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JP4023966B2 - 半導体パッケージの製造方法 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体パッケージの製造方法に関し、特にLGA(Land Grid Array)やBGA(Ball Grid Array)等のフィルム状回路基板を備えたパッケージの製造において、同時に製造できるパッケージ数を飛躍的に向上することができる方法及びこの方法で用いられる絶縁フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話、携帯型コンピュータその他の小型電子機器の普及に伴って、これらに搭載する半導体パッケージの小型化の要求が高まっている。LGAやBGA構造の半導体パッケージは、外部基板へのインタフェースとしての外部接続端子を、パッケージの底面に2次元的に配することができるので、その小型化に適している。その一方で、これらの半導体パッケージは、QFP(Quad Flat Package)等の従来構造のパッケージに比して、一般的にその単位パッケージ当りの製造コストが高いという問題がある。
【0003】
LGAやBGA構造のパッケージの製造においては、ポリイミド樹脂その他からなる可撓性の絶縁フィルムを用いる。この絶縁フィルムの行及び列方向に同一の回路パターンを複数形成し、各回路パターン上に半導体チップを実装し、モールドにより封止して同時並列的に複数の半導体パッケージを製造する。
【0004】
図6は、この種のパッケージを製造するために用いる可撓性絶縁フィルムの一例を示している。絶縁フィルム60は、その巻き取り及び搬送が可能なように長手方向の両側にスプロケット用の孔60aを有している。絶縁フィルム60の上記孔60aの列の内側に、銅その他の金属による複数の回路パターン61が形成される(図では具体的な回路パターンを省略し、その領域のみを示している)。絶縁フィルム60の面上には、上記回路パターン61と共に、導体パターン62及び該導体パターン62と各回路パターン61とをつなぐブリッジ63が形成される。導体パターン62及びブリッジ63は、各回路パターン61にめっきを施すための給電用のパターンである。上記導体パターン62に直流電源の陰極を接続し、めっき金属イオンを含む溶液中で直流電解することによって、回路パターン61を含む絶縁フィルム上のパターンをめっきする。各回路パターン61にめっきを施すことは、回路パターン61の耐腐食性、はんだ濡れ性を向上させるために必須の技術である。上記絶縁フィルム60への回路パターン61、給電用の導体パターン62及びブリッジ63の形成は、最初にフィルムの全域に金属箔を貼り付け、次いでリソグラフィ技術を用いて不要部分、すなわち回路パターン内及び各回路パターンの周囲の領域を除去することによって達成される。
【0005】
図7は、上記絶縁フィルム60を用いた従来の半導体パッケージの製造工程を示している。従来の半導体パッケージの製造工程において、めっきを施された上記絶縁フィルム60の各回路パターン61上に、半導体チップ71が搭載され(同図(A))、各チップ71の電極パッドと回路パターンとがワイヤボンディング72により接続される(同図(B))。次いで、絶縁フィルム60は、金型内に収められ、各半導体チップ71はモールド73される(同図(C))。ここで、金型は、各半導体チップ71に対応したキャビティを有しており、該各キャビティ内にモールドコンパウンド73が注入され、これによって半導体チップ71が封止されると共に、該モールドコンパウンド73によって半導体パッケージの外形が形成される。同図(D)に示す次の工程で、絶縁フィルム60の裏面側に、外部接続端子としてのはんだバンプ74が形成された後に、同図(E)に示すように、打ち抜き治具75を用いて、絶縁フィルム60から各半導体パッケージ76が順次打ち抜かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の絶縁フィルムを用いた半導体パッケージの製造においては、以下のような幾つかの問題があった。
(1)従来の半導体パッケージの製造においては、各半導体パッケージに対応して樹脂をモールドし、打ち抜き治具を用いて個々にその切り出しを行っているため、絶縁フィルム上の各回路パターンの間隔を小さくすることが困難であった。そのため、1枚の絶縁フィルムから製造可能な半導体パッケージの個数が制限されると共に、絶縁フィルム上に、半導体パッケージの基板として使用されない領域が多く生じてしまい、これらがその製造コストを引き上げ、また生産性を向上する上での妨げとなっていた。
(2)半導体チップのモールドの工程においては、各半導体パッケージに対応したキャビティを有する金型が用いられるので、モールドコンパウンドを上記各キャビティに導くための長いランナーが必要になる。モールドコンパウンドを各キャビティに注入した後に、上記長いランナー内には、大量のモールドコンパウンドが残る。このようなモールドコンパウンドの無駄な消費は、半導体パッケージの製造コストを引き上げる一因となる。
(3)回路パターンの平面的サイズが異なる複数種類の絶縁フィルムを設計する場合、該回路パターンのサイズによって、その周囲のめっき用導体パターンの形状を個々に変える必要が生じ、導体パターンの設計の効率が悪かった。
【0007】
従って本発明の目的は、1枚の絶縁フィルムから製造し得る半導体パッケージの個数を飛躍的に高めてその生産性を向上し、絶縁フィルム上の廃棄される領域及び使用されるモールドコンパウンドの量を最小限に抑えてその製造コストを引き下げることにある。
【0008】
本発明の別の目的は、複数種類の絶縁フィルムの設計を容易にする導体パターンを有する絶縁フィルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、半導体パッケージにおいて半導体チップを実装する絶縁基板を提供するための絶縁フィルムに関する。本発明の絶縁フィルムは、上記絶縁フィルムの主面に行及び列方向に複数形成された回路パターンと、複数の上記回路パターンの周囲を囲むように配置された主線と、上記各回路パターン間に延びて上記各回路パターンと上記主線とを電気的に接続する副線とを含む上記回路パターンのめっき給電用導体パターンとを有する。
【0010】
好ましくは、上記導体パターンの主線は、上記絶縁フィルムの長さ方向における所定数の回路パターンからなるパターン群毎に形成されている。
【0011】
また、好ましくは上記導体パターンの主線が、上記絶縁フィルムの長さ方向における両側に延びる一対の第1の線と、上記パターン群間に延びてその両端が上記一対の第1の線につながる第2の線とを備える。
【0012】
また、好ましくは上記導体パターンの副線が、上記主線内で、各回路パターンの周囲を囲むように配置された格子状の線を備える。
【0013】
更に、好ましくは上記導体パターンの副線が、上記格子状の線と各回路パターンとをつなぐ複数のブリッジを備える。
【0014】
本発明において、上記導体パターンの副線の線幅は、少なくとも上記絶縁フィルムを切断するダイシングブレードの刃幅よりも狭いもの、特に100μm以下であることが好ましい。一方、上記導体パターンの主線の線幅は、0.6mm以上であることが好ましい。
【0015】
また、好ましくは、上記絶縁フィルムは、上記各回路パターンの下に、該回路パターンと外部基板とを電気的に接続するための外部接続端子を実装するビアホールを備える。
【0016】
本発明はまた、半導体パッケージの製造方法に関する。本発明の製造方法は、上記構成の絶縁フィルムを用意する工程と、上記絶縁フィルム上の導体パターンを用いて、上記各回路パターンをめっきする工程と、上記絶縁フィルムの各回路パターンの所定の領域に、半導体チップを実装すると共に、該回路パターンと該半導体チップとを電気的に接続する工程と、上記導体パターンの主線で囲まれた領域毎に区画してモールド樹脂を金型内に注入し、各半導体チップを封止する工程と、上記各回路パターンに、半導体パッケージを外部基板へ実装するための外部接続端子を電気的に接続する工程と、上記絶縁フィルムを、上記副線の位置で、上記モールド樹脂と共にダイシングし、個々の半導体パッケージに切り離す工程とを備えて構成される。
【0017】
この場合において、上記絶縁フィルムをダイシングする工程は、少なくとも上記導体パターンの副線の線幅よりも広い刃幅を有するダイシングブレードを用いることによって、該絶縁フィルムの切断後に上記副線が残らないようにする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に沿って説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る絶縁フィルム上のパターン構成を示した図である。図において絶縁フィルム10は、その両側に沿って搬送スプロケット用の孔10aを備える。絶縁フィルム10は、最初、長尺状のフィルムとして供給され、図1に示すような所望の寸法に切断されて使用される。絶縁フィルム10は、好適には厚さ50μm程度のポリイミド樹脂フィルムである。本図では省略しているが、絶縁フィルム10は、後述する回路パターンの領域において外部接続端子実装用の複数のビアホールを有している。該ビアホールを介して、回路パターンにおけるランドの領域と外部接続端子とが電気的に接続される。
【0019】
絶縁フィルム10は、その一方の面に、回路パターン11、並びに比較的太めの主線12及び比較的細め副線13を含んで構成されるめっき用導体パターン14を備える。これらのパターンは、絶縁フィルム10上の全域に、一旦金属箔(好ましくは銅箔)を蒸着し、リソグラフィ技術(すなわち、レジストを塗布した後、必要部分又は不必要部分をマスクして露光し、エッチングする)を用いて不必要な金属部分を除去することによって形成される。
【0020】
絶縁フィルム10には、その行及び列方向に多数の回路パターン11が規則正しく配列されている。各回路パターン11は、後述する導体パターンの副線13で区画された領域内に1つ形成される。図の例で、絶縁フィルム10上に270個の回路パターン11が作られている。本図では、該回路パターン11をハッチングにより省略して示しているが、実際には、各回路パターン11は、図2に示すように、絶縁フィルム上に形成したビアホールに対応する複数のランド11a、半導体チップからのワイヤボンディングのための複数の接続ランド11b及び両ランドを結ぶ複数の線分11cを含んで構成されている。
【0021】
めっき用導体パターン14は、主線12及び副線13を含んで構成される。導体パターンの主線12は、絶縁フィルム10上の回路パターン11を複数のブロック(図1の例では3つのブロック15A〜15C)に区画するよう形成された比較的太めの線からなる枠状配線である。すなわち主線12は、絶縁フィルム10の両側に沿って形成される横線12aと、絶縁フィルム10の長手方向において所定間隔、すなわち所定回路パターン数毎に形成された縦線12bで構成されている。一つの好適な実施例において、この横線12aの線幅は、0.6〜1.0mm、縦線12bの線幅は、0.3〜2.0mmである。回路パターン11のめっきの工程において、直流電源の陰極は直接的にこの主線12に接続される。
【0022】
導体パターンの副線13は、上記主線12によって囲まれた各ブロック15A〜15C内に形成される比較的細めの線からなる格子状配線である。すなわち副線13は、その両端が上記主線の横線12aにつながれる縦線13aと、その両端が上記主線の縦線12bにつながれる横線13bで構成されている。そして該縦線13aと横線13bで形成される格子の升目内に、上記各回路パターン11が配置されている。
【0023】
副線13の線幅は、後述する本絶縁フィルムを用いた半導体パッケージの製造工程において用いられるダイシングブレードの刃幅との関係で決定される。各半導体パッケージの切り離しの際に、絶縁フィルム10は、ダイシングブレードを用いてこの副線13の位置で切断分離される。本製造工程において切断後の絶縁フィルム10上に、この副線13が残らないようにしなければならない。副線13は、各回路パターン11内の配線同士の短絡を引き起こす。副線13の除去は、副線13の線幅よりも広い刃幅を有するダイシングブレードを用いることによって達成される。図3は、このような目的に沿った、副線13と本製造工程で用いられるダイシングブレードの刃幅との関係を示した図である。線幅W1の副線13に対して、刃幅W2のダイシングブレードを用い、該副線13に沿って絶縁フィルム10を切断する。これによって、回路パターン11の各線路11a〜11dは、相互に電気的に分離する。刃幅W2のダイシングブレードによって切断される絶縁フィルム10の幅は、実際には該刃幅よりも広いものとなる。一つの好適な実施例において、ダイシングブレードの刃幅が、150〜250μm程度であるとき、この副線13は、100μm以下、より好ましくは50μmの細線である。
【0024】
図2は、図1の一部を拡大して回路パターン11と導体パターン14の接続関係を示したものである。本図に示すように、各回路パターン11の周囲に、上記導体パターンの副線の縦線13a及び横線13bが延びている。また、この図には、前述したように回路パターン11の具体的構成、すなわちランド11a、接続ランド11b及び線分11cが示されている。図の例では、回路パターン11のランド11aのうち、周囲のランドのみが半導体チップと外部基板との電気的導通のために寄与し、内側の複数のランドは放熱その他の目的のために用いられるダミーのランドである。本実施形態において該ダミーのランドは、めっきの対象とされない。
【0025】
本図で明らにされるように、導体パターン14は、更に、上記副線の各縦線13a及び横線13bから延びるブリッジ13cを備えている。各ブリッジ13cは、回路パターン11の上記各接続ランド11bにつながっている。この結果、回路パターン11は、導体パターンの副線13(副線13は主線12につながっている)に電気的に接続される。従って、導体パターン14を用いて絶縁フィルム10の全ての回路パターン11に対するめっき処理が可能となる。なお、図2において、仮想線で示される領域16は、半導体チップの載置領域である。
【0026】
次に、上記絶縁フィルム10を用いた半導体パッケージの製造工程について説明する。図4は本製造工程を示すフローチャート、図5は図4の各工程に対応した概略の側面図である。本工程に先立って、上記絶縁フィルム10が用意され、その回路パターン11に所望のめっきが施される。更に、各回路パターン11の半導体チップ搭載領域上に、熱可塑性ポリイミドその他の材料からなる接着材が塗布される。
【0027】
最初の工程401及び図5(A)において、回路パターンを形成した面側を上にして絶縁フィルム10を配置し、上記接着材を塗布した回路パターン上の領域に半導体チップ51を移載する。この状態でリフロー炉を通過させ、上記接着材を溶融して半導体チップ51を絶縁フィルム10上に固定する。次の工程402及び図5(B)において、各半導体チップ51の電極パッドと、対応する回路パターンの接続ランドの間をワイヤボンディングする(導体ワイヤ52)。
【0028】
次に、工程403及び図5(C)において、各半導体チップ51をモールド53により樹脂封止する。該モールドの工程においては、主線12で区画されたブロック15A〜15Cの領域(図1を参照)に対応するキャビティ(すなわち3つのキャビティ)を有する金型を用いる。金型に供給されるモールドコンパウンドは、ランナー(一つの実施例では1つのキャビティに対して2つのランナーを備える)を通して、各キャビティ内に導かれ、そのブロック内に配置された複数の半導体チップ51を同時に覆う。モールド53により覆われる絶縁フィルム10上の領域には、上記導体パターンの副線13が含まれる。また、上記導体パターンの主線12の一部又は全部が含まれて良い。
【0029】
次の工程404及び図5(D)において、絶縁フィルム10の裏面側に外部接続端子としての、はんだバンプ54、すなわちLGA構造のランドが形成される。各はんだバンプ54は、絶縁フィルムに形成したビアホール55を介して回路パターン11のランドと電気的に接続される。ビアホール55の位置に対応した孔を有するメタルマスクを絶縁フィルム10の裏面に沿って配置し、スキージを用いて該孔内にはんだペーストを充填した後、リフロー炉を通して該はんだバンプ54を形成することができる。もっとも、本発明の工程は、はんだを充填したビアホール上にはんだボールを移載し固定する、BGA構造のパッケージの製造においても適用できることは、当業者であれば明らかであろう。
【0030】
次に、工程405及び図5(E)において、ダイシングブレード56を用いて、絶縁フィルム10及びモールド53をダイシングし、個々の半導体パッケージ58に分離する。ダイシングは、図のようにダイシングテープ57上にモールド側を下にして絶縁フィルム10を固定し、前述のように、導体パターンの副線13の線幅よりも刃幅の広いダイシングブレードを用い、該副線13の位置で行う。これによって、絶縁フィルム10及びモールド53は、各半導体パッケージ単位に分割され、かつ各回路パターン内の各配線同士を電気的に接続していた副線13が除去される。
【0031】
以上により、上記絶縁フィルム10を用いて多数の半導体パッケージ58が同時に製造される。上記製造において、絶縁フィルム10上の導体パターンの主線12で囲まれた領域は、それが全て(ダイシングで除去される副線13の領域を除く)半導体パッケージの基板の領域として用いられ、廃棄される絶縁フィルム上の領域は、主線12の外側の僅かな領域だけになる。従来、40〜50%であった絶縁フィルム上の廃棄される領域は、本発明の一実施例においては6%程度にまで低減された。
【0032】
以上、本発明の実施形態を図面に沿って説明した。本発明の適用範囲が、上記実施形態において示した事項に限定されないことは明らかである。上記実施形態においては、半導体チップを絶縁フィルム上の回路パターンにワイヤボンディングにより接続した。しかしながら、半導体チップの主面を下にして実装する、いわゆるフリップチップ実装によるパッケージにおいても、本発明の絶縁フィルム及び上記製造方法は好適に用いられる。
【0033】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、1枚の絶縁フィルムから製造し得る半導体パッケージの個数が飛躍的に高まり、その生産性が向上する。本絶縁フィルムを用いた半導体パッケージの製造において、絶縁フィルム上の廃棄される領域及び使用されるモールドコンパウンドの量が最小限に抑えられ、これは半導体パッケージのコストを引き下げる。
また、異なる平面的サイズの回路パターンを有する複数の絶縁フィルムを設計する場合においても、めっき用の導体パターンを基本構成を変更する必要がなく、その設計効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る絶縁フィルム上のパターン構成を示した図である。
【図2】図1の一部を拡大して回路パターンと導体パターンの接続関係を示した図である。
【図3】副線と本製造工程で用いられるダイシングブレードの刃幅との関係を示した図である。
【図4】本発明に係る製造工程を示すフローチャートである。
【図5】図4の各工程に対応した概略の側面図である。
【図6】半導体パッケージを製造するために用いる従来構造の可撓性絶縁フィルム上のパターン構成を示した図である。
【図7】従来の半導体パッケージの製造工程を示した図である。
【符号の説明】
10 絶縁フィルム
10a 孔
11 回路パターン
11a ランド
11b 接続ランド
11c 線分
12 主線
12a 横線
12b 縦線
13 副線
13a 縦線
13b 横線
13c ブリッジ
14 導体パターン
15A〜15C ブロック
51 半導体チップ
52 導体ワイヤ
53 モールド
54 はんだバンプ
55 ビアホール
56 ダイシングブレード
57 ダイシングテープ
58 半導体パッケージ

Claims (12)

  1. 主面上に行及び列方向に複数形成され、搭載される半導体チップにそれぞれ対応する複数の回路パターンと、
    複数の上記回路パターンの周囲を囲むように配置された主線と、上記各回路パターンを囲むように配置され、上記各回路パターンと上記主線とを電気的に接続する副線とを含む上記回路パターンのめっき給電用導体パターンと、
    を有する可撓性の絶縁フィルムを用いた半導体パッケージの製造方法であって、
    上記絶縁フィルムを用意する工程と、
    上記絶縁フィルムの各回路パターンの所定の領域に半導体チップを実装し、上記回路パターンと上記半導体チップとを電気的に接続する工程と、
    上記導体パターンの主線で囲まれた領域毎に区画してモールド樹脂を金型内に注入することにより上記半導体チップを樹脂封止する工程と、
    上記絶縁フィルムと上記モールド樹脂とを上記副線の位置で、上記導体パターンの上記副線の線幅よりも広い刃幅を有するダイシングブレードを用いて上記副線が残らないように一体的にダイシングして個々の半導体パッケージに切り離す工程と、
    を備える半導体パッケージの製造方法。
  2. 上記切り離す工程において、ダイシングテープに上記樹脂が接着されて上記絶縁フィルムが固定され、上記絶縁フィルムの上記半導体チップが実装されている面と反対の面側からダイシングが行なわれる請求項1に記載の半導体パッケージの製造方法。
  3. 上記樹脂封止する工程の後に、半導体パッケージを外部基板へ実装するための外部接続端子を上記各回路パターンに電気的に接続する工程を更に有する請求項1又は2に記載の半導体パッケージの製造方法。
  4. 上記絶縁フィルムを用意する工程の前に、上記絶縁フィルム上の上記導体パターンを用いて各回路パターンをめっきする工程を更に有する請求項1乃至3の何れかに記載の半導体パッケージの製造方法。
  5. 上記導体パターンの主線が、上記絶縁フィルムの長さ方向における所定数の回路パターンからなるパターン群毎に形成されている請求項1乃至4の何れかに記載の半導体パッケージの製造方法。
  6. 上記導体パターンの主線が、上記絶縁フィルムの長さ方向における両側に延びる一対の第1の線と、上記パターン群間に延びてその両端が上記一対の第1の線につながる第2の線とを備える請求項5に記載の半導体パッケージの製造方法。
  7. 上記導体パターンの副線が、上記主線内で、各回路パターンの周囲を囲むように配置された格子状の線を備える請求項5又は6に記載の半導体パッケージの製造方法。
  8. 上記導体パターンの副線が、上記格子状の線と各回路パターンとをつなぐ複数のブリッジを備える請求項7に記載の半導体パッケージの製造方法。
  9. 上記導体パターンの副線の線幅が、100μm以下である請求項5乃至8の何れかに記載の半導体パッケージの製造方法。
  10. 上記導体パターンの主線の線幅が、0.6mm以上である請求項5乃至9の何れかに記載の半導体パッケージの製造方法。
  11. 上記絶縁フィルムが、上記各回路パターンの下に、該回路パターンと外部基板とを電気的に接続するための外部接続端子を実装するビアホールを備える請求項5乃至10の何れかに記載の半導体パッケージの製造方法。
  12. 上記絶縁フィルムが、ポリイミド樹脂からなる請求項5乃至11の何れかに記載の半導体パッケージの製造方法。
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