JP3925399B2 - 異常報知システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅やオフィスビルなどにおいて用いる異常報知システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、集合住宅やオフィスビルにおいては、各住戸あるいは各テナントに端末装置を設置するとともにセンタ装置に信号線を介して端末装置を接続し、火災発生などの異常発生時にはセンタ装置から複数箇所の端末装置に対して一斉放送を行うようにした異常報知システムが用いられている。集合住宅で用いられている異常報知システムの一例を図4に示す。図示例では、管理人室などに設置されるセンタ装置1と、集合住宅のロビーに設置されるロビーインタホン2と、各住戸に設置される端末装置3とが信号線Lを介して有線で接続されている。各端末装置3は各住戸の室内に設置され、各住戸ごとに来客と通話するためのドアホン子器4と、各住戸ごとの異常(たとえば火災)の有無を検知する異常検知センサ5とが接続される。端末装置3には非常ボタン(図示せず)も設けられる。
【0003】
センタ装置1、ロビーインタホン2、端末装置3、ドアホン子器4には音声による通話を可能とするための音声通話装置が設けられる。また、ロビーインタホン2およびドアホン子器4にはテレビカメラが内蔵され、センタ装置1および端末装置3にはテレビカメラにより撮像された画像を表示する表示部が内蔵される。センタ装置1はロビーインタホン2および端末装置3との間で通話可能であり、端末装置3はセンタ装置1のほかロビーインタホン2およびドアホン子器4との間で通話可能になっている。ロビーインタホン2のテレビカメラにより撮像された映像はセンタ装置1あるいは端末装置3の表示部に表示可能であり、ドアホン子器4のテレビカメラにより撮像された映像は端末装置3の表示部に表示可能になっている。さらに、異常検知センサ5や非常ボタンの操作により発生する警報信号は端末装置3からセンタ装置1に転送される。ここに、信号線Lは、音声通話の際の音声信号を伝送する音声線Laと、映像表示のための映像信号を伝送する映像線Lbと、警報信号を伝送する警報線Lcと、センタ装置1から端末装置3に対して行う一斉放送専用の一斉放送線Ldとを備える。音声線La、映像線Lb、警報線Lc、一斉放送線Ldはいずれもペア線であって、信号線Lは4対のペア線を備える。
【0004】
上述のように信号線Lとして4対のペア線を用いると、センタ装置1とロビーインタホン2と端末装置3とに信号線Lを接続する際に誤結線の可能性が高くなるという問題が生じる。また、一般に4対のペア線を共通のシース内に収納したケーブルは提供されているが、上述した異常報知システムではすでに4対のペア線を用いているから、データ通信のような新たな機能を追加しようとすれば、既設の信号線とは別の配線が必要になり、既設の信号線を用いた機能拡張が困難であるという問題を有している。
【0005】
これに対して、映像信号を伝送する経路は持たないものの、センタ装置1と端末装置3との間を火災信号などを伝送する多重伝送線と音声メッセージを伝送する音声制御線とにより接続した構成が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−213276号公報(第3頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された技術では、デジタル信号を伝送する多重伝送線を用いているから、信号の多重化によって線数を少なくすることが可能である。また、上記特許文献1には停電時において設備制御機器系への電源のバックアップを行わないことによって火災報知設備系の電源を確保することが記載されている。
【0008】
しかしながら、停電時において電源を供給する非常電源装置は容量が比較的小さいものであるから、長時間に亘って電力を供給することはできないものであり、さらなる消費電力の低減が要求されている。
【0009】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、停電時における消費電力を低減することによって非常電源装置からの電源供給が可能な時間を従来よりも延長した異常報知システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数の住戸にそれぞれ設置され住戸における異常を検知する異常検知センサを接続した端末装置と、端末装置とは音声データを伝送可能なデータ伝送線と制御信号を伝送可能な制御線とを介して接続されたセンタ装置と、停電時に少なくとも端末装置およびセンタ装置に給電する非常電源装置とを備え、異常検知センサによる異常発生の検知時に端末装置から制御線を介して異常発生がセンタ装置に通知され、異常発生に対応する音声データがセンタ装置から端末装置に転送され端末装置において音声データに対応する音声メッセージが送出される異常報知システムであって、センタ装置は、異常発生に対応する音声データを格納した第1の記憶部と、端末装置から異常発生が通知されると第1の記憶部から音声データを読み出しパケット化してデータ伝送線に送出させる第1の制御部とを備え、端末装置は、異常検知センサによる異常発生の検知時に制御線を通してセンタ装置に通知するともにセンタ装置からデータ伝送線を通して伝送された音声データをアンパケット化する第2の制御部と、停電時において第2の制御部においてアンパケット化された音声データを格納する第2の記憶部と、第2の記憶部に格納された一連のすべての音声データを音声メッセージに変換する音声処理部とを備え、停電時には、データ伝送線の伝送速度と第2の制御部の処理速度との少なくとも一方を非停電時よりも低下させることを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明は、複数の住戸にそれぞれ設置され住戸における異常を検知する異常検知センサを接続した端末装置と、端末装置とは音声データを伝送可能なデータ伝送線と制御信号を伝送可能な制御線とを介して接続されたセンタ装置と、停電時に少なくとも端末装置およびセンタ装置に給電する非常電源装置とを備え、異常検知センサによる異常発生の検知時に端末装置から制御線を介して異常発生がセンタ装置に通知され、異常発生に対応する音声データがセンタ装置から端末装置に転送され端末装置において音声データに対応する音声メッセージが送出される異常報知システムであって、センタ装置は、異常発生に対応する音声データを格納した第1の記憶部と、端末装置から異常発生が通知されると第1の記憶部から音声データを読み出しパケット化してデータ伝送線に送出させる第1の制御部とを備え、端末装置は、異常検知センサによる異常発生の検知時に制御線を通してセンタ装置に通知するともにセンタ装置からデータ伝送線を通して伝送された音声データをアンパケット化する第2の制御部と、停電時において第2の制御部においてアンパケット化された音声データを格納する第2の記憶部と、第2の記憶部に格納された一連のすべての音声データを音声メッセージに変換する音声処理部とを備え、端末装置は第2の記憶部に格納された音声データに対応する音声メッセージを送出する音声出力手段を備え、停電時には、センタ装置からデータ伝送線を通して音声データが伝送されている間に第2の制御部に給電するとともに音声出力手段への給電を停止し、第2の制御部によりアンパケット化された一連のすべての音声データが第2の記憶部に格納された後に第2の制御部への給電を停止するとともに音声出力手段に給電することを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明は、複数の住戸にそれぞれ設置され住戸における異常を検知する異常検知センサを接続した端末装置と、端末装置とは音声データを伝送可能なデータ伝送線と制御信号を伝送可能な制御線とを介して接続されたセンタ装置と、停電時に少なくとも端末装置およびセンタ装置に給電する非常電源装置とを備え、異常検知センサによる異常発生の検知時に端末装置から制御線を介して異常発生がセンタ装置に通知され、異常発生に対応する音声データがセンタ装置から端末装置に転送され端末装置において音声データに対応する音声メッセージが送出される異常報知システムであって、センタ装置は、異常発生に対応する音声データを格納した記憶部と、端末装置から異常発生が通知されると記憶部から音声データを読み出す第1の制御部と、端末装置から異常発生が通知されると音声データに対応した音声情報を第1の制御部からデータ伝送線に送出させる経路を形成する第1のスイッチ要素とを備え、端末装置は、異常検知センサによる異常発生の検知時に制御線を通してセンタ装置に通知する第2の制御部と、センタ装置からデータ伝送線を通して伝送された音声情報により音声メッセージを出力させる音声処理部と、異常検知センサによる異常発生の検知時にデータ伝送線を音声処理部に直結する経路を形成する第2のスイッチ要素とを備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態では集合住宅に用いた例を示す。本実施形態の異常報知システムは、図1に示すように、管理人室R1に設置したセンタ装置1と、集合住宅のロビーR2に設置されたロビーインタホン2と、各住戸R3に設置された端末装置3とを備える。各端末装置3には各住戸R3ごとに来客と通話することができるドアホン子器4が接続され、また住戸R3ごとに火災のような異常を検知する異常検知センサ5が接続される。端末装置3はハンドセットを用いることなくハンズフリーでの通話を可能とするためにマイクロホンおよびスピーカを備えた音声入出力部23(図2参照)が設けられ、音声入出力部23とは別に増設スピーカ6が接続可能になっている。
【0017】
本実施形態では、センタ装置1とロビーインタホン2と端末装置3との間でデータ伝送線Lrおよび制御線Lsを介してデジタル信号を伝送する。データ伝送線Lrはデータ伝送に用いる信号線であって伝送速度が制御線Lsよりも大きく、制御線Lsは制御コマンドを伝送するために用いられる。センタ装置1とロビーインタホン2と端末装置3とはそれぞれデータ伝送線Lrを介してハブ7に接続され、センタ装置1とロビーインタホン2と端末装置3との間のデータ伝送はハブ7を通して行われる。一方、制御線Lsはハブ7を用いずに接続してある。各住戸R3の端末装置3とハブ7との間には集合住宅の各階ごとに設置した中継器8aが挿入され、センタ装置1およびロビーインタホン2と各住戸R3の端末装置3との間を接続する制御線Lsにも集合住宅の各階ごとに設置した中継器8bが挿入される。センタ装置1と端末装置3とハブ7と中継器8a,8bとには非常電源装置9との間で非常電源線Lpが接続され、停電時には非常電源装置9から非常電源線Lpを通して給電されるようにしてある。ただし、ロビーインタホン2には非常電源線Lpは接続されておらず、停電時にはロビーインタホン2は使用できなくなる。
【0018】
センタ装置1とロビーインタホン2と各端末装置3とにはそれぞれアドレスが設定され、データ伝送線Lrを用いてデータ伝送を行う際にはアドレス付きのパケットを伝送する。データ伝送線Lrを通して伝送可能なデータとしては、音声データと映像データと一斉放送データとがある。これらのデータについては後述する。
【0019】
センタ装置1は、図2に示すように、データ伝送線Lrを接続するデータ伝送インタフェース1aと制御線Lsを接続する制御信号インタフェース1bとを備える。データ伝送インタフェース1aと制御信号インタフェース1bとはマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略称する)である制御部10に接続され、制御部10によって、データ伝送線Lrを通して伝送されるデータに対する処理および制御線Lsを通して伝送される制御信号に対する処理が行われる。制御部10には記憶部11が接続され、記憶部11には音声データと映像データとアドレスとを格納する領域が設けられている。記憶部11には停電時においても記憶内容を維持できるようにEEPROMのような不揮発性メモリを用いる。さらに、制御部10には、映像処理部12aを介して画像表示の可能な表示部12が接続されるとともに、音声処理部13aを介して音声の入出力が可能な音声入出力部13が接続される。表示部12には液晶表示器あるいはCRTが用いられる。また、音声入出力部13はスピーカとマイクロホンとを備える。スピーカおよびマイクロホンは、ハンドセットを用いずにハンズフリーで使用可能となるように配置される。制御部10にはスイッチ群またはタッチパネルなどからなる操作部14も接続される。なお、図2に示すように、センタ装置1には一斉放送の際にデータ伝送インタフェース1aを通さずにデータ伝送線Lrを制御部10に直結することができるスイッチ要素15を設けてもよい。センタ装置1の各部の機能については後述する。
【0020】
一方、端末装置3は、図3に示すように、データ伝送線Lrと制御線Lsとのほかに、ドアホン子器4、異常検知センサ5、増設スピーカ6を外部装置として接続可能であって、データ伝送線Lrを接続するデータ伝送インタフェース3a、制御線Lsを接続する制御信号インタフェース3b、ドアホン子器4を接続するドアホンインタフェース3c、異常検知センサ5を接続するセンサインタフェース3d、増設スピーカ6を接続する増設スピーカインタフェース3eを備える。また、各インタフェース3a〜3eは制御部30に接続される。制御部10には記憶部31が接続され、記憶部31には音声データ、アドレスなどを格納する領域が設けられている。記憶部31には停電時においても記憶内容を維持できるようにEEPROMのような不揮発性メモリを用いる。さらに、制御部30には、映像処理部32aを介して画像表示の可能な表示部32が接続されるとともに、音声処理部33aを介して音声の入出力が可能な音声入出力部33が接続される。表示部32および音声入出力部33の構成はセンタ装置1と同様である。制御部30にはスイッチ群またはタッチパネルなどからなり非常ボタンを含む操作部34も接続される。なお、図3に示すように、端末装置3には一斉放送の際にデータ伝送インタフェース3aを通さずにデータ伝送線Lrを音声処理部33aに直結することができるスイッチ要素35を設けてもよい。
【0021】
端末装置3の制御部30は、端末装置3の内部処理を統括するとともにデータのパケット処理(パケット化およびアンパケット化)を行う主処理部30aと、その他の処理を行う副処理部30bとを備えており、主処理部30aと副処理部30bとにはそれぞれ異なるマイコンを用いている。副処理部30bは、制御線Lsを伝送される制御信号、異常検知センサ5の出力、操作部34の操作などに対応した処理を行うものであり、制御部30が行う処理のうち負荷の小さい処理を行う。つまり、副処理部30bは主処理部30aに比較して消費電力が小さくなっている。
【0022】
ドアホン子器4はテレビカメラを備えるものを想定しており、ドアホン子器4と端末装置3との間では音声信号が双方向に伝送されるとともにドアホン子器4から端末装置3に向かって映像信号が伝送される。音声信号や映像信号はアナログ信号であるから、ドアホンインタフェース3cを介して音声信号や映像信号を制御部30に入力するために、ドアホンインタフェース3cはA/D変換とD/A変換との機能を備える。同様に、制御部30からのデータによって増設スピーカ6から音声を送出するために、増設スピーカインタフェース3dはD/A変換の機能を備える。
【0023】
ところで、センタ装置1とロビーインタホン2と端末装置3との間ではデータ伝送線Lrを通してデジタル信号を伝送しているから、表示部12,32に映像を表示したり、音声入出力部13,33において音声の入出力を行うためには、D/A変換ないしA/D変換が必要である。すなわち、映像処理部12a,32aは制御部10,30からの映像データを復号化するとともにアナログ信号に変換して表示部12,32に出力するD/A変換の機能を有する。また、音声処理部13a,33aは、制御部10,30からの音声データを復号化するとともにアナログ信号に変換して音声入出力部13,33に設けたスピーカに送出するD/A変換の機能と、音声入出力部13,33に設けたマイクロホンからのアナログ信号をデジタル信号に変換し符号化して制御部10,30に入力するA/D変換の機能とを有している。センタ装置1および端末装置3において映像処理部12a,32aに入力される映像データないし音声処理部13a,33aに入力される音声データは、データ伝送線Lrを通して伝送され制御部10,30においてアンパケット化されたものだけではなく、記憶部11,31に格納されている映像データないし音声データも用いられる。
【0024】
以下では、上述した構成による具体的動作を説明する。ここでは、異常検知センサ5が火災感知器であるものとし、いずれかの住戸に設置した火災感知器5によって火災が検知され、しかも停電が生じている状態を想定する。いま、火災感知器5により火災が検知されたとすると、端末装置3では、センサインタフェース3dを通して制御部30の副処理部30bに通知され、副処理部30bでは火災感知器5からの入力によって火災発生の有無を判断し、火災発生と確定した後に、センタ装置1を通知先として制御信号インタフェース3bから制御線Lsに火災発生を通知する制御信号を送出する。火災感知器5からの入力に対して火災発生を確定する処理として、火災感知器5からの火災発生を示す最初の入力に対して火災感知器5を一旦リセットし、火災発生を示す入力から所定の確定時間が経過した後、火災感知器5から火災発生を示す入力が依然として出力されているときに火災発生と確定する処理を採用している。
【0025】
センタ装置1では制御信号インタフェース1bを通して端末装置3から火災発生を通知する制御信号を受信すると、記憶部11に格納されている火災発生に対応した音声データを制御部10において読み出し、この音声データを音声処理部13aに転送して音声入出力部13から音声メッセージを送出させる。
【0026】
本実施形態では、センタ装置1において記憶部11から読み出した音声データを音声処理部13aに転送するだけではなく、制御部10においてパケット化し、データ伝送インタフェース1aを介してデータ伝送線Lrにも音声データを送出する。データ伝送線Lrに送出された音声データの通知先は、火災発生を通知してきた端末装置3であって、当該端末装置3ではデータ伝送インタフェース3aを通して受信した音声データを主処理部30aにおいてアンパケット化し記憶部31に格納する。ここで、センタ装置1から端末装置3に対して大きな音声データを一度に伝送するとアンパケット化のための負荷が大きくなり主処理部30aに高いスループットが要求されるから、大きな音声データは複数のパケットに分割して伝送する。この場合、記憶部31に音声データを格納して蓄積することにより、最終的には音声データを再構築するのに必要な音声データを記憶部31に収集することができる。センタ装置1からの一連のすべての音声データが記憶部31に蓄積されると、副処理部30bは記憶部31に蓄積された音声データを音声処理部33aと、ドアホンインタフェース3cと、増設スピーカインタフェース3eとに転送し、音声入出力部33とドアホン子器4と増設スピーカ6とから音声メッセージを送出させる。つまり、ドアホン子器4および増設スピーカは端末装置3に付設され音声メッセージを出力する音声出力手段として機能する。
【0027】
本実施形態では、センタ装置1から端末装置3に音声データを転送する際にパケットによって伝送しているから、停電時において消費電力を低減させるためにデータ伝送線Lrの伝送速度を低下させたとしても、音声データをセンタ装置1から端末装置3に転送することが可能になる。つまり、端末装置3においてアンパケット化の処理を行っている主処理部30aの処理速度を通常時(非停電時)よりも低下させることが可能であり、停電時においてデータ伝送線Lrを使用しながらも、非停電時よりも伝送速度を低下させるとともに主処理部30aの処理速度を低下させることによって、消費電力を低減させることが可能であり、非常電源装置9から比較的長時間に亘って電源を供給することが可能になる。なお、主処理部30aの処理速度およびデータ伝送線Lrの伝送速度(データ伝送インタフェース1a,3aにより制御される)を低下させるタイミングは、停電が検出された時点あるいは火災感知器5の出力により火災発生が確定した時点とすればよい。
【0028】
なお、本実施形態ではセンタ装置1と端末装置3との間は制御線Lsとデータ伝送線Lrとの2対の線路を用いるだけで情報の伝送が可能になっているから、一般に4対あるいは3対の線路を用いる必要があった従来の設備に比較すると省線化になっている。
【0029】
(実施形態2)
本実施形態は、実施形態1と同様に、センタ装置1から端末装置3に対して音声データを転送するものである。ただし、実施形態1では停電時において非停電時よりも消費電力を低減するために、データ信号線Lrの伝送速度を低下させるとともに主処理部30aの処理速度を低下させていたのに対して、本実施形態では消費電力を低減させるために、ドアホン子器4および増設スピーカ6とに対する電力供給と、主処理部30aに対する電力供給とを制御する点が相違する。すなわち、本実施形態では、主処理部30aにおいてアンパケット化の処理を行う間にはアンパケット化の処理速度を低下させないために主処理部30aに電力を供給し、このとき動作が不要であるドアホン子器4および増設スピーカ6に関連する部分への電力供給は停止させる。一方、アンパケット化の処理が終了して音声データが記憶部31に格納された後には主処理部30aは不要になるから、主処理部30aへの給電を停止し、ドアホン子器4および増設スピーカ6に関連する部分への電力を行うのである。
【0030】
さらに詳しく説明する。本実施形態では、火災感知器5により火災発生が検知されかつ停電が生じている場合に、停電発生時もしくは火災発生の確定時にまずドアホン子器4と増設スピーカ6とに関連する部分への電源供給を停止する。その後、副処理部30が火災発生を確定すると、センタ装置1に火災発生の確定を通知し、センタ装置1からの音声データを受信する。音声データは主処理部30aにおいてアンパケット化され記憶部31に格納される。記憶部31に一連のすべての音声データが蓄積されると主処理部30aは不要になるから、記憶部31に一連のすべての音声データが蓄積された時点で、主処理部30aへの電源供給を停止し、ドアホン子器4と増設スピーカ6とに関連する部分への電源供給を再開する。副処理部30bは、記憶部31に蓄積された音声データを、音声処理部33aとドアホン子器4と増設スピーカ6とに転送する。以上のようにしてドアホン子器4と増設スピーカ6と音声入出力部33とから音声メッセージが送出される。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0031】
本実施形態の構成では、火災発生が検知されかつ停電が生じている場合でもデータ伝送線Lrの伝送速度に変化がなく、センタ装置1の処理は非停電時と同様であって、端末装置3における電源の供給を制御するだけで消費電力を低減しているから、他の動作内容に影響することなく容易に実現することができる。
【0032】
(実施形態3)
上述した各実施形態ではスイッチ要素15,35を用いていないが、本実施形態はスイッチ要素15,35を用いる例を示す。スイッチ要素15,35をともにオンにすれば、センタ装置1の制御部10と端末装置3の音声処理部33aとはデータ伝送インタフェース1a,3aを通さずにデータ伝送線Lrおよび中継器7aを通る経路で接続される。つまり、データ伝送線Lrが音声処理部33aに対して直結された形になるから、パケットを用いずに制御部10から音声処理部33aに対して音声データを直接転送することができる。その結果、同量の音声データを転送するとすれば、パケット化する場合に比較して伝送に要する時間を短縮することができる。
【0033】
さらに詳しく説明する。本実施形態においても火災感知器5による火災発生の検知時に停電が生じているものとする。副処理部30bが火災発生を確定すると、端末装置3が制御線Lsを介してセンタ装置1に火災発生を通知し、このとき同時に副処理部30bはスイッチ要素35をオンにする。一方、センタ装置1では端末装置3から火災発生の確定の制御信号を受信すると、制御部10がスイッチ要素15をオンにする。つまり、センタ装置1の制御部10と端末装置3の音声処理部33aとがスイッチ要素15,35およびデータ伝送線Lrを通して接続される。また、記憶部11に格納された火災発生に対応する音声データを読み出して音声処理部13aと端末装置3とに転送する。したがって、音声入出力部13からは音声メッセージが送出される。また、端末装置3では音声処理部33aにおいて音声データを受信し、音声入出力部33から音声メッセージを送出する。
【0034】
上述のように、センタ装置1から端末装置3に音声データを転送する際にパケット化を行わないから、端末装置3では主処理部30aを動作させる必要がなく、消費電力を低減することができる。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0035】
ところで、上述の構成ではセンタ装置1の制御部10からの音声データをパケット化せずに端末装置3の音声処理部33aに音声情報として直接伝送し、音声処理部33aにおいてD/A変換を行っているが、センタ装置1に火災発生が通知されたときに制御部10が記憶部11から読み出した音声データを音声処理部13aでD/A変換することにより、センタ装置1において音声データに対応するアナログ信号である音声信号を生成し、この音声信号を音声情報としてスイッチ要素15を介してデータ伝送線Lrに送出してもよい。この場合には、端末装置3の音声処理部33aはスイッチ要素35を介してデータ伝送線Lrから受信した音声信号をそのまま音声入出力部33に与え、音声データに対応する音声メッセージを送出させる。
【0036】
(実施形態4)
上述した各実施形態では、端末装置3の消費電力を低減する構成を採用しているが、本実施形態は中継器8a,8bへの電力供給を制御することによって消費電力の低減を図るものである。つまり、センタ装置1は各中継器8a,8bへの電力供給を個別に制御することが可能になっている。つまり、各中継器8a,8bにアドレスを付与してあり、センタ装置1からアドレスを指定することによって中継器8a,8bへの電力供給が制御可能になっている。
【0037】
本実施形態では、実施形態1と同様にして端末装置3からセンタ装置1に対して制御線Lsを通して火災発生の確定が通知されると、制御部10が記憶部11から音声データを読み出して音声処理部13aに与え、音声メッセージを音声入出力部13から送出させる。また、火災発生を通知してきた端末装置3のアドレスを用いて、火災発生を通知してきた端末装置3とセンタ装置1との間の経路に挿入されている中継器8a,8bのアドレスを記憶部11から獲得し、他の中継器8a,8bに対して動作を停止する指示を与える。このことによって、センタ装置1と端末装置3との間に挿入されている中継器8a,8bを除く中期器8a,8bへの電力供給が停止し、非常電源装置9からの供給電力を低減させることができる。
【0038】
上述のようにして中継器8a,8bの電源供給を制御した後、センタ装置1の制御部10では記憶部11から読み出した音声データをパケット化し、データ伝送線Lrを通して音声データを端末装置3に転送する。以後は実施形態1と同様であって、端末装置3で音声データをアンパケット化し、音声入出力部33、ドアホン子器4、増設スピーカ6から音声メッセージを送出させる。
【0039】
本実施形態では、必要な中継器8a,8bを除く電力供給を停止するから、システム全体としての消費電力が低減され、非常電源装置9を比較的長時間に亘って使用することが可能になる。また、中継器8a,8bへの電力停止によって得られた電力を端末装置3で利用すれば、非停電時と同様に主処理部30aの動作を継続することが可能であり、処理速度を低下させることなく音声メッセージの出力までの時間を実施形態1よりも短縮することが可能である。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0040】
(実施形態5)
上述した各実施形態では、火災発生が確定したときに、制御線Lsを端末装置3からセンタ装置1への火災発生の通知にのみ用いていたが、本実施形態ではセンタ装置1から端末装置3に対する制御指令にも制御線Lsを用いている。すなわち、本実施形態は端末装置3の制御部30に設けた主処理部30aへの給電を制御することにより消費電力を低減するものであって、主処理部30aは火災感知器5により火災発生が検知されると動作が一旦停止され、その後、主処理部30aの動作が必要になったときにセンタ装置1が主処理部30aを起動するように指示し、主処理部30aの動作が不要になると主処理部30aを停止させるのである。
【0041】
さらに具体的に説明する。上述した各実施形態と同様に、火災感知器5により火災発生が検知されかつ停電が生じている状態を想定する。端末装置3では火災感知器5により火災発生が通知されると副処理部30bが主処理部30aの動作を停止させ、その後、火災発生が確定すると、センタ装置1に火災発生の確定を通知する。センタ装置1では火災発生の確定を示す制御信号を受信すると、記憶部11から音声データを読み出して音声処理部13aに与え、音声入出力部13から音声メッセージを送出させる。
【0042】
ここで、センタ装置1の制御部10は端末装置3の制御部30に対して音声データを受信可能か否かを制御線Lsを通して問い合わせる。端末装置3の制御部30に設けた副処理部30bはセンタ装置1から問い合わせの制御信号を受信すると、主処理部30aへの給電を再開して主処理部30aを起動させる。こうして主処理部30aが起動すると副処理部30bはセンタ装置1に対して音声データの受信が可能である旨の通知を制御線Lsを通して行う。
【0043】
センタ装置1は端末装置3から音声データの受信が可能であることの通知を受けると、パケット化した音声データをデータ伝送線Lrに送出し、端末装置3では受信した音声データをアンパケット化して記憶部31に格納する。一連のすべての音声データが端末装置3に転送されアンパケット化が終了すると、主処理部30aは不要になるから、主処理部30aは一連のすべての音声データを記憶部31に格納した後に動作を停止する。その後、副処理部30bにおいて記憶部31から音声データを音声処理部33aとドアホンインタフェース1cと増設スピーカインタフェース1eとに転送して、音声メッセージを送出させる。
【0044】
他の構成および動作は実施形態1と同様であって、本実施形態では主処理部30aをアンパケット化の処理時にのみ起動しているから、端末装置3での電力消費を低減することができ、非常電源装置9から比較的長時間に亘って電力を供給することが可能になる。
【0045】
(参考例)
上述した実施形態では、センタ装置1から端末装置3に音声データを転送しているが、センタ装置1からは音声データを転送せず、センタ装置1と端末装置3との両方に音声データを持たせることによって、センタ装置1と端末装置3との両方で音声メッセージを個別に出力することも可能である。本例では、停電によって非常電源装置9から端末装置3に電源が供給される状態になると、制御部30では主処理部30aの動作を停止させ、副処理部30bのみを動作させることによって消費電力を低減するようになっている。したがって、停電時には端末装置3の主処理部30aの動作が停止しパケット処理が行えない状態になる。
【0046】
本例では、火災感知器5により火災が検知されたとすると、端末装置3では、センサインタフェース3dを通して制御部30の副処理部30bに通知され、副処理部30bでは火災感知器5からの入力によって火災発生の有無を判断し、火災発生と確定した後に記憶部31に格納されている火災感知器5に対応した音声データを読み出す。端末装置3において火災発生が確定されると、当該端末装置3では記憶部31に格納されている火災発生に対応した音声データを読み出し、音声処理部32aを通して音声入出力部32から音声メッセージを送出させる。記憶部31から読み出された音声データに対応する音声メッセージは音声入出力部32から送出されるだけではなく、ドアホン子器4および増設スピーカ6からも送出され、住戸R3の室内外に火災発生が音声メッセージによって通知される。さらに、副処理部30bは火災発生を確定したときに記憶部31に格納された通知先のアドレスを参照することによって通知先をセンタ装置1とし、火災発生を通知する制御信号を制御信号インタフェース3bから制御線Lsに送出させる。
【0047】
センタ装置1では、制御線Lsを通して伝送された火災発生を通知する制御信号を制御信号インタフェース1bで受け取ると、制御部10において記憶部11に格納されている火災発生に関する音声データを読み出し、読み出した音声データを音声処理部13aに与えて音声入出力部13から音声メッセージを送出させる。センタ装置1では火災発生が通知されると、一斉放送を行うなどして火災報知に対応した処理を行うのである。
【0048】
上述の動作から明らかなように、端末装置3において火災発生を確定したときに、端末装置3からセンタ装置1には制御信号によって火災発生の通知のみを行い、センタ装置1と端末装置3とにおいてそれぞれ記憶部11,31から音声データを読み出し、センタ装置1と端末装置3とでそれぞれ音声メッセージを送出するから、火災発生時にはデータ伝送線Lrを用いることなく低速の制御線Lsを用いて火災発生を音声メッセージによって通知することが可能になる。また、本例では、停電時に端末装置3の主処理部30aの動作を停止させているから、停電時における消費電力を低減することができ、非常電源装置9から比較的長期間に亘って電源を供給することができる。他の構成および動作は上述した実施形態と同様である。
【0049】
【発明の効果】
請求項1の発明の構成によれば、センタ装置から端末装置に対してパケット化した音声データを転送するとともに、端末装置に設けた第2の記憶部に蓄積し、一連のすべての音声データが格納されると音声メッセージを出力するから、消費電力を低減するために、音声データの伝送速度を低減したり、パケット処理の処理速度を低下させたとしても正確な音声メッセージを端末装置から送出させることが可能である。つまり、正確な音声メッセージを端末装置から送出させることを可能としながらも消費電力の低減を図ることができ、非常電源装置から比較的長時間に亘って電力を供給することが可能になる。
【0050】
しかも、停電時には、データ伝送線の伝送速度と第2の制御部の処理速度との少なくとも一方を非停電時よりも低下させるので、消費電力を一層低減することができる。
【0051】
請求項2の発明の構成によれば、センタ装置から端末装置に対してパケット化した音声データを転送するとともに、端末装置に設けた第2の記憶部に蓄積し、一連のすべての音声データが格納されると音声メッセージを出力するから、消費電力を低減するために、音声データの伝送速度を低減したり、パケット処理の処理速度を低下させたとしても正確な音声メッセージを端末装置から送出させることが可能である。つまり、正確な音声メッセージを端末装置から送出させることを可能としながらも消費電力の低減を図ることができ、非常電源装置から比較的長時間に亘って電力を供給することが可能になる。しかも、音声出力手段と第2の制御部との一方について動作が不要である期間には給電を停止することで消費電力を一層低減することができる。
【0054】
請求項3の発明の構成によれば、センタ装置から端末装置への音声データの伝送時にパケット処理を行わないから電力消費を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】同上に用いるセンタ装置を示すブロック図である。
【図3】同上に用いる端末装置を示すブロック図である。
【図4】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 センタ装置
3 端末装置
4 ドアホン子器
5 異常検知センサ
6 増設スピーカ
8a,8b 中継器
9 非常電源装置
10 制御部
11 記憶部
15 スイッチ要素
30 制御部
30a 主処理部
30b 副処理部
31 記憶部
33a 音声処理部
35 スイッチ要素
Lr データ伝送線
Ls 制御線
R3 住戸
Claims (3)
- 複数の住戸にそれぞれ設置され住戸における異常を検知する異常検知センサを接続した端末装置と、端末装置とは音声データを伝送可能なデータ伝送線と制御信号を伝送可能な制御線とを介して接続されたセンタ装置と、停電時に少なくとも端末装置およびセンタ装置に給電する非常電源装置とを備え、異常検知センサによる異常発生の検知時に端末装置から制御線を介して異常発生がセンタ装置に通知され、異常発生に対応する音声データがセンタ装置から端末装置に転送され端末装置において音声データに対応する音声メッセージが送出される異常報知システムであって、センタ装置は、異常発生に対応する音声データを格納した第1の記憶部と、端末装置から異常発生が通知されると第1の記憶部から音声データを読み出しパケット化してデータ伝送線に送出させる第1の制御部とを備え、端末装置は、異常検知センサによる異常発生の検知時に制御線を通してセンタ装置に通知するともにセンタ装置からデータ伝送線を通して伝送された音声データをアンパケット化する第2の制御部と、停電時において第2の制御部においてアンパケット化された音声データを格納する第2の記憶部と、第2の記憶部に格納された一連のすべての音声データを音声メッセージに変換する音声処理部とを備え、停電時には、データ伝送線の伝送速度と第2の制御部の処理速度との少なくとも一方を非停電時よりも低下させることを特徴とする異常報知システム。
- 複数の住戸にそれぞれ設置され住戸における異常を検知する異常検知センサを接続した端末装置と、端末装置とは音声データを伝送可能なデータ伝送線と制御信号を伝送可能な制御線とを介して接続されたセンタ装置と、停電時に少なくとも端末装置およびセンタ装置に給電する非常電源装置とを備え、異常検知センサによる異常発生の検知時に端末装置から制御線を介して異常発生がセンタ装置に通知され、異常発生に対応する音声データがセンタ装置から端末装置に転送され端末装置において音声データに対応する音声メッセージが送出される異常報知システムであって、センタ装置は、異常発生に対応する音声データを格納した第1の記憶部と、端末装置から異常発生が通知されると第1の記憶部から音声データを読み出しパケット化してデータ伝送線に送出させる第1の制御部とを備え、端末装置は、異常検知センサによる異常発生の検知時に制御線を通してセンタ装置に通知するともにセンタ装置からデータ伝送線を通して伝送された音声データをアンパケット化する第2の制御部と、停電時において第2の制御部においてアンパケット化された音声データを格納する第2の記憶部と、第2の記憶部に格納された一連のすべての音声データを音声メッセージに変換する音声処理部とを備え、端末装置は第2の記憶部に格納された音声データに対応する音声メッセージを送出する音声出力手段を備え、停電時には、センタ装置からデータ伝送線を通して音声データが伝送されている間に第2の制御部に給電するとともに音声出力手段への給電を停止し、第2の制御部によりアンパケット化された一連のすべての音声データが第2の記憶部に格納された後に第2の制御部への給電を停止するとともに音声出力手段に給電することを特徴とする異常報知システム。
- 複数の住戸にそれぞれ設置され住戸における異常を検知する異常検知センサを接続した端末装置と、端末装置とは音声データを伝送可能なデータ伝送線と制御信号を伝送可能な制御線とを介して接続されたセンタ装置と、停電時に少なくとも端末装置およびセンタ装置に給電する非常電源装置とを備え、異常検知センサによる異常発生の検知時に端末装置から制御線を介して異常発生がセンタ装置に通知され、異常発生に対応する音声データがセンタ装置から端末装置に転送され端末装置において音声データに対応する音声メッセージが送出される異常報知システムであって、センタ装置は、異常発生に対応する音声データを格納した記憶部と、端末装置から異常発生が通知されると記憶部から音声データを読み出す第1の制御部と、端末装置から異常発生が通知されると音声データに対応した音声情報を第1の制御部からデータ伝送線に送出させる経路を形成する第1のスイッチ要素とを備え、端末装置は、異常検知センサによる異常発生の検知時に制御線を通してセンタ装置に通知する第2の制御部と、センタ装置からデータ伝送線を通して伝送された音声情報により音声メッセージを出力させる音声処理部と、異常検知センサによる異常発生の検知時にデータ伝送線を音声処理部に直結する経路を形成する第2のスイッ チ要素とを備えることを特徴とする異常報知システム。
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