JP3973447B2 - 電子部品実装装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品供給装置から電子部品を取り出して回路基板に実装する部品保持部材の交換が可能な電子部品実装装置、及び該電子部品実装装置にて実行される電子部品実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子部品を保持する吸着ノズルを有する部品装着ヘッドと、上記吸着ノズルの交換を行うためのノズル交換部とを備えた電子部品実装装置では、従来、吸着ノズルによる電子部品の吸着状態に基づいて上記吸着ノズルの良否を判断していた。そして吸着ノズルが不良であると判断されたときには、該吸着ノズルを上記ノズル交換部に備えた予備の正常な吸着ノズルと交換することにより、回路基板への実装動作を続行させていた。 以下に具体的に説明する。
【0003】
図10に示す従来の電子部品実装装置20において、部品装着ヘッド9はXY平面上を移動自在で、搭載した8本の吸着ノズル1〜8を個別に、その軸方向へ昇降、及び軸周りに回転可能に構成されている。このような部品装着ヘッド9は、部品供給装置11から供給される電子部品を上記吸着ノズル1〜8にて吸着し、部品認識装置10にて認識された各電子部品の吸着姿勢に基づいて姿勢補正を行う。一方、プリント基板は、移送装置12にて当該電子部品実装装置20に搬入され位置決めされる。上記姿勢補正後、部品装着ヘッド9は、上記プリント基板の実装位置に、吸着している電子部品を順次、実装する。
又、部品装着ヘッド9に装填されている吸着ノズルでは実装できない電子部品がある場合には、当該電子部品実装装置20に備えたノズル交換部13にて、部品装着ヘッド9に装填済の吸着ノズルを、電子部品に適合した吸着ノズルに交換することにより実装動作を続行する。
【0004】
尚、特開平10−163689号公報には、部品装着ヘッドにて部品供給装置から電子部品の吸着を行う際に、ある吸着ノズルが連続して設定回数以上連続して吸着ミスを起こしたときには、該吸着ノズルを不良と判断し、予備の正常な吸着ノズルに交換して実装動作を続行する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の電子部品実装装置による実装動作では、上述したように吸着ノズルの交換作業が発生した場合、ノズル交換の動作が実装プログラムと違う動作をすることにより、生産性が悪化するという問題があった。例えば、図11に示すノズル交換部において、ST1〜ST8、及びST17〜ST24を使用して、ノズル交換を1回行って実装動作を行うプログラムがある場合において、ST8の吸着ノズルが不良となったと仮定する。この場合、当該電子部品実装装置は、不良となったST8に等価である代替ノズルをノズル交換部にて探す。その結果、ST9〜ST16が代替ノズルとして使用可能であれば、ST9〜ST16の任意の一つとノズル交換して実装動作を行う。したがって、ノズル交換動作は、上記実装動作プログラムに元々含まれる1回のノズル交換と、上記不良となった吸着ノズルの交換との合わせて2回となり、生産性が低下していた。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、不良の部品保持部材が発生してその交換動作を行った場合でも、基板の生産性の向上が可能な電子部品実装装置、及び電子部品実装方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様の電子部品実装装置は、複数の部品保持部材を着脱可能に装填し該部品保持部材にて保持した電子部品を回路基板へ実装する部品実装ヘッドと、
上記部品保持部材と交換可能であって上記電子部品を保持可能でかつ上記部品実装ヘッドにおける上記部品保持部材の数を超える数の交換用部品保持部材を有する交換ステーションと、
上記部品実装ヘッドの動作制御を行い、かつ上記部品実装ヘッドに装填されている上記部品保持部材の種類及び配列に関する主パターンに一致する副パターンが上記交換ステーションにおける上記交換用部品保持部材の配置に含まれるか否かを検索し、該検索結果に基づいて上記部品実装ヘッドに装填されている上記主パターンの上記部品保持部材を上記副パターンの上記交換用部品保持部材に交換可能か否かを判断する制御装置と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
又、上記制御装置は、不具合の生じた不良部品保持部材、及び該不良部品保持部材と交換可能な交換用部品保持部材の、上記交換ステーション内における配置換えを上記部品実装ヘッドに行わせる動作制御を行うことができる。
【0008】
又、上記交換ステーションに備わる上記交換用部品保持部材の配置換えを行う保持部材交換装置をさらに備え、
上記制御装置は、不具合の生じた不良部品保持部材、及び該不良部品保持部材と交換可能な交換用部品保持部材の、上記交換ステーション内における配置換えを上記保持部材交換装置に行わせる動作制御を行うことができる。
【0009】
又、上記交換ステーションは、上記交換用部品保持部材を一列状に配列しかつ上記部品実装ヘッドにおける上記主パターンを構成する上記部品保持部材との交換場所である交換部分と、列状に配置された上記交換用部品保持部材を移動させて、上記交換部分にて上記副パターンを形成する保持部材移動装置と、を有することができる。
【0010】
又、上記検索の結果、上記主パターンに一致する上記副パターンが上記交換ステーションに存在しないとき、上記制御装置は、上記部品実装ヘッドに装填されている上記部品保持部材の種類に類似しかつ上記電子部品を保持可能な、上記交換用部品保持部材に含まれる等価交換用部品保持部材をも含めて上記主パターンに類似する類似副パターンの有無を検索することができる。
さらに、本発明の他の態様における電子部品実装装置は、複数の部品保持部材を着脱可能に装填し該部品保持部材にて保持した電子部品を回路基板へ実装する部品実装ヘッドと、
上記部品保持部材と交換可能であって上記電子部品を保持可能でかつ上記部品実装ヘッドにおける上記部品保持部材の数を超える数の交換用部品保持部材を有する交換ステーションと、
上記部品保持部材が不良となり交換を要するとき、該不良部品保持部材のみならず、上記不良部品保持部材以外の正常部品保持部材をも交換の対象とし、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の交換回数が最小になるように、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の種類及び配列に関する主パターンに一致する交換用部品保持部材の種類及び配列に関する副パターンを交換ステーションに配置されている上記交換用部品保持部材から検索し、一致する配置が確認されたときには、上記部品実装ヘッドにおける上記主パターンにて構成される上記部品保持部材を上記副パターンにて構成される上記交換用部品保持部材に入れ換えて電子部品実装を行うように制御する制御装置と
を備えたことを特徴とする。
【0011】
本発明の第2態様の電子部品実装方法は、複数の部品保持部材を有する部品実装ヘッドによって上記部品保持部材で保持した電子部品を回路基板へ実装する電子部品実装方法であって、
上記部品保持部材が不良となり交換を要するとき、該不良部品保持部材のみならず、上記不良部品保持部材以外の正常部品保持部材をも交換の対象とし、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の交換回数が最小になるように、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の種類及び配列に関する主パターンに一致する交換用部品保持部材の種類及び配列に関する副パターンを交換ステーションに配置されている上記交換用部品保持部材から検索し、一致する配置が確認されたときには、上記部品実装ヘッドにおける上記主パターンにて構成される上記部品保持部材を上記副パターンにて構成される上記交換用部品保持部材に入れ換えて電子部品実装を行う、
ことを特徴とする。
【0012】
上記第2態様において、上記交換ステーションの上記交換用部品保持部材に不良が生じたとき、上記副パターンの検索を行う前に、上記副パターンを形成するように上記交換用部品保持部材の配置換えを行うようにしてもよい。
【0013】
上記第2態様において、上記検索の結果、上記主パターンに一致する上記副パターンが上記交換ステーションに存在しないとき、上記部品実装ヘッドに装填されている上記部品保持部材が保持すべき上記電子部品を保持可能な、上記交換用部品保持部材に含まれる等価交換用部品保持部材をも含めて上記主パターン若しくは上記主パターンに類似する類似副パターンの有無を検索するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態である電子部品実装装置及び方法について、図を参照しながら以下に説明する。ここで、上記電子部品実装方法は、上記電子部品実装装置にて実行される。又、各図において、同じ構成部分については同じ符号を付している。又、電子部品を実装する回路基板の種類が変化すれば当然に上記電子部品を保持するための部品保持部材の交換が発生することから、以下の実施形態は、同一種類の回路基板へ電子部品を実装するときにおける部品保持部材の交換の場合に関するものである。
図1に示す本実施形態の電子部品実装装置101は、部品供給装置111と、部品実装ヘッド121と、ヘッド移動装置131と、基板搬送装置141と、部品認識装置151と、交換ステーション161と、制御装置181とを備える。
上記部品供給装置111は、上記基板搬送装置141にて当該電子部品実装装置101へ搬入されてくる回路基板191へ実装する電子部品192の供給を行う装置であり、当該電子部品実装装置101では、電子部品192を収納したテープを巻回したリールを装填して部品供給を行ういわゆるパーツカセット形態の第1供給装置111−1と、電子部品192を載置したトレイにて部品供給を行ういわゆるトレイ形態の第2供給装置111−2とを有する。
【0015】
上記部品実装ヘッド121は、上記電子部品192を保持する部品保持部材122を複数有する。当該電子部品実装装置101では、上記部品保持部材122は、吸引装置123による吸引動作にて電子部品192を吸着するノズル形態にてなり、図示するX軸方向に沿って一列に、部品保持部材122−1〜122−8の8本を有し、保持する電子部品192の形状、サイズ等に応じた形状及び大きさにてなる。尚、部品保持部材122は、上記ノズル形態に限定されるものではなく例えば電子部品192を挟持するチャック形態等であってもよく、さらにその数も上記8本に限定されるものではない。又、部品保持部材122−1〜122−8は、着脱構造125により、部品実装ヘッド121の本体部124に対してそれぞれ独立して着脱可能である。上記着脱構造125としては、例えば図4に示すように、上記本体部124に取り付けられ先端にボールを進退可能に設けたボールプランジャ125−1と、上記部品保持部材122に形成され上記ボールが嵌合される溝部125−2とを有する構造である。該構造によれば、上記本体部124に部品保持部材122を挿入することで、ボールプランジャ125−1の上記ボールが上記溝部125−2に嵌合し、部品保持部材122が本体部124に固定され、一方、部品保持部材122を引っ張ることで、上記溝部125−2から上記ボールが外れ、本体部124から部品保持部材122を引き抜くことができる。
さらに又、部品保持部材122のそれぞれは、上記部品実装ヘッド121に備わる駆動装置にて上記本体部124とともに軸周りに回転可能であり、かつ軸方向に昇降移動可能である。
【0016】
ヘッド移動装置131は、上述の部品実装ヘッド121をX,Y方向へ移動させる装置であり、当該部品実装装置101では、図1に示すようにY方向に延在し、それぞれボールネジ機構を有する一対のY駆動部131−1と、X方向に延在しボールネジ機構を有するX駆動部131−2とを有する。又、X駆動部131−2には上記部品実装ヘッド121が取り付けられ、かつX駆動部131−2は上記一対のY駆動部131−1に懸架されY駆動部131−1にてY方向に移動可能である。よって、Y駆動部131−1及びX駆動部131−2の動作により、部品実装ヘッド121は、X及びY方向へ自由に移動可能である。
【0017】
上記基板搬送装置141は、当該電子部品実装装置101に対する回路基板191の搬入及び搬出を行う装置である。上記部品認識装置151は、上記部品実装ヘッド121の部品保持部材122に保持された電子部品192の保持姿勢を撮像する装置であり、撮像情報を上記制御装置181へ送出する。上記撮像情報は、部品保持部材122の良否判断の材料とされる。
【0018】
上記交換ステーション161は、上記部品実装ヘッド121に対して着脱可能に装填されている上記部品保持部材122と交換可能であって電子部品192を保持しかつ部品実装ヘッド121における部品保持部材122の数を超える数の交換用部品保持部材162を有する。該交換用部品保持部材162は、機能的、及び上述の溝部125−2に関する構造において上記部品保持部材122と変わるものではなく、サイズや形状等が異なる種々の電子部品192を保持可能なように、部品保持部材122と比べて電子部品192に接触する部分等のサイズ等が異なる部材である。尚、交換ステーション161に備わる交換用部品保持部材162の全てが部品保持部材122と異なる部材であることはなく、一部は同一である。又、本実施形態では上述のように部品実装ヘッド121は一列状に8本の部品保持部材122−1〜122−8を配列している。よって、詳細後述するが、これら部品保持部材122−1〜122−8が一度に交換可能なように、部品保持部材122の配列に対応して図7に示すように、交換ステーション161には8本の交換用部品保持部材162が一列に配置されている。尚、本実施形態では、交換ステーション161には、図5に示すように、交換用部品保持部材162を収納する装填部分163が3行8列にて配列されている。又、部品保持部材122を交換するとき、部品実装ヘッド121に装填されている部品保持部材122を交換ステーション161に退避させる必要があることから、図7に示すように例えば装填部分163−1〜163−8には交換用部品保持部材162が存在しない。
【0019】
さらに又、上記部品実装ヘッド121に装填されている部品保持部材122と、交換ステーション161に設けられている交換用部品保持部材162との交換動作を、詳細後述するように制御装置181の制御により自動的に実行可能とするため、交換ステーション161には、図4及び図6に示すような保持機構164が備わる。種々の構造が考えられるが、本実施形態における上記保持機構164は、くさび形のカム164−1がシリンダ164−2にて昇、降することに対応して、一対の開閉レバー164−3が開、閉する機構であり、上記装填部分163の各行毎、つまり装填部分163−1〜163−8、装填部分163−9〜163−16、及び装填部分163−17〜163−24に対応してそれぞれ設けられている。又、上記シリンダ164−2の動作は、制御装置130にて制御される。
【0020】
このような保持機構164は以下のように動作する。即ち、通常、上記カム164−1は、上昇位置にあり開閉レバー164−3は図6に示すように開いている。一方、部品保持部材122の交換のため、部品保持部材122が交換ステーション161の上記装填部分163に装填された後、上記シリンダ164−2にてカム164−1を下降させて、一対の開閉レバー164−3を閉じる。これにより、図4に示すように、開閉レバー164−3は、上記装填されている部品保持部材122に形成されている溝126の部分に係合し溝126部分を挟持する。よって、該挟持状態にて、上記本体部124における上記部品保持部材122の保持部分を上昇させることで、上記ボールプランジャ125−1と、部品保持部材122の溝125−2との係合が外れ、上記装填部分163に部品保持部材122を収納した状態で本体部124のみが上昇可能である。
【0021】
上記制御装置181は、当該電子部品実装装置101の動作制御を行う装置であり、具体的には、上述した、部品供給装置111、部品実装ヘッド121、吸引装置123、ヘッド移動装置131、基板搬送装置141、部品認識装置151、及び交換ステーション161の保持機構164等の動作制御を行い、かつ以下に述べる部品保持部材122の交換動作に関する動作制御を行う。又、制御装置181に備わる記憶部182には、回路基板191の搬入から、当該回路基板191への電子部品192の実装動作を経て、実装済回路基板の搬出までの動作に関して必要なプログラムが格納されている。よって以下に述べる、部品保持部材122の自動交換動作に関する動作制御も、制御装置181は、上記プログラムに従い実行する。従って、上記実装動作及び上記交換動作に関して、制御装置181は、部品実装ヘッド121に装填されている各部品保持部材122の種類及び装填位置を理解しており、かつ交換ステーション161に配置されている各交換用部品保持部材162の種類及び装填位置を理解している。
【0022】
以上説明した構成を有する本実施形態の電子部品実装装置101にて実行される電子部品実装方法について以下に説明する。尚、回路基板191の搬入及び搬出動作、回路基板191への電子部品192の実装に関する動作については、公知の電子部品実装装置にて実行される動作に同じであるので、ここでの説明は省略する。よって以下には、部品実装ヘッド121に装填されている部品保持部材122と、交換ステーション161に備わる交換用部品保持部材162との交換動作を主として説明を行う。
【0023】
本実施形態における部品実装方法に含まれる部品保持部材122の交換動作では、実装動作における生産性の低下を防ぐため、上記交換動作が最小回数で済むように交換方法が行われる。よって、従来では、不良となった部品保持部材122のみを交換の対象としていたが、本実施形態では、交換動作が最小回数で済むのであれば不良の部品保持部材122のみならず正常である部品保持部材122についても交換の対象とする。
尚、上記部品実装ヘッド121に備わる部品保持部材122が不良となり交換を要すると制御装置181が判断する方法として、本実施形態においても従来の場合と同様に、部品認識装置151にて撮像された、各部品保持部材122における電子部品192の吸着姿勢の撮像情報に基づき、設定回数以上、連続して吸着ミスを生じた部品保持部材122について、制御装置181は不良と判断する。
上記交換動作について、さらに具体的に以下に説明する。
【0024】
例えば、部品実装ヘッド121に装填されている部品保持部材122−1〜122−8、及び図7に示すように、交換ステーション161に配置されている交換用部品保持部材162−17〜162−24を使用して実装動作を行うプログラムがある場合を想定する。尚、ここでは、図7に示す、交換用部品保持部材162−9〜162−16のノズル種類は「S」であり、交換用部品保持部材162−17〜162−24のノズル種類は「M」であるとする。又、部品実装ヘッド121に備わる部品保持部材122−1〜122−8のノズル種類は「S」であるとする。
実装動作中に、部品保持部材122−8が不良になった場合、他の部品保持部材122−1〜122−7の内から部品保持部材122−8の代用可能な部品保持部材を使用して、実装中の回路基板191に対する部品実装動作を完了させる。そして次の回路基板191に対する部品実装動作を開始する前に、図2に示すステップ1にて以下の動作を行う。即ち、上述したように、制御装置181は、部品保持部材122−1〜122−8の各保持部材について、その種類及びこれらの配列に関する情報を有し、かつ交換ステーション161における交換用部品保持部材162の種類及び配列に関する情報を有する。そこで、制御装置181は、ステップ1にて、現在、部品実装ヘッド121に装填されている部品保持部材122−1〜122−8の種類及び配列に関する情報を抽出する。尚、抽出された上記種類及び配列に関する情報を主パターンとする。
【0025】
次のステップ2では、制御装置181は、上記主パターンに一致する副パターンを、交換用部品保持部材162の種類及び配列に関する情報から検索する。検索方法としては、不良が発生しない場合において上記プログラムにて実行される保持部材の交換回数以下の回数にて、交換対象である部品保持部材を交換可能となるパターンを検索する。この場合、8本のノズル種類「S」にてなる部品保持部材122−1〜122−8を1回で交換できるパターンを検索する。
次のステップ3では、制御装置181は、上記副パターンを抽出したか否かを判断する。該判断の結果、本例では上述のように図7に示す交換用部品保持部材162−9〜162−16がノズル種類「S」であり保持部材の並び方も一致すると仮定すると、交換用部品保持部材162−9〜162−16が抽出される。抽出された場合にはステップ4へ進み、生産に使用する保持部材を、上記部品保持部材122−1〜122−8から交換用部品保持部材162−9〜162−16に変更する。つまり、制御装置181の動作制御により、まず一旦、部品実装ヘッド121に装填されている部品保持部材122−1〜122−8を交換ステーション161における空の装填部分163−1〜163−8へ、上述した保持機構164を動作させて収納する。その後、部品実装ヘッド121を交換用部品保持部材162−9〜162−16の上方へ移動させて、部品実装ヘッド121に交換用部品保持部材162−9〜162−16を装填させる。このように本実施形態では、不良の部品保持部材122だけでなく正常な部品保持部材122も含めて全ての部品保持部材122を交換用部品保持部材162に交換する。そして、該交換用部品保持部材162−9〜162−16にて実装動作を開始する。
【0026】
上述のように本実施形態によれば、例とした上記プログラムの実行中に部品保持部材122−8が不良になったと仮定したとき、(1)部品保持部材122−1〜122−8のすべてを返却し、(2)交換用部品保持部材162−9〜162−16を保持し、上記プログラムに従い、(3)交換用部品保持部材162−9〜162−16を返却し、(4)交換用部品保持部材162−17〜162−24を保持するというノズル交換動作になる。このように、本実施形態によれば、ノズル交換に要する動作回数は、4回となる。一方、従来では、部品保持部材122−8が不良になった時点で、(1)部品保持部材122−8を返却し、(2)部品保持部材122−8の代わりをなす例えば交換用部品保持部材162−16を保持させる。そして、交換用部品保持部材162−17〜162−24への交換時には、まず、(3)部品保持部材122−1〜7を返却し、(4)交換用部品保持部材162−16の返却を行い、そして(5)交換用部品保持部材162−17〜162−24を保持するというノズル交換動作になる。よって従来では、ノズル交換に要する動作回数は、5回となる。このように、本実施形態によれば、従来に比べて、ノズル交換に要する動作回数を減少することができ、生産性の向上に寄与することができる。
【0027】
一方、ステップ3にて、抽出不可と判断されたときにはステップ5に進む。ステップ5では、不良となった部品保持部材122−8の種類に類似する種類にてなる等価交換用部品保持部材まで検索範囲を広げて検索動作を行う。ここで、上記等価交換用部品保持部材とは、上記交換用部品保持部材162に含まれる部材であり、不良の部品保持部材の種類に類似しかつ不良部品保持部材が保持すべき電子部品192を保持可能な保持部材である。以下に具体的に説明する。
図3は、保持する部品に対する適性ノズルの選択を示した表であり、記憶部182に記憶させることができる。吸着する電子部品192は、その体積に応じて吸着に適切な部品保持部材122が決まっており、操作者による選択、又は上記プログラムにより図3の表に基づいて自動的に選択される。しかし、電子部品192の大きさによっては、2種類以上の部品保持部材122にて吸着可能な場合がある。このようなときには、吸着可能な予備ノズル、つまり上記等価交換用部品保持部材として、上記記憶部182に記憶しておくことにより、吸着可能な部品保持部材の本数を増やすことができる。即ち、上記等価交換用部品保持部材を用いることで、ノズル交換の回数を減らすことができ、生産性を向上させることができる。
【0028】
具体的に説明すると、図3に示すように、体積10〜60cm3の電子部品192を吸着する場合、上記等価交換用部品保持部材を使用しないときには、体積10〜30cm3の電子部品192は、ノズル種類「S」の部品保持部材122にて、体積30〜60cm3の電子部品192はノズル種類「M」の部品保持部材122にて吸着する必要がある。よって、ノズル種類「S」の部品保持部材122が部品装着ヘッド121に装填されているとき、体積30〜60cm3の電子部品192を保持するためには、部品保持部材122の交換が必要となる。一方、上記等価交換用部品保持部材として、ノズル種類「M」の部品保持部材122を部品装着ヘッド121に装填しておくことで、10〜60cm3の電子部品192の全てを保持することが可能となり、ノズル交換が不要となり、生産性の向上を図ることができる。
【0029】
上述の例の場合、不良となった部品保持部材122−8の種類は「S」であるので、種類「M」が種類「S」に類似すると仮定したとき、上記ステップ5では、上記主パターンに類似する類似副パターンが上記交換ステーション161における交換用部品保持部材162の配置内から検索される。上述のように、上記等価交換用部品保持部材として交換用部品保持部材162−17〜162−24が該当することから、上記検索では、交換用部品保持部材162−9〜162−24内から、上記主パターンに類似する類似副パターンが検索される。
【0030】
次のステップ6では、上記類似副パターンが抽出されたか否かが判断される。抽出された場合は、ステップ7へ進み、基板生産に使用する、部品実装ヘッド121における上記主パターンの部品保持部材122から上記類似副パターンの交換用部品保持部材162に交換する。具体的な交換方法は、上記ステップ4における場合と同様である。
一方、上記ステップ6にて上記類似副パターンが抽出されない場合には、上記不良部品保持部材122を含む上記主パターンに類似する上記類似副パターンも存在しないことになるので、不良部品保持部材122のみを個別に交換することにより生産を継続させる。
【0031】
上述の説明では、交換ステーション161に装填されている交換用部品保持部材162−9〜162−24の配列状態は変更することなく、上記副パターン及び上記類似副パターンの検索を行った。よって、上記ステップ6では、上記類似副パターンも抽出されない場合が生じることもある。しかしながら、上記副パターン及び上記類似副パターンが抽出されない場合であっても、交換ステーション161内で、一部の交換用部品保持部材162の配置を変更することで、上記副パターン及び上記類似副パターンが形成される場合もある。以下に説明する各構成例は、この点に着目したものである。つまり、上述したように制御装置181は、交換ステーション161に装填されている全ての交換用部品保持部材162の種類及び配置位置を把握していることから、上記副パターン及び上記類似副パターンが抽出されない場合には、上記副パターン及び上記類似副パターンの少なくとも一方を生成可能なように、交換用部品保持部材162の配置の変更を演算することが可能である。
【0032】
上記配置変更用の演算の結果、上記副パターン及び上記類似副パターンの少なくとも一方が生成されたときには、制御装置181は、部品実装ヘッド121及び上記保持機構164の動作制御を行い、部品実装ヘッド121及び上記保持機構164を用いて交換用部品保持部材162の配置換えを行う。該動作は、交換用部品保持部材162の配置換えに部品実装ヘッド121を利用することから、ある回路基板191への実装動作が終了した後に行う。例えば部品保持部材122−8が不良になった場合を例に採ると、上記実装動作の終了後、部品実装ヘッド121の部品保持部材122−1〜122−8の全てを、交換ステーション161の空の装填部分163−1〜163−8へ返却する。次に制御装置181の動作制御により、上記装填部分163−8に存在する上記部品保持部材122−8、及び上記部品保持部材122−8と同一であり正常であり装填部分163−16に存在する交換用部品保持部材162−16を部品実装ヘッド121に取り付ける。次に、制御装置181の動作制御により、上記部品保持部材122−8を、上記装填部分163−16へ返却する。次に、制御装置181の動作制御により、上記交換用部品保持部材162−16を上記装填部分163−8に装填する。これにて両者の配置が変更される。
このようにして、交換ステーション161における交換用部品保持部材162の配置を調整し、以後、上述したステップ1〜7の動作を行う。従って、部品保持部材の無駄な交換回数を減らすことができ基板生産の効率を向上させることができる。
【0033】
上述した、交換ステーション161における交換用部品保持部材162の配置換え動作では、上記部品実装ヘッド121を利用して上記配置換えを行ったが、該形態に限定されるものではない。例えば図8に示すように、交換ステーション161に保持部材交換装置165をさらに備えた第2交換ステーション166を設け、制御装置181にて保持部材交換装置165の動作制御を行い上記配置換えを行うようにすることもできる。上記保持部材交換装置165は、部材保持部165−1と、該部材保持部165−1が取り付けられ部材保持部165−1をY方向に移動させるY駆動部165−3と、該Y駆動部165−3が取り付けられY駆動部165−3をX方向に移動させるX駆動部165−2とを有する。上記X駆動部165−2及びY駆動部165−3は、例えばボールネジ機構を有し、制御装置181の制御にて、部材保持部165−1をX,Y方向へ自在に移動する。
【0034】
交換ステーション161に上記保持部材交換装置165をさらに備えることで、制御装置181の動作制御により、部品実装ヘッド121、及び保持部材交換装置165をそれぞれ独立して動作させることができる。
上記不良部品保持部材122が発生したときには、部品実装ヘッド121に存在する不良部品保持部材、例えば部品保持部材122−8を、交換ステーション161の、空の装填部分163−8に返却し、正常なノズルに相当し装填部分163−16に存在する交換用部品保持部材162−16を部品実装ヘッド121に取り付け、生産を行う。一方、該生産が行われている間に、保持部材交換装置165は、上記装填部分163−8に装填した不良部品保持部材162−8を、上記保持部材交換装置165の部材保持部165−1にて保持して、装填部分163−16へ移動する。該移動後、部品実装ヘッド121は、上記交換用部品保持部材162−16を装填部分163−8に装填する。そして、装填部分163−17〜163−24に装填されている交換用部品保持部材162−17〜162−24を使用するとき、部品実装ヘッド121に取り付けられている部品保持部材122−1〜122−7は、装填部分163−1〜163−7に返却される。
以上の動作により部品保持部材122−1〜122−8を全て正常な交換用部品保持部材162−17〜162−24に交換することにより、上述の、部品実装ヘッド121を利用して保持部材の交換を行う場合に比べて、回路基板191の生産が終了した時点での保持部材の交換動作を削減することができる。よって、部品実装ヘッド121の動作終了を待つ必要がないことから、さらに生産効率を上げることができる。
【0035】
さらに又、図8に示す第2交換ステーション166では、交換ステーション161内の交換用部品保持部材162の配置換えを行う装置として、上記保持部材交換装置165を設けたが、上記配置換えを行う方法として、さらに図9に示す第3交換ステーション167の形態を採ることもできる。該第3交換ステーション167は、上記交換用部品保持部材162を一列状に配列しかつ上記部品実装ヘッド121における上記主パターンを構成する上記部品保持部材122−1〜122−8との交換場所である交換部分167−1と、列状に配置された上記交換用部品保持部材162を移動させて、上記交換部分167−1にて上記副パターンを形成する保持部材移動装置167−2と、を有する。尚、上記交換部分167−1は、上記保持機構164を有する。図9に示す例では、上記保持部材移動装置167−2による交換用部品保持部材162の移動経路を楕円状とし、直線部分が上記交換部分167−1に該当する形態を採っている。しかしながら上記移動経路は、上記楕円形に限定されるものではなく、例えば上記交換部分167−1を含む直線状であってもよい。
尚、上記第3交換ステーション167では、装填部分163−1〜163−8は交換用部品保持部材が存在しない空きの状態である。又、交換用部品保持部材162−9〜162−26のノズル種類は全て「S」としているが、勿論これに限定するものではない。又、上述の各例と同様に、制御装置181は、交換用部品保持部材162−9〜162−26の配列状態を把握している。
【0036】
上記第3交換ステーション167によれば、上述の例と同様に、部品実装ヘッド121の部品保持部材122−8が不良になった場合、まず、部品実装ヘッド121に取りつけられている部品保持部材122−1〜122−8を第3交換ステーション167の装填部分163−1〜163−8に返却する。そして、保持部材移動装置167−2を動作させ、列状に配置された上記交換用部品保持部材162−9〜162−26を、例えば反時計方向に回転させる。該回転の移動量は、上記副パターン及び上記類似副パターンの少なくとも一方が上記交換部分167−1にて形成されるような移動量である。ここでは、正常な交換用部品保持部材162−26が交換部分167−1における装填部分163−1に位置するように回転させる。これにて不良部品保持部材122−8は、交換部分167−1から外れ、装填部分163−9に位置する。よって、交換部分167−1には、正常な保持部材が配列されることから、交換部分167−1に配列されている交換用部品保持部材162−26、及び部品保持部材122−1〜122−7の8本が部品実装ヘッド121に装填される。
【0037】
このように上記第3交換ステーション167では、図8に示す第2交換ステーション166の構成と比較すると、交換ステーション161の上方にて移動する保持部材交換装置165を省略することができることから、よりコンパクトな装置構成にて交換ステーション161内の交換用部品保持部材162の配置換えを行うことができる。
【0038】
さらに又、上記第3交換ステーション167に上記保持部材交換装置165を追加した構成を採ることもできる。該構成によれば、上記移動経路に配列される交換用部品保持部材162の配列順を、保持部材交換装置165を使用して変更することができる。よって、図8に示す第2交換ステーション166が奏する、部品実装ヘッド121の動作終了を待つ必要がなく、さらに生産効率を上げることができるという効果を得ることができる。
【0039】
尚、上述した実施形態では、上記主パターンにて構成される部品保持部材122−1〜122−8の全てを一度に交換用部品保持部材162と交換した。しかしながら、該形態に限定されるものではなく、不良部品保持部材、例えば不良部品保持部材122−8を含む複数の部品保持部材、例えば部品保持部材122−5〜122−8における種類及び配列に対応する配置が交換ステーション161内の交換用部品保持部材162の配置に存在するときには、上記部品保持部材122−5〜122−8のみを交換してもよい。
尚、上述の説明では、不良ノズルの交換時期を、一つの基板の生産が終了した後、同種の次の基板の生産開始までの間としましたが、これに限定されることなく、例えば不良ノズルが発生した時点で交換を行うこともできる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の第1態様における電子部品実装装置、及び第2態様の電子部品実装方法によれば、部品実装ヘッド、交換ステーション、及び制御装置を備え、部品実装ヘッドに装填されている部品保持部材に関する主パターンに一致する副パターンが交換ステーションに備わる交換用部品保持部材の配置に存在するか否かを判断するようにした。よって、上記副パターンが存在すると判断されたときであって、不良となった部品保持部材のみならず正常な部品保持部材も含めて上記主パターンにてなる部品保持部材の全てを上記副パターンにてなる交換用部品保持部材に交換した方が、不良部品保持部材のみを交換する場合に比べて交換回数が減るときには、上記主パターンにてなる部品保持部材の全てを上記副パターンにてなる交換用部品保持部材に交換することができる。よって、該交換動作を行ったときには、従来に比べて回路基板の生産性を向上させることができる。
【0041】
又、上記第1態様では、上記交換ステーションに配置される交換用部品保持部材の配列について部品実装ヘッドを使用して変更することで、上記副パターンを形成できる場合も生じる。このようにして副パターンを形成できた場合には、上述の生産性の向上を図ることができる。
【0042】
又、上記第1態様では、上記交換ステーションに配置される交換用部品保持部材の配列について、新たに設けた保持部材交換装置を使用して変更することで、上記副パターンを形成できる場合も生じる。このようにして副パターンを形成できた場合には、上述の生産性の向上を図ることができるとともに、部品実装ヘッドを使用して変更する場合に比べて実装動作と並行して交換用部品保持部材の配置換えが行える。よって、さらに生産性の向上を図ることができる。
【0043】
又、上記第1態様では、交換ステーションにおいて、交換部分と保持部材移動装置とを備えた形態を採ることで、上記保持部材交換装置を設けた場合に比べて、コンパクトな装置構成にて交換用部品保持部材の配置換えを行うことができる。
【0044】
さらに又、上記副パターンが上記交換ステーションに存在しないとき、部品保持部材の種類に類似しかつ電子部品を保持可能な等価交換用部品保持部材をも含めて主パターンに類似する類似副パターンの有無を検索することで、検索範囲が広がる。よって、さらに生産性の向上を図ることができる。
【0045】
又、上記第2態様では、上記交換ステーションに配置される交換用部品保持部材の配置内に、上記副パターン及び上記類似副パターンが存在しないときには、これらが形成可能なように交換用部品保持部材の配置を変更してもよい。該変更により、上述の生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における電子部品実装装置の斜視図である。
【図2】 図1に示す電子部品実装装置にて実行される電子部品実装方法における動作を表すフローチャートである。
【図3】 図1に示す電子部品実装装置に格納され、等価交換用部品保持部材の検索に使用される情報を説明するための図である。
【図4】 図1に示す電子部品実装装置に備わる交換ステーションの構造を説明するための図である。
【図5】 図1に示す電子部品実装装置に備わる交換ステーションにおける装填部分の配列状態を示す図である。
【図6】 図1に示す電子部品実装装置に備わる交換ステーションの構造を説明するための図である。
【図7】 図1に示す電子部品実装装置に備わる交換ステーションに備わる交換用部品保持部材の配置を説明するための図である。
【図8】 図1に示す電子部品実装装置に備わる交換ステーションの変形例を示す斜視図である。
【図9】 図1に示す電子部品実装装置に備わる交換ステーションの別の変形例を示す斜視図である。
【図10】 従来の電子部品実装装置の斜視図である。
【図11】 図10に示す電子部品実装装置に備わるノズル交換部におけるノズルの配置状態を説明するための図である。
【符号の説明】
121…部品実装ヘッド、122…部品保持部材、
162…交換用部品保持部材、161…交換ステーション、
165…保持部材交換装置、167−1…交換部分、
167−2…保持部材移動装置、181…制御装置、191…回路基板、
192…電子部品。
Claims (4)
- 複数の部品保持部材を有する部品実装ヘッドによって上記部品保持部材で保持した電子部品を回路基板へ実装する電子部品実装方法であって、
上記部品保持部材が不良となり交換を要するとき、該不良部品保持部材のみならず、上記不良部品保持部材以外の正常部品保持部材をも交換の対象とし、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の交換回数が最小になるように、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の種類及び配列に関する主パターンに一致する交換用部品保持部材の種類及び配列に関する副パターンを交換ステーションに配置されている上記交換用部品保持部材から検索し、一致する配置が確認されたときには、上記部品実装ヘッドにおける上記主パターンにて構成される上記部品保持部材を上記副パターンにて構成される上記交換用部品保持部材に入れ換えて電子部品実装を行う、
ことを特徴とする電子部品実装方法。 - 上記交換ステーションの上記交換用部品保持部材に不良が生じたとき、上記副パターンの検索を行う前に、上記副パターンを形成するように上記交換用部品保持部材の配置換えを行う、請求項1記載の電子部品実装方法。
- 上記検索の結果、上記主パターンに一致する上記副パターンが上記交換ステーションに存在しないとき、上記部品実装ヘッドに装填されている上記部品保持部材が保持すべき上記電子部品を保持可能な、上記交換用部品保持部材に含まれる等価交換用部品保持部材をも含めて上記主パターン若しくは上記主パターンに類似する類似副パターンの有無を検索する、請求項1又は2記載の電子部品実装方法。
- 複数の部品保持部材を着脱可能に装填し該部品保持部材にて保持した電子部品を回路基板へ実装する部品実装ヘッドと、
上記部品保持部材と交換可能であって上記電子部品を保持可能でかつ上記部品実装ヘッドにおける上記部品保持部材の数を超える数の交換用部品保持部材を有する交換ステーションと、
上記部品保持部材が不良となり交換を要するとき、該不良部品保持部材のみならず、上記不良部品保持部材以外の正常部品保持部材をも交換の対象とし、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の交換回数が最小になるように、上記部品実装ヘッドにおける部品保持部材の種類及び配列に関する主パターンに一致する交換用部品保持部材の種類及び配列に関する副パターンを交換ステーションに配置されている上記交換用部品保持部材から検索し、一致する配置が確認されたときには、上記部品実装ヘッドにおける上記主パターンにて構成される上記部品保持部材を上記副パターンにて構成される上記交換用部品保持部材に入れ換えて電子部品実装を行うように制御する制御装置と
を備えたことを特徴とする電子部品実装装置。
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