JP4007364B2 - エンジン制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記問題に鑑み、エンジンの停止と再始動をおこなうエンジン制御装置が電磁クラッチと組み合わせられた場合の種々の問題に対応できるようにすることを目的とする。
エンジン制御装置が提供される。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明において、再始動時電磁クラッチ係合制御手段が、基準時刻からの経過時間に基づき再始動時の条件に応じた電磁クラッチの係合の制御をおこなうエンジン制御装置が提供される。
伝達手段が、エンジンに連なる軸と駆動輪に連なる軸を係合および解放するクラッチと、再始動時の条件に応じてクラッチの係合を制御する再始動時クラッチ係合制御手段を含み、
再始動時クラッチ係合制御手段が、アクセルペダルの踏み込みによりエンジンを再始動時する場合にはエンジン始動と略同時にクラッチの係合を開始し、ブレーキペダルの踏み込み解除によりエンジンを再始動する場合にはクラッチの半係合状態でエンジンの始動立ち上がりがおこなわれるようにクラッチの係合を制御し、アクセルペダルの踏み込み、ブレーキペダルの踏み込み解除によらずにエンジンを再始動する場合はクラッチの非係合状態でエンジンの始動がおこなわれるように電磁クラッチの係合を制御する、
ことを特徴とするエンジン制御装置が提供される。
請求項6の発明によれば、請求項5の発明において、クラッチと駆動輪の間に変速機が配設され、変速機が駆動力を伝達可能な走行用ポジションと、駆動力を伝達不能な非走行ポジションを有し、変速機を非走行ポジションから走行ポジションへの変更することにより、エンジンを再始動する場合には、再始動時クラッチ係合制御手段が、エンジンの始動完了後にクラッチを係合するエンジン制御装置が提供される。
請求項7の発明によれば、請求項5の発明において、再始動時クラッチ係合制御手段が、エンジン回転数に基づき再始動時の条件に応じたクラッチの係合の制御をおこなうエンジン制御装置が提供される。
請求項8の発明によれば、請求項5の発明において、再始動時クラッチ係合制御手段が、基準時刻からの経過時間に基づき再始動時の条件に応じたクラッチの係合の制御をおこなうエンジン制御装置が提供される。
図8は本発明のエンジン自動停止自動再始動装置を組み込んだ車両の駆動システムを示している。図8において、1は車両に搭載されるエンジン、2は電磁クラッチ210、前後進切り換え装置220、ベルト式変速機構部230から成る無段変速機(以後CVTという)である。
図8には示していないが、補機類としては前記のほかに、エンジンオイルポンプ、エンジンウォータポンプ等も連結されている。符号4aはモータジェネレータ3に電気的に接続されるインバータである。このインバータ4aはスイッチングにより電力源であるバッテリ5aからモータジェネレータ3への電気エネルギの供給を可変にしてモータジェネレータ3の回転速度を可変にする。また、モータジェネレータ3からバッテリ5aへの電気エネルギの充電を行うように切り換える。
このバッテリ5aはモータジェネレータ3の駆動専用のバッテリであって定格電圧48Vあるいは36Vのものである。一方バッテリ5bは通常の補機用の定格電圧12Vのものであってバッテリ5bはインバータ4bを介してバッテリ5aに接続されている。
このコントローラ7へは入力信号として、エアコンSW42からのオン・オフ信号、自動停止走行モード(エコラン)SW40のオン・オフ信号、エンジン回転数センサ49からのエンジン回転数信号、シフトレバー44のシフトポジションを検出するシフトポジションセンサ45からの検出信号、エンジン冷却水温センサ47からの信号、車速センサ50からの車速信号、フットブレーキセンサ51からのフットブレーキ信号、ハンドブレーキセンサ52からのハンドブレーキ信号、アクセル開度センサ54、電磁クラッチ回転数センサ55等からの信号が入力される。
なお、エンジン1の自動停止自動再始動、すなわちエコランを実施している場合に、そのことをドライバに知らせるためのインジケータ46、逆に実施していない場合にそのことをドライバに知らせるインジケータ48が備えられている。
一方、エンジン1が停止中でもエアコンやパワーステアリングは作動させておきたい場合は、パワーステアリング用ポンプ、エアコン用コンプレッサの負荷等が考慮されたトルクでモータジェネレータ3が回転するように、コントローラ7はインバータ4aに対して相応のスイッチング信号を出力する。
そして、電磁クラッチ26をオフとし、減速装置Rのブレーキ31はオンにする(リングギヤ固定)。このような状態とすることにより、モータジェネレータ3とプーリ23とはモータ・ジェネレータ3から見て回転を減速して動力を伝達する状態となり、補機類11,16等を駆動するのに必要な動力を容易に確保することができる。
なお、電磁クラッチ25をONにしておけば同時に補機も駆動される。
コントローラ7は、例えば、車速がゼロ、ブレーキペダルが踏まれていて、アクセルペダルが踏まれていなくて、エンジン水温やA/Tの作動油温が所定範囲内で、バッテリーのSOCが所定範囲内であり、かつシフトレバーのポジションがDまたはNにあることなど、あるいは、ただ単にシフトレバーがPポジションにあることなどを条件にエンジンを自動停止すべきと判定する。そして、エンジンを自動停止すべきであると判定されると、エンジン1への燃料供給をカットする指令を発する。
一方、例えば、アクセルペダルが踏まれるか、ブレーキがoffとなったときにエンジンを自動再始動すべきであると判定する。そして、エンジンを自動再始動すべきであると判定されると、エンジン1への燃料供給を再開してエンジンを再始動する指令を発する。
具体的には、例えば、第2クラッチ部材214にコイルを設けておき、係合させる時には、このコイルに電流を流して電磁力を発生して第1クラッチ部材212と係合させる。215はコントロールユニット7からの指令によりバッテリ5bから第2クラッチ部材214のコイルへ供給する電流を制御するクラッチ制御ユニットである。
前後進切り換え装置220は、軸201に結合された第1ギヤ221、第1ギヤと一体結合された第2ギヤ222、軸202に結合された第3ギヤ223、副軸203に結合され第1ギヤ221と常時噛合する第4ギヤ224、副軸204に結合され第6ギヤ226を介して常時第7ギヤ227と噛合する第5ギヤ225、第7ギヤ227に一体結合された第8ギヤ228、および、第3ギヤ223を第2ギヤ222または第8ギヤ228と選択的に結合するための軸方向に移動可能なスリーブ229から成る。
図9では、スリーブ229は第3ギヤ223を第2ギヤ222と結合する位置にあり、これは、前進走行用の状態を示している。
例えば、低速走行のために、大きな減速比を得るためには、第1プーリ231のプーリ間距離を大きくして、ベルト235を第1プーリ231とはドライブ軸204に近い側で係合せしめ、第2プーリ232とはドライブ軸204に近い側で係合せしめる。
第1油圧シリンダ装置233、第1油圧シリンダ装置234には、オイルポンプ236が発生した油圧が、油圧制御装置237を介して送られる。
そこで、図8、9に示したリアクラッチ240を備えていないものをAタイプ、図10のようにリアクラッチ240を有するものをBタイプと称することにする。
なお、リアクラッチ240は電磁クラッチでもよいし、油圧クラッチでもよい。
これは、この第1の実施の形態のエコランシステムはDエコランといわれるものとされていて、シフトポジションがDポジション(または走行ポジション)でもエンジン1を停止するものであるが、Dポジションであるということでエンジン1が停止しても電磁クラッチ210は通電され係合されるのが普通である。しかし、エンジン1が停止している間は電磁クラッチ210を解放しても問題はない。そこで、エンジン1の停止中は電磁クラッチ210は非通電とし、電力消費を低減しようとするものである。
なお、この第1の実施の形態は、CVTがAタイプ(リアクラッチ無し)の場合も、Bタイプ(リアクラッチ有り)の場合も、両方とも、適用できる。
図2のフローチャートにおいては、まず、ステップ2010で制御がスタートすると、まずステップ2020で各種検出信号の入力処理をおこなった後、ステップ2030においてCVT2の電磁クラッチ210の使用開始からの、すなわち、製造後、出荷され使用に供されてからのON/OFFの累積作動回数Neco を読み込む。そして、ステップ2040では電磁クラッチ210のON/OFFの累積作動回数Neco が予め定めた上限の所定値N1を超えたか否かを判定する。
図13は電磁クラッチ210の作動回数の上限の所定値N1の設定を車両の寿命との関係で示したものであって、同図に示されるように通常の使われ形では先に車両の寿命に達してしまい、極端に電磁クラッチ210の作動回数が多い場合のみ電磁クラッチ210の作動回数の上限の所定値N1に達する。
前記の所定時間というのは、例えば、数分程度の値であって、短時間に電磁クラッチ210が過度にON/OFFを繰り返し、温度が上昇して、作動不良を起こすことがないようにするためのものである。
エコランが禁止されれば、電磁クラッチ210のON/OFFがされなくなるので、電磁クラッチ210が耐久限度を超えて使用され、それによって、突然に作動停止することが防止される。
一方、ステップ4030で否定判定、すなわちエコラン中でないと判定された場合は、さらにステップ4040に進みエコラン開始条件が成立したか否かが判定される。ステップ4040で肯定判定された場合はステップ4050に進んで電磁クラッチ210の解放指令を出し、ステップ4060で電磁クラッチ210が解放状態になったことが確認されたら、ステップ4070でエンジン1の停止命令を発してからステップ4090に進んでリターンする。ステップ4040で否定判定された場合はステップ4080でエンジン駆動継続の指令を発してからステップ4090に飛んでリターンする。
第5の実施の形態のエコランシステムはNエコランシステムであって、エコランのエンジン停止条件の一つにシフトレバー44がNポジションにあることが含まれていて、エコラン中にシフトセレクタレバー44がNポジションからDポジション(あるいはその他の走行ポジション)にマニュアルシフトシフトされた時にはエンジン1が再始動するものである。
そして、上記のように、エコラン中にシフトセレクタレバー44がNポジションからDポジション(あるいはその他の走行ポジション)にマニュアルシフトシフトされた際に、エンジン1の始動完了後に電磁クラッチ210をONにしてショックを低減するものである。
そして、再始動時の条件を、アクセルペダルの踏み込みで再始動する場合、ブレーキペダルの踏み込みの解除で再始動時する場合、アクセルペダルが踏み込ま、ブレーキペダルの踏み込みの解除によらずに再始動する場合に分類する。
ステップ6060でエンジン始動指令を出してエンジン1が始動される場合は、シフトレバー44がN(あるいはP)ポジションにあり電磁クラッチ210はOFFにされているので、エンジン1の始動のショックは伝わらない。
ステップ6070で否定判定された場合はステップ6080に進んでエンジン停止継続指令を出してからステップ6150に飛んでリターンする。
ステップ6070で肯定判定された場合は、ステップ6090でアクセルONか否かを判定する。ステップ6090はエコラン復帰条件の成立がアクセルONによるものの場合の他にも、他の復帰条件が成立した直後にアクセルONにされた場合に肯定判定される。
この場合、エンジン1の始動のショックが伝達されることになるが、運転者は直ぐに発進したいと思っており許容される。
ステップ6100で肯定判定された場合は、運転者はアクセルONとされた場合の様に急いで発進したいと思っているわけではないが、発進の準備を始めたと認められるので、ステップ6120で電磁クラッチ210の半係合状態でエンジン1 の始動立ち上がりがおこなわれるようにする半係合の指令を出してからステップ6140でエンジン始動指令を発してからステップ6150に進みリターンする。
エンジン始動時、エンジン1が回転しなければならないイナーシャは極力小さくして、始動性を良くしたい。ところが、電磁クラッチ210を係合してしまうと、電磁クラッチ210以後の変速機2を含む出力伝達系のイナーシャが負荷として加わり、始動性が悪くなってしまう。そこで、エンジン回転数が十分に上がるまで電磁クラッチ210がトルク容量を持たないようにするのである。
図16が上記の制御を説明する図であって、エンジン回転数NEが予め定めた回転数NE2に達してから電磁クラッチ210の係合を開始するようにされている。なお、ステップ6130の場合における回転数NE2はアクセル開度に応じて変更してもよい。
アクセルONで復帰した場合は破線で、ブレーキOFFで復帰した場合は一点鎖線で、そのいずれでもない場合を実線で示している。
図7が、第7の実施の形態のフローチャートで、基本的には第6の実施の形態のフローチャートと同じであって、第6の実施の形態のフローチャートのステップ6120、6130の制御を、所定時間電磁クラッチを解放制御する制御にした点が異なるだけである。
第6の実施の形態で説明したように、エンジン始動時、エンジン1が回転しなければならないイナーシャは極力小さくして、始動性を良くしたい。ところが、電磁クラッチ210を係合してしまうと、電磁クラッチ210以後の変速機2を含む出力伝達系のイナーシャが負荷として加わり、始動性が悪くなってしまう。そこで、エコラン復帰条件成立後、所定の時間経過してから電磁クラッチ210の係合を開始するようにして、この問題点を回避するのである。
また、その他の、電磁クラッチ210のトルク容量を変化させる点、すなわち、図17において、A,B,Cで示される点をすべて時間で制御するようにすることもできる。
2 CVT
3 モータ・ジェネレータ
210 電磁クラッチ
240 リアクラッチ
Claims (8)
- 少なくとも車両停止を含む所定の条件が満たされた時にエンジンを停止し、所定の条件が満たされなくなった時に、エンジンを再始動するエンジン制御装置であって、エンジン駆動力の駆動輪への伝達を可または不可にする伝達制御手段を具備し、
伝達制御手段が、通電時係合し非通電時解放する電磁クラッチと、再始動時の条件に応じて電磁クラッチの係合を制御する再始動時電磁クラッチ係合制御手段を含み、
再始動時電磁クラッチ係合制御手段が、
アクセルペダルの踏み込みによりエンジンを再始動時する場合にはエンジン始動と略同時に電磁クラッチの係合を開始し、
ブレーキペダルの踏み込み解除によりエンジンを再始動する場合には電磁クラッチの半係合状態でエンジンの始動立ち上がりがおこなわれるように電磁クラッチの係合を制御し、
アクセルペダルの踏み込み、ブレーキペダルの踏み込み解除によらずにエンジンを再始動する場合は電磁クラッチの非係合状態でエンジンの始動がおこなわれるように電磁クラッチの係合を制御する、
ことを特徴とするエンジン制御装置。 - 電磁クラッチと駆動輪の間に変速機が配設され、変速機が駆動力を伝達可能な走行用ポジションと、駆動力を伝達不能な非走行ポジションを有し、
変速機を非走行ポジションから走行ポジションへの変更することにより、エンジンを再始動する場合には、再始動時電磁クラッチ係合制御手段が、エンジンの始動完了後に電磁クラッチを係合することを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。 - 再始動時電磁クラッチ係合制御手段が、
エンジン回転数に基づき再始動時の条件に応じた電磁クラッチの係合の制御をおこなうことを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。 - 再始動時電磁クラッチ係合制御手段が、
基準時刻からの経過時間に基づき再始動時の条件に応じた電磁クラッチの係合の制御をおこなうことを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。 - 少なくとも車両停止を含む所定の条件が満たされた時にエンジンを停止し、所定の条件が満たされなくなった時に、エンジンを再始動するエンジン制御装置であって、エンジン駆動力の駆動輪への伝達を可または不可にする伝達制御手段を具備し、
伝達制御手段が、エンジンに連なる軸と駆動輪に連なる軸を係合および解放するクラッチと、再始動時の条件に応じてクラッチの係合を制御する再始動時クラッチ係合制御手段を含み、
再始動時クラッチ係合制御手段が、
アクセルペダルの踏み込みによりエンジンを再始動時する場合にはエンジン始動と略同時にクラッチの係合を開始し、
ブレーキペダルの踏み込み解除によりエンジンを再始動する場合にはクラッチの半係合状態でエンジンの始動立ち上がりがおこなわれるようにクラッチの係合を制御し、
アクセルペダルの踏み込み、ブレーキペダルの踏み込み解除によらずにエンジンを再始動する場合はクラッチの非係合状態でエンジンの始動がおこなわれるようにクラッチの係合を制御する、
ことを特徴とするエンジン制御装置。 - クラッチと駆動輪の間に変速機が配設され、変速機が駆動力を伝達可能な走行用ポジションと、駆動力を伝達不能な非走行ポジションを有し、
変速機を非走行ポジションから走行ポジションへの変更することにより、エンジンを再始動する場合には、再始動時クラッチ係合制御手段が、エンジンの始動完了後にクラッチを係合することを特徴とする請求項5に記載のエンジン制御装置。 - 再始動時クラッチ係合制御手段が、
エンジン回転数に基づき再始動時の条件に応じたクラッチの係合の制御をおこなうことを特徴とする請求項5に記載のエンジン制御装置。 - 再始動時クラッチ係合制御手段が、
基準時刻からの経過時間に基づき再始動時の条件に応じたクラッチの係合の制御をおこなうことを特徴とする請求項5に記載のエンジン制御装置。
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