Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3946938B2 - 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3946938B2 - 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版 - Google Patents

光重合性組成物及び光重合性平版印刷版 Download PDF

Info

Publication number
JP3946938B2
JP3946938B2 JP2000200400A JP2000200400A JP3946938B2 JP 3946938 B2 JP3946938 B2 JP 3946938B2 JP 2000200400 A JP2000200400 A JP 2000200400A JP 2000200400 A JP2000200400 A JP 2000200400A JP 3946938 B2 JP3946938 B2 JP 3946938B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituent
dye
photopolymerizable composition
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000200400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002023361A (ja
Inventor
年由 浦野
Original Assignee
コダックポリクロームグラフィックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コダックポリクロームグラフィックス株式会社 filed Critical コダックポリクロームグラフィックス株式会社
Priority to JP2000200400A priority Critical patent/JP3946938B2/ja
Priority to PCT/JP2000/005588 priority patent/WO2001014931A1/ja
Publication of JP2002023361A publication Critical patent/JP2002023361A/ja
Priority to US10/079,408 priority patent/US6645697B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3946938B2 publication Critical patent/JP3946938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
    • B41C1/1008Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C2210/00Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
    • B41C2210/04Negative working, i.e. the non-exposed (non-imaged) areas are removed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C2210/00Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
    • B41C2210/06Developable by an alkaline solution
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C2210/00Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
    • B41C2210/22Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation characterised by organic non-macromolecular additives, e.g. dyes, UV-absorbers, plasticisers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光重合性組成物及び光重合性平版印刷版に関し、特に、長波長領域の光に対して高感度を示す光重合性組成物及び光重合性平版印刷版に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光重合性組成物の露光による画像形成方法として、例えば、エチレン性不飽和化合物と光重合開始剤、或いは更に有機高分子結合材等からなる光重合性組成物の層を支持体表面に形成し、画像露光して露光部のエチレン性不飽和化合物を重合、硬化させた後、非露光部を溶解除去することにより硬化レリーフ画像を形成する方法、露光により光重合性組成物層の支持体への接着強度に変化を起こさせた後、支持体を剥離することにより画像を形成する方法、及び、光重合性組成物層の光によるトナー付着性の変化を利用した画像形成方法等の各種の方法が知られており、その光重合開始剤としては、いずれも、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルケタール、ベンゾフェノン、アントラキノン、ベンジルケトン、或いはミヒラーケトン等の、400nm以下の紫外線領域を中心とした短波長の光に対して感応し得るものが用いられていた。
【0003】
一方、近年、画像形成技術の発展に伴い、可視領域の光に対して高感度を示す感光性材料が強く要請され、例えば、アルゴンイオンレーザーの488nmの発振ビームを用いたレーザー製版方式に対応して500nm前後迄感度域を拡げた光重合性組成物が多数提案され、更に、He−Neレーザーや半導体レーザーを用いたレーザー製版方式や、フルカラー画像の複製技法に対応して600nmを越える長波長領域の光に対する光重合性組成物の研究も活発化している。
【0004】
例えば、特開昭62−143044号公報には、光重合開始剤として陽イオン染料−ボーレート陰イオン錯体を含む光重合性組成物が開示され、陽イオン染料−ボーレート陰イオン錯体の例示の中には、吸収極大波長が740nmにあるインドール系のシアニン染料とボーレート陰イオン錯体が示されている。
【0005】
しかしながら、通常、光重合開始剤の活性ラジカル発生能力は、500nm以上、とりわけ600nmを越えた波長の光に対しては、光励起エネルギーの低下に伴って急激に感応性が減少することが知られており、このような長波長領域の光に対して従来より提案されている光重合性組成物は、いずれも感度的に満足できるものではなく、加えて、白色蛍光灯下における取扱時に光重合反応が進行し、安定した品質のものが得られ難いという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述の従来技術に鑑みてなされたものであって、従って、本発明は、可視領域、ひいては近赤外線領域等の長波長領域の光に対して高感度を示すと共に、紫外線領域の光に対しては感応せず、白色蛍光灯下における取扱性に優れた光重合性組成物、及び光重合性平版印刷版を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、ポリメチン鎖を介して複素原子が結合された構造を基本構造とし、該基本構造上に特定の置換基を有する構造の色素を含有させた光重合性組成物が前記目的を達成できることを見い出し本発明を完成したものであって、即ち、本発明は、下記の(A)成分、(B)成分、及び(C)成分を含有してなる光重合性組成物、及び、支持体表面に該光重合性組成物の層が形成されてなる光重合性平版印刷、を要旨とする。
【0008】
(A)エチレン性不飽和化合物
(B)ポリメチン鎖を介して複素原子が結合された構造を基本構造とし、該基本構造上に酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有する色素カチオンを含む色素
(C)光重合開始剤
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の光重合性組成物を構成する(A)成分のエチレン性不飽和化合物は、光重合性組成物が活性光線の照射を受けたときに、後述する(C)成分の光重合開始剤の作用により付加重合し、場合により架橋、硬化するようなエチレン性不飽和二重結合を有する単量体、及び、主鎖又は側鎖にこのような二重結合を有する重合体を言う。尚、ここで言う単量体の意味するところは、いわゆる重合体に相対する概念であって、狭義の単量体以外にも、二量体、三量体、その他オリゴマーをも包含するものである。
【0010】
それらの単量体としては、具体的には、例えば、(1) アクリル酸、メタクリル酸(尚、この両者を纏めて「(メタ)アクリル酸」と言うことがある。)等の不飽和カルボン酸類、(2) これらのアルキルエステル類、(3) エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、及び同様のイタコネート、クロトネート、マレエート等の脂肪族ポリヒドロキシ化合物と不飽和カルボン酸とのエステル類、(4) ヒドロキノンジ(メタ)アクリレート、レゾルシンジ(メタ)アクリレート、ピロガロールトリ(メタ)アクリレート等の芳香族ポリヒドロキシ化合物と不飽和カルボン酸とのエステル類、(5) エチレングリコールと(メタ)アクリル酸とフタル酸との縮合物、ジエチレングリコールと(メタ)アクリル酸とマレイン酸との縮合物、ペンタエリスリトールと(メタ)アクリル酸とテレフタル酸との縮合物、ブタンジオールとグリセリンと(メタ)アクリル酸とアジピン酸との縮合物等のポリヒドロキシ化合物と不飽和カルボン酸と多価カルボン酸との縮合物類、(6) トリレンジイソシアネート等のポリイソシアネート化合物とヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレートとの付加反応物等のウレタン(メタ)アクリレート類、(7) ポリイソシアネート化合物と水酸基含有ビニル化合物との付加反応物等のビニルウレタン類、(8) 多価エポキシ化合物とヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレートとの付加反応物等のエポキシ(メタ)アクリレート類、(9) エチレンビス(メタ)アクリルアミド等のアクリルアミド類、(10)フタル酸ジアリル等のアリルエステル類、(11)ジビニルフタレート等のビニル基含有化合物、(12)(メタ)アクリロイルオキシエチルホスフェート、ビス((メタ)アクリロイルオキシエチル)ホスフェート等の(メタ)アクリロイル基含有燐酸エステル類、等が挙げられる。
【0011】
又、重合体としては、具体的には、例えば、主鎖に二重結合を有するものとして、(1) 不飽和ジカルボン酸とジヒドロキシ化合物との重縮合反応により得られるポリエステル類、(2) 不飽和ジカルボン酸とジアミン化合物との重縮合反応により得られるポリアミド類等、側鎖に二重結合を有するものとして、(3) イタコン酸、エチリデンマロン酸、プロピリデンコハク酸等とジヒドロキシ化合物との重縮合反応により得られるポリエステル類、(4) イタコン酸、エチリデンマロン酸、プロピリデンコハク酸等とジアミン化合物との重縮合反応により得られるポリアミド類、(5) ポリビニルアルコール、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリエピクロルヒドリン等の側鎖にヒドロキシル基やハロゲン化メチル基等の如き反応活性な官能基を有する重合体と不飽和カルボン酸との反応により得られる重合体、等が挙げられる。
【0012】
本発明の光重合性組成物を構成する(B)成分の色素は、ポリメチン鎖を介して複素原子が結合された構造を基本構造とし、該基本構造上に酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有する色素カチオンを含む色素である。これらの色素は、酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を有することによって色素分子の極性を増加させ、支持体上に光重合性組成物の層を形成するにおける塗布溶剤に対する溶解性を高めて該層中での凝集を防ぐことによって、特に、600nm以上の可視光線から近赤外線領域の光を効率よく吸収すると共に、その光励起エネルギーを後述する(C)成分の光重合開始剤に伝え、該光重合開始剤を分解し、(A)成分の前記エチレン性不飽和化合物の重合を誘起する活性ラジカルを発生させる増感機能を増長させる。一方、これらの色素は、紫外線領域の光は殆ど吸収しないか、吸収しても実質的に感応せず、白色蛍光灯に含まれるような弱い紫外線によっては組成物を変成させる作用の少ない化合物である。
【0013】
本発明において、これらの色素としては、窒素原子、酸素原子、又は硫黄原子等の複素原子がポリメチン(−CH=)n 鎖で結合された構造を基本構造とするものであり、代表的には、その複素原子が複素環を形成し、ポリメチン鎖を介して複素環が結合された構造を基本構造とする広義の所謂シアニン系色素、具体的には、例えば、キノリン系(所謂、シアニン系)、インドール系(所謂、インドシアニン系)、ベンゾチアゾール系(所謂、チオシアニン系)、ピリリウム系、チアピリリウム系、スクアリリウム系、クロコニウム系、アズレニウム系等、及び、ポリメチン鎖を介して非環式複素原子が結合された構造を基本構造とする所謂ポリメチン系色素等が挙げられ、中で、キノリン系、インドール系、ベンゾチアゾール系、ピリリウム系、チアピリリウム系等のシアニン系色素、及びポリメチン系色素が好ましい。
【0014】
本発明においては、前記シアニン系色素の中で、キノリン系色素としては、特に、下記一般式(Ia) 、(Ib)、又は(Ic)で表されるものが好ましい。
【0015】
【化2】
Figure 0003946938
【0016】
〔式(Ia)、(Ib)、及び(Ic)中、R1 及びR2 は各々独立して、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、又は置換基を有していてもよいフェニル基を示し、L1 は酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよいトリ、ペンタ、ヘプタ、ノナ、又はウンデカメチン基を示し、該ペンタ、ヘプタ、ノナ、又はウンデカメチン基は別に置換基を有していてもよく、その場合、2つの置換基が互いに連結して炭素数5〜7のシクロアルケン環を形成していてもよく、縮合ベンゼン環は酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよく、該縮合ベンゼン環は別に置換基を有していてもよく、その場合、隣接する2つの置換基が互いに連結して縮合ベンゼン環を形成していてもよい。Aは酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を示し、前記L1 上又は前記縮合ベンゼン環上に少なくとも1個存在するものとし、Aが複数個存在する場合は、それぞれが異なっていてもよいが、酸アニオン基としては1個以下であり、Xa - は対アニオンを示し、Aの酸アニオン基が1個の場合にはnは0、それ以外の場合にはnは1である。〕
【0017】
ここで、式(Ia)、(Ib)、及び(Ic)中のR1 及びR2 がアルキル基であるときの炭素数は、通常1〜15、好ましくは1〜10、アルケニル基、アルキニル基であるときの炭素数は、通常2〜15、好ましくは2〜10であり、フェニル基も含めたそれらの置換基としては、炭素数が通常1〜15、好ましくは1〜10のアルコキシ基、フェノキシ基、ヒドロキシ基、又はフェニル基等が挙げられ、L1 及び縮合ベンゼン環における前記酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基以外の置換基としては、同上炭素数のアルキル基等が挙げられる。
【0018】
又、インドール系、及びベンゾチアゾール系色素としては、特に、下記一般式(II)で表されるものが好ましい。
【0019】
【化3】
Figure 0003946938
【0020】
〔式(II)中、Y1 及びY2 は各々独立して、ジアルキルメチレン基又は硫黄原子を示し、R3 及びR4 は各々独立して、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、又は置換基を有していてもよいフェニル基を示し、L2 は酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよいトリ、ペンタ、ヘプタ、ノナ、又はウンデカメチン基を示し、該ペンタ、ヘプタ、ノナ、又はウンデカメチン基は別に置換基を有していてもよく、その場合、2つの置換基が互いに連結して炭素数5〜7のシクロアルケン環を形成していてもよく、縮合ベンゼン環は酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよく、該縮合ベンゼン環は別に置換基を有していてもよく、その場合、隣接する2つの置換基が互いに連結して縮合ベンゼン環を形成していてもよい。Aは酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を示し、前記L2 上又は前記縮合ベンゼン環上に少なくとも1個存在するものとし、Aが複数個存在する場合は、それぞれが異なっていてもよいが、酸アニオン基としては1個以下であり、Xa - は対アニオンを示し、Aの酸アニオン基が1個の場合にはnは0、それ以外の場合にはnは1である。〕
【0021】
ここで、式(II)中のR3 及びR4 がアルキル基であるときの炭素数は、通常1〜15、好ましくは1〜10、アルケニル基、アルキニル基であるときの炭素数は、通常2〜15、好ましくは2〜10であり、フェニル基も含めたそれらの置換基としては、炭素数が通常1〜15、好ましくは1〜10のアルコキシ基、フェノキシ基、ヒドロキシ基、又はフェニル基等が挙げられ、L2 及び縮合ベンゼン環における前記酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基以外の置換基としては、同上炭素数のアルキル基等が挙げられる。
【0022】
又、ピリリウム系、及びチアピリリウム系色素としては、特に、下記一般式(IIIa)、(IIIb)、又は(IIIc)で表されるものが好ましい。
【0023】
【化4】
Figure 0003946938
【0024】
〔式(IIIa)、(IIIb)、及び(IIIc)中、Z1 及びZ2 は各々独立して、酸素原子又は硫黄原子を示し、R5 、R6 、R7 、及びR8 は各々独立して、水素原子又はアルキル基、又は、R5 とR7 、及びR6 とR8 が互いに連結して炭素数5又は6のシクロアルケン環を形成していてもよく、L3 は酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよいモノ、トリ、ペンタ、又はヘプタメチン基を示し、該トリ、ペンタ、又はヘプタメチン基は別に置換基を有していてもよく、その場合、2つの置換基が互いに連結して炭素数5〜7のシクロアルケン環を形成していてもよく、ピリリウム環及びチアピリリウム環は置換基を有していてもよく、その場合、隣接する2つの置換基が互いに連結して縮合ベンゼン環を形成していてもよい。Aは酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を示し、前記L3 上に少なくとも1個存在するものとし、Aが複数個存在する場合は、それぞれが異なっていてもよいが、酸アニオン基としては1個以下であり、Xa - は対アニオンを示し、Aの酸アニオン基が1個の場合にはnは0、それ以外の場合にはnは1である。〕
【0025】
ここで、式(IIIa)、(IIIb)、及び(IIIc)中のR5 、R6 、R7 、及びR8 がアルキル基であるときの炭素数は、通常1〜15、好ましくは1〜10であり、L3 における前記酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基以外の置換基としては、同上炭素数のアルキル基等が挙げられ、ピリリウム環及びチアピリリウム環における置換基としては、フェニル基等のアリール基等が挙げられる。
【0026】
又、ポリメチン系色素としては、特に、下記一般式(IV)で表されるものが好ましい。
【0027】
【化5】
Figure 0003946938
【0028】
〔式(IV)中、R9 、R10、R11、及びR12は各々独立して、アルキル基を示し、R13及びR14は各々独立して、置換基を有していてもよいアリール基、フリル基、又はチエニル基を示し、L4 は酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよいモノ、トリ、ペンタ、又はヘプタメチン基を示し、該トリ、ペンタ、又はヘプタメチン基は別に置換基を有していてもよく、その場合、2つの置換基が互いに連結して炭素数5〜7のシクロアルケン環を形成していてもよく、キノン環及びベンゼン環は置換基を有していてもよい。Aは酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を示し、前記L4 上に少なくとも1個存在するものとし、Aが複数個存在する場合は、それぞれが異なっていてもよいが、酸アニオン基としては1個以下であり、Xa - は対アニオンを示し、Aの酸アニオン基が1個の場合にはnは0、それ以外の場合にはnは1である。〕
【0029】
ここで、式(IV)中のR9 、R10、R11、及びR12のアルキル基の炭素数は、通常1〜15、好ましくは1〜10、R13及びR14がアリール基であるときの炭素数は、通常6〜20、好ましくは6〜15であり、R13及びR14として具体的には、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、2−フリル基、3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基等が挙げられ、それらの置換基としては、同上炭素数のアルキル基、同上炭素数のアルコキシ基、ジアルキルアミノ基、ヒドロキシ基、又はハロゲン原子等が挙げられ、L4 における前記酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基以外の置換基、及び、キノン環及びベンゼン環における置換基としては、同上炭素数のアルキル基等が挙げられる。
【0030】
尚、前記一般式(Ia 〜c)、(II)、(IIIa 〜c)、及び(IV)における対アニオンXa - としては、具体的には、例えば、Cl- 、Br- 、I- 、ClO4 - 、PF6 - 、SbF6 - 、AsF6 - 、及び、BF4 - 、BCl4 - 等の無機硼素酸等の無機酸アニオン、並びに、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、酢酸、及び、メチル、エチル、プロピル、ブチル、フェニル、メトキシフェニル、ナフチル、フルオロフェニル、ジフルオロフェニル、ペンタフルオロフェニル、チエニル、ピロリル等の有機基を有する有機硼素酸等の有機酸アニオンを挙げることができる。
【0031】
以上の前記一般式(Ia 〜c)で表されるキノリン系、前記一般式(II)で表されるインドール系又はベンゾチアゾール系、前記一般式(IIIa 〜c)で表されるピリリウム系又はチアピリリウム系等のシアニン系色素、及び前記一般式(IV)で表されるポリメチン系色素の中で、本発明においては、前記一般式(II)で表されるインドール系又はベンゾチアゾール系色素が特に好ましい。
【0032】
又、前記各式におけるL1 、L2 、L3 、及びL4 を含めたポリメチン鎖として、波長域700〜850nmに対してはヘプタメチン鎖であるものが、波長域850〜950nmに対してはノナメチン鎖であるものが、波長域950〜1300nmに対してはウンデカメチン鎖であるものが、それぞれ好ましい。
【0033】
本発明において、(B)成分の前記色素において、前記基本構造上に存在する酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基としては、具体的には、例えば、スルホン酸、カルボン酸、燐酸、硼酸等、好ましくはスルホン酸、カルボン酸、燐酸等、更に好ましくはスルホン酸の、1価アニオン基、又は、それらの炭素数1〜4程度のアルキルエステル基、若しくは、ナトリウム等のアルカリ金属の塩基等が挙げられる。
【0034】
又、前記アニオン基又はそのエステル基若しくは塩基を含む置換基としては、具体的には、例えば、それらのアニオン基又はそのエステル基若しくは塩基が前記基本構造に直接に結合した構造のもの、及び、末端に前記アニオン基又はそのエステル基若しくは塩基を有し、前記基本構造との間を、例えば、置換基を有していてもよい炭素数1〜15のアルキレン基、置換基を有していてもよい炭素数1〜15のアルキレンオキシ基、置換基を有していてもよい炭素数2〜15のポリアルキレンオキシ基、置換基を有していてもよい炭素数2〜15のアルキレンスルフィニル基、置換基を有していてもよいフェニレン基、置換基を有していてもよいフェニレンオキシ基、又は置換基を有していてもよいフェニレンスルフィニル基等の結合基で結合した構造のものが挙げられる。尚、それらにおける置換基としては、例えば、アルキル基、アリール基、アシル基、水酸基、ハロゲン原子等が挙げられる。
【0035】
これらの中で、本発明においては、前記基本構造に直接に結合した構造のもの、及び、置換基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキレン基、置換基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキレンオキシ基、置換基を有していてもよい炭素数2〜10のポリアルキレンオキシ基、置換基を有していてもよいフェニレン基、又は置換基を有していてもよいフェニレンオキシ基で結合した構造のものが好ましく、前記基本構造に直接に結合した構造のもの、及び、置換基を有していてもよい炭素数1〜5のアルキレン基、又は置換基を有していてもよい炭素数1〜5のアルキレンオキシ基で結合した構造のものが特に好ましい。
【0036】
本発明における(B)成分の色素として、好ましいとする前記シアニン系色素又は前記ポリメチン系色素を基本構造とする色素カチオンを含む色素の具体例を以下に示す。尚、以下の具体例中、Aは、酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を示し、Aが複数個存在する場合は、それぞれが異なっていてもよいが、酸アニオン基としては1個以下であり、対アニオンXa - において、Aの酸アニオン基が1個の場合にはnは0、それ以外の場合にはnは1である。
【0037】
【化6】
Figure 0003946938
【0038】
【化7】
Figure 0003946938
【0039】
【化8】
Figure 0003946938
【0040】
【化9】
Figure 0003946938
【0041】
【化10】
Figure 0003946938
【0042】
【化11】
Figure 0003946938
【0043】
【化12】
Figure 0003946938
【0044】
【化13】
Figure 0003946938
【0045】
尚、前記具体例において、Aの酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基は、具体的には、以下に示すものである。
【0046】
【化14】
Figure 0003946938
【0047】
又、前記具体例において、対アニオンXa - は、具体的には、Cl- 、Br- 、I- 、ClO4 - 、PF6 - 、BF4 - 、p−トルエンスルホン酸、又は1−ナフタレンスルホン酸である。
【0048】
本発明の光重合性組成物を構成する(C)成分の光重合開始剤は、(B)成分の前記色素との共存下で光照射されたときに、活性ラジカルを発生するラジカル発生剤であって、例えば、ハロゲン化炭化水素誘導体、特開昭62−143044号、特開昭62−150242号、特開平9−188685号、特開平9−188686号、特開平9−188710号、特許第2764769号等の各公報、及び、Kunz,Martin "Rad Tech'98.Proceeding April 19-22,1998,Chicago" 等に記載される有機硼素酸塩、特開昭59−152396号、特開昭61−151197号各公報等に記載されるチタノセン化合物、特公平6−29285号公報等に記載されるヘキサアリールビイミダゾール化合物、及び、ジアリールヨードニウム塩、有機過酸化物等が挙げられ、本発明においては、ハロゲン化炭化水素誘導体、及び有機硼素酸塩が好ましい。
【0049】
ここで、ハロゲン化炭化水素誘導体としては、好適には、少なくとも一つのモノ、ジ、又はトリハロゲン置換メチル基がs−トリアジン環に結合したs−トリアジン誘導体、具体的には、例えば、2,4,6−トリス(モノクロロメチル)−s−トリアジン、2,4,6−トリス(ジクロロメチル)−s−トリアジン、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−メチル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−n−プロピル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(α,α,β−トリクロロエチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(3,4−エポキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−クロロフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−〔1−(p−メトキシフェニル)−2,4−ブタジエニル〕−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−スチリル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−i−プロピルオキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキシナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−フェニルチオ−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−ベンジルチオ−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4,6−トリス(ジブロモメチル)−s−トリアジン、2,4,6−トリス(トリブロモメチル)−s−トリアジン、2−メチル−4,6−ビス(トリブロモメチル)−s−トリアジン、2−メトキシ−4,6−ビス(トリブロモメチル)−s−トリアジン等が挙げられ、中でも、2−メチル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(3,4−エポキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−〔1−(p−メトキシフェニル)−2,4−ブタジエニル〕−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−i−プロピルオキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン等のビス(トリハロメチル)−s−トリアジン化合物が経時安定性に優れ好ましい。
【0050】
又、その他のハロゲン化炭化水素誘導体としては、例えば、特開昭53−133428号公報、特開昭62−58241号公報、独国特許第3337024号明細書、M.P.Hutt,E.F.Flslager,L.M.Werbel "Jurnal of Heterocyclic Chemistry" Vol.7,No.3(1970)等に記載されるものが挙げられる。
【0051】
又、有機硼素酸塩としては、特に、下記一般式(V) で表されるものが好ましい。
【0052】
【化15】
Figure 0003946938
【0053】
〔式(V) 中、R15、R16、R17、及びR18は各々独立して、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、置換基を有していてもよいアリール基、又は複素環基を示し、これらは互いに連結して環状構造を形成していてもよく、これらのうち少なくとも一つは置換基を有していてもよいアルキル基である。Xb + は対カチオンである。〕
【0054】
ここで、式(V) 中のR15、R16、R17、及びR18がアルキル基であるときの炭素数は通常1〜15、好ましくは1〜5、アルケニル基、アルキニル基であるときの炭素数は通常2〜15、好ましくは2〜5、アリール基であるときの炭素数は通常6〜20、好ましくは6〜15、複素環基であるときの炭素数は通常4〜20、好ましくは4〜15であり、それらにおける置換基としては、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、トリメチルシリル基等が挙げられる。
【0055】
これらの式(V) で表される有機硼素塩の有機硼素アニオンとしては、具体的には、例えば、n−ブチル−メチル−ジフェニル硼素アニオン、n−ブチル−トリフェニル硼素アニオン、n−ブチル−トリス(2,4,6−トリメチルフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(p−メトキシフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(p−フルオロフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(m−フルオロフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(3−フルオロ−4−メチルフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(2,6−ジフルオロフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(2,4,6−トリフルオロフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(p−クロロフェニル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(トリフルオロメチル)硼素アニオン、n−ブチル−トリス(2,6−ジフルオロ−3−ピロリルフェニル)−硼素アニオン等が挙げられる。
【0056】
又、対カチオンXb + としては、例えば、アルカリ金属カチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン、ヨードニウムカチオン等のオニウム化合物、及び、ピリリウムカチオン、チアピリリウムカチオン、インドリウムカチオン等を挙げることができるが、テトラアルキルアンモニウム等の有機アンモニウムカチオンが好ましい。
【0057】
本発明において、前記(B)成分の色素と前記(C)成分の光重合開始剤としての有機硼素酸塩を光重合性組成物中に存在させるには、前記色素の色素カチオンと適宜選択した対アニオンとの塩と、前記有機硼素酸塩の有機硼素アニオンと適宜選択した対カチオンとの塩とを配合する通常の方法の他、前記色素の色素カチオンと前記有機硼素酸塩の有機硼素アニオンとで形成された塩を配合する方法も採ることができる。
【0058】
本発明の光重合性組成物は、前記(A)成分のエチレン性不飽和化合物、前記(B)成分の色素、及び前記(C)成分の光重合開始剤を含有するが、前記(A)成分の光重合性組成物全体に占める割合は、後述する他の成分の含有もあって、20〜80重量%であるのが好ましく、30〜70重量%であるのが特に好ましい。又、前記(A)成分100重量部に対して、前記(B)成分と(C)成分との合計量が0.1〜30重量部であるのが好ましく、0.5〜20重量部であるのが特に好ましい。
【0059】
そして、前記(B)成分と前記(C)成分との割合は、(B):(C)が重量比で1:20乃至10:1の範囲であるのが好ましく、1:8乃至4:1の範囲であるのが特に好ましい。尚、前述のように、(B)成分における色素カチオンと(C)成分における有機硼素アニオンとで形成された塩を用いる場合は、前記(A)成分100重量部に対して、(B)成分と(C)成分との合計量として0.1〜30重量部であるのが好ましく、0.5〜20重量部であるのが特に好ましい。
【0060】
尚、本発明の光重合性組成物には、前記成分以外に、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、マレイン酸、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、マレイミド等の単独又は共重合体、並びに、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル、ポリウレタン、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、アセチルセルロース等の有機高分子物質が結合材として、前記(A)成分のエチレン性不飽和化合物100重量部に対して10〜500重量部、特には20〜200重量部の範囲で含有されているのが好ましい。
【0061】
その他、必要に応じて、各種添加剤、例えば、ヒドロキノン、p−メトキシフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール等の熱重合防止剤が2重量部以下、有機又は無機の染顔料からなる着色剤が50重量部以下、ジオクチルフタレート、ジドデシルフタレート、トリクレジルホスフェート、ジオクチルアジペート、トリエチレングリコールジカプリレート等の可塑剤が40重量部以下、三級アミン、チオール等の感度改善剤が5重量部以下、トリアリールメタン、ビスアリールメタン、キサンテン化合物、フルオラン化合物、チアジン化合物、並びに、その部分骨格としてラクトン、ラクタム、スルトン、スピロピラン構造を形成させた化合物等の色素ロイコ体等の色素前駆体が10重量部以下の各範囲で添加されていてもよい。
【0062】
本発明の前記光重合性組成物の感光材料としての使用形態は、使用目的に応じて、例えば、無溶剤で又は適当な溶剤で希釈して支持体表面に塗布し、乾燥させた形態、或いは更にその上に酸素遮断のためのオーバーコート層を設けた形態、異相媒体中に小滴分散させて複数種の感光材として多層に塗布した形態、マイクロカプセル中に内包させて支持体上に塗布した形態等を採り得るが、本発明の光重合性組成物は、該組成物を適当な溶剤に溶解した溶液として支持体表面に塗布した後、加熱、乾燥することにより、支持体表面に本発明の光重合性組成物の層が形成された光重合性平版印刷版としての使用形態が好適である。
【0063】
ここで、その溶剤としては、使用成分に対して十分な溶解度を持ち、良好な塗膜性を与えるものであれば特に制限はないが、例えば、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート等のセロソルブ系溶剤、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールジメチルエーテル等のプロピレングリコール系溶剤、酢酸ブチル、酢酸アミル、酪酸エチル、酪酸ブチル、ジエチルオキサレート、ピルビン酸エチル、エチル−2−ヒドロキシブチレート、エチルアセトアセテート、乳酸メチル、乳酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル等のエステル系溶剤、ヘプタノール、ヘキサノール、ジアセトンアルコール、フルフリルアルコール等のアルコール系溶剤、シクロヘキサノン、メチルアミルケトン等のケトン系溶剤、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等の高極性溶剤、或いはこれらの混合溶剤、更にはこれらに芳香族炭化水素を添加したもの等が挙げられる。溶剤の使用割合は、光重合性組成物の総量に対して、通常、重量比で1〜20倍程度の範囲である。
【0064】
又、その塗布方法としては、従来公知の方法、例えば、回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エアーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布、及びカーテン塗布等を用いることができる。塗布量は用途により異なるが、乾燥膜厚として、通常、0.3〜7μm、好ましくは0.5〜5μm、特に好ましくは1〜3μmの範囲とする。尚、その際の乾燥温度としては、例えば、60〜170℃程度、好ましくは70〜150℃程度、乾燥時間としては、例えば、5秒〜10分間程度、好ましくは10秒〜5分間程度が採られる。
【0065】
尚、通常、前記光重合性組成物層の上には、酸素による重合禁止作用を防止するために、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、セルロース等の酸素遮断層が設けられる。
【0066】
又、その支持体としては、アルミニウム、亜鉛、銅、鋼等の金属板、アルミニウム、亜鉛、銅、鉄、クロム、ニッケル等をメッキ又は蒸着した金属板、紙、樹脂を塗布した紙、アルミニウム等の金属箔を貼着した紙、プラスチックフィルム、親水化処理したプラスチックフィルム、及びガラス板等が挙げられる。中で、好ましいのはアルミニウム板であり、塩酸又は硝酸溶液中での電解エッチング又はブラシ研磨による砂目立て処理、硫酸溶液中での陽極酸化処理、及び必要に応じて封孔処理等の表面処理が施されたアルミニウム板がより好ましい。又、支持体表面の粗さとしては、JIS B0601に規定される平均粗さRa で、通常、0.3〜1.0μm、好ましくは0.4〜0.8μm程度とする。
【0067】
本発明の平版印刷版の光重合性組成物層を画像露光する光源としては、カーボンアーク、高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ランプ、タングステンランプ、ハロゲンランプ、HeNeレーザー、アルゴンイオンレーザー、YAGレーザー、HeCdレーザー、半導体レーザー、ルビーレーザー等のレーザー光源が挙げられるが、特に、600nm以上の可視光線から近赤外線レーザー光線を発生する光源が好ましく、例えば、ルビーレーザー、YAGレーザー、半導体レーザー等の固体レーザーを挙げることができ、特に、小型で長寿命な半導体レーザーやYAGレーザーが好ましい。これらの光源により、通常、走査露光した後、現像液にて現像し画像が形成される。
【0068】
本発明の光重合性組成物は、700〜1300nmの近赤外線領域の範囲で、例えば、半導体レーザーを用いて108 W/m2 以上の高密度光強度で露光した場合、102 W/m2 以下の低密度光強度で露光して場合に比して5倍以上、好ましくは10倍以上の感度を示し、そして、この感度の差により、通常の白色蛍光灯下におけるセーフライト性(作業適性)を発現させることができる。
【0069】
本発明の前記光重合性平版印刷版を画像露光した感光体の現像に用いる現像液としては、例えば、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウム、珪酸アンモニウム、メタ珪酸ナトリウム、メタ珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第二燐酸ナトリウム、第三燐酸ナトリウム、第二燐酸アンモニウム、第三燐酸アンモニウム、硼酸ナトリウム、硼酸カリウム、硼酸アンモニウム等の無機アルカリ塩、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、モノブチルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン等の有機アミン化合物の0.1〜5重量%程度の水溶液からなるアルカリ現像液を用いる。中で、無機アルカリ塩である珪酸ナトリウム、珪酸カリウム等のアルカリ金属の珪酸塩が好ましい。
【0070】
【実施例】
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0071】
実施例1
砂目立て処理及び陽極酸化処理を施したアルミニウム板(厚さ0.24mm)を支持体として用い、該アルミニウム板支持体表面に、(A)成分としてトリメチロールプロパントリアクリレート100重量部、(B)成分として下記構造式のシアニン系色素5重量部、(C)成分として2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン5重量部、及び高分子結合材として、メタクリル酸メチル/アクリル酸メチル/メタクリル酸共重合体(モル比70/20/10、重量平均分子量50000)100重量部とを、メチルセロソルブ1400重量部に室温で10分間攪拌して調液した塗布液をワイヤーバーを用いて塗布し、80℃で2分間乾燥させて膜厚2μmの光重合性組成物層を形成し、更にその上に、ポリビニルアルコール水溶液を塗布し、80℃で2分間乾燥させて膜厚3μmのオーバーコート層を形成して光重合性平版印刷版を作製した。
【0072】
【化16】
Figure 0003946938
【0073】
得られた光重合性平版印刷版を、直径7cmのアルミニウム製回転ドラムに、光重合性組成物層が外側になるように固定した後、830nm、30mWの半導体レーザー(アプライドテクノ社製)のビームを20μmに集光したビームスポットを用いて、500〜1000rpmの各種回転数にて走査露光し、次いで、アルカリ現像液(コニカ社製ネガ現像液「SDN−21」の8倍希釈液)を用いて現像することにより走査線画像を形成させた。線画像が形成される露光ドラムの最高回転数が高い程、高感度であることとなるが、本実施例では、最高回転数600rpmであった。
【0074】
又、一方、400ルクスの光強度の白色蛍光灯(三菱電機社製36W白色蛍光灯「ネオルミスーパーFLR40S−W/M/36」)下に10分間放置した平版印刷版と、放置しない平版印刷版とを、前記と同様の現像処理を施した後、現像インキ(富士写真フィルム工業社製「PI−2」)を用いてインキ盛りを行ったが、放置の有無にかかわらず、インキの付着は全く認められず、白色蛍光灯による光重合性組成物層の溶解性の低下に差が生じていないことが確認された。
【0075】
実施例2
(B)成分として、下記構造式のシアニン系色素を用いた外は、実施例1と同様にして、光重合性平版印刷版を作製し現像したところ、露光ドラムの最高回転数は600rpmであった。
【0076】
【化17】
Figure 0003946938
【0077】
実施例3
(C)成分として、n−ブチル−トリフェニル硼素アニオンとテトラn−ブチルアンモニウムカチオンとの塩の有機硼素酸塩を用いた外は、実施例1と同様にして、光重合性平版印刷版を作製し現像したところ、露光ドラムの最高回転数は500rpmであった。
【0078】
比較例1
(B)成分として、実施例1で用いたシアニン系色素におけるポリメチン鎖上に酸アニオン基を含む置換基を有さないシアニン系色素のみを用いた外は、実施例1と同様にして、光重合性平版印刷版を作製し現像したところ、露光ドラムの最高回転数は200rpm以下であった。尚、光重合性組成物層中にはシアニン系色素の結晶粒子による塗布欠陥が見られた。
【0079】
比較例2
(B)成分として、実施例2で用いたシアニン系色素における縮合ベンゼン環上に酸アニオン基を含む置換基を有さないシアニン系色素のみを用いた外は、実施例2と同様にして、光重合性平版印刷版を作製し現像したところ、露光ドラムの最高回転数は200rpm以下であった。尚、光重合性組成物層中にはシアニン系色素の結晶粒子による塗布欠陥が見られた。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、可視領域、ひいては近赤外線領域等の長波長領域の光に対して高感度を示すと共に、紫外線領域の光に対しては感応せず、白色蛍光灯下における取扱性に優れる光重合性組成物、及び光重合性平版印刷版を提供することができる。更に、本発明の光重合性組成物は、溶剤に対する溶解性に優れるので、溶液としての支持体表面への塗布による光重合性組成物層の形成を効率的に行うことができ、生産性の優れた平版印刷版を提供することができる。

Claims (4)

  1. 下記の(A)成分、(B)成分、及び(C)成分を含有してなることを特徴とする光重合性組成物。
    (A)エチレン性不飽和化合物
    (B)ポリメチン鎖を介して複素環が結合された構造を有する色素であり、該複素環は少なくとも1つの縮合ベンゼン環を有していてもよく、そして該ポリメチン鎖上又は/及び該縮合ベンゼン環上に、スルホン酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有する色素カチオンを含む色素
    (C)光重合開始剤
  2. (B)成分における色素が、シアニン系色素である請求項1に記載の光重合性組成物。
  3. (B)成分のシアニン系色素が、下記一般式(II)で表される近赤外線吸収色素である請求項2に記載の光重合性組成物。
    Figure 0003946938
    〔式(II)中、Y1 及びY2 は各々独立して、ジアルキルメチレン基又は硫黄原子を示し、R3 及びR4 は各々独立して、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、又は置換基を有していてもよいフェニル基を示し、L2スルホン酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよいトリ、ペンタ、ヘプタ、ノナ、又はウンデカメチン基を示し、該ペンタ、ヘプタ、ノナ、又はウンデカメチン基は別に置換基を有していてもよく、その場合、2つの置換基が互いに連結して炭素数5〜7のシクロアルケン環を形成していてもよく、縮合ベンゼン環はスルホン酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を含む置換基を有していてもよく、該縮合ベンゼン環は別に置換基を有していてもよく、その場合、隣接する2つの置換基が互いに連結して縮合ベンゼン環を形成していてもよい。Aはスルホン酸アニオン基又はそのエステル基若しくはその塩基を示し、前記L2 上又は前記縮合ベンゼン環上に少なくとも1個存在するものとし、Aが複数個存在する場合は、それぞれが異なっていてもよいが、酸アニオン基としては1個以下であり、Xa - は対アニオンを示し、Aの酸アニオン基が1個の場合にはnは0、それ以外の場合にはnは1である。〕
  4. 支持体表面に、請求項1乃至のいずれかに記載の光重合性組成物の層が形成されてなることを特徴とする光重合性平版印刷版。
JP2000200400A 1999-08-23 2000-07-03 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版 Expired - Fee Related JP3946938B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000200400A JP3946938B2 (ja) 2000-07-03 2000-07-03 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
PCT/JP2000/005588 WO2001014931A1 (fr) 1999-08-23 2000-08-21 Composition photopolymerisable et plaque lithographique photopolymerisable
US10/079,408 US6645697B2 (en) 1999-08-23 2002-02-22 Photopolymerizable composition and photopolymerizable lithographic printing plate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000200400A JP3946938B2 (ja) 2000-07-03 2000-07-03 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002023361A JP2002023361A (ja) 2002-01-23
JP3946938B2 true JP3946938B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=18698284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000200400A Expired - Fee Related JP3946938B2 (ja) 1999-08-23 2000-07-03 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3946938B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8772376B2 (en) * 2009-08-18 2014-07-08 International Business Machines Corporation Near-infrared absorbing film compositions
US8632941B2 (en) * 2011-09-22 2014-01-21 Eastman Kodak Company Negative-working lithographic printing plate precursors with IR dyes

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002023361A (ja) 2002-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3889530B2 (ja) 光重合性組成物、光重合性平版印刷版及び画像形成方法
US6645697B2 (en) Photopolymerizable composition and photopolymerizable lithographic printing plate
US6153356A (en) Photopolymerizable composition, photopolymerizable lithographic printing plate and process for forming an image
JP4598755B2 (ja) オキサゾール誘導体を含む輻射線感受性組成物、及び該組成物に基づく画像形成性要素
JP5123379B2 (ja) ネガ型画像形成性要素およびその使用方法
JP4253694B2 (ja) Ir感受性組成物用ヘテロ置換アリール酢酸共開始剤
JP2011513782A (ja) 平板印刷版に使用できるネガ型感熱組成物用の増感剤と開始剤の組み合わせ
JP2005509192A (ja) 高速ネガ型感熱印刷版
JP2011501236A (ja) ネガ型画像形成性要素および使用方法
JP3949883B2 (ja) 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
JP4584478B2 (ja) 画像形成方法
JP2000089455A (ja) 光重合性画像形成材
JP3825186B2 (ja) 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
JP3946938B2 (ja) 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
JP3825185B2 (ja) 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
JP3902720B2 (ja) 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
JP4574840B2 (ja) 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
CN115605349B (zh) 具有改进的日光稳定性的平版光聚合物印刷版前体
JP2002122988A (ja) 光重合性組成物及び光重合性平版印刷版
JP2002287342A (ja) 光重合性組成物
WO2004111731A1 (en) Radiation-sensitive compositions comprising a 1,4-dihydropyridine sensitizer and imageable elements based thereon
JP4025894B2 (ja) 光重合性組成物、光重合性平版印刷版、及び画像形成方法
JP3798214B2 (ja) 感光性平版印刷版材料
JP3500937B2 (ja) 光重合性組成物
JP3795695B2 (ja) 感光性組成物及び感光性平版印刷版

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031215

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050511

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051118

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees