JP4016149B2 - 画像情報の表示装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、受信番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機に用いて好適な画像情報の表示装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送を楽しんでいる最中に、突然、電話の呼出しが鳴ったり、来客があり、放送番組を見逃してしまうことが良くある。テレビジョン放送番組を見逃してしまうと、再放送される番組を除いて、その番組は二度と見ることはできない。短期間のうちに再放送される番組はまれであり、ニュース番組やスポーツ番組は、殆どの場合には、再放送されていない。したがって、多くの場合、テレビジョン放送番組を見逃してしまうと、その番組は二度と見ることはできないことになる。
【0003】
また、映画やドラマの名場面、重要人物のインタビュー、スポーツ番組のハイライトシーン等、放送番組を見ていて、保存しておきたい場面が突然に始まる場合がある。このような場合、直ちにVTRをセットしても、その場面に間に合わず、その場面を録画できないようなことが良くある。
【0004】
そこで、本願発明者は、放送番組を見ている最中に、その番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機を提案している。このようなテレビジョン受像機では、突然の電話の呼出しや来客があっても、その番組を遡って再生することができ、番組を見逃すことがなくなる。また、その番組を簡単に保存しておくことができ、記録しておきたい番組が突然始まっても対処できる。
【0005】
また、本願発明者は、このように番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機における記録媒体として、ハードディスクドライブを用いることを提案している。従来、ビデオ信号を記録する記録媒体としては、磁気テープが広く用いられている。ところが、磁気テープはアクセス速度が遅く、このようなテレビジョン受像機に用いられる記録媒体として用いるのは困難である。また、半導体メモリを用いることが考えられるが、大容量の半導体メモリは非常に高価であると共に、半導体メモリでは、電源が落とされると保存しておいた番組が消えてしまい、番組を長く保存しておくような場合に不向きである。これに対して、ハードディスクドライブは、大容量で、アクセス速度も十分に速い。
【0006】
このように番組が絶えず記録媒体に記録されるようなテレビジョン受像機において、記録媒体としてハードディスクドライブを用いると、ハードディスクドライブは大容量であるから、長時間の番組の保存が可能となる。更に、高能率符号を用いてビデオ信号を圧縮して記録するようにすれば、より長時間の記録が可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、番組の記録時間が長くなると、ユーザが所望のシーンを検索することが難しくなる。例えば、1Gバイト程度の容量のハードディスクドライブを用い、モーションJPEGで圧縮してビデオ信号を記録すると、60分程度の記録時間が確保できることになる。ところが、このような長時間の記録画面の中から、所望のシーンを検索して、再生させるのは容易ではない。
【0008】
そこで、予めインデックス画像として区別された画像を録画しておき、このインデックス画像を決まった手順により読み出して検索を行なう方法、シーンチェンジを検出し、シーンチェンジ時点の検出画像をインデックス画像として検索を行なう方法、録画時間を所定時間毎に単純に分割し、各時間帯毎の代表的な画像をインデックスとして用いる方法等が考えられる。
【0009】
ところが、予めインデックス画像として区別された画像を録画しておき、このインデックス画像を決まった手順により読み出して検索を行なう方法では、決まったインデックス画像を録画する必要があり、受信画面を録画した内容を検索する場合には適用できない。また、再生画面のシーンチェンジを検出し、シーンチェンジが起こった所をインデックスとする方法では、シーンチェンジを検出するための相関検出回路や動き検出回路が必要であり、回路規模の増大やコストアップを招く。また、録画時間を所定時間毎に単純に分割し、各時間帯毎の代表的な画像をインデックスとして用いる方法では、検索画像の位置を識別できるような意味のある画像になるとは限らないため、効率的な検索を行なえない。
【0010】
また、上述のように、受信画面をハードディスクドライブに記録する場合、ビデオデータは圧縮されて記録されるため、録画時間を所定時間毎に単純に分割してインデックス画像を形成することは困難である。
【0011】
つまり、このように受信画面をハードディスクドライブ装置に記録する場合、記録時間の向上を図るために、ビデオデータが圧縮される。ビデオデータの圧縮処理方式としては、MPEG(Motion Picture Experts Group)方式やモーションJPEG(Joint Photographics Coding Group)方式が知られている。MPEG方式は、圧縮効率は高いが、時間軸方向の圧縮が行なわれるため、フィールド単位での検索や変速再生が困難になる。そこで、このように受信画面をハードディスクに記録する場合には、モーションJPEG方式でビデオデータを圧縮することが考えられる。
【0012】
ところが、モーションJPEG方式では、絵柄等により画面の圧縮率が異なる。このため、ビデオデータをモーションJPEGで圧縮を行なってハードディスクドライブに記録するようにした場合、ハードディスクドライブのアドレスと録画時間との対応がとれなくなる。このため、ハードディスクドライブのアドレスから録画時間を単純に求めることはできなくなり、録画時間を所定時間毎に分割して表示することが困難である。
【0013】
したがって、この発明の目的は、記録画面の中から所望のシーンや番組を簡単に検索できると共に、回路規模の増大やコストアップを招くことがない画像情報の表示装置及び方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明は、動画情報が記録される記録媒体と、所定間隔の第1の分割時刻を設定する分割時刻設定手段と、第1の分割時刻で、記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割する分割手段と、表示手段の画面領域を複数の小画面領域に分割し、この分割された複数の小画面領域の夫々に対応させて、第1の分割時刻で分割された動画情報を夫々インデックス画像として表示するとともに、各画面の中に経過時間を表示するよう制御する表示制御手段と、複数の小画面領域に表示されるインデックス画像の中から所望のインデックス画像を指定する入力手段と、インデックス画像を更新する場合に、オフセット時間を設定するオフセット時間設定手段とを備え、表示制御手段は、入力手段によりインデックス画像が指定されると、指定されたインデックス画像に対応する動画情報を記録媒体から読み出して表示し、表示されたインデックス画像を更新する場合には、分割手段は、所定間隔にオフセット時間を加えた第2の分割時刻で、記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割すると共に、表示制御手段は、新たに分割された動画情報をインデックス画像として表示することを特徴とする画像情報の表示装置である。
【0016】
この発明は、記録媒体に動画情報を記録し、所定間隔の第1の分割時刻を設定する分割時刻設定ステップと、第1の分割時刻で、記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割する分割ステップと、表示手段の画面領域を複数の小画面領域に分割し、この分割された複数の小画面領域の夫々に対応させて、第1の分割時刻で分割された動画情報を夫々インデックス画像として表示するとともに、各画面の中に経過時間を表示するよう制御する表示制御ステップと、複数の小画面領域に表示されるインデックス画像の中から所望のインデックス画像を指定する入力ステップと、インデックス画像が指定されると、指定されたインデックス画像に対応する動画情報を記録媒体から読み出して、表示させる表示ステップとを有し、表示されたインデックス画像を更新する場合には、オフセット時間を設定し、分割ステップにおいて、所定間隔にオフセット時間を加えた第2の分割時刻で、記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割すると共に、表示制御ステップにおいて、新たに分割された動画情報をインデックス画像として表示することを特徴とする画像情報の表示方法である。
【0018】
オーバービュー検索キーが押されると、表示画面が複数の小画面に分割され、各分割画面には、所定時間毎のハードディスクドライブに記録されたビデオデータの画像が分割表示される。そして、更に、オーバービュー検索キーが押されると、各画面の時間が所定時間毎にオフセットされる。したがって、これらのインデックス画面から所望の再生開始位置を簡単に検索することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。この発明は、テレビジョン受像機にハードディスクドライブが内蔵されているテレビジョン受像機に適用される。このようなハードディスクドライブが備えられたテレビジョン受像機では、見逃したシーンや再度見たいシーンを遡って再生したり、所望の番組を記録再生したりというようなことが可能になる。
【0020】
図1は、この発明が適用されたテレビジョン受像機の構成を示すものである。図1において、アンテナ1で受信された受信信号は、チューナ回路2に供給される。チューナ回路2には、システムコントローラ10からチャンネル設定信号が供給される。チューナ回路10で、このチャンネル設定信号に基づいて、所望の受信チャンネルの信号が選択され、この信号が中間周波数信号に変換される。
【0021】
チューナ回路2の出力が映像中間周波数回路3に供給される。映像中間周波数回路3で、チューナ回路2からの中間周波数信号が増幅され、この信号がビデオ検波される。これにより、例えばNTSC方式のコンポジットビデオ信号が得られる。このビデオ信号がビデオソース切り替えスイッチ5の一方の入力端子5Aに供給される。また、中間周波数回路3の出力の例えば4.5MHzのビート成分から音声信号が検波される。この出力が音声復調回路12に供給される。
【0022】
ビデオソース切り替えスイッチ5の他方の入力端子5Bには、外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号が供給される。ビデオソース切り替えスイッチ5には、システムコントローラ10からセレクト信号が供給される。ビデオソース切り替えスイッチ5により、受信されたテレビジョン放送に基づくビデオ信号と、外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号とが切り替えられる。
【0023】
ビデオソース切り替えスイッチ5の出力がビデオ信号処理回路7に供給される。ビデオ信号処理回路7により、NTSC方式のコンポジットビデオ信号から輝度信号Yとクロマ信号Cとが分離され、更に、クロマ信号Cから色差信号U、Vが復調され、コンポーネントビデオ信号Y、U、Vが形成される。このコンポーネントビデオ信号Y、U、Vは、スイッチ回路8の端子8Aに供給されると共に、ビデオ信号をハードディスクドライブ30に保存するために、A/Dコンバータ21に供給される。スイッチ回路8の他方の入力端子8Bには、ハードディスクドライブ30からの再生画面を出力するために、D/Aコンバータ35の出力が供給される。
【0024】
スイッチ回路8は、受信しているテレビジョン放送又は外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号に基づく画面と、ハードディスクドライブ30からの再生画面とを切り替えるためのものである。スイッチ回路8は、システムコントローラ10により制御される。受信しているテレビジョン放送又は外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号に基づく画面を映出する場合には、スイッチ回路8が端子8A側に切り替えられる。ハードディスクドライブ30からの再生画面を映出する場合には、スイッチ回路8が端子8B側に切り替えられる。
【0025】
スイッチ回路8の出力が映像出力回路9に供給される。映像出力回路9は、スイッチ回路8からのコンポーネットビデオ信号Y、U、Vから、3原色信号R、G、Bを形成するマトリクス回路と、この3原色信号R、G、Bをドライブしてカラー受像管11に供給するための映像増幅回路とを有する。映像出力回路9で、スイッチ回路8からのコンポーネントビデオ信号Y、U、Vが3原色信号R、G、Bに変換され、カラー受像管11に供給される。
【0026】
また、中間周波数回路3の出力の例えば4.5MHzのビート成分から検波された音声信号は、音声復調回路12に供給される。音声復調回路12で、オーディオ信号が復調される。このオーディオ信号がオーディオソース切り替えスイッチ13の入力端子13Aに供給される。
【0027】
オーディオソース切り替えスイッチ13の他方の端子13Bには、外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号が供給される。オーディオソース切り替えスイッチ13により、受信されたテレビジョン放送に基づくオーディオ信号と、外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号とが選択される。
【0028】
オーディオソース切り替えスイッチ13の出力は、スイッチ回路15の端子15Aに供給されると共に、音声信号をハードディスクドライブ30に保存するために、A/Dコンバータ25に供給される。スイッチ回路15の他方の入力端子15Bには、ハードディスクドライブ30からの音声信号を出力するために、D/Aコンバータ38の出力が供給される。
【0029】
スイッチ回路15は、受信しているテレビジョン放送又は外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号と、ハードディスクドライブ30から再生されたオーディオ信号との切り替えを行なうものである。スイッチ回路15は、システムコントローラ10により制御される。受信しているテレビジョン放送又は外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号を出力する場合には、スイッチ回路15が端子15A側に切り替えられる。ハードディスクドライブ30からのオーディオ信号を出力する場合には、スイッチ回路15が端子15B側に切り替えられる。
【0030】
スイッチ回路15の出力がオーディオアンプ16に供給される。オーディオアンプ16で、スイッチ回路15からのオーディオ信号が増幅される。このオーディオ信号がスピーカ17に供給される。
【0031】
また、ビデオ信号処理回路7からのコンポーネントビデオ信号Y、U、Vは、ハードディスクドライブ30で保存するために、A/Dコンバータ21に供給される。A/Dコンバータ21で、ビデオ信号処理回路17からのコンポーネントビデオ信号がディジタル化される。A/Dコンバータ21の出力がフィールドメモリ22に供給される。フィールドメモリ22の出力が画像圧縮回路23に供給される。画像圧縮回路23で、このコンポーネントビデオ信号が圧縮される。画像の圧縮方式としては、例えば、モーションJPEGが用いられ、1フィールドの符号量が等しくなるように圧縮される。画像圧縮回路23で圧縮されたビデオデータは、バッファメモリ24を介して、バス29に送出される。
【0032】
オーディオソース切り替え回路13からのオーディオ信号は、ハードディスクドライブ30で保存するために、A/Dコンバータ25に供給される。A/Dコンバータ25で、オーディオソース切り替え回路13からのオーディオ信号がディジタル化される。A/Dコンバータ25の出力が音声圧縮回路26に供給される。音声圧縮回路26で、オーディオ信号が圧縮される。音声の圧縮方式としては、例えば、ノンリニアPCMが用いられる。音声圧縮回路26で圧縮されたオーディオデータは、バッファアンプ28を介して、バス29に送出される。
【0033】
バッファメモリ24からのビデオデータと、音声圧縮回路26からのオーディオデータは、固定長のブロックに合成される。各ブロックには、ブロックを識別するための所定のヘッダが設けられる。
【0034】
このように、ブロック化されたビデオデータとオーディオデータが、CPU(Central Processing Unit )からなる記録/再生コントローラ27の制御の基に、バス29を介して、ハードディスクドライブ30に記録される。これにより、ハードディスクドライブ30にビデオデータ及オーディオデータが貯えられる。
【0035】
ハードディスクドライブ30に記録されているビデオデータ及び及びオーディオデータは、記録/再生コントローラ27の制御の基に、再生される。ハードディスクドライブ30からの再生データは、バス29を介して、バッファメモリ31及び36に供給される。
【0036】
バッファメモリ31からのビデオデータは、画像伸長回路32に供給される。画像伸長回路32で、例えばモーションJPEGで圧縮されていたビデオデータから、コンポーネントビデオデータY、U、Vが形成される。画像伸長回路32の出力が、マルチ画面を形成するための画像処理回路33、フィールドメモリ34を介して、D/Aコンバータ35に供給される。D/Aコンバータ35で、ディジタルビデオ信号がアナログビデオ信号に変換される。このD/Aコンバータ35の出力がスイッチ回路8の端子8Bに供給される。
【0037】
また、バッファメモリ36からのオーディオデータは、音声伸長回路37に供給される。音声伸長回路37の出力がD/Aコンバータ38に供給される。D/Aコンバータ38によりディジタルオーディオ信号がアナログオーディオ信号に変換される。このD/Aコンバータ38の出力がスイッチ回路15の端子15Bに供給される。
【0038】
システムコントローラ10は、テレビジョン受像機の全体の制御を行なっている。システムコントローラ10と、記録/再生処理コントローラ27とは、双方向に接続される。
【0039】
システムコントローラ10には、受光部42を介して、リモートコマンダ52から入力が与えられる。このリモートコマンダ52からの入力に基づいて、各種の動作が設定される。システムコントローラ10の出力が表示発生回路44に供給される。表示発生回路44からは、各種の動作設定状態を示す表示信号が発生される。この表示発生回路44の出力が映像出力回路9に供給され、各種の動作状態が画面上に表示される。また、システムコントローラ10に対して、タイマ45が設けられる。タイマ45は、番組を保存する時間を設定する際に用いられる。
【0040】
この発明が適用されたテレビジョン受像機は、図2に示すように、リモートコマンダ52を用いて操作することができる。
【0041】
リモートコマンダ52には、テレビジョン受像機の基本的な設定を行なうための各種のキー、すなわち、テレビジョン受像機の電源のオン/オフするための電源スイッチ61、チャンネル設定を行なうためのチャンネルキー62、62、62、・・・、チャンネルアップ/ダウンキー63A及び63B、音量アップ/ダウンキー64A及び64B、入力ソース切り換えスイッチ65が配設される。
【0042】
更に、この発明が適用されたテレビジョン受像機を操作するためのリモートコマンダ52には、テレビジョン受像機のハードディスクドライブ30の記録/再生を制御するための各種のキーとして、番組ポーズキー66、ブックマーク記録キー67、区間リピートキー68、キャンセルキー69、逆転スキップ再生キー70、逆転高速送りキー71、2倍速キー72、正転高速送りキー73、正転スキップキー74、オーバービュー検索キー75、矢印キー76A、76B、決定キー77が配設される。
【0043】
番組ポーズキー66が押されると、受信中の画面がその場で停止され、静止画として表示される。その間、テレビジョン受像機のハードディスクドライブ30に、その番組が記録される。番組ポーズキー66が再び押されると、静止画となっている所の場面から、ハードディスクドライブ30に記録されている番組が再生される。
【0044】
ブックマーク記録キー67が押されると、このとき放送されている番組をテレビジョン受像機のハードディスクドライブ30に保存させることができる。
【0045】
区間リピートキー68により、リピート再生が設定される。区間リピートキー68が最初に押されると、リピートの開始位置が設定され、区間リピートキー68が次に押されると、リピートの終了位置が設定される。
【0046】
キャンセルキー69は、設定された動作や機能をキャンセルさせる際に押される。
【0047】
逆転スキップ再生キー70、逆転高速送りキー71、2倍速キー72、正転高速送りキー73、正転スキップキー74は、変速再生行なうためのキーである。
【0048】
オーバービュー検索キー75、矢印キー76A、76B、決定キー77は、番組検索に用いられる。オーバービュー検索キー75が押されると、テレビジョン受像機の画面が、中央の画面と、周囲の複数の小画面とに分割される。周囲の小画面には、ハードディスクドライブ30に記録されている画面の中から、所定時間毎の画面が表示される。矢印キー76A及び76Bの操作により、複数の画面の中から、所望の画面が選択され、再生開始位置が検索されると、決定キー77が押される。決定キー77が押されると、選択された画面から再生が開始される。
【0049】
このように、この発明が適用されたテレビジョン受像機のリモートコマンダ52には、オーバービュー検索キー75が設けられている。このオーバービュー検索キー75を用いると、ハードディスクドライブ30に記録されている情報の中から所望の再生開始位置を簡単に検索することができる。
【0050】
つまり、ハードディスクドライブ30の記録時間を例えば60分とすると、オーバービュー検索キー75が押されると、この60分の記録画面が例えば5分毎に分割され、5分毎の画面がインデックス画像として表示される。
【0051】
すなわち、図3に示すように、画面80が複数の小画面81A、81B、81C、・・・・に分割される。画面81Aの画面を「0分」の画面とすると、画面81B、81C、81D、・・・・には、「5分」、「10分」、「15分」・・・・の画面が表示される。各画面81A、81B、81C、・・・・の時間順は、ユーザが認識しやすいように、時計回りとされている。各画面81B、81C、81D、・・・・中には、経過時間が文字表示される。中央の小画面83には、選択されている画面の動画が映出される。
【0052】
これら5分毎の画面81A、81B、81C、・・・・から、所望の注目画面が選択される。注目画面の選択は、リモートコマンダの矢印キー76A及び76Bの操作により行なわれる。画面81A〜81Lの中で、選択された画面には、他の画面枠とは異なる画面枠82が表示される。これと共に、中央の画面80には、選択された注目画面に対応する動画像が映出される。この動画像中には、経過時間が文字表示される。現在再生されている時間帯がどのインデックス画像の時間帯と関連付けられているかは、画面枠の色を同じにすることにより視覚的に分かるようにされている。
【0053】
更に、オーバービュー検索キー75が押されると、図3Bに示すよう、各画面が1分づつオフセットされ、画面81A、81B、81C、81D、・・・・には、「1分」、「6分」、「11分」、「16分」、・・・・の画面が表示される。そして、更に、オーバービュー検索キー75が押されると、各画面が更に1分づつオフセットされ、画面81A、81B、81C、81D、・・・・には、「2分」、「7分」、「12分」、「17分」の画面が表示される。
【0054】
ユーザは、これらのインデックス画面81A、81B、81C、・・・・を見ながら、動画再生を開始したい時間帯を検索する。動画再生を開始したい時間帯が検索されると、決定キー77が押される。決定キー77が押されると、図3Cに示すように、フル画面表示となり、選択された時刻の画面から動画の再生が開始される。
【0055】
このように、この発明では、現在再生されている時間帯がどのインデックス画像の時間帯と関連付けられているかは、画面枠の色を同じにすることにより視覚的に分かる。また、各画面81A、81B、81C、81D、・・・・に映出されるインデックス画面の時間順は、実生活を考慮して、時計回りとされている。また、各インデックスの画面81A、81B、81C、81D、・・・・には、経過時間が文字を表示され、中央の画面83の動画像には、詳細な再生経過時間が文字表示される。このため、ユーザは時間の認識がしやすく、検索が容易である。
【0056】
このように、オーバービュー検索キー75が押されると、ハードディスクドライブ30に記録されている60分の記録画面が例えば5分毎に分割され、複数の画面81A、81B、81C、81D、・・・・に映出される。更に、オーバービュー検索キー75が押されると、各画面が1分づつオフセットされている。したがって、これらのインデックス画面81A、81B、81C、81D、・・・・のどこかで、ユーザが検索したい画面のインデックスとなる画像が映出され、この画面から、所望の再生開始位置を検索することができる。
【0057】
図4は、このようにハードディスクドライブ30に保存されている画像情報を所定時間毎に分割して表示するようにして、所望の再生開始位置を簡単に検索できるようにするための処理を示すフローチャートである。
【0058】
図4において、オーバービュー検索キー75が押されたか否かにより、図3に示したようなインデックス画面を作成するか否かが判断される(ステップST1)。インデックス画面を作成する場合には、分割時刻T、分割間隔t、オフセット時間n(n=0)が設定される(ステップST2)。
【0059】
ハードディスクドライブ30に記録されている画像情報が、時刻Tで、分割間隔t毎に分割される(ステップST3)。なお、この発明では、ハードディスクドライブ30には、1フィールドのビデオデータが固定長のフィールドに圧縮されて記録されている。このため、ハードディスクドライブ30のアドレスと、録画時間とが対応関係にある。したがって、単純なアドレス演算により、ハードディスクドライブ30に記録されている画像情報を所定時間毎に分割することができる。
【0060】
ハードディスクドライブ30の画像情報が所定時間毎に分割されたら、その画面がアクセスされ、これらの分割画面からインデックス画像が作成されると共に、検索画面が作成され、これらが表示される(ステップST4)。これにより、図3Aに示したように、多画面上に、各時間毎の画像がインデックス画面として表示されるようになる。
【0061】
このような多画面上で、所望の動画再生を行なう時間帯が選択され(ステップST5)、インデックス画面を更新するか否かが判断される(ステップST6)。インデッスク画面を更新する場合には、オーバービュー検索キー75が更に押される。
【0062】
インデックス画面の更新を行なう場合には、分割オフセット時間nが設定され(ステップST7)、ステップST3にリターンされる。これにより、図3Bに示したように、オフセット時間nだけ進められたインデックス画面が多画面表示されることになる。
【0063】
ステップST6でインデックス画面の更新を行なわない場合には、多画面上で動画再生を開始する画面が決定されたか否かが判断される(ステップST8)。動画再生を開始したい画面の時間帯が設定される際には、決定キー77が押される。決定キー77が押され、動画再生を開始したい時間帯が決定されると、その時間のビデオデータがハードディスクドライブ30から読み出され、図3Cに示したように、その動画がフル画面で表示される(ステップST9)。
【0064】
なお、上述のように、この発明が適用されたテレビジョン受像機では、1フールドのデータが固定長となるように、ビデオデータがモーションJPEGで圧縮されている。このため、単純なアドレス演算により、ハードディスクドライブ30に記録されている画像情報を所定時間毎に分割したり、また、オフセット時間を与えたりすることができる。これらの演算は、例えば、システムコントローラ10で行なわれ、この演算結果に基づいて、ハードディスクドライブ30がアクセスされる。
【0065】
つまり、この発明が適用されたテレビジョン受像機では、ハードディスクドライブ30にビデオデータを圧縮して記録する場合、画像圧縮回路23で、1フィールドの圧縮データが等しくなるように圧縮処理される。これは、例えば、入力ビデオデータを1/4フィールドにコマ落としし、同一フィールドのビデオデータに対する圧縮を複数回を試みて符号量を推定し、所定の符号量となるように量子化テーブルを設定することによりなされる。
【0066】
所定の符号量とされた1フィールドのビデオデータは、図5に示すように、固定長のブロックにブロック化される。図5に示すように、各ブロックは、1フィールドが固定長で圧縮されたビデオデータと、オーディオデータとからなり、各ブロックの先頭には、ブロックを識別するための所定のヘッダが設けられる。このように、この固定長のブロックをファイルとして、データがハードディスクドライブ30に記録される。
【0067】
このように、各フィールドの画像を固定長のファイルとしてハードディスクドライブ30に記録しているため、ある時刻Tのインデックス画像のハードディスク30上でのアクセス・アドレスは、録画開始時刻からの経過時間をフィールド数に換算することにより、単純な演算により求めることができる。つまり、ハードディスク(HDD)上の論理アドレスは、ハードディスクのスタートアドレスに、経過時間から換算したフィールド数とブロック固定長セクタ数とから以下のように求められる。
(HDD上の論理アドレス)=
(HDDのスタートアドレス+(フィールド数)×(ブロック固定セクタ長)
【0068】
(HDD上の論理アドレス)=
(HDDのスタートアドレス+(フィールド数)×(ブロック固定セクタ長)
フィールド数の換算は、録画した1フィールトが実時間の何秒に相当するかで規定できるので、容易に算出できる。例えば、1/4フィールドのコマ落としをして再生する場合には、1フィールド分の画像データは、約0.25秒に相当する。
【0069】
以上のように、この発明が適用されたテレビジョン受像機では、オーバービュー検索キー75が押されると、60分の記録画面が例えば5分毎に分割され、5分毎の複数の画面81A、81B、81C、81D、・・・・に映出される。更に、オーバービュー検索キー75が押されると、各画面が1分づつオフセットされている。したがって、これらのインデックス画面81A、81B、81C、81D、・・・・のどこかで、ユーザが検索したい画面のインデックスとなる画像が映出され、この画面から、所望の記録位置を検索することができる。そして、ハードディスクドライブ30には、1フィールドが固定長に圧縮されてビデオデータが記録されるため、単純なアドレス演算により、各時間毎の再生画面を表示することができる。
【0070】
なお、この実施の形態では、受信画面に基づくビデオデータをハードディスクドライブに保存するようにしているが、この発明は、他の記録媒体、例えば、受信画面に基づきビデオデータを半導体メモリに保存するような場合にも同様に適用することができる。
【0071】
【発明の効果】
この発明によれば、オーバービュー検索キーが押されると、表示画面が複数の小画面に分割され、各分割画面には、所定時間毎のハードディスクドライブに記録されたビデオデータが分割表示される。そして、更に、オーバービュー検索キーが押されると、各画面が所定時間毎にオフセットされる。したがって、これらのインデックス画面のどこかで、ユーザが検索したい画面のインデックスとなる画像が映出され、この画面から、所望の記録位置を簡単に検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたテレビジョン受像機の一例のブロック図である。
【図2】この発明が適用されたテレビジョン受像機におけるリモートコマンダの説明に用いる平面図である。
【図3】インデッスク画面の説明に用いる略線図である。
【図4】インデッスク画面の説明に用いるフローチャートである。
【図5】この発明が適用されたテレビジョン受像機におけるデータ構造の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
22、34・・・フィールドメモリ、23・・・画像圧縮回路、30・・・ハードディスクドライブ、75・・・オーバービュー検索キー
Claims (2)
- 動画情報が記録される記録媒体と、
所定間隔の第1の分割時刻を設定する分割時刻設定手段と、
上記第1の分割時刻で、上記記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割する分割手段と、
表示手段の画面領域を複数の小画面領域に分割し、この分割された複数の小画面領域の夫々に対応させて、上記第1の分割時刻で分割された動画情報を夫々インデックス画像として表示するとともに、各画面の中に経過時間を表示するよう制御する表示制御手段と、
上記複数の小画面領域に表示されるインデックス画像の中から所望のインデックス画像を指定する入力手段と、
上記インデックス画像を更新する場合に、オフセット時間を設定するオフセット時間設定手段と、
を備え、
上記表示制御手段は、上記入力手段によりインデックス画像が指定されると、上記指定されたインデックス画像に対応する動画情報を上記記録媒体から読み出して表示し、
表示されたインデックス画像を更新する場合には、上記分割手段は、上記所定間隔に上記オフセット時間を加えた第2の分割時刻で、上記記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割すると共に、上記表示制御手段は、新たに分割された動画情報をインデックス画像として表示する
ことを特徴とする画像情報の表示装置。 - 記録媒体に動画情報を記録し、所定間隔の第1の分割時刻を設定する分割時刻設定ステップと、
上記第1の分割時刻で、上記記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割する分割ステップと、
表示手段の画面領域を複数の小画面領域に分割し、この分割された複数の小画面領域の夫々に対応させて、上記第1の分割時刻で分割された動画情報を夫々インデックス画像として表示するとともに、各画面の中に経過時間を表示するよう制御する表示制御ステップと、
上記複数の小画面領域に表示されるインデックス画像の中から所望のインデックス画像を指定する入力ステップと、
上記インデックス画像が指定されると、上記指定されたインデックス画像に対応する動画情報を上記記録媒体から読み出して、表示させる表示ステップと
を有し、
表示されたインデックス画像を更新する場合には、オフセット時間を設定し、上記分割ステップにおいて、上記所定間隔に上記オフセット時間を加えた第2の分割時刻で、上記記録媒体に記録されている動画情報を夫々分割すると共に、上記表示制御ステップにおいて、新たに分割された動画情報をインデックス画像として表示する
ことを特徴とする画像情報の表示方法。
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