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JP3972378B2 - 画像形成方法 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は静電荷像現像用トナー、該トナーを用いた画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録材上にカラー画像を形成する方法としては、印刷、インクジェット、熱転写、電子写真方式等種々の方式があり、これらの方式により形成される画像は色彩、表面状態等に於いて様々な特徴を有している。従来より、色彩については数多くの検討がなされており、色再現範囲の拡大あるいは高彩度化を目的として着色剤の構造や着色剤の分散性等に関して多数報告されている。しかしながら画像の表面状態についてはその状態により画像の質感、深みが異なり、特にグラフィック画像の実物像忠実表現(リアリティ)に大きく影響を与えている。
【0003】
特に、電子写真方式を用いた画像形成方法に於いては、表面平滑性の高い(glossy)画像と表面平滑性の低い(mat)画像のタイプ分けが成されているだけであり、実物像を忠実に表現する適正な表面状態が実現されていない。
【0004】
表面平滑性を数値化して具体的に画像を評価する指標として光沢度が挙げられるが、質感、深みがあり、実物を忠実に表現するカラー画像を得るには画像支持体上に形成される画像の標準光沢度を17〜37に制御することで達成できるといわれている。このような標準光沢度を17〜37に制御するには、画像の表面状態を適正な表面平滑性を有するよう設定することが重要となる。
【0005】
画像の表面平滑性の制御は画像形成方法により種々あり、例えば表面平滑性を制御しやすい熱ローラ定着を用いた電子写真方式の画像形成方法では、熱ローラによる定着時間や画像形成材料であるトナーの軟化点、弾性率の制御、熱ローラの表面粗さの制御により実現できることが知られている。
【0006】
しかしながら定着時間やトナーの軟化点による制御では、定着性と光沢性のバランスをとることや光沢度を安定に制御することが難しく、特に環境などにより定着温度が変化した場合、安定した光沢度が得られにくいという問題が発生している。
【0007】
質感、深みがあり、実物を忠実に表現するカラー画像が得られる標準光沢度に設定すべく、画像の表面状態を適性な表面平滑性に制御されていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記事情に鑑みてなされたものであり、質感、深みがあり、実物を忠実に表現する静電荷像現像用トナー、該トナーを用いたカラー画像形成方法及び画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は以下の構成により達成された。
【0010】
(1)熱ローラと圧接ローラの対ローラからなる定着手段に少なくとも樹脂と着色剤を含有するトナーで形成された画像を担持した記録材を通過させ、固定配置された加熱部材により前記定着手段を介して画像を記録材に熱定着させ光沢度が17〜37の画像を形成する画像形成方法において、前記定着温度が120〜200℃であり、該定着温度−20℃でのトナーの弾性率G′と前記熱ローラの表面粗さRa(μm)のそれぞれの数値の関係が下記の条件を満足することを特徴とする画像形成方法。
【0011】
A×Ra+2.11<LogG′<B×Ra+4.13
A:−0.0109、B:−0.0526
【0013】
質感、深みがあり、実物を忠実に表現するカラー画像を得るためには記録材上に形成される画像の標準光沢度を17〜37に制御することが最も重要な条件であり、本発明者らは鋭意検討の結果、トナーの弾性率G′と熱ローラの表面粗さRaに着目し、画像を上述した最適な標準光沢度に制御するには、トナーの弾性率G′と熱ローラの表面粗さRaの関係が下記の条件を満足する本発明の画像形成方法で達成できることを見いだした。
【0014】
A×Ra+2.11<LogG′<B×Ra+4.13
A:−0.0109、B:−0.0526
以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】
本発明は、熱ローラと圧接ローラの対ローラからなる定着手段に少なくとも樹脂と着色剤を含有するトナーで形成された画像を担持した記録材を通過させ、固定配置された加熱部材により前記定着手段を介して画像を記録材に熱定着させ光沢度が17〜37の画像を形成する画像形成方法において、前記定着温度が120〜200℃であり、該定着温度−20℃でのトナーの弾性率G′と前記熱ローラの表面粗さRaの関係が上記の条件を満足することを特徴とする画像形成方法である。
【0016】
質感、深みがあり、実物を忠実に表現するカラー画像を得るには記録材上に形成される画像の標準光沢度を17〜37に制御することで達成できる。標準光沢度が17未満では、画像の鮮やかさにかけるだけでなく十分な質感が得られない。
【0017】
一方、標準光沢度が37を越えると表面正反射光成分が大きすぎ、十分な質感が得られず、現実性(リアリティ)が不足してしまう。標準光沢度は、好ましくは25〜32が良いとされる。
【0018】
本発明における標準光沢度は、記録材を画像形成材料(静電荷像現像用トナー等)が90%以上被覆している画像部分において、入射角75°にてグロスメーター VGS−1D(日本電色工業(株)社製)により測定した値として得られる。画像形成材料の記録材被覆割合の測定は、高速カラー画像解析装置 SPICCA(日本アビオニクス社製)を用いて行うことができる。
【0019】
画像の表面平滑性の制御は画像形成方法により種々あるが、トナーの弾性率G′及び熱ロールの表面粗さRaを制御する方法が最良であり、両者の関係が上記の式を満足する範囲が標準光沢度17〜37の画像を得るのに適している。
【0020】
熱ローラの表面粗さRa(μm)とトナー弾性率G′の関係を図1をもとに説明する。
【0021】
図1において、縦軸をトナー弾性率G′、横軸を熱ローラの表面粗さRaとした際、異なる弾性率G′のトナーと異なる表面粗さRaを有する熱ローラとの組み合わせを用いて得られた画像の標準光沢度を測定した結果、得られたAとBのラインの間に位置すると、標準光沢度は17〜37となり質感、深みのある画像が得られ、実物を忠実に表現することができる。Bのラインを下回ると標準光沢度が17未満となり、又Aのラインを越えると標準光沢度37以上となるため、質感、深みに劣りグラフィック画像などを再現するには不適切である。
【0022】
次に本発明に用いられる画像形成用材料について説明する。
【0023】
画像形成方法を選択することにより種々のものを用いることができるが、特に画像表面状態の制御性、色再現性の観点から非磁性トナーと磁性キャリアからなる2成分現像剤を用いることが好ましい。
【0024】
ここで、キャリアとしては、鉄粉、フェライト、マグネタイト、磁性体含有樹脂粒子及びそれぞれを樹脂コーティングしたものいずれを用いても良いが、帯電量の安定制御性の点でフェライト又はマグネタイトに樹脂コーティングしたものが望ましく、キャリアコア(磁性粒子)としては、比重が3〜7、重量平均粒子径30〜65μmの磁性粒子が好ましく用いられる。重量平均粒子径は、例えばマイクロトラック SRA MK−II〔日機装(株)製〕により測定することが可能である。
【0025】
コーティング樹脂は、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂等の樹脂からなる微粒子等を用いることができる。又、コーティング樹脂層は、耐久性、現像性の観点から平均膜厚で1.0〜5.0μmの厚さにコーティングすることが好ましい。平均膜厚は、上記マイクロトラック SRA MK−IIにより測定されたキャリアコアの重量平均粒子径をもとにキャリアコアを真球と仮定し、キャリアコア、コーティング材の比重による重量から体積を計算して算出した。
【0026】
一方、トナーとしては、上述したようにトナー弾性率G′と熱ローラの表面粗さRaの関係が下記の条件を満足するトナーが用いられる。
【0027】
A×Ra+2.11<LogG′<B×Ra+4.13
A:−0.0109、B:−0.0526
この条件を満足するトナーとしては一般的なトナーが使用可能であるが、その制御はトナーを構成する樹脂の種類や分子量、分子量の異なる複数の高分子から成る場合はそれぞれの高分子の含有比を適正化することで達成できる。又、着色剤と樹脂等を溶融混練した後粉砕分級を行うことで得られるトナーについては、溶融混練における溶融温度及び混練強度を選択することで制御できる。
【0028】
具体的なものとしては、流動性の向上やクリーニング性の向上が図られる無機微粒子を外添したトナーが好ましい。トナー用バインダー樹脂としては一般に使用されるバインダーが使用出来るが、定着特性に優れるポリエステル樹脂、スチレンアクリル樹脂が好ましく用いられる。又、表面状態制御に影響を及ぼさない範囲で離型剤等も必要に応じて添加して良い。
【0029】
本発明におけるトナー弾性率G′の測定としては、(株)レオロジ製の粘弾性測定装置MR−500を用い、治具に10φのパラレルプレート、印加周波数を1Hz、歪角を自動制御とし、昇温工程での粘弾性率の温度依存性測定を行ったときの(定着温度−20)℃の値として求めることが可能である。
【0030】
次に本発明に用いられる画像形成方法について説明する。
【0031】
画像形成方法としては、顔料、染料を含有する樹脂を静電的に転写した後に加熱ローラで記録材上に定着する熱ローラ方法を用いる。
【0032】
熱ローラ定着は、一般に2本のローラの少なくとも一方を加熱し、2本のローラ間に圧力をかけ、加熱された熱ローラ(定着ローラ)が記録材の画像形成面側になる様にして、画像形成材料により画像形成された記録材をローラ間に送り込むことにより定着する方法である。従って、熱ローラの表面粗さとは、画像形成材料に接触する側のローラの表面粗さを言う。
【0033】
本発明における熱ローラの表面粗さRa(μm)の測定としては、表面粗さ計Surftest402 Series178(株式会社ミツトヨ社製)により測定することが可能である。又熱ローラの表面粗さRaの制御は、ローラ表面をサンドブラスト処理等により凹凸を形成させることにより実現できる。
【0034】
具体的には、定着ローラを構成する芯金部の表面にサンドブラストや傷等により凹凸を形成し、その表面にフッ素系樹脂やフッ素系ゴム等の離型性を有する樹脂層を形成する方法や、定着ローラ自体の離型性被覆層表面をブラスト処理等を行うことにより制御することができる。さらに、定着ローラ芯金と離型性被覆層の間に微粒子等を介在させ、凹凸を形成する方法も使用することができる。詳しくは次に述べる画像形成装置にて具体的に説明するが、本発明はこれに限定されない。
【0035】
画像形成方法に応じて一般的な印刷機、コピア、プリンターを用いることができるが、以下一例として電子写真方式を用いた画像形成装置を図2に示す概略図にて説明する。
【0036】
図2に於いて、1はキャリア輸送層を上層とする負帯電性OPC感光体からなる像形成体であり、矢印方向に回転する。2は画像入力部であり、この画像入力部2は、照明光源3と、例えばブルー、グリーン、レッド、NDのフィルターからなりそれぞれが交換可能な色分解フィルター4と、反射ミラー5と、レンズ6と、一次元CCDイメージセンサー7とにより構成されている。8は色分解情報を補色情報に変換するインバーターを含む画像処理部、9は多色原稿、Lはレーザー光学系10から出力されるレーザービーム、11はスコロトロン帯電極からなる負帯電用帯電器である。12は転写用コロナ放電器、13は分離電極、14は定着器、15はクリーニング前除電器、16はクリーニング装置である。又、A1、B1、C1、D1は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各現像剤が収納された現像器である。
【0037】
画像入力部2から入力された反射光は色分解フィルター4で色分解され、CCDイメージセンサー7により色分解情報が読み取られ、電気信号に変換される。
【0038】
この電気信号は、画像処理部8で記録に適したデータに変換される。この様にして得られた画像データを基に、像形成体1の1回目の回転に於いては、前記画像データのうち、例えば黄色成分の記録データに従ったレーザービームLが、レーザー光学系10によって、負帯電用帯電器11により表面が均一に負に帯電された像形成体1上に照射され、像形成体1上には当該記録データに対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、イエロートナーが収納されている現像器A1により現像処理される。同様に、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が重ね合わせられて、4つの基本色からなるカラートナー像が形成される。この様にして得られたカラートナー像は、転写用コロナ放電極12により記録材P上に一括して転写され、次いで記録材が分離電極13により像形成体から分離された後、定着器14により定着処理されてカラー画像が形成される。一方、像形成体1はカラートナー像の転写後にクリーニング前除電器15により除電された上で、クリーニング装置16によりクリーニングされ、次のカラー画像の形成に共される。
【0039】
定着器の構成を図3にて説明する。
【0040】
本発明に好適に使用することのできる定着方式は、表面にテトラフルオロエチレンやポリテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシビニルエーテル共重合体類等の離型性樹脂被覆層や、LTVシリコーンゴムの表面にテトラフルオロエチレンやポリテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシビニルエーテル共重合体類等の離型性樹脂被覆層を有するチューブを被覆した鉄やアルミニウム等で構成される金属シリンダー内部に熱源を有する上ローラとシリコンゴム等で形成された下ローラとから形成されているものである。詳しくは、熱源として線状のヒーターを有し、上ローラの表面温度を約120〜200℃程度に加熱するものである。
【0041】
この上ローラと下ローラとの間をトナー画像を担持した記録材を通過させ、トナー画像を記録材上に熱溶融固着させる。従来の熱ローラ定着方法では、溶融したトナーの一部が上ローラに融着し、一回転後、この上ローラに融着したトナーが記録材の別の部分に固着されるオフセット現象が発生し、甚だしき場合は、上ローラに融着したトナーは、記録材から離れず記録材と共に上ローラに巻き付く、所謂巻き付き現象が発生すると共に定着ローラ表面が汚れるという問題を提起していた。定着部に於いては上ローラと下ローラ間に圧力を加え、下ローラを変形させ、いわゆるニップを形成する。ニップ幅としては1〜10mm、好ましくは1.5〜7mmである。定着線速は40〜400mm/secが好ましい。なお、定着ローラ間の圧力は、1.0〜5.0kgf/cm2が好ましい。なお、ニップが狭い場合には熱を均一にトナーに付与することができなくなり、定着のムラが発生する。一方でニップ幅が広い場合には樹脂の溶融が促進され、定着オフセットが過多となる問題が発生する。さらに、この定着装置にはクリーニング機構を付与してもよい。具体的には、不織布にシリコーンオイルを含浸したパッドやローラを使用することができる。
【0042】
具体的には、図3に於いて、21は600Wのハロゲンヒーターランプ(画像形成側ローラの中央に内蔵)、22は直径40mmの中空アルミローラ、その表面にはアスカーC硬度計によるゴム硬度が90°となる厚さ1mmのLTVシリコンゴム層23と厚さ50μmのPFAチューブ層24が形成され、定着ローラを構成している。一方、非画像形成側の圧着用ローラは、直径40mmの中空アルミローラ25と表面に厚さ3mmのLTVシリコンゴム層26、厚さ50μmのPFAチューブ層27から構成されている。両ローラの圧接ニップ荷重を2.5kgf/cm2とした定着装置であり、同図に於いて28はクリーニングローラである。
【0043】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0044】
《構成》
(トナーの製造例)
スチレンアクリル樹脂、着色剤、ポリプロピレンとを、混合、練肉、粉砕、分級し、体積平均粒径8.5μmの着色粒子を得た。更にこの着色粒子100部に、シランカップリング剤により表面処理されたシリカ微粒子(粒子径12nm)0.7部を添加してヘンシェルミキサーで混合し、平均粒径8.5μmの黒トナーを得た。ここでトナーの体積平均粒子径は、コールターカウンター TA−II(コールター社製)により測定した体積平均粒子径を用いた。又、無機微粒子の粒子径は、BET法により求めた比表面積(m2/g)から、真球で単一粒径と仮定して算出した粒子径である。又、スチレンアクリル樹脂の軟化点はフローテスターCFT−500(島津製作所製)を用いて測定した。
【0045】
スチレンアクリル樹脂において低分子量成分と高分子量成分のそれぞれの分子量や含有比の異なる樹脂を選択し、その結果下記に示す異なる弾性率を有するトナーを得た。なお、それぞれの配合比率を下記の表1に示す。この表では、樹脂100部、低分子量ポリプロピレン=3部に対する着色剤の配合比を示した。
【0046】
【表1】
Figure 0003972378
【0047】
(キャリアの製造例)
スチレン/メチルメタクリレート=6/4の共重合体微粒子40gを用いて、比重5.0、重量平均径50μm、1000エルステッドの外部磁場を印加したときの飽和磁化が25emu/gのCu−Znフェライト粒子1960gに対してスプレードライ方式で被覆し、キャリアを得た。
【0048】
(現像剤の製造例)
得られたキャリア及びトナーを、トナー濃度が7wt%となる様にYGG混合機を用いて20分間混合し、現像剤1〜4を得た。
【0049】
《サンプル画像の作製》
上記現像剤を用いて下記に示す定着条件により評価を行った。
【0050】
評価機として図2に示す構成を有する画像形成装置コニカ製9028を改造し、図3に示したものと概要が同じ定着装置の熱ローラ表面に傷をつけ、下記に示す表面粗さRaを有する熱ローラ定着装置を使用した。
【0051】
又、原画像として高精細カラーデジタル標準画像(SCID:Standard Color Image Data)の「自転車」を用いてサンプル画像を作製した。
【0052】
Figure 0003972378
〈評価〉
得られた画像中のベタ画像パッチ部に於ける標準光沢度を測定し、さらに画像の質感、深み、実物像忠実表現(リアリティ)を主観評価を用いて行った。主観評価には、評定尺度法に準じた。評価のカテゴリーは5段階評価(Bad、Poor、Fair、Good、Exellent)とし、各評定者に対して画像についての単独評価を2回行い、全評定者の平均値を評価結果とした。評定者は、任意に50人選定した。又、評定時の視距離は300〜400mmで、照度は1000±50ルクスとした。なお、評定値が4.0以上である画像が質感、深みがあり、リアリティのある画像であると評価でき、実用的に優れた画像である。
【0053】
1点(Bad):質感、深みが無く、リアリティも無い
2点(Poor):質感、深みが不足し、リアリティが不足している
3点(Fair):質感、深みがやや不足し、リアリティもやや欠ける
4点(Good):質感、深みが感じられ、リアリティもある
5点(Exellent):質感、深みは申し分なく、リアリティも十分備えている。
【0054】
【表2】
Figure 0003972378
【0055】
表2から明らかなように、トナーの弾性率G′と熱ローラの表面粗さRaの関係が本発明の条件を満足するトナーを用いることにより、画像の標準光沢度を17〜37に制御することができ、その結果質感、深みがあり、リアリティのある実用的に優れた画像を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】
本発明により、画像の標準光沢度を17〜37に制御することができ、質感、深みがあり、実物を忠実に表現する画像が得られるという顕著に優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい光沢度の範囲を示す図。
【図2】画像形成装置を示す図。
【図3】熱ローラ定着装置を示す図。
【符号の説明】
1 像形成体
2 画像入力部
9 多色原稿
10 レーザービーム
14 定着器
21 加熱部材
22 中空アルミローラ
23 LTVシリコンゴム層
24 PFAチューブ層
28 クリーニングローラ

Claims (1)

  1. 熱ローラと圧接ローラの対ローラからなる定着手段に少なくとも樹脂と着色剤を含有するトナーで形成された画像を担持した記録材を通過させ、固定配置された加熱部材により前記定着手段を介して画像を記録材に熱定着させ光沢度が17〜37の画像を形成する画像形成方法において、前記定着温度が120〜200℃であり、該定着温度−20℃でのトナーの弾性率G′と前記熱ローラの表面粗さRa(μm)のそれぞれの数値の関係が下記の条件を満足することを特徴とする画像形成方法。
    A×Ra+2.11<LogG′<B×Ra+4.13
    (A:−0.0109、B:−0.0526)
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