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JP3944170B2 - バックライトユニット - Google Patents
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Description

本発明はバックライトユニットに係り、特に導光板(LGP:light guide panel)及び点光源を使用するエッジ発光型バックライトユニットに関する。
通常、平板ディスプレイは大きく発光型と受光型とに分類される。受光型平板ディスプレイの例として液晶表示装置(LCD:liquidcrystaldisplay)を挙げられるが、LCDはそれ自体が発光して画像を形成できず、外部から光が入射されて画像を形成するので暗い所では画像を観察できない。したがって、LCDの背面にはバックライトユニットを設置して光を照射する。
バックライトユニットは光源の配置形態によって、LCDの直下に設置された多数のランプが光を液晶パネルに直接照射する直下発光型と、LGP(Light Guide Panel:導光板)のエッジに設置されたランプが直接照射して液晶パネルに伝達するエッジ発光型とに分類される。
エッジ発光型は光源として線光源と点光源とを使用できる。代表的な線光源としては両端部の電極が管内に設置される冷陰極蛍光ランプ(CCFL:cold cathode fluorescent lamp)があり、点光源としては発光ダイオード(LED:light emitting diode)がある。CCFLは強い白色光を放出できて高輝度と高均一度を得ることができて大面積化設計が可能であるという長所があるが、高周波交流信号により作動して作動温度範囲が狭いという短所がある。LEDは輝度と均一度面でCCFLに比べて性能が落ちるが、直流信号により作動して寿命が長くて作動温度範囲が広い。また、薄型化が可能であるという長所を有する。
LGPはエッジ発光型バックライトユニットに使われるものであって、線光源または点光源からエッジを通じて入射された光を面光に変換して垂直方向に出光させる。LGPには光源から入射された光を面光に変換させるために散乱パターンやホログラムパターンが印刷方式または機械加工方式により形成されている。
図1は点光源を使用する従来のエッジ発光型バックライトユニットの概略的な斜視図であり、図2は図1に図示されたエッジ発光型バックライトユニットの断面図である。図1によれば、LGP10のエッジ11に点光源として3つのLED 20が設置される。LGP10の底面にはLED 20から入射された光を出光面12に放出するためのホログラムパターン30が形成されている。
LED 20はLGP10のエッジ11に向かって光を放出する。LED 20は点光源であるために、図3に図示されたように光軸を中心として方位角±90°の範囲で光を放出する。この時、光強度の最大値Imaxの半分に該当する強度(Imax/2)の光が放出される方位角を半値角(FWHM:full with half maximum)という。LEDの場合には普通FWHMが約±45°になる。
LED 20から放出された光はエッジ11を通じてLGP10に入射されてホログラムパターン30に入射される。ホログラムパターン30は回折格子構造であって入射された光を面光に変換させてLGP10の上面である出光面12に放出する。ホログラムパターン30は一定の方向性を有して形成されているが、光がホログラムパターン30と約90゜の角度で入射される場合に最も高い効率で光を放出できる。また、ホログラムパターンで入射される光の入射方位角分布が小さいほど出光面12での均一な輝度を得られる。出光面12の輝度が均一でなければ画面が染み付いたように見られる。約1cmの狭い範囲では0.9程度の輝度変化が染みとして感知されるが、画面の中央部から先端部まで緩慢に輝度変化がある場合には0.8程度であっても輝度染みは感知されない。したがって、0.8以上の輝度均一度が要求され、良質の画質を得るためには0.9以上の輝度均一度が要求される。
図4は、図1に図示された従来のバックライトユニットによる出光分布を示した図面であって、LGP10を、LED 20が設置されたエッジ11から順次入光部40、中央部50、対光部60の3領域に分けて出光面12に放出する光の出光分布を図示している。図4によれば、入光部40に比べて中央部50と対光部60とで広い出光分布を有する。
図5は図1に図示されたエッジ発光型バックライトユニットによる出光面12での輝度を示したグラフである。縦軸は輝度を表示し、横軸は出光面12での光出射角をFWHMとして表示したものである。3つの曲線C1、C2、C3はそれぞれ入光部40、中央部50、対光部60の輝度を表すものである。図5によれば、入光部40の輝度が中央部50と対光部60との輝度よりさらに大きいということが分かる。FWHMも入光部40では20゜/20゜であるが、中央部50及び対光部60では20゜/35゜でさらに広く示される。20゜/35゜において前の20゜と後の35゜とはそれぞれ図4でX方向とY方向とのFWHMを表示したものである。
このように輝度が不均一であることは、中央部50や対光部60でホログラムパターン30に入射される光の入射方位角の分布が入光部40でのそれより大きいからである。すなわち、LED 20から遠く離れた中央部50及び対光部60では、図2に図示されたように数回の反射過程を経つつ多様な入射方位角を有する光がホログラムパターン30に入射されるからである。このような輝度の不均一性はLED 20から放出されてLGPに入射される光の入射方位角分布が大きいほどさらに激しくなる。
本発明は前記問題点を解決するために創出されたものであって、点光源からLGPに入射される光の方位角を狭めることによって出光面の輝度均一性を向上させるように改善されたエッジ発光型バックライトユニットを提供するところにその目的がある。
本願第1発明は、 ホログラムパターンが形成された導光板と、前記導光板のエッジに光を投射する少なくとも一つの点光源と、前記点光源と前記導光板との間に介在されており、前記点光源からの光が入射される入射面と、前記入射面に入射された光を前記導光板に出射する出射面とを有し、前記導光板に入射される光の方位角を狭める屈折部材とを含み、前記屈折部材は、前記点光源に対向する位置の前記出射面を平坦に形成し、前記点光源からの光の光軸に概ね平行な光をそのまま透過させる光透過領域と、前記光透過領域に続いて前記出射面に形成され、前記光軸と平行な第1と、前記第1面に対して所定の角度をなす第2とが鋸の歯状をなすように、前記点光源側から前記第1面及び前記第2面の順に互いに対向して配置され、前記点光源からの光が入射されるブレーズパターンが形成されたブレーズ領域と、前記ブレーズ領域に続いて前記出射面に形成され、前記光軸に対して所定の角度をなす第1傾斜面と第2傾斜面とが、前記光軸と直交する面を底面とした三角形の頂点を中心とするように対向しており、前記点光源からの光及び前記点光源に隣接する点光源からの光が入射される三角プリズムパターンが形成されたプリズム領域と、を備え、前記ブレーズパターンの第2面が前記光軸に直交する線となす角度は、前記ブレーズ領域を通過する光の最大方位角より大きく、かつ前記三角プリズムパターンの第1及び第2傾斜面が前記光軸に直交する線となす角度は前記プリズム領域を通過する光の最大方位角より大きいことを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第2発明は、第1発明において、前記光透過領域は、前記屈折部材内での方位角が約0〜±9゜範囲ないし0〜±16゜範囲の光を通過させるように形成されることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第3発明は、第1発明において、前記三角プリズムパターンの頂角は約28〜45゜であることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第4発明は、第1発明において、前記プリズム領域の三角プリズムパターンのピッチは約50μmであることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第5発明は、第1発明において、前記ブレーズパターンのピッチは約50μmであることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第6発明は、第1発明において、前記屈折部材は前記導光板と一体に形成されることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第7発明は、第1発明において、前記点光源から放出されて前記屈折部材に入射される光を拡散させる拡散部材をさらに含むことを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第8発明は、第7発明において、前記拡散部材は、前記屈折部材の入射面に凹んだ曲面を形成することによって前記屈折部材と一体に形成されることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第9発明は、第1発明において、前記第1辺の長さは、前記ブレーズパターンのピッチの長さよりも長いことを特徴とする、バックライトユニットを提供する。
本願第10発明は、ホログラムパターンが形成された導光板と、前記導光板のエッジに光を投射する少なくとも一つの点光源と、前記点光源から放出された光を拡散させる拡散部材と、前記第1発明に記載の屈折部材と、を含むことを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第11発明は、第10発明において、前記光透過領域は、前記屈折部材内での方位角が約0〜±9゜範囲ないし0〜±16゜範囲の光を通過させるように形成されることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第12発明は、第10発明において、前記三角プリズムパターンの傾斜面が前記光軸に直交する線となす角度は前記プリズム領域を通過する光の最大方位角より大きいことを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第13発明は、第10発明において、前記三角プリズムパターンの頂角は約28〜45゜であることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第14発明は、第10発明において、前記プリズム領域の三角プリズムパターンのピッチは約50μmであることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第15発明は、第10発明において、前記ブレーズパターンの傾斜面が前記光軸に直交する線となす角度は前記ブレーズ領域を通過する光の最大方位角より大きいことを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第16発明は、第10発明において、前記ブレーズパターンのピッチは約50μmであることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第17発明は、第10発明において、前記屈折部材は前記導光板と一体に形成されることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本願第18発明は、第10発明において、前記拡散部材は、前記屈折部材の入射面に凹んだ曲面を形成することによって前記屈折部材と一体に形成されることを特徴とするバックライトユニットを提供する。
本発明によるバックライトユニットによれば、次のような効果を得られる。
第1に、LGPに入射される光の入射方位角分布を小さくすることによって出光面に光を放出するホログラムパターンの効率を向上させることができる。
第2に、出光面に放出される光の強度分布が均一になって出光面の輝度均一度が向上する。
第3に、拡散部材を採用することによって点光源間の暗い領域を防止したり最小化できる。
以下、添付した図面を参照しながら本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。
図6は本発明によるバックライトユニットの一実施例を示した斜視図である。
図6によれば、LGP(Light Guide Panel:導光板)110のエッジ111に点光源として3つのLED120が設置され、LGP110とLED120間には屈折部材200が設置される。LED120と屈折部材200、屈折部材200とLGP110間には例えば、空気のように屈折部材200やLGP110より屈折率が小さな媒質が介在される。
LGP110は光を透過させる光透過性材料で製作されるが、主に屈折率が1.49、比重が1.19程度のアクリル系透明樹脂(PMMA)が使われ、軽量化のために比重が1.0であるオレフィン系透明性樹脂が使われることもある。LGP110の厚さは普通2〜3mm程度であり、重量を減らすために光が入射されるエッジから遠ざかるほど厚さが益々薄くなるウェッジ型を使用することもある。LGP110の大きさは出光面112の上方に設置される画像表示装置(図示せず)、例えば、LCDの大きさに左右される。LGP110にはホログラムパターン130が形成されている。出光面112の上側には光を拡散させる拡散板(図示せず)が設置される。
ホログラムパターン130はLGP110のエッジ111を通じて入射された光を回折させて出光面112に放出するものであって、図6ではLGP110の底面に設けられる。ホログラムパターン130は周期が2μm以下である回折格子が反復配列されたものである。ホログラムパターン130は例えば、周期0.4μm、深さ0.2μm程度の回折格子を反復配列することによって形成できる。ホログラムパターン130の下方には、ホログラムパターン130を透過した光を上方に反射させる反射部材(図示せず)が設置される。光が約90°角度でホログラムパターン130に入射される時に最も高い効率で光を放出でき、ホログラムパターン130で入射される光の方位角分布が均一であれば出光面112での輝度が均一になる。
LED120は点光源の一例であって、図3に図示されたように光軸を中心として方位角±90°範囲で光を放出する。この時、光の強度の最大値Imaxの半分に該当する強度(Imax/2)の光が放出される角度をFWHMといい、LEDの場合には普通FWHMが約±45°程度になる。本実施例ではLGP110の左側エッジ111側に3つのLED120を設けたが、LED120の数はLGP110の大きさ及び要求される輝度に依存するためにさらに多くのLED120を設置することもある。また、LED120はエッジ111だけでなくLGP110の他のエッジにもさらに設置されることがある。
屈折部材200は、LED120から放出された光を光軸121側に屈折させてLGP110に入射される光の方位角を狭めるためのものである。屈折部材200は各LED120の光軸121付近の光をそのまま透過させる光透過領域210と、鋸の歯状のブレーズ(braze)パターンが形成されたブレーズ領域220と、三角プリズム(prism)パターンが形成されたプリズム領域230と、を備える。屈折部材200はLGP110と同じ材質を使用でき、場合によっては屈折率がLGP110より大きいかあるいは小さな材質を使用できる。屈折部材200はPMMAやオレフィン系透明樹脂などを切削加工したりまたは射出成形することによって製作できる。
図7は、図6に図示された屈折部材を詳細に示した平面図である。図7を参照すれば、本実施例による屈折部材200は屈折率約1.49のPMMAを使用したものであって、厚さ、すなわち入射面201と出射面202との距離L1は5mmである。LED120は入射面201から若干離れて設置される。
光軸121から距離D1までは光透過領域210であって、図7に図示されたように出射面202にプリズムパターン及びブレーズパターンを形成しないことによって形成され、図面に図示されていないが、屈折部材200を光軸121から距離D1だけ切り出すことによって形成されることもある。
D2−D1に該当する領域は、一つのLEDから放射された光だけが入射され、隣接する他のLEDから放出された光は入射されないブレーズ領域220である。したがって、ブレーズ領域220には、第1面221は光軸121と平行であり、第2面222は光軸121と所定の角度をなす鋸の歯状のブレーズパターンが反復配列されている。また、第1面221は光軸121側に位置せねばならない。ブレーズパターンのピッチP2は本実施例では50μmと設定したが、これに限定されることではなく、生産性及び出光面112からの出光分布を考慮して適切に選定する。
本実施例ではD2を約3.6mmと設定した。LED120は屈折部材220の入射面202と例えば0.05mm程度離れて設置される。この距離による影響を無視すれば、PMMAの屈折率が約1.49であるために屈折部材200に入射された光は最大約42゜の方位角を有する。入射面201と出射面202との距離L1が5mmであるためにD2を36mmと設定すれば、ブレーズ領域220には最大方位角が約36゜である光が入射される。
ブレーズ領域220を通過しつつ光が光軸121側に屈折して方位角が狭まるためには、ブレーズパターンの第2面222が光軸121に直交する角度Aは少なくともブレーズ領域220を通過する光の最大方位角より大きいことが望ましい。本実施例の場合には約36゜より大きいことが望ましい。ただし、これにより本発明の範囲が限定されることではなく、出光面112での総光量と単位立体角当りの光量及びFWHMを考慮して決定されることが望ましい。
D2から隣接する他のLEDのブレーズ領域との境界まではプリズム領域230が形成される。プリズム領域230は隣接する他のLEDの影響を共に受ける領域であって、頂点を中心として両側傾斜面231、232が屈折面になるように三角プリズムパターンが反復配列された領域である。三角プリズムパターンのピッチは本実施例では50μmと設定したが、これに本発明の範囲が限定されるものではない。三角プリズムパターンのピッチは生産性及び出光面112での出光分布を考慮して適切に選定する。プリズム領域230を通過しつつ光が光軸121側に屈折して方位角が狭まるためには、三角プリズムパターンの両側傾斜面231、232が光軸121に直交する線となす角度Bはプリズム領域230に入射される光の最大方位角より大きいことが望ましい。ただし、これによって本発明の範囲が限定されるものではなく、出光面112での総光量と単位立体角当りの光量及びFWHMを考慮して決定されることが望ましい。
また、ブレーズ領域220は隣接する他のLEDの影響を受けない領域であるので、D2はLGP110の出光面112での総光量と単位立体角当りの光量及びFWHMと共にLED120間の間隔及び屈折部材200の屈折率を考慮して決定される。総光量及び単位立体角当りの光量は大きいことが、FWHMは小さなことが望ましい。
図8は、三角プリズムパターンの頂角と出光面での出光分布との関係を示したグラフであって、三角プリズムパターンのピッチP1を50μmとし、底辺と頂点との距離d1を変化させながら出光面112での総光量(flux)、単位立体角当り光量及びFWHMを測定したものである。輝度を向上させるためには総光量及び単位立体角当り光量値は大きいほど、FWHMは小さいほど望ましい。
図8によれば、総光量はd1が約20μm〜90μmである領域でほとんど変化がない。FWHMはd1が大きくなるほど小さくなって約50μm程度から最低となり、単位立体角当り光量は約60μm以上で最大となることが分かる。本実験によれば、底辺と頂点との距離d1は約60μm〜100μm程度である時に出光面112で最適の出光分布を得られる。したがって、ピッチP1が50μmである時、頂角は約28〜45゜程度となり、両側傾斜面が光軸に直交する線となす角度Bは約67.5〜76゜となる。前述した頂角の範囲は実験により選定される最適値の一例としての意味を有し、本発明の範囲を限定するものではない。
図9は、ブレーズパターンの頂角及び光透過領域の幅と出光面112での出光分布との関係を示したグラフであって、ブレーズパターンのピッチP2を約50μmとし、底辺と頂点との距離d2及び光透過領域210の幅D1を変化させつつ単位立体角当り光量を測定したものである。P:P1=50/d1=25はブレーズパターンの代りにピッチP1が50μm、底辺と頂点との距離d1が25μmである三角プリズムパターンを形成した場合であり、B:P2=50/d2=50はピッチP2が50μm、底辺と頂点との距離d2が50μmであるブレーズパターンが形成された場合をいう。
図9によれば、B:P2=50/d2=50とB:P2=50/d2=60である場合は、光透過領域210の幅D1に関係なくP:P1=50/d1=25より単位立体角当り光量値がさらに大き大きい。また、B:P2=50/d2=25とB:P2=50/d2=12.5である場合には、P:P1=50/d1=25より単位立体角当り光量値がさらに小さい。d2はブレーズパターンを形成せずにプリズムパターンを形成した場合より単位立体角当りの光量値がさらに大きい範囲内で選定されることが望ましい。
また、光透過領域220の幅D1は単位立体角当りの光量が最大になるように決定されることが望ましいので、図9を参照すれば、光軸121から約0.8〜1.4mm程度と選定できる。この幅D1を光軸121からの角度に換算すれば、約9〜16゜までになる。
図10は本発明によるバックライトユニットの他の実施例を示したものである。
図10によれば、屈折部材300の入射面201に凹レンズ240が形成されている、凹レンズ240は光を拡散させる拡散部材の一例であって、LED120から放出されて凹レンズ240に入射された光は方位角が大きくなる。本実施例の拡散部材は屈折部材300と一体に形成されたものであるが、図6でLED120と屈折部材200との間に別途の凹レンズを設置することもできる。しかし、光が多数の媒質を通過すれば光透過率が低下する虞があるので本実施例のように屈折部材300と一体に形成することがさらに望ましい。LED120は凹レンズ240の曲面とこの曲面がなす円の中心との間に位置することが望ましい。凹レンズ240の曲率半径はLGP110の出光面112での総光量及び単位立体角当りの光量を考慮して適切に選定できる。
凹レンズ240を採用しない場合、屈折部材200の内部で光の方位角は屈折部材200の屈折率が1.49である時に最大約42゜程度となる。この角度はLED120で放出された方位角90゜の光が屈折部材に入射された場合である。しかし、屈折部材200とLED120とは若干離れているために、実際に屈折部材200の内部で光の最大方位角は42゜よりは小さい。凹レンズ240を採用した場合には屈折部材300に入射される時に光が拡散されるので、凹レンズ240の曲率及びLED120の設置位置によって屈折部材300内部で光の方位角は42゜より大きくなる。この光が屈折部材300の出射面202に形成された光透過領域210、ブレーズ領域220及びプリズム領域230を通過しつつ方位角が狭まってLGP110に入射される。
前述した実施例では屈折部材200、300が別途に製作されてLEDとLGP間に設置されている。屈折部材200、300はLGP110と一体に製作されることもできる。図11は本発明によるバックライトユニットのさらに他の実施例であって、屈折部材300と一体に製作されたLGP 400が図示されている。
さらに、前述した実施例による作用効果を説明する。
LED120から放出された光は入射面201を通じて屈折部材200、300に入射される。屈折部材200内部での光の方位角は屈折部材200の屈折率が1.49である時に最大約±42゜程度となる。図10に図示されたように、凹レンズ240を採用した場合には屈折部材300に入射される時に光が拡散されるので屈折部材300内部で光の方位角は42゜より大きくなる。
このうち方位角が0〜±9゜範囲ないし0〜±16゜範囲の光は光透過領域210を通じてそのままLGP110に入射される。もちろん出射面202を通過する時に屈折部材200、300と空気との屈折率の差によって方位角が広がるが、LGP110に入射される時に再び方位角が同じ大きさに狭まる。したがって、光透過領域210を通過した光のLGP110内での方位角は屈折部材200、300内での方位角と同一である。
ブレーズ領域220は隣接する他のLEDから放射された光は入射されない領域であって、前述したように第1面221が光軸121と平行に形成されており、第2面222が光軸121と所定の角度をなしている。したがって、第2面222だけが屈折面として作用する。プリズム領域230は隣接する他のLEDから放射された光も入射される領域であって、傾斜面231、232いずれも屈折面として作用する。
ブレーズ領域220及びプリズム領域230を通過した光は方位角が狭まる。光が屈折率が大きい媒質から屈折率が小さな媒質に進まれる時には入射角より出射角がさらに広がる。したがって、ブレーズパターンの第2面222及びプリズムパターンの傾斜面231、232を通過した光は光軸121側に屈折されて方位角が狭まる。この光は再びLGP110に入射されるが、この時には屈折率が小さな媒質から大きい媒質に進む。LGP110のエッジ111は光軸121と直角をなすので、方位角が再び狭まる。
このようにLGP110に入射された光の方位角が狭まれば、光が90゜に近い角度でホログラムパターン130に入射されるので、ホログラムパターン130が高い効率で光を放出できる。また、ホログラムパターン130に入射される光の入射方位角分布が均一になるので、出光面112に放出される光の出射方位角分布も均一になる。したがって、出光面112での輝度均一度が向上する。
図12及び図13は、図1に図示された従来のバックライトユニットによる入光部及び対光部での輝度測定結果をそれぞれ示したグラフであり、図14及び15は、図6に図示された本発明によるバックライトユニットの一実施例による入光部及び対光部での輝度測定結果をそれぞれ示したグラフである。図12ないし図15は、LGPの出光面に拡散版(図示せず)を設置し、これを通過した光の輝度を測定したものである。
図12及び図13によれば、対光部の輝度分布が入光部の輝度分布より広く現れている。しかし、図14及び図15によれば、入光部と対光部との輝度分布の差が大きく減ったことが分かる。これは、屈折部材200、300を利用してLGP110に入射される光の方位角を狭めることによって、ホログラムパターン130に入射される光の入射方位角分布が入光部と対光部とでほぼ同一になったことを意味する。
LED120間の中間領域は暗い領域となる虞がある。図16は、図10に図示された実施例のように拡散部材を採用した場合にLGP110内での光量を示したグラフである。図16によれば、凹レンズ240により光が拡散されて屈折部材300内での光の方位角が広がることによってLED120間に参照符号Cで表示されたように明るい領域が現れる。したがって、屈折部材300に入射される光を凹レンズ240のような拡散部材により拡散させれば暗い領域の発生を防止したり最小化できる。
本発明は前記に説明されて図面に例示されたものにより限定されることではなく、特許請求の範囲内でさらに多くの変形及び変形例が可能である。
本発明は平板表示装置を照明するためのエッジ発光型バックライトユニットをはじめとして、平面型の被照明体を照明するために面光を発生させるエッジ発光型面光源装置に適用できる。
点光源を使用する従来のエッジ発光型バックライトユニットの概略的な斜視図である。 図1に図示されたエッジ発光型バックライトユニットの断面図である。 LEDの放射角を示したグラフである。 図1に図示された従来のバックライトユニットによる出光分布を示した図面である。 図1に図示された従来のバックライトユニットによる出光面での輝度を示したグラフである。 本発明によるバックライトユニットの第1実施例を示した概略的な斜視図である。 図6に図示された屈折部材を詳細に示した平面図である。 三角プリズムパターンの頂角と出光面での出光分布との関係を示したグラフである。 ブレーズパターンの頂角及び光透過領域の幅と出光面での出光分布との関係を示したグラフである。 本発明によるバックライトユニットの他の実施例を示した斜視図である。 本発明によるバックライトユニットのさらに他の実施例を示した斜視図である。 図1に図示された従来のバックライトユニットによる入光部での輝度測定結果をそれぞれ示したグラフである。 図1に図示された従来のバックライトユニットによる対光部での輝度測定結果をそれぞれ示したグラフである。 図6に図示された従来のバックライトユニットによる入光部での輝度測定結果をそれぞれ示したグラフである。 図6に図示された従来のバックライトユニットによる対光部での輝度測定結果をそれぞれ示したグラフである。 図10に図示された実施例によるLGP内での光量を示したグラフである。
符号の説明
110 LGP
111 エッジ
112 出光面
120 LED
121 光軸
130 ホログラムパターン
200 屈折部材
210 光透過領域
220 ブレーズ領域
230 プリズム領域

Claims (18)

  1. ホログラムパターンが形成された導光板と、
    前記導光板のエッジに光を投射する少なくとも一つの点光源と、
    前記点光源と前記導光板との間に介在されており、前記点光源からの光が入射される入射面と、前記入射面に入射された光を前記導光板に出射する出射面とを有し、前記導光板に入射される光の方位角を狭める屈折部材とを含み、
    前記屈折部材は、
    前記点光源に対向する位置の前記出射面を平坦に形成し、前記点光源からの光の光軸に概ね平行な光をそのまま透過させる光透過領域と、
    前記光透過領域に続いて前記出射面に形成され、前記光軸と平行な第1と、前記第1面に対して所定の角度をなす第2とが鋸の歯状をなすように、前記点光源側から前記第1面及び前記第2面の順に互いに対向して配置され、前記点光源からの光が入射されるブレーズパターンが形成されたブレーズ領域と、
    前記ブレーズ領域に続いて前記出射面に形成され、前記光軸に対して所定の角度をなす第1傾斜面と第2傾斜面とが、前記光軸と直交する面を底面とした三角形の頂点を中心とするように対向しており、前記点光源からの光及び前記点光源に隣接する点光源からの光が入射される三角プリズムパターンが形成されたプリズム領域と、を備え、
    前記ブレーズパターンの第2面が前記光軸に直交する線となす角度は、前記ブレーズ領域を通過する光の最大方位角より大きく、かつ前記三角プリズムパターンの第1及び第2傾斜面が前記光軸に直交する線となす角度は前記プリズム領域を通過する光の最大方位角より大きいことを特徴とするバックライトユニット。
  2. 前記光透過領域は、前記屈折部材内での方位角が約0〜±9゜範囲ないし0〜±16゜範囲の光を通過させるように形成されることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  3. 前記三角プリズムパターンの頂角は約28〜45゜であることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  4. 前記プリズム領域の三角プリズムパターンのピッチは約50μmであることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  5. 前記ブレーズパターンのピッチは約50μmであることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  6. 前記屈折部材は前記導光板と一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  7. 前記点光源から放出されて前記屈折部材に入射される光を拡散させる拡散部材をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  8. 前記拡散部材は、前記屈折部材の入射面に凹んだ曲面を形成することによって前記屈折部材と一体に形成されることを特徴とする請求項に記載のバックライトユニット。
  9. 前記第1辺の長さは、前記ブレーズパターンのピッチの長さよりも長いことを特徴とする、請求項1に記載のバックライトユニット。
  10. ホログラムパターンが形成された導光板と、
    前記導光板のエッジに光を投射する少なくとも一つの点光源と、
    前記点光源から放出された光を拡散させる拡散部材と、
    前記請求項1に記載の屈折部材と、を含むことを特徴とするバックライトユニット。
  11. 前記光透過領域は、前記屈折部材内での方位角が約0〜±9゜範囲ないし0〜±16゜範囲の光を通過させるように形成されることを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
  12. 前記三角プリズムパターンの傾斜面が前記光軸に直交する線となす角度は前記プリズム領域を通過する光の最大方位角より大きいことを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
  13. 前記三角プリズムパターンの頂角は約28〜45゜であることを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
  14. 前記プリズム領域の三角プリズムパターンのピッチは約50μmであることを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
  15. 前記ブレーズパターンの傾斜面が前記光軸に直交する線となす角度は前記ブレーズ領域を通過する光の最大方位角より大きいことを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
  16. 前記ブレーズパターンのピッチは約50μmであることを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
  17. 前記屈折部材は前記導光板と一体に形成されることを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
  18. 前記拡散部材は、前記屈折部材の入射面に凹んだ曲面を形成することによって前記屈折部材と一体に形成されることを特徴とする請求項10に記載のバックライトユニット。
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