JP3916752B2 - 商品処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は包装機構を備えた商品処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットの食品等(内容物)は、トレーの上に載せられた状態で、トレーごとフィルムで包装されており、食品の正味重量や価格を表示したラベルが前記フィルムに貼付されている。かかる包装や値付は計量包装値付装置などの商品処理装置によりなされる。前記計量包装値付装置は、本実施形態を示す図1〜図3のように、計量コンベヤ100から、図2のリフタ201上にトレーを搬入し、リフタ201上に搬入された商品を上方の包装ステーションSに押し上げ、該包装ステーションSに張設されたフィルムFの下面に商品を押し付け、該フィルムFを図3のようにトレーTの底面側に折り込んで商品を包装する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる装置では、図1の計量コンベヤ100上の商品が搬送面105の左右の端に偏って置かれていると、当該商品が入口21の本体フレーム20の部分に引っ掛かったり衝突したりする。このような事態が生じると、トレー上の食品が飛び散って、衛生上の問題が生じたり、洗浄に多大な時間を要したりする。あるいは、商品がリフタ201上に取り込まれても、商品が偏って置かれたために、包装の仕上りが劣化したり、場合によってはフィルムを巻き込むトラブルが発生するおそれがある。
【0004】
また、この種の装置では、計量コンベヤ100に商品を載せた後、重量検出器が安定すると、搬送面105上の物体をリフタ201に取り込むように設計されている。そのため、搬送面105上にエプロンなどの商品とは異なる異物を載せた場合も、当該異物を包装しようとするので、トラブルが発生するおそれがある。
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたもので、その目的は、前述のようなトラブルの発生を防止し得る商品処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本第1発明は、トレー上に内容物を載せた商品をリフタ上に搬入し、該搬入した商品を上方の包装ステーションに押し上げ、該包装ステーションに張設されたフィルムの下面に商品を押し付け、該フィルムをトレーの底面側に折り込んで商品を包装する包装機構と、商品を前記リフタに搬入する前に搬送面上のトレーの寸法を検出する寸法検出手段とを備えた商品処理装置において、予め商品ごとに使用する予定のトレーを記憶する商品情報記憶部と、予めトレーの寸法をトレーごとに登録して記憶させるトレー情報記憶部とを設け、前記商品情報記憶部に商品の種類に応じて記憶したトレーの寸法を前記トレー情報記憶部から読み出して、該読み出したトレーの寸法と、前記寸法検出手段により検出したトレーの寸法とを比較してトレーを特定するトレー特定手段と、該トレー特定手段によりトレーが特定できない場合には、包装動作を行わないように待機させると共に、当該事態について報知させるようにした。
【0007】
本第2発明は、トレー上に内容物を載せた商品をリフタ上に搬入し、該搬入した商品を上方の包装ステーションに押し上げ、該包装ステーションに張設されたフィルムの下面に商品を押し付け、該フィルムをトレーの底面側に折り込んで商品を包装する包装機構と、商品を前記リフタに搬入する前に搬送面上のトレーの寸法を検出する寸法検出手段とを備えた商品処理装置において、予め商品ごとに使用する予定のトレーを記憶する商品情報記憶部と、予めトレーの寸法をトレーごとに登録して記憶させるトレー情報記憶部とを設け、前記商品情報記憶部に商品の種類に応じて記憶したトレーの寸法を前記トレー情報記憶部から読み出して、該読み出したトレーの寸法と、前記寸法検出手段により検出したトレーの寸法とを比較してトレーを特定するトレー特定手段と、該トレーの特定ができない場合には、前記商品については登録されていないが、前記寸法検出手段が検出した寸法から該当するトレーのトレー No. を表示する表示部を設けて、当該商品については前記トレー No. が登録されていないことを前記表示部に表示して報知させるようにした。
【0008】
本発明において、「商品」とは、食品などの内容物をトレーに載せたものの他、キャベツなどのように食品自体をストレッチ包装することができるものでは食品自体の場合もある。
また、「商品の外観を検出する」とは、商品の幅、奥行または高さなどの寸法を検出してもよいし、商品の色を検出してもよい。
また、「当該事態について報知させる」とは、種々のエラーメッセージを表示部に表示させるのが好ましいが、ランプなどを点滅させたり、あるいは、音声でメッセージを出力したり、あるいは、ブザー等を鳴らしたりしてもよい。
【0009】
なお、寸法検出手段としては、CCDカメラなどの搬送装置と画像処理手段(画像処理装置)で構成することができる。
【0010】
削除
【0011】
削除
【0012】
また、商品がトレー上に内容物を載せたものである場合は、前記寸法検出手段は、商品をリフタ上に搬入する前に搬送面上のトレーの寸法を検出する。
ここで、「トレーの寸法」には、実際のトレーの寸法や、検出して登録した見かけ上の寸法の他に、実際の寸法とは異なる疑似的なトレーの寸法などがある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図9にしたがって説明する。
図1および図2は商品処理装置の一例である計量包装値付装置を示す。まず、該装置の計量・包装の機構について説明する。
【0014】
図2において、100は計量コンベヤ(搬入コンベヤの一例)、200は包装装置(包装機構)である。
前記計量コンベヤ100は、内容物(食品)Mの風袋込みの重量を計量するロードセルのような重量検出器101と、重量検出器101の上部に支持された一対のプーリ102,102間に掛け渡された複数の駆動ベルト103を有している。これらの各駆動ベルト103には、トレーTの端部を押して包装装置200側にトレーTを送り込む爪状の突起104が固定されている。したがって、載置された商品(トレーTおよび内容物Mを含む)は、重量が計量された後、搬送面105上を滑りながらトレーTごとリフタ201のポスト210上に送り込まれる。
【0015】
該リフタ201のポスト210は、包装ステーションSの直下に配置されていると共に、昇降手段208により昇降自在とされている。このリフタ201は、計量コンベヤ100から商品が供給されると、ポスト210が上昇して商品を包装ステーションSまで持ち上げる。
【0016】
一方、包装動作に先立ち、前記包装ステーションSには、所定のフィルム長さに切断された張設状態のフィルムFが移送機構202,202によって供給されている。このフィルムFは、商品が押し上げられると、商品の上面に密着する。この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の一対の左右折込板204,204と、後折込板205と、丸棒状の前折込部材206と、プッシャー207(図2)によって、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレーTの底面側に折り込んで商品を包装すると共に、包装済の商品を図1の排出コンベヤ209上に排出する。
【0017】
図1において、本体フレーム20内には、幅F2(図3)が互いに異なる複数本のフィルムロールFrが収納されており、何れか1本のフィルムロールFrを選択して包装ステーションSにフィルムFを巻き出せるようになっている。包装ステーションSの上方には、ラベル貼付機13が配設されている。該ラベル貼付機13は、ラベルプリンタ12から発行されたラベルを、図2の包装ステーションSにおいてフィルムFの表面に貼付する。図1の前記ラベルプリンタ12およびラベル貼付機13は、上方の支持フレーム21によって移動自在に支持されていると共に、図2の貼付ヘッド13aが鉛直軸線のまわりに旋回自在に支持されており、ラベルLの貼付位置やラベルLの貼付姿勢を選択することができるようになっている。
【0018】
図2において、計量コンベヤ100の上方には、照明装置1およびCCDカメラ(撮像装置)2が、排出コンベヤ209の下部に設けられている。前記照明装置1は、たとえば、主に赤外線を撮像領域A(図4および図5参照)よりも若干広い範囲に出射する。前記CCDカメラ2の下方には、CCDカメラ2に向かう赤外線以外の光を吸収するフィルタ2fが設けられており、CCDカメラ2は撮像領域Aからの赤外線を検出することで、図5(a)のようにトレーTを撮像して、該撮像した撮像情報を図4のマイコン(マイクロコンピュータ)3に出力する。なお、前記CCDカメラ2およびマイコン3は、トレーの寸法を検出(測定)する寸法検出手段(商品検出手段)を構成している。
【0019】
図4において、マイコン3には、図示しないインターフェイスを介して、前述のCCDカメラ2の他に、計量手段106、タッチスクリーン(表示部)10、ストロークキー部(入力操作部)11、ラベルプリンタ12および計量包装値付制御器14などが接続されている。前記マイコン3は、CPU4およびメモリ5を備えている。前記CPU4は、画像処理手段40、処理内容決定手段41、トレー特定手段42および表示制御手段43を備えている。一方、メモリ5は、商品情報記憶部50、トレー情報記憶部51および寸法範囲記憶部52を備えている。
【0020】
前記商品情報記憶部50には、図6(a)の商品の呼出No. に対応して、商品ごとに品名および単価などの他に、使用する予定の(使用が許可された)1個または複数のトレーNo. が記憶されている。なお、品名および単価の情報はラベルの印字情報として用いられる。
【0021】
一方、図6(b)の前記トレー情報記憶部51には、トレーNo. ごとに、トレーの幅(長辺寸法)Wおよび奥行(矩辺寸法)D(図3参照)からなるトレーのサイズや、トレー名(トレーの品番ないし名称)、トレーの重量および図示しない包装のための情報など(フィルタのカット長さなど)が、予め記憶されている。該トレーサイズとしては、実際のトレーの寸法を入力してもよいし、あるいは、後述する寸法検出手段による検出値を入力してもよい。このトレー情報記憶部51に記憶されたトレーサイズに基づいて、後述するようにトレーが特定される。
【0022】
図6(c)の寸法範囲記憶部52には、搬送面105上に載置された物体がトレーであるか否かを判別する基準としての寸法範囲、つまり、包装すべき物体の基準としての寸法範囲が記憶されている。該寸法範囲は、トレーの奥行および幅についての上限値および下限値からなる。
【0023】
前記商品情報記憶部50、トレー情報記憶部51および寸法範囲記憶部52の情報は、図1のタッチスクリーン10およびストロークキー部11などから入力して設定登録される。
前記CPU4の表示制御手段43はメモリ5に記憶した図7および図8などの各表示画面をタッチスクリーン10に表示させる。
【0024】
図4の前記画像処理手段40は、CCDカメラ2から入力された撮像情報に基づいて、以下に説明する手法によって、トレーTの見かけ上の平面的なエッジTeの位置を検出する。
図5(a)のCCDカメラ2の撮像領域Aには、縦横に第1および第2の基準線C1,C2が設定されており、前記画像処理手段40は、図5(b)のように、所定の閾値Shを基準として、赤外線の光量を2値化し、周知の方法でトレーのエッジTeを検出する。
【0025】
前記画像処理手段40は、前記偏り検出手段の一部を構成しており、計量コンベヤ100の搬送面105(図1)上において、図5(a)の搬送方向Yに直交する幅方向Xについて、トレーTが撮像領域Aの幅Wo内に入っているか否かを検知する。すなわち、二点鎖線で示すように、トレーTが撮像領域Aからはみ出して置かれている場合には、トレーのエッジTeが撮像領域Aの端の点ON 上に現れるので、前記画像処理手段40はエッジTeが点ON に一致している場合にトレーTが幅方向Xまたは搬送方向Yに偏って置かれていると判断する。
【0026】
このように、偏って置かれていると判断された場合には、マイコン3の表示制御手段43は図7(a)の偏りエラー表示画面10aをタッチスクリーン10に表示させる。該偏りエラー表示画面10aには、偏りエラーの表示の一例として、「トレーが検知できませんでした」という偏りエラーメッセージEaの表示の他に、「トレーを左に移動させて下さい」あるいは「トレーを上に移動させて下さい」というズレ方向表示(トレーをどのように置き直したらよいかの表示)が表示される。
【0027】
また、前記画像処理手段40は、図5(a)の前記両基準線C1,C2上における撮像領域Aの端ON と前記エッジTeとの間の距離に基づいて、トレーTの見かけの大きさを算出する。たとえば、トレーTの見かけ上の幅Waは、下記の(1) 式により算出される。
Wa=Wo−(W1 +W2 ) …(1)
【0028】
トレーTの見かけ上の寸法が検出されると、CPU4は、当該検出値と、図6(c)の寸法範囲記憶部52に記憶された上下限値とを比較し、トレーの検出値が下限値から上限値の範囲に入っているか否かを判別する。該判別の結果、この範囲に入っていない場合は、マイコン3の表示制御手段43が図7(b)の異物エラー表示画面10bをタッチスクリーン10に表示させる。該異物エラー表示画面10bには、異物エラーメッセージEbの一例として、「トレーの判別ができません」、「もう一度トレーを置き直して下さい」という表示がなされる。
なお、該画面10bは、物体のエッジが検出できない場合などにも表示する。
【0029】
図4の前記トレー特定手段42は、前記検出および演算によって得たトレーTの大きさ(測定値)W,Dと、図6(b)のトレー情報記憶部51に記憶されたトレーの設定登録値とを比較して、たとえば、以下の手順で、トレーNo.(トレーの種類)を特定する。
まず、トレー特定手段42は、ストロークキー部11から入力された商品の呼出No. に対応するトレーNo. を読み出し、読み出した各トレーNo. のトレーの幅Wおよび奥行Dについて、各々、測定値と設定登録値とを比較し、幅Wについての差の絶対値ΔWと、奥行Dについての差の絶対値ΔDを求める。つづいて、トレー特定手段42は前記絶対値ΔW+ΔDの和が最も小さいトレーを特定すべき候補とする。
【0030】
つぎに、トレー特定手段42は、前記各絶対値ΔWおよびΔDが、共に、予め設定した所定の測定誤差範囲(閾値)ΔAW ,ΔAD 内であるか否かを判別し、共に測定誤差範囲ΔAW ,ΔAD 内であれば、撮像したトレーが当該トレーNo. であると判断してトレーを特定する。
トレーが特定された場合、マイコン3の表示制御手段43は、図8(b)の通常使用画面10dに、当該特定されたトレーNo. およびトレー名Tnを表示させる。したがって、オペレータが用いるトレーの種別を認識させることができるから、誤ったトレーNo. のトレーを用いて包装するのを防止し得る。
【0031】
一方、前記トレー特定手段42は、各絶対値ΔW,ΔDの一方または双方が所定の測定誤差範囲ΔAW ,ΔAD よりも大きい場合は、トレーNo. を特定せずに、全ての種類のトレーについて前述と同様の演算を行い、該全ての種類のトレーの中からトレーNo. の候補を選択する。
このように、当該商品について使用する予定のトレー以外のトレーNo. の候補を選択した場合には、マイコン3の表示制御手段43は、図8(a)の異種トレー表示画面10cをタッチスクリーン10に表示させる。該異種トレー表示画面10cには、商品情報記憶部50(図1)に記憶させた使用予定のトレーNo. を表示する使用予定トレーNo. 表示欄10c1と、候補として選択したトレーのトレーNo. およびトレー名を表示する候補表示欄10c2とが表示される。また、異種トレーであるエラーメッセージEcの一例として「下表(10c1)の中にトレーが登録されていません」と表示して、選択したトレーが当該商品について使用する予定外のものであることを表示する。該候補として選択されたトレーは、使用予定トレーNo. 表示欄10c1の空欄にトレーNo. を入力することで使用可能となる。
【0032】
図4の前記処理内容決定手段41は、トレーが特定されると、所定のテーブルを検索したり、あるいは、演算式に基づいた計算を行うことで、商品の処理内容を決定する。該処理内容としては、風袋引きをするためのトレー重量、トレーの奥行寸法により定まるフィルムNo.(フィルムの幅)、トレーの幅により定まるフィルム長(カット長さ)、トレーの平面的な寸法により定まるラベルの貼付位置および貼付姿勢がある。
【0033】
つぎに、前記構成の動作について説明する。
まず、予め、登録モードに設定して、商品の呼出No. 、品名、単価および使用するトレーNo. などを、商品ごとに、タッチスクリーン10およびストロークキー部11から設定登録する。また、各トレーNo. ごとに、トレーの奥行、幅、トレー名、トレー重量や図示しないフィルム長、貼付位置および貼付姿勢などを、タッチスクリーン10およびストロークキー部11などから設定登録する。
【0034】
一方、商品を包装する際には、まず、包装モードに設定する。
次に、オペレータは包装する商品の呼出No. を入力した後、内容物Mを載せたトレーTを計量コンベヤ100上に載置すると、計量手段106は重量検出器101からの出力を重量に変換してマイコン3に出力する。マイコン3は、重量信号が安定(重量検出器101が安定)した時点で、CCDカメラ2からの光量情報(撮像情報)を取り込む。この後、CPU4は図9のフローチャートに示すステップS1のエッジ検出を行う。
【0035】
前記ステップS1のエッジ検出後、ステップS2に進み、前述の偏り検出手段により、トレーが撮像領域Aの幅Woからはみ出していないかどうかを判別する。ステップS2において、はみ出していると判断した場合には、ステップS3に進み、計量コンベヤ100の搬送動作を行わせないことにより、計量コンベヤ100によるリフタ201への搬入(取込)を禁止すると共に、図7(a)の偏りエラー表示画面10aを表示させる。したがって、図1の計量コンベヤ100の端にトレーを置いても、商品が包装装置200(図2)内に搬入されないから、商品が本体フレーム20の入口21等に衝突したり引っ掛かるのを未然に防止することができる。
【0036】
一方、図9のステップS2において、トレーが所定の撮像領域Aの幅Woに入っていると判断した場合は、ステップS4に進む。該ステップS4では、検知した物体がトレーであるか否かを判別する。すなわち、検出した物体の寸法が図6(c)の寸法範囲記憶部52の上下限値の範囲内か否かを演算することで、トレーか否かを判別する。該判別の結果、異物である(トレーでない)と判断した場合は、図9のステップS5に進み、図1の計量コンベヤ100によるリフタ201への搬入(取込)を禁止することで、当該物体については包装動作を行わせないようにすると共に、図7(b)の異物エラー表示画面10bを表示させる。したがって、計量コンベヤ100上にエプロンなどの異物を置いても、当該異物については包装装置200(図2)が動作しないから、トラブルの発生を防止し得る。
【0037】
一方、図9のステップS4において、被検出物の寸法が図6(c)の寸法範囲記憶部52の上下限値の範囲内で、したがって、トレーであると判断した場合は、図9のステップS6に進む。該ステップS6では、検知したトレーが包装する予定の商品に使用する予定の(許可された)トレーであるか否かを判別する。すなわち、検出したトレーの寸法が包装予定の商品についてのトレーの寸法であるか否かによって、使用予定(使用許可されている5つのトレーのうちの1つ)のトレーであるか否かを判別する。該判断の結果、予定外のトレーであると判断した場合は、ステップS7に進み、計量コンベヤ100によるリフタ201への搬入を待機させると共に、図8(a)の異種トレー表示画面10cを表示する。したがって、誤ったトレーに内容物を載せたまま商品を包装するおそれがない。
【0038】
なお、該異種トレー表示画面10cにおいて、候補表示欄10c2に表示されたトレーNo. つまり、当該商品については登録されていないが全トレーに含まれているトレーのNo. を使用予定トレーNo. 表示欄10c1に入力することで、当該トレーNo. のトレーを当該商品について使用することができるようになると共に、タッチスクリーン10が図8(b)の通常使用画面10dを表示する。
【0039】
一方、図9のステップS6において、検知したトレーが当該商品について使用する予定の(使用許可されている)トレーであると判断した場合には、トレーを特定してステップS8に進む。ステップS8では、図8(b)の通常使用画面10dが表示されると共に、計量コンベヤ100がリフタ201上に商品(トレーT)を搬入し、更に、図9のステップS9に進んで前述の包装動作を行わせる。
【0040】
すなわち、CPU4は、トレーNo. を特定した場合には、図6(b)のトレー情報記憶部51から当該トレーNo. の商品の処理内容を読み出し、図4の計量包装値付制御器14等に当該処理条件の出力等を行う。また、CPU4は、特定されたトレーNo. の風袋重量を計量値から減算して内容物Mの正味重量Wcを算出し、該正味重量の情報をラベルプリンタ12に印字させる。また、計量包装値付制御器14は特定されたトレーNo. に対応したフィルムNo. およびフィルム長に基づいて商品を包装させる。また、ラベル貼付機13は出力された貼付位置および貼付姿勢に応じてラベルを貼付する。
【0041】
ところで、前記実施形態では、商品を撮像した1つの画像を2値化してエッジを検出したが、本発明では、予め背景の画像のみを記憶する第1フレームメモリと、包装時に商品を撮像して記憶する第2フレームメモリとを設け、両フレームメモリを比較して商品のエッジを検出してもよい。また、前記実施形態では、説明を簡略化するために、図5(a)の基準線C1,C2を縦横に1本ずつとしたが、本発明では前記各基準線C1,C2を複数本設けてもよい。
【0042】
さらに、前記実施形態では、偏り検出手段および寸法検出手段としてCCDカメラ(撮像装置)2、マイコン3(画像処理手段40)を採用したが、本発明では、前記両手段を他の検出器と信号処理回路で構成してもよい。たとえば、図10に示すように、多数の反射型の光電検出器300を設け、トレーTが搬入コンベヤ上を移動する間に反射光が入射した検出器300の数からトレーTの幅Wを算出し、一方、透過型の光電検出器301,302を設け、トレーTが搬入コンベヤ100上を移動する間に、光を遮光した時間と搬送速度からトレーTの奥行Dを算出してもよい。また、トレーをセンタリングするセンタリング装置を設けた場合や、あるいは、トレーを後方から押して搬送するプッシャーを設けた場合は、前記センタリング装置やプッシャーのストロークからトレーの寸法を検出してもよい。
【0043】
また、前記実施形態では、包装装置200の他に計量値付の機能を有する計量包装値付装置について説明したが、本発明は、前記計量や値付の機能を有しているか否かは問題としておらず、包装機構を有する商品処理装置について適用される。
【0044】
削除
【0045】
削除
【0046】
削除
【0047】
本発明によれば、誤ったトレーの使用を防止でき、更に、各商品について許可されていないトレーの使用を防止し得る。
【0048】
また、トレーの品番ないし名称を表示部に表示すれば、トレーの種類の確認ができるから、誤ったトレーの使用を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる計量包装値付装置の概略斜視図である。
【図2】 同概略の機構を示す断面図である。
【図3】 包装方法を示す斜視図である。
【図4】 計量包装値付装置の概略構成図である。
【図5】 トレーの寸法およびエッジの検出方法を説明するための図である。
【図6】 商品、トレー情報および寸法範囲記憶部の記憶内容の一例を示す図表である。
【図7】 表示画面を示す正面図である。
【図8】 表示画面を示す正面図である。
【図9】 エッジ検出から包装動作に至るフローを示すフローチャートである。
【図10】 寸法検出手段の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2:CCDカメラ
3:マイコン
4:CPU
40:画像処理手段
42:トレー特定手段
5:メモリ
50:商品情報記憶部
51:トレー情報記憶部
52:寸法範囲記憶部
100:計量コンベヤ
105:搬送面
200:包装装置
201:リフタ
10:タッチスクリーン
F:フィルム
M:内容物
T:トレー
Claims (6)
- トレー上に内容物を載せた商品をリフタ上に搬入し、該搬入した商品を上方の包装ステーションに押し上げ、該包装ステーションに張設されたフィルムの下面に商品を押し付け、該フィルムをトレーの底面側に折り込んで商品を包装する包装機構と、商品を前記リフタに搬入する前に搬送面上のトレーの寸法を検出する寸法検出手段とを備えた商品処理装置において、
予め商品ごとに使用する予定のトレーを記憶する商品情報記憶部と、
予めトレーの寸法をトレーごとに登録して記憶させるトレー情報記憶部とを設け、
前記商品情報記憶部に商品の種類に応じて記憶したトレーの寸法を前記トレー情報記憶部から読み出して、該読み出したトレーの寸法と、前記寸法検出手段により検出したトレーの寸法とを比較してトレーを特定するトレー特定手段と、
該トレー特定手段によりトレーが特定できない場合には、包装動作を行わないように待機させると共に、当該事態について報知させるようにした商品処理装置。 - トレー上に内容物を載せた商品をリフタ上に搬入し、該搬入した商品を上方の包装ステーションに押し上げ、該包装ステーションに張設されたフィルムの下面に商品を押し付け、該フィルムをトレーの底面側に折り込んで商品を包装する包装機構と、商品を前記リフタに搬入する前に搬送面上のトレーの寸法を検出する寸法検出手段とを備えた商品処理装置において、
予め商品ごとに使用する予定のトレーを記憶する商品情報記憶部と、
予めトレーの寸法をトレーごとに登録して記憶させるトレー情報記憶部とを設け、
前記商品情報記憶部に商品の種類に応じて記憶したトレーの寸法を前記トレー情報記憶部から読み出して、該読み出したトレーの寸法と、前記寸法検出手段により検出したトレーの寸法とを比較してトレーを特定するトレー特定手段と、
該トレーの特定ができない場合には、前記商品については登録されていないが、前記寸法検出手段が検出した寸法から該当するトレーのトレー No. を表示する表示部を設けて、当該商品については前記トレー No. が登録されていないことを前記表示部に表示して報知させるようにした商品処理装置。 - 請求項1において、
エラーメッセージを表示部に表示させることで、前記報知を行う商品処理装置。 - 請求項1において、
前記トレー情報記憶部にトレーごとにトレーの品番ないし名称を記憶させると共に、前記トレー特定手段によりトレーが特定された場合には当該特定されたトレーの品番ないし名称を表示部に表示できるようにした商品処理装置。 - 請求項1において、
前記包装動作を行わせないようにするために、あるいは、包装動作を行わないように待機させるために、前記搬送面上の商品またはトレーを前記リフタ上に搬入させないようにした商品処理装置。 - 請求項1において、
前記トレーが特定できない前記場合には、当該商品については登録されていないが、前記寸法検出手段が検出した寸法から該当するトレーのトレー No. を表示する表示部を設け、
当該商品については前記トレー No. が登録されていないことを前記表示部に表示して前記報知を行うようにした商品処理装置。
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