと図7の第1画面のようになる。そして、狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリアに入ると、狭域無線用通信機器100に固有のURLがインフラ側アンテナ200に送られ、店舗サーバ201から情報配信センター204のサーバ(PC)に対し、狭域無線用通信機器100に固有のURLとインフラ側アンテナ200に固有のURLが送られる。情報配信センター204のサーバ(PC)は狭域無線用通信機器100に対応するホームページにインフラ側アンテナ200に固有のURLを設定する。よって、狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリアに入った時に車載機器用のホームページを開けると、図7の第2画面のようになる。利用者はこの第2画面に表示されたURLをクリックして同URLをアクセスする。つまり、携帯電話300により車載機器用のホームページにアクセスしてこのページ中のインフラ側アンテナ用のホームページにアクセスする。これにより、図7の最終画面のように、インフラ側アンテナ用のホームページには配信対象の情報リストが表示され、利用者はメニューから選択する。
【0032】
このように、webページへの携帯電話300によるアクセスは、狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200による所定の通信エリアに入ったときに狭域無線用通信機器100に対応するwebページにインフラ側アンテナ200に固有のwebページアドレスが取り込まれ、携帯電話300により狭域無線用通信機器100に対応するwebページにアクセスし、このページ中のインフラ側アンテナ200に対応するwebページにアクセスすることにより行われる。
【0033】
また、配信が行われる情報は、音楽、ニュース等の音となる情報を含む。つまり、このシステムを利用するのに、音楽配信の場合に特に効果を発揮する。なぜなら、画像等の配信に比べ再生時の表示機器の搭載は必須ではなく、配信の場合に必要な表示機能を携帯電話300に頼ることにより、車載での表示機器の搭載が不要になるからである。
【0034】
さらに、図1のごとく、車載側通信機器100として、情報を保管するメモリ102とオーディオ機器103を具備しており、メモリ102は、CDチェンジャーの代わりとしてオーディオ機器103に接続できる機能を持ち、オーディオ機器103に対してメモリ102をCDチェンジャーの代わりに接続した。よって、メモリ102はオーディオ機器103から見てあたかもCDチェンジャーと同等に接続されることになり、これにより、車載機器の簡素化が図られる。
【0035】
このように、本実施の形態は下記の特徴を有する。
(イ)狭域通信による情報の配信を受けるにあたり、狭域通信以外の通信のためのクライアント端末(インターネットへのアクセス権を持つ携帯電話)300を利用して情報の配信を受けるための通信制御を行うようにした。つまり、図4の比較例においては、無線機501aに前述の(1)の無線機能を、車載メモリ501bに(4)の情報保管機能を、オーディオPC501cに(2),(5)の表示機能と(3),(6)の入力機能と(7)の再生機能を持たせたが、図1の本実施形態においては、無線機101に(1)の無線機能を、車載メモリ102に(4)の情報保管機能を、オーディオプレーヤー103に(7)の再生機能を持たせ、(2),(5)の表示機能と(3),(6)の入力機能を携帯電話300に持たせた。その結果、移動体での情報配信を受けるための車載側機器100として、通信制御を行うための機器を不要にでき、簡素な移動体搭載機器100にて情報の配信を受けることができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0036】
第1の実施の形態においては、通信制御を行うためのホームページのアドレスであるURL(Uniform Resource Locators )が、インフラ側アンテナ200に固有のものであったのに対し、本実施の形態においては、アドレス(URL)が車載側通信機器100に固有のものとなっている。
【0037】
図8には、携帯電話300の表示部300aでの表示例を示す。図8は予め入力してある特定のURLのリストを示すものであり、携帯電話300から車載側通信機器100の固有のURLで発信できるように、携帯電話300のアドレス登録機能(いわゆるブックマーク)を用いて事前登録しておく。このように、予め接続するホームページのURLを入力しておくと、便利である。
【0038】
図9には車載側通信機器100のホームページの内容(表示)の変化を示す。この図9を用いて情報配信の際の利用者の操作内容を説明する。
車載通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリア外にいる時においては、通信機器用のホームページで通信制御できない状態になっている。詳しくは、情報配信センター204のサーバ(PC)は、ホームページにアクセスできない状況にすることもできるが、ここでは、ホームページでの通信制御するためのメニュー画面を表示できない状態にしている。よって、図9の左画面に示すように通信機器用のホームページを開くと「現在あなたの無線機は通信継続していません」と表示される。そして、車載通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリアに入ると、通信機器用のホームページのURLがインフラ側アンテナ200に送られ、店舗サーバ201から情報配信センター204のサーバ(PC)に対し、通信機器用のホームページのURLとインフラ側アンテナ用のホームページのURLが送られる。情報配信センター204のサーバ(PC)は通信機器用のホームページで通信制御できる状態にする。よって、車載通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリアに入った状態で通信機器用のホームページを開くと図9の右画面に示すように、メニュー画面が表示される。つまり、利用者は携帯電話300により狭域無線用通信機器100に対応するホームページにアクセスして配信対象の情報リストを見てメニューから選択する。さらに、車載側通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリアから離れると、狭域無線用通信機器100に対応するホームページ(webページ)で通信制御できない状態に戻される。
【0039】
このように、ホームページ(webページ)への携帯電話300(広域の移動通信用端末)によるアクセスは、狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200による所定の通信エリアに入ったときに狭域無線用通信機器100に対応するホームページ(webページ)で通信制御できる状態にされ、携帯電話300により狭域無線用通信機器100に対応するホームページにアクセスすることにより行われる。
【0040】
また、狭域無線用通信機器100に固有のwebページは、図9の左画面のように、通信制御を行うためのメニュー画面を含まずに登録されており、情報の配信を受ける際に、図9の右画面のように、通信制御を行うためのメニュー画面を含むものとなる。つまり、サーバ側では、図9の左画面に対し図9の右画面のようにインフラ側アンテナ200と車載通信機器100との通信を制御する画面をURLの下に貼り付ける。そして、車載通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリアから出ると、車載通信機器に固有のURLの下に貼り付けてあったインフラ側アンテナ200と車載通信機器100との通信を制御する画面が消失する。
【0041】
ここで、図1において、狭域無線用通信機器100の無線機101にはカードリーダライタが備えられ、狭域無線用通信機器100に固有のURL(webページアドレス)が、カードリーダライタ(101)にて情報が読み書きされるICカード104に固有のものとしてもよい。つまり、車載側無線機101にカード所有者識別機能を持たせ、所定のICカード104がカードリーダライタ(101)に差し込まれると、通信制御のためのホームページにアクセスできるようにする。このようにすると、ICカード104を所有している人だけが情報配信を受けることができ、カード無しでは配信を受けられないことからセキュリティ上優れている。
【0042】
また、図10に示すようにしてもよい。図10には、車両側情報のホームページ画面への反映を示す。つまり、車載機器100からインフラ側アンテナ200に対し車載機器100に固有のURL以外の情報も送信し、この情報を先のホームページ画面に反映するようにしてもよい。例えば、図10の右画面のように、現在のメモリの空きエリアの状況(空きファイル名)等を選択画面に表示することで、選択の際の利便性を高めることができる。即ち、狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200による所定の通信エリアに入ったときに、URL(webページアドレス)以外の情報もネットワーク上に送り、当該情報をホームページ(webページ)をアクセスした時に表示する。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0043】
本実施形態においては、狭域通信以外の通信のためのクライアント端末として携帯電話(広域の移動通信用端末)を用い、かつ、双方向の音声会話により、情報の配信を受けるための指示を行う。具体的には、携帯電話で店舗に電話をかけ、声でコンテンツの注文を行う。本実施形態の場合にはインターネットへのアクセス権を持った携帯電話でなくてもよい。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0044】
本実施形態においては、通信制御を行うためのホームページ(ネットワーク上のwebページ)として、図1の情報配信センター204のホームページを用いている。
【0045】
狭域通信以外の通信のためのクライアント端末として、ネットワークへのアクセス権を持つ携帯電話300(広域の移動通信用端末)を用いる。そして、この携帯電話300により、通信制御を行う際の指示内容をコード化したコード表を有するホームページ(webページ)にアクセスし、このコード表から選択したコードを狭域無線用通信機器100に入力して通信制御を行う。即ち、図1の車載機器101,102,103の少なくともいずれかに入力用キーを用意しておき、これを用いてコード入力を行う。
【0046】
図11には、情報配信センター204のホームページにおけるメニュー画面を示す。狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200の通信エリアに入ったときに、図11の第1画面を表示し、利用者により画面リストからその一つを選択して第2画面以降でより詳しい選択を指定していく。図11の場合はテンキーを用いて桁数が大きくなるにつれて音楽(楽曲)が絞られていくことを表している。
(第5の実施の形態)
次に、第5の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0047】
本実施形態においては、携帯電話は用いずに、情報の配信を受けるための通信制御内容を示す印刷物を移動体の乗員に配布し、乗員はこの印刷物を用いて狭域無線用通信機器100に指示内容を入力して情報の配信を受けるための通信制御を行う。より具体的には、インフラ側アンテナ200と通信制御をするコード表を有する印刷物を移動体の所持者に配布し、所持者は狭域の通信制御を、このコード表から選択したコードを車載側通信機器100に備えられたテンキー等の入力装置を用いてデータ入力する。
(第6の実施の形態)
次に、第6の実施の形態を、第5の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0048】
店舗におけるインフラ側アンテナ200の近くにディスプレイを設置し、ディスプレイの画面にて移動体の乗員に対し情報の配信を受けるための通信制御内容を表示できるようになっている。そして、狭域無線用通信機器100がインフラ側アンテナ200による通信エリアに入ると、店舗側ディスプレイを用いて情報の配信を受けるための通信制御内容を示す表示を移動体の乗員に行う。乗員はこの表示から狭域無線用通信機器100に指示内容を入力して情報の配信を受けるための通信制御を行う。
【0049】
これまでの説明においては、移動体として自動車を、狭域の無線通信としてDSRCを用いたが、自動車の他にも電車や船舶や航空機に適用したり、DSRCの他にもBluetooth、ワイヤレスLAN等を用いてもよい。また、携帯電話の他にもPHSやPDS(Parsonal Degital Assistant)を用いてもよい。
【0050】
また、URLそのものではなく、URLに対応するコードを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態における移動体情報配信システムの全体構成図。
【図2】 車載通信機器の別例を説明するための構成図。
【図3】 既存の技術を説明するためのDSRCでの情報配信イメージ図。
【図4】 比較のための移動体情報配信システムにおけるインフラ側と車載側のシステム構成図。
【図5】 携帯電話システムを示す図。
【図6】 携帯電話での表示内容を示す図。
【図7】 携帯電話でのホームページの表示内容の変化を示す図。
【図8】 携帯電話の表示例を示す図。
【図9】 携帯電話でのホームページ表示の変化を示す図。
【図10】 携帯電話でのホームページ表示を示す図。
【図11】 携帯電話でのホームページ表示を示す図。
【符号の説明】
100…狭域無線用通信機器、101…無線機、102…メモリ、103…オーディオプレーヤー、104…ICカード、200…インフラ側アンテナ、201…店舗サーバ、203…インターネット、204…情報配信センター、300…携帯電話、301…携帯電話センター。

Claims (7)

  1. 移動体に搭載した狭域無線用通信機器がインフラ側アンテナによる所定の通信エリアに入った状態において当該狭域無線用通信機器に対しインフラ側アンテナを通して狭域通信による情報の配信を受けるにあたり、
    当該狭域通信以外の通信のためのクライアント端末前記情報の配信を受けるための通信制御を行うようにし
    前記狭域通信以外の通信のためのクライアント端末はネットワークへのアクセス権を持つ広域の移動通信用端末であり、該広域の移動通信用端末はネットワーク上のwebページにアクセスし、このwebページ上から前記情報の配信を受けるための通信制御を行うようにし、
    前記webページへの広域の移動通信用端末によるアクセスは、狭域無線用通信機器がインフラ側アンテナによる所定の通信エリアに入ったときに狭域無線用通信機器に対応するwebページにインフラ側アンテナに固有のwebページアドレスが取り込まれ、広域の移動通信用端末により狭域無線用通信機器に対応するwebページにアクセスし、このページ中のインフラ側アンテナに対応するwebページにアクセスすることにより行うようにしたことを特徴とする移動体情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の移動体情報配信システムにおいて、
    狭域無線用通信機器はカードリーダライタを含み、前記狭域無線用通信機器に固有のwebページアドレスが、カードリーダライタにて情報が読み書きされるカードに固有のものであることを特徴とする移動体情報配信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の移動体情報配信システムにおいて、
    前記インフラ側アンテナに対応するwebページは、通信制御を行うためのメニュー画面を含んで登録されていることを特徴とする移動体情報配信システム。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の移動体情報配信システムにおいて、
    狭域無線用通信機器がインフラ側アンテナによる所定の通信エリアに入ったときに、webページアドレス以外の情報もネットワーク上に送り、当該情報をwebページをアクセスした時に表示するようにしたことを特徴とする移動体情報配信システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動体情報配信システムにおいて、
    配信が行われる情報は、音となる情報を含むことを特徴とする移動体情報配信システム。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の移動体情報配信システムにおいて、
    移動体に搭載した狭域無線用通信機器として、情報を保管するメモリとオーディオ機器を具備することを特徴とする移動体情報配信システム。
  7. 請求項に記載の移動体情報配信システムにおいて、
    メモリは、CDチェンジャーの代わりとしてオーディオ機器に接続できる機能を持ち、オーディオ機器に対してメモリをCDチェンジャーの代わりに接続したことを特徴とする移動体情報配信システム。
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