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JP3889205B2 - マスタ・スレーブシステム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロプロセッサ、コンピュータなどの外部記憶装置などへのアクセス方式に関し、特に、1つのマスタデバイスと複数のスレーブデバイスとの間、複数のマスタデバイスと1つのスレーブデバイスとの間、および複数のマスタデバイスと複数のスレーブデバイスとの間で選択的に行なわれる通信制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、少ない接続信号線数で記憶素子などをアクセスする方法として、マスタデバイスとスレーブデバイスとの間で双方向にデータ信号をシリアル伝送するデータ信号線と、マスタデバイスからスレーブデバイスに対してアクセスを制御するためのタイミング信号を伝送するクロック信号線と、マスタデバイスからスレーブデバイスに対して選択信号を伝送する選択信号線との3本の信号線を介して伝送制御するシリアルバス方法が存在した。これを従来例1とする。
【0003】
図6は、従来例1のシリアルバス方法を説明するための図である。
図6において、マスタデバイス64とスレーブデバイス65は、データ信号線61とクロック信号線62と選択信号線63との3本の信号線により構成される通信線(シリアルバス)60を介して接続している。
【0004】
このような構成において、例えば、データの読み出しを行う場合は、マスタデバイス64がスレーブデバイス65へアドレス情報を伝送すると、アドレス情報を受信したスレーブデバイス65が指定されたアドレスからデータを読み出し、アドレス情報を受信してから固定時間(例えば8クロック)後に読み出したデータをマスタデバイス64に送信する。
【0005】
また、データの書き込みを行う場合は、マスタデバイス64がスレーブデバイス65へアドレス情報とデータ情報とを伝送すると、これらを受信したスレーブデバイス65が受信したアドレス情報により指定されたアドレスに受信したデータを書き込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような構成は、1つのマスタデバイスと1つのスレーブデバイスとでデータ通信を行うことが前提であったため、例えば、1つのマスタデバイスと複数のスレーブデバイスとでデータ通信を行う場合は、通信線を構成する選択信号線の数をスレーブデバイスの数と同数に増やさなければならないという問題があった。
【0007】
図7は、1つのマスタデバイスと2つのスレーブデバイスとが通信線により接続された場合の従来例を示す図である。
図7において、1つのマスタデバイス75と2つのスレーブデバイス76、77は、データ信号線71とクロック信号線72と第1の選択信号線73と第2の選択信号線74との4本の信号線により構成される通信線70を介して接続している。
【0008】
このような構成において、マスタデバイス75とスレーブデバイス76とがデータ通信を行う場合は、通信線70を構成する信号線のうち、データ信号線71とクロック信号線72と第1の選択信号線73との3本の信号線によりデータ通信が行われ、マスタデバイス75とスレーブデバイス77とがデータ通信を行う場合は、通信線70を構成する信号線のうち、データ信号線71とクロック信号線72と第2の選択信号線74との3本の信号線によりデータ通信が行われる。
【0009】
すなわち、1つのマスタデバイスと2つのスレーブデバイスとが接続される場合は、データ信号線とクロック信号線が1本ずつと、2本の選択信号線との4本の信号線により構成される通信線が必要になる。
【0010】
また、複数のマスタデバイスと1つのスレーブデバイスとでデータ通信を行う場合も同様の問題があった。
これを解決するために、別の従来例として2線式の方法がある。これを従来例2とする。
【0011】
マスタデバイスとスレーブデバイスとの間で双方向にスレーブアドレスを含めたデータ信号をシリアル伝送するデータ信号線と、マスタデバイスからスレーブデバイスに対してアクセスを制御するためのタイミング信号を伝送するクロック信号線との2本の信号線を介して、伝送制御するシリアルバス方法が存在した。
【0012】
スレーブデバイスは、個々にアドレスを保持しており、データ信号線のスレーブアドレスが一致した時に選択される様にする事により、複数のスレーブにアクセスできる事を可能としている。また、信号線をWIRED−ORとし、同時に複数のマスタがシリアルバスにアクセスした場合には、データ信号線を先にLOWにしたマスタがバスを取得する事で、複数のマスタ間の調停を可能としている。
【0013】
しかしながら、従来例2は、信号線を伝送する信号の立ち上がりおよび立ち下がりスピードがある値以上必要なため、バスの容量がある値以下にする必要があるため、原理的に、従来例1と比較してその最高伝送速度は1/10程度となっている。また、スレーブおよびマスタの数が増加すると、その入出力容量が増加するため、更に信号伝送速度に制約がでるという問題点があるため、マスタおよびスレーブの数を制限する必要があった。
【0014】
また、2本で信号を伝送する事から、従来例1と比較して、その処理が複雑となり、マスタ側での処理が複雑となる問題点も存在する。
また、市販のシリアルメモリーの主流は従来例1の方法であり、入手性・コスト等を勘案すると不利という問題点があった。
【0015】
本発明の目的は、信号線の本数を増やさずに、高速に複数のスレーブデバイスとのアクセスを可能とするマスタデバイス、高速に複数のマスタデバイスとのアクセスを可能とするスレーブデバイス、および高速に複数のマスタデバイスと複数のスレーブデバイスとの間のアクセスを可能とするマスタ・スレーブシステムを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明のマスタ・スレーブシステムは、1本のデータ信号線と2本の制御信号線とを有する通信線に接続されたマスタデバイスとシリアルメモリを有するスレーブデバイスとを備えるマスタ・スレーブシステムであって、前記マスタデバイスが、前記シリアルメモリと通信するための標準の選択信号およびタイミング信号の前に、それぞれ一定のビットパターンを追加した各ビットパターンを生成する手段と、該生成した各ビットパターンを、通信するスレーブデバイス毎に入れ替えて前記2本の制御信号線に送出する入れ替え手段とを備え、前記スレーブデバイスが、前記2本の制御信号線とそれぞれ接続される2つの制御信号入力端子を有し、前記2本の制御信号線と前記2つの制御信号入力端子との接続の関係に応じて、通信可能な接続の関係の場合は前記一定のビットパターンを除去して前記標準の選択信号およびタイミング信号を生成する一方、逆の接続の関係の場合は全ビットパターンを除去して無信号とする制御信号生成手段を備え、スレーブデバイス毎に前記2本の制御信号線と2つの制御信号入力端子との接続の関係を入れ替えて接続し、前記マスタデバイスが前記入れ替え手段により通信するスレーブデバイスを選択することを特徴とする。
【0017】
また、好適には、前記マスタデバイスがさらに、前記通信線のそれぞれに対応し、前記通信線の状態を監視して前記状態を折り返して読み込むための折り返し読込み手段と、前記通信線を使用しようとする旨の要求を前記通信線に接続された他のマスタデバイスとの間で前記2本の制御信号線を介して相互に通知する通知手段とを備えることが望ましい。
【0018】
上記折返し読込み手段が上記通信線の状態を監視して上記状態を折り返し読むことにより、上記マスタデバイスおよび上記他のマスタデバイスとから上記通信線を使用する旨の要求が2つ(複数)あることを互いに通知するので、2つ(複数)のマスターデバイスが1つのスレーブデバイスと通信することが可能となる。
【0020】
スレーブデバイスを制御する制御信号を生成する手段は各スレーブデバイス毎に通信線の異なる条件により、アクセスに必要な選択信号、タイミング信号などを生成するので、通信線に接続された1つのマスタデバイスと2つ(複数)のスレーブデバイスとが通信することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の全体構成を示す図である。
【0027】
図1において、2つのマスタデバイス21、22と2つのスレーブデバイス31、32は、データ信号線11と第1の制御信号線12と第2の制御信号線13との3本の信号線により構成される通信線10を介して接続している。
【0028】
マスタデバイス21、22は、通信線10の状態を監視して上記状態を折り返し読みこむための折返し読込み手段を有し、通信線10を使用しようとする旨の要求をマスタデバイス21、21間で相互に通知する。
【0029】
また、スレーブデバイス31、32は、制御信号を生成するための制御信号生成手段を有し、アクセスに必要な選択信号、タイミング信号などを生成する。
図1中の第1の制御信号線12と第2の制御信号線13との接続が、スレーブデバイス31とスレーブデバイス32とで入れ替わっている。
【0030】
図2は、本発明が適用されるマスタデバイスの回路構成例を示す図である。
図2において、マスタデバイスは、データ信号線11に接続しているポートPB0、PB1と第1の制御信号線12に接続しているポートPB、PBと第2の制御信号線13に接続しているポートPB、PBとの6つのポートを備えたI/Oポート23と、MPU(マイクロプロセッサユニット)25と、データバス24とを備えている。
【0031】
MPU25は、データバス24を介してI/Oポート23に接続され、I/Oポート23に対してデータをライトし、通信線10上のデータ信号線11、第1の制御信号線12、および第2の制御信号線13を有効にする。なお、図中のRESETnは、電源投入時などにバスに対して信号が誤出力されるのを防ぐためのものである。
【0032】
図3は、本発明が適用されるスレーブデバイスの回路構成例を示す図である。図3において、スレーブデバイスは、データ信号線11に接続しているデータ出力端子(DO)、データ入力端子(DI)と、第1の制御信号線12および第2の制御信号線13に接続しているクロック入力端子(SK)、セレクト入力端子(CS)とを備えたシリアルメモリ34と、フリップフロップ33とを備えている。
【0033】
そして、通信線10を介してマスタデバイスからのアクセスにより、シリアルメモリ34への入出力信号が制御される。
また、別のスレーブデバイスは、図3に示したスレーブデバイスと同様に、データ信号線11に接続しているデータ出力端子(DO)、データ入力端子(DI)と、第1の制御信号線12および第2の制御信号線13に接続しているクロック入力端子(SK)、セレクト入力端子(CS)とを備えたシリアルメモリ34と、フリップフロップ33とを備えているが、図3中の第1の制御信号線12と第2の制御信号線13との位置が通信線10上で入れ替わっている。
【0034】
すなわち、図3に示したスレーブデバイスと上記別のスレーブデバイスとにおいては、通信線10を介して接続されたマスタデバイスで第1の制御信号線12と第2の制御信号線13のドライブ条件を入れ替えることで、図3に示したスレーブデバイスのアクセスと上記別のスレーブデバイスのアクセスとを選択することができる。
【0035】
シリアルメモリ34と通信線10との間に存在する制御信号生成部により、バス上の容量がシリアルメモリには影響せず、制御信号生成部の回路容量だけが影響するため、スレーブおよびマスタの数による通信線の容量の増加により伝送速度の影響は受けない。
【0036】
なお、図中のRESETxは、電源投入時などにバスに対して信号が誤出力されるのを防ぐためのものである。
図4は、図1に示した2つのスレーブデバイス31、32へのアクセスのタイミングを説明するためのタイミングチャートである。
【0037】
マスタデバイス(例えば、図1に示したマスタデバイス21)がスレーブデバイス31を選択する場合、時刻t1において、I/Oポート23のポートPB3に“1" をセットすることで、第2の制御信号線13がオンされる。
【0038】
次に、時刻t2において、I/Oポート23のポートPB5に“1" をセットすることで、第1の制御信号線12がオンされる。
そして、時刻t3において、I/Oポート23のポートPB5に“0" をセットすることで第1の制御信号線12をオフされると、選択するスレーブデバイス31内のシリアルメモリ34のセレクト入力端子(CS)がオンとなる。
【0039】
以降は、I/Oポート23のPB5に“1" 、“0" を書込むことでシリアルメモリ34のクロック入力が与えられ、これと同時に必要なデータをI/Oポート23のポートPB0/PB1からリード/ライトすることで、マスタデバイス21内のMPU25は、スレーブデバイス31、32内のシリアルメモリ34をアクセスすることが可能となる。
【0040】
また、マスタデバイス21がスレーブデバイス32を選択する場合、時刻t1において、I/Oポート23のポートPB5に“1" をセットすることで、第1の制御信号線12がオンされる。
【0041】
次に、時刻t2において、I/Oポート23のポートPB3に“1" をセットすることで、第2の制御信号線13がオンされる。
そして、時刻t3において、I/Oポート23のポートPB3に“0" をセットすることで第2の制御信号線13をオフされると、選択するスレーブデバイス32内のシリアルメモリ34のセレクト入力端子(CS)がオンとなる。
【0042】
以降は、I/Oポート23のPB3に“1" 、“0" を書込むことでシリアルメモリ34のクロック入力が与えられ、これと同時に必要なデータをI/Oポート23のポートPB0/PB1からリード/ライトすることで、マスタデバイス21内のMPU25は、スレーブデバイス31、32内のシリアルメモリ34をアクセスすることが可能となる。
【0043】
図4でのシリアルメモリ34のタイミングは、従来の標準的な3線式のビットパターンの一部を表している。
マスタデバイスは、上記ビットパターンの前にt1〜t3の間、一定のビットパターンを追加したビットパターンを送出している。
【0044】
また、スレーブデバイスでは、制御信号生成部において、t1〜t3の間の一定のビットパターンを除去し、従来の標準的な3線式のビットパターンに変換している。
【0045】
従って、t1〜t3の間の一定のビットパターンの後に続くビットパターンは、如何なるビットパターンでも問題なく伝送でき、スレーブデバイスのシリアルメモリは如何なるプロトコルであっても、本方式により通信可能である。
【0046】
この結果、前述した通信線の入れ替えにより、従来のシリアルメモリの接続可能なスレーブ数の増加が可能となる。
以上の説明では、スレーブデバイスの数が2つであるが、制御信号線の数Nを増やし、各スレーブデバイスにおけるシリアルメモリ34のセレクト入力端子 (CS)の選択条件を変える事で、スレーブデバイスの数をN!まで増やす事も可能である。
【0047】
また、スレーブデバイスにおけるシリアルメモリ34を、従来例2の2線式のものに変更する事により2線式で可能なスレーブ数Mを、信号線の容量の影響を受けずにM*N!個とする事も可能である。
【0048】
図5は、図1に示した2つのマスターデバイス21、22がアクセスする場合の調停動作を説明するためのタイミングチャートである。
マスタデバイス21、22内のMPU25は、I/Oポート23経由で通信線10の状態を監視して上記状態を読み込むことができる。
【0049】
通信線10の使用要求が発生した場合、基本的には第1の制御信号線12、第2の制御信号線13がアクティブでなければ、通信線10が他のマスタデバイスに使用されていないため、通信線10を使用できる。しかし同時に第1の制御信号線12、第2の制御信号線13がアクティブでないと判断した場合、同時にアクセスを実施してしまい衝突が発生するためこれを回避するための調停が必要となる。
【0050】
2つのマスタデバイス21、22が同時にアクセス要求が生じた場合の調停手順を説明する。
マスタデバイス21は、アクセス要求が生じた場合、第1の制御信号線12を駆動し、マスタデバイス22は、アクセス要求が生じた場合、第2の制御信号線13を駆動し、それぞれ要求があることを相手マスタデバイス21、22に通知するものとする。また、マスタデバイス21の方がマスタデバイス22よりも優先権が高いものとする。
【0051】
マスタデバイス21は、アクセス要求が生じると、時刻t11において、第1の制御信号線12、第2の制御信号線13をチェックし、どちらも非アクティブであるため通信線10が使用されていないものと判断し、時刻t12において、直ちに第1の制御信号線12をアクティブとする。
【0052】
一方、マスタデバイス22も、アクセス要求が生じ第1の制御信号線12、第2の制御信号線13をチェックし、そのタイミングが時刻t21(時刻t11と時刻t12との間)であるすると、この場合もどちらも非アクティブであるため通信線10が使用されていないものと判断し、時刻t22において、直ちに第2の制御信号線13をアクティブとする。
【0053】
マスタデバイス21は、相互の使用権要求確認のため第1の制御信号線12をアクティブとしてから一定時間(T)経過後の時刻t13において、再度、第1の制御信号線12のチェックを行なう。
【0054】
また、マスタデバイス22も、相互の使用権要求確認のため第2の制御信号線13をアクティブとしてから一定時間(T)経過後の時刻t23において、再度、第2の制御信号線13のチェックを行なう。
【0055】
そして、第1の制御信号線12、第2の制御信号線13ともにアクティブであることから、マスタデバイス21および22は、互いに他のマスタデバイスであるマスタデバイス22および21からもアクセス要求があることが判る。
【0056】
この時、マスタデバイス22は、自分の優先権がマスタデバイス21よりも低いため、時刻t24において、自分のアクセス要求を放棄し、第2の制御信号線13の駆動を停止する。
【0057】
一方、マスタデバイス21は、自分の優先権がマスタデバイス22よりも高いため通信線10の使用権を獲得することができ、時刻t14において、マスタデバイス22が第2の制御信号線13の駆動を停止するのを確認後、通信線10を使用してスレーブデバイスへのアクセスを行なう。
【0058】
なお、時間Tは、第1の制御信号線12、第2の制御信号線13の状態を監視して上記状態をリードし非アクティブであることを確認し第1の制御信号線12または第2の制御信号線13を出力するまでの時間を補償するもので、時刻t11から時刻t12までの時間、時刻t21から時刻t22までの時間よりも大きい(長い)時間とする。
【0059】
以上、本発明を図面を用いて説明してきたが、本発明は、1つのマスタデバイスと2つのスレーブデバイスとの通信制御に関わらず、1つのマスタデバイスと複数のスレーブデバイスとの通信制御に適用することができる。
【0060】
また、本発明は、複数のマスタデバイスと1つのスレーブデバイスとの通信制御にも適用することができる。
また、本発明は、複数のマスタデバイスと複数のスレーブデバイスとの通信制御にも適用することができる。
【0061】
上述の実施の形態では信号線が3本の場合について説明したが、これに限らず信号線はN本(N≧3、N:自然数)であってもよい。また、本発明は上述の実施の形態の構成に限らず次の構成にしてもよい。
【0062】
N本の信号線によって構成される通信線に接続された(N−1)個以下のマスタデバイスと、(N−1)!個以下のスレーブデバイスとを備えたマスタ・スレーブシステムとする。
【0063】
N本の信号線のうち(N−1)本の信号線をスレーブデバイス毎に接続を入れ替える。
制御信号生成手段はフリップフロップで構成する。
【0064】
N本の信号線は、1本のデータ信号線と、(N−1)本の制御信号線からなる。
すなわち、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることが出来る。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、信号線の本数を増やさずに、複数のスレーブデバイスとの高速アクセスを可能とするマスタデバイス、複数のマスタデバイスとの高速アクセスを可能とするスレーブデバイス、および複数のマスタデバイスと複数のスレーブデバイスと間での高速アクセスを可能とするマスタ・スレーブシステムを提供することが可能となる。
【0066】
また、本発明によれば、信号線の数を増やさずに、従来のマスタおよびスレーブアクセス可能数の増加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す図である。
【図2】本発明が適用されるマスタデバイスの回路構成例を示す図である。
【図3】本発明が適用されるスレーブデバイスの回路構成例を示す図である。
【図4】図1に示した2つのスレーブデバイス31、32へのアクセスのタイミングを説明するためのタイミングチャートである。
【図5】図1に示した2つのマスターデバイス21、22がアクセスする場合の調停動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】従来のシリアルバス方法を説明するための図である。
【図7】1つのマスタデバイスと2つのスレーブデバイスとが通信線により接続された場合の従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 通信線
11 データ信号線
12 第1の制御信号線
13 第2の制御信号線
21、22 マスタデバイス
23 I/Oポート
24 データバス
25 MPU
31、32 スレーブデバイス
33 フリップフロップ
34 シリアルメモリ
60 通信線
61 データ信号線
62 クロック信号線
63 選択信号線
64 マスタデバイス
65 スレーブデバイス
70 通信線
71 データ信号線
72 クロック信号線
73 第1の制御信号線
74 第2の制御信号線
75 マスタデバイス
76、77 スレーブデバイス

Claims (2)

  1. 1本のデータ信号線と2本の制御信号線とを有する通信線に接続されたマスタデバイスとシリアルメモリを有するスレーブデバイスとを備えるマスタ・スレーブシステムであって、
    前記マスタデバイスは、
    前記シリアルメモリと通信するための標準の選択信号およびタイミング信号の前に、それぞれ一定のビットパターンを追加した各ビットパターンを生成する手段と、
    該生成した各ビットパターンを、通信するスレーブデバイス毎に入れ替えて前記2本の制御信号線に送出する入れ替え手段と、
    を備え、
    前記スレーブデバイスは、
    前記2本の制御信号線とそれぞれ接続される2つの制御信号入力端子を有し、前記2本の制御信号線と前記2つの制御信号入力端子との接続の関係に応じて、通信可能な接続の関係の場合は前記一定のビットパターンを除去して前記標準の選択信号およびタイミング信号を生成する一方、逆の接続の関係の場合は全ビットパターンを除去して無信号とする制御信号生成手段、
    を備え、
    スレーブデバイス毎に前記2本の制御信号線と2つの制御信号入力端子との接続の関係を入れ替えて接続し、前記マスタデバイスが前記入れ替え手段により通信するスレーブデバイスを選択することを特徴とするマスタ・スレーブシステム。
  2. 前記マスタデバイスは、さらに、
    前記通信線のそれぞれに対応し、前記通信線の状態を監視して前記状態を折り返して読み込むための折り返し読込み手段と、
    前記通信線を使用しようとする旨の要求を前記通信線に接続された他のマスタデバイスとの間で前記2本の制御信号線を介して相互に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のマスタ・スレーブシステム。
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