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JP3890203B2 - スロットマシン - Google Patents
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JP3890203B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに関し、尚詳しくは、スロットマシンにおける抽選手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スタートレバー又はスタートボタンを操作することによって複数のリールを回転させ、ストップボタンを操作することによって各リールを停止させ、全てのリールが停止したときの図柄の組み合わせによって所定のメダルなどを払い出すスロットマシンが提供されている。
【0003】
このスロットマシンでは、近年、図4に示すように、第1ストップボタン131、第2ストップボタン132、及び、第3ストップボタン133に対応する3個の主リールに描かれた図柄の3個を各リール窓115から見せて停止図柄の組み合わせによりゲームを楽しませるのみでなく、更に補助リール143等の演出手段を付加して演出を行うものもある。
【0004】
このスロットマシン100は、メダル投入口121やクレジットメダルボタン125、更に、スタートレバー122やストップボタンなどを設ける操作板110をスロットマシン100の略中央に有し、メダル投入口121に投入するメダルの枚数又はクレジットメダルボタン125により投入するメダルの枚数によって、正面板113に設けた有効ランプ151を順次点灯し、入賞ラインの内の停止図柄による入賞の判定を行う有効ラインを表示し、その後、スタートレバー122の操作を行うと主リールの回転を開始させ、第1ストップボタン131や第2ストップボタン132及び第3ストップボタン133が押されたとき、各ストップボタンに対応する主リールの回転を停止させ、有効ラインとされた入賞ラインに停止した図柄の組み合わせによって所定枚数のメダルをメダル受け147に排出し、又は、クレジットメダルとしてスロットマシン100の内部でクレジットされるメダル枚数のカウントを行うものである。
【0005】
尚、このクレジットメダルの枚数は、クレジット枚数表示器153に表示され、クレジットメダルボタン125を操作したときは投入枚数の数値を減算し、入賞によりメダルをクレジットする場合は払出し枚数を加算し、又、メダル投入口121から4枚以上のメダルが投入されたときは4枚目以降の枚数を加算するようにして、この数値をクレジット枚数表示器153に表示するものである。
【0006】
このスロットマシン100の動作制御は、スロットマシン100の内部に組み込まれたマイクロコンピュータと適宜の回路素子などを組合せた主制御手段200や補助制御手段270により制御し、主制御手段200は、図5に示すように、入賞制御手段210やリール停止制御手段220、主遊技制御手段230、動作制御手段240の機能を有するマイクロコンピュータとされ、主に、スロットマシン100のゲーム進行に必須の制御を行い、補助制御手段270とするマイクロコンピュータには、スピーカなどの発音装置187を制御する音響制御手段271としての機能や、上パネル117に組み込まれた演出表示ランプ189の制御や補助遊技制御手段195を介して補助リール143の内側に組み込まれた補助リール用バックライト197などの点滅制御を行う照明制御手段275としての機能を持たせ、ゲームの進行状態に合わせて遊技者を楽しませる演出の制御を行うことが多い。
【0007】
この主制御手段200では、メダル投入口121に設けられたメダルセンサー161又はクレジットメダルボタン125に組み込まれたメダルボタンセンサー163によってメダルの投入を検出すると、主遊技制御手段230における一般遊技制御手段231又は特別遊技制御手段233により所定の有効ランプ151を点灯させてゲームの開始準備が行われる。
【0008】
そして、スタートレバー122の操作をスタートレバー122に取り付けたスタートスイッチ165が検知したとき、動作制御手段240におけるリール駆動制御手段241によって第1リールモータ181乃至第3リールモータ183の駆動を開始させ、又、入賞制御手段210では抽選手段211によって乱数による入賞抽選を行い、この抽選結果による停止予定図柄を入賞判定テーブル215に記憶する。
【0009】
又、第1ストップボタン131乃至第3ストップボタン133の内の何れかのストップボタンが操作されたとき、各ストップボタンに組み込まれた第1ストップスイッチ171や第2ストップスイッチ172又は第3ストップスイッチ173の内の操作されたストップボタンに組み込まれたスイッチから主制御手段200に入力される信号により、検知信号を出力したストップスイッチに対応したリールモータをリール停止制御手段220によって停止させる。
【0010】
このリール停止制御手段220による各リールモータの停止制御は、各ストップスイッチからの信号入力時にリール位置判別手段221によって例えば中央の入賞ラインを通過する図柄を先ず判別する。そして、入賞判定テーブル215に記憶された停止予定図柄が数コマ以内に存在するとき、この停止予定図柄を有効ライン上に停止させるように停止位置指定テーブル225に停止予定図柄を記憶し、又、数コマ以内に停止予定図柄が存在しないときは、他の入賞図柄組み合わせが発生しないように数コマ以内の図柄から停止図柄を定めて停止位置指定テーブル225にこの図柄を記憶する。更に、この停止位置指定テーブル225に記憶した図柄を有効ライン上に停止させるように、リール駆動制御手段241によって対応するリールモータの回転停止位置を制御するものである。
【0011】
このようにして、第1ストップスイッチ171からの信号が主制御手段200に入力されると第1リールモータ181を停止させ、第2ストップスイッチ172からの信号が主制御手段200に入力されると第2リールモータ182を停止させ、第3ストップスイッチ173からの信号が主制御手段200に入力されると第3リールモータ183を停止させ、全てのリールモータが停止したとき、有効ライン上に停止した図柄の組み合わせが入賞図柄の組み合わせであるか否かの判定を入賞判定手段235で判定し、入賞図柄が揃っているときはホッパー駆動制御手段245によってホッパー装置155を駆動し、入賞に応じた所要枚数のメダルを払い出すか、主遊技制御手段230のクレジットメダルカウンタに払出し枚数の数値を加算し、クレジットメダルカウンタのカウント値をクレジット枚数表示器153に表示させるものである。
【0012】
そして、一般遊技中にビッグボーナスの特定図柄配列やレギュラーボーナスの特定図柄配列が有効ライン上に揃ったときは、以後、特別遊技制御手段233によって所定ゲーム回数の特別遊技を行い、特別遊技の進行状態をゲーム状態表示ランプ157の点灯によって表示し、特別遊技が終了すると一般遊技制御手段231により一般遊技のゲームを進行させるものである。
【0013】
尚、主遊技制御手段230は、抽選手段211の抽選結果や第1ストップスイッチ171乃至第3ストップスイッチ173からの信号に基づき、補助リール制御手段191を介して補助リールモータ193を駆動及び停止させ、抽選手段211で抽選された結果を暗示させる補助リール143の回転又は停止を制御している。
又、払出しボタン127が操作され、払出しボタン127に組み込まれた払出しスイッチ167からの信号が主制御手段200に入力されたときは、ホッパー駆動制御手段245がホッパー装置155を駆動し、クレジットメダルカウンタに記憶されている枚数のメダルを払い出すものである。
【0014】
このように、今日のスロットマシン100では、スタートスイッチ165からの信号が主制御手段200に入力されたときに抽選手段211によって予め入賞を抽選し、この抽選結果の図柄を極力有効ライン上に停止させるようにリールを停止させる制御を行って投入メダルの枚数に対する払出しメダルの枚数を所定範囲の確率とするようにマイクロコンピュータで制御している。
【0015】
この抽選手段211は、一般に16ビットカウンタなどを乱数カウンタとして用い、数メガヘルツのクロックを乱数カウンタでカウントし、16ビットカウンタの場合、0から65535までのカウント値を100分の数秒程度でカウントするように極めて高速でカウント値を順次1づつ増加させ、この乱数カウンタのカウント値をスタートレバー122が操作されたときにラッチ回路などに記憶することにより、遊技者の任意とならないカウント値を乱数として乱数カウンタ回路におけるラッチ回路に記憶させ、このラッチ回路に記憶したカウント値を抽選手段211における入賞テーブルの数値と比較し、ラッチされたカウント値が所定の数値範囲であればビッグボーナスの入賞とし、又、このカウント値が他の所定の数値範囲であればレギュラーボーナスの入賞とし、更に、カウント値が更に別の所定の数値範囲であればメダルの払出し枚数が2枚や5枚とされる小役の入賞とするように、ラッチ回路に記憶したカウント値に応じて各入賞又はハズレを抽選するものである。
【0016】
尚、乱数カウンタやラッチ回路は、主制御手段とするマイクロコンピュータとは別の素子をマイクロコンピュータと組合せる場合や、マイクロコンピュータ内のカウンタやメモリを利用してマイクロコンピュータの内部に組み込むこともある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
今日、スロットマシンの不正行為として、スタートスイッチと主制御手段とするマイクロコンピュータとの結線に不正な基板を取付け、主制御手段のクロックと同期を取り、抽選手段の乱数カウンタとの周期に合わせるようにスタートスイッチからの信号を僅かに遅らせ、特別遊技などの内部入賞を多く発生させることが行われている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スロットマシン(100)において、基準クロック信号を出力する発振回路( 201 )と、発振回路( 201 )から出力された基準クロック信号が入力されるとともにこの入力された基準クロック信号を分周して乱数用クロック信号として出力する分周回路( 283 )と、ストップボタン( 131 133 )が操作されたときに分周回路( 283 )の分周比を切り換えて乱数用クロック信号の周波数を変化させる切換え手段( 212 )と、分周回路( 283 )から出力された乱数用クロック信号が入力されるとともにこの乱数用クロック信号のパルス数を順次カウントする乱数カウンタ( 285 )と、スタートレバー( 122 )が操作されたときにスタートスイッチ( 165 )から出力される信号がラッチ信号として入力されるととも にこのラッチ信号が入力されたときに乱数カウンタ( 285 )のカウント値を読み込み、このカウント値を次にラッチ信号が入力されるまで記憶するラッチ回路( 287 )と、ラッチ回路( 287 )に記憶されているカウント値と入賞テーブル( 213 )の各数値範囲とを比較して抽選を行う抽選手段( 211 )とを備えていることを特徴とする。
【0019】
このように、乱数用クロック信号の周波数を切り換えることのできる乱数カウンタ回路(280)を抽選手段(211)に組み合わせる故、乱数カウンタ(285)に入力するクロック信号の周波数を切り換え、乱数カウンタ(285)が順次クロック数を1づつカウントしてカウント値を順次増加させる場合であっても、特別遊技などの入賞とする特定の数値範囲にカウント値が達する周期を変更することができる。
【0020】
そして、この周波数変換手段は、スロットマシン(100)のスタートレバー(122)が操作された後、次のスタートレバー(122)の操作までの間にその出力信号の周波数を切り換えて変更し、1ゲーム中に乱数用クロック信号の周波数を変化させるものとすることがある。
このように、1ゲーム中に周波数を切り換えることにより、1ゲーム中に一定周期で乱数カウンタのカウント値周期に同期させようとしても、次のスタートレバー(122)の操作時には乱数カウンタの特定カウント値と同期させることが困難となる。
【0021】
尚、周波数変換手段としては分周回路( 283 )を用いることがあり、分周回路( 283 )を用いれば、周波数の切換えを容易に行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明に係るスロットマシンは、抽選手段211の乱数カウンタ285に入力するクロック信号の周波数を変更可能としたスロットマシンである。
この乱数カウンタ回路280は、図1に示すように、発振回路201から出力される基準クロック信号を、タイミング調整回路281と周波数変換手段とする分周回路283とに入力し、タイミング調整回路281のP0入力端子及びP1入力端子には、各々A1端子からの第1分周制御信号とA2端子からの第2分周制御信号とを入力するものとしている。
【0023】
そして、タイミング調整回路281からのQ0出力信号を分周回路283のP0制御端子に入力し、タイミング調整回路281からのQ1出力信号を分周回路283のP1制御端子に入力し、周波数変換手段とした分周回路283のQ出力信号を乱数カウンタ285のクロック入力端子に入力するものとしている。
又、乱数カウンタ285のD0出力端子からDn出力端子は、パラレルインパラレルアウトとされるラッチ回路287の各入力端子に各々接続し、ラッチ回路287のラッチ制御端子はA3端子に接続してラッチ信号を入力するものとし、ラッチ回路287の読み出し制御端子はA4端子に接続して読み出し信号を入力するもとしている。
【0024】
この乱数カウンタ回路280におけるタイミング調整回路281は、A1端子やA2端子からの第1分周制御信号や第2分周制御信号のレベル変化を基準クロック信号のタイミングに合わせて変化させたQ0出力信号やQ1出力信号を形成するものであり、このQ0出力信号やQ1出力信号を分周回路283のP0制御端子やP1制御端子に出力するものである。
【0025】
又、この乱数カウンタ回路280における分周回路283は、P0制御端子及びP1制御端子に入力される制御信号に基づき、クロック入力端子φに入力される基準クロック信号を2分の1分周や3分の1分周などのように、分周比を変化させてQ出力端子から出力するものである。
即ち、この分周回路283は、図2に示すように、タイミング調整回路281を介してA1端子からP0制御端子に入力される第1分周制御信号がHレベルであり、タイミング調整回路281を介してA2端子からP1制御端子に入力される第2分周制御信号もHレベルであるとき、基準クロック信号を2分の1分周して周波数を2分の1とした乱数用クロック信号をQ出力端子から出力し、第1分周制御信号がLレベルであり第2分周制御信号がHレベルであるときは、基準クロック信号を3分の1分周して周波数を3分の1とした乱数用クロック信号をQ出力端子から出力し、第1分周制御信号がHレベルであって第2分周制御信号がLレベルであるときは、基準クロック信号に対して周波数を4分の1とした乱数用クロック信号を出力し、第1分周制御信号及び第2分周制御信号が共にLレベルであるときは、基準クロック信号に対して周波数を5分の1とした乱数用クロック信号を出力するものである。
【0026】
そして、乱数カウンタ285は、この乱数用クロック信号のパルス数を順次カウントするものであって、ラッチ回路287は、A3端子からのラッチ信号が入力されたときに乱数カウンタ285のカウント値を読み込み、このカウント値を次にラッチ信号が入力されるまで記憶し、A4端子からの読み出し信号が入力されると記憶しているカウント値を乱数値データとして出力するものである。
【0027】
従って、この乱数カウンタ回路280では、基準クロック信号の周波数が一定の周波数である例えば20メガヘルツに固定されていても、乱数用クロック信号の周波数を分周回路283により、10メガヘルツ、約6.667メガヘルツ、5メガヘルツ、4メガヘルツに変更することが可能となり、ビッグボーナスゲームなどの特別遊技に当選する数値範囲にカウント値が該当する周期を変化させることができる。
【0028】
このようにして、A1端子やA2端子から入力される第1分周制御信号及び第2分周制御信号により、基準クロック信号を分周して周波数が変化する乱数用クロック信号を形成し、この周波数が変化する乱数用クロック信号のパルス数を乱数カウンタ285でカウントし、スタートレバー122が操作されたとき、スタートスイッチ165からの信号をA3端子からラッチ信号としてラッチ回路287に入力すれば、スタートレバー122が操作されたときの乱数カウンタ285のカウント値をラッチ回路287に記憶させることができる。そして、このカウント値を乱数値データとして抽選手段211に出力し、入賞テーブル213の各数値範囲とラッチ回路287に記憶したカウント値とを比較手段214で比較して抽選を行い、抽選結果による停止予定図柄を入賞判定テーブル215に記憶するものである。
【0029】
この第1分周制御信号及び第2分周制御信号の切り換えは、抽選手段211にソフト乱数によって順次第1分周制御信号及び第2分周制御信号のレベルを切り換える切換え手段212を設け、スタートレバー122が操作されてラッチ信号がラッチ回路287に入力された後、入賞判定やメダルの払出しを行うゲームの終了までの期間で乱数用クロック信号の周波数を変更するようにしている。
【0030】
又、乱数用クロック信号の周波数切り換えとしては、一定周期のタイマー割り込み処理毎の開始時と終了時、メダルの投入を検出したとき、スタートレバー122が操作されてラッチ信号がラッチ回路287に入力された直後、及び、第1ストップボタン131、第2ストップボタン132、第3ストップボタン133が操作されたとき、などに第1分周制御信号及び第2分周制御信号のレベルを順次切り換え、1ゲーム中に乱数用クロック信号の周波数を切り換え、且つ、各周波数の持続時間を不規則とすることもある。
【0031】
この様にすれば、切換え手段212により、スタートレバー122が操作された後、次のスタートレバー122の操作までの間に分周回路283の分周比を切り換えて乱数用クロック信号の周波数を変化させることができる。
尚、切換え手段212としては、スタートレバー122が操作されてラッチ信号をラッチ回路287に入力した直後に順次第1分周制御信号及び第2分周制御信号のレベルを順次切り換え、1ゲーム毎に乱数用クロック信号の周波数を切り換えるようにすることもある。
【0032】
又、上記実施の形態では、分周比を2分の1、3分の1、4分の1、及び、5分の1の4種類とした分周回路283を用いているも、分周回路283として、入力信号を2分の1分周した第1出力信号と、4分の1分周した第2出力信号と、8分の1分周した第3出力信号とを出力する復数段のフリップフロップとマルチプレクサとを用いることもある。
【0033】
この分周回路283では、マルチプレクサによってフリップフロップに入力する基準クロック信号及びフリップフロップの出力する第1出力信号乃至第3出力信号の内の何れかを選択することにより、基準クロック信号と同一周波数の乱数用クロック信号又は基準クロック信号の2分の1の周波数、基準クロック信号の4分の1の周波数、基準クロック信号の8分の1の周波数とする4種類の異なる周波数の乱数用クロック信号を乱数カウンタ285に出力させることができる。
【0034】
この場合は、比較的簡単且つ安価な分周回路283を使用することができるものである。
又、分周回路283として適宜の集積回路を用い、分周比を2分の1分周の他、3分の1分周、5分の1分周、7分の1分周などの比較的小さな素数による分周比とすることもある。
【0035】
この場合は、基準クロック信号の周波数に対して乱数用クロック信号の周波数を低くすることを極力回避しつつ、乱数用クロック信号の周波数を変化させたとき、何れの周波数であっても一定の周期で特別遊技に入賞する数値範囲となる周期を長くすることができる。
又、乱数用クロック信号の周波数は、4種類に限るものでなく、基準クロック信号を3分の1分周した周波数と4分の1分周又は5分の1分周した周波数の様に、2種類の乱数用クロック信号を形成する場合や、4種類以上の乱数用クロック信号を形成することもある。
【0036】
更に、図1に示した乱数カウンタ回路280は、タイミング調整回路281や分周回路283、乱数カウンタ285、及び、ラッチ回路287により構成しているも、乱数カウンタ285やラッチ回路287は、マイクロコンピュータ内のカウンタやメモリを利用し、マイクロコンピュータ内の抽選手段211と組合せる乱数カウンタ回路は、タイミング調整回路281と分周回路283、又は分周回路283のみとすることもある。
【0037】
尚、分周回路283に換えて逓倍回路を用い、基準クロック信号の周波数よりも高い周波数の乱数用クロック信号を形成しつつ、乱数用クロック信号の周波数を変化させることもある。
そして、他の実施の形態としては、図3に示すように、DA変換回路282と電圧制御発振回路284とを用い、電圧制御発振回路284で乱数カウンタ回路280に入力する乱数用クロック信号を形成しつつ、この乱数用クロック信号の周波数を変化させることもある。
【0038】
この場合は、A5端子を介してDA変換回路282に第1分周制御信号及び第2分周制御信号の2ビット信号を、又は3ビット以上の制御信号を入力し、デジタルアナログ変換によってDA変換回路282のD入力端子に入力される複数の制御信号の組み合わせに応じた異なる電圧の電圧信号をDA変換回路282のV出力端子から出力させ、この電圧信号を電圧制御発振回路284の制御入力端子に入力することにより、入力電圧の変化に合わせて出力周波数を変化させた乱数用クロック信号を電圧制御発振回路284で形成し、この乱数用クロック信号を乱数カウンタ回路280に入力するものである。
【0039】
尚、入賞制御手段210における抽選手段211に限ることなく、スロットマシン100の内部で乱数を用いた抽選を行う場合、同様の乱数カウンタ回路280を用いれば、同様に、同期を取って不正を行うことを防止できる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に記載した本発明は、乱数カウンタに入力する乱数用クロック信号の周波数を変化させるため、同期を取って不正に当選させることを防止でき、また、乱数カウンタのカウント値が特定の入賞の当選値となる周期を変化させることができ、基準クロック信号を用いてスタートレバー操作信号を一定の周期に修正しても、抽選手段による内部当選を得ることを困難とすることができる。
【0041】
そして、主制御手段とするマイクロコンピュータや乱数カウンタ回路は、厳重に封印されているため、外部から乱数カウンタ用クロック信号との同期を取ることが極めて困難なため、入賞確率を不当に高くすることを防止することが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスロットマシンに用いられる乱数カウンタ回路を示すブロック図。
【図2】 本発明のスロットマシンにおける乱数用クロック信号を示すタイムチャート図。
【図3】 本発明に係るスロットマシンに用いられる乱数カウンタ回路の他の例を示すブロック図。
【図4】 スロットマシンの外観を示す正面図。
【図5】 スロットマシンの制御回路の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
100 スロットマシン
110 操作板 113 正面板
115 リール窓 117 上パネル
121 メダル投入口 122 スタートレバー
125 クレジットメダルボタン 127 払出しボタン
131〜133 ストップボタン
143 補助リール 147 メダル受け
151 有効ランプ 153 クレジット枚数表示器
155 ホッパー装置 157 ゲーム状態表示ランプ
161 メダルセンサー 163 メダルボタンセンサー
165 スタートスイッチ 167 払出しスイッチ
171〜173 ストップスイッチ
181〜183 リールモータ
191 補助リール制御手段 193 補助リールモータ
195 補助遊技制御手段 197 補助リール用バックライト
200 主制御手段
201 発振回路
210 入賞制御手段 211 抽選手段
212 切換え手段 213 入賞テーブル
214 比較手段 215 入賞判定テーブル
220 リール停止制御手段
230 主遊技制御手段 231 一般遊技制御手段
233 特別遊技制御手段 235 入賞判定手段
240 動作制御手段 241 リール駆動制御手段
245 ホッパー駆動制御手段
270 補助制御手段 271 音響制御手段
275 照明制御手段
280 乱数カウンタ回路
281 タイミング調整回路 282 DA変換回路
283 分周回路 284 電圧制御発振回路
285 乱数カウンタ 287 ラッチ回路

Claims (1)

  1. 基準クロック信号を出力する発振回路と、
    発振回路から出力された基準クロック信号が入力されるとともにこの入力された基準クロック信号を分周して乱数用クロック信号として出力する分周回路と、
    ストップボタンが操作されたときに分周回路の分周比を切り換えて乱数用クロック信号の周波数を変化させる切換え手段と、
    分周回路から出力された乱数用クロック信号が入力されるとともにこの乱数用クロック信号のパルス数を順次カウントする乱数カウンタと、
    スタートレバーが操作されたときにスタートスイッチから出力される信号がラッチ信号として入力されるとともにこのラッチ信号が入力されたときに乱数カウンタのカウント値を読み込み、このカウント値を次にラッチ信号が入力されるまで記憶するラッチ回路と、
    ラッチ回路に記憶されているカウント値と入賞テーブルの各数値範囲とを比較して抽選を行う抽選手段とを備えていることを特徴とするスロットマシン。
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