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JP4001772B2 - ファイル転送システム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一の端末からネットワーク上の汎用サーバ経由で任意の汎用マシンにファイルを転送する際、端末を操作するオペレータや予め設定されたスケジュールが転送経路となる汎用サーバの状態を意識しなくても、ファイル転送を高い確率で成功させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来のファイル転送システムの一例を示すもので、図中、1はファイルの転送元である端末、2はファイルの転送先である汎用マシン、3はネットワーク、4,5はネットワーク上の汎用サーバ(A,B)である。ここで、端末1、相手先汎用マシン2及び汎用サーバA4,B5はいずれもネットワーク3に常時接続され、端末1は汎用サーバ4A,5Bと接続可能であり、相手先汎用マシン2も汎用サーバA4,5Bと接続可能であるとする。
【0003】
前記構成において、オペレータの操作に従って端末1から汎用マシン2へファイル転送を行う場合、オペレータは端末1にて汎用サーバ4A,5Bのうちのいずれか一方、例えば4Aを選択し、該選択した汎用サーバ4Aにファイルを送信し、さらにその汎用サーバ4Aに転送を指示することにより、汎用マシン2へファイルを転送していた。
【0004】
また、予め設定されたスケジュールに従って端末1から汎用マシン2へファイル転送を行う(予め日時を指定してのファイル転送)場合、予め当該スケジュール(のシナリオ)にて選択された汎用サーバ4A,5Bのうちのいずれか一方、例えば4Aにファイルを送信し、さらにその汎用サーバ4Aに転送を指示することにより、汎用マシン2へファイルを転送していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のシステムでは、オペレータが選択した汎用サーバがファイル転送を行うことが不可能な状況であった場合、再度、別の汎用サーバ、例えば5Bを選択し、該選択した汎用サーバ5Bにファイルを送信し、さらにその汎用サーバ5Bに転送を指示しなければならず、また、予めスケジュールで選択された汎用サーバがファイル転送を行うことが不可能な状況であった場合、転送エラーによるシナリオの中断となってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、端末を操作するオペレータや予め設定されたスケジュールが転送経路となる汎用サーバの状態を意識することなく、転送先の汎用マシンを指定するのみでファイル転送を高い確率で成功させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、前記目的を達成するため、一の端末からネットワーク上の汎用サーバ経由で任意の汎用マシンにファイルを転送するファイル転送システムであって、一の端末は、ファイル転送先となる汎用マシン毎に、該汎用マシンへのファイル転送に利用可能な少なくとも2つの汎用サーバを記憶する記憶手段と、オペレータもしくは予め設定されたスケジュールより所定の汎用マシンに対するファイル転送が指示された時、前記記憶手段に該所定の汎用マシンに対応して記憶された全ての汎用サーバにファイルを送信するファイル送信手段と、ファイルを送信した汎用サーバのうちのいずれかに所定の汎用マシンへのファイル転送を指示する転送指示手段と、ファイル転送を指示した汎用サーバによるファイル転送の成功・失敗を判定する転送結果判定手段と、ファイル転送に失敗した場合、前記転送指示手段におけるファイル転送を指示する汎用サーバを切り替える指示変更手段と、ファイル転送に成功した時もしくはファイルを送信した全ての汎用サーバによるファイル転送に失敗した時、ファイルを送信した全ての汎用サーバに該ファイルの削除を指示する削除指示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
前記構成によれば、汎用サーバ経由で汎用マシンにファイルを転送する際、汎用サーバの状態を判断し、転送可能な汎用サーバを自動的に選択することが可能となり、端末を操作するオペレータに操作のやり直しを求めることがなく、スケジュールに従うファイル転送における失敗の確率を少なくすることができる。
【0009】
なお、ファイル転送を指示する汎用サーバの切り替えは、同一の汎用サーバに予め定めた回数繰り返し指示を出して失敗した場合に行うようになしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は本発明のファイル転送システムの実施の形態の一例を示すもので、図中、従来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、2は汎用マシン、3はネットワーク、4,5は汎用サーバ(A,B)、10は端末である。
【0011】
端末10は、周知のCPU、メモリ、入力部、表示部等からなるコンピュータ及びそのプログラムもしくはハードウェアによって構成される次の手段、即ち記憶手段11と、ファイル送信手段12と、転送指示手段13と、転送結果判定手段14と、指示変更手段15と、削除指示手段16とを備えている。
【0012】
記憶手段11は、ファイル転送先となる汎用マシン毎に、該汎用マシンへのファイル転送に利用可能な少なくとも2つの汎用サーバを記憶している。ファイル送信手段12は、オペレータもしくは予め設定されたスケジュールより所定の汎用マシンに対するファイル転送が指示された時、前記記憶手段11に該所定の汎用マシンに対応して記憶された全ての汎用サーバにファイルを送信する。
【0013】
転送指示手段13は、ファイルを送信した汎用サーバのうちのいずれかに所定の汎用マシンへのファイル転送を指示する。なお、どの汎用サーバに指示するかは種々考えられるが、所定の汎用マシンに対応して記憶手段11に記憶された複数の汎用サーバのうち、単純にアドレスの若い番号順に指示しても良く、あるいは予め付与した優先順位に従って指示しても良い。
【0014】
転送結果判定手段14は、ファイル転送を指示した汎用サーバによるファイル転送の成功・失敗を判定する。なお、この判定は汎用サーバから一定時間以上、何の通知も受信しない、あるいは後述する転送不能通知もしくは転送終了通知を受信することによって行う。
【0015】
指示変更手段15は、ファイル転送に失敗した場合、但し、ここでは同一の汎用サーバに予め定めた回数繰り返し指示を出してファイル転送に失敗した場合、前記転送指示手段13におけるファイル転送を指示する汎用サーバを切り替える。
【0016】
削除指示手段16は、ファイル転送に成功した時もしくはファイルを送信した全ての汎用サーバによるファイル転送に失敗した時、ファイルを送信した全ての汎用サーバに該ファイルの削除を指示する。
【0017】
ここで、端末10は、図1中の端末1と同様、ネットワーク3に常時接続され、汎用サーバ4A,5Bと接続可能であるとする。また、汎用サーバ4A,5Bは、ファイル転送を中継できる状態か否かを常時管理しており、ファイル転送を指示された時、ファイル転送を中継できない状態であれば転送不能を通知し、また、ファイル転送を完了した時は転送終了を通知するものとする。
【0018】
図3は端末10を実現するプログラムをその動作を表すフローチャートで示すもので、ここで、iは特定の汎用マシンへのファイル転送に利用可能な汎用サーバの番号、Mはiの最終値、jは同一の汎用サーバに対するファイル転送指示の回数、Nはjの最大値を示す。
【0019】
図4、図5は本発明によるファイル転送のようすを示すもので、以下、動作を説明する。ここで、記憶手段11は汎用マシン2へのファイル転送に利用可能な汎用サーバとして汎用サーバA4,B5を記憶しているものとする。
【0020】
オペレータが端末10に汎用マシン2へのfile aの転送を指示する(s1)と、端末10は、まず、ファイル送信手段12により、記憶手段11に記憶された汎用マシン2へのファイル転送に利用可能な汎用サーバ、ここでは汎用サーバA4,B5にfile aを送信する(s2)。次に、端末10は、転送指示手段13により、汎用サーバA4,B5のうちの一方、例えば汎用サーバA4にファイル転送を指示する(s3,s4)。
【0021】
前述したように、サーバA4,B5はファイル転送を中継できる状態か否か状態を管理しており、端末10からファイル転送の指示を受けたサーバA4はファイル転送が不能であれば端末10へ転送不能を通知する。
【0022】
端末10の転送結果判定手段14は転送不能を受信する(s5)と、指示変更手段15により、ファイル転送を指示する汎用サーバをB5に切り替え(s6,s7)、転送指示手段13により、汎用サーバB5にファイル転送を指示する。
【0023】
一方、汎用サーバA4もしくはB5において、ファイル転送が可能であれば、汎用マシン2へのfile aの転送を実行する(なお、この種の汎用サーバでは通常、1回の転送に失敗しても、予め定められた回数まで転送のリトライを行う。)。汎用サーバA4もしくはB5はファイルの転送に成功すると、端末10へ転送終了を通知する。
【0024】
端末10の転送結果判定手段14は転送終了を受信する(s8)と、削除指示手段16により、ファイルを送信した全ての汎用サーバ、ここではサーバA4,B5に送信したfile aの削除を指示する(s9)とともに、汎用マシン2へのfile aの転送が完了したことをオペレータに表示(あるいはこれに加えて記録)する(s10)。
【0025】
また、端末10の転送結果判定手段14は、転送不能または転送終了の通知のいずれもない場合、一定時間経過した時点で同一の汎用サーバに対して、再度ファイル転送の指示を出す(s11,s12,s13)。但し、これをN回繰り返しても何の応答もない場合は、その汎用サーバに何らかの障害があると判断し、転送不能が通知された場合と同様に、ファイル転送の指示を出す汎用サーバを切り替える。
【0026】
さらに、端末10の転送結果判定手段14は、記憶手段11に記憶された汎用マシン2へのファイル転送に利用可能な全ての汎用サーバA4,B5について、転送不能が通知されるか、もしくはファイル転送の指示をN回繰り返しても何の応答もない場合、削除指示手段16により、ファイルを送信した全ての汎用サーバA4,B5に送信したfile aの削除を指示する(s14)とともに、汎用マシン2へのfile aの転送が未了であることをオペレータに表示(あるいはこれに加えて記録)する(s15)。
【0027】
このように、予め転送先の汎用マシンへのファイル転送に利用可能な汎用サーバとして記憶した複数の汎用サーバの中に使用可能なサーバがあれば、その汎用サーバにより転送先の汎用マシンへファイル転送を行うことができ、自動判断による利用可能な汎用サーバの選択を実現することで、スケジューリングした自動的なファイルの転送に於いても成功する確率を高めることができる。
【0028】
なお、ファイルの転送にはrcp又はftp等の汎用的なファイル転送のためのプロトコル、コマンドを使用する。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所定の汎用マシンにファイルを転送する場合、予め該所定の汎用マシンへのファイル転送に利用可能とされた汎用サーバのうちの一の汎用サーバが転送不可能な状況であった場合でも、他の汎用サーバを利用してファイル転送を行うことが可能になる。このことにより、スケジューリングされたファイル転送が、転送経路となる汎用サーバの状態を意識することなく、転送先の汎用マシンを指定するのみでファイル転送を高い確率で成功させることができ、システムのスケジューリングに対する信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のファイル転送システムの一例を示す構成図
【図2】本発明のファイル転送システムの実施の形態の一例を示す構成図
【図3】端末における動作のフローチャート
【図4】本発明によるファイル転送のようすを示す説明図
【図5】本発明によるファイル転送のようすを示す説明図
【符号の説明】
2:汎用マシン、3:ネットワーク、4,5:汎用サーバA,B、10:端末、11:記憶手段、12:ファイル送信手段、13:転送指示手段、14:転送結果判定手段、15:指示変更手段、16:削除指示手段。

Claims (2)

  1. 一の端末からネットワーク上の汎用サーバ経由で任意の汎用マシンにファイルを転送するファイル転送システムであって、
    一の端末は、
    ファイル転送先となる汎用マシン毎に、該汎用マシンへのファイル転送に利用可能な少なくとも2つの汎用サーバを記憶する記憶手段と、
    オペレータもしくは予め設定されたスケジュールより所定の汎用マシンに対するファイル転送が指示された時、前記記憶手段に該所定の汎用マシンに対応して記憶された全ての汎用サーバにファイルを送信するファイル送信手段と、
    ファイルを送信した汎用サーバのうちのいずれかに所定の汎用マシンへのファイル転送を指示する転送指示手段と、
    ファイル転送を指示した汎用サーバによるファイル転送の成功・失敗を判定する転送結果判定手段と、
    ファイル転送に失敗した場合、前記転送指示手段におけるファイル転送を指示する汎用サーバを切り替える指示変更手段と、
    ファイル転送に成功した時もしくはファイルを送信した全ての汎用サーバによるファイル転送に失敗した時、ファイルを送信した全ての汎用サーバに該ファイルの削除を指示する削除指示手段とを備えた
    ことを特徴とするファイル転送システム。
  2. 同一の汎用サーバに予め定めた回数繰り返し指示を出してファイル転送に失敗した場合、前記転送指示手段におけるファイル転送を指示する汎用サーバを切り替える指示変更手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のファイル転送システム。
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