JP3931064B2 - タイヤ交換用車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば飛行機のタイヤを交換するときに用いるタイヤ交換用車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10,図11に示す従来例は、例えば飛行機のタイヤを交換するときに用いるものである。
図10に示すように、車両本体aに設けた荷台1には、クレーン2を設置している。このクレーン2は、飛行機のタイヤのように、直径が大きくて非常に重いタイヤを交換する場合に用いるものである。
【0003】
また、運転席3の下方には、ジャッキ5を格納するための格納装置4を設けている。この格納装置4は、車両本体aに一端を回動自在に取り付けたプレート6と、このプレート6と車両本体aとを連結する一対のシリンダ7とから構成されている。そして、上記プレート6上には、二台のジャッキ5,5を載せている。このようにした格納装置4は、走行中にはシリンダ7を収縮させて、プレート6を地面から離した状態を保つ。一方、ジャッキ5,5を降ろす場合には、シリンダ7を伸張させて、プレート6を接地させるようにしている。
【0004】
上記ジャッキ5,5は、飛行機のタイヤを交換するときに、この飛行機を持ち上げるものである。飛行機という重量物を持ち上げるために、これらジャッキ5,5は大出力を発揮する大型のものになっている。このようにジャッキ5,5が大型のために、荷台1の上に載せようとしても、載せることができない。なぜなら、荷台1の上には、クレーン2が設置されているからである。このような理由から、上記したように運転席3の下方に格納装置4をわざわざ設けて、この格納装置4にジャッキ5,5を格納するようにしている。
【0005】
また、上記車両本体aには、図11に示すように、アウトリガー8を四つ設けている。これらアウトリガー8は、タイヤを交換する時に、車両本体aを支えて安定させるためのものである。すなわち、タイヤ交換するときに、クレーン2によってタイヤをつり上げると、このタイヤの重量がクレーン2を介して車両本体aに作用するため、車輪だけでは車両本体aがバランスをくずして転倒する可能性がある。そこで、アウトリガー8によって車両本体aを支えて、車両本体aの転倒を防止するようにしている。
【0006】
次に、上記従来例による飛行機のタイヤ交換作業について説明する。
まず、飛行機のタイヤの近くに車両本体aを移動させる。
次に、シリンダ7を伸張させて、プレート6を接地し、このプレート6からジャッキ5,5を降ろす。ジャッキ5,5を降ろしたら、これらジャッキ5,5をジャッキポイントにそれぞれセットする。ジャッキ5,5をセットしたら、これらジャッキ5,5を作動させて、飛行機をジャッキアップする。飛行機をジャッキアップしたら、アウトリガー8によって車両本体aを支える。車両本体aをアウトリガー8によって支えたら、クレーン2を用いて飛行機から古いタイヤを取り外す。そして、新しいタイヤに交換する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、運転席3の下方に重量物であるジャッキ5,5を格納しているため、車両全体aの重量バランスが悪くなっている。そのため、車両がアンダーステア気味になり、車両の舵取り性能が低下するという問題がある。
また、市販車を改造してこのタイヤ交換用車両を製造する場合、運転席3の下方に格納装置を取り付けようとすると、強度不足が生じる。そのため、運転席3の下方を補強しなければならない。しかし、このように運転席3の下方を補強すると、その分コストが高くつくという問題もある。
【0008】
一方、実際にタイヤ交換をする場合には、ジャッキポイントに荷台1を向けた状態で行うので、ジャッキ5,5を車両の前方から後方まで作業員が搬送しなければならない。そのため、作業効率が悪いという問題もある。
この発明の目的は、車両全体の重量バランスが良く、市販車を改造した場合でも補強が不要で、かつ、作業効率のよいタイヤ交換用車両を提供することである。
【0009】
第1の発明は、車両本体の荷台に設けたクレーンと、飛行機や大型車両などをジャッキアップするジャッキと、車両本体に設けるとともに、上記ジャッキを格納する格納装置とを備え、上記クレーンを用いてタイヤ交換を行うタイヤ交換用車両において、上記格納装置を、車両本体の荷台の下方に設けるとともに、この格納装置は、ジャッキを納めるフレームと、このフレームを昇降させる昇降機構とからなり、上記フレームの下部を開口させるとともに、フレームの内側両側面に支持部材を設け、フレームに格納したジャッキを、上記支持部材によって支持する一方、上記昇降機構は、荷台とフレームとを連結するシリンダと、荷台とフレームとを連結する平行リンクとからなり、シリンダを伸縮すると、フレームが水平状態を保ちながら昇降する構成にしたことを特徴とする。
【0011】
第2の発明は、上記第1の発明において、フレームの下部に、このフレーム内の両側面を連結する板部材を設け、フレームにジャッキを格納した状態で、上記板部材によってジャッキに設けた車輪の移動を規制する構成にしたことを特徴とする。
【0012】
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、支持部材の上面に凸部または凹部を設け、ジャッキを格納した状態でフレームを上昇させると、ジャッキ下部に形成した凹部または凸部が、上記支持部材の凸部または凹部にはまり、ジャッキの移動が規制される構成にしたことを特徴とする。
【0013】
第4の発明は、上記第1〜第3の発明において、荷台の下面に押さえ部材を設け、ジャッキを収納した状態でフレームを上昇させると、ジャッキの上面に上記押さえ部材が押し付けられる構成にしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜図7に示す第1実施形態は、ジャッキJを格納する格納装置Bを、荷台1の下方に設けたことを特徴とするものである。その他の構成については、アウトリガーを省略した点以外、前記従来例と同じなので、従来と同じ構成要素については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0015】
上記したように、格納装置Bを荷台1の下方に設けている。具体的には、この格納装置Bをクレーン2のほぼ真下に位置させている。このように格納装置Bをクレーン2のほぼ真下に位置させることによって、クレーン2を取り付けた部分の重心を低く下げるようにしている。
このようにした格納装置Bは、図2に示すように、フレームFと、このフレームFと荷台1とを連結する平行リンク12と、フレームFと荷台1とを連結するシリンダ13とから構成されている。そして、上記シリンダ13が収縮した状態で、図示するようにフレームFが上昇し、シリンダ13が伸張することによってフレームFを接地させるようにしている。
なお、上記平行リンク12は、フレームFの前後方向両側に設けている。
【0016】
また、上記シリンダ13によってフレームFを昇降させる際、平行リンク12によってフレームFが水平に保たれるようにしている。このようにフレームFを平行に保つことによって、フレームFに格納したジャッキJが滑り出ないようにしている。また、ジャッキJを水平に保つことによって、作動油の漏れも防止している。
なお、上記平行リンク12とシリンダ13とによって、この発明の昇降機構を構成している。
【0017】
上記フレームFは、図3に示すように、下部を開口させた中空の直方体からなり、一方の側面には、開口部11を形成している。そして、この開口部11を介してジャッキJをフレームF内に出し入れするようにしている。
また、上記フレームFの下部には、ジャッキJを支える支持部材16,16を設けている。すなわち、図4に示すように、ジャッキJを格納した状態でフレームFを上昇させたときに、上記支持部材16,16によってジャッキJを支持するようにしている。
なお、このとき、フレームFの下面からは、ジャッキJの車輪15a,15bが飛び出した状態になっている。
【0018】
また、上記支持部材16,16の上面には、凸部17,17をそれぞれ固定している。これら凸部17,17は、フレームF内に格納したジャッキJの移動を規制するものである。すなわち、図2に示すように、フレームFにジャッキJを格納すると、このジャッキJの下面に形成した凹部20,20に凸部17,17が入り込み、フレームFに対するジャッキJの移動が規制される。
【0019】
上記フレームFの上部には、貫通穴18を形成している。この貫通穴18には、図2に示すように、荷台1の下面1aに固定した押さえ部材19を挿入している。この押さえ部材19は、ゴムなどの樹脂製のものであり、弾性を有している。そして、フレームF内に挿入した押さえ部材19の下面によって、ジャッキJの上部を押さえつけて、格納したジャッキJのガタつきを防止するようにしている。
【0020】
次に、この第1実施形態の作用を説明するが、ここでは一例として、飛行機のタイヤを交換する作業について説明する。
まず、飛行機のタイヤの近くに車両本体aを移動させる。このとき、車両本体aの荷台1を、ジャッキポイントに向けておく。
次に、図2に示す状態からシリンダ13を伸張させて、フレームFを水平状態を保ちながら下降させていく。このようにフレームFを下降させていくと、ジャッキJの上面に押し付けられていた押さえ部材19が離れる。
【0021】
上記の状態からさらにフレームFを下降させると、ジャッキJの車輪15a,15bが接地する。そして、図5に示すように、フレームFの下部が接地する。フレームFの下部が接地する前に、ジャッキJの車輪15a,15bが接地しているため、フレームFの下部が接地した時点では、図6に示すように、支持部材16,16の上面から、ジャッキJが浮き上がった状態になっている。そのため、ジャッキJに形成した凹部20,20から支持部材16,16に設けた凸部17,17が抜けて、ジャッキJの移動が許容された状態になる。
【0022】
したがって、ジャッキJを引っ張るだけで、フレームFからジャッキJを簡単に取り出すことができる。
なお、ジャッキJをフレームFから取り出すとき、ジャッキJの車輪15,15が段差などを乗り越えることがないので、ジャッキJが重くても、それほど大きな力を必要とせずに、ジャッキJをフレームFから取り出すことができる。
【0023】
フレームFからジャッキJを取り出したら、このジャッキJをジャッキポイントにセットする。このとき、荷台1をジャッキポイント側に向けて格納装置Bをジャッキポイントに近づけているので、ジャッキJの移動距離が前記従来よりも短くてすむ。このようにジャッキJの移動距離が短くなれば、その分、作業効率を向上させることができる。
上記のようにして、ジャッキJを所定のジャッキポイントにセットしたら、ジャッキJを作動させて、飛行機をジャッキアップする。飛行機をジャッキアップしたら、クレーン2を用いて飛行機の車軸から古いタイヤを取り外して、新しいタイヤに交換する。
【0024】
なお、ジャッキJを取り出すために、フレームFを接地させたときに、そのままシリンダ13を伸張させて、このフレームFの下部を地面に押しつけるようにしている。このようにするのは、フレームFによって車両本体aを支えることによって、タイヤ交換作業時に車両本体aが傾かないようにするためである。つまり、フレームFを地面に押し付けることによって、アウトリガーと同等の機能を得ることができるようにしている。
【0025】
タイヤ交換作業が完了したら、上記と逆の手順でジャッキJを格納する。すなわち、図5に示すように、接地させた状態のフレームF内に、ジャッキJを格納するとともに、このジャッキJの凹部20とフレームF側の凸部17とを一致させる。次に、シリンダ13を収縮させて、フレームFを上昇させる。このとき、フレームFは、平行リンク12の動作によって水平を保ちながら上昇する。このようにしてフレームFが上昇すると、図4に示すように、支持部材16に設けた凸部17、17がジャッキJに形成した凹部20,20に入り込み、フレームFに対するジャッキJの移動が規制される。
なお、この第1実施形態では、ジャッキJの移動を規制するために、ジャッキJ側に凹部20を形成し、フレームF側に凸部17を形成しているが、ジャッキJ側に凸部を形成し、この凸部に対応する凹部をフレームF側に形成してもよい。
【0026】
また、ジャッキJの下部が支持部材16,16に支持されて、ジャッキJがフレームFと一体となって上昇する。そして、図2に示すように、フレームFが完全に上昇すると、押さえ部材19の下端にジャッキJが押し付けられる。そのため、車両走行中に振動がフレームFに作用したとしても、このフレームFに格納したジャッキJのガタつきを防止できる。
なお、この第1実施形態では、ゴムなどの弾性体からなる押さえ部材19によってジャッキJを押さえているが、スプリングなどによって押さえ部材19を構成してもよい。また、ジャッキJの上面を押さえることで、車両走行中のジャッキJのガタつきを防止できるものであれば、押さえ部材19は弾性体でなくてもよい。
【0027】
以上のようにしてフレームFを昇降させているが、このフレームFは、平行リンク12によって昇降中、常に水平に保たれている。そのため、このフレームFに格納したジャッキJが傾いたりしない。もし、ジャッキJが傾いたりすると、ジャッキJがフレームFから滑り出してきたり、油漏れが発生したりといった不都合が生じる。しかし、この実施形態によれば、フレームFを平行リンク12によって常に水平に保っているので、そのような不都合は生じない。
【0028】
また、フレームFを上昇させたときに、平行リンク12の作用によって車両本体aの後輪の車軸側にフレームFが近づくようにしている。このように後輪の車軸側にフレームFを近づけるのは、重量物を後輪の車軸間に近づけることによって、車両本体aの重量バランスを良くするためである。つまり、この実施形態によれば、車両本体aの重量バランスを良くすることによって、走行時の車両本体aの安定性を高めることもできる。
【0029】
図8,図9に示す第2実施形態は、フレームFの下部に板部材22を設けるとともに、この板部材22によってフレームFの両支持部材16,16を連結したものである。この板部材22は、フレームF内にジャッキJを格納するときに、ジャッキJの車輪15a,15bが板部材22を簡単に乗り越えることができるような厚みにしている。
また、この板部材22は、ジャッキJを格納した状態でフレームFを上昇させたときに、ジャッキJの後輪15bの移動を規制する機能を発揮する。すなわち、図9に示すように、ジャッキJの後輪15bが板部材22に引っかかることによって、開口部11からジャッキJが滑り出ることを規制する。このようにすることによって、車両走行中に、ジャッキJがフレームFから抜け落ちることを防止している。
【0030】
また、板部材22の取り付け位置をフレームFの奥の方に変更して、ジャッキJの前輪15aの移動を板部材22によって規制するようにしてもよい。この場合には、ジャッキJの前輪15aだけが板部材22を乗り越えることになるので、ジャッキJの前輪15aと後輪15bとが板部材22を乗り越える場合に比べて、ジャッキJをフレームF内により簡単に格納することができる。
さらに、複数の板部材22をフレームFに取り付けて、前輪15aの移動と後輪15bの移動を、それぞれ別の板部材22によって規制するようにしてもよい。
そして、このように板部材22をフレームFに取り付けることによって、フレームFの強度も高めることもできる。
【0031】
なお、この第2実施形態では、板部材22以外にも、ジャッキJの凹部22に凸部17をはめることでジャッキJの移動を規制しているが、凸部17と凹部22とを省略してもよい。すなわち、板部材22だけでも、ジャッキJの移動を規制することができる。また、この板部材22は、フレームFが上昇するときに、ジャッキJの凹部20に凸部17が入る前にジャッキJの移動を規制する。したがって、板部材22を用いた場合には、フレームFを上昇させる場合に、より早い時点でジャッキJの移動を規制することができる。
【0032】
上記第1,第2実施形態によれば、荷台1の下方に重量物である格納装置Bを設けたので、車両全体の重量バランスを良くすることができる。そして、このように車両全体の重量バランスを良くすることができるので、車両の舵取り性能を向上させることができる。
また、格納装置Bをクレーン2のほぼ真下に位置させることによって、荷台1のクレーン2を設けた部分の重心を下げているので、車両本体aを安定させることもできる。
【0033】
さらに、この実施形態によれば、補強を必要としない荷台1に格納装置Bを設けているので、格納装置Bを取り付けるための補強によるコストアップを防止できる。すなわち、荷台1というのは、荷物を載せる構造上、もともと十分な強度を有している。そのため、格納装置Bを荷台1にそのまま取り付けることができ、補強を必要としない分、コストアップを防止することができる。
【0034】
一方、前記従来例では、クレーン2を操作する前に、アウトリガー8によって車両本体aを支える作業を必要としたが、この実施形態では、フレームFを接地することによって車両本体aを支える構成にしているので、わざわざアウトリガー8によって車両本体aを支える必要がない。そのため、この実施形態によれば、アウトリガー8を省略した分、コストダウンできる。また、アウトリガー8を操作する必要がないので、タイヤ交換時の作業効率を良くすることができる。さらに、ジャッキJを降ろした段階で、車両本体aが安定しているので、車両本体aを安定させる作業をし忘れることもない。
なお、この実施形態では、アウトリガー8を省略しているが、アウトリガー8を併用してもよい。アウトリガー8を併用すれば、フレームFを接地することと相まって、車両本体aをさらに安定させることができる。
【0035】
なお、この実施形態では、クレーン2のほぼ真下に格納装置Bを設けているが、荷台1の下方であれば、この格納装置Bの位置が多少ずれてもよい。格納装置Bの位置が多少ずれたとしても、荷台1の下方である限り、車両の重心バランスを良くすることによって、車両の舵取り性能を向上させることができるからである。
【0036】
【発明の効果】
第1の発明によれば、ジャッキを格納する格納装置を、車両本体の荷台の下方に設けたので、車両全体の重量バランスを良くすることができる。このように車両全体の重量バランスを良くすることによって、アンダーステアを防止できるので、車両の舵取り性能を向上させることができる。
また、車両の荷台というのは、ある程度の強度をもともと有しているので、この荷台の下方に格納装置を設けたとしても、強度不足が生じない。したがって、市販車を改造する場合でも、車体を補強する必要がなく、コストアップを防止できる。
【0037】
さらに、ジャッキポイントに近い荷台の下方にジャッキを格納しているので、ジャッキポイントにジャッキをセットするときに、このジャッキの移動距離が短くて済む。したがって、ジャッキアップするときの作業効率を高めることができる。
さらにまた、ジャッキを接地させた状態で、フレーム内にジャッキを格納することができるので、ジャッキを取り出したり格納したりする作業を簡単に行うことができる。
【0038】
また、フレームの側面にジャッキを入れる開口部を設けるとともに、フレームの下部にジャッキの車輪を通す通路を形成したので、接地させたフレーム内にジャッキを収納するときに、ジャッキの車輪が段差を乗り越えることがない。したがって、ジャッキを簡単にフレーム内に納めることができる。
第2の発明によれば、フレームに設けた板部材によって、ジャッキに設けた車輪の移動を規制することができるので、格納したジャッキがフレームから滑り出ることを防止できる。
また、板部材によって、フレームの強度も高めることができる。
【0039】
第3の発明によれば、フレームを上昇させると、このフレームの下部に設けた凹部または凸部と、ジャッキに設けた凸部または凹部とがはまる構成にしたので、フレーム内でジャッキの移動を規制することができる。
したがって、車両の走行中にフレームからジャッキが落下することを防止できる。
第4の発明によれば、ジャッキの上面に、押さえ部材を押し付けることによって、車両走行中にフレームに収納したジャッキのガタつきを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す側面図である。
【図2】格納装置Bの拡大図である。
【図3】フレームFの斜視図である。
【図4】フレームFにジャッキJを収納した状態を示す説明図である。
【図5】フレームFが接地した状態を示す正面図である。
【図6】フレームFが接地した状態を示す正面図である。
【図7】フレームFからジャッキJを出した状態を示す説明図である。
【図8】第2実施形態のフレームFの斜視図である。
【図9】第2実施形態のフレームFを上昇させた状態を示す正面図である。
【図10】従来例を示す側面図である。
【図11】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
a 車両本体
B 格納装置
J ジャッキ
F フレーム
1 荷台
2 クレーン
12 平行リンク
13 この発明の昇降機構を構成するシリンダ
15 車輪
17 凸部
20 凹部
19 押さえ部材
22 板部材
Claims (4)
- 車両本体の荷台に設けたクレーンと、飛行機や大型車両などをジャッキアップするジャッキと、車両本体に設けるとともに、上記ジャッキを格納する格納装置とを備え、上記クレーンを用いてタイヤ交換を行うタイヤ交換用車両において、上記格納装置を、車両本体の荷台の下方に設けるとともに、この格納装置は、ジャッキを納めるフレームと、このフレームを昇降させる昇降機構とからなり、上記フレームの下部を開口させるとともに、フレームの内側両側面に支持部材を設け、フレームに格納したジャッキを、上記支持部材によって支持する一方、上記昇降機構は、荷台とフレームとを連結するシリンダと、荷台とフレームとを連結する平行リンクとからなり、シリンダを伸縮すると、フレームが水平状態を保ちながら昇降する構成にしたことを特徴とするタイヤ交換用車両。
- フレームの下部に、このフレーム内の両側面を連結する板部材を設け、フレームにジャッキを格納した状態で、上記板部材によってジャッキに設けた車輪の移動を規制する構成にしたことを特徴とする請求項1記載のタイヤ交換用車両。
- 支持部材の上面に凸部または凹部を設け、ジャッキを格納した状態でフレームを上昇させると、ジャッキ下部に形成した凹部または凸部が、上記支持部材の凸部または凹部にはまり、ジャッキの移動が規制される構成にしたことを特徴とする請求項1または2記載のタイヤ交換用車両。
- 荷台の下面に押さえ部材を設け、ジャッキを収納した状態でフレームを上昇させると、ジャッキの上面に上記押さえ部材が押し付けられる構成にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のタイヤ交換用車両。
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